説明

固体インクプリンタ用インクステイックおよび固体インクプリンタ

【課題】高速プリンタにおけるインク移送システム設計および機能性を改善すること。
【解決手段】固体インク給送システムに使用するためのインクスティックが、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を規定し、前記第一および第二のスティック外側面の少なくとも一方は、少なくとも部分的にアーチ状となされる。また、インクスティックと共に使用するための固体インクプリンタが、スティックを溶融させるためにスティックを溶融ステーションへ給送するための固体インク給送システム含んで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、加熱された固体インクスティックからの溶融インクを受ける1つ以上のプリントヘッドを有する高速プリンタに関する。より詳細には、本発明は、インク移送システム設計および機能性を改善することに関する。
【背景技術】
【0002】
いわゆる「固体インク」プリンタは、プリンタおよび多機能プラットフォームを含む、種々の画像装置を包含し、レーザおよび水性インクジェットのアプローチのような多くの他のタイプの高速または高出力文書再生技術に勝る多くの利点を提供する。これらは、より高い文書スループット(すなわち、単位時間にわたって再生される文書の数)と、より少ない、実際の画像転送プロセスに必要とされる機械的構成要素と、より少ない、交換すべき消耗品と、より鮮鋭な画像と、それに加えてより環境に優しいこと(はるかに少ない梱包の消耗)をしばしば含む。
【0003】
典型的な固体インク画像装置についての概略図が、図1に示されている。固体インク画像装置(以下単にプリンタと称する)100は、室温では固体状態のままであるインクスティックを受け取り且つ段階化するインクローダ110を有する。インクのストックは、必要に応じて単純にさらなるインクを追加することによりユーザによってインクローダ110に補充され得る。分離されたローダチャンネルは、異なる色のために使用される。例えば、黒、シアン、イエローおよびマゼンタのインク色は、カラープリントのために典型的に必要とされるが、黒インクのみはモノクロ印刷のために必要とされる。各色は、インクローダの独立のチャンネルに装填され且つ供給される。
【0004】
インク溶融ユニット120は、インクの温度をその融点よりも充分に高く上昇させることによってインクを溶融させる。動作の溶融段階の間に、インクスティックの前端は、溶融プレートまたは溶融ユニットの加熱された面に接触し、インクはその領域において溶融される。液化されたインクは、重力、ポンプアクション、またはそれら両方によって単一または一群のプリントヘッド130に供給される。再生されるべき画像に関連し、且つプリンタコントローラ(図示せず)の制御の下で、回転プリントドラム140は、シートフィーダ160からの用紙または他の媒体170に転写されるべき画像ピクセルを表現するインク小滴を受け取る。画像転写プロセスを促進するために、加圧ローラ150は、媒体170をプリントドラム140に対して押圧し、それによってインクはプリントドラム140から媒体へ転写される。インクの温度は、画像転写の直後にインクが充分に凝固するように、注意深く調整されてもよい。
【0005】
典型的な従来技術のインクシュートまたはスティック貯蔵器においては、スティックは、一端に溶融ヘッドをそして他端にスプリングバイアスされた押し出しスティックを備える真っ直ぐなまたは直線状のチャンネルまたはシュート内に端から端まで位置されている。これらの固体インクプリンタは、高い生産性を有するので、インクの充分な供給の貯蔵部が非常に望ましい。固体インクプリンタにおけるスペースは限られているので、インクの充分な供給を保持するために長い真っ直ぐなシュートを収容できる位置をプリンタ内に見つけることは難しい問題である。収容され得るインクの量は、プリンタの物理的な寸法によって限定され、プリンタ内に対角状に位置される直線状シュートによって収容される量よりも大きくなることはできない。
【0006】
典型的には、従来技術の固体インクプリンタは、長方形のインクスティックを受け入れる長方形の断面を有するインクシュートを有する。そのような直線状のシュートの使用は、インクおよび特定のサイズの機械に提供され得るインクスティックの量を制限する。インクスティックおよび長方形断面を有する直線状のシュートおよび長方形スティック以外の形状を有するシュートを提供するとき、スティックの歪みおよびカミング(曲がり)のような結果が生じるかもしれない。湾曲されまたはアーチ状に湾曲する部分を有するシュートにおける長方形スティックの使用は、その中でそれらがシュートの湾曲された部分に沿って円滑に移動しないような結果を引き起こすかもしれない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述において確認した従来技術および代替インクおよびインクローダ形態の問題および制限を考慮して、本明細書に開示されるシステムは、固体インクプリンタに使用するために適合された固体インク供給システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1の態様は、固体インクプリンタに使用するためのインクスティックであって、その上に画像を形成すように媒体上に配置される固体インクを溶融させるように溶融ユニットに固体インクを給送するための固体インク給送システムに使用するための前記インクスティックであり、前記インクスティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を規定し、前記第一および第二のスティック外側面の少なくとも一方は、少なくとも部分的にアーチ状であるインクスティックである。
