説明

商品情報表示システム及び、サーバ、ショッピングカート、商品情報表示方法

【課題】 サーバに記憶されている店特有の商品管理情報をリアルタイムで更新しながら客個人のニーズに合わせてショッピングカートの端末装置に提示できる商品情報表示システム及び、サーバ、ショッピングカート、商品情報表示方法を提供すること。
【解決手段】 商品201がショッピングカート200に入れられ、その商品201のICタグ202から読み取られたIC情報がデータベース・サーバ10に送信されると、データベース・サーバ10は、その商品201の管理項目である残数から「1」を減じる。一方で、その商品201が入荷すると、店舗側は、キーボード14やマウス15などで、データベース・サーバ10に対して、その残数にその入荷数を加算する。従って、その商品201について、本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)を意味する残数を、リアルタイムの正確さで、端末装置100に表示させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバから受信した文字情報をショッピングカートで表示する商品情報表示システム及び、サーバ、ショッピングカート、商品情報表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、スーパーマーケットや量販店等の売り場では、お客が購入しようとする商品を、備えられた買い物カゴなどの中に入れて店舗内を持ち歩いており、多くの商品を持ち歩くのは体力的な負担が大きかった。
【0003】
そこで、特許文献1に記載する技術では、店舗内において、客がハンディーターミナルを商品の非接触型ICタグに近づけて、非接触型ICタグから商品情報を受け取り、その商品情報をハンディーターミナルに表示させることによって、その商品を購入するか否かを決定していた。
【特許文献1】特開2002−8134号公報
【0004】
そして、レジでの代金精算処理は、担当者にハンディーターミナルを渡すだけで済むことから、短時間で効率的に行うことができる。
【0005】
さらに、非接触型ICタグにおいては、商品アイテム毎の在庫データが記憶されており、商品が販売された際には、商品アイテム毎の在庫データから販売数を減算したり、商品の購入取消しが確定された際には、在庫データを取り消した分だけ加算するので、常に、最新の在庫データの管理を行うことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ハンディーターミナルに表示される内容は、商品の非接触型ICタグに記憶されていることから、商品に関する情報を広く展開しながら客の要望に答えて提供することは困難であり、また、ハンディーターミナルに表示される在庫データも、商品の非接触型ICタグに記憶されていることから、入荷データを在庫データにリアルタイムで反映させるには限界があった。
【0007】
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、サーバに記憶されている店特有の商品管理情報をリアルタイムで更新しながら客個人のニーズに合わせてショッピングカートの端末装置に提示できる商品情報表示システム及び、サーバ、ショッピングカート、商品情報表示方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、ショッピングカート(例えば、ショッピングカート200)に設けられた端末装置(例えば、端末装置100)がサーバ(例えば、データベース・サーバ10)と無線通信を行う商品情報表示システム(例えば、商品情報表示システム1)であって、前記端末装置(例えば、端末装置100)は、前記端末装置(例えば、端末装置100)で入力されたカート側入力データを前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)に送信することによって、当該カート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)より受信して階層メニューとして表示するとともに、前記端末装置(例えば、端末装置100)で商品から読み取った商品データを前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)に送信する一方、前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)は、前記端末装置(例えば、端末装置100)より受信した商品データ又は前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)で入力されたサーバ側入力データに基づいて、当該商品データ又は当該サーバ側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報における商品管理情報を更新すること、を特徴としている。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、ショッピングカート(例えば、ショッピングカート200)に設けられた端末装置(例えば、端末装置100)と無線通信を行うとともに、前記端末装置(例えば、端末装置100)で入力されたカート側入力データ又は前記端末装置(例えば、端末装置100)で商品から読み取られた商品データを前記端末装置(例えば、端末装置100)より受信する商品情報表示システム(例えば、商品情報表示システム1)のサーバ(例えば、データベース・サーバ10)であって、前記端末装置(例えば、端末装置100)で階層メニューとして表示される商品に関する一又は複数の文字情報が前記カート側入力データの内容に直接的又は間接的に関連付けて記憶されているデータベース(例えば、広告品ファイル31,商品ファイル41,料理一覧ファイル51,料理ファイル61,材料ファイル71)と、前記端末装置(例えば、端末装置100)より受信したカート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を、前記階層メニューとして、前記データベース(例えば、広告品ファイル31,商品ファイル41,料理一覧ファイル51,料理ファイル61,材料ファイル71)から前記端末装置(例えば、端末装置100)に送信する文字情報通信手段(例えば、通信回路25)と、サーバ側入力データを入力するサーバ側入力手段(例えば、キーボード14,マウス15)と、前記端末装置(例えば、端末装置100)より受信した商品データ又は前記サーバ側入力手段(例えば、キーボード14,マウス15)で入力されたサーバ側入力データに基づいて、当該商品データ又は当該サーバ側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報における商品管理情報を更新する更新手段(例えば、CPU21,S263,S292)と、を備えたこと、を特徴としている。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、カート側入力データの内容に直接的又は間接的に関連付けて商品に関する一又は複数の文字情報が記憶されているとともに前記文字情報における商品管理情報を商品データに基づいて更新するサーバ(例えば、データベース・サーバ10)に対し無線通信を行う端末装置(例えば、端末装置100)が設けられた商品情報表示システム(例えば、商品情報表示システム1)のショッピングカート(例えば、ショッピングカート200)であって、前記端末装置(例えば、端末装置100)は、前記商品データを商品から読み取る読取手段(例えば、リーダ167)と、前記カート側入力データを入力するカート側入力手段(例えば、ボタン105〜110,タッチパネル111,ボタン112)と、前記読取手段(例えば、リーダ167)で読み取られた商品データ又は前記カート側入力手段(例えば、ボタン105〜110,タッチパネル111,ボタン112)で入力されたカート側入力データを前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)に送信するデータ通信手段(例えば、無線通信回路164)と、前記データ通信手段(例えば、無線通信回路164)で送信したカート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)より受信して階層メニューとして表示する表示手段(例えば、液晶ディスプレイ102)と、を備えたこと、を特徴としている。
【0011】
また、請求項4に係る発明は、サーバ(例えば、データベース・サーバ10)に記憶されている商品に関する文字情報をショッピングカート(例えば、ショッピングカート200)の端末装置(例えば、端末装置100)で表示する商品情報表示方法であって、前記端末装置(例えば、端末装置100)で商品から商品データを読み取る読取工程(例えば、S61)と、前記端末装置(例えば、端末装置100)でカート側入力データを入力するカート側入力工程(例えば、S104,S124,S128,S132,S174,S178,S182)と、前記読取工程(例えば、S61)で読み取られた商品データ又は前記カート側入力工程(例えば、S104,S124,S128,S132,S174,S178,S182)で入力されたカート側入力データを前記端末装置(例えば、端末装置100)より前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)に送信するデータ通信工程(例えば、S105,S125,S129,S133,S161,S175,S179,S183)と、前記データ通信工程(例えば、S105,S125,S129,S133,S161,S175,S179,S183)で受信したカート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)より前記端末装置(例えば、端末装置100)に送信する文字情報通信工程(例えば、S206,S226,S229,S232,S264,S276,S279,S282)と、前記文字情報通信工程(例えば、S206,S226,S229,S232,S264,S276,S279,S282)で受信した商品に関する一又は複数の文字情報を階層メニューとして前記端末装置(例えば、端末装置100)で表示する表示工程(例えば、S107,S127,S131,S135,S177,S181,S185)と、前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)でサーバ側入力データを入力するサーバ側入力工程(例えば、S291)と、前記データ通信工程(例えば、S161)で受信した商品データ又は前記サーバ側入力工程(例えば、S291)で入力されたサーバ側入力データに基づいて、当該商品データ又は当該サーバ側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報における商品管理情報を前記サーバ(例えば、データベース・サーバ10)が更新する更新工程(例えば、S263,S292)と、を備えたこと、を特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
すなわち、本発明の商品情報表示システム及び、サーバ、ショッピングカート、商品情報表示方法では、サーバに記憶されている店特有の商品管理情報をリアルタイムで更新しながら客個人のニーズに合わせてショッピングカートの端末装置に提示できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。
図1は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1を示したブロック図である。本実施の形態に係る商品情報表示システム1は、店舗内で構築されるものであり、図1に示すように、データベース・サーバ10や、端末装置100、その端末装置100に固定されたショッピングカート200、商品201に添付されるとともに商品コードなどが記憶されたICタグ202、店舗内の入口付近に設置されたゲート203、アクセスポイント204、ローカル・エリア・ネットワークNなどで構成されている。
【0014】
この点、データベース・サーバ10は、本体11や、外部記憶装置12、ディスプレイ13、キーボード14、マウス15などで構成されている。
【0015】
また、ローカル・エリア・ネットワークNには、データベース・サーバ10と複数のアクセスポイント204とが接続されており、これにより、複数のアクセスポイント204を介して、データベース・サーバ10と端末装置100との間で無線通信が行われる。尚、店舗内においては、複数のショッピングカート200が用意され、各ショッピングカート200のそれぞれにおいて1つの端末装置100が固定される。従って、データベース・サーバ10は、複数の端末装置100との間で個別に無線通信を行う。
