説明

圧力流体作動工具における調速バルブ装置

【課題】 特に彫刻ペンなどの工具において、操作時に操作者の指が簡単に届くことができ、さらに、この調速バルブが延びる工具筐体からほんのわずかだけ突出し、不格好にならず工具の外観を損なわない。
【解決手段】 バルブボール(24)を有する圧力流体作動工具のための調速バルブ装置であって、前記バルブボールは、可動ピストン(26)のバルブの封止リング(23)に向けて開口する空隙(25)に設けられている。バネ負荷部材(30)は、バルブボールを封止リングに対して付勢する。工具内の駆動チャンバ(17)への圧力流体の流れを許容または阻止するために、ピストンの運動によって、ボールは封止リングに対する封止位置に向けてまたは該封止位置から動かされる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば彫刻ペンのような圧力流体作動工具における調速バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から圧力流体作動工具において、それぞれ開閉するように2つの反対方向に運動可能なピストンと、駆動チャンバに至る圧力流体のための供給流路と、工具内に配置される駆動機構を含む調速機を様々な様式で構成することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に圧力流体作動の彫刻ペンなどの、より小型の長く細い圧力流体作動工具において、工具の筐体内を横切るように延びる可動ピストンを有する調速バルブであって、一方ではこの工具の操作時に操作者の指が簡単に届くように配置することができるという利点を有し、他方ではこの調速バルブが延びる工具筐体からほんのわずかだけ突出し、従って不格好にならず工具の外観を損なわないという利点を有した調速バルブを構成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る圧力流体作動工具における調速バルブ装置の第1の特徴は、筐体と、内部に設けられた駆動チャンバと、前記駆動チャンバに至る圧力流体流路とを有する圧力流体作動工具における調速バルブ装置であって、上記圧力流体流路内に設けられた封止リングとこの封止リングと協動するバルブボールとを含み、上記バルブボールは、前記駆動チャンバおよび上記筐体内を横切るピストンの封止リングに向けて開口した空隙内に設けられており、バネ負荷部材は上記空隙内を通り、上記バルブボールを封止リングに向けて付勢するものであり、上記ピストンは上記筐体で可動であり、上記ピストンの2つの対向端部のいずれに対しても、上記筐体の対向側面の一方および他方から短い距離で、交互に貫通することができるような長さを有し、上記ピストン運動は、駆動チャンバに圧力流体が流れるのを許容および防止するために、このピストンの空隙の限定壁に、バルブボールを封止リングに対して封止位置に移動させる、あるいは封止位置から移動させるところにある。
【0005】本発明の第2の特徴は上記バネ負荷部材は、上記ピストンに作成されている上記空隙と連通する長穴形状の開口部を介してこの空隙を通ることにより、かつ長穴の内周面に係合させることにより、このピストンの軸方向における運動距離を制限するように構成されているところにある。
【0006】本発明の第3の特徴は上記バネ負荷部材は、上記長穴の幅に緊密に対応し、これにより上記ピストンがこのバネ負荷部材に対して回転するのを防ぐような寸法を有するところにある。
【0007】本発明の第4の特徴は同等の大きい封止面でもって、前記ピストンの2つの対向軸方向に作用する圧力媒体の力を吸収するために、上記封止リングを含む封止部が上記ピストンの2つの対向端部の領域中に設けられ、これにより前記圧力媒体の力は上記ピストンに対していかなる軸方向運動も与えないところにある。
【0008】本発明の第5の特徴は上記バルブボールは、上記バネ負荷部材を介して、弱いバネによる作用を受け、この弱いバネは、工具の操作者が上記ピストンに前進運動をさせて、上記空隙の一方の限定壁がバルブボールを封止リングに対して封止ピストンから動かした場合、空隙の前記限定壁に対するこのバルブボールの対向圧力であって、ピストンへの前記圧力が働かなくなっている場合に、バルブボールが封止位置に戻ることを可能にするピストンの復帰運動を引き起こすのに十分に強い圧力を生み出すところにある。
【0009】本発明の第6の特徴は上記バネ負荷部材を介して、バルブボールはバネによる作用を受け、このバネは、工具の操作者が前記ピストンに前進運動をさせて、空隙の一方の限定壁が上記バルブボールを封止リングに対して封止ピストンから動かした場合、前記空隙の前記限定壁に対する前記バルブボールの対向圧力であって、前記ピストンへの前記圧力が働かなくなっている場合に、前記バルブボールが前記封止位置に戻ることを可能にするピストンの復帰運動を引き起こす圧力を生み出すことができるところにある。
