説明

厨房装置

【課題】カウンターの加熱調理機器側の上面を明るく照らすことができる厨房装置を提供する。
【解決手段】加熱調理機器3とカウンター4とを有した厨房装置本体2と、カウンター4の上方に配設され、下面にカウンター4の上面4aを照らす照明機器20が取着されている戸棚10とを備える。戸棚10は不燃性材料で形成され、照明機器20は、戸棚10の加熱調理機器3側の端面10aから反対側に向かって延出する形で取着される。照明機器20は、加熱調理機器3側に不燃性の反射板21を有し、加熱調理機器3とは反対側の位置に光源30を有し、反射板21は、光源30からの光を反射によりカウンター4の上面4aに向けて照射する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、厨房装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、加熱調理機器とカウンターとを有した厨房装置本体と、カウンターの上方に配設され、下面に前記カウンターの上面を照らす照明機器が取着されている戸棚と、を備えた厨房装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、厨房装置の加熱調理機器まわりは消防法などの法規で定められた制約がある。例えば加熱調理機器がガス熱源であり、照明機器及び戸棚が可燃性材料で形成されている場合、照明機器及び戸棚は加熱調理機器との上方距離を100cm以上、加熱調理機器上方の側方距離を15cm以上として配置することなどが決められている。
【0003】
ところで、厨房装置の戸棚においては、収納スペースを多く確保することが望まれている。かかる要求にこたえるために、戸棚を不燃性材料で構成して加熱調理機器上方の側方距離を15cm未満にして配置するなど、限られた空間において戸棚の側方向(厨房装置に対面する使用者から見て左右方向)の幅寸法をできるだけ長くすることが考えられる。上記特許文献1に記載の戸棚は、加熱調理機器上方に配置されたレンジフードに隣接して設けられており、レンジフード側の側面と下面の一部に不燃板を取り付けるなどして不燃性材料で構成されている。この戸棚は不燃性材料で構成されているので、加熱調理機器上方の側方距離を15cm未満にして配置することができる。これによって、戸棚の側方向の幅寸法を長くすることが可能となり、収納スペースを多く確保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−84641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、可燃性材料で形成されている照明機器は上述したように加熱調理機器上方の側方距離を15cm以上離して配置するという制約がある。上記特許文献1記載の戸棚の照明機器は、その側方向の幅寸法が戸棚の側方向の幅寸法よりも短く形成され、レンジフードから離れた位置(加熱調理機器上方の側方から離れた位置)の戸棚の下面に取着されている。
【0006】
このように加熱調理機器上方の側方から離れた位置の戸棚の下面に取着された照明機器は、カウンターの加熱調理機器側の上面を十分に明るく照らすことができず加熱調理機器側は暗くなり、使用者が作業しづらくなるなどの実用上の問題がある。
【0007】
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、カウンターの加熱調理機器側の上面を明るく照らすことができる厨房装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の厨房装置は、加熱調理機器とカウンターとを有した厨房装置本体と、カウンターの上方に配設され、下面に前記カウンターの上面を照らす照明機器が取着されている戸棚と、を備えた厨房装置において、前記戸棚は、不燃性材料で形成され、前記照明機器は、前記戸棚の前記加熱調理機器側の端面から反対側に向かって延出する形で取着され、前記加熱調理機器側に不燃性の反射板を有し、前記加熱調理機器とは反対側の位置に光源を有し、前記反射板は、前記光源からの光を反射により前記カウンターの上面に向けて照射することを特徴とする。
【0009】
この厨房装置においては、前記照明機器は、前記反射板の前記加熱調理機器側の端面から前記光源までの距離が15cm以上であることが好ましい。
【0010】
この厨房装置においては、前記照明機器は、前記戸棚の前記加熱調理機器側の端面から反対側の端面まで延出する形で取着されていることが好ましい。
【0011】
この厨房装置においては、前記照明機器は、前記反射板及び前記光源を含む複数個の照明ブロックが一列に配列されて構成されていることが好ましい。
【0012】
この厨房装置においては、前記光源は、LEDと、前記LEDを搭載する基板と、前記基板を収納する基板ケースと、前記基板ケースに取着され、前記LEDからの光を集光して前記反射板に向けて照射する集光レンズと、を備えたLED基板ブロックで構成されていることが好ましい。
【0013】
この厨房装置においては、前記照明機器は、前記光源と、前記反射板と、前記光源及び前記反射板の側面を囲む不燃性の化粧枠と、前記化粧枠に取着され、前記カウンター側から前記光源及び前記反射板を覆う不燃性の透光カバーとを備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明の厨房装置によれば、カウンターの加熱調理機器側の上面を明るく照らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の厨房装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1の厨房装置の戸棚を下方から見た斜視図である。
