受験生用時計及び面積変動式タイマー表示装置
【課題】受験時間、教育機関での学生の勉強時間、運動選手の訓練時間などを効率的に按配するタイマー表示方法を採用した面積変動式タイマー表示装置を提供する。
【解決手段】受験生用時計は、各校時別に予定された試験時間を、当日の試験が全て終了するまでの時間経過とは関係なしに面積が継続的に維持される方式で表示する面積固定式タイマー表示と、各校時別に予定された試験時間の残余試験時間を、時間の経過によって面積が減少する方式で表示する面積変動式タイマー表示と、残余時間を表示する数字表示式タイマー表示と、を一つの時計文字盤に同時に表示する。面積変動式タイマー表示装置は、10分単位を表示する表示部分と、1分単位を表示する表示部分とから構成されるか、または、5分単位を表示する表示部分と、1分単位を表示する表示部分とから構成される文字盤を有する。
【解決手段】受験生用時計は、各校時別に予定された試験時間を、当日の試験が全て終了するまでの時間経過とは関係なしに面積が継続的に維持される方式で表示する面積固定式タイマー表示と、各校時別に予定された試験時間の残余試験時間を、時間の経過によって面積が減少する方式で表示する面積変動式タイマー表示と、残余時間を表示する数字表示式タイマー表示と、を一つの時計文字盤に同時に表示する。面積変動式タイマー表示装置は、10分単位を表示する表示部分と、1分単位を表示する表示部分とから構成されるか、または、5分単位を表示する表示部分と、1分単位を表示する表示部分とから構成される文字盤を有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、受験生に試験時間を一層効率的に配分するため受験生用時計、及び、一般人や学生たちが自分の時間を一層精密かつ容易に管理できるようにする面積変動式タイマー表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のストップウォッチ(タイマー)においては、下記のような問題点があった。
まず、従来の技術は、受験生が各校時別の試験開始時刻及び試験終了時刻を暗記すべきであり、かつ、手動で操作すべきであるので、却って受験生の集中力を分散させていた。
【0003】
また、従来のストップウォッチは、1校時及び2校時のうち何れであるかを表示しておらず、1校時と2校時の試験時間が異なるとき(例えば、1校時が90分で、2校時が100分であるとき)、受験生が試験のみに集中した結果、試験時間を錯覚する場合(例えば、試験時間が10分残っているが、20分残っているように誤算する場合)が多く発生し、受験生に致命的な問題を引き起こした。
【0004】
また、アラーム時計は、予約時刻までの経過時刻や残余時間などを表示していない。
上記のような問題点のため、従来の技術は、受験生に利用されにくかった。
【0005】
しかも、特許文献1に記載の動作時間自由調整電子時計タイマーは、受験生向けの用途で発明されておらず、効果的な表示装置を備えていない。
【0006】
更に、特許文献2に記載された面積変動式タイマー表示装置は、10分単位の面積を表示するという限界を有しており、精密な時間管理に適していなかった。
【特許文献1】大韓民国実用新案公告1983-0001228号
【特許文献2】実用新案登録番号20-0420147-00-00
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、受験生が試験場で試験時間を効率的に管理できるように、従来の数字表示方式のタイマーを受験用途で発明したもので、従来のタイマーと従来のデジタル時計の表示方法を引用して、受験生が有用に活用できる文字盤を有する受験生用時計を提供することを目的とする。
【0008】
本発明のもう1つの目的は、従来の面積変動式タイマー表示装置の限界を改善し、一層精密な面積変動式タイマー表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、まず、本発明に係る受験生用時計では、予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間を、当日の試験が全て終了するまでの時間経過とは関係なしに面積が継続的に維持される方式で表示する面積固定式タイマー表示と、予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間の残余試験時間を、時間の経過によって面積が減少する方式で表示する面積変動式タイマー表示と、数字によって残余時間を表示する数字表示式タイマー表示と、を一つの時計文字盤に同時に表示する方式の時計文字盤を含むことを特徴とする。
【0010】
上記の特許文献1の技術を引用して回路を設計した後、本発明に係る円形デジタル文字盤と直四角形文字盤に表示する方法を組み合わせると、受験生に効果的な受験生用タイマー時計が完成される。すなわち、本発明は、上記の特許文献1に記載の動作時間自由調整電子時計タイマーを引用して、受験生が有用に活用できる方法に改善したもので、該当する各試験校時の表示と、予め入力されたデータによる残余試験時間の表示のために円形デジタル文字盤と直四角形文字盤を発明することで、受験生の実質的な活用が可能になる。
【0011】
次に、本発明に係る面積変動式タイマー表示装置では、特許文献2に記載の面積変動式タイマー表示装置を、10分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、または、5分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類に細密化したタイマー表示方法を採用する。
【0012】
