説明

可動型ポンプボトル

【課題】 押し出し操作によって貯留する液体を適量分だけ流出可能なポンプボトルに対してコミカルな表現動作を付与し、子供達に自主的な手洗い等を行うよう導く。
【解決手段】 可動型ポンプボトルを、動物・人形・架空生物等の外形を模倣してなる外側装飾容器1と、液体を貯留可能で外側装飾容器1内に移動可能に格納されるボトル体2と、押し出し操作部位を外側装飾容器の開口部より突出しボトル体2に設置されるポンプ手段3と、ポンプ手段3の押し出し操作方向と対向するようにボトル体2と外側装飾容器1との間に設置されポンプ手段3への押し出し操作によるボトル体2の移動に伴って伸縮をなす付勢手段4と、外側装飾容器1とボトル体2とのいずれに対しても連結されボトル体の移動によって運動する可動部材5と、を備えて構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、押し出し操作によって貯留する液体を適量分だけ流出するポンプボトルに関し、詳しくは、押し出し操作の際にコミカルな動作をなす可動型ポンプボトルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
出先から帰宅した際の手洗いは病気を予防する上で重要であり、特に子供はこの手洗いを確実に実行する必要がある。すなわち、子供は大人のように細菌に対する知識がないので出先で目にする物を好奇心に任せて触る虞があり、更にその手を洗わずに手掴みでお菓子等を食べる虞がある。
特に、近年危険性が警告されるのは公園等に設置されている「砂場」である。砂場は動物の排泄場所として適当な条件を備えており、猫や犬が砂場で用を足し、その砂場で子供たちが遊ぶと種々の病原菌が手に付着する危険がある事が指摘されている。
【0003】
こうした不都合を防止するため猫や犬が侵入出来ないように砂場周辺にフェンスを設置した砂場、あるいは砂場を高い位置に設け設置されたハシゴを利用しなければ中に入れないようにした砂場等も多くなってきてはいるが、設備が設けられていない砂場もまだ多く見られる。
帰宅時の手洗いは、上述のように細菌の除去が主たる目的であり、こうした要望に応えるように多くの洗剤メーカーも殺菌能力の強い手洗い専用洗剤を提供しており、近年では子供達でも容易に使えるように液体状の石鹸や、比較的簡単に泡が立つ石鹸等が提案されている。
【0004】
しかしながら、大半の子供は親から手洗いを強制されて、嫌々手洗いを行っているのが現状であり、親が指摘しなければ、あるいは親が見ていなければ、手洗いを行わないという問題があり、多くの子供達の場合、帰宅後の手洗いは習慣にはなっていない。
【0005】
こうした問題が生じるのは、子供達には細菌の危険が理解出来ないことと、手洗い作業が「全くつまらない作業」であることに他ならない。
また、この手洗いと同様にお風呂場でのシャンプーもまた子供達に敬遠されがちな作業の一つある。すなわち、髪の毛の洗浄も上述の問題と同様に洗浄を怠ればどうなるか、ということが子供達には理解出来ない上、髪の毛の洗浄作業が「全くつまらない作業」であることから多くの子供達からシャンプーが敬遠されている。
【0006】
こうした問題を解決するため、手洗い石鹸液やシャンプー等を貯留するボトルに対して遊び心を付与し、子供達がボトル自体をおもちゃ感覚で楽しめるようにする試みがなされている。
下記の特許文献1に開示されている技術は、洗剤液を貯留するポンプボトルの上部に対して、かわいらしい動物の顔(この例ではゾウの顔)を模った「おもちゃ」を固着しようとする提案である。
また、下記の特許文献2に開示されている技術は、ポンプボトルの液体内に位置する吸い上げパイプに対し、かわいらしい動物のおもちゃ(この例ではウサギ)を固定するとともに、このパイプを回転するようした提案である。
これらの技術はいずれも、洗剤ボトルに子供達が好むかわいらしい動物等のおもちゃを設けることで、洗浄作業を楽しいものにしようとするものである。
【特許文献1】特開2004−268997号公報