【0016】
図9は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100を示した正面図である。図9に示すように、端末装置100は、アンテナ101と、液晶ディスプレイ102,103,104、広告ボタン105、料理ボタン106、お買上ボタン107、カーソルボタン108、テンボタン109、決定ボタン110、液晶ディスプレイ102の上に設けられたタッチパネル111、ホームボタン112などが設けられている。
【0017】
図2は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100を示したブロック図である。図2に示すように、端末装置100では、CPU161に対して、ROM162や、RAM163、I/O170などが接続されている。
【0018】
CPU161は、端末装置100の制御を司る中央演算装置である。
ROM162は、後述のフローチャートを動作させるための演算プログラムなどが格納されている不揮発性の読出し専用メモリである。
RAM163は、CPU161で演算された各種データなどを一時的に記憶しておくメモリである。
【0019】
I/O170は、接続部であって、無線通信回路164や、タッチパネル駆動回路165、表示制御回路166、リーダ167、ボタンスイッチ回路168、ゲートセンサ169などが接続されている。さらに、無線通信回路164にはアンテナ101が接続されており、タッチパネル駆動回路165にはタッチパネル111が接続されており、表示制御回路166には液晶ディスプレイ102,103,104が接続されている。
【0020】
無線通信回路164は、アンテナ101とアクセスポイント204(図1参照)との間で無線通信を行うことにより、ローカル・エリア・ネットワークNを介して、データベース・サーバ10などとデータ通信を行うための回路である。
【0021】
タッチパネル駆動回路165は、タッチパネル111に接触された部分の座標位置情報を作成・出力するものであり、液晶ディスプレイ102に表示された項目に対する選択入力をタッチパネル111での接触により行うための回路である。
【0022】
表示制御回路166は、液晶ディスプレイ102,103,104を制御するための回路である。尚、液晶ディスプレイ102は多様な情報が表示されるメインディスプレイである。液晶ディスプレイ103はコメント情報が表示されるサブディスプレイである。液晶ディスプレイ104は、液晶ディスプレイ102に表示中のコンテンツのページ数が表示されるサブディスプレイである。
リーダ167は、商品201(図1参照)に添付されたICタグ202(図1参照)の記憶内容を非接触で読み取る装置である。
【0023】
ボタンスイッチ回路168は、図2では省略されているが、広告ボタン105(図9参照)や、料理ボタン106(図9参照)、お買上ボタン107(図9参照)、カーソルボタン108(図9参照)、テンボタン109(図9参照)、決定ボタン110(図9参照)、ホームボタン112(図9参照)に接続されており、それらのボタンのいずれかが押下された際に、押下されたボタンを特定するスイッチ信号を作成・出力するものである。
【0024】
ゲートセンサ169は、店舗内の入口付近に設置されたゲート203(図1参照)を検知した際に検知信号を作成・出力することによって、ショッピングカート200(図1参照)がゲート203(図1参照)を通過したことを知らせるものである。
【0025】
図3は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1のデータベース・サーバ10を示したブロック図である。図3に示すように、データベース・サーバ10は、本体11や、外部記憶装置12、ディスプレイ13、キーボード14、マウス15などを備えている。さらに、本体11では、CPU21に対して、ROM22や、RAM23、I/O24などが接続されている。
【0026】
CPU21は、データベース・サーバ10の制御を司る中央演算装置である。
ROM22は、後述のフローチャートを動作させるための演算プログラムなどが格納されている不揮発性の読出し専用メモリである。
RAM23は、CPU21で演算された各種データなどを一時的に記憶しておくメモリである。
【0027】
I/O24は、接続部であって、通信回路25や、表示制御回路26、キーボード14、マウス15、外部記憶装置12などが接続されている。
通信回路25は、ローカル・エリア・ネットワークNを介して、各情報取得装置100などとデータ通信を行うための回路である。
【0028】
表示制御部26は、ディスプレイ13を制御するための回路である。
キーボード14やマウス15は、入力データを入力するための装置である。
【0029】
外部記憶装置12は、データを大量に蓄積し整理された複数のファイルが記憶される装置である。それらのファイルには、例えば、図4に示す広告品ファイル31や、図5に示す商品ファイル41、図6に示す料理一覧ファイル51、図7に示す料理ファイル61、図8に示す材料ファイル71などがある。
【0030】
図4は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1において、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている広告品ファイル31の構造の一部を示した図である。広告品ファイル31には、図4に示すように、商品コードが格納されているレコード32などが設けられている。
【0031】
尚、広告品ファイル31のレコード32に格納されている商品コードは、本店舗で取り扱う商品を特定するデータであって、本店舗の広告に掲載された特売品を示すデータである。
【0032】
図5は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1において、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている商品ファイル41の構造の一部を示した図である。商品ファイル41には、図5に示すように、商品コードが格納されているレコード42や、商品名が格納されているレコード43、単価が格納されているレコード44、陳列位置指定コードが格納されているレコード45、残数が格納されているレコード46、料理コードが格納されているレコード47などが設けられている。
【0033】
尚、商品ファイル41のレコード42に格納されている商品コードは、本店舗で取り扱う商品を特定するデータである。また、商品ファイル41のレコード43に格納されている商品名は、当該商品コードで特定される商品の名称である。また、商品ファイル41のレコード44に格納されている単価は、当該商品コードで特定される商品の1個単位あたりの値段である。また、商品ファイル41のレコード45に格納されている陳列位置指定コードは、当該商品コードで特定される商品が陳列されている店舗内の位置を特定するデータである。また、商品ファイル41のレコード46に格納されている残数は、当該商品コードで特定される商品を本店舗で販売することができる総数であって、陳列数及び在庫数の和である。また、商品ファイル41のレコード47に格納されている料理コードは、当該商品コードで特定される商品を材料として使用する料理を特定するデータである。
【0034】
そして、商品ファイル41は、本店舗で取り扱う商品の種類毎に作成されて、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている。
【0035】
図6は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1において、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている料理一覧ファイル51の構造の一部を示した図である。料理一覧ファイル51には、図6に示すように、各レコード52において、料理コードが格納されているフィールド53や、料理名が格納されているフィールド54が対応付けて設けられている。
【0036】
尚、料理一覧ファイル51の各レコード52のフィールド53に格納されている料理コードは、料理を特定するデータである。また、料理一覧ファイル51の各レコード52のフィールド54に格納されている料理名は、同じレコード52のフィールド53内の料理コードで特定される料理の名称である。
【0037】
図7は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1において、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている料理ファイル61の構造の一部を示した図である。料理ファイル61には、図7に示すように、料理コードが格納されているレコード62や、料理名が格納されているレコード63が設けられており、さらに、各レコード64において、材料コードが格納されているフィールド65や、材料名が格納されているフィールド66、分量が格納されているフィールド67が対応付けて設けられている。
【0038】
尚、料理ファイル61のレコード62に格納されている料理コードは、料理を特定するデータである。また、料理ファイル61のレコード63に格納されている料理名は、当該料理コードで特定される料理の名称である。また、料理ファイル61のレコード64のフィールド65に格納されている材料コードは、当該料理コードで特定される料理で使用される材料を特定するデータである。また、料理ファイル61のレコード64のフィールド66に格納されている材料名は、当該料理コードで特定される料理において、同じレコード64のフィールド65に格納されている材料コードで特定される材料の名称である。また、料理ファイル61のレコード64のフィールド67に格納されている分量は、当該料理コードで特定される料理において、同じレコード64のフィールド65に格納されている材料コードで特定される材料の分量(1人分)である。
【0039】
そして、料理ファイル61は、料理一覧ファイル51(図6参照)に記憶されている料理毎に作成されて、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている。
【0040】
図8は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1において、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている材料ファイル71の構造の一部を示した図である。材料ファイル71には、図8に示すように、材料コードが格納されているレコード72や、商品コードが格納されているレコード73などが設けられている。
【0041】
尚、材料ファイル71のレコード72に格納されている材料コードは、材料を特定するデータである。また、材料ファイル71のレコード73に格納されている商品コードは、本店舗で取り扱う商品を特定するデータであって、当該材料データで特定される材料として使用できる商品を特定するコードである。
【0042】
そして、材料ファイル71は、各料理ファイル61(図7参照)に記憶されている材料コード毎に作成されて、データベース・サーバ10の外部記憶装置12に記憶されている。
【0043】
次に、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の機能について説明する。図9〜図18は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100を示した正面図であって、液晶ディスプレイ102,103,104の表示内容の一例を示したものである。
【0044】
本実施の形態に係る商品情報表示システム1が構築されている店舗内において、お客がショッピングカート200を引いて入口から入場し、ゲート203を通過すると、そのショッピングカート200に固定されている端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図9に示された表紙画面を表示している状態から、図10に示された広告品リスト画面が表示された状態に移行する。
【0045】
尚、お客が、ショッピングカート200に固定されている端末装置100の広告品ボタン105を押下しても、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図10に示された広告品リスト画面が表示された状態に移行する。
【0046】
