説明

商品表示学習支援サーバ、及び商品表示学習支援システム

【課題】食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させるためのサーバやシステムを提供する。
【解決手段】商品表示学習支援サーバ10が、商品セクション情報と、小売店舗Aで販売されている各商品と、その各商品についてのラベル表示の際の表示ルールとが対応付けされた表示ルール情報(商品表示関連情報、商品表示対応基本ルール情報)を記憶する商品表示学習支援情報DB11を備え、商品セクション情報を用いて小売店舗においてその商品セクションで販売されている商品の一覧を示す商品一覧画面を作成してユーザ端末21に送信し、ユーザ端末21にて選択された商品についてのラベル表示の際の表示ルールを表示するルール表示領域(表示領域105,106,107)が設けられた商品表示ルール確認画面を作成してユーザ端末21に送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが使用するユーザ端末を用いた食物や飲料物の商品のラベル表示についての学習を支援する商品表示学習支援サーバ、及び商品表示学習支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、食品や飲料物などの商品を小売店舗において販売する際には、消費者に商品の情報を提示するために、商品や商品の包装に該当商品の商品名などが掲載された商品ラベルが貼付される。商品ラベルには、例えば特許文献1に記載されているように、商品コード、添加物や原材料、アレルギー物質などが表示される。特許文献1には、商品ラベルを発行する装置が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2008−041048号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
商品ラベルにおける商品情報の記載内容は、食品衛生法やJAS法(農林物質の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)などの法令や行政省庁によって定められている基準に従ったものでなければならない。商品ラベルの発行を装置によって自動化したとしても、その記載内容を設定するのは小売店舗の従業員であるため、商品ラベルの記載に関連する法令や基準に反しないようにするためには、各店舗において従業員に教育する必要がある。
【0005】
商品ラベルにおける商品情報の記載に誤りが生じてしまうと、消費者の信用を失ってしまうことになるため、小売店舗にとって商品ラベルの表示内容について従業員に教育することは必要不可欠である。
【0006】
しかしながら、商品ラベルの表示内容について従業員に教育するためには、各店舗においてコストと時間を要することとなり、各店舗の負荷が大きいという問題があった。各店舗における商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させることが可能なシステムが望まれている。
【0007】
本発明は、上述した問題を解消し、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の商品表示学習支援サーバは、ユーザが使用するユーザ端末を用いた食物や飲料物の商品のラベル表示についての学習を支援する商品表示学習支援サーバであって、小売店舗で販売されている各商品の商品名が当該小売店舗における商品セクション毎にそれぞれ区分けされた商品セクション情報を記憶する商品セクション情報記憶手段と、前記小売店舗で販売されている各商品と、当該各商品についてのラベル表示の際の表示ルールとが対応付けされた表示ルール情報を記憶する表示ルール情報記憶手段と、前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記ユーザが所属する前記小売店舗のレイアウト画面を前記ユーザ端末に送信するレイアウト画面処理手段と、前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記レイアウト画面において選択された商品セクションの通知を受け、前記商品セクション情報を用いて前記小売店舗において当該商品セクションで販売されている商品の一覧を示す商品一覧画面を作成し、作成した商品一覧画面を前記ユーザ端末に送信する商品一覧画面処理手段と、前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記商品一覧画面において選択された商品の通知を受け、前記表示ルール情報を用いて当該商品についてのラベル表示の際の表示ルールを表示するルール表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成し、作成した商品表示ルール確認画面を前記ユーザ端末に送信する商品表示ルール確認画面処理手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
上記のように構成したことで、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようになる。
【0010】
前記表示ルール情報は、前記小売店舗で販売されている各商品に、それぞれ、当該各商品についてのラベル表示の際の表示例を示すイメージデータが対応付けされた情報であり、前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記表示ルール情報を用いて、前記ユーザ端末から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示例を表示する表示例表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成する構成とされていてもよい。