【0009】
本発明の請求項2の態様は、前記請求項1の態様において、前記第一および第二のスティック外側面の両方が少なくとも部分的にアーチ状となされたインクスティックである。
【0010】
本発明の請求項3の態様は、前記請求項1の態様において、前記第一のスティック外側のアーチ状の面が凹状となされたインクスティックである。
【0011】
本発明の請求項4の態様は、インクスティックと共に使用するための固体インク給送システムを含む固体インクプリンタであって、スティックを溶融させるためにスティックを溶融ステーションへ給送するための前記固体インク給送システム含み、スティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を有し、第一および第二のスティック外側面の少なくとも一方は、少なくとも部分的にアーチ状であり、前記給送システムは、スティックを規定された通路にて導くためのシュートを備え、前記シュートは、スティックの第一および第二の面をそれぞれ、案内するための互いに対峙する第一および第二のシュート内側面を有する固体インクプリンタである。
【0012】
本明細書に開示されるシステムの1つの実施形態によれば、固体インクプリンタに使用するためのインクスティックが提供される。インクスティックは、固体インクを溶融させるように溶融ユニットに固体インクを給送するための固体インク給送システムに使用するためのものである。インクスティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を有する。第一および第二のスティック外側面の少なくとも一方は、アーチ状である。
【0013】
本明細書に開示されるシステムの他の実施形態によれば、固体インクプリンタに使用するためにインクスティックと共に使用するための固体インク給送システムが提供される。固体インク給送システムは、スティックを溶融させるためにスティックを溶融ステーションへ給送する。スティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を有する。第一および/または第二のスティック外側面はアーチ状である。給送システムは、スティックを規定された通路にて導くためのシュートを含む。シュートは、スティックを案内する。シュートは、スティックの第一および第二の面をそれぞれ案内するための互いに対峙する第一および第二のシュート内側面を有する。
【0014】
本明細書に開示されるシステムのさらに他の実施形態によれば、インクスティックと共に使用するための固体インク給送システムを含む固体インクプリンタが提供される。
固体インク給送システムは、インクが媒体上に画像を形成するように媒体へ転写され得るように、スティックを溶融させるためにスティックを溶融ステーションへ給送する。スティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を有する。第一および/または第二のスティック外側面はアーチ状である。給送システムは、スティックを規定された通路にて導くためのシュートを含む。シュートはスティックを案内する。シュートは、スティックの第一および第二の面をそれぞれ案内するための互いに対峙する第一および第二のシュート内側面を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本明細書に開示されるシステムの特徴は、図面を参照して以下の説明から当業者に明らかになる。
【0016】
用語「プリンタ」は、例えば一般に、プリンタ、ファクシミリ、複写機、および関連する多機能製品のような再生装置を指し、用語「プリントジョブ」は、例えば、再生されるべき電子的アイテムを含む情報を指している。インクカートリッジまたはハウジングからプリントヘッドへのインク給送または転送への言及は、プリントシステムに含まれるが本明細書に開示されるシステムに対して直接的に意味がない、溶融器、中間結合、管、マニフォールドおよび/または他の構成要素および/または機能の範囲を包含することが意図されている。
【0017】
固体インクプリンタの一般的な構成要素は、上述において述べられている。本明細書に開示されるシステムは、固体インク給送システムと、固体インクプリンタと、同じものを組み込むためのインクスティックを含む。このプリンタのモノクロ版は、黒インクの多数のチャンネルを有してもよく、または黒に加えてグレー、白、または中間色の種々の陰を有してもよい。図示され且つ説明されている構成は、4色構成であるが、これは6色または1つ以上の特定の色の多重チャンネルを含む、他の何らかの実用的な数であってもよい。画像化は、直接的に商品または梱包材料の上のような、媒体上での通常のプリントの典型的でない面上であるかもしれない。
【0018】
本明細書に開示されるシステムに従って、図2を参照すれば、本明細書に開示されるシステムの固体インク給送システムを備える固体インクプリンタの1つの実施形態は、プリンタ202として示される。プリンタ202は多色プリンタである。プリンタ202は、それぞれ黒、シアン、マゼンタ、およびイエローの色を有する4つの別々のカラーインクスティック206を用いる。図2のプリンタ202はまた、シュート208のスティック容量を増大させるようにアーチ状部分207を含むシュート208をも有する。アーチ状部分は、単一または、連続的に変化する三次元アーチ通路を含む、多重アーチ軸からなっていてもよく、そのどの組み合わせも、全アーチ状部分に対していかなる長さからも構成し得る。アーチ状という用語は、これらおよびいかなる同様の、非線形構成をも指している。このプリンタのモノクロ版は、黒インクの多数のチャンネルを有してもよく、または黒に加えてグレー、白、または中間色の種々の陰を有してもよい。図示され且つ説明されている構成は、4色構成であるが、これは6色または1つ以上の特定の色の多重チャンネルを含む、他の何らかの実用的な数であってもよい。画像化は、直接的に商品または梱包材料の上のような、典型的でない面上への媒体上への通常のプリントまたは転写であるかもしれない。
