説明

固体撮像装置

【課題】狭い空間内に配設可能な固体撮像装置1を提供する。
【解決手段】第1の主面14と第2の主面15とを有し第1の主面14上に固体撮像素子であるCMOS素子11および電極部12が形成されたデバイスチップ10と、第2の主面15と接合した接合面22と接合面22に対し所定角度で内側方向に傾斜した傾斜面21とを有する保持ブロック20と、第1の主面14の電極部12と接続した接続部31を有する先端部30Tと、傾斜面21と当接し接着層23を介して接合された延設部30Cと、先端部30Tと延設部30Cとの間の所定角度で折れ曲がった屈曲部30Vとからなる配線板30と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固体撮像素子が形成された撮像素子基板と、前記撮像素子基板と接合した接合部および所定角度で屈曲した屈曲部および延設部からなる配線板と、を具備する固体撮像装置に関し、特に前記屈曲部を前記所定角度で保持する保持部を具備する固体撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
挿入部先端部に固体撮像装置(以下、「撮像装置」ともいう)を内蔵した電子内視鏡が使用されている。しかし挿入部の細径化のために、撮像装置を内蔵する挿入部先端部の空間は限られたものとなっている。このため、撮像素子が形成された撮像素子基板と、撮像素子からの画像信号等を伝達するための配線板との接続および配線板の配置が重要である。
【0003】
出願人は、特開2009−176815号公報において、配線基板に実装された電子部品を互いに当接することにより、所定角度の屈曲部を形成した構造体を開示している。
【0004】
しかし、配線板に実装する電子部品の大きさおよび基板上の電子部品の配置には制限があるため、配線板を所望の角度で屈曲することは容易ではない。このため、狭い空間内に固体撮像装置を配設することは容易ではないことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−176815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、狭い空間内に配設可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成すべく、本発明の実施の形態の固体撮像装置は第1の主面と第2の主面とを有し、前記第1の主面上に固体撮像素子が形成された撮像素子基板と、前記撮像素子基板の前記第2の主面と接合した接合面と、前記接合面に対し所定角度で内側方向に傾斜した傾斜面と、を有する保持部と、前記撮像素子基板と接合された先端部と、前記傾斜面と接着層を介して接合された延設部と、前記先端部と前記延設部との間の前記所定角度で折れ曲がった屈曲部と、からなる配線板と、を具備する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、狭い空間内に配設可能な固体撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】第1の実施の形態の撮像装置の構造を説明するための分解図である。
【図2】第1の実施の形態の撮像装置の構造を説明するための横方向から見たときの状態を示す説明図である。
【図3】第2の実施の形態の変形例の撮像装置の構造を説明するための横方向から見たときの状態を示す説明図である。
【図4】第2の実施の形態の撮像装置の構造を説明するための横方向から見たときの状態を示す説明図である。
【図5】第2の実施の形態の変形例の撮像装置の構造を説明するための横方向から見たときの状態を示す説明図である。
【図6】実施の形態の撮像装置を有する内視鏡の断面構造を説明するための説明図である。
【図7】第4の実施の形態の撮像装置の構造を説明するための横方向から見たときの状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
図1および図2に示すように、本実施の形態の固体撮像装置1は、撮像素子基板であるデバイスチップ10と、保持部である保持ブロック20と、配線板30と、保護ガラス40と、ケーブル38と、を具備する。
【0011】
イメージャーであるデバイスチップ10は、第1の主面14と第2の主面15とを有し、第1の主面14に固体撮像素子であるCMOS素子11および電極部12が形成されている。電極部12はCMOS素子11の外部入出力端子であり、例えば凸形状のバンプが形成されている。保護ガラス40はCMOS素子11を保護する透明基板である。なお、固体撮像素子は、CCD等であってもよい。
【0012】
配線板30は、ポリイミド等の可撓性樹脂を基材とし、おもて面33と裏面34とを有する。配線板30は銅等からなる配線層(不図示)と、裏面34に露出した接続部31と、おもて面33に露出した接続部32と、電子部品39を実装するためのおもて面33に露出した接続部(不図示)と、を有し、デバイスチップ10と導電線を有するケーブル38とを接続する。なお、配線板30は少なくとも両面に配線層を有する多層配線板であり、内部を貫通する貫通配線(不図示)を有している。そして、おもて面33には、チップコンデンサ等の電子部品39が実装され、電子回路を構成している。なお、以下、便宜上、配線板30を、先端部30T、屈曲部30Vおよび延設部30Cと区分して表現するが、図1に示すように本実施の形態の配線板30は1枚の配線板であり、前記区分の境界は明確に定義されるものではない。なお配線板は少なくとも屈曲部30Vが可撓性を有していればよく、先端部30Tおよび延設部30Cを硬質基板で構成してもよい。フレキシブル基板と硬質基板とからなる配線板では、区分の境界は明確である。ケーブル38は複数の導電線を有し、デバイスチップ10と図示しない制御部および信号処理部等との間の信号等を伝達する。