【0011】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールが定められている法律を示す関連法規を含む構成とされていてもよい。
【0012】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして行政省庁によって定められている基準を示す関連基準を含む構成とされていてもよい。
【0013】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして前記小売店舗によって定められている内規を示す関連内規を含む構成とされていてもよい。
【0014】
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記ユーザ端末から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示ルールとして、当該表示ルールのタイトルが前記ルール表示領域に表示された商品表示ルール確認画面を作成する構成とされていてもよい。
【0015】
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記ルール表示領域における表示ルールのタイトルの表示エリアに、当該表示ルールの内容が掲載されたウェブサイトを検索するための検索キーワードを設定したメタタグを埋め込んだ商品表示ルール確認画面を作成する構成とされていてもよい。
【0016】
前記小売店舗にて管理される店舗端末からの要求に応じて、前記商品セクション情報を更新する商品セクション情報更新手段を含む構成とされていてもよい。
【0017】
前記小売店舗にて管理される店舗端末からの要求に応じて、前記表示ルール情報を更新する表示ルール情報更新手段を含む構成とされていてもよい。
【0018】
また、本発明の商品表示学習支援システムは、ユーザが使用するユーザ端末と、当該ユーザ端末を用いた食物や飲料物の商品のラベル表示についての学習を支援する商品表示学習支援サーバとを備えた商品表示学習支援システムであって、前記商品表示学習支援サーバは、小売店舗で販売されている各商品の商品名が当該小売店舗における商品セクション毎にそれぞれ区分けされた商品セクション情報を記憶する商品セクション情報記憶手段と、前記小売店舗で販売されている各商品と、当該各商品についてのラベル表示の際の表示ルールとが対応付けされた表示ルール情報を記憶する表示ルール情報記憶手段と、前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記ユーザが所属する前記小売店舗のレイアウト画面を前記ユーザ端末に送信するレイアウト画面処理手段と、前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記レイアウト画面において選択された商品セクションの通知を受け、前記商品セクション情報を用いて前記小売店舗において当該商品セクションで販売されている商品の一覧を示す商品一覧画面を作成し、作成した商品一覧画面を前記ユーザ端末に送信する商品一覧画面処理手段と、前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記商品一覧画面において選択された商品の通知を受け、前記表示ルール情報を用いて当該商品についてのラベル表示の際の表示ルールを表示するルール表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成し、作成した商品表示ルール確認画面を前記ユーザ端末に送信する商品表示ルール確認画面処理手段とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る商品表示学習支援システム100の構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、商品表示学習支援システム100は、商品表示学習支援サーバ10と、ユーザ端末21〜2N(N=1,2、・・・)と、店舗端末31〜3N(N=1,2、・・・)とを含む。商品表示学習支援サーバ10、ユーザ端末21〜2N、および店舗端末31〜3Nは、それぞれ、例えばインターネットなどの通信ネットワーク40に接続されている。
【0021】
商品表示学習支援サーバ10は、WWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。ユーザ端末21〜2N、および店舗端末31〜3Nは、それぞれ、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成される。
【0022】
商品表示学習支援サーバ10は、例えば商品表示学習支援システム100のシステム管理者によって管理されるサーバであり、商品表示に関する学習を支援するための各種の情報の提供などの各種の処理を実行する機能を有する。
【0023】
商品表示学習支援サーバ10は、商品表示に関する学習を支援するために用いられる商品表示学習支援情報が格納される商品表示学習支援情報DB11と、登録ユーザに関するユーザ情報が格納されるユーザ情報DB12とを備えている。なお、商品表示学習支援情報DB11、及びユーザ情報DB12は、それぞれ、商品表示学習支援サーバ10の内部にあっても外部にあってもよい。