【図3】図1の厨房装置の照明機器の要部断面図である。
【図4】図1の厨房装置の照明機器を構成するLED基板ブロックの分解斜視図である。
【図5】LED基板ブロックの断面図である。
【図6】図1の厨房装置の照明機器の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明に係る厨房装置の実施形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明の厨房装置の一実施形態を示す正面図である。図2は、図1の厨房装置の戸棚を下方から見た斜視図である。図3は、図1の厨房装置の照明機器の要部断面図である。図4は、図1の厨房装置の照明機器を構成するLED基板ブロックの分解斜視図である。図5は、LED基板ブロックの断面図である。図6は、図1の厨房装置の照明機器の分解斜視図である。
なお、以下の実施形態において、側方向は、厨房装置に対面した使用者から厨房装置を見た状態での左右方向であり、奥行方向は使用者の手前側を前、奥側を後とした前後方向として説明する。
【0018】
図1の厨房装置1は、加熱調理機器3とカウンター4とを有した厨房装置本体2と、カウンター4の上方に配設され、下面に前記カウンター4の上面4aを照らす照明機器20が取着されている戸棚10とを備える。
【0019】
本実施形態の厨房装置本体2は、床面Fに一列に配設された複数のキャビネット5と、これら複数のキャビネット5の上に配設されたカウンター4と、このカウンター4の一部に設けられた加熱調理機器3とから構成されている。また、カウンター4の別の部分にはシンク6が設けられている。加熱調理機器3はガス熱源あるいは電気熱源のコンロである。
【0020】
加熱調理機器3の上方には、排煙や熱を外部に排出するレンジフード60が配置され、戸棚10はこのレンジフード60に隣接して設けられる。レンジフード60は、平面視で加熱調理機器3を覆う大きさのものであり、レンジフード60の側方向の幅寸法をL1、加熱調理機器3の側方向の幅寸法をL2とすると、L1≧L2と構成することができる。
【0021】
戸棚10は、壁面W(図2参照)に配設される前面開口の箱体11と、この箱体11の前面開口を閉塞する複数の扉体12とから構成されて吊戸棚を形成し、扉体12は観音開き式(両開き式)あるいは片開き式に開閉自在に箱体11の前縁に取り付けられている。
【0022】
本実施形態では、戸棚10はガラス繊維板などの不燃性材料で形成されている。ここで、戸棚10の全部を不燃性材料で形成することができるが、コストを考慮して戸棚10の一部のみを不燃性材料で形成することができる。この場合、少なくとも戸棚10の加熱調理機器3側(レンジフード60側)の部分を不燃性材料で形成するようにする。より具体的には、加熱調理機器3側の戸棚10の側面(端面10a)及び加熱調理機器3に近い戸棚10の下面の一部を不燃性材料で形成する。それ以外の部分は可燃性材料で形成することもできる。
【0023】
このように戸棚10が不燃性材料で形成されていることにより、戸棚10を加熱調理機器3側により近付けて配置することができる。例えば、レンジフード60の幅寸法L1をより短く設計して、加熱調理機器3上方の側方距離L3を15cm未満とするなど加熱調理機器3上方の側方により近付けて戸棚10を配置することができる。これによって、戸棚10の側方向の幅寸法を加熱調理機器3側に延ばすなど、限られた空間において戸棚10の側方向の幅寸法を長くすることができ、収納スペースをより多く確保することができる。
【0024】
照明機器20は、戸棚10の加熱調理機器3側の端面10aから反対側に向かって延出する形で取着される。ここで、戸棚の加熱調理機器側の端面とは、戸棚の側方向の端面のうち加熱調理機器上方の側方に近い側の端面であり、図1ではレンジフード60側の戸棚10の側方向の端面10aである。また、反対側とは側方向の反対側である。
【0025】
図1の照明機器20は戸棚10の加熱調理機器3側の端面10aから反対側の端面10b(側方向のもう一方の端面)まで延出する形で取着されているが、端面10aから端面10bに至る途中まで延出する形で取着されている照明機器であってもよい。例えば、照明機器の側方向の幅寸法を戸棚10の側方向の幅寸法よりも短く形成し、この照明機器を戸棚10の下面に端面10a側に寄せて配置することもできる。このように、照明機器20が戸棚10の加熱調理機器3側の端面10aから反対側に向かって延出する形で取着されることにより、カウンター4の加熱調理機器3側の上面4aを明るく照らすことができる。
【0026】
本実施形態の照明機器20は、上述したように、戸棚10の加熱調理機器3側の端面10aから反対側の端面10bまで延出する形で取着されている。すなわち、照明機器20が戸棚10の側方向の全長に亘って設けられ、照明機器20の側方向の幅寸法と戸棚10の側方向の幅寸法とが略一致するように形成されている。このような照明機器20は、カウンター4の加熱調理機器3側の上面4aも含めて側方向全長に亘って広い領域を明るく照らすことが可能である。また、戸棚10の側方向の両端面10a,10bと照明機器20の側方向の両端面20a,20bとが正面視で上下方向に略同一面上に揃えられているので、デザイン性が高められ、外観性が優れたものとなっている。
