説明

回転ファンプレス

上面を有する持ち運び可能なプラットホーム、システムの塊状物質入口、上面上の重合体供給混合システム、上面上の液体抽出組立体、並びにシステム塊状物質入口と重合体供給混合システムの間の第1の区分と重合体供給混合システムと液体抽出組立体の間の第2の区分とを有する配管を含む、塊状物質から液体を抽出するシステム。このシステムは、塊状物質をシステムの塊状物質入口に入れ、配管の第1の区分を介して塊状物質を重合体供給混合システムに送り、重合体供給混合システム内で塊状物質に重合体を注入し、塊状物質を重合体供給混合システムから液体抽出組立体に送るように構成される。液体抽出組立体に強制的に送り込まれた塊状物質からの圧力によって、塊状物質中の液体が塊状物質から強制的に押し出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体抽出機に関し、より詳細には回転ファンプレス(rotary fan press)を備えた液体抽出機に関する。
【背景技術】
【0002】
スラッジ、スラリ又は他の湿った物質を送り込み、圧縮し、液体抽出し、洗浄し、化学処理する機器は周知である。そのような機器は、パルプ・紙産業、排水処理、鉱物処理、農業、食品加工、漁業、ビール醸造、ワイン醸造、化学処理、オイル及びタールサンド産業等において特に用途がある。
【0003】
スラッジ、スラリ又は他の湿った物質を送り込み、圧縮し、液体抽出し、洗浄し、化学処理するための改善された装置が必要とされている。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一様相は、入口と出口を備えたハウジングを有する、塊状物質(mass)から液体を抽出するための液体抽出組立体を提供することである。ハウジングは、更に、入口と出口の間の経路を有する。ハウジングは、塊状物質を強制的に入口に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成される。ハウジングは、経路に隣接する少なくとも1枚の回転スクリーンを有し、それぞれの少なくとも1枚の回転スクリーンが経路の1つの壁を画定する。少なくとも1枚の回転スクリーンが、複数の平行な細長いスロットを有する。入口に強制的に送り込まれる塊状物質からの圧力によって、塊状物質が回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が、少なくとも1枚の回転スクリーンの細長いスロットを通るように強制される。
【0005】
本発明の別の様相は、入口と出口を備えたハウジングを有する、塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体を提供することである。ハウジングは、更に、入口と出口の間の経路を有する。ハウジングは、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成される。出口は、互いに遠ざかるように固定的にテーパが付けられた少なくとも1対の対向する側壁を有する。ハウジングは、経路に隣接し経路の1つの壁の画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを有する。少なくとも1枚の回転スクリーンは、貫通する複数の開口部を有する。入口に強制的に送り込まれた塊状物質からの圧力によって、少なくとも1枚の回転スクリーンに塊状物質が押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が少なくとも1枚の回転スクリーンの開口部を通るように強制される。
【0006】
本発明の更に別の様相は、それぞれ入口と出口を備えた1対のハウジングを有する、塊状物質から液体を抽出するために液体抽出組立体を提供することである。ハウジングはそれぞれ更に、入口と出口の間の経路を有する。ハウジングは、塊状物質を入口に強制的に送り込み塊状物質を入口から出口に移動させるように構成されている。ハウジングはそれぞれ、経路に隣接すると共に経路の1つの壁の画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを有する。回転スクリーンは、貫通する複数の開口部を有する。両方の回転スクリーンを駆動するために単一のモータが1対のハウジングの間に配置される。入口に強制的に送り込まれる塊状物質からの圧力によって、塊状物質が回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が回転スクリーンの開口部を通るように強制される。
【0007】
本発明の更に他の様相は、入口と出口を備えたハウジングを有する、塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体を提供することである。ハウジングは、更に、入口と出口の間の経路を有する。ハウジングは、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成される。ハウジングは、経路に隣接すると共に経路の1つの壁の画定する回転スクリーンを有する。回転スクリーンは、貫通する複数の開口部を有する。ハウジングは、ハウジングの外部と連通した洗浄流体入口を有し、洗浄流体入口は、少なくとも1枚の回転スクリーンを掃除するために、少なくとも1枚の回転スクリーンに洗浄流体を噴霧するための少なくとも1個のノズルを有する。入口に強制的に送り込まれる塊状物質からの圧力によって、塊状物質が回転スクリーンに押しつけられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分がスクリーンのスロットを通るように強制される。
【0008】
本発明の別の様相は、入口と出口を備えたハウジングを提供する段階を含む、塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体を洗浄する方法を提供することである。ハウジングは、更に、入口と出口の間の経路と、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを有し、少なくとも1枚の回転スクリーンは、貫通する複数の開口部を有する。この方法は、また、ハウジングに穴を設け、その穴に液体を注入して少なくとも1枚の回転スクリーンを洗浄する段階を含む。
【0009】
本発明の更に別の様相は、入口と出口を備えたハウジングと、入口と出口の間の経路と、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンとを提供する段階を含み、少なくとも1枚の回転スクリーンが、貫通する複数の平行な細長いスロットを有する、塊状物質から液体を抽出する方法を提供することである。この方法は、また、塊状物質を入口に強制的に送り込む段階と、スクリーンを回転させる段階と、塊状物質中の液体の少なくとも一部分を少なくとも1枚の回転スクリーンの複数の平行な細長いスロットに強制的に通す段階とを含む。
【0010】
本発明の更に他の様相は、上面を有する持ち運び可能なプラットホーム、システムの塊状物質入口、上面上の重合体供給混合システム、上面上の液体抽出組立体、及びシステムの塊状物質入口と重合体供給混合システムの間の第1の区分と重合体供給混合システムと液体抽出組立体の間の第2の区分とを有する配管とを含む、塊状物質から液体を抽出するためのシステムを提供することである。このシステムは、システムの塊状物質入口に塊状物質を入れ、配管の第1の区分を介して重合体供給混合システムに塊状物質を送り、重合体供給混合システム内で塊状物質に重合体を注入し、塊状物質を重合体供給混合システムから液体抽出組立体に送るように構成される。液体抽出組立体に強制的に送り込まれた塊状物質から圧力によって、塊状物質中の液体の少なくとも一部分が塊状物質から強制的に押し出される。
