説明

受信装置

【課題】複数の方向から到来する、方向の異なる複数の地点から同時に到来する無線信号のダイナミックレンジを抑え、高い受信品質を確保することができる受信装置を提供すること。
【解決手段】受信装置100は、道路200の脇または上空に設けられ、道路200を移動する車両400に搭載された移動送信装置から送信される無線信号を受信する装置であって、無線信号を受信する無指向性アンテナ部111と、受信装置100の外部から到来する無線信号に対する無指向性アンテナ部111の受信感度を、受信装置100と移動送信装置との間の距離に応じて物理的に調整する受信感度調整部112とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路上を移動する移動送信装置から送信される無線信号を受信する受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、渋滞などの交通情報や降雨などの天候情報の生成を目的として、車両に搭載した送信装置(移動送信装置)から道路脇等に設けられた受信装置に対して、車両に関する各種情報を無線通信によって送信することが行われつつある。なお、車両に関する各種情報は、例えば、車両位置や走行速度、ワイパーの作動状況等である。受信装置においては、受信品質の低下を防ぐため、無線信号の受信レベルは所定値範囲であることが求められる。
【0003】
受信装置と移動送信装置間の無線通信においては、それらの間の距離に応じて受信装置における無線信号の受信レベルが大きく異なる。受信装置と移動送信装置間の距離が長くなるに従って、到来電波強度が弱くなるために、ダイナミックレンジの広い受信装置が必要となる。
【0004】
そこで、特許文献1記載の技術(以下「従来技術」という)は、電波の到来方向に応じて、複数のアンテナを切り替える方法で、受信レベルのダイナミックレンジを抑え、高い受信品質を確保している。より具体的には、従来技術では、固定局から送信される電波を走行中の車両に搭載された受信装置で受信する際に、複数のアンテナを切り替えて受信レベルを調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−268924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、このような従来技術は、方向の異なる地点に存在する複数の移動送信装置から電波強度の異なる複数の無線信号が、同時に到来する場合には適用することができないという課題を有している。
【0007】
本発明の目的は、方向の異なる複数の地点から同時に到来する無線信号のダイナミックレンジを抑え、高い受信品質を確保することができる受信装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の受信装置は、道路の脇または上空に設けられ、前記道路を移動する車両に搭載された移動送信装置から送信される無線信号を受信する受信装置であって、前記無線信号を受信する無指向性アンテナ部と、前記受信装置の外部から到来する前記無線信号に対する前記無指向性アンテナ部の受信感度を、前記受信装置と移動送信装置との間の距離に応じて物理的に調整する受信感度調整部とを有する。
【発明の効果】
【0009】
車両の移動に伴い、方向の異なる地点に存在する複数の移動送信装置から同時に到来する無線信号のダイナミックレンジを抑え、高い受信品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施の形態に係る受信装置の外観および設置状態を示す図
【図2】本実施の形態に係る受信装置が設置されている様子を真横から見たときの図
【図3】本実施の形態に係る受信装置が設置されている様子を上方から見たときの図
【図4】本実施の形態における通信距離と通信角度との関係を説明するための図
【図5】本実施の形態における無指向性アンテナ部と移動送信装置との位置関係を示す図
【図6】本実施の形態における通信距離と通信角度との関係の一例を示す図
【図7】本実施の形態における通信距離と受信レベルとの関係の一例を示す図
【図8】本実施の形態における無線信号を減衰させる場合の通信距離と受信レベルとの関係の一例を示す図
【図9】本実施の形態に係る受信装置の構成の一例を真横から見た状態で示す構成図
【図10】本実施の形態における移動送信装置の無線信号送信の様子の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態に係る受信装置の外観および設置状態を示す図である。
【0013】
図1に示すように、受信装置100は、道路200の上空に設けられた路上構造物300に固定される装置である。道路200を走行する各車両400には、図示しないが、交通情報や天候情報の生成等を目的として、電波による無線信号500を送信する移動送信装置が搭載されている。受信装置100は、移動送信装置から送信される無線信号(以下、単に「無線信号」という)500の受信を行う。
【0014】
受信装置100は、無線信号500を受信するアンテナ装置110と、道路200の上空に設置された路上構造物300にアンテナ装置110を固定する固定部120とを有する。
【0015】
固定部120は、例えば、路上構造物300にアンテナ装置110を固定するための取付金具である。