【0013】
そして、撮像装置1は、配線板30をデバイスチップ10に対して所定角度で安定して保持するための保持部である保持ブロック20を有する。保持ブロック20はデバイスチップ10の第2の主面15と接合する接合面22と、接合面22に対し所定角度θVで内側方向に傾斜した傾斜面21とを有する。図2に示すように傾斜面21の角度θVは、配線板30の屈曲角度を決定するものであり、90度未満の場合に内側方向に傾斜しているが、20〜45度が好ましく、25〜35度が特に好ましく、例えば、30度である。前記範囲内であれば、後述するように撮像装置1の小型化を図ることができる。
【0014】
保持ブロック20は、可撓性を有する配線板30を、所定の空間内、すなわちデバイスチップ10の投影空間内に固定する固定部材としての機能を有する。また、保持ブロック20は配線板30を安定に保持するため、ケーブル38の配線板30への接合作業を容易にする。さらに、保持ブロック20はデバイスチップ10等が発生した熱を放熱するための放熱機能を有するヒートシンクでもある。図1に示すように保持ブロック20の表面に溝20Vを形成し表面積を増加することにより放熱機能を強化することもできる。放熱機能を重視する場合には、保持ブロック20は、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料で構成することが好ましい。撮像装置1は、保持ブロック20が放熱機能を有するため、デバイスチップ10の動作が安定している。
【0015】
さらに保持ブロック20は、デバイスチップ10および配線板30を一体に保持し機械的強度をあげる補強部材としての機能も有している。すなわち、デバイスチップ10は例えばシリコン基板からなるために、外力により変形したり、破損したりするおそれがある。しかし、保持ブロック20と接合されることにより強度が増加する。同様に配線板30も、保持ブロック20と接合されることにより、可撓性は実質的に失われるが、強度が増加する。
【0016】
以上の説明のように、本実施の形態の撮像装置1は、配線板30は保持ブロック20に当接した状態で固定されるため、常に所定角度で屈曲した状態となる。すなわち、撮像装置1は、所定の狭い空間内に配線板30を配置することができるために、外寸を小さくすることが容易である。このため撮像装置1は所定の狭い空間内に安定して配設可能である。
【0017】
次に、撮像装置1の製造方法について説明する。デバイスチップ10と、保持ブロック20と、配線板30と、保護ガラス40と、ケーブル38と、は、それぞれ別に作製された後に、組立工程において一体化される。
【0018】
デバイスチップ10はシリコン基板に公知の半導体プロセスを用いて多数のCMOS素子11および電極部12を形成後に、切断により個片化される。保持ブロック20はアルミニウム等の金属からなる場合は機械加工により作製されるが、耐熱性樹脂等からなる場合は金型成型により作製される。配線板30は銅箔と基材であるポリイミド等を貼り合わせてからエッチングしたり、めっき法等を用いたりして作製される。
【0019】
組立工程では、例えば最初に、デバイスチップ10の第1の主面14に保護ガラス40が接合され、デバイスチップ10の第2の主面15に保持ブロック20の接合面22が接合される。接合には図示しない接着剤が用いられる。なお、保持ブロック20の接合面22の大きさは、デバイスチップ10の第2の主面15の大きさと同じである必要はない。
【0020】
次に、デバイスチップ10の第1の主面14上の電極部12周辺と配線板30の先端部30Tの裏面の少なくとも一方に非導電性ペーストNCP(Non Conductive Paste)等が塗布される。そして、電極部12と接続部31との位置合わせ/圧着/硬化処理により配線板30の先端部30Tがデバイスチップ10と接合され、電極部12と接続部31とが電気的に接続される。なお、この段階では配線板30の屈曲部30Vおよび延設部30Cも、先端部30Tと同様に、デバイスチップ10の第1の主面14と同じ平面上にある。言い換えれば屈曲部30Vの屈曲角度は0度である。
【0021】
次に、配線板30の延設部30Cの裏面34側または保持ブロック20の傾斜面21の少なくとも一方に接着層23となる接着剤が塗布された後、配線板30は延設部30Cが保持ブロック20の傾斜面21と当接するように、屈曲部30Vが曲げられる。延設部30Cが保持ブロック20の傾斜面21と当接した状態で、接着剤を硬化することにより、延設部30Cは接着層23を介して傾斜面21と接合される。なお、屈曲部30Vとデバイスチップ10との間は空間であってもよいし、接着層23と同じ接着剤等が充填されていてもよい。
【0022】