【0011】
本発明の以上その他の様相、目的及び特徴は、当業者であれば、以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添付図面を検討することにより理解できるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本明細書の説明において、用語「上」、「下」、「右」、「左」、「後」、「前」、「垂直」、「水平」及びこれらの派生語は、本発明に対して、図1の向きのときに使用される。しかしながら、特に明示しない限り、本発明が様々な別の向きをとることができることを理解されたい。また、添付図面に示し以下の詳細な説明で述べる特定の装置及びプロセスは、添付の特許請求の範囲に定義した発明の概念の単なる例示的な実施形態であることを理解されたい。従って、本明細書に開示した実施形態の特定の寸法や他の物理的特性は、特許請求の範囲において別段の記載がない限り、限定的に解釈されるべきではない。
【0013】
本発明は、パルプ・紙産業、汚水処理施設、農業産業、食品・飲料産業等で使用又は生成されるような、湿った塊状物質(例えば、スラッジやスラリ)から液体を抽出するための装置及び方法に関する。本発明による装置及び方法は、米国特許第4,534,868号に示されたシステム及び方法と同じ基本抽出原理で働き、この米国特許の開示内容は、本明細書の一部を構成するものとしてここに援用する。本発明は、湿った塊状物質から液体の一部分を取り除いて、破棄し易い固体廃棄物を作成するために使用される。
【0014】
参照番号10(図1から図4)は、塊状物質から液体を抽出するためのシステムの全体を示す。塊状物質から液体を抽出するための図示のシステム10は、上面14を有するプラットホーム12、システム塊状物質入口16、上面14上の重合体供給混合システム18、上面14上の液体抽出組立体40、及びシステム塊状物質入口16と重合体供給混合システム18の間の第1の区分24と重合体供給混合システム18と液体抽出組立体40の間の第2の区分26とを有する配管22を備える。システム10は、塊状物質をシステム塊状物質入口16に入れ、塊状物質を配管22の第1の区分24を通して重合体供給混合システム18に送り、重合体供給混合システム18内で塊状物質に重合体を注入し、塊状物質を重合体供給混合システム18から液体抽出組立体40に送るように構成されている。液体抽出組立体40に押し込まれた塊状物質による圧力によって、塊状物質中の液体が塊状物質から押し出される。図示の実施形態では、液体抽出組立体40は、1対の液体抽出プレス11を備える。しかしながら、後でより詳細に説明するように、本発明の液体抽出組立体40は、任意の台数(1台だけの場合を含む)の液体抽出プレス11を使用できる。
【0015】
図示の実施形態では、システム10は、(図4に概略的に示したように)塊状物質供給源を備えてもよく、(図1に示したように)塊状物質供給源に接続されるように構成されていてもよい。塊状物質は、湿った塊状物質(例えば、スラッジやスラリ)であることが好ましい。前述のように、塊状物質は、パルプ・紙産業、汚水処理施設、農業産業、食品・飲料産業等で使用又は生産されるものでよい。本発明のシステム10は、塊状物質中の液体の少なくとも一部分を取り除く。図示の実施形態では、システム10は、持ち運びができ、パルプ・紙産業、汚水処理施設、農業産業、食品・飲料産業等で使用するためにそれらの使用場所に直接持っていくことができる。システム塊状物質入口16は、塊状物質供給源からシステム10に塊状物質を送るホースに接続されるように構成されている。システム10は、小型で移動し易いシステムを実現するために、72平方フィート未満の上面14を有するプラットホーム12上に配置されることが好ましい。しかしながら、本明細書で開示する創意に富む特徴の幾つかは、据え置き型システムで使用することができる。据え置き型システムでは、塊状物質供給源は、塊状物質が入ったタンク21(図4を参照)を含むことができ、このタンク21はシステム塊状物質入口16と連通している。
【0016】
図示のシステム10は、ホースを介して塊状物質供給源から或いはタンク21から塊状物質を吸い込むのを支援する塊状物質供給ポンプ27を備えることが好ましい。塊状物質供給ポンプ27は、また、配管22を介して塊状物質を液体抽出組立体40に入れて通すのを支援するために圧力を塊状物質に提供する。塊状物質供給ポンプ27は、当業者に周知である。塊状物質は、塊状物質供給ポンプ27を通った後、重合体供給混合システム18に送り込まれる。重合体供給混合システム18は、水供給源29に接続され、重合体供給混合システム18内で水を重合体と混合するように構成されている。図示の例では、システム10は、重合体供給混合システム18に水を供給するための水供給源に接続する継手31を有する。重合体供給混合システム18は、配管22の第1の区分24と第2の区分26に接続された注入部分28を有し、第1の区分24から第2の区分26への移行部分を画定する。水が重合体と混ぜられた後で、水と重合体の組み合わせが、第1の区分24からの塊状物質と混合するために注入部分28に注入され、その後で、塊状物質が、配管22の第2の区分26に送られる。重合体供給混合システム18とそこで使用される重合体は、当業者に周知である。重合体は、ポリアクリルアミド等の従来の既知の重合体凝集剤(polymer flocculent)であることが好ましい。しかしながら、システム10は、重合体を追加せずに使用することもでき、また重合体供給混合システム18なしに使用することもできる。例えば、研削くず等の塊状物質は、重合体なしでシステム10を使用して脱水することができる。
【0017】
図示の例では、塊状物質が配管22の第2の区分26に送られた後で、塊状物質は、配管22の第2の区分26における調整式混合バルブ30内で重合体と水の混合物とよく混ぜられる。配管22の第2の区分26は、混合バルブ30から配管22の第2の区分26の最上部まで垂直上方に延在する第1の部分32を有することが好ましい。配管22の第2の区分26は、また、複数の水平なパイプの列36からなる第2の部分34を有し、各列36は、一方の端が上の列36に接続され、他方の端が下の列36に接続されている。配管22の第2の区分26の第2の部分34は、液体抽出組立体40に接続され、塊状物質が液体抽出組立体40に送り込まれる。図示の実施形態では、配管22の第2の区分26には、配管22の第2の区分26内の塊状物質が液体抽出組立体40を迂回するようにさせるために、選択的開放バルブを有する塊状物質バイパス管38が設けられている。第2の区分26から取り出した塊状物質を塊状物質供給源に入れるか或いはシステム塊状物質入口16に直接又は間接に入れることによって、配管22の第2の区分26から取り出した塊状物質をシステム10に再投入できる。同様に、第2の区分26内の塊状物質を1台以上の液体抽出プレス11に選択的に送り込むことができるように、配管22の第2の区分26には、液体抽出組立体40の各液体抽出プレス11毎に抽出バルブが設けられていてもよい。図4は、システム10の概略図を示す。図4に概略的に示したように、システム10は、1台以上の液体抽出組立体40から出る塊状物質の固体分を受け入れて塊状物質を破棄又は収集装置(図示せず)に送るための少なくとも1台のコンベア35を備えることができる。
【0018】