即ち、10分単位の量を表示する「A型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「aa型面積変動式タイマー表示装置」を一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤、または、5分単位の量を表示する」B型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「bb型面積変動式タイマー表示装置」を、一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る受験生用時計によると、円形文字盤の現在時刻表示機能(時針、分針、秒針による)が継続的に維持されながら、タイマー(面積固定式)によって各校時別の予定試験時間が表示され、タイマー(面積変動式)によって残余試験時間が表示され、直四角形文字盤の数字表示タイマーによって残余試験時間が表示されるので、受験生は、非常に効率的に時間を管理することができる。また、試験日程の校時別の試験時間がタイマーによって自動的に表示されるので、受験生は、試験時間を暗記したり、それに対して注意を傾ける必要なしに、本発明のタイマー表示に合せて試験に応じることで、試験のみに集中することができる。
【0014】
すなわち、1校時の試験開始時刻になると、タイマーが自動的に作動して残余時間を表示し、1校時が終了すると、自動的に現在時刻モードに戻り、2校時が開始されると、タイマーが自動的に作動して残余時間を表示し、2校時が終了すると、自動的に現在時刻モードに戻る。3校時、4校時も上記と同様である。ただし、この場合も、面積固定式タイマーは、当日の予定試験時間が全て終了するまで消えずに継続的に表示される。
【0015】
次に、本発明に係る面積変動式タイマー表示装置によると、10分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、または、5分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類に細密化しえるから、精密度が低かった従来の面積変動式タイマー表示装置を2種類に改善し、精密な残余時間表示装置としての有用性を増大できるという効果がある。即ち、本発明によれば、面積変動式タイマー表示装置を、10分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、または5分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、で表示することで、残余時刻を非常に精密に表示することができる。さらに、本発明に係るタイマー表示装置によると、残余時間の量をブロックという面積で表すことで、視覚的認知に効率的であり、時間を一層効率的に按配することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
1.受験生用時計
本発明に係る受験生用時計によると、「制御回路」と「現在時刻掲示回路」と経て「文字盤」に送られた現在時刻を表示する。このとき、現在時刻は、円形文字盤と直四角形文字盤に同時に表示される。
【0017】
そして、「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」に入力されたデータと一致する時刻(開始)に達すると、「一致時刻検出回路」によって制御回路が文字盤の現在時刻表示をタイマー表示に転換する。円形文字盤には、1校時または2校時などの表示と、面積で表示されるタイマーが表れる。この場合も、円形文字盤のデジタル(またはアナログ)時針、分針及び秒針は消えない。直四角形文字盤には、タイマーが数字で表示される。
【0018】
「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」に入力されたデータと一致する時刻(終了)に達すると、「一致時刻検出回路」によって制御回路が文字盤のタイマー表示を現在時刻表示に転換する。円形文字盤からは、1校時または2校時などの表示と、面積で表示されるタイマーが消える。直四角形文字盤には、現在時刻が数字で表示される。
【0019】
そして、予約時刻前であっても、タイマーモードに転換すると、時計の文字盤に面積固定式タイマーが表示される。そして、当日の予約されたタイマー作動が全て終了したとき、面積変動式タイマーと一緒に表示が消える。なお、「制御回路」、「現在時刻掲示回路」、「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」、「一致時刻検出回路」の構成、及び、回路的結合関係等について、図示はされていないが、この分野の当業者であれば、図面がなくとも、常識的に理解できよう。
【0020】
以下、図1に基づいて説明する。
図1(a)は、平常時モード、すなわち、タイマー作動前の状態を示している。円形文字盤には、現在時刻がデジタル(またはアナログ)時計針で表示され、直四角形文字盤には、現在時刻が数字で表示される。
【0021】
図1(b)は、予約時間前にタイマーモードに転換した状態を示している。タイマーモードに転換するボタンを押すと、面積固定式タイマー表示が表れ、一日の予約された試験日程と試験時間が表示される。しかし、まだ予約時間になっていないので、面積変動式タイマー表示及び数字表示式タイマーは表れない。まだ作動時間になっていないためである。
【0022】
図1(c)は、1校時が開始された直後のタイマー作動モードを示している。
1校時が開始されると、タイマーが自動的に作動しながら、円形文字盤には、面積変動式タイマー表示装置によって1校時の試験時間である90分が表示されると同時に、デジタル(またはアナログ)時計針による現在時刻が表示される。そして、直四角形文字盤には、数字による残余試験時刻が表示される。
【0023】
図1(d)は、1校時の終了後、2校時が開始される前の平常時モードを示している。
円形文字盤には、デジタル(またはアナログ)時計針による現在時刻が表示され、直四角形文字盤には、数字による現在時刻が表示される。
【0024】