ここに、図10で示された広告品リスト画面とは、本店舗の広告に掲載された特売品と単価を表示したリストの画面をいい、このとき、「広告品を表示中」の文字データが液晶ディスプレイ103に表示されることによって、その旨がお客に知らされる。従って、図10で示された広告品リスト画面中の「バナナ」や、「あさり」、「ほうれん草」、「△△カレー」、「くつ下」、「傘」は、本店舗の広告に掲載された特売品の商品である。
【0047】
さらに、液晶ディスプレイ102で表示している広告品リスト画面のページ数が液晶ディスプレイ104に表示される。図10では、「1/3頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている広告品リスト画面のページ数が全3頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。尚、カーソルボタン108を押下すれば、液晶ディスプレイ102に表示されている広告品リスト画面のページ数を変更させることができる。
【0048】
そして、図10に示された広告品リスト画面中の特売品(商品)から一つをタッチパネル111を介して選択すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図10に示された広告品リスト画面が表示された状態から、図11に示された陳列位置画面が表示された状態に移行する。
【0049】
ここに、図11に示された陳列位置画面とは、タッチパネル111で選択された特売品(商品)が陳列されている店舗内の位置を表示した配置図の画面をいい、その陳列位置は斜線部121で示される。さらに、このとき、液晶ディスプレイ102には残数が表示され、タッチパネル111で選択された特売品(商品)が本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)が表示される。従って、図11に示された陳列位置画面によって、タッチパネル111で選択された特売品(商品)が、陳列棚Bの一端に陳列されており、本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)が「213箱」であることを、お客に知らせることができる。
【0050】
尚、陳列位置画面には続きがないので、「1/1頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている陳列位置画面のページ数が全1頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。
【0051】
一方、お客がショッピングカート200に商品201を入れた際には、そのショッピングカート200に固定されている端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図12に示された関連料理リスト画面が表示された状態に移行する。
【0052】
ここに、図12で示された関連料理リスト画面とは、ショッピングカート200に入れられた商品201を材料とする料理を表示したリストの画面をいう。図12では、その商品201が「豚肉」である場合の一例を示しており、従って、図12で示された関連料理リスト画面中の「カレー」や、「酢豚」、「ポトフー」、「ロールキャベツ」、「ホワイトシチュー」、「酢豚」は、「豚肉」を材料とする料理である。
【0053】
さらに、液晶ディスプレイ102で表示している関連料理リスト画面のページ数が液晶ディスプレイ104に表示される。図12では、「1/2頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている関連料理リスト画面のページ数が全2頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。尚、カーソルボタン108を押下すれば、液晶ディスプレイ102に表示されている関連料理リスト画面のページ数を変更させることができる。
【0054】
そして、図12に示された関連料理リスト画面中の料理から一つをタッチパネル111を介して選択すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図12に示された関連料理リスト画面が表示された状態から、図13に示された材料リスト画面が表示された状態に移行する。
【0055】
ここに、図13で示された材料リスト画面とは、タッチパネル111で選択された料理の材料を表示したリストの画面をいう。図13では、タッチパネル111で選択された料理が「豚汁」である場合の一例を示しており、従って、図13で示された材料リスト画面中の「豚肉(薄切り)」や、「みそ」、「油揚げ」、「ねぎ」、「大根」、「にんじん」は、料理である「豚汁」の材料である。
【0056】
さらに、液晶ディスプレイ102で表示している材料リスト画面のページ数が液晶ディスプレイ104に表示される。図13では、「1/2頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている料理リスト画面のページ数が全2頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。尚、カーソルボタン108を押下すれば、液晶ディスプレイ102に表示されている材料リスト画面のページ数を変更させることができる。
【0057】
そして、図13に示された材料リスト画面中の材料から一つをタッチパネル111を介して選択すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図13に示された材料リスト画面が表示された状態から、図14に示された商品リスト画面が表示された状態に移行する。
【0058】
ここに、図14で示された商品リスト画面とは、タッチパネル111で選択された材料に該当する商品と単価を表示したリストの画面をいう。図14では、タッチパネル111で選択され材料が「にんじん」である場合の一例を示しており、従って、図14で示された商品リスト画面中の「にんじん(○○産)」や「にんじん(○×産)」は、「にんじん」の材料に該当する商品である。
【0059】
さらに、液晶ディスプレイ102で表示している商品リスト画面のページ数が液晶ディスプレイ104に表示される。尚、図14では、商品リスト画面には続きがないので、「1/1頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている商品リスト画面のページ数が全1頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。
【0060】
また、このとき、当該端末装置100の液晶ディスプレイ103には、カーソル122が点滅するとともに、「人分」の文字が表示されており、カーソル122が点滅する位置にテンボタン109で数字を入力し決定ボタン110でその入力を確定させると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ103においては、図14に示された状態から、図15に示された状態に移行する。
【0061】
図15に示された状態では、上記料理関連リスト画面(図12参照)で選択した料理において、上記材料リスト画面(図13参照)で選択した材料の必要分量について、入力した数字の人数分が表示される。尚、図15に示された状態では、図14に示された状態で「4」の数字をテンボタン109で入力し決定ボタン110でその入力を確定させた場合の一例を示している。すなわち、図15の液晶ディスプレイ103に表示されている「1/2本 60g」とは、料理である「豚汁」に必要な材料の「にんじん」の4人分の必要分量を示している。
【0062】
そして、図14又は図15に示された商品リスト画面中の商品から一つをタッチパネル111を介して選択すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図14又は図15に示された商品リスト画面が表示された状態から、図16に示された陳列位置画面が表示された状態に移行する。
【0063】
ここに、図16に示された陳列位置画面とは、タッチパネル111で選択された商品が陳列されている店舗内の位置を表示した配置図の画面をいい、その陳列位置は斜線部121で示される。さらに、このとき、液晶ディスプレイ102には残数が表示され、タッチパネル111で選択された商品が本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)が表示される。従って、図16に示された陳列位置画面によって、タッチパネル111で選択された商品が、陳列棚Aの一部に陳列されており、本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)が「72コ」であることを、お客に知らせることができる。
【0064】
尚、陳列位置画面には続きがないので、「1/1頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている陳列位置画面のページ数が全1頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。
【0065】
一方、お客が、ショッピングカート200に固定されている端末装置100のお買上ボタン107を押下すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図17に示されたお買上リスト画面が表示された状態に移行する。
【0066】
ここに、図17で示されたお買上リスト画面とは、ショッピングカート200に入れられた商品201とその個数(又は量)とその値段などの明細を表示したリストの画面をいい、その個数(又は量)が複数の場合にはその単価も表示される。図17では、ショッピングカート200に入れられた商品201の明細が、「△□食パン」が「1コ」で「148」円、単価「194」円の「×○牛乳」が「2コ」で「388」円、単価「98」円/「100g」の「牛ひき肉」が「120g」で「117」円、であることを示している。
【0067】
さらに、液晶ディスプレイ103には、ショッピングカート200に入れられた商品201の合計金額が表示される。図17では、ショッピングカート200に入れられた商品201の明細が、「△□食パン」が「1コ」、「×○牛乳」が「2コ」、「牛ひき肉」が「120g」である場合に、その合計金額を「合計 653円」で示している。
【0068】
また、液晶ディスプレイ102に表示しているお買上リスト画面のページ数が液晶ディスプレイ104に表示される。尚、図17では、お買上リスト画面には続きがないので、「1/1頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されているお買上リスト画面のページ数が全1頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。
【0069】
一方、お客が、ショッピングカート200に固定されている端末装置100の料理ボタン106を押下すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図18に示された料理一覧リスト画面が表示された状態に移行する。
【0070】
ここに、図18で示された料理一覧リスト画面とは、当該端末装置100で材料リスト画面(図13参照)や商品リスト画面(図14参照)や陳列位置画面(図16参照)を表示し得る料理を表示したリストの画面をいう。図18では、「ハンバーグ」や、「豚汁」、「酢豚」、「麻婆豆腐」、「カキフライ」、「肉じゃが」の文字データが液晶ディスプレイ102に表示されることによって、それらの料理に関して、材料リスト画面(図13参照)や商品リスト画面(図14参照)や陳列位置画面(図16参照)を当該端末装置100で表示し得ることを知らしている。
【0071】
さらに、液晶ディスプレイ102で表示している料理一覧リスト画面のページ数が液晶ディスプレイ104に表示される。図18では、「1/12頁」の文字データが液晶ディスプレイ104に表示されることによって、液晶ディスプレイ102に表示されている料理一覧リスト画面のページ数が全12頁の中の1頁目であることをお客に知らせている。尚、カーソルボタン108を押下すれば、液晶ディスプレイ102に表示されている料理一覧リスト画面のページ数を変更させることができる。
【0072】
そして、図18に示された料理一覧リスト画面中の料理から一つをタッチパネル111を介して選択すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図18に示された料理一覧リスト画面が表示された状態から、図13に示された材料リスト画面が表示された状態に移行する。それ以降は、上述した場合と同様なので、その説明は省略する。