図示の例では、液体抽出組立体40は、配管22から塊状物質を受け入れ、固体と、液体の少なくとも一部分を出力する。本発明の液体抽出組立体40は、モータ組立体44に接続された1対の液体抽出プレス11を有する。図示の例では、本発明のシステム10は、モータ組立体44を共用する1対の液体抽出プレス11を有する。しかしながら、1台の液体抽出プレス11だけが使用されてもよく、或いは各液体抽出プレス11がそれ自体のモータ組立体44を備えてもよい。更に、システム10は、任意の数の液体抽出プレス11を有することができる。
【0019】
例示したモータ組立体44は、液体抽出プレス11に動力を供給する。モータ組立体44は、直立型モータ51、伝達ハウジング53、及び支持体55を有する。支持体55は、液体抽出プレス11の間においてプラットホーム12から上方に延在している。直立型モータ51は、伝達ハウジング53内に延在する垂直方向の回転出力軸(図示せず)を有する。伝達ハウジング53は、直立型モータ51の垂直方向の回転出力軸の回転運動を水平方向のモータ組立体出力軸57(図6Aを参照)に、当業者に周知の方式(例えば、ウォーム歯車や他の手段)で伝達する。モータ組立体出力軸57は、第1の液体抽出プレス11内に延在する第1の端65と、第2の液体抽出プレス11内に延在する第2の端59を有する。図5と図6Aに示したように、モータ組立体出力軸57の第1の端65と第2の端59はそれぞれ、円柱部分61と、円柱部分61の長手方向の面に沿って延在するキーフランジ63を有する。モータ組立体出力軸57の第1の端65と第2の端59は、より詳しく後で説明するように液体抽出プレス11に動力を供給する。
【0020】
図5、図6及び図6Aに示したように、各液体抽出プレス11は、外側ハウジングシェル46と内側ハウジングシェル48を有するハウジング42を備える。内側ハウジングシェル48(図5、図6、及び図8から図11)は、環状の底壁52、底壁52から延在する円筒壁54、及び円筒壁54から底壁52と反対側に延在する周囲フランジ56を有する。円形の底壁52は、中心にある駆動軸開口部50と、駆動軸開口部50を取り囲む複数の留め具開口部58とを有する。留め具開口部58は、内側ハウジングシェル48をモータ組立体44に接続する留め具を受けるように構成されている。底壁52と円筒壁54の間の縁には、3個の洗浄穴60があり、これらの3個の洗浄穴60は、後述するように液体抽出組立体40を洗浄するように液体抽出組立体40が構成されている場合に、洗浄液を内側ハウジングシェル48内に注入することを可能にする。3個の洗浄穴60を示しているが、任意の数の洗浄穴60を使用することができる。洗浄穴60は、液体抽出組立体40を通常使用している間塞ぐこともでき、液体抽出組立体40に水や他の洗浄液を注入して液体抽出組立体40を掃除するために開くこともできる。洗浄穴60は、一般的なガーデンホースに接続するための雄ねじを形成した外面を備えてもよい。円筒壁54は、更に、円筒壁54の最下部に配置された濾液排出口62を備える。濾液排出口62は、塊状物質から抽出された液体と液体抽出組立体40に注入した洗浄液とが液体抽出組立体40から出ることを可能にする。内側ハウジングシェル48の周囲フランジ56は、円形部分64、下側突出リップ部分66、及びノーズ部分68を有する。下側突出リップ部分66とノーズ部分68は、開口部70を画定する。後でより詳細に説明するように、開口部70は、可動式の側壁72(図19と図19Aを参照)が挿入されるように構成されている。円形部分64、下側突出リップ部分66、及びノーズ部分68は全て、中央封止材76(後述する)と外側ハウジングシェル46を内側ハウジングシェル48に接続するための複数の接続穴74を有する。内側ハウジングシェル48と外側ハウジングシェル46は、(外側ハウジングシェル46が、駆動軸開口部50、開口部70、及び後述する他の細部を含まないことを除き)実質的に互いに鏡像関係にある。
【0021】
図示の例では、外側ハウジングシェル46は、円形の底壁52’、底壁52’から延在する円筒壁54’、及び円筒壁54’から底壁52’と反対側に延在する周囲フランジ56’を有する。円形の底壁52’は、液体抽出組立体40の内部を観察するために中心に配置された窓78を有することができる。底壁52’と円筒壁54’の間の縁には、後述するように液体抽出組立体40を掃除するように液体抽出組立体40が構成されて場合に、洗浄液を内側ハウジングシェル48内に注入することを可能にする3個の洗浄穴60’がある。3個の洗浄穴60’を示してあるが、任意の数の洗浄穴60’を使用することができる。洗浄穴60’は、液体抽出組立体40を通常使用している間塞ぐこともでき、液体抽出組立体40に水や他の洗浄液を注入して液体抽出組立体40を掃除できるように開けることもできる。円筒壁54’は、円筒壁54’の最下部に配置された濾液排出口62’を有する。濾液排出口62’は、塊状物質から抽出された液体と液体抽出組立体40に注入された洗浄液とが液体抽出組立体40から出ることを可能にする。内側ハウジングシェル48’の周囲フランジ56’は、円形部分64’と、円形部分64’から突出する延長部分80とを有する。延長部分80は、内側ハウジングシェル48の下側突出リップ部分66、ノーズ部分68及び開口部70と実質的に同じ外周形状を有する。円形部分64’と延長部分80は、中央封止材76(後述する)と内側ハウジングシェル48を外側ハウジングシェル46に接続するために、内側ハウジングシェル48の接続穴74’に対応する複数の接続穴74’を有する。
【0022】
図示の中央封止材76(図5、図6、図6A、図12及び図13)は、内側ハウジングシェル48と外側ハウジングシェル46の間に位置決めされ、塊状物質が液体抽出組立体40の液体抽出プレス11の一方の中を通る範囲の上側と下側を画定する。中央封止材76は、また、液体抽出プレス11を通るスラッジの入口と出口を画定する。中央封止材76は、外側C字形部分82、スクレーパ部分84、第1の入口板86、及び第2の入口板88を有する。外側C字形部分82は、入口延長部90と出口延長部92を有する。入口延長部90は、第1の入口板86と第2の入口板88の上縁を受け入れるように構成された1対の溝94を有する。外側C字形部分82の出口延長部92は、斜めの上面96を有する。スクレーパ部分84は、外側C字形部分82の出口延長部92と入口延長部90の間にある。スクレーパ部分84は、掻き取りチップ100を有する内側環状面98、上面102、下面104、1対の側面106、及び内側環状面98と反対側の端面108を有する。1対の側面106にある1対の上側の溝110は、第1の入口板86と第2の入口板88の下縁を受け入れるように構成されている。スクレーパ部分84の下面104と、外側C字形部分82の出口延長部92の斜めの上面96は、スラッジの固体分の出口用に外方に向かってテーパが付けられた上面と下面を画定する。側壁72と延長部分80の少なくとも一方が、後述するように選択的に動作可能な制限板を備えてもよいことが意図されている。外側C字形部分82、スクレーパ部分84、第1の入口板86、及び第2の入口板88はそれぞれ、後述するように中央封止材76を内側ハウジングシェル48と外側ハウジングシェル46に接続するための接続穴122を有する。
【0023】
図示の例では、回転スクリーン組立体200(図7)は、中央封止材76を取り囲み、スラッジから液体分を取り出すのを支援する。回転スクリーン組立体200は、第1側の駆動ホイール202、第1側のスロットフィルタスクリーン204、中心ハブ/スペーサ206、第2側のスロットフィルタスクリーン208、及び第2側の駆動ホイール210を有する。第1側の駆動ホイール202と第2側の駆動ホイール210は、同一であるが向きが逆であることが好ましい。同様に、第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208は、同一であるが向きが逆であることが好ましい。
【0024】