【0016】
アンテナ装置110は、アンテナ装置110と移動送信装置との距離が予め定められた距離よりも長い場合と短い場合で異なる受信感度となるような、受信感度分布を有する。具体的には、アンテナ装置110は、無指向性アンテナ部111と、この無指向性アンテナ部111を覆う受信感度調整部112とを有し、受信感度調整部112により異なる受信感度を実現している。
【0017】
無指向性アンテナ部111は、無指向性のアンテナ(図示せず)により無線信号500を受信し、受信信号に対する各種処理を行う。
【0018】
受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111と移動送信装置の間の距離に応じた受信感度分布となるように、無指向性アンテナ部111の受信感度を調整する。より具体的には、受信感度調整部112は、例えば椀状の形をしており、無指向性アンテナ部111と移動送信装置の間の距離が予め定められた距離よりも短い場合には、無線信号500の電界強度を減衰させる。電界強度を減衰させることによる受信感度の調整については後述する。
【0019】
本実施の形態では、受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111の一部または全体を覆う形で無指向性アンテナ部111と、移動送信装置を搭載した車両400が走行する道路200との間に配置される。また、受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111または路上構造物300に固定される。受信感度調整部112は、磁性吸収材料、誘電吸収材料または磁性材と誘電材との複合型等からなる電波吸収体であり、例えば、ポリウレタンフォーム等を材料とする電波吸収体である。
【0020】
以下、無指向性アンテナ部111における無線信号500の受信レベル(以下単に「受信レベル」という)を所定値範囲にするための、受信感度調整部112の具体的な構成について説明する。なお、説明の簡便化のため、道路200は水平かつ直線であり、受信装置100は道路200の車線中心の上空に固定され、車両400は道路200の車線中心を移動しているものとする。
【0021】
図2は、受信装置100が設置されている様子を真横から見たときの図である。
【0022】
図2に示すように、受信感度調整部112は、真横から見たときに半月状となっている。受信装置100から遠い、上述の区間220外に位置する車両400aが搭載する移動送信装置から送信される無線信号500aは、受信感度調整部112を通過せずに無指向性アンテナ部111で受信される。一方、受信装置100から近く、区間220内に位置する車両400bに搭載された移動送信装置から送信される無線信号500bは、受信感度調整部112を通過して無指向性アンテナ部111で受信される。
【0023】
走行する車両400に搭載された移動送信装置の道路200からの高さが一定のとき、区間220は、受信感度調整部112が無指向性アンテナ部111を覆う角度範囲230により定まる。すなわち、受信感度調整部112が無指向性アンテナ部111を覆う角度範囲230は、無指向性アンテナ部111と、送信した無線信号が受信感度調整部112を通過して無指向性アンテナ部111で受信されるべき移動送信装置との間の距離により、定められる。
【0024】
図3は、受信装置100が設置されている様子を上方から見たときの図である。
【0025】
図3に示すように、受信感度調整部112は、真上から見たときに(真下から見たときに)例えば円状となっている。この場合、走行する車両400に搭載された移動送信装置の道路200からの高さが一定であるとき、受信感度調整部112によって覆われる範囲240(図2の区間220に相当)は、図3に示すように円状となる。また、受信装置100は、ここでは、道路200の車線の中心線250の上空に配置されているものとする。したがって、範囲240と中心線250とが重なる区間が、図2に示す区間220となる。
【0026】
図4は、本実施の形態における通信距離と通信角度との関係を説明するための図である。ここで、通信距離とは、無指向性アンテナ部111と移動送信装置410との距離をいう。また、通信角度とは、無指向性アンテナ部111と移動送信装置410との距離が最も短くなる方向を基準とした、無指向性アンテナ部111に対する移動送信装置の方向の角度をいう。なお、距離が最も短くなる方向とは、つまり、移動送信装置410が無指向アンテナ部111の真下に位置したときの方向である。すなわち、通信角度とは、無指向性アンテナ部111から道路200の路面に対する垂線に対する、無線信号の到来方向の角度をいう。
【0027】
図4(A)に示すように、無指向性アンテナ部111に対する移動送信装置410の通信角度がθaであるとき、無指向性アンテナ部111と移動送信装置410との間の通信距離Laは、一意に定まる。また、図4(B)に示すように、通信角度がθbである場合の通信距離Lbも、一意に定まる。すなわち、通信距離Lは、無指向アンテナ部111の真下に位置したときの移動送信装置410と無指向性アンテナ部111との距離Dと、通信角度θとを用いて、式(1)で表すことができる。なお、距離Dは、以下「最小距離」という。
L = D / cosθ ・・・・・・(1)
【0028】