【0024】
「商品表示学習支援情報」は、各店舗において販売されている各商品がそれぞれ属する商品セクションを特定可能な商品セクション情報と、各店舗において販売されている各商品のラベル表示に関する情報を示す商品表示関連情報と、各商品のラベル表示についての関連法規や関連基準を特定可能な商品表示対応基本ルール情報とを含む情報である。
【0025】
図2は、店舗Aについての商品セクション情報の例を示す説明図である。図2に示すように、「商品セクション情報」は、該当店舗(ここでは店舗A)に設けられている各商品セクションと、商品セクションで販売されている各商品とが対応付けされた情報である。
【0026】
図3は、店舗Aについての商品表示関連情報の例を示す説明図である。図3に示すように、「商品表示関連情報」は、該当店舗(ここでは店舗A)で販売している各商品と、その商品のカテゴリと、その商品についてのラベル表示の表示例を示すイメージデータと、その商品のラベル表示に関する該当店舗の内規(店舗において独自に定められている表示ルールであって、例えば表示項目や表示方法などのルールが考えられる。)とが対応付けされた情報である。「カテゴリ」は、あらかじめシステム管理者によって設定された商品分類であり、例えば統計調査結果を商品別に表示するための統計基準として総務省が用いている日本標準商品分類(JCCC)にて設定されている分類など、広く一般的に使用される分類とされることが望ましい。
【0027】
図4は、商品表示対応基本ルール情報の例を示す説明図である。図4に示すように、「商品表示対応基本ルール情報」は、商品のカテゴリと、そのカテゴリの商品の表示に関する法規である関連法規と、そのカテゴリの商品の表示に関する基準である関連基準とが対応付けされた情報である。「関連法規」には、例えば、食品衛生法、JAS法、計量法、不当景品類及び不当表示防止法、健康増進法などの商品の表示に関するルールが定められている各種の法規が該当する。「関連基準」には、生鮮食品品質表示基準、加工食品品質表示基準、水産物品質表示基準などの行政省庁(例えば農林水産省)により商品の表示に関するルール定められている各種の基準が該当する。
【0028】
商品表示学習支援情報DB11に登録されている商品セクション情報および商品表示関連情報は、それぞれ、該当店舗の店舗端末31〜3Nを用いて更新できるようにすることが望ましい。例えば、店舗Aにて管理される店舗端末31からの更新情報(商品、表示例のイメージデータ、内規)を提示した要求に応じて、商品表示学習支援サーバ10が、商品セクション情報や商品表示関連情報を更新する処理を行うようにすればよい。このようにすれば、販売商品や関連内規についての情報を店舗側によって最新の情報に更新することが可能となり、店舗従業員に最新の情報を提示して学習させることが可能となる。
【0029】
ユーザ端末21〜2Nは、それぞれ、商品表示を学習するユーザ(例えば小売店舗の従業員)によって管理される端末装置である。また、店舗端末31〜3Nは、それぞれ食品や飲料品などの商品を販売する各小売店舗に商品メーカによって管理される端末装置である。
【0030】
次に、本例の商品表示学習支援システム100の動作について説明する。
図3は、本例の商品表示学習支援システム100における商品表示学習支援処理の例を示すフローチャートである。ここでは、店舗Aの従業員であるユーザXがユーザ端末21を用いて行う商品表示の学習を支援する処理を実行する場合を例に説明する。
【0031】
商品表示学習支援処理において、先ず、ユーザ端末21は、ユーザXの操作に応じて、商品表示学習支援サーバ10にアクセスする(具体的には、商品表示学習支援サーバ10が開設している商品表示学習支援サイトにアクセスする。)(ステップS101)。
【0032】
ユーザ端末21からのアクセスがあると、商品表示学習支援サーバ10は、アクセスしてきたユーザ端末21に対して通信ネットワーク40を介してログイン画面を送信する(ステップS102)。
【0033】
ユーザ端末21は、商品表示学習支援サーバ10から受信したログイン画面(図示せず)を自己が備える表示装置に表示し、ログイン画面において、ユーザXからのユーザID及びパスワードの入力を受け付ける。「ユーザID」は、ユーザを一意に特定するためにあらかじめ付与されているIDであって、本例では該当ユーザが所属する店舗とそのユーザとが特定可能なIDとされているものとする。「パスワード」は、ユーザ認証のためにあらかじめ付与されているものとする。なお、付与されているユーザIDとパスワードは、対応付けされてユーザ情報DB12に保存されている。
【0034】
ユーザXからのユーザID及びパスワードの入力を受け付けると、ユーザ端末21は、受け付けたユーザIDとパスワードを商品表示学習支援サーバ10に送信する(ステップS103)。
【0035】
ユーザIDとパスワードを受信すると、商品表示学習支援サーバ10は、受信したユーザIDとパスワードを用いてユーザXが登録ユーザであるか否かを判定するための認証処理を行う(ステップS104)。認証処理は、提示されたユーザIDとパスワードの組がユーザ情報DB12に登録されているか否かを確認することで行われる。ここでは、アクセスしてきたユーザが店舗Aに所属するユーザXであることが認証され、ログインを許容することに決定されたものとする。
【0036】
商品表示学習支援サーバ10は、ユーザXを認証すると、ユーザXの所属する店舗Aのレイアウト画面をユーザ端末21に送信する(ステップS105)。各店舗のレイアウト画面は、例えばシステム管理者によってあらかじめ作成されて商品表示学習支援情報DB11に登録されているものとする。