図示の第1側の駆動ホイール202と第2側の駆動ホイール210(図5〜図7)はそれぞれ、外側リム212、複数のスポーク214、及び内側リム組立体216を有する。外側リム212は、実質的に円形であり、内周に切欠き213を有する。複数のスポーク214はそれぞれ、内縁215、外縁217、及び内側端219と外側端221を有する。内縁215と外側端221の交点に外側リム切欠き223がある。外側リム切欠き223内に外側リム212がある。スポーク214は、また、内縁215と内側端219の交点にある内側リム切欠き225を有する。内側リム組立体216は、内側環状板218と円筒状駆動軸部材220を有する。 内側環状板218は、スポーク214の内側リム切欠き225内に位置している。内側環状板218は、基部227と円形延長部材229とを有し、円形延長部材229は、円形延長部材229の外側で且つ円形延長部材229が延在している基部227の面上に配置された中心スペーサ/ハブ支持切欠き231を画定する。内側環状板218の基部227は、また、円筒状駆動軸部材220を受け入れる後側切欠き233を有する。内側環状板218と円筒状駆動軸部材220は、モータ組立体出力軸57の第1の端65又は第2の端59を受け入れる駆動軸開口部235を画定する。モータ組立体出力軸57の第1の端65又は第2の端59のキーフランジ63は、駆動軸開口部235の駆動軸切欠き237に受け入れられ、それにより、円筒状駆動軸部材220と内側環状板218が、モータ組立体出力軸57と一緒に回転することが保証される。
【0025】
図示の例では、第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208(図5〜図6A、図15及び図16)はそれぞれ、外側リム205、複数のスロット209を有する面207、及び内側ハブ230を有する。スロットフィルタスクリーンは、複数のワイヤを外側リム205と内側ハブ230に接続し、それによりスロット209を画定することによって作成される。代替として、(例えば、水や他の液体を使用して)環状板にスロットをエッチングし、それにより外側リム205、複数のスロット209を有する面207、及び内側ハブ230を形成することによって、スロットフィルタスクリーン204及び208を作成できる。スロットフィルタスクリーン204及び208は、また、複数のスロット209を有する面207の後側を支持するために、外側リム205と内側ハブ230の間に延在する複数の支持バー232を有することができる。スロット209は、スロットフィルタスクリーン204及び208全体にわたって先行技術の多孔板よりも大きいろ過面積を可能にし、それにより固体捕捉率が向上しかつ清浄が容易になる。第1側の駆動ホイール202と第2側の駆動ホイール210のスポーク214は、スロットフィルタスクリーン204及び208の支持バー232と接している。スロットフィルタスクリーン204及び208は、24インチと36インチを含む任意の直径とすることができる。スロット209は、スロットフィルタスクリーン204、208の周縁の第1の点からスロットフィルタスクリーン204、208の周縁の第2の点まで延在することが好ましい(スロットがスロットフィルタスクリーン204、208の中心を横切る場合は中断することがある)。図16に示したように、スロット209は、三角形状を有することが好ましく、塊状物質が液体抽出組立体40を通るときにスロット209の幅の広い方の側が塊状物質に当たる。
【0026】
図示の液体抽出組立体40は、液体抽出プレス11をモータ組立体44に接続することによって組み立てられる。以下の議論では、モータ組立体44への1台の液体抽出プレス11の接続だけを説明する。しかしながら、残りの液体抽出プレス11も類似の方式でモータ組立体44に接続することができる。液体抽出プレス11をモータ組立体44に接続する際、最初のステップは、図8と図9に示したように内側ハウジングシェル48をモータ組立体44に接続することである。内側ハウジングシェル48は、最初にモータ組立体出力軸57の第2の端59に環状キャップ114(図6と図6Aを参照)を被せ、環状キャップ114をモータ組立体44の伝達ハウジング53に接続することによってモータ組立体44に接続される。次に、モータ組立体出力軸57の第2の端59が、内側ハウジングシェル48の駆動軸開口部50に挿入される。次に、留め具116を内側ハウジングシェル48の底壁52の留め具開口部58を介して環状キャップ114(伝達ハウジング53に接続されている)に差し込むことによって、内側ハウジングシェル48がモータ組立体44に接続される。図6と図6Aに示したように、モータ組立体出力軸57と内側ハウジングシェル48の駆動軸開口部50の間に封止材118が配置される。
【0027】
内側ハウジングシェル48をモータ組立体44に接続した後で、回転スクリーン組立体200の第1側の駆動ホイール202が、モータ組立体出力軸57の第2の端59上まで摺動される。第1側の駆動ホイール202は、モータ組立体出力軸57の第2の端59を内側環状板218の駆動軸開口部235と第1側の駆動ホイール202の円筒状駆動軸部材220に差し込むことによってモータ組立体出力軸57上まで摺動され、その結果、モータ組立体出力軸57の第2の端59のキーフランジ63が、前述のように駆動軸開口部235の駆動軸切欠き237に挿入される。その後で、中心ハブ/スペーサ206が、第1側の駆動ホイール202の内側リム組立体216の円形延長部材229のまわりに配置される。次に、第1側のスロットフィルタスクリーン204の内側ハブ230によって画定された開口部120内に中心ハブ/スペーサ206を挿入することによって、第1側のスロットフィルタスクリーン204が、中心ハブ/スペーサ206の上に配置される。第1側のスロットフィルタスクリーン204が、中心ハブ/スペーサ206を超えて完全に摺動された後で、第1側のスロットフィルタスクリーン204が、第1側の駆動ホイール202のスポーク214の内縁215に当たり、第1側の駆動ホイール202の内周切欠き213と中心ハブ/スペーサ206の間に配置される。第1側の駆動ホイール202と第1側のスロットフィルタスクリーン204が、前述のようにモータ組立体出力軸57に完全に接続されたとき、第1側の駆動ホイール202と第1側のスロットフィルタスクリーン204は、内側ハウジングシェル48内に配置される。
【0028】
第1側の駆動ホイール202、第1側のスロットフィルタスクリーン204、及び中心ハブ/スペーサ206を前述のように組み立てた後で、中央封止材76が、図17に示したように、内側ハウジングシェル48の周囲フランジ56に対して位置決めされる。中央封止材76は、中央封止材76の接続穴122が内側ハウジングシェル48の接続穴74と位置が合うように位置決めされる。更に、図12に示したように、中心ハブ/スペーサ206の外側面は、中央封止材76のスクレーパ部分84の内側環状面98に当たる。その後で、第2側のスロットフィルタスクリーン208の内側ハブ230によって画定された開口部120に中心ハブ/スペーサ206を差し込むことにより、第2側のスロットフィルタスクリーン208が、中心ハブ/スペーサ206上に摺動される。次に、モータ組立体出力軸57の第2の端59を内側環状板218の駆動軸開口部235と第2側の駆動ホイール210の円筒状駆動軸部材220に差し込むことによって、第2側のフィルタスクリーン208が液体抽出プレス11に接続される。その結果、モータ組立体出力軸57の第2の端59のキーフランジ63が、前述のように駆動軸開口部235の駆動軸切欠き237に挿入される。