説明

吸収性物品

【課題】前記透液性トップシートとして、繊度1.7dt以下の不織布を用いる条件の下で、圧搾溝付与時の素材破れを効果的に防止する。
【解決手段】不織布からなる透液性トップシート3と、バックシート2との間に吸収体4が介在されるとともに、前記透液性トップシート3の外面側から圧搾溝7,7を付与してある生理用ナプキン1において、前記圧搾溝7,7は、排血対応部位を跨ぐ両側部にそれぞれ、略長手方向に沿うように形成された左右一対の圧搾溝とされ、前記透液性トップシート3として、繊度1.7dt以下の不織布を用いるとともに、この透液性トップシート3の下層面側であってかつ前記圧搾溝7,7を含む範囲に、繊度が1.7dtよりも大きい圧搾補強用不織布8を複層配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品、詳しくはトップシートとして繊度1.7dt以下の不織布を用いた吸収性物品に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッドなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネートシート不織布などの不透液性バックシートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性トップシートとの間に綿状パルプ等からなる吸収体を介在したものが知られている。
【0003】
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、体液漏れ等を防止するための手段が種々講じられている。例えば、幅方向への体液の拡散を防止するとともに、吸収体のヨレを防止し、かつ吸収体中央部を隆起させ局部への密着性を向上させるなどの目的で、表面側に熱エンボスによってエンボス溝(圧搾溝)を形成する技術が存在する。
【0004】
一方、前記透液性トップシートとして不織布を用いる場合は、所定の引張り強度を有するように、繊度2.2dt以上の不織布を用い、肌触り感を向上させるために、ローションの塗布や凹凸を付与するエンボス加工などを行っていたが、これらに係る材料コストや工程が発生していた。他方で、近年は不織布技術の発達によって極細糸による不織布(以下、ファインデニール不織布ともいう。)が開発され、市場に供給されるようになっている。特に、繊度1.7dt以下の不織布は、繊度2.2dt以上の不織布と比べると、シートの繊維密度が高いため表面の凹凸が少なく、肌触り感が良好であり、トップシートとして用いた場合は、非常に肌触り感が良好になることが確認された。
【0005】
しかしながら、繊度1.7dt以下のファインデニール不織布を用いた場合には、繊維糸が細く熱融着部が少なくなるため、幅方向の引張り強度が低下し、特にナプキンの長手方向に延びるエンボスを付与すると、破れが多く発生する問題点が明らかとなった。
【0006】
ところで、近年は前記エンボス処理を行う際に、前記透液性トップシートの不織布素材に破れが生じないようにするための技術が幾つか提案されている。
【0007】
例えば、下記特許文献1では、透液性表面シートと、不透液性裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性表面シート面側に略長手方向に沿う方向に長手方向中心線を跨いで左右一対のエンボス溝が形成された吸収性物品において、前記エンボス溝の底面に、内側縁から外側縁側に向けて延在し、かつ外側縁まで到達しない強圧搾部を溝長手方向に間欠的に形成することで、表面シートの浮きや破れを防止する技術が開示されている。
【0008】
また、下記特許文献2では、透液性表面シートと、不透液性裏面シートとの間に吸収体が介在され、前記透液性表面シート面側に略長手方向に沿う縦方向エンボス溝が形成されるとともに、略幅方向に沿う幅方向エンボス溝が形成され、これら縦方向エンボス溝及び幅方向エンボス溝の底面に溝長手方向に沿って高圧搾部と低圧搾部とが交互に配置された吸収性物品において、前記エンボス溝を幅方向に横断する1本の線を引いた場合に、この横断線が前記高圧搾部と接触する部分の長さを横断線上において合計した長さをもって「接触線長さ」と定義し、前記幅方向エンボス溝が存在する領域の接触線長さの最大値と、前記縦方向エンボス溝が存在する領域の接触線長さの最大値との差が5mm以下となるようにすることで、素材の破れを防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2003−265518号公報
【特許文献2】特開2003−265519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、前記繊度1.7dt以下のファインデニール不織布の場合は、上記特許文献1、2記載のエンボスによる破れ防止技術を適用したとしても、効果的に破れを防止することができなかった。特に、吸収体の中間に使用面側に隆起する中高吸収体を有するナプキンにおいて、中高吸収体の周縁部にエンボスを付与する場合は、中高吸収体と周辺部との目付けの差が100g/m以上あり、更に高低差が3mm以上ある場合、トップシートが引っ張られて破れが発生する頻度が高くなっていた。
【0011】
そこで本発明の主たる課題は、不織布からなる透液性トップシートと、バックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性トップシートの外面側から圧搾溝を付与してある吸収性物品において、前記透液性トップシートとして、繊度1.7dt以下の不織布を用いる条件の下で、圧搾溝付与時の素材破れを効果的に防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、不織布からなる透液性トップシートと、バックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性トップシートの外面側から圧搾溝を付与してある吸収性物品において、
前記圧搾溝は、排血対応部位を跨ぐ両側部にそれぞれ、略長手方向に沿うように形成された左右一対の圧搾溝とされ、
前記透液性トップシートとして、繊度1.7dt以下の不織布を用い、この透液性トップシートの下層面側であってかつ前記圧搾溝を含む範囲に、繊度が1.7dtよりも大きい圧搾補強用不織布を複層配設したことを特徴とする吸収性物品が提供される。