【0073】
一方、お客が、ショッピングカート200に固定されている端末装置100のホームボタン112を押下すると、当該端末装置100の液晶ディスプレイ102においては、図9に示された表紙画面を表示している状態に移行する。
【0074】
次に、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の機能を実現するためのプログラムのフローチャートについて説明する。
図19は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1のデータベース・サーバ10で実行される書込処理プログラムのフローチャートである。尚、図19でフローチャートが示された書込処理プログラムは、ROM22から読み出されてCPU21によって実行される。
【0075】
書込処理プログラムでは、図19に示すように、先ず、S291において、蓄積データの書込要求があるか否かを判定する。ここで、蓄積データの書込要求とは、外部記憶装置12に記憶されている広告品ファイル31や、商品ファイル41、料理一覧ファイル51、料理ファイル61、材料ファイル71について新規作成又は内容変更・更新することを要求することをいい、キーボード14又はマウス15などでデータを入力することによって行われる。
【0076】
ここで、蓄積データの書込要求がないと判定する場合には(S291:NO)、何もすることなく、書込処理プログラムを終了する。一方、蓄積データの書込要求があると判定する場合には(S291:YES)、S292に進む。
【0077】
S292では、蓄積データの書込を行い、その後に、書込処理プログラムを終了する。ここで、蓄積データの書込とは、外部記憶装置12に記憶されている広告品ファイル31や、商品ファイル41、料理一覧ファイル51、料理ファイル61、材料ファイル71について新規作成又は内容変更・更新することをいい、このとき、ディプレイ13に表示される内容に従って、キーボード14又はマウス15などでデータを入力することにより行う。
【0078】
このようにして、本実施の形態に係る商品情報表示システム1のデータベース・サーバ10で図19の書込処理が実行されると、店舗側は、広告が発行・配布される度にその掲載内容に合わせて広告品ファイル31の内容を変更することができるし、商品の単価変更・陳列位置変更などに合わせて商品ファイル41の内容を変更することができるし、新規の商品を取り扱う場合に合わせてその商品の商品ファイル41を新たに作成することができるし、料理一覧ファイル51や料理ファイル61や材料ファイル71の拡充・縮小・修正などをすることができる。特に、商品が新たに入荷した場合には、その入荷数を商品ファイル41内のレコード46に格納されている残数に加算させることで、本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)のリアルタイム性を保持することができる。
【0079】
図20は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100で実行される表示制御処理プログラムのフローチャートである。尚、図20でフローチャートが示された表示制御処理プログラムは、ROM162から読み出されてCPU161によって実行される。
【0080】
表示制御処理プログラムでは、図20に示すように、先ず、S11において、ゲート通過したか否かを判定する。この判定は、ゲートセンサ169でゲート203を検知したか否かによって行う。ここで、ゲート通過したと判定した場合には(S11:YES)、S12に進んで、後述する図21の広告品表示処理を行った後に、表示制御処理プログラムを終了する。一方、ゲート通過していないと判定した場合には(S11:NO)、S21に進む。
【0081】
S21では、広告品ボタン105が押下された否かを判定する。この判定は、ボタンスイッチ回路168からのスイッチ信号に基づいて行う。ここで、広告品ボタン105が押下されたと判定した場合には(S21:YES)、S12に進んで、後述する図21の広告品表示処理を行った後に、表示制御処理プログラムを終了する。一方、広告品ボタン105が押下されていないと判定した場合には(S21:NO)、S31に進む。
【0082】
S31では、料理ボタン106が押下された否かを判定する。この判定は、ボタンスイッチ回路168からのスイッチ信号に基づいて行う。ここで、料理ボタン106が押下されたと判定した場合には(S31:YES)、S32に進んで、後述する図22と図23の料理一覧表示処理を行った後に、表示制御処理プログラムを終了する。一方、料理ボタン106が押下されていないと判定した場合には(S31:NO)、S41に進む。
【0083】
S41では、お買上ボタン107が押下された否かを判定する。この判定は、ボタンスイッチ回路168からのスイッチ信号に基づいて行う。ここで、お買上ボタン107が押下されたと判定した場合には(S41:YES)、S42に進んで、後述する図24のお買上表示処理を行った後に、表示制御処理プログラムを終了する。一方、お買上ボタン107が押下されていないと判定した場合には(S41:NO)、S51に進む。
【0084】
S51では、ホームボタン112が押下された否かを判定する。この判定は、ボタンスイッチ回路168からのスイッチ信号に基づいて行う。ここで、ホームボタン112が押下されたと判定した場合には(S51:YES)、S52に進んで、後述する図25の表紙画面表示処理を行った後に、表示制御処理プログラムを終了する。一方、ホームボタン112が押下されていないと判定した場合には(S51:NO)、S61に進む。
【0085】
S61では、ICタグ202が検出された否かを判定する。この判定は、リーダ167でICタグ202の記憶内容が読み取られたか否かによって行う。ここで、ICタグ202が検出されていないと判定した場合には(S61:NO)、何もすることなく、表示制御処理プログラムを終了する。一方、ICタグ202が検出されたと判定した場合には(S61:YES)、S62において、後述する図26のお買上シート作成処理を行った後に、S63に進む。
【0086】
S63では、液晶ディプレイ102に表紙画面(図9参照)が表示されているか否かを判定する。この判定は、表示制御回路166に対して命令した直前の制御信号などから判定する。ここで、液晶ディプレイ102に表紙画面(図9参照)が表示されていないと判定した場合には(S63:NO)、何もすることなく、表示制御処理プログラムを終了する。一方、液晶ディプレイ102に表紙画面(図9参照)が表示されていると判定した場合には(S61:YES)、S64において、後述する図27と図28の関連料理表示処理を行った後に、表示制御処理プログラムを終了する。
【0087】
図21は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100とデータベース・サーバ10で実行される広告表示処理プログラムのフローチャートである。尚、図21でフローチャートが示された広告表示処理プログラムは、端末装置100ではROM162から読み出されてCPU161によって実行され、データベース・サーバ10ではROM22から読み出されてCPU21によって実行される。
【0088】
広告表示処理プログラムでは、図20に示すように、先ず、S101において、端末装置100が、広告品リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。
【0089】
一方、データベース・サーバ10では、S201において、広告品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、広告品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S201:NO)、何もすることなく、後述するS204に進む。一方、広告品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S201:YES)、S202に進む。
【0090】
S202では、データベース・サーバ10において、広告品リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、外部記憶装置12に記憶されている広告品ファイル31を探し出し、その広告品ファイル31のレコード32に格納されている商品コードを読み出し、その商品コードがレコード42に格納された商品ファイル41を探し出し、その商品ファイル41のレコード43に格納されている商品名や、その商品ファイル41のレコード43に格納されている単価を読み出す。このとき、その広告品ファイル31から複数の商品コードが読み出された場合には、上述したようにして、各商品コードに基づいて商品名・単価をそれぞれ読み出す。
【0091】
その後、S203では、データベース・サーバ10において、読み出された商品コード・商品名・単価などから広告品リストデータを作成し、その作成された広告品リストデータを端末装置100に送信する。
【0092】
一方、端末装置100では、S102において、広告品リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、広告品リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S102:NO)、S102自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、広告品リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S102:YES)、S103に進んで、広告品リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に広告品リスト画面を表示する。
【0093】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される広告品リスト画面の一例を示したものが図10である。尚、液晶ディスプレイ102に広告品リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、広告品リストデータに基づいて端末装置100が制御する。
【0094】
その後、S104では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S104:NO)、S104自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S104:YES)、S105に進む。
【0095】
S105では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された特売品(商品)についての陳列位置データを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その特売品(商品)についての陳列位置データを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている広告品リスト画面中の一又は複数の特売品(商品)のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される特売品(商品)の商品コードなどが含まれる。
【0096】
一方、データベース・サーバ10では、S204において、特売品(商品)についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、特売品(商品)についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S204:NO)、何もすることなく、広告表示処理プログラムを終了する。一方、特売品(商品)についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S204:YES)、S205に進む。
【0097】
S205では、データベース・サーバ10において、特売品(商品)についての陳列位置データを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、特売品(商品)についての陳列位置データを要求する旨のデータに含まれている商品コードがレコード42に格納されている商品ファイル41を探し出し、その商品ファイル41のレコード45に格納されている陳列位置指定コードや、その商品ファイル41のレコード46に格納されている残数を読み出す。
【0098】
