説明

固定端子およびこれを取付けた気中終端接続箱

【課題】気中終端接続箱の保守・点検に伴う採油作業を容易且つ迅速に行うことができるように改良した固定端子を提供する。
【解決手段】電力ケーブルが接続される気中終端絶縁箱の上端から上方に突出する導体引出棒に上方から被せて前記導体引出棒に固定される導体引出棒固定部15Bと、当該導体引出棒固定部15Bから一体的に連続して形成され、且つ架空電線が接続される羽子板固定部15Aとを有する羽子板固定端子15であって、前記気中終端接続箱の軸方向の中心線l1上から水平方向に偏移した位置で前記架空電線との接続部が形成されるように羽子板固定部15Aを導体引出棒固定部15Bに対して配設するとともに、導体引出棒固定部15Bの上面に中心線l1上で垂直上方に開口する絶縁油の採油のための開口である採油口を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は固定端子およびこれを取付けた気中終端接続箱に関し、特に気中終端接続箱に充填されている絶縁油を採油する採油口を有する場合に適用して有用なものである。
【背景技術】
【0002】
図9は気中終端接続箱の一例を示す正面図である。同図に示すように、この種の気中終端接続箱1は、下方から立ちあがった電力ケーブル2と架空電線(図示せず)との接続部分であるケーブルヘッドを構成している。電力ケーブル2は気中終端接続箱1の内部で導体引出棒3の下端に接続してあり、導体引出棒3の上端部が気中終端接続箱1の上端から上方に突出されている。ここで、導体引出棒3には羽子板固定端子(図9には図示せず)が固定されており、この羽子板固定端子を介して架空電線が接続される。
【0003】
一方、この種の気中終端接続箱1の内部には絶縁油が充填されている。この絶縁油は定期的に採取してその絶縁耐力等の電気的特性を測定する必要がある。そこで、導体引出棒3の上端部のコネクタ19(図10参照)が導体引出棒3に対して着脱可能に形成してあり、コネクタ19を導体引出棒3から取り外すことにより前記絶縁油を採取するための採油口が開口するようになっている。
【0004】
一方、従来技術においては、前記コネクタ19が羽子板固定端子で覆われている。すなわち、図10に導体引出棒3および羽子板固定端子5の部分を抽出・拡大して示すように、従来技術に係る羽子板固定端子5は一体的に形成された羽子板固定部5Aと導体引出棒固定部5Bとからなる。羽子板固定部5Aは羽子板状の固定端子でこの部分を介して架空電線を接続するようになっている。また、導体引出棒固定部5Bは導体引出棒3の上方からこの導体引出棒3に被せられたキャップ状の部材である。したがって、羽子板固定端子5は導体引出棒固定部5Bを導体引出棒3およびコネクタ19に被せた状態で、すなわち採油口を閉塞した状態で4本のボルト6およびナット7を締めることにより導体引出棒3に固定される。かかる状態で上方から吊架された架空電線が羽子板固定部5Aに固定・接続されることにより架空電線と電力ケーブル2(図9参照;以下同じ)とが接続される。
【0005】
ここで、従来技術に係る羽子板固定端子5においては、図10(b)に示すように、羽子板固定部5Aの上下方向に関する中心線lが導体引出棒固定部5Bの同方向の中心線に一致するような構成となっているので、羽子板固定端子5を介しての架空電線と電力ケーブル2の接続時には採油口を開口させるコネクタ19が羽子板固定端子5の導体引出棒固定部5Bで覆われた状態となる。
【0006】
この結果、前述の如き気中終端接続箱1の保守・点検に伴うその絶縁油の絶縁耐力の測定に際し、絶縁油を採取する場合には、当該電気機器を停電した状態でボルト6およびナット7を緩めることにより導体引出棒3から羽子板固定端子5を取り外した状態でコネクタ19を導体引出棒3から取り外すことにより採油口を露出させ、かかる状態で所定の採油作業を行う必要がある。すなわち、導体引出棒3から羽子板固定端子5を取り外す必要があるので、当該採油作業が面倒になるばかりでなく、多大な時間を要するものとなってしまう。例えば、ジャンパー線等も接続されている羽子板固定端子5の取付、取外しは羽子板固定端子5が重量物であることとも相俟って重労働となってしまう。また、作業中の安全のため、導体部分を接地しておく必要があるが、上述の如き従来技術の場合には架空電線側と電力ケーブル2側とでそれぞれ別に接地をとる必要がある。
【0007】
なお、この種の気中終端接続箱を開示する公知技術として特許文献1および特許文献2を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】実開平06−074036号公報
【特許文献2】特開2007−151310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、気中終端接続箱の保守・点検に伴う採油作業を容易且つ迅速に行うことができるように改良した固定端子およびこれを取付けた気中終端接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様は、電力ケーブルが接続される気中終端絶縁箱の上端から上方に突出する導体引出棒に上方から被せて前記導体引出棒に固定される導体引出棒固定部と、当該導体引出棒固定部から一体的に連続して形成され、且つ架空電線が接続される固定部とを有する固定端子であって、前記気中終端接続箱の軸方向の中心線上から水平方向に偏移した位置で前記架空電線との接続部が形成されるように前記固定部を前記導体引出棒固定部に対して配設するとともに、前記導体引出棒固定部の上面に前記中心線上で垂直上方に開口する絶縁油の採油のための開口である採油口を形成したことを特徴とする固定端子にある。
