説明

可搬式ローラプレス

一対の対向する支柱を有するベースフレームと、支柱の間を延び、支柱に回転可能に搭載される上側ローラおよび下側ローラを有する駆動ローラアセンブリと、ベースフレームに蝶番式に連結され、開位置と閉位置の間を選択的に移動可能な一対の対向するウイングと、ウイングの各々に回転可能に搭載されるアイドラローラとを含む可搬式ローラプレス。ウイングは、ウイングが閉位置にあるとき、駆動ローラアセンブリを実質的に一緒に納める凹んだ部分を有する。その上、ウイングがそれらの閉位置にあるとき、アイドラローラは上側ローラと下側ローラの間の空洞空間内に収容される。このウイングは、実質的に中空であることができ、その中に物品を保持し、輸送するように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2008年10月14日出願の、「PORTABLE ROLLER PRESS」という名称の米国仮特許出願第61/105,268号の継続出願であり、その利益および優先権を主張し、その文献は法律により許容される範囲まで参照により本明細書に組み込まれている。
【背景技術】
【0002】
ダイカッティングマシンは、例えばスクラップブック作りや掲示板表示を作り出すのに使用される、紙および他の原材料から形状や型を切り出すために多年使用されている。最近になって、ダイカッティングマシンは、例えばキルト作りに使用される織物、布および他の繊維製品から形状や型を切り出すために使用されている。
【0003】
ダイカッティングマシンによって、材料をはさみによるなどの他の切断手段によって可能であるよりも迅速に、より正確に形状または型に切断することが可能になる。ダイカッティングマシンまたはローラプレスの1つの型式は、ダイアセンブリが材料を切断するように圧縮する一対の圧縮ローラの間のダイアセンブリを通過させるように構成される。この従来型のダイアセンブリは、ベースプレートと、ベースプレートから突起する鋼の切断ダイと、鋼の切断ダイを取り囲むネオプレンのような材料と、しばしばカバープレートとを含む。この切断ダイは普通は、文字または図案などの所望の形状の周囲をなぞる、尖った縁部を有する鋼の刃である。
【0004】
材料の部片は通常、切断ダイとカバープレートとの間に置かれる。ダイアセンブリが圧縮ローラの間を通過するとき、それは尖った縁部が所望の形状を作り出すように材料を貫通して切断するように圧縮される。
【0005】
ダイカッティングマシンおよびローラプレスは、この分野でよく知られている。しかし、スクラップブック作りのパーティ、キルトクラブの会合等の間にダイカッティングマシンを使用することが望ましくなってきているので、可搬式ダイカッティングマシンに対する必要性が存在する。Corcoranらによる米国特許出願公開第2005/0268761号およびAyalaらによる米国特許出願公開第2007/0214372号に示されているように、可搬式ダイカッティングマシンを作り出すための試みが行われてきたけれども、これらの試みは没落してきた。例えばそれらのサイズを小さくする努力で、これらの機械はより小さな設置面積を有するように設計され、それによってこれらの機械がダイアセンブリを支持しているとき、あるいはそれらのクランクハンドルが操作者によって回転させられるとき、機械が安定性の問題点を有するようになる。それらを安定化させるのを助けるための試みで、吸引カップなどの機構が機械の底部に加えられてきた。これらの機械に対する別の没落は、それらの安定性の問題点に起因して、上にダイアセンブリが載る表面のサイズが小さくされてきており、それによってダイアセンブリに伴う安定性の問題を生じ、この機械を貫通して配置することができるダイアセンブリのサイズが減少することである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、軽量であるが、使用に際して安定である可搬式ダイカッティングマシンが求められている。運搬および貯蔵のために小さくした外形を有するが、上にダイアセンブリが載ることができる大きくしたサイズの表面を含む、可搬式ダイカッティングマシンも