【0037】
店舗Aのレイアウト画面を受信すると、ユーザ端末21は、自己が備える表示装置に受信したレイアウト画面を表示する(ステップS106)。レイアウト画面には、例えば図6に示すように、店舗Aの店内レイアウトを表示する表示領域101が設けられており、ユーザXに操作されるカーソルKが表示される。
【0038】
表示領域101には、図6に示すように、少なくとも、店舗Aの店内に配置されている商品棚と、各商品棚の割り当てられている商品セクションとが表示される。ユーザ端末21は、レイアウト画面において、ユーザXからの商品セクションの選択(例えばマウスを用いたカーソルKの移動操作及び選択操作による選択)を受け付ける(ステップS107)。すなわち、ユーザXは、自己が所属する店舗Aのレイアウトを見て、商品表示ルールを確認したい商品が属する商品セクションを選択する。なお、レイアウトにおける商品セクションの種類は、対応する店舗Aの商品セクション情報(図2参照)に登録されている商品セクションの種類と一致するものとされる。ここでは、商品セクション「肉」が選択されたものとする。
【0039】
商品セクションの選択を受け付けると、ユーザ端末21は、受け付けた商品セクションを商品表示学習支援サーバ10に通知する(ステップS108)。
【0040】
商品表示学習支援サーバ10は、ユーザXが選択した商品セクションの通知を受けると、商品表示学習支援情報DB11に格納されている店舗Aの商品セクション情報(図2参照)を用いて、ユーザXが選択した商品セクションに属する商品の一覧を示す商品一覧画面を作成し(ステップS109)、作成した商品一覧画面をユーザ端末21に送信する(ステップS110)。
【0041】
商品一覧画面を受信すると、ユーザ端末21は、自己が備える表示装置に受信した商品一覧画面を表示する(ステップS111)。商品一覧画面には、例えば図7に示すように、表示対象の商品セクションを示す「肉商品一覧」の表示がなされ、その商品セクションに属する各商品の商品名、商品コード、及びカテゴリを表示する表示領域102が設けられており、さらにユーザXに操作されるカーソルKが表示される。ここでは、商品一覧画面の表示領域102に、店舗Aの商品セクション「肉」の商品棚に陳列される商品が一覧表示される。なお、商品コードは、例えば商品表示学習支援情報DB11に登録されている商品情報(商品名と商品コードとが対応付けされた情報)を参照することで特定される。
【0042】
ユーザ端末21は、商品一覧画面において、ユーザXからの商品の選択(例えばマウスを用いたカーソルKの移動操作及び選択操作による選択)を受け付ける(ステップS112)。すなわち、ユーザXは、自己が所属する店舗Aの商品セクション「肉」の商品棚に陳列される商品群を見て、商品表示ルールを確認したい商品を選択する。ここでは、商品「肉B」が選択されたものとする。
【0043】
商品の選択を受け付けると、ユーザ端末21は、受け付けた商品を商品表示学習支援サーバ10に通知する(ステップS113)。
【0044】
商品表示学習支援サーバ10は、ユーザXが選択した商品の通知を受けると、商品表示学習支援情報DB11に格納されている店舗Aの商品表示関連情報(図3参照)と、商品表示学習支援情報DB11に格納されている商品表示対応基本ルール情報(図4参照)とを用いて、ユーザXが選択した商品の商品表示において確認すべき事項が掲載される商品表示ルール確認画面を作成し(ステップS114)、作成した商品表示ルール確認画面をユーザ端末21に送信する(ステップS115)。
【0045】
商品表示ルール確認画面を受信すると、ユーザ端末21は、自己が備える表示装置に受信した商品表示ルール確認画面を表示する(ステップS116)。商品表示ルール確認画面には、例えば図8に示すように、対象商品が販売されている店舗名、対象商品の商品名、及びその対象商品のカテゴリが表示される表示領域103と、その対象商品の商品表示の表示例が表示される表示例表示領域104と、その対象商品の表示ルールが定められている関連内規が表示される関連内規表示領域105と、その対象商品の表示ルールが定められている関連法規が表示される関連法規表示領域106と、その対象商品の表示ルールが定められている関連基準が表示される関連基準表示領域107とが設けられている。
【0046】
ステップS114にて、商品表示学習支援サーバ10は、店舗Aの商品表示関連情報(図3参照)から対象商品に対応付けされている表示例のイメージデータと関連内規を読み出すとともに、商品表示対応基本ルール情報(図4参照)から対象商品に対応付けされている関連法規と関連基準を読み出して、読み出した各データを表示する表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成する。
【0047】
商品表示ルール確認画面における表示例表示領域104には、該当商品について実際に該当店舗Aで使用されている商品表示ラベルが表示される。商品表示ラベルには、例えば、商品名、商品コード、産地などの法令、基準、内規に従った表示がなされている。
【0048】
商品表示ルール確認画面における関連内規表示領域105、関連法規表示領域106、及び関連基準表示領域107には、それぞれ、内規、法規、及び基準のタイトル(内規、法規、及び基準の名称、該当する条項の番号など)が表示される。
【0049】