更に、円形延長部材229が、中心ハブ/スペーサ206内に差し込まれ、第2側のスロットフィルタスクリーン208が、第2側の駆動ホイール210のスポーク214の内縁215に当たり、第2側の駆動ホイール210の内周切欠き213と中心ハブ/スペーサ206の間に配置される。更に、図6と図6Aに示したように、複数の留め具124が、第1側の駆動ホイール202と第2側の駆動ホイール210の内側リム組立体216の開口部に差し込まれ、回転スクリーン組立体200が組み立てられる。この時点までの液体抽出プレス11の組立体を図18に示す。最後に、外側ハウジングシェル46が中央封止材76に当接され、外側ハウジングシェル46の接続穴74’が、中央封止材76の接続穴122及び内側ハウジングシェル48の接続穴74と位置合わせされ、留め具126が、接続穴74、74’及び122に差し込まれ、内側ハウジングシェル48、中央封止材76及び外側ハウジングシェル46が接続される。以上、特定の組み立て手順を概説したが、液体抽出組立体40は任意の方式で組み立てることができる。例えば、回転スクリーン組立体200は、液体抽出組立体40のハウジング42に接続する前に単一体として組み立ててもよい。更に、図5〜図6Aに示したように、液体抽出組立体40が、外側ハウジングシェル46と第2側の駆動ホイール210の間と、内側ハウジングシェル48と第1側の駆動ホイール202の間に配置されたT字形封止材45を有していてもよい。このT字形封止材45は、一方の側で、中央封止材76、円筒壁54、第1側の駆動ホイール202、及び円筒壁54から突出する止め部49の間で固定され、他方の側で、中央封止材76、円筒壁54’、第2側の駆動ホイール210、及び円筒壁54から突出する止め部49の間に固定される。
【0029】
液体抽出プレス11を前述のように組み立てた後、塊状物質には、中央封止材76、第1側のスロットフィルタスクリーン204、第2側のスロットフィルタスクリーン208、中心スペーサ/ハブ206、外側ハウジングシェル46の延長部80、及び側壁72によって画定された液体抽出プレス11を通る経路ができる。図19と図19Aに示したように、側壁72は、内側ハウジングシェル48の下側突出リップ部分66とノーズ部分68によって画定された開口部70内に配置される。側壁72は、開口部70の後部130に134においてヒンジ接続される(図1及び図9〜図11を参照)。側壁72は、側壁72をヒンジ134のまわりに回転させるために、その外側面に空気ベロー(air bellow)132が接続されている。図19に示したように完全に閉じた状態で、側壁72は、外側ハウジングシェル46の延長部80と実質的に平行である。しかしながら、空気ベロー132を作動させて側壁72をヒンジ134のまわりに回転させて、図19Aに示したように液体抽出プレス11の出口を広げることができる。その結果、塊状物質は、入口延長部90、第1の入口板86、第2の入口板88、及び中央封止材76のスクレーパ部分84の上面102によって画定された液体抽出組立体入口から液体抽出プレス11に入る。次に、塊状物質は、中央封止材76の外側C字形部分82の内側面、第1側のスロットフィルタスクリーン204、第2側のスロットフィルタスクリーン208、及び中心スペーサ/ハブ206によって画定された経路内を、中心ハブ/スペーサ206のまわりに中央封止材76の後方に向かって移動する。最後に、塊状物質は、中央封止材76のスクレーパ部分84の下面104、出口延長部92の傾斜した上面96、外側ハウジングシェル46の延長部80、及び側壁72によって画定された液体抽出組立体出口を介して液体抽出組立体を出る。
【0030】
使用時においては、塊状物質は、入口から液体抽出組立体40に入り、中心ハブ/スペーサ206のまわりで強制的に送られる。中央封止材76とハウジング42が所定の位置に固定されているのに対し、回転スクリーン組立体200は、前述のようにモータ組立体出力軸57と共に回転する。配管22内の塊状物質の圧力によって、スラッジが、液体抽出組立体40内を液体抽出組立体の出口の方に強制的に送られる。しかしながら、スラッジが液体抽出組立体40内を通っているとき、米国特許第4,534,868号に記載されているように、塊状物質の両側のスロットフィルタスクリーン204、208がスラッジから液体分を取り除く。スロットフィルタスクリーン204、208が、スラッジから液体分を取り除くとき、液体は、回転スクリーン組立体200と内側ハウジングシェル48の間と回転スクリーン組立体200と外側ハウジングシェル46の間の1対の領域180(図6Aを参照)を介して落ちる。次に、液体は、濾液排出口62を通ってハウジング42から出る。更に、図2に示したように、濾液排出口62は、液体を破棄するための別の液体流出要素に接続されるように適応された液体流出管190に接続されてもよい。従って、液体分は、スロットフィルタスクリーン204、208を通って流れ、外側ハウジングシェル46と内側ハウジングシェル48のそれぞれの濾液排出口62、62’から下に落ちる。塊状物質が、液体抽出組立体40内の円形経路を移動するとき、中央封止材76の掻き取り部分84の掻き取りチップ100が、中心ハブ/スペーサ206から塊状物質を掻き取り、塊状物質を液体抽出組立体40の出口に送る。塊状物質が、液体抽出組立体40の出口に向かって移動するにつれて、塊状物質は、殆ど(全てではないにしても)スラッジの固体分となりケークになる。塊状物質のケークが、真っ直ぐではなく前述のように外方に向けてテーパを付けたゾーンに開放されるので、スラッジケークをより適切に制御することができ、スラッジケークの架橋や結合が減少する。
【0031】
図示の例では、液体抽出組立体40は、液体抽出プレス11、第1側のスロットフィルタスクリーン204及び第2側のスロットフィルタスクリーン208の内部を掃除する幾つかの特徴を有する。最初に、中央封止材76のスクレーパ部分84は、スクレーパ部分84の側面106から上方に延在する複数の入口スクレーパ140(図12を参照)を有する。第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208が、入口スクレーパ140を通過して回転するとき、入口スクレーパ140は、第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208の内側面に当たり、それにより、第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208は、入口スクレーパ140を通過して回転するときに内側面が掻き取られる。第2に、中央封止材76のスクレーパ部分84は、スクレーパ部分84の側面106から外方に突出する複数のケークスクレーパ142(図12を参照)を有する。第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208が、入口スクレーパ140を通過して回転するとき、ケークスクレーパ142が、第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208の内側面と当たり、それにより第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208は、中央封止材76のスクレーパ部分84を通過して回転するときに内側面が掻き取られる。第3に、中央封止材76のスクレーパ部分84は、スクレーパ部分84の側面106に1対の洗浄ノズル144を有する。スクレーパ部分84は、スクレーパ部分84を貫通する内腔146を有すると共に、スクレーパ部分84の端面108に洗浄液入口148を有する(図13を参照)。図2と図3に示したように、水供給源29に入った水を、スクレーパ部分84の洗浄液入口148に導き、そして内腔146に導くことができる。次に、水は、スクレーパ部分84の側面106の洗浄ノズル144を介して内腔146から吐出され、それにより第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208が、スクレーパ部分84を通過して回転するときに掃除される。従って、ノズル144は、システム10の使用中(即ち、塊状物質から液体を除去している間)に第1側のスロットフィルタスクリーン204と第2側のスロットフィルタスクリーン208を洗浄し掃除できる。最後に、前述のようにそれぞれ洗浄穴60’、60を介して内側ハウジングシェル48と外側ハウジングシェル46内に水又は洗浄液を注入することによって、液体抽出組立体全体を掃除することができる。