撮像装置1では、配線板30の屈曲角度は、保持ブロック20の傾斜面21の角度により決定されるために、容易に、かつ正確に所定角度に屈曲することができる。また、配線板30は広い接触面積を有する面接触により保持ブロック20と当接しているために屈曲作業が容易であり、かつ、無理な応力を受けることがないため、破損のおそれがない。
【0023】
そして最後にケーブル38の導電線が配線板30の接続部32と、例えば、はんだ接合により電気的に接続される。撮像装置1では、配線板30が保持ブロック20により安定に保持されているために、ケーブル38の接続部32への、はんだ付け接続作業が容易である。そして、はんだ付け接続作業のときに配線板30を仮固定しておくための特別な治具を用いる必要もない。撮像装置1では、配線板30の延設部30Cの接着層23との接合面(裏面34)と対向する面である、おもて面33に導電線であるケーブル38が接続されているが、作業性がよいため作業ミスが発生し難く、製造歩留まりが高い。
【0024】
以上の説明のように、配線板30はデバイスチップ10の第1の主面14に接合された先端部30Tと、保持ブロック20の傾斜面21に接着層23を介して接合された延設部30Cと、先端部30Tと延設部30Cとの間の所定角度で折れ曲がった屈曲部30Vと、からなり、デバイスチップ10が第1の主面14にCOMS素子11の電極部12を有し、配線板30の接続部31が、電極部12と接続されている。
【0025】
<第1の実施の形態の変形例>
次に第1の実施の形態の変形例の撮像装置1Aについて説明する。本変形例の撮像装置1Aは第1の実施の形態の撮像装置1と類似しているので同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
【0026】
図3に示すように、撮像装置1Aの保持部は、L字型板材20Aである。L字型板材20Aは、板材を所定角度に屈曲したもので、保持ブロック20と同様に、デバイスチップ10の第2の主面15と接合する接合面22Aと、接合面22Aに対し所定角度θVで内側方向に傾斜した傾斜面21Aとを有する。
【0027】
なお、保持部としてL字型板材20Aに替えて、接合面22と平行な面を有するコの字型板材や中空の保持ブロック等を用いても、よい。
【0028】
本実施の形態の撮像装置1Aは、第1の実施の形態の撮像装置1と同様の効果を有し、撮像装置1と比べると接合面22Aからの放熱機能はやや劣るが、より軽量である。
【0029】
<第2の実施の形態>
次に第2の実施の形態の撮像装置1Bについて説明する。本実施の形態の撮像装置1Bは第1の実施の形態の撮像装置1と類似しているので同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
【0030】
図4に示すように、本実施の形態の撮像装置1Bの配線板30Bにはおもて面33だけでなく、裏面34にも電子部品39が実装されている。一方、保持部である保持ブロック20Bは、傾斜面21Bに凹部20B1を有する。そして、配線板30Bの裏面34Bに実装された電子部品39は傾斜面21Bに凹部20B1に収納されている。言い換えれば凹部20B1は電子部品39格納用の空間である。このため、配線板30Bは電子部品39の配置の自由度が高く、設計が容易である。また電子部品39が発生する熱は保持ブロック20Bの接合面22Bを介して放熱される。さらに配線板30Bに大きな電子部品を実装することができる。なお、凹部20B1と電子部品39との隙間は空間(空気)であってもよいし、接着層23と同じ接着剤等が充填されていてもよい。
【0031】
以上の説明のように、本実施の形態の撮像装置1Bは、撮像装置1が有する効果に加えて、電子部品39をより高密度に実装できる。また撮像装置1Bは保持ブロック20Bを保持ブロック20よりも小型化できるため、撮像装置1よりも狭い空間内に配置可能である。
【0032】
<第2の実施の形態の変形例>
次に第2の実施の形態の変形例の撮像装置1Cについて説明する。本変形例の撮像装置1Cは第2の実施の形態の撮像装置1Bと類似しているので同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
【0033】
図5に示すように、本変形例の撮像装置1Cの保持部は、傾斜面21Cに孔20C1を有するL字型板材20Cである。孔20C1の大きさは、配線板30Bの裏面34Bに実装された電子部品39の大きさより大きい。このため、孔20C1を介して配線板30Bの裏面34Bに実装された電子部品39が収納されている。
【0034】
以上の説明のように、本実施の形態の撮像装置1Cは、第2の実施の形態の撮像装置1Bの効果を有し、撮像装置1Bと比較すると、接合面22Cからの放熱機能はやや劣るが、より軽量である。
【0035】
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態として、挿入部先端部に撮像装置1Dを組み込んだ内視鏡装置50について説明する。図6において模式的に示している光学系51と、撮像装置1Dとは枠部52により光軸Oを中心に固定されている。撮像装置1Dの後側はシールド枠53により覆われており、シールド枠53の内部は高熱伝導率の非導電性樹脂充填剤55により充填されている。配線板30Dの延設部30Cにはチップ部品56が実装されているとともに、接続部32にはケーブル38が接続されている。