【0013】
上記請求項1記載の発明では、透液性トップシートの下層面側であってかつ前記圧搾溝を含む範囲に、繊度が1.7dtよりも大きい圧搾補強用不織布を複層配設し、圧搾溝付与時の素材破れを効果的に防止するようにした。すなわち、引張り強度の小さい繊度1.7dt以下の不織布を補強する目的で、これよりも引張り強度の強い不織布(繊度>1.7dt)を下層面側に積層するようにしたものである。
【0014】
なお、この種の吸収性物品では、不織布からなる透液性トップシートの下面側に所謂セカンド不織布と呼ばれる親水性不織布が吸収性向上のために配設されることがあるが、このセカンド不織布は、透液性トップシートで用いた不織布と同等品かこれよりも低目付けのものが使用されるが、本発明では、透液性トップシートよりも繊度の大きい不織布を圧搾補強用不織布として用いるものであるとともに、特に圧搾溝に対応して、その範囲に配設する点で異なるものである。
【0015】
請求項2に係る本発明として、前記圧搾補強用不織布は、1枚の不織布の両側部を折り返したC断面折りとすることにより2層の不織布としてある請求項1記載の吸収性物品が提供される。
【0016】
請求項に係る本発明として、前記圧搾補強用不織布は、繊度2.2dt以上のものを用いる請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
【0017】
上記請求項記載の発明は、前記圧搾補強用不織布として、特に繊度2.2dt以上の不織布を用いるようにしたものである。この物性値の不織布を用いることにより、圧搾程度によらず、効果的に素材の破れを防止することができる。
【0018】
請求項に係る本発明として、前記透液性トップシートとして用いた繊度1.7dt以下の不織布は、PET(ポリエチレンテレフタレート)/PE(ポリエチレン)の芯鞘型複合繊維としてある請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
【0019】
上記請求項記載の発明は、透液性トップシートとして用いた繊度1.7dt以下の不織布は、PET(ポリエチレンテレフタレート)/PE(ポリエチレン)の芯鞘型複合繊維とすものである。繊度1.7dt以下の不織布は、極細糸のため、クッション性に乏しくヘタリが生じ易いとともに、一旦ヘタリが生じると復元しづらいなどの欠点を有するが、この欠点を補うために、クッション性と圧縮復元率に優れたPET/PEの芯鞘型複合繊維を用いるのが望ましい。
【発明の効果】
【0020】
以上詳説のとおり本発明によれば、不織布からなる透液性トップシートと、バックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性トップシートの外面側から圧搾溝を付与してある吸収性物品において、前記透液性トップシートとして、繊度1.7dt以下の不織布を用いる条件の下で、圧搾溝付与時の素材破れを効果的に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】(A)、(B)は共に圧搾補強用不織布8の層構成に係る配置態様例を示す横断面図である。
【図4】圧搾補強用不織布8の平面配置態様例を示すナプキン平面図(その1)である。
【図5】圧搾補強用不織布8の平面配置態様例を示すナプキン平面図(その1)である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
【0023】
〔吸収性物品の構造例〕
図1は本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図、図2は図1のII−II線矢視図である。
【0024】
前記生理用ナプキン1は、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性バックシート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる不織布からなる透液性トップシート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、表面両側部にそれぞれ長手方向に沿って形成されたサイド不織布6,6とから主に構成されている。前記吸収体4の周囲において、その上下端縁部では、前記不透液性バックシート2と透液性トップシート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記不透液性バックシート2と前記サイド不織布6とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されている。
【0025】
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
前記不透液性バックシート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とでバックシートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
【0026】
次いで、前記透液性トップシート3は、本発明では特にファインデニール不織布と呼ばれる、繊度1.7dt以下の有孔または無孔の不織布が用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、PP(ポリプロピレン)/PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)/PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)/PP(ポリプロピレン)、PET/共重合PET、PP/共重合PPなどの芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができる。これらの素材の内、透液性トップシート不織布として最も好適なものは、ファインデニールの欠点を補う点で、クッション性と圧縮復元率に優れたPET/PEを使用するのが望ましい。
【0027】
加工法は、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。
【0028】