【0027】
本実施形態では、図2に示されるように、照明機器20の奥行方向の幅寸法も戸棚10の奥行方向の幅寸法と略一致するように形成されている。これによって、カウンターの上面では加熱調理機器付近も含めて広い領域が明るく照らされ、使用者がより作業しやすくなり、作業性が向上する。また、戸棚10の前端面10cと照明機器20の前端面20cとが上下方向に略同一面上に揃えられているので、デザイン性がより高められ、外観性がより優れたものとなっている。
【0028】
図3に示されるように、本実施形態の照明機器20は、光源30と不燃性の反射板21とを有し、これら両者の配置は重要である。
【0029】
光源30は、図4に示されるように、例えば、LED31と、このLED31を搭載する基板32と、基板32を収納する基板ケース33とから長尺状のLED基板ブロック40として構成されている。基板32は帯状に形成されており、LED31が複数、所定間隔をあけて一列に搭載されている。
【0030】
基板ケース33は、例えば、放熱性の良好な金属などの剛性部材で構成される。本実施形態の基板ケース33は、長方形状の底壁34と、この底壁34の外周四辺から略垂直に立ち上がる周側壁35とで構成され、底壁34の対向面は開口を有している。LED31を搭載した基板32は、基板ケース33の開口にLED31が臨むように基板ケース33の底壁34に配設される。基板ケース33の底壁34には、放熱性をさらに高めるために、底壁34に対して略垂直に外方に起立する平板状のリブ36が底壁34の長手方向に沿って全長に亘って形成されている。リブ36は複数あり、各リブ36は底壁34の短手方向に所定間隔をおいて互いに平行に設けられている。
【0031】
LED基板ブロック40は、さらに集光レンズ37を備えていてもよい。集光レンズ37はアクリル樹脂などの透明部材で構成される。図5に示されるように、集光レンズ37は、LED31からの拡散光を集光して効率よく反射板に向けて照射するレンズであり、LED31の発光面31aに対向して配置され、発光面31aと対向する面38が断面視で半円弧状に形成されている。この集光レンズ37は基板ケース33に取着されてLED基板ブロック40と一体化することができる。
【0032】
図3に示されるように、反射板21は、一方の側の面に反射面22を有しており、一端部23側から矢印Pで示す方向に向かって入射した光源30からの光を反射面22にて反射させ、矢印Qで示す方向に照明光として外部に向けて照射する。
【0033】
反射板21は、不燃性材料で形成され、さらに好ましくは反射率の高い剛性部材で形成される。不燃性材料として、例えば、アルミニウムや鉄、これらを含む合金などの金属を挙げることができる。この反射板21は、円弧状に湾曲する傾斜構造を有しており、曲面状の反射面22が、光が入射する一端部23側からその反対側に位置する他端部24まで延びている。反射面22には、鏡面仕上げ、白色仕上げ、銀蒸着などの処理によって光反射パターンを形成することもできる。
【0034】
直線的に傾斜する構造を有する平板状の部材を反射板として採用することもできる。このような傾斜構造を有する反射板の場合、反射面は、平面状の傾斜面として形成される。また、湾曲する形状及び直線的に傾斜する構造を有する部材を反射板として採用することもできる。
【0035】
以上の反射板21及び光源30としてのLED基板ブロック40は、図1に示されるような配置で、戸棚10の下面に配置される。すなわち、加熱調理機器3側の位置(加熱調理機器3上方の側方に近い位置)に反射板21が配置され、加熱調理機器3とは反対側の位置(加熱調理機器3上方の側方から離れた位置)にLED基板ブロック40が配置される。反射板21及びLED基板ブロック40がこのように配置されることによって、照明機器20の加熱調理機器3側の部分を不燃性のものとして構成することができる。これによって、加熱調理機器3上方の側方距離L3がより短くなるように照明機器20を加熱調理機器3上方の側方により近付けて配置することができる。
【0036】
反射板21の加熱調理機器3側の端面21aからLED基板ブロック40までの距離L4が15cm以上である照明機器20であれば、照明機器20を加熱調理機器3上方の側方距離L3を15cm未満に配置することができる。例えば、反射板21の側方向の幅寸法を15cm以上にするなどして照明機器20の加熱調理機器3側の部分を不燃性材料で構成する。そして、レンジフード60の幅寸法L1をより短く設計すれば、戸棚10とともに照明機器20を加熱調理機器3上方の側方距離L3を15cm未満に配置することができる。側方距離L3を0にして戸棚10及び照明機器20を配置することもできる。この場合、限られた空間において戸棚10の側方向の幅寸法をより長く設計することができるので、より多くの収納スペースを確保することができる。また、加熱調理機器3上方の側方により近い位置に照明機器20が配置されるので、カウンター4の加熱調理機器3側の上面4aをより明るく照らすことができる。
【0037】
反射板21は、図3に示されるように、LED基板ブロック40から加熱調理機器上方の側方に向かうに従って反射面22が戸棚10の下面10dから離れるように配置される。つまり、反射板21は、一端部23側の反射面22が戸棚10の下面10dに最も近く他端部24側の反射面22が戸棚10の下面10dから最も離れた状態で配置される。