求められている。運搬および貯蔵中、より小さなサイズになることができるように、それ自体の上に納めることができる可搬式ダイカッティングマシンがさらに求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態は、一対の対向する支柱を有するベースフレームと、支柱の間を延び、支柱に回転可能に搭載される上側ローラおよび下側ローラを有する駆動ローラアセンブリと、開位置と閉位置との間を選択的に移動可能な少なくとも1つのウイングとを含む可搬式ローラプレスを対象とする。このウイングは、ダイアセンブリを支持するための表面と、ウイングが閉位置にあるとき、駆動ローラアセンブリを少なくとも部分的に納める凹んだ部分とを有する。
【0008】
本発明の別の実施形態は、一対の対向する支柱を有するベースフレームと、支柱の間を延び、支柱に回転可能に搭載される上側ローラおよび下側ローラを有する駆動ローラアセンブリと、ベースフレームに蝶番式に連結され、開位置と閉位置との間を選択的に移動可能な一対の対向するウイングと、ウイングの各々に回転可能に搭載されるアイドラローラとを含む可搬式ローラプレスを対象とする。このウイングは、ウイングが閉位置にあるとき、駆動ローラアセンブリを実質的に一緒に納める凹んだ部分を有する。その上、ウイングがそれらの閉位置にあるとき、このアイドラローラは、上側ローラと下側ローラとの間の空洞空間内に収容される。
【0009】
本発明の他のおよびさらなる目的は、それに対する新規な付属物の特徴と共に、以下の説明の過程で明らかになるであろう。
【0010】
明細書の一部を形成し、様々な図で同様な参照番号が同様なまたは類似の部品を指示するために使用される、本明細書と一緒に読むべき添付の図面には以下の図が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態による、閉位置にあるそのウイングを有する可搬式ローラプレスの左斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による、開位置にあるそのウイングとダイアセンブリとを有する可搬式ローラプレスの上面斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による、搬式ローラの分解図である。
【図4】線4−4に沿って、矢印の方向に全体的に取られた図2の可搬式ローラプレスの部分横断面図である。
【図5】線5−5に沿って、矢印の方向に全体的に取られた図1の可搬式ローラプレスの横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に本発明を、全体にわたり同様な参照番号が同様な部品を意味する作図を参照して説明する。本発明の特徴を分かり易く図示するために、要素の比例的な関係は必ずしも作図内で維持されていない。
【0013】
本発明の一実施形態は、(隠れ線で示す)材料の部片100から形状、型、および他の図案を切断するための、従来型のダイアセンブリ20と共に使用できるローラプレスまたはダイカッティングマシン10を対象とする。図2に示すように、可搬式であるように設計されるこのローラプレス10は、ベースフレーム12と、駆動ローラアセンブリ14と、ベースフレーム12に蝶番式に連結される2つの対向するウイング16,18とを含む。これらのウイング16,18は閉位置に折り畳むことができ、輸送および貯蔵中駆動ローラアセンブリ14を納めるように構成される。
【0014】
図3を参照すると、ローラプレス10のベースフレーム12は、ベースプレート26と、横方向支持部材32と、2つの上向きに延びる支柱22,24とを含むのが示されている。図には示されないけれども、これらの対向する支柱22,24は、ねじまたは他の同様な締結具でベースプレート26に固定することができる。同様に、この横方向支持部材32は、ねじまたは他の同様な締結具で支柱22,24に固定することができる。このベースフレーム12は、その中に内部構造機構を納めるために支柱22,24に脱着可能に取り付けられるカバープレート28,30も含むことができる。
【0015】
図2に示すように、この駆動ローラアセンブリ14は、支柱22と支柱24との間を延び、支柱22と24に回転可能に搭載される細長い上側ローラ76および下側ローラ78を含む。上側ローラ76および下側ローラ78は、それらの間に送り空間82を画定する。使用の際にはこのダイアセンブリ20は、以下にさらに詳細に説明するように、上側ローラ76と下側ローラ78との間のこの送り空間を通り引っ張られる。この送り空間82は、特定の厚さのダイアセンブリ20を受け入れるようなサイズにされる。
【0016】