図1(e)は、2校時の開始後、30分が経過したときのタイマー作動モードを示している。2校時が開始された後、30分が経過すると、タイマーが自動的に作動しながら、円形文字盤には、2校時の残余試験時間である70分が表示されると同時に、デジタル(またはアナログ)時計針による現在時刻が表示される。面積変動式タイマーの表示面積の時間経過に対する減少比率は別途に決定するが、図面には、面積変動式タイマーの表示面積が10分当り1間ずつ減少する例を示した。直四角形文字盤には、数字による残余試験時間が表示される。
【0025】
2.面積変動式タイマー表示装置
次に、発明に係る面積変動式タイマー表示装置について、そのタイマー表示方法を説明する。まず、「制御回路」と「現在時刻掲示回路」を経た現在時刻が文字盤に送られることで、現在時刻が表示される。
【0026】
「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」に入力されたデータと一致する時刻に達すると、制御回路は、「一致時刻検出回路」によってタイマー表示を文字盤に表示する。制御回路は、予め入力されたデータを演算し、「10分(A型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックをそれぞれ何個ずつ文字盤に表示するかを決定した後、これを文字盤に表示する。「5分(B型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックについても、同様である。
【0027】
次いで、制御回路は、「現在時刻掲示回路」と比較して残余時間を演算し、「10分(A型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックの個数変更を時計の文字盤に示す。「5分(B型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックについても同様である。
【0028】
特に、2種類の面積変動式表示装置のうち、1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分を総9個のブロックで構成し、1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分を総4個のブロックで構成した点が本発明の重要な内容である。
【0029】
1分経過する時ごとに「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが1個ずつ消え、「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが全て消えて1分後に、「10分(A型)単位面積変動式タイマー表示部分」の1個のブロックが消えると同時に、「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」の9個のブロックが表れる。
【0030】
また、1分経過する時ごとに「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが1個ずつ消え、「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが全て消えて1分後に、「5分(B型)単位面積変動式タイマー表示部分」の1個のブロックが消えると同時に、「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」の4個のブロックが表れる。
【0031】
例えば、下記のような面積変動式タイマー表示装置がブロックで表れる。
1.タイマーの残余時間が55分であるとき、10分(A型)ブロック5個 and 1分(aa型)ブロック5個=5分(B型)ブロック11個 and 1分(bb型)ブロック0個
2.タイマーの残余時間が50分であるとき、10分(A型)ブロック5個 and 1分(aa型)ブロック0個=5分(B型)ブロック10個 and 1分(bb型)ブロック0個
3.タイマーの残余時間が49分であるとき、10分(A型)ブロック4個 and 1分(aa型)ブロック9個=5分(B型)ブロック9個 and 1分(bb型)ブロック4個
4.タイマーの残余時間が8分であるとき、10分(A型)ブロック0個 and 1分(aa型)ブロック8個=5分(B型)ブロック1個 and 1分(bb型)ブロック3個
【0032】
次に、図2〜図13を参照して、更に詳しく説明する。図2〜図7は、「A型面積変動式タイマー表示装置」と「aa型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間量を面積で表した図である。「A型面積変動式タイマー表示装置」は、一列に配置された12個の四角形状表示窓として表現され、「aa型タイマー面積変動式表示装置」は、「A型面積変動式タイマー表示装置」の下側に一列に配置された9個の円形状表示窓として表現されている。表示窓内に記載された数字は時間を表わすが、その数字が表示される訳ではなく、点灯した(或いは消灯した)表示窓の個数、つまり、表示面積が時間を表わす。
【0033】
まず、図2は、タイマーが作動する前の状態であり、現在時刻のみが表示されている状態を示す。
【0034】
図3は、タイマーが作動しはじめる瞬間である。保存されたタイマー作動時間が55分であるとすると、10分(A型)単位ブロック5個と、1分(aa型)単位ブロック5個が表れている状態を示している。
【0035】
図4は、タイマーが作動しはじめて1分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が54分であるので、10分(A型)単位ブロックが5個に維持され、1分(aa型)単位ブロックが4個に変動される(これは、1分経過する時ごとに1分(aa型)単位ブロックが一個ずつ減少するためである)状態を示している。
【0036】
図5は、タイマーが作動して5分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が50分であるので、10分(A型)単位ブロックが5個に維持され、1分(aa型)単位ブロックが全て消える(これは、1分経過する時ごとに1分(aa型)単位ブロックが一個ずつ減少し、5個のブロックが全て消えた結果である)状態を示している。