【0019】
プリンタ202は、図2に示されるように、固体インク給送システム204を支持するのに使用されるフレーム203を有する。固体インク給送システム204は、固体インクプリンタ202の頭頂近傍のロードステーション224からプリンタ202の底部近傍の溶融ステーション230まで、スティック206を進める。プリンタ202は、複数のシュート208を含む。別々のシュート208が、4色:すなわち、シアン、マゼンタ、黒およびイエロー、の各々に使用される。本明細書および他の場所に述べられた色の順序は、必然的に製品の代表であるわけではなく、本明細書に開示されるシステムの目的のためのものであって、重要ではない。
【0020】
図2に示されるように、シュート208は、シュート208内でスティック206の進行を見るためで、且つコストおよび重量を低減するためにも、長さ方向の開口209を含んでいてもよい。突き押し部材228は、ベルト216に向かってスティック206を突き押しするためにシュート208に沿って位置されていてもよい。
【0021】
図3および図4を参照すると、プリンタ202の固体インク給送システム204がより詳細に示されている。固体インク給送システム204は、分離した固体インク給送サブシステムを組み込み、各々は一部分において、受け入れ部、供給シュートおよび溶融ユニットからなっている。例えば、図3および図4に示されるように、固体インク給送システム204は、黒インク給送サブシステム260を含む。
【0022】
固体インク給送システム204は、さらに、それぞれシアン、イエロー、およびマゼンタのインクスティックのために提供される第二、第三、および第四の固体インク給送サブシステム262、264および266を含む。色は、特定の順序で説明されているが、特定のプリンタのためのいかなる順序で配列されてもよい。キーが施された挿入開口は、どの色が固体インク給送システム304のサブシステム色シュートに入れられるかを規定する。固体インク給送サブシステム260、262、264および266は、互いに平行に位置され且つ同様の構成要素を有してもよい。単純化のために、黒固体インク給送サブシステム260が、より詳細に説明される。他のサブシステム262、264および266は、同様の構成要素を有し且つ黒固体インク給送サブシステム260と同様に作動することが認められるべきである。
【0023】
黒固体インク給送サブシステム260は、多数のインクスティック206を保持し且つそれらをロードステーション224から溶融ステーション230への規定された通路210内で案内するためのシュート208の形態でのガイドを含む。シュート208は、インクスティックセットの一色のみがその開口を通過するように、何らかの適切な形状を有する挿入開口を有してもよい。黒固体インク給送サブシステム260は、複数のインクスティック206との同時係合を提供し且つ固体インク給送サブシステム260の規定された通路210の実質的な部分に沿って延びるベルト216の形態での駆動部材をさらに含む。
【0024】
シュート208は、例えば、図5および図6に示されるように、どのような適切な形状を有してもよいが、シュート208は、ロードステーション224に近接した第一の直線状部分268を含むかもしれない。図5および図6に示されるように、第一の直線状部分268は、インクスティック206が、プリンタ202の頂部において単純な水平運動にてシュート208の端部256内に挿入され得るように、実質的に水平であってもよく、あるいはスティックが、キー装備(図示せず)を垂直に通してシュート内に挿入され、それから水平に進められてもよい。
【0025】
プリンタ202内のスペースをよりよく利用するために、シュート208は、利用可能なスペースにより長さが制限される直線状シュートで可能な数よりも、一層多数のインクスティック206がプリンタ202内に配置され得るように直線状でない形状を有してもよい。例えば、図5および図6に示されるように、シュート208は、第一の直線状部分268に加えて、シュート208の第一の直線状部分268から下方向きに延びるアーチ状部分207を含んでいてもよい。シュート208は、シュート208のアーチ状部分207から下方に向かって延びる第二の直線状部分270をさらに含んでいてもよい。第二の直線状部分270は、インクスティック206が、重力によって溶融ステーション230へ給送され得るように、実質的に垂直で且つ溶融ステーション230上に位置されてもよい。
【0026】
図7を参照すると、プリンタ202の固体インク給送システム204の駆動ベルト216が、より詳細に示されている。駆動ベルト216は、ベルト216の一部分がシュート208に適合させるべき形状を有することが要求されるかもしれない。適合する形状は、シュート208の第一の直線状部分268および第二の直線状部分270だけでなく、シュート208のアーチ状部分207においてでもよい。ベルト216は、例えば、駆動プーリ218を回転させるのに使用されるモータ伝動アセンブリ222によって、駆動されてもよい。