これらの上側ローラ76および下側ローラ78は、クランクハンドル72にまたは代替で電気モータ(図示せず)に動作的に係合され、それらによって駆動することができる。このクランクハンドル72は、輸送および貯蔵をさらに容易にするためにローラプレス10から取り外すことができる。図示のように、このクランクハンドル72は駆動歯車86と連結される。駆動歯車86は、最初の伝導歯車として作用する。図3に示すようにこの駆動歯車86は、上側ローラ76に連結される上側ローラ歯車88と係合する。この上側ローラ歯車88は順に、下側ローラ78に連結される下側ローラ歯車90と係合する。したがって、ハンドル72が時計回りの方向に回転させられるとき、上側ローラ76は反時計回りの方向に駆動され、下側ローラ78は時計回りの方向に駆動されるであろう。上側ローラ76と下側ローラ78とのこの対向する回転動作が、ローラ76およびローラ78を通りダイアセンブリを引っ張る。
【0017】
この駆動ローラアセンブリ14は、支柱22と支柱24との間を延び、支柱22と支柱24とに回転可能に搭載されるシャフト74も含む。このシャフト74はクランクハンドル72に連結され、駆動歯車86の軸ならびに支柱22と支柱24との上側部分を安定化させるように作用する。使用者が駆動ローラアセンブリ14内に指を挟まれるのを防止するために、駆動ローラアセンブリ14に保護カバーまたは遮蔽体84も設けられる。
【0018】
上記で述べたようにこのローラプレス10は、支柱22,24に蝶番式に取り付けられるウイング16,18を有する。これらのウイング16,18は、開位置と閉位置の間を選択的に移動可能である。図2に示すようにウイング16,18が開位置にあるとき、それらはダイアセンブリ20が駆動ローラアセンブリ14を通過する前に、通過中に、および通過後にダイアセンブリ20を支持するための手段としての役目を果たす。図1および図5に示すように、ウイング16,18が閉位置にあるとき、それらは駆動ローラアセンブリ14を納め、保護する役目を果たす。一実施形態では、このローラプレス10は1つのウイング16しか含まない。
【0019】
再度図3を参照すると、各ウイング16,18は、ハウジング部分48とプレート部分56から構成される。ハウジング部分48は、内部構造的骨組みまたは張り膜50を有するシェル状の部材であることができる。この実質的に中空の、シェル状の形態はローラプレス10の重量全体を低減させ、それはその可搬性に対して有利である。一実施形態ではこのハウジング部分56は、ローラプレス10の輸送および貯蔵中、ハンドル72、スクラップブック作り補給品、キルト作り補給品等などの物品を保持し、貯蔵するように構成される。
【0020】
プレート部分56は、ダイ支持表面58および納入表面36を含む。このプレート部分56がハウジング部分48と組み立てられるとき、このプレート部分56はこの張り膜50と張り膜50から延びる台座52とによってさらに支持することができる。その上、ハウジング部分48およびプレート部分56は各々、ハウジング部分48およびプレート部分56が組み立てられるときハンドル66を画定する、それぞれそれらを貫通する開口部62および開口部64を有することができる。
【0021】
これらのウイング16,18は、任意の多数の方法でベースフレーム12に蝶番式に取り付けることができる。図4および図5に示すように、これらのウイング16,18は、ベースフレーム12の支柱22,24に蝶番40によって結合される。図3に示すように、これらのウイング16,18は、蝶番点を画定する、それらを貫通する開口部42を有することができる。同様にこれらの支柱はそれらを貫通する開口部44を有することができ、ウイング16,18は、ピン、ロッド、ボルト46等を使用して支柱22,24に蝶番式に連結することができる。別の実施形態では、ウイング16,18または支柱22,24のうちのいずれかは、もう1つのそれぞれの開口部42および開口部44内に回転可能に挿入される、そこから突起する円形のボス(図示せず)を有する。
【0022】
上記で述べたように、使用の際にはこのダイアセンブリ20は、上側ローラ76と下側ローラ78の間を駆動ローラアセンブリ14を通り送り込まれる。図2に示すように、このダイアセンブリ20は、木材またはプラスチックのベースプレート92と、ベースプレート92から突起する鋼の切断定規96と、この切断定規96を取り囲むゴム、発泡体、ネオプレン等などの、圧縮可能なまたはしなやかな材料94の層と、しばしばカバープレート(図示せず)とを含むことができる。材料の部片または複数の部片100は通常、切断定規96の上部に配置される。図2に示すように、この鋼の切断定規96は、星の形状に形成され、上側の尖った縁部98を含む。このローラプレス10およびダイアセンブリ20は、例示として、紙、ボール紙材料、織物、布、繊維製品、皮革、アルミニウム箔、ビニール、プラスチックシートを含む材料100を切断するようになされることができる。