【0037】
図6は、タイマーが作動して6分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が49分であるので、10分(A型)単位ブロックが4個に変動され、1分(aa型)単位ブロックが9個表れる状態を示している。
【0038】
図7は、残ったタイマー作動時間が8分であるので、10分(A型)単位ブロックが全て消え、1分(aa型)単位ブロックが8個に変動される(これは、10分経過する時ごとに10分(A型)単位ブロックが一個ずつ減少し、1分経過する時ごとに1分(aa型)単位ブロックが一個ずつ減少した結果である)状態を示している。
【0039】
図8〜図13は、「B型面積変動式タイマー表示装置」と「bb型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間の量を面積で表した図である。「B型面積変動式タイマー表示装置」は、一列に配置された12個の四角形状表示窓として表現され、「bb型タイマー面積変動式表示装置」は、「B型面積変動式タイマー表示装置」の下側に一列に配置された4個の円形状表示窓として表現されている。
【0040】
まず、図8は、タイマー作動前の状態であり、現在時刻のみが面積表示されている状態を示している。
【0041】
図9は、図8の状態から、タイマーが作動しはじめる瞬間を示している。保存されたタイマー作動時間が55分とし、5分(B型)単位ブロック11個が表れ、1分(bb型)単位ブロックは表れない状態を示している。
【0042】
図10は、タイマーが作動しはじめて1分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が54分であるので、5分(B型)単位ブロックが10個に変動され、1分(bb型)単位ブロックが4個表れる(これは、1分経過する時ごとに1分(bb型)単位ブロックが一個ずつ減少するためである)状態を示している。
【0043】
図11は、タイマーが作動して5分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が50分であるので、5分(B型)単位ブロックが10個に維持され、1分(B型)単位ブロックが全て消えた(これは、1分経過する時ごとに1分(bb型)単位ブロックが一個ずつ減少し、4個のブロックが全て消えた結果である)状態を示している。
【0044】
図12は、タイマーが作動して6分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が49分であるので、5分(B型)単位ブロックが9個に変動され、1分(B型)単位ブロックが4個表れる状態を示している。
【0045】
図13は、タイマーが作動して47分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が8分であるので、5分(B型)単位ブロックが1個だけ残り、1分(bb型)単位ブロックが3個に変動される(これは、5分経過する時ごとに5分(B型)単位ブロックが一個ずつ減少し、1分経過する時ごとに1分(bb型)単位ブロックが一個ずつ減少した結果である)状態を示している。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係る円形文字盤と直四角形文字盤とが組み合わされた時計を示す平面図で、(a)は、平常時モード、すなわち、タイマー作動前の状態を示し、(b)は、予約時間前にタイマーモードに転換した状態を示し、(c)は、1校時が開始された直後のタイマー作動モードを示し、(d)は、1校時の終了後、2校時が開始する前の平常時モードを示し、(e)は、2校時の開始後、30分が経過したときのタイマー作動モードを示している。
【図2】「A型面積変動式タイマー表示装置」と「aa型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間量を面積で表した図で、タイマーが作動する前の状態であり、現在時刻のみが表示されている状態を示す。
【図3】図2の状態からタイマーが作動しはじめる瞬間であり、保存されたタイマー作動時間が55分である場合の状態を示す図である。
【図4】タイマーが作動しはじめて1分後の状態を示す図である。
【図5】タイマーが作動して5分後の状態を示す図である。
【図6】タイマーが作動して6分後の状態を示す図である。
【図7】残ったタイマー作動時間が8分である状態を示す図である。
【図8】「B型面積変動式タイマー表示装置」と「bb型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間の量を面積で表した図で、タイマー作動前の状態であり、現在時刻のみが表示されている状態を示す。
【図9】図8の状態から、タイマーが作動しはじめる瞬間の状態を示す図である。
【図10】タイマーが作動しはじめて1分後の状態を示す図である。
【図11】タイマーが作動して5分後の状態を示す図である。
【図12】タイマーが作動して6分後の状態を示す図である。
【図13】タイマーが作動して47分後の状態を示す図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、受験生に試験時間を一層効率的に配分するため受験生用時計、及び、一般人や学生たちが自分の時間を一層精密かつ容易に管理できるようにする面積変動式タイマー表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のストップウォッチ(タイマー)においては、下記のような問題点があった。
まず、従来の技術は、受験生が各校時別の試験開始時刻及び試験終了時刻を暗記すべきであり、かつ、手動で操作すべきであるので、却って受験生の集中力を分散させていた。
【0003】