本例では、商品表示学習支援サーバ10は、ステップS114にて、内規、法規、及び基準の内容を掲載した他のサイト(例えば、該当店舗によって運営されている内規掲載サイト、省庁などによって運営されている法規・基準掲載サイト)を検索するためのキーワード(店舗名、省庁名、該当サイト名)を設定したメタタグ(検索キーワードが設定されるメタキーワードタグ)を作成し、作成したメタタグを各表示領域105,106,107のタイトル表示エリアに埋め込んだ商品表示ルール確認画面を生成する。「メタタグ」は、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible
Markup Language)などのマークアップ言語によって作成されるタグであり、サイト検索エンジンに対して情報を送るタグを意味する。
【0050】
ユーザ端末21は、商品表示ルール確認画面において、内規、法規、あるいは基準のタイトルの選択(例えばマウスを用いたカーソルKの移動操作及び選択操作による選択)を受け付け、選択されたタイトルの表示エリアに埋め込まれているメタタグに設定されているキーワードをサイト検索エンジン(ユーザ端末21の内部に備えていても外部に備えていてもよい)に通知し、サイト検索エンジンによって検索された検索結果(例えば、内規、法規、あるいは基準の内容(例えば条文の文章)が掲載されたサイト)を自己が備える表示装置に表示する処理を行う(ステップS117)。検索結果が複数のサイトURLであった場合には、ユーザ端末21は、そのうちいずれかのURLの選択を受け付け、受け付けたサイトを表示させることで、選択されたタイトルの内規、法規、あるいは基準の内容(例えば条文の文章)を表示する。よって、店舗や省庁などが運営する信頼できる他のサイトに掲載されている最新の情報を常に取得してユーザXに提示することが可能となる。
【0051】
上記のようにして、ユーザXが選択した商品の商品表示において確認すべき事項が掲載される商品表示ルール確認画面を作成して提供する処理が実行される。
【0052】
なお、上記の例では、商品表示ルール確認画面における関連内規表示領域105、関連法規表示領域106、及び関連基準表示領域107に、それぞれ、内規、法規、及び基準のタイトル(内規、法規、及び基準の名称、該当する条項の番号など)が表示されるようにしていたが、内規、法規、及び基準の内容(条文)が表示されるようにしてもよい。
【0053】
以上に説明したように、上述した一実施の形態では、ユーザXが使用するユーザ端末21を用いた食物や飲料物の商品のラベル表示についての学習を支援する商品表示学習支援サーバ10であって、小売店舗Aで販売されている各商品の商品名が小売店舗Aにおける商品セクション毎にそれぞれ区分けされた商品セクション情報と、小売店舗Aで販売されている各商品と、その各商品についてのラベル表示の際の表示ルールとが対応付けされた表示ルール情報(商品表示関連情報、商品表示対応基本ルール情報)を記憶する商品表示学習支援情報DB11を備え、ユーザ端末21からの要求に応じて、ユーザXが所属する小売店舗Aのレイアウト画面をユーザ端末21に送信し、ユーザ端末21にてユーザXによりレイアウト画面において選択された商品セクションの通知を受け、商品セクション情報を用いて小売店舗においてその商品セクションで販売されている商品の一覧を示す商品一覧画面を作成し、作成した商品一覧画面をユーザ端末21に送信し、ユーザ端末21にてユーザXにより商品一覧画面において選択された商品の通知を受け、表示ルール情報を用いてその商品についてのラベル表示の際の表示ルールを表示するルール表示領域(表示領域105,106,107)が設けられた商品表示ルール確認画面を作成し、作成した商品表示ルール確認画面をユーザ端末21に送信する構成としたので、従業員であるユーザXが所属する店舗Aで取り扱われている商品についてのラベル表示の表示ルールを、そのユーザに対して提供することが可能となり、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようになる。
【0054】
すなわち、従業員であるユーザXが所属する店舗Aのレイアウト画面を提示して商品セクションの選択を受け付け、受け付けた商品セクションで販売されている商品の一覧画面を提示して商品の選択を受け付け、受け付けた商品についてのラベル表示の表示ルールを表示するルール表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成して提供する構成としているので、ユーザXが所属する店舗Aのレイアウトを参照して選択させた商品についてのラベル表示の表示ルールを提供することができ、ユーザXにとっては自己が所属する店舗Aの商品についてのラベル表示の表示ルールを効率的に学習することが可能となる。また、簡単な処理によっていつでも自己が所属する店舗Aの商品についてのラベル表示の表示ルールを閲覧することが可能となるため、ラベル表示の表示ルールを継続的に学習することが可能となる。
【0055】
また、上述した実施の形態では、表示ルール情報(商品表示関連情報)は、小売店舗Aで販売されている各商品に、それぞれ、その各商品についてのラベル表示の際の表示例を示すイメージデータが対応付けされた情報であり、商品表示学習支援サーバ10が、表示ルール情報を用いて、ユーザ端末21から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示例を表示する表示例表示領域104が設けられた商品表示ルール確認画面を作成して提供する構成としているので、従業員であるユーザXが所属する店舗Aで取り扱われている商品についての店舗Aでのラベル表示の例えば実例を表示ルールとともに提示することが可能となり、商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的に学習させることができるようになる。