【0023】
材料100が切断定規96の上面上に置かれた後、ダイアセンブリ20および材料100は、ハンドル72をクランクで回転させる使用者によって上側ローラ76と下側ローラ78とを通り引っ張られる。上側ローラ76は、ダイアセンブリ20がローラアセンブリ14を通り引っ張られるとき、定規96の切断縁部98と係合できるように、弾力性のある圧縮可能な表面を有することが好ましい。ダイアセンブリ20がローラアセンブリ14を通り引っ張られるとき、この切断縁部98は材料100を貫通して切断し、上側ローラ76の表面内に圧し、それによって材料100から形状または複数の形状を切断する。
【0024】
図1および図5に明示されるように、このウイング16,18は、輸送および貯蔵のためのコンパクトな形態を作り出すように閉位置に折り畳むことができる。ウイング16,18が閉位置にあるとき、それらは駆動ローラアセンブリ14を納める。その点に関して、ウイング16,18の各々は、凹んだ部分60を有する。ウイングが閉位置にあるとき、それらの凹んだ部分60はローラアセンブリ14を納める空洞38を形成するように一体となる。コンパクトな形態を作り出すのに加えて、これは輸送および貯蔵中ローラアセンブリ14およびその構成部品を偶発的な損傷および悪天候から保護する。
【0025】
ローラアセンブリ14を納める凹んだ部分60に起因して、図2および図4に最もよく見えるように、ダイ支持表面58の内側縁部34と下側ローラ78との間に、ローラアセンブリ14を通り送り込まれるときダイアセンブリが支持されないであろう、かなりの距離が存在する。しかしウイング16,18はそれぞれ、ダイ支持表面58と下側ローラ78との間の隙間内に、ダイアセンブリ20を支持し案内するための、凹んだ部分60に近
接して配置されるアイドラローラ68を含むことができる。図に示すように、各アイドラローラ68は、凹んだ部分60に近接してウイング16,18から延びる一対の対向するボス54によって、そのそれぞれのウイング16,18に回転可能に搭載される。
【0026】
上側ローラ76および下側ローラ78の回転軸、アイドラローラ68、シャフト74、および2つのウイング16,18の蝶番40は、図2に示すように互いに実質的に平行であり、開いたローラプレス10の長手方向軸に対して全体的に横断方向にある。
【0027】
図4に示すように、下側ローラ78は最も上側の周囲部分80を有する。この最も上側の周囲部分80の接線方向の軸は、ウイング16,18が開位置にあるときダイ支持表面58と実質的に同一平面上にある。同様に、アイドラローラ68は70のところに配置される周囲部分を有する。ウイング16,18が開位置にあるとき、70のところに位置するこれらの周囲部分は、ダイアセンブリ20がローラアセンブリ14内に送り込まれ、ローラアセンブリ14から送り出されるとき一様なレベルに維持されるように、ダイ支持表面58と実質的に同一平面にある接線方向の軸を有する。さらに図4によって明示されるように、(ローラプレス10の使用中そうであろうように)ウイング16,18が開位置にあるとき、各ウイングのハウジング部分48の外側表面102は、ローラプレス10が上に載っているテーブル、架台または他の作業用表面104と実質的に接触している。この接触は、ローラプレス10がひっくり返る、または任意の所望されない移動を行う場合があることを心配せずに、上に大きな、重いダイアセンブリ20を配置し、支持することができる、極めて安定なダイ支持表面58に形を変える。表面102と表面104との間の接触は、使用者がハンドル72を回転させているときの安定性もローラプレス10に与える。
【0028】
図5に明示されるように、ウイング16,18が閉位置にあり、凹んだ部分60がローラアセンブリ14を納めているとき、アイドラローラ68は全体的に上側ローラ76と下側ローラ78との間の送り空間82内に位置決めされる。この場合も、これによって輸送および貯蔵中ローラプレス10をコンパクトな形態に折り畳むことが可能になる。これが起きるように蝶番40およびアイドラローラ68は、ウイング16,18が閉じられているときアイドラローラ68がそれに沿って移動する弓状の経路106が送り空間82に向けられるように配置しなければならない。
【0029】