また、従来のストップウォッチは、1校時及び2校時のうち何れであるかを表示しておらず、1校時と2校時の試験時間が異なるとき(例えば、1校時が90分で、2校時が100分であるとき)、受験生が試験のみに集中した結果、試験時間を錯覚する場合(例えば、試験時間が10分残っているが、20分残っているように誤算する場合)が多く発生し、受験生に致命的な問題を引き起こした。
【0004】
また、アラーム時計は、予約時刻までの経過時刻や残余時間などを表示していない。
上記のような問題点のため、従来の技術は、受験生に利用されにくかった。
【0005】
しかも、特許文献1に記載の動作時間自由調整電子時計タイマーは、受験生向けの用途で発明されておらず、効果的な表示装置を備えていない。
【0006】
更に、特許文献2に記載された面積変動式タイマー表示装置は、10分単位の面積を表示するという限界を有しており、精密な時間管理に適していなかった。
【特許文献1】大韓民国実用新案公告1983-0001228号
【特許文献2】実用新案登録番号20-0420147-00-00
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、受験生が試験場で試験時間を効率的に管理できるように、従来の数字表示方式のタイマーを受験用途で発明したもので、従来のタイマーと従来のデジタル時計の表示方法を引用して、受験生が有用に活用できる文字盤を有する受験生用時計を提供することを目的とする。
【0008】
本発明のもう1つの目的は、従来の面積変動式タイマー表示装置の限界を改善し、一層精密な面積変動式タイマー表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、まず、本発明に係る受験生用時計では、予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間を、当日の試験が全て終了するまでの時間経過とは関係なしに面積が継続的に維持される方式で表示する面積固定式タイマー表示と、予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間の残余試験時間を、時間の経過によって面積が減少する方式で表示する面積変動式タイマー表示と、数字によって残余時間を表示する数字表示式タイマー表示と、を一つの時計文字盤に同時に表示する方式の時計文字盤を含むことを特徴とする。
【0010】
上記の特許文献1の技術を引用して回路を設計した後、本発明に係る円形デジタル文字盤と直四角形文字盤に表示する方法を組み合わせると、受験生に効果的な受験生用タイマー時計が完成される。すなわち、本発明は、上記の特許文献1に記載の動作時間自由調整電子時計タイマーを引用して、受験生が有用に活用できる方法に改善したもので、該当する各試験校時の表示と、予め入力されたデータによる残余試験時間の表示のために円形デジタル文字盤と直四角形文字盤を発明することで、受験生の実質的な活用が可能になる。
【0011】
次に、本発明に係る面積変動式タイマー表示装置では、特許文献2に記載の面積変動式タイマー表示装置を、10分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、または、5分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類に細密化したタイマー表示方法を採用する。
【0012】
即ち、10分単位の量を表示する「A型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「aa型面積変動式タイマー表示装置」を一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤、または、5分単位の量を表示する」B型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「bb型面積変動式タイマー表示装置」を、一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る受験生用時計によると、円形文字盤の現在時刻表示機能(時針、分針、秒針による)が継続的に維持されながら、タイマー(面積固定式)によって各校時別の予定試験時間が表示され、タイマー(面積変動式)によって残余試験時間が表示され、直四角形文字盤の数字表示タイマーによって残余試験時間が表示されるので、受験生は、非常に効率的に時間を管理することができる。また、試験日程の校時別の試験時間がタイマーによって自動的に表示されるので、受験生は、試験時間を暗記したり、それに対して注意を傾ける必要なしに、本発明のタイマー表示に合せて試験に応じることで、試験のみに集中することができる。
【0014】
すなわち、1校時の試験開始時刻になると、タイマーが自動的に作動して残余時間を表示し、1校時が終了すると、自動的に現在時刻モードに戻り、2校時が開始されると、タイマーが自動的に作動して残余時間を表示し、2校時が終了すると、自動的に現在時刻モードに戻る。3校時、4校時も上記と同様である。ただし、この場合も、面積固定式タイマーは、当日の予定試験時間が全て終了するまで消えずに継続的に表示される。
【0015】
次に、本発明に係る面積変動式タイマー表示装置によると、10分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、または、5分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類に細密化しえるから、精密度が低かった従来の面積変動式タイマー表示装置を2種類に改善し、精密な残余時間表示装置としての有用性を増大できるという効果がある。即ち、本発明によれば、面積変動式タイマー表示装置を、10分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、または5分単位のブロックと1分単位のブロックの2種類、で表示することで、残余時刻を非常に精密に表示することができる。さらに、本発明に係るタイマー表示装置によると、残余時間の量をブロックという面積で表すことで、視覚的認知に効率的であり、時間を一層効率的に按配することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