【0032】
図示の実施形態では、液体抽出プレス11の出口は、中央封止材76のスクレーパ部分84の下面104によって画定された上壁と、中央封止材の出口延長部92の斜めの上面96によって画定された下壁と、外側ハウジングシェル46の延長部80によって画定された第1の側壁と、側壁72によって画定された第2の側壁とを有する。図示の例では、前述のように、出口の上壁が水平であり且つ下壁に外方に向けてテーパを付けられているので出口は外方に向かうテーパを有しており、その結果、塊状物質が出口を通るときに塊状物質は小さい領域から大きい領域を通る(図19Bを参照)。更に、側壁は、平行でもよく、前述のように外方に向けてテーパを付けた側壁72を備えてもよい。そのような構成は、図19Bに示されている。しかしながら、出口の上壁、下壁、第1の側壁及び/又は第2の側壁が外方に向かうテーパを有していてもよい。例えば、図19Cに示したように、中央封止材76のスクレーパ部分84の下面104が外方に向かうテーパを有していてもよく、それにより外方に向けてテーパの付けられた上側と下側の壁を備えた出口が提供される。更に、出口の下壁を水平にすると共に、中央封止材76のスクレーパ部分84の下面104を外方にテーパさせることによって上壁に外方に向かうテーパを付けてもよい。更に、出口の両方の側壁が、出口の両方の側壁を選択的に動かして外方にテーパさせることができるように、前述のような側壁72を備えてもよい(外側ハウジングシェル46が開口部70とその中の第2の側壁72を有する)。更に、図19Dに示したように、側壁72が出口の側壁の一部分だけを構成し、固定式側壁72’を可動式側壁72の下又は上に設けてもよい。更に、出口の両方の側壁が、図19Eに示したように出口の上壁から出口の下壁の方向に向かって外方に広がるテーパを有し、その結果、出口の側壁間の距離が、側壁の下側より上側の方で小さくなるようにしてもよい。
【0033】
本発明の概念から逸脱することなく前述の構造に対して変更及び修正を行うことができることを理解されたい。更に、そのような概念は、特許請求の範囲の文言によって明示的に述べられていない限り、添付の特許請求の範囲に含まれるものと理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の塊状物質から液体を抽出するシステムの平面図である。
【図2】本発明の塊状物質から液体を抽出するシステムの正面図である。
【図3】本発明の塊状物質から液体を抽出するシステムの側面図である。
【図4】本発明の塊状物質から液体を抽出するシステムの略図である。
【図5】本発明のシステムの液体抽出組立体とモータ組立体の分解後面斜視図である。
【図6】本発明の液体抽出組立体の分解断面図である。
【図6A】本発明のシステムの1対の液体抽出組立体とモータ組立体の伝達ハウジングの断面図である。
【図7】本発明の液体抽出組立体の回転スクリーン組立体の断面図である。
【図8】本発明の液体抽出システムの液体抽出組立体の内側ハウジングシェルとモータ組立体の後面図である。
【図9】本発明の液体抽出システムの液体抽出組立体の内側ハウジングシェルとモータ組立体の側面図である。
【図10】本発明の液体抽出組立体のハウジングの内側ハウジングシェルの第1の側面図である。
【図11】本発明の液体抽出組立体のハウジングの内側ハウジングシェルの第2の側面図である。
【図12】本発明の液体抽出組立体の中央封止材の側面図である。
【図13】本発明の液体抽出組立体の中央封止材の正面図である。
【図14】本発明の液体抽出組立体の回転スクリーン組立体の駆動ホイールの第1の側面図である。
【図15】本発明の液体抽出組立体の回転スクリーン組立体のスロットフィルタスクリーンと駆動ホイールの第2の側面図である。
【図16】本発明のスロットフィルタスクリーンの断面図である。
【図17】本発明の液体抽出組立体のモータ組立体、内側ハウジングシェル、スロットフィルタスクリーン、駆動ホイール、駆動軸、及び中央封止材の側面図である。
【図18】本発明の液体抽出組立体のモータ組立体、内側ハウジングシェル、回転スクリーン組立体、駆動軸、及び中央封止材の側面図である。
【図19】第1の状態にある本発明の液体抽出組立体の出口の端面図である。
【図19A】第2の状態にある本発明の液体抽出組立体の出口の端面図である。
【図19B】本発明の液体抽出組立体の出口の側面断面図である。
【図19C】本発明の第2の実施形態の液体抽出組立体の出口の側面断面図である。
【図19D】本発明の第3の実施形態の液体抽出組立体の出口の端面図である。
【図19E】本発明の第4の実施形態の液体抽出組立体の出口の端面図である。
【符号の説明】
【0035】
18 重合体混合供給システム
21 塊状物質混合タンク
40 液体抽出組立体
42 ハウジング
204、208 回転スクリーン
209 スロット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体であって、
入口と出口を備えたハウジングを有し、
ハウジングが、入口と出口の間の経路を更に有し、
ハウジングが、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成されており、
ハウジングが、経路に隣接する少なくとも1枚の回転スクリーンを有し、少なくとも1枚の回転スクリーンがそれぞれ経路の1つの壁を画定し、
少なくとも1枚の回転スクリーンが、複数の平行な細長いスロットを有し、
入口に強制的に送り込まれる塊状物質からの圧力によって、塊状物質が回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が、少なくとも1枚の回転スクリーンの細長いスロットを通るように強制される液体抽出組立体。
【請求項2】
塊状物質から液体を抽出する液体抽出組立体であって、
入口と出口を備えたハウジングを有し、
ハウジングが、入口と出口の間の経路を更に有し、
ハウジングが、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成されており、
出口が、互いに遠ざかるように固定的にテーパが付けられた少なくとも1対の対向する側壁を有し、
ハウジングが、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを有し、
少なくとも1枚の回転スクリーンが複数の開口部を有し、
入口に強制的に送り込まれる塊状物質からの圧力によって、塊状物質が少なくとも1枚の回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が、少なくとも1枚の回転スクリーンの開口部を通るように強制される液体抽出組立体。
【請求項3】
出口が、第1の端、第2の端、第1の側壁、及び第2の側壁を有し、
1対の対向する側壁が上壁と下壁であり、
塊状物質が、出口に第1の端から入ると共に出口の第2の端から出て、
第1の側壁と第2の側壁が上壁から下壁に向かって外方に広がるテーパを有し、その結果第1の側壁と第2の側壁の間の距離が下壁より上壁の方が小さくなっている、請求項2に記載の液体抽出組立体。