前述から本発明は、この構造体に対して明らかであり、固有の他の利点と共に、上記本明細書に記載される全ての目標および目的を達成するようにうまく適合していることが分かるであろう。いくつかの機構およびサブの組み合わせは実用的なものであり、他の機構およびサブの組み合わせなしに使用できることは理解されるであろう。このことは、特許請求の範囲によって企図されており、特許請求の範囲の範囲内にある。
【0030】
多くの考え得る実施形態を本発明の範囲から逸脱することなく本発明から作ることができるので、本明細書に記載される、または添付の図面に示される全ての事項は例示であり、限定的な意味で解釈すべきでないことを理解されたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可搬式ローラプレスにおいて、
一対の対向する支柱を有するベースフレームと、
上側ローラおよび下側ローラを含む駆動ローラアセンブリであって、前記上側ローラおよび下側ローラが前記支柱の間を延び、前記支柱に回転可能に搭載された、駆動ローラアセンブリと、
前記ベースフレームに蝶番式に連結され、開位置と閉位置との間を選択的に移動可能である、少なくとも1つのウイングと、を備え、
前記ウイングは、全体的に閉位置にあるときに、前記駆動ローラアセンブリを少なくとも部分的に納める凹んだ部分を含む、可搬式ローラプレス。
【請求項2】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記少なくとも1つのウイングは一対のウイングを備え、前記ウイングの両方は対向する形態で前記ベースフレームに蝶番式に連結された、ローラプレス。
【請求項3】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングが開位置にあるときに前記ウイングを安定させるために、前記ウイングは、前記可搬式ローラプレスが載っている表面と接触する、ローラプレス。
【請求項4】
請求項2に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングが全体的に閉位置にあるときに、前記ウイングの前記凹んだ部分は前記駆動ローラアセンブリを実質的に納める、ローラプレス。
【請求項5】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングは対向する支柱の前記対に蝶番式に連結された、ローラプレス。
【請求項6】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングは前記上側ローラおよび下側ローラの回転軸と実質的に平行な回転軸を有する、ローラプレス。
【請求項7】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングはダイ支持表面を備えた、ローラプレス。
【請求項8】
請求項7に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングが開位置にあるときに、前記下側ローラは前記ダイ支持表面と実質的に同一平面にある最も上側の周囲部分を有する、ローラプレス。
【請求項9】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングに回転可能に搭載されるアイドラローラをさらに備えた、ローラプレス。
【請求項10】
請求項9に記載のローラプレスにおいて、
前記アイドラローラは、前記凹んだ部分に近接して前記ウイングに搭載された、ローラプレス。
【請求項11】
請求項10に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングはダイ支持表面を備え、前記アイドラローラは前記ダイ支持表面と実質的に同一平面にある周囲部分を有する、ローラプレス。
【請求項12】
請求項9に記載のローラプレスにおいて、
前記アイドラローラは、前記上側ローラおよび下側ローラの回転軸と実質的に平行な回転軸を有する、ローラプレス。
【請求項13】
請求項9に記載のローラプレスにおいて、
前記上側ローラおよび下側ローラは、その間にダイアセンブリを受け入れるようなサイズにされた送り空間を有する、ローラプレス。
【請求項14】
請求項13に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングが全体的に閉位置にあるときに、前記アイドラローラは前記上側ローラと下側ローラとの間の前記送り空間に少なくとも部分的に位置決めされる、ローラプレス。