一方で、電波の受信強度は、通常、通信距離の二乗に反比例する。
【0029】
通信角度θと通信距離Lとの間には式(1)のような関係があるので、受信感度調整部112を、通信角度θに応じて受信感度を低くするような構成にすることにより、通信距離Lに応じて受信感度を低くすることが可能となる。そして、これにより、受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111における受信レベルを所定値範囲に抑えるようにする。なお、車両400の大きさや移動送信装置の搭載位置によって、移動送信装置の道路200からの高さが異なるが、例えば、最も高い高さに位置する移動送信装置を想定して、図1等に示す受信感度調整部112を構成してもよい。
【0030】
図5は、本実施の形態で想定する無指向性アンテナ部111と移動送信装置410との位置関係を示す図である。図5に示すように、最小距離Dは、例えば、D=5[m]とする。また、以下の説明において、通信距離Lが最小距離Dとなる移動送信装置の位置を、「位置A」という。ここでは、無指向性アンテナ部111が受信する受信信号のダイナミックレンジが、17[dB]である場合に好適な受信感度調整部112の構成の一例について説明する。
【0031】
図6は、通信距離Lと通信角度θとの関係の一例を示す図である。図6に示すように、通信距離L[m]が長いほど、通信角度θは0[度]〜90[度]の範囲で大きくなる。
【0032】
図7は、図2等に示す受信感度調整部112を設置しない場合の一例であり、図5に示す通信距離Lと無指向性アンテナ部111における受信レベルR[dB]との関係を示している。ここで、受信レベルRは、最小距離D=5[m]における受信レベルを基準とした相対的な受信レベルである。
【0033】
図7に示す関係の場合、通信距離Lが200m以下の範囲において、受信レベルのダイナミックレンジは、32[dB]となっている。本実施の形態では、無指向性アンテナ部111における受信レベルのダイナミックレンジを17[dB]に抑える場合について説明する。受信レベルのダイナミックレンジを17[dB]に抑える場合、アンテナ装置110は、受信レベルRを、32−17=15[dB]だけ抑えるように、無線信号500の電界強度を減衰させれば良い。
【0034】
ここで、受信レベルRが15[dB]となっている通信距離Lは、図7に示すように、30[m]である。つまり、通信距離Lが30[m]以下の範囲における受信レベルのダイナミックレンジは、15[dB]である。したがって、通信距離Lが30[m]以下となる移動送信装置からの無線信号の受信レベルを15[dB]減衰させれば、無指向性アンテナ部111における受信レベルのダイナミックレンジは、17[dB]に抑えられることになる。
【0035】
図8は、通信距離Lが30[m]以下となる移動送信装置からの無線信号を15[dB]減衰させるようにした場合の、通信距離Lと受信レベルRとの関係の一例を示す図である。図8で示すように、無線信号を15[dB]減衰させることにより、通信距離Lが200m以下の範囲において、無指向性アンテナ部111のダイナミックレンジは、図7の32[dB]に対し、17[dB]に抑えられることが分かる。
【0036】
通信距離Lは、上述の通り、通信角度θと対応している。図6に示すように、通信距離L=30mのとき、通信角度θは、θ≒80度である。したがって、受信感度調整部112は、通信角度θが80度以下の範囲内で、受信レベルを15[dB]減衰させる機能を有していれば良いことになる。
【0037】
図9は、受信感度調整部112が、無指向性アンテナ部111を覆う様子を真横から見た状態で示す構成図である(受信感度調整部112は断面図)。
【0038】
図9に示すように、受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111を真下側から覆うように構成されている。より具体的には、受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111から真下への鉛直方向610を基準として、全方位80度以内範囲を覆うように配置されている。すなわち、受信感度調整部112は、鉛直方向を中心として、全方位80度以内範囲を覆う形状となっている。受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111に向かう方向に通過する無線信号500の電界強度を、15[dB]減衰させる電波吸収体から成る。
【0039】
図10は、移動送信装置410の無線信号送信の様子の一例を示す図である。ここでは、説明の簡便化のため、全ての移動送信装置410の送信レベルは同一であるものとし、無線信号500の反射や回り込みを無視する。
【0040】
図10に示すように、第1〜第3の移動送信装置410を搭載した第1〜第3の車両400〜400が道路200を走行する場合を想定する。この場合、例えば、通信距離50[m]の第1の移動送信装置410から出力された無線信号500は、通信角度が80[度]を超えるため(図6参照)、受信感度調整部112を通過せずに、無指向性アンテナ部111に到達する。また、通信距離30[m]の第2の移動送信装置410から出力された無線信号500と、通信距離5[m]の第3の移動送信装置410から出力された無線信号500は、通信角度が80[度]以下である(図6参照)。したがって、これらの無線信号500は、受信感度調整部112を通過して、無指向性アンテナ部111に到達する。