その後、S206では、データベース・サーバ10において、読み出された陳列位置指定コード・残数などから特売品(商品)の陳列位置データを作成し、その作成された陳列位置データを端末装置100に送信し、その後に、広告表示処理プログラムを終了する。
【0099】
一方、端末装置100では、S106において、特売品(商品)の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、特売品(商品)の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S106:NO)、S106自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、特売品(商品)の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S106:YES)、S107に進んで、特売品(商品)の陳列位置データに基づいて液晶ディスプレイ102に陳列位置画面を表示し、その後に、広告表示処理プログラムを終了する。
【0100】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される陳列位置画面の一例を示したものが図11である。尚、液晶ディスプレイ102に陳列位置画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、特売品(商品)の陳列位置データに基づいて端末装置100が制御する。
【0101】
図22と図23は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100とデータベース・サーバ10で実行される料理一覧表示処理プログラムのフローチャートである。尚、図22と図23でフローチャートが示された料理一覧表示処理プログラムは、端末装置100ではROM162から読み出されてCPU161によって実行され、データベース・サーバ10ではROM22から読み出されてCPU21によって実行される。
【0102】
料理一覧表示処理プログラムでは、図22に示すように、先ず、S121において、端末装置100が、料理一覧リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。
【0103】
一方、データベース・サーバ10では、S221において、料理一覧リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、料理一覧リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S221:NO)、何もすることなく、後述するS224に進む。一方、料理一覧リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S221:YES)、S222に進む。
【0104】
S222では、データベース・サーバ10において、料理一覧リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、外部記憶装置12に記憶されている料理一覧ファイル51を探し出し、その料理一覧ファイル51のレコード52のフィールド53に格納されている料理コードを読み出し、その料理一覧ファイル51のレコード52のフィールド54に格納されている料理名を読み出す。このとき、その料理一覧ファイル51に複数のレコード52が設けられている場合には、上述したようにして、各レコード52のフィールド53,54から料理コード・料理名をそれぞれ読み出す。
【0105】
その後、S223では、データベース・サーバ10において、読み出された料理コード・料理名などから料理一覧リストデータを作成し、その作成された料理一覧リストデータを端末装置100に送信する。
【0106】
一方、端末装置100では、S122において、料理一覧リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、料理一覧リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S122:NO)、S122自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、料理一覧リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S122:YES)、S123に進んで、料理一覧リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に料理一覧リスト画面を表示する。
【0107】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される料理一覧リスト画面の一例を示したものが図18である。尚、液晶ディスプレイ102に料理一覧リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ104においても表示がなされるが、その表示内容は、料理一覧リストデータに基づいて端末装置100が制御する。
【0108】
その後、S124では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S124:NO)、S124自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S124:YES)、S125に進む。
【0109】
S125では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された料理についての材料リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その料理についての材料リストデータを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている料理一覧リスト画面中の一又は複数の料理のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される料理の料理コードなどが含まれる。
【0110】
一方、データベース・サーバ10では、S224において、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S224:NO)、何もすることなく、後述する図23のS227に進む。一方、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S224:YES)、S225に進む。
【0111】
S225では、データベース・サーバ10において、料理についての材料リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータに含まれている料理コードがレコード62に格納されている料理ファイル61を探し出し、その料理ファイル61のレコード64のフィールド65に格納されている材料コードを読み出し、その料理ファイル61のレコード64のフィールド66に格納されている材料名を読み出し、その料理ファイル61のレコード64のフィールド67に格納されている分量を読み出す。このとき、その料理ファイル61に複数のレコード64が設けられている場合には、上述したようにして、各レコード64のフィールド65,66,67から材料コード・材料名・分量をそれぞれ読み出す。
【0112】
その後、S226では、データベース・サーバ10において、読み出された材料コード・材料名・分量などから料理についての材料リストデータを作成し、その作成された料理についての材料リストデータを端末装置100に送信し、その後に、後述する図23のS227に進む。
【0113】
一方、端末装置100では、S126において、料理についての材料リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、料理についての材料リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S126:NO)、S126自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、料理についての材料リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S126:YES)、S127に進んで、料理についての材料リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に材料リスト画面を表示し、その後に、後述する図23のS128に進む。
【0114】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される材料リスト画面の一例を示したものが図13である。尚、液晶ディスプレイ102に材料リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ104においても表示がなされるが、その表示内容は、料理についての材料リストデータに基づいて端末装置100が制御する。
【0115】
その後、図23のS128では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S128:NO)、S128自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S128:YES)、S129に進む。
【0116】
S129では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された材料についての商品リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その材料についての商品リストデータを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている材料リスト画面中の一又は複数の材料のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される材料の料理コードなどが含まれる。
【0117】
一方、データベース・サーバ10では、図23のS227において、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S227:NO)、何もすることなく、後述するS230に進む。一方、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S227:YES)、S228に進む。
【0118】
S228では、データベース・サーバ10において、材料についての商品リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータに含まれている材料コードがレコード72に格納されている材料ファイル71を探し出し、その料理ファイル71のレコード73に格納されている商品コードを読み出し、その読み出した商品コードがレコード42に格納されている商品ファイル41を探し出し、その商品ファイル41のレコード43に格納されている商品名や、その商品ファイル41のレコード43に格納されている単価を読み出す。このとき、その材料ファイル71から複数の商品コードが読み出された場合には、上述したようにして、各商品コードに基づいて商品名・単価をそれぞれ読み出す。
【0119】
その後、S229では、データベース・サーバ10において、読み出された商品コード・商品名・単価などから材料についての商品リストデータを作成し、その作成された材料についての商品リストデータを端末装置100に送信し、その後に、後述するS230に進む。
【0120】
一方、端末装置100では、S130において、材料についての商品リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、材料についての商品リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S130:NO)、S130自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、材料についての商品リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S130:YES)、S131に進んで、材料についての商品リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に商品リスト画面を表示し、その後に、後述するS132に進む。