【0027】
駆動ベルト216は、例えば、駆動プーリ218から円形断面を有し且つ一連の入口アイドラプーリ220およびシュート208を通って延びる連続ベルトであってもよい。例えば、ピンチローラの形態での、突き押し部材228は、インクスティックが重力によって供給され且つベルト216から滑り落ちることがないように、ベルト216とインクスティック206との間に充分な摩擦を確実にするように、スプリング装荷され且つベルト216に向けてバイアスされていてもよい。
【0028】
プリンタ202の固体インク給送システム204は、シュート208の異なる部位内にインクスティック206が存在するか存在しないかを決定するための一連のセンサを、さらに含んでいてもよい。入口センサアセンブリ276は、事前に挿入されたスティックが充分に進められたときに、追加のインクスティック206がシュート208に加えられ得ることを知らせるために使用されてもよい。入口センサアセンブリ276は、ロードステーション224の近傍に位置される。ローセンサアセンブリ278は、シュート208内におけるインクスティック206の量が少ないことを知らせるために使用されてもよい。ローセンサアセンブリ278は、溶融ステーション230から間隔があけられて位置される。
【0029】
アウトセンサアセンブリ280は、いかなる残存する溶融不可能なインク量をも除いて、シュート208におけるインクスティック206の欠乏を知らせるために使用されてもよい。アウトセンサアセンブリ280は、溶融ステーション230に隣接して配置されてもよい。センサアセンブリ276、278および280は、どのような適切な形状を有してもよく、例えば、図6に示されるように、旋回する旗またはシュート208の壁部のまわりで旋回し且つ、マイクロスイッチまたは光学インタラプタのようなスイッチを遷移させるセンサの形態であってもよい。スティック206の存在は、仮想的に示されるように、第一の位置282から、実体的に示されるように、第二の位置284まで、センサを移動させる。センサまたはスイッチは、センサ276、278または280が第一の位置282にあるかまたは第二の位置284にあるかを判定するために使用されてもよい。他の検出装置が、近接スイッチあるいは反射または逆反射光学センサのような、機械的フラグシステムと共にまたはその代わりに使用されてもよい。
【0030】
図2〜図8のプリンタ202と共に使用するためのインクスティック206がより詳細に示されている。図8に示されているように、インクスティック206は、特に異なる色および異なるプリンタモデルのスティックを区別するように使用される一連の垂直キー装備を含む。スティックキー装備は、固体インク給送システム304のキーが施された挿入開口を通してインクの挿入を許容しまたは阻止するために使用されている。インクスティック206は、シュート給送路に沿うインクスティック206の給送を案内し、サポートしまたは制限するための一連の水平加工された装備288をさらに含む。キーおよび加工装備が、水平または他のシュートまたは代替的なロード配向について同様の機能を達成するように構成され得ることは、認められるべきである。
【0031】
図8に示されるように、インクスティック206は、スティック206の各端部に一対の給送路の直線状部分に適合させるための、間隔が隔てられた名目上平坦な望ましくない部分290の二つの間隔を隔てた対、およびインク給送路の湾曲されたまたはアーチ状の部分に適合させるように、一対の中央に配置され間隔が隔てられたアーチ状部分292を含む。対を分離するインクスティック溝250も、同様に、直線状およびアーチ状部分を有する。
【0032】
本明細書に開示されたシステムに従って、図9を参照して、インクプリンタ202のインク給送システム204のシュート208がより詳細に示されている。図9に示されるように、シュート208のアーチ状部分207は、シュート208内に示されたスティック206についての断面で示されている。シュート208は、第一のシュート内側面231およびそれと対峙する第二のシュート内側面233を含む。シュート208が、第三のシュート内側面235および第四のシュート内側面237を含むことも認められるべきである。4つのシュート内側面231、233、235、および237は、シュート208の内側表面を形成する。本明細書に開示されたシステムに従って、スティック206は、スティック206がそれらの伝統的な、厳密に長方形形状を有する場合よりも、スティック206がより円滑に且つ効果的に移動するように、シュート208の内部表面232に適合するように適応される。図9に示されるように、スティック206は、第一のスティック外側面239およびそれと対峙する反対側の第二のスティック外側面241を含む。スティック206は、第三のスティック外側面243およびそれと対峙する反対側の第四のスティック外側面245を含むことが認められるべきである。スティック206の両端部は、第五のスティック外側面247および第六のスティック外側面249を規定してもよいことがさらに認められるべきである。スティックへのシュートの適合性は、スティックの周囲およびシュートの全長について完全である必要はないが、シュートを通してスティックの適切な案内のために充分であることのみが必要であることが認められるべきである。
【0033】
本明細書に開示されたシステムに従えば、インクスティック206は、例えば、第一のスティック外側面239または第二のスティック外側面241が、湾曲されまたはアーチ状とされるように提供される。その代わりとして、図9に示されるように、第一のスティック外側面239および第二のスティック外側面241の両方が、アーチ状または湾曲されていてもよい。スティックの湾曲された面は、凹状または凸状または凹状、凸状および平面の組み合わせであってもよい。
