説明

印刷システムおよび印刷方法

【課題】印刷システムに対する操作性が低下することなく印刷物の機密性を確保できる印刷システムを提供する。
【解決手段】生成部140は、特定情報を生成する。記憶部340は、生成部140で生成された特定情報を記憶する。符号化部150は、生成部140で生成された特定情報をQRコードへと符号化する。ディスプレイ160は、符号化部150で符号化されたQRコードを表示可能である。カメラ210は、ディスプレイ160に表示されたQRコードを撮影可能である。復号化部220は、カメラ210で撮影されたQRコードを特定情報へと復号化する。読取部350は、復号化部220で復号化された特定情報を取得可能である。比較部360は、読取部350で取得された特定情報と記憶部340に記憶された特定情報とを比較する。印刷部370は、比較部360における比較結果において一致した特定情報に対応する印刷データの印刷を開始する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、親展モードで印刷が可能な印刷システムおよびその印刷方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の印刷装置は、情報処理装置からの印刷データを受け取ると即座に印刷を開始し、排出部に印刷物を排出するものであった。しかし、この印刷装置では、自身の機密性の高い印刷物と他人の通常の印刷物とがともに排出される場合があり、機密性の高い印刷物を他人に見られてしまう虞があった。
【0003】
そこで、通常の印刷データを印刷するための通常モードと機密性の高い印刷データを印刷するための親展モードとを有し、親展モードにおいては、ユーザが印刷装置にユーザIDおよびパスワードの2つの情報を入力し、これらのユーザIDおよびパスワードが一致している場合にのみ印刷データを印刷する印刷装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この印刷装置では、ユーザが印刷装置に入力操作をした後で印刷データが印刷されるため、自身の印刷物が他人に見られる虞は低減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−104160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1の印刷装置では、親展モード時には2つの情報だけを印刷装置に入力すれば印刷が開始されるため、必ずしも印刷物の機密性が確保されるとは言えなかった。
【0006】
そこで、印刷物の機密性を向上するために、親展モード時に上記2つの情報以外にもさらに情報の入力が必要な印刷装置が提案されている。
【0007】
しかし、印刷するために入力操作が必要な情報数に比例して情報を入力する手間がかかるため、印刷装置に対する操作性が低下する問題があった。
【0008】
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑み、印刷システムに対する操作性が低下することなく印刷物の機密性を確保できる印刷システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の印刷システムは、特定の情報が入力されるまで印刷データを保持して印刷を開始しない親展モードで印刷可能である。本発明の印刷システムは、情報処理装置と、携帯撮像装置と、画像形成装置と、を備える。情報処理装置は、親展モードで印刷する際に必要な特定情報を生成する生成部、生成部で生成された特定情報を識別コードへと符号化する符号化部および符号化部で符号化された識別コードを表示可能な表示部を有する。携帯撮像装置は、表示部に表示された識別コードを撮影可能な撮像部および撮像部で撮影された識別コードを特定情報へと復号化する復号化部を有する。画像形成装置は、生成部で生成された特定情報を記憶する記憶部、復号化部で復号化された特定情報を取得可能な取得部、取得部で取得された特定情報と記憶部に記憶された特定情報とを比較する比較部および比較部における比較結果において一致した特定情報に対応する印刷データの印刷を開始する印刷部を有する。
【0010】
この構成では、親展モードで印刷データを印刷する際、ユーザは、表示部に表示された識別コードを撮像部で撮影し、自動的に復号化された特定情報を取得部に送るだけで、印刷部において該当する印刷データを印刷することができる。したがって、従来のように保持された印刷データを特定するための情報(例えば、ユーザを特定するためのID、印刷データを特定するためのパスワード、印刷データのファイル名および印刷データの作成に使用したアプリケーション名)を印刷システムに対して手入力する必要がないため、親展モード時においても印刷システムに対する操作性が低下することがない。
【0011】
識別コードは、QRコードで構成されると好ましい。
【0012】
QRコードは、二次元領域に情報を格納することができる二次元コードであるため、占有面積に対する格納可能な情報量が一次元コードよりも多い。また、他の二次元コードと比べても占有面積に対する格納可能な情報量が多く、さらに高速読取が可能である。したがって、印刷データを特定するための情報を多数格納しても高速読取が可能であるため、印刷装置に対する操作性が低下することなく印刷物の機密性を確保できる。