一方、前記透液性トップシート3の上面には、排血対応部位を跨ぐ両側部にそれぞれ、略長手方向に沿う左右一対の圧搾溝7,7が形成されている。
【0029】
前記圧搾溝7,7の付与時に透液性トップシート3の素材破れを防止するために、本生理用ナプキン1では、前記透液性トップシートの下層面側であってかつ前記圧搾溝7,7を含む範囲に、繊度が1.7dtよりも大きい、好ましくは繊度2.2dt以上の圧搾補強用不織布8を1又は複層配設している。図1に示される例では、前記左右一対の圧搾溝7,7を含む範囲に1枚の圧搾補強用不織布8を配置するようにしたが、2枚又はそれ以上の層で配置するようにしてもよい。例えば、図3に示される例は、2層の圧搾補強用不織布8を配置した例である。同図(A)は、2枚の不織布を重ねて積層した例であり、同図(B)は1枚の不織布をC断面折りとして、2層の不織布とした例である。
【0030】
前記圧搾補強用不織布8は、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができるが、前記透液性トップシートとして、PET/PE芯鞘型複合繊維を用いた場合には、エンボスの熱による熱融着固定を図るために、前記PET(ポリエチレンテレフタレート)より低融点の材料、特にポリエチレンまたはポリプロピレン、PE/PP又はPP/PEなどの芯鞘型複合繊維を用いるのが望ましい。
【0031】
前記圧搾補強用不織布8は、体液の吸収性を目的としているものではないため、排血部Hを含むように配設する必要性はなく、前記排血部Hを跨ぐとともに、圧搾溝に対応して左右に分割して設けるようにしてもよい。図4に示される例は、各圧搾溝7,7毎に分割して圧搾補強用不織布8,8を配設した例であり、図5に示される例は、各圧搾溝7,7毎に、かつ該圧搾溝7,7の形状に沿って配設した例である。
【0032】
前記不透液性バックシート2と透液性トップシート3との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性トップシート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら経血等の逆戻りを防止するようになる。
【0033】
一方、本生理用ナプキン1の表面がわ両側部にはそれぞれ、長手方向に沿ってかつナプキン1のほぼ全長に亘ってサイド不織布6,6が設けられ、このサイド不織布6,6の一部が側方に延在されるとともに、同じく側方に延在された不透液性バックシート2の一部とによりウイング状フラップW、Wが形成されている。
【0034】
前記サイド不織布6としては、重要視する機能の点から撥水処理不織布または親水処理不織布を使用することができる。たとえば、経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの機能を重視するならば、シリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いることが望ましい。また、前記ウイング状フラップW、Wにおける経血等の吸収性を重視するならば、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えた親水処理不織布を用いるようにすることが望ましい。
【0035】
〔他の形態例〕
(1)上記形態例においては、所謂セカンド不織布を配置していないが、これを透液性トップシート3と吸収体4との間に配置するようにしてもよい。この場合は、前記圧搾補強用不織布8と吸収体4との間に配設することになる。
(2)上記形態例では、生理用ナプキン1の略長手方向に沿う左右一対の圧搾溝7,7のみを形成した例であるが、圧搾溝は、生理用ナプキン1の略幅方向に沿う圧搾溝を含んでいてもよい。この場合は、この幅方向に沿う圧搾溝をも含むように、前記圧搾補強用不織布8が配設される。
(3)また、吸収体の構造は、上記形態例のように1層でフラットな吸収体4はもちろんのこと、排血部Hを含む範囲に使用面側に隆起する中高吸収体を有する構造であってもよい。
【符号の説明】
【0036】
1…生理用ナプキン、2…不透液性バックシート、3…透液性トップシート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…サイド不織布、7…圧搾溝、8…圧搾補強用不織布

【特許請求の範囲】
【請求項1】
不織布からなる透液性トップシートと、バックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記透液性トップシートの外面側から圧搾溝を付与してある吸収性物品において、
前記圧搾溝は、排血対応部位を跨ぐ両側部にそれぞれ、略長手方向に沿うように形成された左右一対の圧搾溝とされ、
前記透液性トップシートとして、繊度1.7dt以下の不織布を用い、この透液性トップシートの下層面側であってかつ前記圧搾溝を含む範囲に、繊度が1.7dtよりも大きい圧搾補強用不織布を複層配設したことを特徴とする吸収性物品。
【請求項2】
前記圧搾補強用不織布は、1枚の不織布の両側部を折り返したC断面折りとすることにより2層の不織布としてある請求項1記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記圧搾補強用不織布は、繊度2.2dt以上のものを用いる請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記透液性トップシートとして用いた繊度1.7dt以下の不織布は、PET(ポリエチレンテレフタレート)/PE(ポリエチレン)の芯鞘型複合繊維としてある請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−20191(P2012−20191A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−238511(P2011−238511)
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【分割の表示】特願2007−144716(P2007−144716)の分割
【原出願日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【出願人】(390029148)大王製紙株式会社 (2,041)
【Fターム(参考)】