【0034】
例えば、図9に示されるように、第一のスティック外側面239は、凹状であってもよくそして第二のスティック外側面241は凸状であってもよい。図9に示されるように、シュート208を円滑に流通するように密に適合するスティック206を提供するために、第一のシュート内側面231は、第一のスティック外側面239に適合していてもよい。例えば、図9に示されるように、第一のシュート内側面231が凸状であって、第一のスティック外側面239が、凹状であってもよい。同様に、図9に示されるように、凸状の形状の第二のスティック外側面241に適合させるように、第二のシュート内側面233が、凹状の形状を有してもよい。
【0035】
図9に示されるように、シュート208は、円の弧によって描かれる第一のシュート内側面231および第二のシュート内側面233を有するならば、第一のスティック外側面239および第二のスティック外側面241は、同様に、円の部分である弧によって描かれてもよい。そのような、シュート208の表面とスティック206のそれらとの間の類似形状は、シュート208内におけるスティック206のカミング(曲がり)、ジャミング(詰まり)、またはスティッキング(張り付き)の問題を緩和するようにシュート208内において密に適合するスティック206を提供するようにしてもよい。
【0036】
例えば、単純化のためおよび図9に示されるように、第一のシュート内側面231は、原点251から延びる半径RCIによって規定されてもよい。同様に、第二のシュート内側面は、原点251から延びる半径RCOによって規定されてもよい。半径RCIによって規定される第一のシュート内側面231および半径RCOによって規定される第二のシュート内側面233を有するシュート208を提供することによって、シュートの高さHCは、一定のままとなる。一定の高さHCを有するシュートを有することによって、スティックは均一でないかまたは横向きに変動する曲率の半径を許容して、その長さに沿う種々の位置において相補的な高さを有し得る。
【0037】
図9Aおよび図9Bを参照すると、固体インクプリンタ202の固体インク給送システム204に使用するためのスティック206が、より詳細に示されている。図9Aに示されるように、スティック206は互いに対峙する第一のスティック外側面239および第二のスティック外側面241を含む。第二のスティック外側面241は、原点251から延びる半径RSOによって規定される。シュート208の直線状および非直線状部分を適応させるために、第一のスティック外側面239は、アーチ状部分292および対峙する直線状部分290を含む。アーチ状部分292は、原点251から延びる半径RSIによって規定される。直線状部分290は、スティック206がシュートの直線状部分にあるときにシュートに係合するが、一方では、第一のスティック外側面239のアーチ状部分292は、スティック206が、シュート208のアーチ状部分207にあるときにシュートに係合する。
【0038】
第三の面243および第四の面245は、図9Aおよび図9Bに示されるように、互いに対峙する突出部253を含んでいてもよい。突出部253は、シュート208上の同様の装備(図示せず)に適合させてもよい。突出部253は、スティック206に対してキー装備255を付加する能力をさらに提供する。キー装備255は、適切なインクスティック206が、プリンタ202の固体インク給送システム204の適切なシュート208内に位置されることを確実にするために利用される。
【0039】
第五のスティック外側面247および第六のスティック外側面249は、図9Aに示されるように、平面状または直線状以外の形状を有してもよい。例えば、面247および249はアーチ状であってもよい。例えば、図9Aに示されるように、第五のスティック外側面247および第六のスティック外側面249は凸状である。第五のスティック外側面247および第六のスティック外側面249の凸状形状は、シュート208の直線状部分とシュート208のアーチ状部分207との間の移送時に、隣接するスティック206の接触の円滑な移送を可能とする。
【0040】
スティック206は、ベルト216との協働のための溝250を含んでいてもよい。溝250は、第一のスティック外側面239の直線状部分247およびアーチ状部分292の両方に位置されてもよい。溝250の直線状部分は、スティック206がシュート208の直線状部分にあるときに利用され、一方では、溝250のアーチ状部分は、スティック206がシュート208のアーチ状部分207にあるときに利用される。多数のベルトが使用されてもよく、いずれかの1つ以上のシュートの直線状および/またはアーチ状部分における全移動路の部分のみを覆ってもよい。
【0041】
図9Cおよび図9Dを参照すると、本明細書に開示されたシステムのさらに他の実施形態は、固体インクプリンタ202Bにおける固体インク給送システム204Aに使用するためのスティック206Aとして示されている。固体インクプリンタ202Aは、固体インク給送システム204Aのシュート208Aが、図1〜図8の固体インク給送システム204のより複雑な断面よりもむしろ単純な長方形断面を有することを除いて、図1〜図8の固体インクプリンタ202と同様である。固体インク給送システム204Aは、インクスティック206Aを利用する。
【0042】