【0010】本発明の第7の特徴は前記封止リングを含む封止部が、等しくない大きい封止面でもって、前記ピストンの2つの対向軸方向に作用する圧力媒体の力を吸収するために、封止リングを含む封止部がピストンの2つの対向端部の領域中に設けられ、したがって、前記方向の一方に作用する力は、反対方向に作用する力よりも強く、前記ピストンが反対方向に動かされて、バルブボールを前記封止位置から移動させた後に、バルブボールを封止リングに対して封止位置に戻すような方向に、ピストンを付勢するところにある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る調速バルブ装置を備えた圧力流体作動の彫刻ペンの実施の態様を図面を参照して詳細に記載する。図1において、ペン本体またはハウジング全体(以下「筐体」という)1は、その前方部分2の後端部には中央部分3がネジ締めされ、この中央部分の後端部には後方部分4がネジ締めされることにより構成されている。後方部分4には圧縮空気を供給するためのホース5が挿入され、スリーブ7のニップル6によってこの後方部分は回転可能に保持されている。封止リング8はニップル6と後方部分4の間を、封止リング9は後方部分4と中央部分3との間を、さらに封止リング10が中間部分と前方部分2の間をそれぞれ封止するために設けてある。これにより、封止リング9および10はねじ継手の事実上の摩擦ロックを形成しており、そのため、これらのリング部材9、10は緊密には描かれていないが、指だけで都合良く締めたり弛めたりされる。
【0012】筐体1の前方部分2はブッシュ11に嵌合され、このブッシュおよびこの前方部分において、排気のために穴12、13が設けてある。ブッシュ11および前方部分2の内部を彫刻針14が通過し、この彫刻針の後端部には駆動板15が設けてある。駆動板15とブッシュ11の間には圧縮バネ16が設けられ、この圧縮バネは、この駆動板とこの駆動板のフランジ内に嵌合した封止リング35とを、中央部分3に設けてある駆動チャンバ17の底部に向けてバネ力を付勢する。駆動チャンバ17の周壁の一部分には長穴18が設けてある。
【0013】ホース5から駆動チャンバ17への空気供給流路は、ニップル6内の穴19と、筐体の中央部分3内の中空部20とによって形成され、中空部20は流体流路になっている小径の穴21、22を有する。流路の穴21内には封止リング23が設けてある。封止リング23はバルブボール24が当接し、このバルブボールはピストン26内の空隙25内に設けられ、このピストンはペン筐体1内を横切って延び、封止リング27、28によってこの筐体に対して封止されている。空隙25は、ピストン26の一方の側(左側)において、封止リング23に面する開口部を有し、このピストンの反対側(右側)には長穴29が形成され、この長穴は空隙25と連通している。長穴29を通ってバネ負荷部材であるピン30が挿入され、このピンは中空部20内にある大径部材31およびバネ32によりバルブボール24に圧力を与える。
【0014】ピストン26の空隙25は、このピストン内部でバルブボール24全体を収納するに十分な深さを有する。バルブボール24が空隙25内に予め置かれた状態で、ピストン26は筐体1の中央部分3内に挿入され、この空隙の開口部が封止リング23に面し、かつ、長穴29が反対方向に面するように回転される。筐体1の後方部分4が中央部分3にネジ締めされていない状態において、ピン30が長穴29内を通過するように、大径部材31が中央部分3に挿入され、さらに、バネ32も挿入され、さらに、ホース5、ニップル6、スリーブ7および封止リング8が嵌合された状態で、この後方部分4は中央部分3にネジ結合される。
【0015】図1に示される状態では、ピン30は封止リング23に対してバルブボール24を封止位置に保っている。ピン30は長穴29の内周面40,41(図3R>3)に係合することによりピストン26の動きも制限する。図1では、ピストン26は閉じた位置にあり、この図面では、このピストンの下端面34は中央部分3の一方側、つまり下側37に向けて最大限に押されており、このピストンの反対側の上端面33は、中央部分3の反対側36の外側に数mmだけ突出している。もし、いまピストン26が押し下げられて、このピストンの上端面33が中央部分の表面の外側に突出していないときは、空隙25の限定壁38(図3)がバルブボール24を押圧し、このバルブボールは封止リング23との封止位置から短距離だけ遠ざかる。大径部材31には、図示していないが圧力流体を流すための長穴のようなものが設けられ、圧力流体はバルブボール24を通過し、そして駆動チャンバ17に流入するようになっている。ピストン26の運動距離は、長穴29の上側の内周面40に当接するストッパとして作用するピン30によって制限される。