【0056】
また、上述した実施の形態では、表示ルール情報(商品表示関連情報、商品表示対応基本ルール情報)における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールに、食物や飲料物の商品の表示に関するルールが定められている法律を示す関連法規を含む構成としているので、従業員であるユーザXが所属する店舗Aで取り扱われている商品についてのラベル表示の関連法規を、そのユーザに対して提供することが可能となり、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められている関連法規を従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようになる。
【0057】
また、上述した実施の形態では、表示ルール情報(商品表示関連情報、商品表示対応基本ルール情報)における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールに、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして行政省庁によって定められている基準を示す関連基準を含む構成としているので、従業員であるユーザXが所属する店舗Aで取り扱われている商品についてのラベル表示の関連基準を、そのユーザに対して提供することが可能となり、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められている関連基準を従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようになる。
【0058】
また、上述した実施の形態では、表示ルール情報(商品表示関連情報)における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールに、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして小売店舗Aによって定められている内規を示す関連内規を含む構成としているので、従業員であるユーザXが所属する店舗Aで取り扱われている商品についてのラベル表示の関連内規を、そのユーザに対して提供することが可能となり、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められている関連内規を従業員に効率的かつ継続的に学習させることができるようになる。
【0059】
また、上述した実施の形態では、商品表示学習支援サーバ10が、ユーザ端末21から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示ルールとして、その表示ルールのタイトルがルール表示領域に表示された商品表示ルール確認画面を作成して提供する構成としているので、従業員であるユーザXが所属する店舗Aで取り扱われている商品についてのラベル表示の表示ルールとして、その表示ルールのタイトルをユーザに対して提供することが可能となり、該当商品に適用される表示ルールの概要をユーザXに認識させることができるようになる。
【0060】
また、上述した実施の形態では、商品表示学習支援サーバ10が、ルール表示領域(例えば図8に示す画面の領域105,106,107)における表示ルールのタイトルの表示エリアに、その表示ルールの内容が掲載されたウェブサイトを検索するための検索キーワードを設定したメタタグを埋め込んだ商品表示ルール確認画面を作成して提供する構成としているので、商品表示学習支援サーバ10にとっては、メタタグを埋め込むだけの簡単な構成で、ユーザ端末21の表示画面に表示ルールの内容を表示させることができるようになる。すなわち、ユーザ端末21が、商品表示ルール確認画面におけるルール表示領域に表示されている表示ルールのユーザXによる選択を受け付けたことに応じて、選択された表示ルールの表示エリアに埋め込まれているメタタグに設定されている検索キーワードを用いて該当する表示ルールの内容が掲載されたサイトを検索し、検索したサイトを表示する処理を実行することが可能となるため、メタタグを埋め込むだけの簡単な構成で、ユーザ端末21の表示画面に表示ルールの内容を表示させることができるようになるのである。
【0061】
また、上述した実施の形態では、商品表示学習支援サーバ10が、小売店舗Aにて管理される店舗端末31からの要求に応じて、商品セクション情報を更新する構成としたので、小売店舗Aにおいて取り扱う商品に変更があった場合に、小売店舗A側で最新の情報に更新することが可能となるため、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に継続的に学習させることができるようになる。
【0062】
また、上述した実施の形態では、商品表示学習支援サーバ10が、小売店舗にて管理される店舗端末31からの要求に応じて、表示ルール情報(商品表示関連情報)を更新する構成としたので、小売店舗Aにおいて取り扱う商品やラベル表示に関する内規に変更があった場合に、小売店舗A側で最新の情報に更新することが可能となるため、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に継続的に学習させることができるようになる。
【産業上の利用可能性】
【0063】