固体インクスティック206Aは、原点251Aから延びる半径RSIDによって規定される第一の固体インク外側面239Aを含む。同様に、第二のスティック外側面241Aは、原点251Aから延びる半径RSIBによって規定される。インクスティック206Aは、第三のスティック外側面243Aおよび第四のインクスティック外側面245Aをさらに含む。第三のインク外側面243Aおよび第四のインクスティック外側面245Aは、平坦すなわち平面である。インクスティック206Aは、凸状である第五のインクスティック外側面247Aおよび凸状である第六のインク外側面249Aをさらに含む。
【0043】
本明細書に開示されたシステムに従って、図10を参照すると、固体インクプリンタ302が示されている。プリンタ302は、インクスティック306と共に使用するための固体インク給送システム304を含む。プリンタ302は、インクスティック306を溶融させるために溶融ユニット311が使用される溶融ステーション330へインクスティック306を給送するための固体インク給送システム304を含む。インクスティック306は、固体から液体に変換され、液体インク313は、用紙312上に画像315を形成するようにドラム314によって、媒体、例えば1枚の用紙312、へ転写される。固体インク給送システム304は、規定された通路310にインクスティック306を導くためのガイド317を含む。ガイド317は、例えば、シュートの形態であってもよい。ガイド317は、インクスティック306がガイドまたはシュート317内に配置されるのを許容するようにロードステーション324を規定する。
【0044】
シュート317は、また溶融ユニット308に隣接する給送位置323も規定している。ロードステーション324は、給送位置323の上方に位置されている。インクスティック306は、重力がロードステーション324から給送位置323への移動力として作用するのを許容するように角度付けされたシュートの全てのまたはいかなる位置を通してもインクスティック306に重力のみによって進めるシュート317にスライド可能に適合されている。
【0045】
例えば、プリンタ上部の作業面325の近くに位置されるロードステーション324から、溶融ユニット311に向かうように、配向されているならば、シュート317は、スティック306が重力によって給送されるように、いかなる適切な形状を有してもよいことが認められるはずである。シュート317は、直線状およびアーチ状部分を含んでいてもよく、あるいは図10に示されているように、原点326から延びる半径Rによって規定される連続アーチ形状からなっていてもよい。原点326はシュート317に関してどこに位置されていてもよく、半径Rは一定であっても、あるいは図10に示されているように、シュートが実質的に直線状となるように半径Rが増大するように変化してもよく、溶融ユニット311に垂直に近くてもよいことが認められるはずである。一定でない半径を有するシュートのいかなる部分も単一の特定の原点から延びる半径を有さないことは明白であるはずである。この考察は、全ての説明および図解に適用する。
【0046】
図11を参照すると、シュート317が適切なサイズおよび形状に、通路310に沿ってシュート317を下がるスティック306の均一な移動を提供するように、スティック開口327を形成することが認められるはずである。シュート317内におけるスティック306の交差ロードまたはジャミングを回避するために、スティック306はシュート317のスティック開口327またはシュートに結合された他のパネルまたはプレートに形成された内周表面332に密に適合する外周表面330を有してもよい。挿入開口はシュート給送路のいかなる部分に関しても平行、垂直またはいかなる中間角度であってもよい。
【0047】
インクスティックの給送は、重力によって完全に影響を受けてもよい。例えば、図11に示されるように、スティック306は長方形であってもよく、シュート317のスティック開口327は、長方形で且つ重力によってシュート317を下方へ給送するようにスティック306の能力を提供するようにスティック306よりも若干大きくてもよい。例えば、図11に示されるように、スティックは、スティック長BL、スティック高さBH、およびスティック幅BWを有する。シュート317のスティック開口327は、スティック高さBHよりも若干大きなシュート高さCHおよびスティック幅BWよりも若干広いシュート幅CWによって規定されてもよい。より理想的な構成においては、スティックおよび挿入開口は、誤った色または異なるモデルのために意図されたスティックを排除するように相補的なキー装備を含む。
【0048】
さらに、スティック306が重力によってシュート317の開口327を下方に給送されることを確実にするために、図11に示されるように、シュート開口327の底面334は、スティックがロードステーション324から給送位置323に通路310に沿って進むように、重力がスティック306とシュート底面334との間の摩擦係数を超えるように水平面に対して角度αを形成してもよい。非スティック面は、摩擦を低減するようにシュート底面334に適用される。摩擦値は、規定されておらず、スティックサイズ、スティック対スティックの境界面、重力に対する移動の角度、温度、その他のような所与のシステムの多くの要素に基づいて変動する。
【0049】
再び図10を参照すると、プリンタ302はカラーインクプリンタである。シュート317は、第一の黒シュート340、第二のシアンインクシュート342、第三のマゼンタインクシュート344、第四のイエローインクシュート346を含む。4つのインクシュート340、342、344、および346は、各々適切なインクスティックのみのエントリを提供するようにそれらそれぞれのキーを有してもよい。本明細書に開示されたシステムのプリンタは、重力給送を伴う多数のシュートまたは単独のシュートを有する黒またはモノクロプリンタであってもよいことが認められるべきである。