1.受験生用時計
本発明に係る受験生用時計によると、「制御回路」と「現在時刻掲示回路」と経て「文字盤」に送られた現在時刻を表示する。このとき、現在時刻は、円形文字盤と直四角形文字盤に同時に表示される。
【0017】
そして、「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」に入力されたデータと一致する時刻(開始)に達すると、「一致時刻検出回路」によって制御回路が文字盤の現在時刻表示をタイマー表示に転換する。円形文字盤には、1校時または2校時などの表示と、面積で表示されるタイマーが表れる。この場合も、円形文字盤のデジタル(またはアナログ)時針、分針及び秒針は消えない。直四角形文字盤には、タイマーが数字で表示される。
【0018】
「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」に入力されたデータと一致する時刻(終了)に達すると、「一致時刻検出回路」によって制御回路が文字盤のタイマー表示を現在時刻表示に転換する。円形文字盤からは、1校時または2校時などの表示と、面積で表示されるタイマーが消える。直四角形文字盤には、現在時刻が数字で表示される。
【0019】
そして、予約時刻前であっても、タイマーモードに転換すると、時計の文字盤に面積固定式タイマーが表示される。そして、当日の予約されたタイマー作動が全て終了したとき、面積変動式タイマーと一緒に表示が消える。なお、「制御回路」、「現在時刻掲示回路」、「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」、「一致時刻検出回路」の構成、及び、回路的結合関係等について、図示はされていないが、この分野の当業者であれば、図面がなくとも、常識的に理解できよう。
【0020】
以下、図1に基づいて説明する。
図1(a)は、平常時モード、すなわち、タイマー作動前の状態を示している。円形文字盤には、現在時刻がデジタル(またはアナログ)時計針で表示され、直四角形文字盤には、現在時刻が数字で表示される。
【0021】
図1(b)は、予約時間前にタイマーモードに転換した状態を示している。タイマーモードに転換するボタンを押すと、面積固定式タイマー表示が表れ、一日の予約された試験日程と試験時間が表示される。しかし、まだ予約時間になっていないので、面積変動式タイマー表示及び数字表示式タイマーは表れない。まだ作動時間になっていないためである。
【0022】
図1(c)は、1校時が開始された直後のタイマー作動モードを示している。
1校時が開始されると、タイマーが自動的に作動しながら、円形文字盤には、面積変動式タイマー表示装置によって1校時の試験時間である90分が表示されると同時に、デジタル(またはアナログ)時計針による現在時刻が表示される。そして、直四角形文字盤には、数字による残余試験時刻が表示される。
【0023】
図1(d)は、1校時の終了後、2校時が開始される前の平常時モードを示している。
円形文字盤には、デジタル(またはアナログ)時計針による現在時刻が表示され、直四角形文字盤には、数字による現在時刻が表示される。
【0024】
図1(e)は、2校時の開始後、30分が経過したときのタイマー作動モードを示している。2校時が開始された後、30分が経過すると、タイマーが自動的に作動しながら、円形文字盤には、2校時の残余試験時間である70分が表示されると同時に、デジタル(またはアナログ)時計針による現在時刻が表示される。面積変動式タイマーの表示面積の時間経過に対する減少比率は別途に決定するが、図面には、面積変動式タイマーの表示面積が10分当り1間ずつ減少する例を示した。直四角形文字盤には、数字による残余試験時間が表示される。
【0025】
2.面積変動式タイマー表示装置
次に、発明に係る面積変動式タイマー表示装置について、そのタイマー表示方法を説明する。まず、「制御回路」と「現在時刻掲示回路」を経た現在時刻が文字盤に送られることで、現在時刻が表示される。
【0026】
「ストップウォッチ作動時刻記憶回路」に入力されたデータと一致する時刻に達すると、制御回路は、「一致時刻検出回路」によってタイマー表示を文字盤に表示する。制御回路は、予め入力されたデータを演算し、「10分(A型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックをそれぞれ何個ずつ文字盤に表示するかを決定した後、これを文字盤に表示する。「5分(B型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックについても、同様である。
【0027】
次いで、制御回路は、「現在時刻掲示回路」と比較して残余時間を演算し、「10分(A型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックの個数変更を時計の文字盤に示す。「5分(B型)単位面積変動式タイマー表示部分」と「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックについても同様である。
【0028】
特に、2種類の面積変動式表示装置のうち、1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分を総9個のブロックで構成し、1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分を総4個のブロックで構成した点が本発明の重要な内容である。
【0029】
1分経過する時ごとに「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが1個ずつ消え、「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが全て消えて1分後に、「10分(A型)単位面積変動式タイマー表示部分」の1個のブロックが消えると同時に、「1分(aa型)単位面積変動式タイマー表示部分」の9個のブロックが表れる。