【特許文献2】特開2004−353662号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら上記従来の洗剤ボトルには次のような問題がある。
ボトルの上部に対し、かわいらしい動物の顔を設けたボトルは、一見すると動物を模倣したおもちゃのようにも感じるが、動物の形状をなしていのは頭部のみであり、胴体部分は単純な容器のままで、形状が動物と異なるばかりか色彩も全く別なものとなる。更に、この玩具には本来の動物なら存在するはずの手も足も設けられていない。
【0008】
一方、吸い上げパイプにかわいい動物を固定してなるボトルにおいてはパイプの回転で動物も回転するが動物の身体が動く訳ではなく面白みに欠ける上、白濁した洗剤液を用いた場合、白濁液によってこの動物が見えなくなってしまう。
【0009】
すなわち、上記従来のポンプボトルは、大人が利用する普通のボトルに比べれば多少の遊び心があり、楽しいものではあるが、子供達が自ら進んで手洗い等を実施しようとするほど楽しいものであるかは疑わしい。
従って、親が洗浄を強制しなければ洗浄を省略してしまうという問題はなんら解決されていない虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明に係る可動型ポンプボトルは、上記従来の課題を解決するためになされたもので可動型ポンプボトルを、動物・人形・架空生物等の外形を模倣してなる外側装飾容器と、液体を貯留可能で前記外側装飾容器内に移動可能に格納されるボトル体と、押し出し操作部位を外側装飾容器の開口部より突出し前記ボトル体に設置されるポンプ手段と、前記ポンプ手段の押し出し操作方向と対向するようにボトル体と外側装飾容器との間に設置されポンプ手段への押し出し操作によるボトル体の移動に伴って伸縮をなす付勢手段と、前記外側装飾容器と前記ボトル体とのいずれに対しても連結されボトル体の移動によって運動する可動部材と、を備えて構成する。
【0011】
また前記可動部材を、外側装飾容器に対して回動自在に軸支され、先端部位を外側装飾容器よりも外側に突出し、後端部をボトル体に連結した、腕、翼、足、耳、尾等の身体駆動部を模倣して構成する。
【0012】
あるいは前記可動部材を、外側装飾容器内に格納されるとともに外側装飾容器に対して回動自在に軸支され、先端面には外側装飾容器に形成される目を模る表示窓と対向する絵模様を有し、後端部をボトル体に連結した可動部材により構成する。
【0013】
また、前記外側装飾容器と前記ボトル体との間に、常には空気を充填した状態で待機し加圧時に貯留した空気を噴出して音を発する押し笛を設置し、押し出し操作時に押し笛を加圧して音を発するように構成することによって上記従来の課題を解決しようとするものである。
【発明の効果】
【0014】
この発明に係る可動型ポンプボトルは、洗剤液の押し出し作業をするに際し、その作業に連動して動物・人形・架空生物等の外形を模倣してなる外側装飾容器の外側で、腕、翼足、耳、尾等の身体的駆動部を模倣してなる可動部材を動かすことが出来るとともに、外側装飾容器に形成される目を模倣した一対の表示窓の内側で瞳等の絵模様を有した可動部材を移動可能に構成したので、大変コミカルな動きとユーモラスな表情変化を楽しむことが出来る。
【0015】
そして、この押し出し操作は、従来のポンプボトルの押し出し操作方法とまったく変わることはなく、構造原理が理解出来ない子供達であってもその操作は無理なく容易に行える。
これによって、手洗い・シャンプー等の洗浄作業を楽しいものにすることが出来、子供達が自ら進んで洗浄作業を行うように導くことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
【0016】
図面にもとづいてこの発明の実施例を説明する。図1ないし図7は、この発明の可動型ポンプボトルの一実施例を示す図で、図1は可動型ポンプボトルの正面図であり、図2および図3は図1に示した可動型ポンプボトルの内部構造を示す正面からの断面図であり、図4および図5は図1に示した可動型ポンプボトルの内部構造を示す右側からの断面図である。
【0017】