【0121】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される商品リスト画面の一例を示したものが図14と図15である。尚、液晶ディスプレイ102に商品リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、料理についての材料リストデータに基づいて端末装置100が制御する。特に、液晶ディスプレイ103においては、テンボタン109などで人数を入力すると、上述した料理についての材料リストデータに含まれる分量などに基づいて、その入力した人数分の分量が計算・出力される(図15参照)。
【0122】
その後、図23のS132では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S132:NO)、S132自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S132:YES)、S13に進む。
【0123】
S133では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された商品についての陳列位置データを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その商品についての陳列位置データを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている商品リスト画面中の一又は複数の商品のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される商品の商品コードなどが含まれる。
【0124】
一方、データベース・サーバ10では、S230において、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S230:NO)、何もすることなく、料理一覧表示処理プログラムを終了する。一方、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S230:YES)、S231に進む。
【0125】
S231では、データベース・サーバ10において、商品についての陳列位置データを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータに含まれている商品コードがレコード42に格納されている商品ファイル41を探し出し、その商品ファイル41のレコード45に格納されている陳列位置指定コードや、その商品ファイル41のレコード46に格納されている残数を読み出す。
【0126】
その後、S232では、データベース・サーバ10において、読み出された陳列位置指定コード・残数などから商品の陳列位置データを作成し、その作成された陳列位置データを端末装置100に送信し、その後に、料理一覧表示処理プログラムを終了する。
【0127】
一方、端末装置100では、S134において、商品の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、商品の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S134:NO)、S134自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、商品の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S134:YES)、S135に進んで、商品の陳列位置データに基づいて液晶ディスプレイ102に陳列位置画面を表示し、その後に、料理一覧表示処理プログラムを終了する。
【0128】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される陳列位置画面の一例を示したものが図16である。尚、液晶ディスプレイ102に陳列位置画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、商品の陳列位置データに基づいて端末装置100が制御する。
【0129】
図24は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100で実行されるお買上表示処理プログラムのフローチャートである。尚、図24でフローチャートが示されたお買上表示処理プログラムは、ROM162から読み出されてCPU161によって実行される。
【0130】
お買上表示処理プログラムでは、図24に示すように、S141において、端末装置100が、お買上リスト画面を液晶ディスプレイ102に表示し、その後に、お買上表示処理プログラムを終了する。このとき、お買上リスト画面は、後述する図26のお買上シート作成処理で作成されたお買上シートに基づいて、液晶ディスプレイ102に表示される。
【0131】
この点、液晶ディスプレイ102に表示されるお買上リスト画面の一例を示したものが図17である。尚、液晶ディスプレイ102にお買上リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、後述する図26のお買上シート作成処理で作成されたお買上シートに基づいて端末装置100が制御する。
【0132】
図25は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100で実行される表紙画面表示処理プログラムのフローチャートである。尚、図25でフローチャートが示された表紙画面表示処理プログラムは、ROM162から読み出されてCPU161によって実行される。
【0133】
表紙画面表示処理プログラムでは、図25に示すように、S151において、端末装置100が、表紙画面を液晶ディスプレイ102に表示し、その後に、表紙画面表示処理プログラムを終了する。尚、表紙画面は、ROM162又は表示制御回路166に実装された不揮発性のメモリに記憶されている。また、表紙画面は、端末装置100の初期状態においても、液晶ディスプレイ102に表示される。
【0134】
図26は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100とデータベース・サーバ10で実行されるお買上シート作成処理プログラムのフローチャートである。尚、図26でフローチャートが示されたお買上シート作成処理プログラムは、端末装置100ではROM162から読み出されてCPU161によって実行され、データベース・サーバ10ではROM22から読み出されてCPU21によって実行される。
【0135】
お買上シート作成処理プログラムでは、図26に示すように、先ず、S161において、端末装置100が、ICタグ202から読み出したIC情報をデータベース・サーバ10に送信する。尚、ICタグ202から読み出したIC情報には、そのICタグ202が付された商品201の商品コードなどが含まれている。
【0136】
一方、データベース・サーバ10では、S261において、端末装置100からIC情報を受信したか否かを判定する。ここで、端末装置100からIC情報を受信していないと判定した場合には(S261:NO)、何もすることなく、お買上シート作成処理プログラムを終了する。一方、端末装置100からIC情報を受信したと判定した場合には(S261:YES)、S262に進む。
【0137】
S262では、データベース・サーバ10において、IC情報に含まれる商品コードに関するデータ検索を行う。具体的には、IC情報に含まれる商品コードがレコード42に格納されている商品ファイル41を探し出す。
【0138】
その後は、データベース・サーバ10は、S263において、探し出された商品ファイル41のレコード46に格納されている残数を読み出して、その残数に「1」を減算した値を当該レコード46に上書きし、その後に、S264に進む。
【0139】
S264では、データベース・サーバ10は、探し出された商品ファイル41のレコード43に格納されている商品名を読み出し、その商品ファイル41のレコード44に格納されている単価を読み出して、その読み出された商品名・単価が含まれた値段データを端末装置100に送信し、その後に、お買上シート作成処理プログラムを終了する。
【0140】
一方、端末装置100では、S162において、データベース・サーバ10から値段データを受信したか否かを判定する。ここで、データベース・サーバ10から値段データを受信していないと判定した場合には(S162:NO)、S162自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、データベース・サーバ10から値段データを受信したと判定した場合には(S162:YES)、S163に進んで、データベース・サーバ10から受信した値段データに基づいてお買い上シートを作成し、その後に、お買上シート作成処理プログラムを終了する。このとき、作成されるお買い上シートは、図17に示すお買い上リスト画面と同様な表計算シート上で展開され、その値段データに含まれる商品名・単価などが格納され、液晶ディスプレイ103に表示される合計金額などが、その表計算シート上で演算処理される。
【0141】
尚、値段データに含まれる情報は、ICタグ202に記憶しておき、ICタグ202から直接的に読み出してもよい。
【0142】
図27と図28は、本実施の形態に係る商品情報表示システム1の端末装置100とデータベース・サーバ10で実行される関連料理表示処理プログラムのフローチャートである。尚、図27と図29でフローチャートが示された関連料理表示処理プログラムは、端末装置100ではROM162から読み出されてCPU161によって実行され、データベース・サーバ10ではROM22から読み出されてCPU21によって実行される。
【0143】
関連料理表示処理プログラムでは、図27に示すように、先ず、S171において、端末装置100が、関連料理リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。このとき、関連料理リストデータを要求する旨のデータには、ICタグ202から読み出された商品コードなどが含まれる(図20のS61参照)。
【0144】
一方、データベース・サーバ10では、S271において、関連料理リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、関連料理リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S271:NO)、何もすることなく、後述するS274に進む。一方、関連料理リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S271:YES)、S272に進む。
【0145】
S272では、データベース・サーバ10において、関連料理リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、外部記憶装置12に記憶されている複数の商品ファイル41の中から、関連料理リストデータを要求する旨のデータに含まれた商品コードが格納されているフィールド42がある商品ファイル41を探し出し、その探し出された商品ファイル41のフィールド47に格納されている料理コードを読み出し、料理一覧ファイル51において、その読み出された料理コードが格納されているフィールド53を有するレコード52のフィールド54に格納されている料理名を読み出す。このとき、その商品ファイル41に複数のレコード47が設けられている場合には、上述したようにして、各レコード47から料理コードを、料理一覧ファイル51の各レコード52のフィールド54から料理名を、それぞれ読み出す。
【0146】
その後、S273では、データベース・サーバ10において、読み出された料理コード・料理名などから関連料理リストデータを作成し、その作成された関連料理リストデータを端末装置100に送信する。
【0147】
一方、端末装置100では、S172において、関連料理リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、関連料理リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S172:NO)、S172自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、関連料理リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S172:YES)、S173に進んで、関連料理リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に関連料理リスト画面を表示する。