【0038】
LED基板ブロック40は、その長辺が戸棚10の奥行方向と平行となるように配置される。このとき、基板32に搭載されている複数のLED31は奥行方向に一列に配列され、LED31の発光面31aは反射板21に向かって側方向に照射可能に配置される。
【0039】
このように配置された反射板21及びLED基板ブロック40を有する照明機器20は、側方向に照射されるLED基板ブロック40からの光を反射板21の反射面22での反射によってカウンターの上面を照らす。照明機器20は、戸棚10の加熱調理機器3側の端面10aから反対側に向かって延出する形で取着されているので、カウンターの加熱調理機器側の上面を明るく照らすことができる。
【0040】
本実施形態の照明機器20は、図1に示されるように、反射板21と、LED基板ブロック40とを一つの照明ブロック50とすると、4個の照明ブロック50が側方向に一列に配列されて構成されている。かかる構成の照明機器20は照明ブロック50を複数個有するのでカウンター4の上面4aをより明るく均一に照らすことができる。照明ブロック50の個数は特に制限されず、戸棚10の側方向の幅寸法や照明機器20の明るさの程度などに応じて適宜設定される。
【0041】
本実施形態の照明機器20は、さらに、反射板21及びLED基板ブロック40の側面を囲む不燃性の化粧枠51と、不燃性の透光カバー54とを有していてもよい。
【0042】
図6に示されるように、化粧枠51は、矩形形状の底板52とこの底板52の外周四辺から略垂直に立ち上がる4枚の側板53とから形成され、4個の照明ブロック50の側面を囲み照明ブロック50が正面から視認できない大きさに形成されている。この化粧枠51は反射板21と同様の不燃性材料で形成することができる。化粧枠51の外側面51aは塗装などの表面処理が施されていてもよい。
【0043】
透光カバー54は、平板形状を有し、透光性を有する不燃性材料で形成されている。このような透光性を有する不燃性材料としてはガラスなどを挙げることができる。透光カバー54は、カウンター側から照明ブロック50を覆うようにして化粧枠51に取り付けられる。
上記した化粧枠51や透光カバー54が照明機器20に設けられることでデザイン性がより向上し、外観性に優れたものとすることができる。
【0044】
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可能である。
【符号の説明】
【0045】
1 厨房装置
2 厨房装置本体
3 加熱調理機器
4 カウンター
4a 上面
10 戸棚
10a 端面
10b 端面
20 照明機器
21 反射板
30 光源
40 LED基板ブロック
50 照明ブロック
51 化粧枠
54透光カバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加熱調理機器とカウンターとを有した厨房装置本体と、カウンターの上方に配設され、下面に前記カウンターの上面を照らす照明機器が取着されている戸棚と、を備えた厨房装置において、
前記戸棚は、不燃性材料で形成され、
前記照明機器は、前記戸棚の前記加熱調理機器側の端面から反対側に向かって延出する形で取着され、前記加熱調理機器側に不燃性の反射板を有し、前記加熱調理機器とは反対側の位置に光源を有し、前記反射板は、前記光源からの光を反射により前記カウンターの上面に向けて照射することを特徴とする厨房装置。
【請求項2】
前記照明機器は、前記反射板の前記加熱調理機器側の端面から前記光源までの距離が15cm以上であることを特徴とする請求項1に記載の厨房装置。
【請求項3】
前記照明機器は、前記戸棚の前記加熱調理機器側の端面から反対側の端面まで延出する形で取着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の厨房装置。
【請求項4】
前記照明機器は、前記反射板及び前記光源を含む複数個の照明ブロックが一列に配列されて構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の厨房装置。
【請求項5】
前記光源は、LEDと、前記LEDを搭載する基板と、前記基板を収納する基板ケースと、前記基板ケースに取着され、前記LEDからの光を集光して前記反射板に向けて照射する集光レンズと、を備えたLED基板ブロックで構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の厨房装置。
【請求項6】
前記照明機器は、前記光源と、前記反射板と、前記光源及び前記反射板の側面を囲む不燃性の化粧枠と、前記化粧枠に取着され、前記カウンター側から前記光源及び前記反射板を覆う不燃性の透光カバーとを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の厨房装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−85825(P2013−85825A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−230838(P2011−230838)
【出願日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】