【請求項4】
第1の側壁の少なくとも一部分が、ハウジング内で、出口の第1の端において旋回点で回転可能に接続され、第1の側壁の少なくとも一部分が外方に回転して出口の第2の端を拡張することができる、請求項3に記載の液体抽出組立体。
【請求項5】
塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体であって、
入口と出口をそれぞれ有する1対のハウジングを有し、
ハウジングがそれぞれ、入口と出口の間の経路を更に有し、
ハウジングが、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成されており、
各ハウジングが、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを有し、
回転スクリーンが、貫通する複数の開口部を有し、
1対のハウジング間に位置決めされ両方の回転スクリーンを駆動する単一のモータとを有し、
入口に強制的に送り込まれた塊状物質からの圧力によって、塊状物質が回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が、回転スクリーンの開口部を通るように強制される液体抽出組立体。
【請求項6】
塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体であって、
入口と出口を有するハウジングと、
ハウジングが、入口と出口の間に経路を更に有し、
ハウジングが、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成されており、
ハウジングが、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する回転スクリーンを有し、
回転スクリーンが、貫通する複数の開口部を有し、
ハウジングが、ハウジングの外部と連通する洗浄流体入口を有し、洗浄流体入口が、少なくとも1枚の回転スクリーンに洗浄流体を噴霧して少なくとも1枚の回転スクリーンを掃除するための少なくとも1個のノズルを有し、
入口に強制的に送り込まれた塊状物質からの圧力によって、塊状物質が回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が、スクリーンのスロットを通るように強制される液体抽出組立体。
【請求項7】
塊状物質から液体を抽出するための液体抽出組立体を洗浄する方法であって、
入口と出口を有すると共に入口と出口の間の経路を有し、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを更に有するハウジングであって、少なくとも1枚の回転スクリーンが貫通する複数の開口部を有するハウジングを提供する段階と、
ハウジングに穴を設ける段階と、
穴に液体を注入して少なくとも1枚の回転スクリーンを洗浄する段階とを含む方法。
【請求項8】
複数の開口部が複数の平行な細長いスロットである、請求項7に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項9】
塊状物質から液体を抽出する方法であって、
入口と出口を有すると共に入口と出口の間の経路を有し、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを更に有するハウジングであって、少なくとも1枚の回転スクリーンが、貫通する複数の平行な細長いスロットを有するハウジングを提供する段階と、
塊状物質を入口に強制的に送り込む段階と、
スクリーンを回転させる段階と、
塊状物質中の液体の少なくとも一部分を、少なくとも1枚の回転スクリーン内の複数の平行な細長いスロットに強制的に通す段階とを含む方法。
【請求項10】
少なくとも1枚の回転スクリーンが円形であり、
細長いスロットの少なくとも1個が、少なくとも1枚の回転スクリーンの周縁上の第1の点から少なくとも1枚の回転スクリーンの周縁上の第2の点まで延在する、請求項8又は9に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項11】
少なくとも1枚の回転スクリーンが2枚の回転スクリーンを含む、請求項7又は9に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項12】
経路が実質的に円形であり、
2枚の回転スクリーンが経路の対向する壁を画定する、請求項11に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項13】
ハウジングが、経路内で且つ少なくとも1枚の回転スクリーンに隣接する少なくとも1個の固定式スクレーパを有し、
更に、少なくとも1枚の回転スクリーンを少なくとも1個の固定式スクレーパを通過して回転させ、回転スクリーンが少なくとも1個の固定式スクレーパを通過して回転されるときに少なくとも1枚の回転スクリーンを掃除する段階を含む、請求項7又は9に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項14】
少なくとも1枚の回転スクリーンが2枚の回転スクリーンを含む、請求項7又は9に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項15】
少なくとも1個のノズルが2個のノズルを含む、請求項14に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項16】
出口が、少なくとも1対の対向する固定壁を有し、少なくとも1対の対向する固定壁が、互いに遠ざかるようにテーパを有し、その結果、塊状物質が出口から通るときに塊状物質が小さい領域から大きい領域を通る、請求項7又は9に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項17】
出口が、第1の端、第2の端、上側、下側、第1の側壁、及び第2の側壁を有し、
塊状物質が、出口に第1の端から入ると共に出口の第2の端から出て、
第1の側壁と第2の側壁が上側から下側に向かって外方に広がるテーパを有し、その結果、第1の側壁と第2の側壁の間の距離が下側より上側の方が小さくなる、請求項7又は9の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項18】
上側と下側が固定され且つ互いに遠ざかるようにテーパが付けられ、その結果、出口の第1の端が出口の第2の端より小さい、請求項17に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項19】
第1の側壁の少なくとも一部分が、ハウジング内で、出口の第1の端において旋回点で回転可能に接続され、第1の側壁の少なくとも一部分が外方に回転して出口の第2の端を拡大することができる、請求項17に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項20】
少なくとも1枚の回転スクリーンを回転させるモータを提供する段階と、
少なくとも1枚の回転スクリーンをモータで回転させる段階とを更に含む、請求項7又は9に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項21】
モータから少なくとも1枚の回転スクリーンまで延在する軸組立体を設ける段階と、
軸組立体に直角部分を設ける段階とを更に含む、請求項20に記載の液体抽出組立体を洗浄する方法。
【請求項22】
塊状物質から液体を抽出するシステムであって、
上面を有する持ち運び可能なプラットホームと、