図1において1は外側装飾容器であり、この外側装飾容器1は動物や人形あるいはテレビや雑誌等に登場する架空生物である人気キャラクターの外形を模倣して形成されるものであり、子供達に好まれる形状であれば良く、特にその形状を限定する必要はない。図に示す例では足を伸ばして座る小熊を模って構成している。
【0018】
そして、図2に示す2はボトル体であり、このボトル体2は液体石鹸やシャンプー等を適宜量貯留可能で外側装飾容器1内に格納されていて、外部からは目視出来ないようになっている。
また、ボトル体2は外側装飾容器1よりも高さ方向の寸法が小さく形成されていて、外側装飾容器1の内部で上下方向に移動することが出来るようになっている。
【0019】
そして、3はポンプ手段であり、このポンプ手段3はボトル体2の開口部に着脱自在に螺子止めされていて、ボトル体2に洗剤液を入れる際にはこのポンプ手段3を外して行えるようになっている。また、このポンプ手段3は図に示すように外側装飾容器1の頂部に形成された円形の開口部より突出した状態となっていて、このポンプ手段3と外側装飾容器1とは互いに干渉することがないようになっている。
ポンプ手段3は周知の押し出し式のポンプであるので、その詳細な構造説明は省略するが、押し出し操作によって適量の洗剤液を流出可能となっていて、このポンプ手段3の吸い上げ用パイプは図に示すようにボトル体2の底まで延長して形成されている。
【0020】
一方、4は付勢手段としてのスプリングであり、このスプリング4はポンプ手段3の押し出し操作と対向する位置、すなわちポンプ手段3の真下に当たるボトル体2と外側装飾容器1との間に設置されている。
そしてスプリング4は、常にはボトル体2およびポンプ手段3を上方へと持ち上げて、外側装飾容器1とボトル体2との両者が接触して停止する図1、図2に示す状態となるまでボトル体2を押し上げた状態で待機している。
【0021】
また、図に示す5,5は第1の可動部材としての腕である。この腕5,5は常には図1に示すように小熊が力を抜いて休んでいる際の体形、すなわち腕を胴体に付けた状態で待機している。またこの腕5,5は図2に示すように先端部位が外側装飾容器1の外側に突出しており、付け根の部分にピンPを備えていて、このピンPにより外側装飾容器1に軸支され矢符に示すように回動可能となっている。
そして、腕5,5の後端部はボトル体2に形成された溝部に挿入していて、この後端部はボトル体2とともに移動するようになっている。
【0022】
この腕5,5は、可動型ポンプボトルの押し出し操作時にコミカルな動きをなすものである。図1および図2に示す待機状態からポンプ手段3を押し出し操作すると、ポンプ手段3およびボトル体2はスプリング4を収縮して下降する。
そして、ボトル体2に後端部を連結してなる腕5,5はピンPを中心に回動して図3に示すように両腕を上げビックリしたような姿勢となる。
なお、ポンプ手段3の押し出し操作を解除すると、ポンプ手段3およびボトル体2はスプリング4によって上昇して図1および図2に示す待機状態へと復帰する。これによって腕5,5も待機位置へと戻る。
【0023】
一方、図4に示す6は、外側装飾容器1内に格納される第2の可動部材であり、この可動部材6はボトル体2を囲う一対(図では一体)の支持腕にそれぞれピンPを備え、このピンPによって外側装飾容器1に回動可能に軸支されている。また、この可動部材6の後端部(図4では右側端部)は図に示すように二股形状となっていて、ボトル体2に設けられた突起部を挟むようにしてボトル体2と連結されている。
そしてこの可動部材の先端面6aは、外側装飾容器1に形成される目を模る一対の表示窓8(図1を参照)と対向するようになっていて、その先端面6aには絵模様が描かれている。
なお図1は待機状態の可動部材6を示すもので、この状態の可動部材6はまぶたを閉じて眠っているような絵柄が表示窓8から見られる。
【0024】
この可動部材6は、可動型ポンプボトルの押し出し操作時に小熊の顔のイメージを明確に変化させることが出来る。図1および図2に示す待機状態からポンプ手段3を押し出し操作すると、上述のようにポンプ手段3およびボトル体2はスプリング4を収縮して下降する。