【0011】
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載する固定端子において、前記固定部は、前記接続部が前記導体引出棒固定部から一体的に連続して上方に伸びるように形成されていることを特徴とする固定端子にある。
【0012】
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様に記載する固定端子において、前記固定部が羽子板形状に形成されていることを特徴とする固定端子にある。
【0013】
本発明の第4の態様は、第1または第2の態様に記載する固定端子において、前記固定部が圧着端子として機能するようスリーブ状に形成されていることを特徴とする固定端子にある。
【0014】
本発明の第5の態様は、第1ないし第4の態様の何れか一つに記載する固定端子において、前記採油口は防護キャップで閉塞し得るように構成したことを特徴とする固定端子にある。
【0015】
本発明の第6の態様は、第1ないし第5の態様の何れか一つに記載する固定端子をその導体引出棒固定部を介して導体引出棒に固着したことを特徴とする固定端子を取付けた気中終端接続箱にある。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、架空電線が接続される固定部が導体引出棒固定部および導体引出棒に対して水平方向にずれた位置に形成してあるので、導体引出棒の上方に設けた採油口が導体引出棒固定部で閉塞されるのを回避して、導体引出棒固定部の上面に形成することができる。この結果、採油口は固定部と干渉することなく露出させることができる。かくして、羽子板固定端子および架空電線を取り外すことなく所定の採油作業を行うことができる。この結果、従来に較べ飛躍的に採油作業の作業性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る固定端子を、採油口を開口させた状態(防護キャップを外した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る固定端子を、採油口を閉塞させた状態(防護キャップを装着した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた状態での採油時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた状態での通常時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る固定端子を、採油口を開口させた状態(防護キャップを外した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る固定端子を、採油口を閉塞させた状態(防護キャップを装着した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた状態での採油時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた状態での通常時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図9】気中終端接続箱の一例を示す正面図である。
【図10】従来技術に係る羽子板固定端子を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0019】
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態に係る羽子板固定端子を、採油口を開口させた状態(防護キャップを外した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。また、図2は、採油口を閉塞させた状態(防護キャップを装着した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0020】
これらの図に示すように、羽子板固定端子15は一体的に形成された羽子板固定部15Aと導体引出棒固定部15Bとからなり、羽子板固定部15Aは羽子板状の固定端子でこの部分を介して架空電線を接続するようになっている。導体引出棒固定部15Bは導体引出棒3(図1および図2には図示せず)の上方からこの導体引出棒3に被せられたキャップ状の部材である。したがって、羽子板固定端子15は導体引出棒固定部15Bを導体引出棒3に被せた状態で4本のボルト6およびナット7を締めることにより導体引出棒3に固定される。かかる状態で上方から吊架された架空電線が羽子板固定部15Aに固定・接続されることにより架空電線と電力ケーブル2(図9参照;以下同じ)とが接続される。
【0021】