【0030】
また、1分経過する時ごとに「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが1個ずつ消え、「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」のブロックが全て消えて1分後に、「5分(B型)単位面積変動式タイマー表示部分」の1個のブロックが消えると同時に、「1分(bb型)単位面積変動式タイマー表示部分」の4個のブロックが表れる。
【0031】
例えば、下記のような面積変動式タイマー表示装置がブロックで表れる。
1.タイマーの残余時間が55分であるとき、10分(A型)ブロック5個 and 1分(aa型)ブロック5個=5分(B型)ブロック11個 and 1分(bb型)ブロック0個
2.タイマーの残余時間が50分であるとき、10分(A型)ブロック5個 and 1分(aa型)ブロック0個=5分(B型)ブロック10個 and 1分(bb型)ブロック0個
3.タイマーの残余時間が49分であるとき、10分(A型)ブロック4個 and 1分(aa型)ブロック9個=5分(B型)ブロック9個 and 1分(bb型)ブロック4個
4.タイマーの残余時間が8分であるとき、10分(A型)ブロック0個 and 1分(aa型)ブロック8個=5分(B型)ブロック1個 and 1分(bb型)ブロック3個
【0032】
次に、図2〜図13を参照して、更に詳しく説明する。図2〜図7は、「A型面積変動式タイマー表示装置」と「aa型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間量を面積で表した図である。「A型面積変動式タイマー表示装置」は、一列に配置された12個の四角形状表示窓として表現され、「aa型タイマー面積変動式表示装置」は、「A型面積変動式タイマー表示装置」の下側に一列に配置された9個の円形状表示窓として表現されている。表示窓内に記載された数字は時間を表わすが、その数字が表示される訳ではなく、点灯した(或いは消灯した)表示窓の個数、つまり、表示面積が時間を表わす。
【0033】
まず、図2は、タイマーが作動する前の状態であり、現在時刻のみが表示されている状態を示す。
【0034】
図3は、タイマーが作動しはじめる瞬間である。保存されたタイマー作動時間が55分であるとすると、10分(A型)単位ブロック5個と、1分(aa型)単位ブロック5個が表れている状態を示している。
【0035】
図4は、タイマーが作動しはじめて1分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が54分であるので、10分(A型)単位ブロックが5個に維持され、1分(aa型)単位ブロックが4個に変動される(これは、1分経過する時ごとに1分(aa型)単位ブロックが一個ずつ減少するためである)状態を示している。
【0036】
図5は、タイマーが作動して5分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が50分であるので、10分(A型)単位ブロックが5個に維持され、1分(aa型)単位ブロックが全て消える(これは、1分経過する時ごとに1分(aa型)単位ブロックが一個ずつ減少し、5個のブロックが全て消えた結果である)状態を示している。
【0037】
図6は、タイマーが作動して6分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が49分であるので、10分(A型)単位ブロックが4個に変動され、1分(aa型)単位ブロックが9個表れる状態を示している。
【0038】
図7は、残ったタイマー作動時間が8分であるので、10分(A型)単位ブロックが全て消え、1分(aa型)単位ブロックが8個に変動される(これは、10分経過する時ごとに10分(A型)単位ブロックが一個ずつ減少し、1分経過する時ごとに1分(aa型)単位ブロックが一個ずつ減少した結果である)状態を示している。
【0039】
図8〜図13は、「B型面積変動式タイマー表示装置」と「bb型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間の量を面積で表した図である。「B型面積変動式タイマー表示装置」は、一列に配置された12個の四角形状表示窓として表現され、「bb型タイマー面積変動式表示装置」は、「B型面積変動式タイマー表示装置」の下側に一列に配置された4個の円形状表示窓として表現されている。
【0040】
まず、図8は、タイマー作動前の状態であり、現在時刻のみが面積表示されている状態を示している。
【0041】
図9は、図8の状態から、タイマーが作動しはじめる瞬間を示している。保存されたタイマー作動時間が55分とし、5分(B型)単位ブロック11個が表れ、1分(bb型)単位ブロックは表れない状態を示している。
【0042】
図10は、タイマーが作動しはじめて1分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が54分であるので、5分(B型)単位ブロックが10個に変動され、1分(bb型)単位ブロックが4個表れる(これは、1分経過する時ごとに1分(bb型)単位ブロックが一個ずつ減少するためである)状態を示している。
【0043】
図11は、タイマーが作動して5分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が50分であるので、5分(B型)単位ブロックが10個に維持され、1分(B型)単位ブロックが全て消えた(これは、1分経過する時ごとに1分(bb型)単位ブロックが一個ずつ減少し、4個のブロックが全て消えた結果である)状態を示している。
【0044】