【0148】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される関連料理リスト画面の一例を示したものが図12である。尚、液晶ディスプレイ102に関連料理リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ104においても表示がなされるが、その表示内容は、関連料理リストデータに基づいて端末装置100が制御する。
【0149】
その後、S174では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S174:NO)、S174自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S174:YES)、S175に進む。
【0150】
S175では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された料理についての材料リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その料理についての材料リストデータを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている料理一覧リスト画面中の一又は複数の料理のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される料理の料理コードなどが含まれる。
【0151】
一方、データベース・サーバ10では、S274において、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S274:NO)、何もすることなく、後述する図27のS277に進む。一方、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S274:YES)、S275に進む。
【0152】
S275では、データベース・サーバ10において、料理についての材料リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、料理についての材料リストデータを要求する旨のデータに含まれている料理コードがレコード62に格納されている料理ファイル61を探し出し、その料理ファイル61のレコード64のフィールド65に格納されている材料コードを読み出し、その料理ファイル61のレコード64のフィールド66に格納されている材料名を読み出し、その料理ファイル61のレコード64のフィールド67に格納されている分量を読み出す。このとき、その料理ファイル61に複数のレコード64が設けられている場合には、上述したようにして、各レコード64のフィールド65,66,67から材料コード・材料名・分量をそれぞれ読み出す。
【0153】
その後、S276では、データベース・サーバ10において、読み出された材料コード・材料名・分量などから料理についての材料リストデータを作成し、その作成された料理についての材料リストデータを端末装置100に送信し、その後に、後述する図28のS277に進む。
【0154】
一方、端末装置100では、S176において、料理についての材料リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、料理についての材料リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S176:NO)、S176自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、料理についての材料リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S176:YES)、S177に進んで、料理についての材料リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に材料リスト画面を表示し、その後に、後述する図28のS178に進む。
【0155】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される材料リスト画面の一例を示したものが図13である。尚、液晶ディスプレイ102に材料リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ104においても表示がなされるが、その表示内容は、料理についての材料リストデータに基づいて端末装置100が制御する。
【0156】
その後、図28のS178では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S178:NO)、S178自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S178:YES)、S179に進む。
【0157】
S179では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された材料についての商品リストデータを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その材料についての商品リストデータを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている材料リスト画面中の一又は複数の材料のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される材料の料理コードなどが含まれる。
【0158】
一方、データベース・サーバ10では、図28のS277において、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S277:NO)、何もすることなく、後述するS280に進む。一方、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S277:YES)、S278に進む。
【0159】
S278では、データベース・サーバ10において、材料についての商品リストデータを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、材料についての商品リストデータを要求する旨のデータに含まれている材料コードがレコード72に格納されている材料ファイル71を探し出し、その料理ファイル71のレコード73に格納されている商品コードを読み出し、その読み出した商品コードがレコード42に格納されている商品ファイル41を探し出し、その商品ファイル41のレコード43に格納されている商品名や、その商品ファイル41のレコード43に格納されている単価を読み出す。このとき、その材料ファイル71から複数の商品コードが読み出された場合には、上述したようにして、各商品コードに基づいて商品名・単価をそれぞれ読み出す。
【0160】
その後、S279では、データベース・サーバ10において、読み出された商品コード・商品名・単価などから材料についての商品リストデータを作成し、その作成された材料についての商品リストデータを端末装置100に送信し、その後に、後述するS280に進む。
【0161】
一方、端末装置100では、S180において、材料についての商品リストデータをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、材料についての商品リストデータをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S180:NO)、S180自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、材料についての商品リストデータをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S180:YES)、S181に進んで、材料についての商品リストデータに基づいて液晶ディスプレイ102に商品リスト画面を表示し、その後に、後述するS182に進む。
【0162】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される商品リスト画面の一例を示したものが図14と図15である。尚、液晶ディスプレイ102に商品リスト画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、料理についての材料リストデータに基づいて端末装置100が制御する。特に、液晶ディスプレイ103においては、テンボタン109などで人数を入力すると、上述した料理についての材料リストデータに含まれる分量などに基づいて、その入力した人数分の分量が計算・出力される(図15参照)。
【0163】
その後、S182では、端末装置100において、タッチパネル111に触れたか否かを判定する。この判定は、タッチパネル駆動回路165から座標位置情報が出力されたか否かにより行う。このとき、タッチパネル111に触れていないと判定した場合には(S182:NO)、S182自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、タッチパネル111に触れたと判定した場合には(S182:YES)、S183に進む。
【0164】
S183では、端末装置100において、タッチパネル111で指定された商品についての陳列位置データを要求する旨のデータをデータベース・サーバ10に送信する。その商品についての陳列位置データを要求する旨のデータには、液晶ディスプレイ102に表示されている商品リスト画面中の一又は複数の商品のうち、タッチパネル駆動回路165からの座標位置情報で特定される商品の商品コードなどが含まれる。
【0165】
一方、データベース・サーバ10では、S280において、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信したか否かを判定する。ここで、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信していないと判定した場合には(S280:NO)、何もすることなく、関連料理表示処理プログラムを終了する。一方、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータを端末装置100から受信したと判定した場合には(S280:YES)、S281に進む。
【0166】
S281では、データベース・サーバ10において、商品についての陳列位置データを作成するために必要なデータを外部記憶装置12で検索する。具体的には、商品についての陳列位置データを要求する旨のデータに含まれている商品コードがレコード42に格納されている商品ファイル41を探し出し、その商品ファイル41のレコード45に格納されている陳列位置指定コードや、その商品ファイル41のレコード46に格納されている残数を読み出す。
【0167】
その後、S282では、データベース・サーバ10において、読み出された陳列位置指定コード・残数などから商品の陳列位置データを作成し、その作成された陳列位置データを端末装置100に送信し、その後に、関連料理表示処理プログラムを終了する。
【0168】
一方、端末装置100では、S184において、商品の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信したか否かを判定する。ここで、商品の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信していないと判定した場合には(S184:NO)、S184自身に戻って、上述した判定を繰り返す。一方、商品の陳列位置データをデータベース・サーバ10から受信したと判定した場合には(S184:YES)、S185に進んで、商品の陳列位置データに基づいて液晶ディスプレイ102に陳列位置画面を表示し、その後に、関連料理表示処理プログラムを終了する。
【0169】
この点、液晶ディスプレイ102に表示される陳列位置画面の一例を示したものが図16である。尚、液晶ディスプレイ102に陳列位置画面が表示されると、液晶ディスプレイ103,104においても表示がなされるが、その表示内容は、商品の陳列位置データに基づいて端末装置100が制御する。
【0170】
以上より、データベース・サーバ10のCPU21は、図26のS263又は図19のS292を実行する際は、「更新手段」として機能する。
【0171】