そして、後端部をボトル体2に連結された可動部材6は、図5に示すようにピンPを中心に先端面6aを上方へ移動させるように回動して表示窓8から見える絵柄を、隠されていた他の絵柄へと変更することが出来る。
【0025】
図6(a)は待機状態の際に見られる絵柄を示す図であり、同図(b)は可動部材6が移動して隠されていた絵柄が現れた状態を示す図である。図に示すように、この可動部材6は可動型ポンプの押し出し操作によって、まぶたを閉じてゆったり眠っている表情から、一変して目をパッチリと開いて驚いているような状態へとその表情をはっきりと変化させることが出来る。
なお、この実施例では絵柄がすっかり入れ替わる例を示したが、図6(c)に示すように下を見ている瞳が押し出し操作によって同図(d)のように上を向くように変化させても良い。この場合は絵柄が入れ替わったわけではなく表示窓8の内側で絵柄を移動させるようにしたものである。
【0026】
以上説明したように、この可動型ポンプボトルは、今までのポンプボトルと同様の押し出し操作を行うことで、図1に示す待機状態、すなわち腕の力を抜いてゆったりと眠っている状態から図7に示すようにビックリして両腕を持ち上げるとともに目をパッチリと開いた状態へと瞬時に変化することが出来、その動きは大変ユニークである上、その表情は非常にコミカルなものとなる。
この発明に係る可動型ポンプボトルは、以上説明したように子供達がおもちゃで遊ぶようにして楽しむことが出来、これによって親に指摘されなくとも、あるいは親が見ていなくとも自ら進んで洗浄作業を行うように導くことが可能となる。
【0027】
ところで、可動型ポンプボトルの押し出し操作時に、楽しげな音声が発せられるように構成しても良い。すなわち、外側装飾容器1の底面と、ボトル体2の裏面と、の間に常には空気を充填した状態で待機し、圧力が加わった際には空気を放出して音声を発する周知の押し笛を設置しておけば、押し出し操作時に上述のユニークな動きと、コミカルな表情に加えて「ピュー」と甘えるようなかわいらしい鳴き声を付与することが可能となり、より一層可動ポンプボトルの操作を楽しいものとすることが出来る。また、この押し笛に充分な弾性を有するものを利用すれば、上述のスプリングを省略することも可能である。
【0028】
なお、この実施例では腕が上がる、目の表情が変わる例を示したが、この可動ポンプボトルで表現可能な表情はこれに限定されるものではなく、この発明に係る可動ポンプボトルの技術によれば種々様々なユニークな表現が考えられる。
すなわち、図に示した腕の替わりに翼、足、耳、尾を模倣してなる可動部材を設け、これらを押し出し操作時に上げるように構成しても良い。例えば、犬を模倣した可動ポンプボトルを形成し、押し出し操作時に垂れ下がっていた両耳をピンと立てるようにしてもおもしろい可動型ポンプボトルが作れる。
【0029】
また、この実施例で示した第1および第2の可動部材は、いずれも上下方向に移動する例を示したが、可動部材を左右方向に移動させることも可能である。
図8は可動部材を左右方向に移動させる一構造例を示す説明図であり、この可動部材7は長方形のスライド板からなっていて、外側装飾容器に対して左右方向のみ移動可能に支持されている。
そしてこの可動部材7には図に示すように傾斜する斜め溝が形成されていて、この斜め溝にはボルト体に設けられる突起部が挿入している。なお、ボルト体の突起部は待機状態時には図(a)に示すように斜め溝の上部に位置しており、瞳を示す絵柄は表示窓8の左端に位置している。
【0030】
以上の構成からなる可動部材7は、押し出し操作時に下降するボルト体によって押されて図の左方向へと移動し、同図(b)に示すように瞳を左横方向へと移動させることが出来る。また、押し出し作業を終了すると上述のようにスプリングによりボルト体が元の位置へと復帰するので瞳もまた同図(a)の位置となる。すなわち、この可動部材7によれば押し出し操作によって瞳をクリクリと左右に移動させるかわいらしい表現を演出可能である。
【0031】