ここで、本形態に係る羽子板固定端子15においては、導体引出棒固定部15Bの上下方向の中心線l1に対して羽子板固定部15Aの同方向の中心線l2を水平方向に関してずれた位置に偏移させて設けてある。すなわち、架空電線が接続される羽子板固定部15Aの垂直な表面は導体引出棒3の中心線からずれた位置に占位している。かくして、導体引出棒固定部15Bの上端面には平面部が形成され、かかる平面部の端部で羽子板固定部15Aが垂直上方に伸びている。ここで、前記平面部に採油口が臨んでいる。さらに、具体的には導体引出棒固定部15Bの平面部には採油口の外縁をなす壁部が形成されており、この壁部に雄ねじ部16が形成してある。
【0022】
そこで、図1に示すように採油口を開口させた状態で、図2に示すように、防護キャップ17のナット部18を螺合させることにより採油口を閉塞することができる。
【0023】
かかる羽子板固定端子15を取付けた気中終端接続箱1に充填された絶縁油の点検時の採油の態様を図3および図4に基づき説明しておく。
【0024】
図3は本形態に係る固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた状態での採油時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図4は前記固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた通常時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0025】
図3(a)および図3(b)に示すように、導体引出棒3に羽子板固定端子15を固定したままの状態で、防護キャップ17を緩めることにより取り外す。この結果、採油口からはコネクタ19が突出するので、このコネクタ19を取り外して採油口を露出させる。かかる状態で採油器具(図示せず)を取付けて気中終端接続箱1内の絶縁油を所定量採取する。
【0026】
所定の採油が終了した後、前記採油器具を取り外すとともにコネクタ19を所定通りに装着して採油口を閉塞した後、図4に示すように、防護キャップ17のナット部18を導体引出棒固定部15Bの雄ねじ部16に螺合することにより一連の作業を終了する。
【0027】
本形態における、上述の如き一連の作業の際、防護キャップ17の位置と羽子板固定端子15の位置とは干渉することがないので、羽子板固定端子15は導体引出棒3に固定したままで防護キャップ17の着脱が可能であり、かかる状態で採油口を露出させて所定の採油作業を行うことができる。
【0028】
この結果、絶縁油の採油時に羽子板固定端子15を取外す必要がなくなるだけでなく、羽子板固定端子15を取外す直前に気中終端接続箱1(導体引出棒3)に接地を施す必要がなくなり、この点でも作業性が改善される。
【0029】
また、羽子板固定端子15の取付・取外しによる気中終端接続箱1への損傷リスクを完全に除去することができるばかりでなく、導体引出棒3の先端のコネクタ19の漏油点検も可能となる。
【0030】
<第2の実施の形態>
図5は本発明の第2の実施の形態に係る固定端子を、採油口を開口させた状態(防護キャップを外した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。また、図6は、採油口を閉塞させた状態(防護キャップを装着した状態)で示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0031】
これらの図に示すように、本形態では、第1の実施の形態における羽子板固定部15Aをスリーブ状固定部25Aとして形成している。他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0032】
さらに詳言すると、本形態に係る固定端子25は一体的に形成されたスリーブ状固定部25Aと導体引出棒固定部25Bとからなる。スリーブ状固定部25Aはスリーブの開口部が上方に向かって開口されており、この開口部を介して架空電線をスリーブの内部空間25Cに挿入して圧縮することにより架空電線を圧着接続する。導体引出棒固定部25Bは、第1の実施の形態における導体引出棒固定部15Bと同様に導体引出棒3に被せられたキャップ状の部材である。したがって、固定端子25は導体引出棒固定部25Bを導体引出棒3に被せた状態で4本のボルト6およびナット7を締めることにより導体引出棒3に固定される。かかる状態で上方から吊架された架空電線がスリーブ状固定部25Aに圧着接続されることにより架空電線と電力ケーブル2(図9参照;以下同じ)とが接続される。
【0033】
かくして、本形態によれば、固定端子25に対する架空電線の接続に際し、架空電線をスリーブ状固定部25Aの内部空間25Cに挿入した状態で圧着工具によりスリーブ状固定部25Aを圧縮して潰すという一回の作業で所定の圧着接続を行うことができる。この点で、複数本のボルトおよびナットの締結により架空電線との接続を行う第1の実施の形態に係る羽子板固定端子15に較べ、作業性が向上するという副次的な効果も得られる。
【0034】