図12は、タイマーが作動して6分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が49分であるので、5分(B型)単位ブロックが9個に変動され、1分(B型)単位ブロックが4個表れる状態を示している。
【0045】
図13は、タイマーが作動して47分後の状態であり、残ったタイマー作動時間が8分であるので、5分(B型)単位ブロックが1個だけ残り、1分(bb型)単位ブロックが3個に変動される(これは、5分経過する時ごとに5分(B型)単位ブロックが一個ずつ減少し、1分経過する時ごとに1分(bb型)単位ブロックが一個ずつ減少した結果である)状態を示している。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係る円形文字盤と直四角形文字盤とが組み合わされた時計を示す平面図で、(a)は、平常時モード、すなわち、タイマー作動前の状態を示し、(b)は、予約時間前にタイマーモードに転換した状態を示し、(c)は、1校時が開始された直後のタイマー作動モードを示し、(d)は、1校時の終了後、2校時が開始する前の平常時モードを示し、(e)は、2校時の開始後、30分が経過したときのタイマー作動モードを示している。
【図2】「A型面積変動式タイマー表示装置」と「aa型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間量を面積で表した図で、タイマーが作動する前の状態であり、現在時刻のみが表示されている状態を示す。
【図3】図2の状態からタイマーが作動しはじめる瞬間であり、保存されたタイマー作動時間が55分である場合の状態を示す図である。
【図4】タイマーが作動しはじめて1分後の状態を示す図である。
【図5】タイマーが作動して5分後の状態を示す図である。
【図6】タイマーが作動して6分後の状態を示す図である。
【図7】残ったタイマー作動時間が8分である状態を示す図である。
【図8】「B型面積変動式タイマー表示装置」と「bb型タイマー面積変動式表示装置」とを組み合わせてタイマーの残余時間の量を面積で表した図で、タイマー作動前の状態であり、現在時刻のみが表示されている状態を示す。
【図9】図8の状態から、タイマーが作動しはじめる瞬間の状態を示す図である。
【図10】タイマーが作動しはじめて1分後の状態を示す図である。
【図11】タイマーが作動して5分後の状態を示す図である。
【図12】タイマーが作動して6分後の状態を示す図である。
【図13】タイマーが作動して47分後の状態を示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間を、当日の試験が全て終了するまでの時間経過とは関係なしに面積が継続的に維持される方式で表示する面積固定式タイマー表示と、
予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間の残余試験時間を、時間の経過によって面積が減少する方式で表示する面積変動式タイマー表示と、
数字によって残余時間を表示する数字表示式タイマー表示と、を一つの時計文字盤に同時に表示する方式の時計文字盤を含むこと、
を特徴とする時計。
【請求項2】
10分単位の量を表示する「A型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「aa型面積変動式タイマー表示装置」を一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤を含むこと、
を特徴とする面積変動式タイマー表示装置。
【請求項3】
5分単位の量を表示する「B型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「bb型面積変動式タイマー表示装置」を一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤を含むこと、
を特徴とする面積変動式タイマー表示装置。
【請求項1】
予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間を、当日の試験が全て終了するまでの時間経過とは関係なしに面積が継続的に維持される方式で表示する面積固定式タイマー表示と、
予め入力されたデータによって各校時別に予定された該当の試験時間の残余試験時間を、時間の経過によって面積が減少する方式で表示する面積変動式タイマー表示と、
数字によって残余時間を表示する数字表示式タイマー表示と、を一つの時計文字盤に同時に表示する方式の時計文字盤を含むこと、
を特徴とする時計。
【請求項2】
10分単位の量を表示する「A型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「aa型面積変動式タイマー表示装置」を一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤を含むこと、
を特徴とする面積変動式タイマー表示装置。
【請求項3】
5分単位の量を表示する「B型面積変動式タイマー表示装置」と、1分単位の量を表示する「bb型面積変動式タイマー表示装置」を一つの時計文字盤に表示する方式の時計文字盤を含むこと、
を特徴とする面積変動式タイマー表示装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2007−286042(P2007−286042A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−44903(P2007−44903)
【出願日】平成19年2月26日(2007.2.26)
【出願人】(507061904)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年2月26日(2007.2.26)
【出願人】(507061904)
【Fターム(参考)】
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