なお、図には示さないが、上述の原理を利用して、外側装飾容器の頭部を回転自在に構成するとともに、この頭部に上述のような斜め溝等を形成すれば、押し出し操作時に頭を左右に振る仕草を作ることが可能であり、更に外側装飾容器の胴体部分を回転自在に構成するとともに、この胴体に斜め溝等を形成すれば、胴体を揺すって「イヤイヤ」の動きを作ることも可能である。
【0032】
すなわち、この発明に係る可動ポンプボトルの技術を応用すれば、押し出し操作の動きを上下方向はもちろん水平方向にも変更することが出来、種々様々な動きを演出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】この発明に係る可動型ポンプボトルの一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示した可動ポンプボトルの内部構造を示す断面図である。
【図3】図1に示した可動ポンプの押し出し操作を行った際の可動部材としての腕の動きを示す説明図である。
【図4】図1に示した可動ポンプボトルの第2の可動部材の構成を示す断面図である。
【図5】図4に示した第2可動部材の押し出し操作を行った際の動きを示す説明図である。
【図6】第2可動部材による表情の変化を示す説明図である。
【図7】押し出し操作を行った際の可動ポンプボトル全体の変化を示す正面図である。
【図8】左右方向に移動する可動部材の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
【0034】
1 外側装飾容器
2 ボトル体
3 ポンプ手段
4 付勢手段(スプリング)
5 可動部材
6 可動部材
6a 先端面
7 可動部材
8 表示窓

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押し出し操作によって貯留する液体を適量分だけ流出するポンプボトルに対して種々様々な表現動作を付与した可動型ポンプボトルであって、
この可動型ポンプボトルを、
動物・人形・架空生物等の外形を模倣してなる外側装飾容器と、
液体を貯留可能で前記外側装飾容器内に移動可能に格納されるボトル体と、
押し出し操作部位を外側装飾容器の開口部より突出し前記ボトル体に設置されるポンプ手段と、
前記ポンプ手段の押し出し操作方向と対向するようにボトル体と外側装飾容器との間に設置されポンプ手段への押し出し操作によるボトル体の移動に伴って伸縮をなす付勢手段と、
前記外側装飾容器と前記ボトル体とのいずれに対しても連結されボトル体の移動によって運動する可動部材と、
を備えて構成したことを特徴とする可動型ポンプボトル。
【請求項2】
前記可動部材は、外側装飾容器に対して回動自在に軸支され、先端部位を外側装飾容器よりも外側に突出し、後端部をボトル体に連結した、腕、翼、足、耳、尾等の身体駆動部を模倣してなる可動部材により構成したことを特徴とする請求項1記載の可動型ポンプボトル。
【請求項3】
前記可動部材は、外側装飾容器内に格納されるとともに外側装飾容器に対して回動自在に軸支され、先端面には外側装飾容器に形成される目を模る表示窓と対向する絵模様を有し、後端部をボトル体に連結した可動部材により構成したことを特徴とする請求項1記載の可動型ポンプボトル。
【請求項4】
前記外側装飾容器と前記ボトル体との間に、常には空気を充填した状態で待機し加圧時に貯留した空気を噴出して音を発する押し笛を設置し、押し出し操作時に押し笛を加圧して音を発するように構成したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の可動型ポンプボトル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−232394(P2006−232394A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−84758(P2005−84758)
【出願日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)
【Fターム(参考)】