【0050】
図10、図11および図12を参照すると、本明細書に開示されたシステムのさらに他の実施形態は、インクスティック306として示される。インクスティック306は、固体インクプリンタ302の固体インク給送システム304に使用するためのものである。固体インクプリンタ302は、単純な形状、例えば正方形または長方形断面を有する形状あるいはアーチ状形状を有してもよいインクスティック306を用いる。
【0051】
インクスティック306は、絶えず変化する曲率を有するシュート308内に適合させるように設計されている。したがって、インクスティック306は、半径RI3によって規定される第一の外側面339およびそれと対峙する原点351から延びる半径RO3によって規定される第二の外側インクスティック面341を含む。半径RI3およびRO3は、シュート308におけるより小さな半径とより大きな半径との間に妥協するように選択される。スティック306は、互いに対峙する第五および第六の外側面347および349をさらに含む。第五および第六の外側面347および349は、シュート308の種々の部分に沿う接触を提供するように若干凸状であってもよい。
【0052】
本明細書に開示されたシステムに従って、本明細書で図13および図14を参照すると、本明細書に開示されたシステムの他の実施形態は、図10〜図11のインクプリンタ302の固体インク給送システム204と多少異なる固体インク給送システム404を含むインクプリンタ402として示される。図12の固体インク給送システム404は、固体インク給送システム304のシュート317とは異なるシュート417を含む。シュート417は、同様にアーチ状のシュートで且つ原点426から延びる半径RRによって規定される。半径RRは、一定であってもよく、または例えば増加変化してもよい。
【0053】
シュート417は、図13に示されるように、それ自体交差する通路、または換言すれば、シュート417の上側部分が、シュート417の下側部分の上方に位置されてもよい。シュート417のシュート構成は、スペースの保存性、すなわち一般的なプリンタ構成の制約および他の構成要素または機能の最小の障害または融通性を有してもよい。シュート417の中心のような共通の断面が、単一平面または複数の非平行平面内に存在してもよいことが認められるべきである。換言すれば、シュート417は、例えばスパイラル形状またはらせん形状に形成してもよい。
【0054】
シュート417は、いかなるサイズおよび形状を有してもよく、シュート417の開口427は、例えば、長方形、三角形、五角形、または他のいかなる形状を有してもよい。シュート417の開口427のサイズおよび形状は、スティック406が重力によって自由に、そのように配向されていれば、シュート417を下がって、ロードステーション424から溶融ユニット411の近傍の給送位置423へ給送され、好ましくはシュート417内に位置されるべきインクスティック406のサイズおよび形状と相補的である。
【0055】
本明細書に開示されたシステムに従って、図13および図14を参照すると、本明細書に開示されたシステムのさらに他の実施形態は、固体インクプリンタ402の固体インク給送システム404に使用するためのインクスティック406として示される。インクスティック406は、凹状をなす第一の外側面439およびそれに対峙する凸状の第二の外側面441を含む。インクスティック406の第一の外側面439は、原点451から延びる半径RI4によって規定される。同様に、インクスティック406の第二の面441は、原点451から延びる半径RO4によって規定される。半径RO4およびRI4は、スティックの質量およびプリンタ402の固体インク給送システム404のシュート408へのインクスティック406適合を最適化するように半径RRの範囲の中間におけるどこか最適な半径を有するように選定される。インクスティックがシュートの形状に多少適合しない半径に構成されてもよく、そのような場合には、給送性能が妨げられないが、スティックは、他の要素は考慮されずに、質量において減少されることは留意されるべきである。例として、スティックの上側部分における小さな半径は、端部近傍における質量を除去するが、シュート構成に関する相補的なスティック高さを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】従来技術の高速固体インクプリンタの一般的な概略図である。
【図2】固体インクプリンタのプリントヘッドにインクスティックを給送するために固体インクプリンタ内の適切な位置に配置される現在開示される固体インク給送システムの1つの実施形態の切欠斜視図である。
【図3】より詳細にインク給送システムを示し、プリンタのプリントヘッドにインクスティックを給送するために固体インクプリンタ内の適切な位置に配置される図2の現在開示されている固体インク給送システムの一部切欠斜視図である。
【図4】プリンタのプリントヘッドにインクスティックを給送するために固体インクプリンタ内の適切な位置に配置される図2の現在開示されている固体インク給送システムのインクスティックのためのガイドの斜視図である。
【図5】プリンタのプリントヘッドに向けて現在開示されている固体インク給送システムのインクスティックを進めるための図2の現在開示されている固体インク給送システムの他の斜視図である。