【請求項15】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングは、ハンドル部分を画定する前記ウイングを貫通する開口部をさらに備えた、ローラプレス。
【請求項16】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記上側ローラおよび下側ローラのうちの少なくとも1つと動作的に係合するクランクハンドルをさらに備えた、ローラプレス。
【請求項17】
請求項1に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングが実質的に中空であり、その中に物品を保持し、輸送するように構成された、ローラプレス。
【請求項18】
可搬式ローラプレスにおいて、
一対の対向する支柱を有するベースフレームと、
間に送り空間を有する上側ローラおよび下側ローラを含む駆動ローラアセンブリであって、前記上側ローラおよび下側ローラが前記支柱の間を延び、前記支柱に回転可能に搭載された駆動ローラアセンブリと、
前記ベースフレームに蝶番式に連結され、開位置と閉位置との間を選択的に移動可能である一対の対向するウイングと、
前記ウイングの各々に回転可能に搭載されたアイドラローラであって、前記ウイングが全体的に閉位置にあるときに、前記上側および下側ローラの間の前記送り空間内に少なくとも部分的に収容されるアイドラローラと、を備え、
前記ウイングが全体的に閉位置にあるときに、前記駆動ローラアセンブリを実質的に一緒に納める凹んだ部分を前記ウイングの各々が含む、可搬式ローラプレス。
【請求項19】
請求項18に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングは、開位置にあるときに前記ウイングを安定化させるために、前記可搬式ローラプレスが上に載っている表面に接触する、ローラプレス。
【請求項20】
請求項18に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングは対向する支柱の前記対に蝶番式に連結された、ローラプレス。
【請求項21】
請求項18に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングの各々はダイ支持表面を備えた、ローラプレス。
【請求項22】
請求項21に記載のローラプレスにおいて、
前記アイドラローラは、前記凹んだ部分に近接して前記ウイングに搭載された、ローラプレス。
【請求項23】
請求項22に記載のローラプレスにおいて、
前記アイドラローラの各々は、前記アイドラローラが搭載された前記それぞれのウイングの前記ダイ支持表面と実質的に同一の平面にある周囲部分を有する、ローラプレス。
【請求項24】
請求項21に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングが開位置にあるときに、前記下側ローラは前記ダイ支持表面と実質的に同一の平面にある最も上側の周囲部分を有する、ローラプレス。
【請求項25】
請求項18に記載のローラプレスにおいて、
前記送り空間はダイアセンブリを受け入れるようなサイズである、ローラプレス。
【請求項26】
請求項18に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングはそれぞれ、ハンドル部分を画定し、ウイングを貫通する開口部をさらに備えた、ローラプレス。
【請求項27】
請求項18に記載のローラプレスにおいて、
前記ウイングは実質的に中空であり、中に物品を保持し、輸送するように構成された、ローラプレス。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2012−505764(P2012−505764A)
【公表日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−532202(P2011−532202)
【出願日】平成21年10月14日(2009.10.14)
【国際出願番号】PCT/US2009/060623
【国際公開番号】WO2010/045312
【国際公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(511094484)テク・インダストリーズ,インコーポレーテッド (2)
【Fターム(参考)】