説明

園芸用土詰め合わせ商品

【課題】 園芸を行う際に必要な数種類の用土を、それぞれ最適量に袋詰めした園芸用土詰め合わせ商品を提供する。
【解決手段】 ひとつの袋体を熱溶着シール等で複数に区分けし、それぞれの区分け部に違う種類の用土を、プランターあるいは植木鉢の容量に応じた最適な量で、かつ、敷設順にそれぞれの用土を端から順に詰め合わせたことを特徴とする園芸用土詰め合わせ商品。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、園芸を行う際に必要な数種類の用土を、それぞれ最適量に袋詰めした園芸用土詰め合わせ商品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の培養土、鉢底石、鹿沼土などの園芸用土は、それぞれが一定の容量に単独で袋詰めされて商品化されていた。したがって、消費者は一袋単位でそれぞれの用土を購入する必要があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)プランターや植木鉢の用土敷設を行う際に、それぞれの使用量が違うため過不足が生じた。
(ロ)余った用土を保管するスペースを必要とした。
(ハ)それぞれの用土の選択を間違える場合があった。
(ニ)必要な用土を買い忘れる場合があった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ひとつの袋体を熱溶着シール等で複数に区分けし、それぞれの区分け部に違う種類の用土を、プランターあるいは植木鉢の容量に応じて、それぞれ最適な配分量で、かつ、プランターあるいは植木鉢への用土敷設順に応じて、それぞれの用土を袋体の端から順に詰め合わせた園芸用土詰め合わせ商品である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、必要とする数種類の用土をそれぞれ必要に応じた分量にひとつの袋体に詰め合わせるので、個々の用土の過不足が生じず、用土を買い間違えたり、買い忘れたりすることがない。また、用土の選択に悩むこともなく、失敗のない用土選びが可能となる。
また、用土を敷設の順番に並べて詰め合わせるので、端から順に開封し敷設していけば良く、作業性が向上するとともに間違いを無くすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)軟質プラスチックフィルム等でなる袋体(1)を詰め合わせる用土の種類数に応じた数および容量、敷設順の区分けを熱溶着シール(3)などの手段で行う。
(ロ)区分けした袋体のそれぞれの区分け部(4a、4b、4c)にそれぞれの用土(5a、5b、5c)を詰める。
(ハ)各区分け部の開放端部を熱溶着シール(6)などで密閉する。
本発明は、以上の構成よりなっている。
前記説明は、3種類の用土の詰め合わせを例にしているが、2種類あるいは3種類以上の詰め合わせについても同様である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の全体斜視図
【図2】本発明の袋体区分けを示す図
【図3】本発明の袋体区分けの順番を示す図
【符号の説明】
【0008】
1 袋体
2 底部熱圧着シール
3 区分け熱圧着シール
4a 区分けイ
4b 区分けロ
4c 区分けハ
5a 用土イ
5b 用土ロ
5c 用土ハ
6 密閉熱溶着シール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ひとつの袋体を熱溶着シール等で複数に区分けし、それぞれの区分け部に違う種類の用土を詰め合わせたことを特徴とする園芸用土詰め合わせ商品。
【請求項2】
プランターあるいは植木鉢の容量に応じて、それぞれの用土の量を最適な配分量に詰め合わせた請求項1の園芸用土詰め合わせ商品。
【請求項3】
プランターあるいは植木鉢への用土敷設順に応じて、それぞれの用土を端から順に詰め合わせた請求項1の園芸用土詰め合わせ商品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−108(P2011−108A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−163168(P2009−163168)
【出願日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【出願人】(506349256)株式会社協栄包装 (2)
【Fターム(参考)】