【0013】
特定情報は、ユーザを特定するためのID、印刷データを特定するためのパスワード、印刷データのファイル名および印刷データの作成に使用したアプリケーション名を少なくとも含むと好ましい。
【0014】
この構成では、保持された印刷データを特定するための特定情報がID、パスワード、ファイル名およびアプリケーション名の少なくとも4つの情報を含むことにより、印刷物の機密性を確保することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明における印刷システムは、印刷装置に対する操作性が低下することなく印刷物の機密性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る印刷システムのパソコンの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る印刷システムのプリンタの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る印刷システムのパソコンの制御部の制御フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る印刷システムのパソコンのディスプレイにおけるプリンタドライバの設定画面を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る印刷システムのパソコンのディスプレイにおいてQRコードが表示されている図である。
【図7】本発明の実施形態に係る印刷システムのプリンタの制御部の制御フローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態に係る印刷システムを、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0018】
本発明の印刷システム10は、図1に示すように、パソコン100、携帯電話200およびプリンタ300を備える。パソコン100およびプリンタ300は、LANに接続されている。プリンタ300は、親展モードで印刷を行うことが可能である。以下、特に明示する場合を除き、親展モードで印刷を行う場合について説明する。
【0019】
パソコン100は、図2に示すように、CPU110、ROM120、RAM130、特定情報生成部140、符号化部150、ディスプレイ160、プリンタドライバ170およびLANインターフェース180を備える。CPU110は、ROM120に格納されている制御プログラムを読み出し、各部を総括的に制御する。RAM130は、CPU110のワーキングエリアとして活用される。
【0020】
特定情報生成部140は、親展モードで印刷する際に必要な特定情報を生成する。CPU110は、特定情報生成部140で生成された特定情報をLANインターフェース180を介してプリンタ300に送信する。符号化部150は、特定情報生成部140で生成された特定情報をQRコードへと符号化する。ディスプレイ160は、符号化部150で符号化されたQRコードを表示可能である。CPU110は、プリンタドライバ170において印刷設定された後、印刷データをLANインターフェース180を介してプリンタ300に送信する。QRコードは、本発明の識別コードに相当する。
【0021】
本実施形態における特定情報は、ユーザを特定するためのID、印刷データを特定するためのパスワード、印刷データのファイル名および印刷データの作成に使用したアプリケーション名を含むものである。これらの4つの情報を含むことにより、印刷物の機密性が確保される。特定情報は、これらの4つの情報以外の情報を含んでもよい。
【0022】
携帯電話200は、カメラ210および復号化部220を備える。カメラ210は、ディスプレイ160に表示されたQRコードを撮影するために使用される。復号化部220は、カメラ210で撮影された識別コードを特定情報へと復号化する。
【0023】
本実施形態では、ディスプレイ160に表示されたQRコードを撮影するためにカメラ210を備える携帯電話200を使用しているが、これに限るものではない。しかし、ユーザが普段携帯している携帯電話のカメラ機能を使用することにより、ディスプレイ160に表示されたQRコードを撮影するために別途カメラを用意する必要がないため、利便性に優れている。
【0024】
プリンタ300は、図3に示すように、CPU310、ROM320、RAM330、特定情報記憶部340、特定情報読取部350、比較部360、印刷部370、印刷データ保持部380、キーボード390およびLANインターフェース400を備える。CPU310は、ROM320に格納されている制御プログラムを読み出し、各部を総括的に制御する。RAM330は、CPU310のワーキングエリアとして活用される。
【0025】
特定情報記憶部340は、LANインターフェース400を介して受信したパソコン100からの特定情報を記憶する。特定情報読取部350は、携帯電話200の復号化部220で復号化された特定情報を読み取る。比較部360は、特定情報読取部350で読み取られた特定情報と特定情報記憶部340に記憶された特定情報とを比較する。印刷部370は、比較部360における比較結果に基づいて一致した特定情報に対応する印刷データの印刷をする。印刷データ保持部380は、特定情報記憶部340に記憶された特定情報と一致した特定情報が特定情報読取部350で読み取られるまで印刷データを保持する。プリンタ300には、ユーザが特定情報をプリンタ300に直接入力することができるようにするためにキーボード390が備えられている。