本発明によれば、食品などの商品の商品ラベルの表示内容について定められているルールを従業員に効率的かつ継続的に学習させるためのサーバやシステムを提供するのに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の一実施の形態に係る商品表示学習支援システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】商品セクション情報の例を示す説明図である。
【図3】商品表示関連情報の例を示す説明図である。
【図4】商品表示対応基本ルール情報の例を示す説明図である。
【図5】商品表示学習支援処理の例を示すフローチャートである。
【図6】レイアウト画面の例を示す説明図である。
【図7】商品一覧画面の例を示す説明図である。
【図8】商品表示ルール確認画面の例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0065】
10 商品表示学習支援サーバ
11 商品表示学習支援情報DB
12 ユーザ情報DB
21〜2N ユーザ端末
31〜3N 店舗端末
40 通信ネットワーク
100 商品表示学習支援システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが使用するユーザ端末を用いた食物や飲料物の商品のラベル表示についての学習を支援する商品表示学習支援サーバであって、
小売店舗で販売されている各商品の商品名が当該小売店舗における商品セクション毎にそれぞれ区分けされた商品セクション情報を記憶する商品セクション情報記憶手段と、
前記小売店舗で販売されている各商品と、当該各商品についてのラベル表示の際の表示ルールとが対応付けされた表示ルール情報を記憶する表示ルール情報記憶手段と、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記ユーザが所属する前記小売店舗のレイアウト画面を前記ユーザ端末に送信するレイアウト画面処理手段と、
前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記レイアウト画面において選択された商品セクションの通知を受け、前記商品セクション情報を用いて前記小売店舗において当該商品セクションで販売されている商品の一覧を示す商品一覧画面を作成し、作成した商品一覧画面を前記ユーザ端末に送信する商品一覧画面処理手段と、
前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記商品一覧画面において選択された商品の通知を受け、前記表示ルール情報を用いて当該商品についてのラベル表示の際の表示ルールを表示するルール表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成し、作成した商品表示ルール確認画面を前記ユーザ端末に送信する商品表示ルール確認画面処理手段とを含む
ことを特徴とする商品表示学習支援サーバ。
【請求項2】
前記表示ルール情報は、前記小売店舗で販売されている各商品に、それぞれ、当該各商品についてのラベル表示の際の表示例を示すイメージデータが対応付けされた情報であり、
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記表示ルール情報を用いて、前記ユーザ端末から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示例を表示する表示例表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成する
請求項1記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項3】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールが定められている法律を示す関連法規を含む
請求項1または請求項2記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項4】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして行政省庁によって定められている基準を示す関連基準を含む
請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項5】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして前記小売店舗によって定められている内規を示す関連内規を含む
請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項6】
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記ユーザ端末から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示ルールとして、当該表示ルールのタイトルが前記ルール表示領域に表示された商品表示ルール確認画面を作成する
請求項1から請求項5のうちいずれかに記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項7】
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記ルール表示領域における表示ルールのタイトルの表示エリアに、当該表示ルールの内容が掲載されたウェブサイトを検索するための検索キーワードを設定したメタタグを埋め込んだ商品表示ルール確認画面を作成する
請求項6記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項8】