【0016】圧力流体が駆動チャンバ17に流入するとき、駆動板15および彫刻針14は短距離だけ前方に移動し、バネ16を圧縮する。封止リング35は駆動チャンバ17を、圧力が長穴18にまで及び、圧力が迅速に低下してバネ16が駆動板15を封止位置に戻すまでの間、封止したままである。この前進運動と復帰運動の周期は、圧力流体の供給が図1に示した位置まで戻されたピストン26によって停止されるまで繰り返される。例示した彫刻ペンの振動数は、1秒間に500から600ストローク前後である。
【0017】既に述べたように、ピン30および長穴29はピストン26の動き範囲を制限し、このピストン全体を中央部分3から押圧された状態に保持する。したがって、ピストン26を定位置に保つための、ヘッドを必要とする空間がピストンの端部に一切必要とされず、バルブボール24を開閉するために必要とされる運動が小さい。したがって、ピストン26は中央部分3からわずか数mmだけ突出するように作成することができ、良好な外観を提供することができる。運動距離が短いということは、たとえば例示したような彫刻ペンなどのように小型かつ細い工具の場合であっても、筐体1の板厚がピストン26の封止リング27、28の運動に対して十分であることを意味する。このペンは図1においては拡大して示されているが、ペンの直径はピストン26がペン内部を通過するところの直径はわずか17mmである。
【0018】ピン30は、長穴29の幅に近い厚みで適宜作成される。ピストン26の軸方向の動きを制限するだけでなく、これらの2つの部材30、29は協動してピストンの回転を防止する。そのため、ピストン26の空隙25は常に封止リング23に面しており、バルブボール24は封止リング23に対して正しい位置に保持される。
【0019】ピストン26は、工具の前方部分2で指で操作するに都合が良いように、駆動チャンバ17に隣接して配置することもできる。適切な空隙25は、バルブボール24の直径よりも約1mm大きい直径を有していなければならない。ピストン26がバルブボール24に近接する位置に戻されると、空隙25の限定壁39がバルブボールを運動させて、このボールはこの位置において、ピン30および圧力流体の流れによる作用を受けて、封止リング23に対して封止位置でこのリングにスナップフィット的にパチンと嵌り、それにより限定壁39との接触状態からわずかな距離だけ動き、その運動は、バルブボールの封止位置に到達する直前で停止される。そのため、ピストン運動の端位置に対して非常に狭い公差は要求されないが、バルブボール24と空隙25の壁の間の遊びは、このボールの正しい封止位置に対して壁からの一切の妨害を無くしている。
【0020】本発明で示した実施の態様において、ピストン26はその両端に同等に大きな圧力吸収面を有し、その2つの封止リング27、28は同一の大きさである。したがって、圧力流体はピストン26の両軸方向において同量の力を及ぼし、このピストンを軸方向に変位させようとはしていない。もしバネ32が比較的弱く作成されていると、ピストン26はその端部33が押し下げられたとき同じ位置に残り、そしてその反対側の端部に対しての圧力の印加によって戻らなければならない。
【0021】また、本発明は強いバネ32を使用することも可能で、このようなバネは強い圧力をバルブボール24に対して及ぼし、空隙25の限定壁38に対するこの圧力によって、操作者が指でそれを押し下げられた位置に維持しなくなるとすぐにピストン26は復帰されるようなものである。これらの代替のいずれが最適であるかは、工具の種類と用途によって決まる。ピストン26の強いバネ32を用いて自動復帰を構成するための選択肢として、封止リング28に嵌合されたピストンの端部において、このピストンと筐体の中央部分3の間の封止系をわずかに小さくすることにより、同等の効果を得ることができる。このことにより、圧力媒体からの圧力量が、封止リング27に対してよりも封止リング28に対しての方がより小さくなる。