【0041】
このように、通信距離が30[m]以下の移動送信装置410から出力された無線信号500は、受信感度調整部112により15[dB]減衰して、無指向性アンテナ部111に到達することになる。すなわち、受信装置100は、特に信号処理を行うことなく、近い距離から無線信号500を受信する場合のみ受信感度を低くし、無指向性アンテナ部111の受信レベルを、所定値範囲にすることができる。
【0042】
以上のように、本実施の形態に係る受信装置100は、道路200の上空に設けられ、道路を移動する車両400に搭載された移動送信装置410から送信される無線信号を受信する。そして、受信装置100は、外部から到来する無線信号に対する受信感度を、受信装置100と移動送信装置との間の距離が予め定められた距離以下になったときに低くなるように物理的に調整する。これにより、受信装置100は、通信距離と受信レベルとの相関が高い環境において、特に信号処理を行うことなく、無指向性アンテナ部111の受信レベルを所定値以下に抑えることができる。したがって、受信装置100は、移動送信装置から送信される無線信号に対しても、つまり、方向の異なる複数の地点から同時に到来する無線信号のダイナミックレンジを抑え、高い受信品質を確保することができる。
【0043】
そして、上述の通り、本実施の形態の受信装置100の受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111の受信感度を、無線信号500が到来する方向によって異なるように調整する機能を有する。これにより、受信感度の異なる指向性アンテナを複数配置することで、方向の異なる複数の地点から同時に到来する無線信号を処理する構成に比べて、アンテナの個数を1つで済ますことができる。更に、本実施の形態の受信装置100は、複数のアンテナを切り替える処理も不要となるために、装置の簡素化および低コスト化を図ることができる。
【0044】
そして、上述の通り、受信装置100は、受信感度調整部112を、無指向性アンテナ部111と道路200との間に配置された電波吸収体としているため、簡易な構成により実現することができる。
【0045】
なお、この電波吸収体の電波減衰率は、全ての方向において均一でなく、方向に応じて異なっても良い。この場合、電波吸収体の電波減衰率の分布は、端部に近付くほど電波減衰率がより低くなっている等、無指向性アンテナ部111の受信レベルをより均一にするような分布であることが望ましい。また、電波減衰率の分布は、例えば、電波吸収体の厚さの分布や、大きさの異なる複数の電波吸収体を重ねて配置することにより実現することができる。
【0046】
また、受信感度調整部112は、電波吸収体に限定されない。例えば、受信感度調整部112は、無指向性アンテナ部111の周囲に、電波を反射する遮蔽板等を、無線信号500の到来方向に応じた反射率の分布となるように配置したものであっても良い。
【0047】
また、以上説明した実施の形態では、本発明を、車両400が走行する水平かつ直線の道路200の上空に設置された受信装置に適用したが、本発明の適用は、これに限定されない。本発明は、道路200の傍らに固定された受信装置や、歩行路、線路、水路、海路、空路等、移動送信装置が移動する各種の道との位置関係が特定される受信装置に適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明に係る受信装置は、方向の異なる複数の地点から同時に到来する無線信号のダイナミックレンジを抑え、高い受信品質を確保することができる受信装置として有用である。
【符号の説明】
【0049】
100 受信装置
110 アンテナ装置
111 無指向性アンテナ部
112 受信感度調整部
120 固定部
200 道路
300 路上構造物
400 車両


【特許請求の範囲】
【請求項1】
道路の脇または上空に設けられ、前記道路を移動する車両に搭載された移動送信装置から送信される無線信号を受信する受信装置であって、
前記無線信号を受信する無指向性アンテナ部と、
前記受信装置の外部から到来する前記無線信号に対する前記無指向性アンテナ部の受信感度を、前記受信装置と移動送信装置との間の距離に応じて物理的に調整する受信感度調整部と、を有する、
受信装置。
【請求項2】
前記受信感度調整部は、
前記移動送信装置から送信された前記無線信号の受信レベルが所定値以下となるように、前記受信感度を物理的に調整する、
請求項1記載の受信装置。
【請求項3】
前記受信感度調整部は、
前記受信感度を、前記無線信号が到来する方向に応じて異なるように調整する、
請求項2記載の受信装置。
【請求項4】
前記受信感度調整部は、
前記無指向性アンテナ部と前記道路との間に配置された電波吸収体である、
請求項3記載の受信装置。
【請求項5】
前記電波吸収体は、前記無線信号が到来する方向に応じて電波減衰率が異なる、
請求項4記載の受信装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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