システムの塊状物質入口と、
上面上の重合体供給混合システムと、
上面上の液体抽出組立体と、
システム塊状物質入口と重合体供給混合システムの間の第1の区分と、重合体供給混合システムと液体抽出組立体の間の第2の区分とを有する配管とを有し、
システムは、システム塊状物質入口に塊状物質を入れ、塊状物質を配管の第1の区分を介して重合体供給混合システムに送り、重合体供給混合システムにおいて塊状物質に重合体を注入し、重合体供給混合システムから液体抽出組立体に塊状物質を送るように構成され、
液体抽出組立体に強制的に送り込まれた塊状物質からの圧力によって、塊状物質中の液体の少なくとも一部分が塊状物質から強制的に押し出されるシステム。
【請求項23】
持ち運び可能なプラットホームの上面が72平方フィートより小さい、請求項22に記載の塊状物質から液体を抽出するシステム。
【請求項24】
液体抽出組立体が、入口と出口を有する少なくとも1個のハウジングを有し、
少なくとも1個のハウジングが、入口と出口の間に経路を更に有し、
少なくともハウジングが、塊状物質を入口に強制的に送り込んで塊状物質を入口から出口に移動させるように構成されており、
少なくとも1個のハウジングが、経路に隣接すると共に経路の1つの壁を画定する少なくとも1枚の回転スクリーンを有し、
少なくとも1枚の回転スクリーンが、貫通する複数の開口部を有し、
入口に強制的に送り込まれた塊状物質からの圧力によって、塊状物質が少なくとも1枚の回転スクリーンに押し付けられ、それにより塊状物質中の液体の少なくとも一部分が、少なくとも1枚の回転スクリーンの開口部を通るように強制される、請求項22に記載の液体を抽出するシステム。
【請求項25】
少なくとも1個のハウジングが2個のハウジングを含む、請求項24に記載の液体を抽出するシステム。
【請求項26】
両方の回転スクリーンを駆動するために単一のモータがハウジング間に位置決めされている、請求項25に記載の塊状物質から液体を抽出するシステム。
【請求項27】
モータから回転スクリーンに延在する軸組立体を更に有し、
軸組立体が1対の直角部分を有する、請求項26に記載の塊状物質から液体を抽出するシステム。
【請求項28】
複数の開口部が複数の平行な細長いスロットである、請求項2、5、6又は24に記載の液体抽出組立体。
【請求項29】
少なくとも1枚の回転スクリーンが円形であり、
細長いスロットの少なくとも1個が、少なくとも1枚の回転スクリーンの周縁上の第1の点から少なくとも1枚の回転スクリーンの周縁上の第2の点まで延在する、請求項1又は5に記載の液体抽出組立体。
【請求項30】
少なくとも1枚の回転スクリーンが円形であり、
細長いスロットの少なくとも1個が、少なくとも1枚の回転スクリーンの周縁上の第1の点から少なくとも1枚の回転スクリーンの周縁上の第2の点まで延在する、請求項28に記載の液体抽出組立体。
【請求項31】
少なくとも1枚の回転スクリーンが2枚の回転スクリーンを含む、請求項1、2、5、6又は24に記載の液体抽出組立体。
【請求項32】
経路が実質的に円形であり、
2枚の回転スクリーンが経路の対向する壁を画定する、請求項31に記載の液体抽出組立体。
【請求項33】
ハウジングは、経路内で且つ少なくとも1枚の回転スクリーンに隣接する少なくとも1個の固定式スクレーパを有し、回転スクリーンが少なくとも1個の固定式スクレーパを通過して回転されるときに少なくとも1個の固定式スクレーパが少なくとも1枚の回転スクリーンを掃除する、請求項1、2、5、6又は24に記載の液体抽出組立体。
【請求項34】
ハウジングは、ハウジングの外部と連通する洗浄流体入口を有し、洗浄流体入口が、少なくとも1枚の回転スクリーンを掃除するために、少なくとも1枚の回転スクリーンに洗浄流体を噴霧するための少なくとも1個のノズルを有する、請求項1、2、5又は24に記載の液体抽出組立体。
【請求項35】
少なくとも1枚の回転スクリーンが2枚の回転スクリーンを含む、請求項34に記載の液体抽出組立体。
【請求項36】
少なくとも1枚の回転スクリーンが2枚の回転スクリーンを含む、請求項6に記載の液体抽出組立体。
【請求項37】
少なくとも1個のノズルが2個のノズルを含み、各ノズルが回転スクリーンの一方に噴霧する、請求項36に記載の液体抽出組立体。
【請求項38】
少なくとも1個のノズルが2個のノズルを含み、各ノズルが回転スクリーンの一方に噴霧する、請求項35に記載の塊状物質から液体を抽出するシステム。
【請求項39】
出口が、少なくとも1対の対向する固定壁を有し、少なくとも1対の対向する固定壁が、互いに遠ざかるようにテーパを有し、その結果塊状物質が出口を通るときに塊状物質が小さい領域から大きい領域に通る、請求項1、5、6又は24に記載の液体抽出組立体。
【請求項40】
出口が、第1の端、第2の端、上側、下側、第1の側壁、及び第2の側壁を有し、
塊状物質が、出口に第1の端から入ると共に出口の第2の端から出て、
第1の側壁と第2の側壁が上側から下側に向かって外方に広がるテーパを有し、その結果第1の側壁と第2の側壁の間の距離が下側より上側で小さくなる、請求項1、5、6又は24に記載の液体抽出組立体。
【請求項41】
上側と下側が固定され且つ互いに遠ざかるようにテーパを有し、その結果、出口の第1の端が出口の第2の端より小さくなる、請求項40に記載の液体抽出組立体。
【請求項42】
第1の側壁の少なくとも一部分が、ハウジング内で、出口の第1の端において旋回点で回転可能に接続され、第1の側壁の少なくとも一部分が外方に回転して出口の第2の端を拡張することができる、請求項40に記載の液体抽出組立体。
【請求項43】
少なくとも1枚の回転スクリーンを回転させるモータを更に有する、請求項1、2、6又は24に記載の塊状物質から液体を抽出するシステム。
【請求項44】
モータから少なくとも1枚の回転スクリーンまで延在する軸組立体を更に有し、
軸組立体が直角部分を有する、請求項43に記載の液体抽出組立体。
【請求項45】
モータから回転スクリーンまで延在する軸組立体を有し、
軸組立体が1対の直角部分を有する、請求項5に記載の液体抽出組立体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図6A】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図19A】
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【図19B】
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【図19C】
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【図19D】
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【図19E】
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【公表番号】特表2008−509003(P2008−509003A)
【公表日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−525692(P2007−525692)
【出願日】平成17年8月8日(2005.8.8)
【国際出願番号】PCT/US2005/028041
【国際公開番号】WO2006/020543
【国際公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(507042475)プライム ソリューション,インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】