【0026】
特定情報読取部350は、本発明の取得部に相当する。特定情報読取部350は、携帯電話200の表示画面に表示された特定情報を読み取る専用の部位である。プリンタ300がスキャナ部を備えていれば、スキャナ部を本発明の取得部として、携帯電話200の表示画面に表示された特定情報を取得することが可能である。この場合は、専用の部位を別途設ける必要がないため、部品点数を削減できる。また、プリンタ300がIR通信部やBluetooth通信部を備えていれば、これらの通信部を本発明の取得部として、携帯電話200が保持する特定情報を取得することが可能である。この場合は、プリンタ300から離れた場所から特定情報をプリンタ300に送信することができるため、印刷開始までの時間を短縮できる。
【0027】
次に、パソコン100のCPU110の本実施形態における制御フローを図4に示す。また、プリンタドライバ170の設定情報がディスプレイ160に表示されている様子を図5に示す。プリンタ300は、上述したようにユーザが特定情報をプリンタ300に直接入力することができるようにするためにキーボード390が備えられているが、以下の説明においては考慮しないものとする。
【0028】
CPU110は、印刷ジョブがあるまで待機する(S10のN)。CPU110は、プリンタドライバ170において印刷ジョブが指定されたと判断すると(S10のY)、印刷モードとして親展モードが指定されているかどうかを判断する(S20)。CPU110は、親展モードが指定されていない(つまり通常モード)と判断すると(S20のN)、通常モードでの印刷命令および印刷データをプリンタ300に送信し(S30)、本実施形態の制御を終了する。CPU110は、親展モードが指定されていると判断すると(S20のY)、印刷データを特定するための特定情報を特定情報生成部140に生成させる(S40)。その後、CPU110は、プリンタ300に印刷データを送信する(S50)とともに特定情報を送信する(S60)。
【0029】
その後、CPU110は、特定情報をQRコードへ符号化するように符号化部150に命令する(S70)。その後、CPU110は、図6に示すように、QRコードをディスプレイ160に表示し(S80)、本実施形態の制御を終了する。なお、ディスプレイ160におけるQRコードの表示は、ユーザが「閉じる」を選択するとその表示は終了する。
【0030】
次に、プリンタ300のCPU310の本実施形態における制御フローを図7に示す。
【0031】
CPU310は、プリンタ300が印刷データを受信するまで待機する(S210のN)。CPU310は、プリンタ300が印刷データを受信したと判断すると(S210のY)、この印刷データは親展モードで印刷するものであるかどうかを判断する(S220)。CPU310は、受信した印刷データが通常モードで印刷するものであると判断すると(S220のN)、受信した印刷データを印刷し(S280)、本実施形態の制御を終了する。CPU310は、受信した印刷データが親展モードで印刷するものであると判断すると(S220のY)、プリンタ300がパソコン100から特定情報を受信するまで待機する(S230のN)。CPU310は、プリンタ300が特定情報を受信したと判断すると(S230のY)、その特定情報を特定情報記憶部340に記憶させる(S240)。
【0032】
その後、CPU310は、特定情報読取部350が携帯電話200から特定情報を読み取るまで待機する(S250のN)。CPU310は、特定情報読取部350が携帯電話200から特定情報を読み取ったと判断すると(S250のY)、特定情報読取部350で読み取った特定情報と特定情報記憶部340に記憶された特定情報とを比較部360に比較させる(S260)。CPU310は、比較部360の比較結果が、双方の特定情報は一致しないものであると判断すると(S270のN)、印刷処理をせずに本実施形態の制御を終了する。CPU310は、比較部360の比較結果が、双方の特定情報は一致するものであると判断すると(S270のY)、その特定情報に対応する印刷データを印刷部370に印刷させ(S280)、本実施形態の制御を終了する。
【0033】
本実施形態の構成では、親展モードで印刷データを印刷する際、ユーザは、ディスプレイ160に表示されたQRコードを携帯電話200のカメラ210で撮影し、自動的に復号化された特定情報を特定情報読取部350に読み取らせるだけで、印刷部370において該当する印刷データを印刷することができる。したがって、従来のように保持された印刷データを特定するための情報(ユーザを特定するためのID、印刷データを特定するためのパスワード、印刷データのファイル名および印刷データの作成に使用したアプリケーション名)を印刷システムに対して手入力する必要がないため、親展モード時においても印刷システム10に対する操作性が低下することがない。
【0034】