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る商品情報表示システム1では、ショッピングカート200に設けられた端末装置100とデータベース・サーバ10とが無線通信を行う。このとき、端末装置100は、ショッピングカート200がゲート203を通過した際にゲートセンサ169から出力される検知信号又は商品201のICタグ202からリーダ167で読み取られるIC情報に基づいて、データベース・サーバ10に対して、広告品リストデータ又は関連料理リストデータを要求する旨のデータを送信すると、その後、データベース・サーバ10は、それらのデータに含まれた内容に基づきながら、外部記憶装置12に記憶されている商品ファイル41などのデータから作成された広告品リストデータ又は関連料理リストデータなどを端末装置100に送信し、これにより、端末装置100では、広告品リスト画面・陳列位置画面又は関連料理リスト画面・材料リスト画面・商品リスト画面・陳列位置画面などを、タッチパネル111による選択操作で階層メニューとして液晶ディスプレイ102に順次に表示させることができる。よって、データベース・サーバ10に記憶された店特有の商品情報を客個人の買物経過に合わせてショッピングカート200の端末装置100に提示できるので、経済的な買物や買物忘れの防止などに貢献することができる。
【0172】
さらに、外部記憶装置12に記憶されている商品ファイル41については、その商品ファイル41が管理する商品201がショッピングカート200に入れられ、その商品201のICタグ202からリーダ167で読み取られたIC情報がデータベース・サーバ10に送信されると、データベース・サーバ10は、その商品ファイル41のレコード46に格納されている残数から「1」を減じる。その一方、その商品ファイル41が管理する商品201が入荷すると、店舗側は、キーボード14やマウス15などで、その商品ファイル41のレコード46に格納されている残数に対して、その入荷数を加算する。従って、その商品ファイル41が管理する商品201について、本店舗で販売することができる総数(陳列数及び在庫数の和)である残数を、その陳列位置画面が端末装置100に表示される際に、リアルタイムの正確さで表示させることができる。従って、お客は、陳列位置画面の表示を見れば、その商品201の陳列位置と現時点での販売可能数を知ることが可能となる。
【0173】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態に係る商品情報表示システム1では、商品201に付されたICタグ202からのIC情報をリーダ167で読み出しているが、この点、IC情報と同じ情報を有したバーコードを商品201に付し、そのバーコードの情報をリーダで読み出してもよい。
【0174】
また、本実施の形態に係る商品情報表示システム1において、端末装置100で作成されたお買上シートの内容は、店舗内のレジに無線通信などで送信することにより、代金精算を効率的に行ってもよい。尚、店舗内のレジに無線通信された後は、お買上シートの内容は、リセットされる。
【産業上の利用可能性】
【0175】
本発明は、サーバから受信した文字情報をショッピングカートで表示する技術に適用し得る。
【図面の簡単な説明】
【0176】
【図1】本実施の形態に係る商品情報表示システムを示したブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示したブロック図である。
【図3】本実施の形態に係る商品情報表示システムのデータベース・サーバを示したブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る商品情報表示システムにおいて、データベース・サーバの外部記憶装置に記憶されている広告品ファイルの構造の一部を示した図である。
【図5】本実施の形態に係る商品情報表示システムにおいて、データベース・サーバの外部記憶装置に記憶されている商品ファイルの構造の一部を示した図である。
【図6】本実施の形態に係る商品情報表示システムにおいて、データベース・サーバの外部記憶装置に記憶されている料理一覧ファイルの構造の一部を示した図である。
【図7】本実施の形態に係る商品情報表示システムにおいて、データベース・サーバの外部記憶装置に記憶されている料理ファイルの構造の一部を示した図である。
【図8】本実施の形態に係る商品情報表示システムにおいて、データベース・サーバの外部記憶装置に記憶されている材料ファイルの構造の一部を示した図である。
【図9】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図10】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図11】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図12】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図13】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図14】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図15】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図16】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図17】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図18】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置を示した正面図である。
【図19】本実施の形態に係る商品情報表示システムのデータベース・サーバで実行される書込処理プログラムのフローチャートである。
【図20】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置で実行される表示制御処理プログラムのフローチャートである。
【図21】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置とデータベース・サーバで実行される広告表示処理プログラムのフローチャートである。
【図22】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置とデータベース・サーバで実行される料理一覧表示処理プログラムのフローチャートである。
【図23】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置とデータベース・サーバで実行される料理一覧表示処理プログラムのフローチャートである。
【図24】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置で実行されるお買上表示処理プログラムのフローチャートである。
【図25】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置で実行される表紙画面表示処理プログラムのフローチャートである。
【図26】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置とデータベース・サーバで実行されるお買上シート作成処理プログラムのフローチャートである。
【図27】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置とデータベース・サーバで実行される関連料理表示処理プログラムのフローチャートである。
【図28】本実施の形態に係る商品情報表示システムの端末装置とデータベース・サーバで実行される関連料理表示処理プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
【0177】
1 商品情報表示システム
10 データベース・サーバ
12 外部記憶装置
14 キーボード
15 マウス
21 データベース・サーバのCPU
31 広告品ファイル
41 商品ファイル
51 料理一覧ファイル
61 料理ファイル
71 材料ファイル
100 端末装置
102 液晶ディスプレイ
105 広告品ボタン
106 料理ボタン
107 お買上ボタン
108 カーソルボタン
109 テンボタン
110 決定ボタン
111 タッチパネル
112 ホームボタン
161 端末装置のCPU
164 無線通信回路
167 リーダ
169 ゲートセンサ
200 ショッピングカート
201 商品
202 ICタグ
203 ゲート
204 アクセスポイント
N ローカル・エリア・ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ショッピングカートに設けられた端末装置がサーバと無線通信を行う商品情報表示システムであって、
前記端末装置は、前記端末装置で入力されたカート側入力データを前記サーバに送信することによって、当該カート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を前記サーバより受信して階層メニューとして表示するとともに、前記端末装置で商品から読み取った商品データを前記サーバに送信する一方、
前記サーバは、前記端末装置より受信した商品データ又は前記サーバで入力されたサーバ側入力データに基づいて、当該商品データ又は当該サーバ側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報における商品管理情報を更新すること、
を特徴とする商品情報表示システム。
【請求項2】
ショッピングカートに設けられた端末装置と無線通信を行うとともに、前記端末装置で入力されたカート側入力データ又は前記端末装置で商品から読み取られた商品データを前記端末装置より受信する商品情報表示システムのサーバであって、
前記端末装置で階層メニューとして表示される商品に関する一又は複数の文字情報が前記カート側入力データの内容に直接的又は間接的に関連付けて記憶されているデータベースと、
前記端末装置より受信したカート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を、前記階層メニューとして、前記データベースから前記端末装置に送信する文字情報通信手段と、
サーバ側入力データを入力するサーバ側入力手段と、
前記端末装置より受信した商品データ又は前記サーバ側入力手段で入力されたサーバ側入力データに基づいて、当該商品データ又は当該サーバ側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報における商品管理情報を更新する更新手段と、を備えたこと、を特徴とするサーバ。
【請求項3】
カート側入力データの内容に直接的又は間接的に関連付けて商品に関する一又は複数の文字情報が記憶されているとともに前記文字情報における商品管理情報を商品データに基づいて更新するサーバに対し無線通信を行う端末装置が設けられた商品情報表示システムのショッピングカートであって、
前記端末装置は、
前記商品データを商品から読み取る読取手段と、
前記カート側入力データを入力するカート側入力手段と、
前記読取手段で読み取られた商品データ又は前記カート側入力手段で入力されたカート側入力データを前記サーバに送信するデータ通信手段と、
前記データ通信手段で送信したカート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を前記サーバより受信して階層メニューとして表示する表示手段と、を備えたこと、
を特徴とするショッピングカート。
【請求項4】
サーバに記憶されている商品に関する文字情報をショッピングカートの端末装置で表示する商品情報表示方法であって、
前記端末装置で商品から商品データを読み取る読取工程と、
前記端末装置でカート側入力データを入力するカート側入力工程と、
前記読取工程で読み取られた商品データ又は前記カート側入力工程で入力されたカート側入力データを前記端末装置より前記サーバに送信するデータ通信工程と、
前記データ通信工程で受信したカート側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報を前記サーバより前記端末装置に送信する文字情報通信工程と、
前記文字情報通信工程で受信した商品に関する一又は複数の文字情報を階層メニューとして前記端末装置で表示する表示工程と、
前記サーバでサーバ側入力データを入力するサーバ側入力工程と、
前記データ通信工程で受信した商品データ又は前記サーバ側入力工程で入力されたサーバ側入力データに基づいて、当該商品データ又は当該サーバ側入力データの内容に関連した商品に関する一又は複数の文字情報における商品管理情報を前記サーバが更新する更新工程と、を備えたこと、を特徴とする商品情報表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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