前記小売店舗にて管理される店舗端末からの要求に応じて、前記商品セクション情報を更新する商品セクション情報更新手段を含む
請求項1から請求項7のうちいずれかに記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項9】
前記小売店舗にて管理される店舗端末からの要求に応じて、前記表示ルール情報を更新する表示ルール情報更新手段を含む
請求項1から請求項8のうちいずれかに記載の商品表示学習支援サーバ。
【請求項10】
ユーザが使用するユーザ端末と、当該ユーザ端末を用いた食物や飲料物の商品のラベル表示についての学習を支援する商品表示学習支援サーバとを備えた商品表示学習支援システムであって、
前記商品表示学習支援サーバは、
小売店舗で販売されている各商品の商品名が当該小売店舗における商品セクション毎にそれぞれ区分けされた商品セクション情報を記憶する商品セクション情報記憶手段と、
前記小売店舗で販売されている各商品と、当該各商品についてのラベル表示の際の表示ルールとが対応付けされた表示ルール情報を記憶する表示ルール情報記憶手段と、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記ユーザが所属する前記小売店舗のレイアウト画面を前記ユーザ端末に送信するレイアウト画面処理手段と、
前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記レイアウト画面において選択された商品セクションの通知を受け、前記商品セクション情報を用いて前記小売店舗において当該商品セクションで販売されている商品の一覧を示す商品一覧画面を作成し、作成した商品一覧画面を前記ユーザ端末に送信する商品一覧画面処理手段と、
前記ユーザ端末にて前記ユーザにより前記商品一覧画面において選択された商品の通知を受け、前記表示ルール情報を用いて当該商品についてのラベル表示の際の表示ルールを表示するルール表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成し、作成した商品表示ルール確認画面を前記ユーザ端末に送信する商品表示ルール確認画面処理手段とを含む
ことを特徴とする商品表示学習支援システム。
【請求項11】
前記表示ルール情報は、前記小売店舗で販売されている各商品に、それぞれ、当該各商品についてのラベル表示の際の表示例を示すイメージデータが対応付けされた情報であり、
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記表示ルール情報を用いて、前記ユーザ端末から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示例を表示する表示例表示領域が設けられた商品表示ルール確認画面を作成する
請求項10記載の商品表示学習支援システム。
【請求項12】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールが定められている法律を示す関連法規を含む
請求項10または請求項11記載の商品表示学習支援システム。
【請求項13】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして行政省庁によって定められている基準を示す関連基準を含む
請求項10から請求項12のうちいずれかに記載の商品表示学習支援システム。
【請求項14】
前記表示ルール情報における各商品についてのラベル表示の際の表示ルールには、食物や飲料物の商品の表示に関するルールとして前記小売店舗によって定められている内規を示す関連内規を含む
請求項10から請求項13のうちいずれかに記載の商品表示学習支援システム。
【請求項15】
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記ユーザ端末から通知を受けた商品についてのラベル表示の際の表示ルールとして、当該表示ルールのタイトルが前記ルール表示領域に表示された商品表示ルール確認画面を作成する
請求項10から請求項14のうちいずれかに記載の商品表示学習支援システム。
【請求項16】
前記商品表示ルール確認画面処理手段は、前記ルール表示領域における表示ルールのタイトルの表示エリアに、当該表示ルールの内容が掲載されたウェブサイトを検索するための検索キーワードを設定したメタタグを埋め込んだ商品表示ルール確認画面を作成し、
前記ユーザ端末は、
前記商品表示ルール確認画面における前記ルール表示領域に表示されている表示ルールの選択を受け付けたことに応じて、選択された表示ルールの表示エリアに埋め込まれているメタタグに設定されている検索キーワードを用いて該当する表示ルールの内容が掲載されたサイトを検索し、検索したサイトを表示するサイト検索表示手段を含む
請求項15記載の商品表示学習支援システム。
【請求項17】
前記商品表示学習支援サーバは、前記小売店舗にて管理される店舗端末からの要求に応じて、前記商品セクション情報を更新する商品セクション情報更新手段を含む
請求項10から請求項16のうちいずれかに記載の商品表示学習支援システム。
【請求項18】
前記商品表示学習支援サーバは、前記小売店舗にて管理される店舗端末からの要求に応じて、前記表示ルール情報を更新する表示ルール情報更新手段を含む
請求項10から請求項17のうちいずれかに記載の商品表示学習支援システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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