本形態に係る固定端子25においては、導体引出棒固定部25Bの上下方向の中心線l3に対してスリーブ状固定部25Aの同方向の中心線l4を水平方向に関してずれた位置に偏移させて設けてある。すなわち、架空電線が接続されるスリーブ状固定部25Aの垂直上方に伸びるスリーブの軸線は導体引出棒3の中心線からずれた位置に占位している。かくして、導体引出棒固定部25Bの上端面には、第1の実施の形態と同様の平面部が形成され、かかる平面部の端部でスリーブ状固定部25Aが垂直上方に伸びている。採油口は前記平面部に臨んでいる。さらに、具体的には導体引出棒固定部25Bの平面部には採油口の外縁をなす壁部が形成されており、この壁部に雄ねじ部26が形成してある。
【0035】
そこで、図5に示すように採油口を開口させた状態で、図6に示すように、防護キャップ27のナット部28を螺合させることにより採油口を閉塞することができる。
【0036】
かかる固定端子25を取付けた気中終端接続箱1に充填された絶縁油の点検時の採油の態様は図3および図4に基づき説明した第1の実施の形態の場合と全く同様である。そこで、図3に対応する図面を図7、図4に対応する図面を図8として示すことにより重複する説明は省略する。ここで、図7は本形態に係る固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた状態での採油時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図8は前記固定端子を、気中終端接続箱の導体引出棒に取り付けた通常時の態様を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0037】
なお、上記第1の実施の形態において、羽子板固定部15Aは、その接続面が垂直面となるように導体引出棒固定部15Bから一体的に連続して上方に伸びるように形成されているが、垂直面に限定するものではない。導体引出棒固定部15Bから一体的に連続して形成されていれば、垂直面に対して傾斜していても構わない。例えば接続面が水平面であっても良い。同様に、第2の実施の形態において、スリーブ状固定部25Aは、その軸線が垂直となるように導体引出棒固定部25Bから一体的に連続して上方に伸びるように形成されているが、垂直方向に限定するものではない。導体引出棒固定部25Bから一体的に連続して形成されていれば、垂直方向に対して傾斜していても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は電力設備の保守・運用を行うとともにその事故時の対応を行う産業分野において利用することができる。
【符号の説明】
【0039】
1 気中終端接続箱
2 電力ケーブル
3 導体引出棒
15 羽子板固定端子
15A 羽子板固定部
15B 導体引出棒固定部
17 防護キャップ
25 固定端子
25A スリーブ状固定部
25B 導体引出棒固定部
25C 内部空間
l1〜l4 中心線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力ケーブルが接続される気中終端絶縁箱の上端から上方に突出する導体引出棒に上方から被せて前記導体引出棒に固定される導体引出棒固定部と、当該導体引出棒固定部から一体的に連続して形成され、且つ架空電線が接続される固定部とを有する固定端子であって、
前記気中終端接続箱の軸方向の中心線上から水平方向に偏移した位置で前記架空電線との接続部が形成されるように前記固定部を前記導体引出棒固定部に対して配設するとともに、
前記導体引出棒固定部の上面に前記中心線上で垂直上方に開口する絶縁油の採油のための開口である採油口を形成したことを特徴とする固定端子。
【請求項2】
請求項1に記載する固定端子において、
前記固定部は、前記接続部が前記導体引出棒固定部から一体的に連続して上方に伸びるように形成されていることを特徴とする固定端子。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載する固定端子において、
前記固定部が羽子板形状に形成されていることを特徴とする固定端子。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載する固定端子において、
前記固定部が圧着端子として機能するようスリーブ状に形成されていることを特徴とする固定端子。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4の何れか一つに記載する固定端子において、
前記採油口は防護キャップで閉塞し得るように構成したことを特徴とする固定端子。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5の何れか一つに記載する固定端子をその導体引出棒固定部を介して導体引出棒に固着したことを特徴とする固定端子を取付けた気中終端接続箱。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−80730(P2012−80730A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−226068(P2010−226068)
【出願日】平成22年10月5日(2010.10.5)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】