【図6】プリンタのプリントヘッドに向けて現在開示されている固体インク給送システムのインクスティックを進めるための図2の現在開示されている固体インク給送システムのガイドアセンブリの他の斜視図である。
【図7】プリンタのプリントヘッドに向けて現在開示されている固体インク給送システムのインクスティックを進めるための駆動部材を含む図2の現在開示されている固体インク給送システムのガイドアセンブリの他の斜視図である。
【図8】プリンタのプリントヘッドに向けて図2の現在開示されている固体インク給送システムのインクスティックを進めるためのガイドアセンブリと共に使用するためのインクスティックの斜視図である。
【図9】図7の固体インク給送システムのアーチ状部分のインクスティックおよびシュートの部分的に断面での一部平面図である。
【図9A】図9のインクスティックの平面図である。
【図9B】矢印の方向にて線12B−12Bに沿う図9Aの断面図である。
【図9C】本明細書に開示されるシステムに従った代替的なインクスティックの平面図である。
【図9D】矢印の方向にて線12D−12Dに沿う図9Cの断面図である。
【図10】プリンタのプリントヘッドにインクスティックを給送するために固体インクを液状形態に変換するためにプリンタの溶融ステーションへ固体インクストックを給送するための現在開示される固体インク給送システムの他の1つの実施形態の一部斜視図である。
【図11】図10の固体インク給送システムのシュートの一部斜視図である。
【図12】図10のプリンタと共に使用するために本明細書に開示されるシステムに従った代替的なインクスティックの平面図である。
【図13】シュートの他の部分のしたに延びる部分を有するシュートと共に本明細書に開示されるシステムの固体インク給送システムの他の実施形態の一部平面図である。
【図14】図13のプリンタと共に使用するための本明細書に開示されるシステムに従った代替的なインクスティックの平面図である。
【符号の説明】
【0057】
202,302,402 固体インクプリンタ
203 フレーム
204,304,404ンク給送システム
206,306,406 インクスティック
207 アーチ状部分
208,317,340,342,344,346,408,417 インクシュート
209,327,427 開口
216 駆動ベルト
218 駆動プーリ218
220 入口アイドラプーリ
222 モータ伝動アセンブリ
224,324 ロードステーション
228 突き押し部材
230,330 溶融ステーション
231,233,235,237 シュート内側面
239,241,243,245,247,249 スティック外側面
250 インクスティック溝
260,262,264,266 固体インク給送サブシステム
268,270 直線状部分
276 入口センサアセンブリ
278 ローセンサアセンブリ
280 アウトセンサアセンブリ
292 アーチ状部分
310 通路
311 溶融ユニット
313 液体インク
314 ドラム
図1
110:固体インク供給源
120:インクヒータ
130:プリントヘッド
140:プリントドラム
150:加圧ローラ
160:シートフィーダ
180:コントローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固体インクプリンタに使用するためのインクスティックであって、その上に画像を形成すように媒体上に配置される固体インクを溶融させるように溶融ユニットに固体インクを給送するための固体インク給送システムに使用するための前記インクスティックであり、前記インクスティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を規定し、前記第一および第二のスティック外側面の少なくとも一方は、少なくとも部分的にアーチ状であるインクスティック。
【請求項2】
前記第一および第二のスティック外側面の両方は、少なくとも部分的にアーチ状である、請求項1に記載のインクスティック。
【請求項3】
前記第一のスティック外側のアーチ状の面は、凹状である、請求項1に記載のインクスティック。
【請求項4】
インクスティックと共に使用するための固体インク給送システムを含む固体インクプリンタであって、スティックを溶融させるためにスティックを溶融ステーションへ給送するための前記固体インク給送システム含み、スティックは、互いに対峙する第一および第二のスティック外側面を有し、第一および第二のスティック外側面の少なくとも一方は、少なくとも部分的にアーチ状であり、前記給送システムは、スティックを規定された通路にて導くためのシュートを備え、前記シュートは、スティックの第一および第二の面をそれぞれ、案内するための互いに対峙する第一および第二のシュート内側面を有する固体インクプリンタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図9A】
image rotate

【図9B】
image rotate

【図9C】
image rotate

【図9D】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate


【公開番号】特開2008−143182(P2008−143182A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−318775(P2007−318775)
【出願日】平成19年12月10日(2007.12.10)
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】