本実施形態では、特定情報を生成した後その特定情報を一旦QRコードへと符号化し、その後QRコードを復号化する、というステップをとっている。特定情報を一旦QRコードへと符号化するステップを有することにより、符号化されたQRコードをディスプレイ160に表示させればよいため、QRコードの撮影時に他人に特定情報を知られる虞がない。仮に、他人がユーザの背後からディスプレイ160に表示されたQRコードを撮影しようとしても、QRコードは接写しなければうまく撮影できないため、他人にQRコードを取得される虞はない。
【0035】
本実施形態において、特定情報生成部140および符号化部150はパソコン100の構成要素として説明したが、プリンタ300の構成要素としてもよい。この場合、プリンタ300のCPU310は、パソコン100から印刷データを取得すると、印刷データを特定するための特定情報を特定情報生成部140に生成させる。そしてCPU310は、その特定情報をパソコン100に送信する。
【0036】
上述のように、特定情報生成部140をプリンタ300の構成要素とした場合、符号化部150をプリンタ300の構成要素としてもよい。この場合、CPU310は、特定情報生成部140に生成させた特定情報を符号化部150でQRコードに符号化させ、そのQRコードをパソコン100に送信する。
【0037】
また、本実施形態において、復号化部220は携帯電話200の構成要素として説明したが、プリンタ300の構成要素としてもよい。この場合、特定情報読取部350では携帯電話200のカメラ210で撮影されたQRコードそのものを読み込み、そのQRコードを復号化部220で復号化する。この構成においては、QRコードを復号化できない携帯電話を使用することができる。
【0038】
さらに、本実施形態において、印刷データ保持部380はプリンタ300の構成要素として説明したが、ネットワーク上のサーバの構成要素としてもよい。サーバに印刷データを保持させることにより、ネットワーク上の任意のプリンタに特定情報を読み取らせて印刷をさせることができる。
【0039】
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0040】
10−印刷システム
140−特定情報生成部
150−符号化部
160−ディスプレイ
210−カメラ
220−復号化部
340−特定情報記憶部
350−特定情報読取部
360−比較部
370−印刷部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
特定の情報が入力されるまで印刷データを保持して印刷を開始しない親展モードで印刷可能な印刷システムであって、
親展モードで印刷する際に必要な特定情報を生成する生成部、前記生成部で生成された特定情報を識別コードへと符号化する符号化部および前記符号化部で符号化された識別コードを表示可能な表示部を有する情報処理装置と、
前記表示部に表示された識別コードを撮影可能な撮像部および前記撮像部で撮影された識別コードを特定情報へと復号化する復号化部を有する携帯撮像装置と、
前記生成部で生成された特定情報を記憶する記憶部、前記復号化部で復号化された特定情報を取得可能な取得部、前記取得部で取得された特定情報と前記記憶部に記憶された特定情報とを比較する比較部および前記比較部における比較結果において一致した特定情報に対応する印刷データの印刷を開始する印刷部を有する画像形成装置と、
を備える印刷システム。
【請求項2】
前記識別コードは、QRコードで構成される請求項1に記載の印刷システム。
【請求項3】
前記特定情報は、ユーザを特定するためのID、印刷データを特定するためのパスワード、印刷データのファイル名および印刷データの作成に使用したアプリケーション名を少なくとも含む請求項1または2に記載の印刷システム。
【請求項4】
特定の情報が入力されるまで印刷データを保持して印刷を開始しない親展モードで印刷可能な印刷システムにおいて使用される印刷方法であって、
親展モードで印刷する際に必要な特定情報を生成する生成工程と、
前記生成工程で生成された特定情報を伝達する第1伝達工程と、
前記第1伝達工程で伝達された特定情報を記憶する記憶工程と、
前記生成工程で生成された特定情報を識別コードへと符号化する符号化工程と、
前記符号化工程で符号化された識別コードを表示する表示工程と、
前記表示工程で表示された識別コードを撮影する撮像工程と、
前記撮像工程で撮影された識別コードを特定情報へと復号化する復号化工程と、
前記復号化工程で復号化された特定情報を伝達する第2伝達工程と、
前記第2伝達工程で伝達された特定情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得された特定情報と前記記憶工程で記憶された特定情報とを比較する比較工程と、
前記比較工程における比較結果において一致した特定情報に対応する印刷データの印刷を開始する印刷工程と、
を備える印刷方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−218186(P2010−218186A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−63823(P2009−63823)
【出願日】平成21年3月17日(2009.3.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】