撮像装置1Dは、すでに説明した撮像装置1Bと同様の構造である。
【0036】
上記構造、すなわち、撮像装置1D等を挿入部先端部に有する内視鏡装置50は細径化が可能である。
【0037】
<第4の実施の形態>
最後に第4の実施の形態の撮像装置1Eについて説明する。本実施の形態の撮像装置1Eは第1の実施の形態の撮像装置1と類似しているので同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
【0038】
図7に示すように、本実施の形態の撮像装置1Eのデバイスチップ10Eは貫通配線13を有し、第2の主面15に電極部12Eが形成されている、いわゆるチップサイズパッケージング用のチップである。そして配線板30Eはおもて面33に接続部31Eが形成されている。また保持部であるコの字型板材20Eは、接合面22Eがデバイスチップ10Eに、傾斜面21Eが配線板30Eに接合されている。そして、コの字型板材20Eは、傾斜面21Eに電子部品39を配設するための孔20E1を有する。なお、図7に示すように、屈曲部が接着層23Eによりデバイスチップ10Eに固定されていてもよい。
【0039】
配線板30Eはデバイスチップ10Eと接合された先端部と、傾斜面21Eと接着層23Eを介して接合された延設部と、先端部と延設部との間の所定角度で折れ曲がった屈曲部と、からなり、デバイスチップ10Eが第2の主面15にCOMS素子11の電極部12Eを有し、配線板30Eの接続部31Eが、電極部12Eと接続されている。
【0040】
本実施の形態の撮像装置1Eは第2の実施の形態の変形例の撮像装置1C等と同じ効果を有し、さらに小径化が可能である。
【0041】
以上のように本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等ができる。
【符号の説明】
【0042】
1、1A〜1E…固体撮像装置、10、10E…デバイスチップ、11…COMS素子、12…電極部、13…貫通配線、14…第1の主面、15…第2の主面、20、20B、20D…保持ブロック、20A、20C…L字型板材、20E…コ字型板材、21、21A〜21E…傾斜面、20B1…凹部、20C1、20E1…孔、20V…溝、22、22A〜22E…接合面、23…接着層、30、30B、30E…配線板、30C…延設部、30T…先端部、30V…屈曲部、31、31E、32…接続部、33…おもて面、34、34B…裏面、38…ケーブル、39…電子部品、40…保護ガラス、50…内視鏡装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の主面と第2の主面とを有し、前記第1の主面上に固体撮像素子が形成された撮像素子基板と、
前記撮像素子基板の前記第2の主面と接合した接合面と、前記接合面に対し所定角度で内側方向に傾斜した傾斜面と、を有する保持部と、
前記撮像素子基板と接合された先端部と、前記傾斜面と接着層を介して接合された延設部と、前記先端部と前記延設部との間の前記所定角度で折れ曲がった屈曲部と、からなる配線板と、を具備することを特徴とする固体撮像装置。
【請求項2】
前記保持部が放熱機能を有するブロックであることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
【請求項3】
前記保持部がL字型板材であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
【請求項4】
前記保持部が前記傾斜面に凹部または貫通孔を有し、
前記配線板が、少なくとも両面に配線層を有する多層配線板であり、両面に電子部品が実装されており、
前記接着層側の面に実装されている前記電子部品が、前記凹部内または前記貫通孔を介して配設されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の固体撮像装置。
【請求項5】
前記撮像素子基板が前記第1の主面に前記固体撮像素子の電極部が形成されており、
前記配線板の接続部が、前記撮像素子基板の前記電極部と接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
【請求項6】
前記撮像素子基板が貫通配線を有し、前記第2の主面に前記固体撮像素子の電極部が形成されており、
前記配線板の接続部が、前記撮像素子基板の前記電極部と接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
【請求項7】
前記延設部の前記接着層との接合面と対向する面に、導電線が接続されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の固体撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−177262(P2011−177262A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−42900(P2010−42900)
【出願日】平成22年2月26日(2010.2.26)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】