【0022】ピン30が別個のバネ32の作用を受ける大径部材31の一部を構成するようにする選択肢として、バネの一端部を同様にして突出するピンとして成形することも可能であろう。上記の部材の設計は異なる様式に変更することもできる。本装置は、他の種類の圧力流体作動工具および装置において使用することもできるし、請求項の範囲内において設計の変更を行うこともできる。すなわち、本発明の図示した実施形態は、本発明の幾つかの可能な適用の一例を構成しているにすぎない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、特に圧力流体作動の彫刻ペンなどの、より小型の長く細い圧力流体作動工具において、工具の筐体内を横切るように延びる可動ピストンを有する調速バルブであって、一方では圧力流体作動工具の操作時に操作者の指が簡単に届くように配置することができ、他方ではこの調速バルブが延びる工具筐体からほんのわずかだけ突出し、従って不格好にならず工具の外観を損なわない。また、ピストンには小さな運動を行うことしか要求されないため、本発明に係るに従う調速バルブ装置は細い工具、たとえば彫刻ペンにおいて使用することができる。この彫刻ペンの筐体は小さい厚みの壁を有し、その内部を通ってピストンが延びるため、ピストン上に嵌合された封止リングが壁の外側にない状態では、この封止リングが運動できる余裕がほとんど無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は彫刻ペンの側面を示す正面図である。
【図2】調速バルブ装置の一部を構成するピストンの拡大した正面図である。
【図3】調速バルブ装置の一部を構成するピストンの拡大した正面図である。
【符号の説明】
1 筐体
17 駆動チャンバ
19〜22 圧力流体流路(穴)
23 封止リング
24 バルブボール
25 空隙
26 ピストン
29 長穴
30 バネ負荷部材(ピン)
32 バネ
33,34 ピストンの対向端面
36,37 対向側面
38,39 限定壁
40,41 内周面

【特許請求の範囲】
【請求項1】 筐体(1)と、内部に設けられた駆動チャンバ(17)と、前記駆動チャンバに至る圧力流体流路(19〜22)とを有する圧力流体作動工具における調速バルブ装置であって、上記圧力流体流路内に設けられた封止リング(23)とこの封止リングと協動するバルブボール(24)とを含み、上記バルブボール(24)は、前記駆動チャンバおよび上記筐体内を横切るピストン(26)の封止リング(23)に向けて開口した空隙(25)内に設けられており、バネ負荷部材(30)は上記空隙(25)内を通り、上記バルブボール(24)を封止リング(23)に向けて付勢するものであり、上記ピストン(26)は上記筐体(1)で可動であり、上記ピストンの2つの対向端部(33,34)のいずれに対しても、上記筐体の対向側面(36,37)の一方および他方から短い距離で、交互に貫通することができるような長さを有し、上記ピストン運動は、駆動チャンバ(17)に圧力流体が流れるのを許容および防止するために、このピストンの空隙の限定壁(38,39)に、バルブボール(24)を封止リング(23)に対して封止位置に移動させる、あるいは封止位置から移動させることを特徴とする圧力流体作動工具における調速バルブ装置。
【請求項2】 請求項1において、バネ負荷部材(30)は、ピストン(26)に作成されている空隙(25)と連通する長穴(29)形状の開口部を介して空隙(25)を通ることにより、かつ長穴の内周面(40,41)に係合させることにより、このピストンの軸方向における運動距離を制限するように構成されていることを特徴とする調速バルブ装置。
【請求項3】 請求項2において、バネ負荷部材(30)は、長穴(29)の幅に緊密に対応し、これによりピストン(26)がこのバネ負荷部材(30)に対して回転するのを防ぐような寸法を有することを特徴とする調速バルブ装置。
【請求項4】 請求項1ないし3の1つにおいて、同等の大きい封止面でもって、前記ピストン(26)の2つの対向軸方向に作用する圧力媒体の力を吸収するために、封止リング(27,28)を含む封止部がピストン(26)の2つの対向端部(33,34)の領域中に設けられ、これにより前記圧力媒体の力は前記ピストン(26)に対していかなる軸方向運動も与えないことを特徴とする記載の調速バルブ装置。
【請求項5】 請求項1ないし4の1つにおいて、バルブボール(24)は、バネ負荷部材(30)を介して、弱いバネ(32)による作用を受け、この弱いバネ(32)は、工具の操作者がピストン(26)に前進運動をさせて、空隙(25)の一方の限定壁(38)がバルブボール(24)を封止リング(23)に対して封止ピストンから動かした場合、空隙(25)の前記限定壁(38)に対するバルブボール(24)の対向圧力であって、ピストン(26)への前記圧力が働かなくなっている場合に、バルブボール(24)が封止位置に戻ることを可能にするピストン(26)の復帰運動を引き起こすのに十分に強い圧力を生み出すことを特徴とする調速バルブ装置。
【請求項6】 請求項1ないし5の1つにおいて、バネ負荷部材(30)を介して、バルブボール(24)はバネ(32)による作用を受け、該バネ(32)は、工具の操作者が前記ピストンに前進運動をさせて、空隙(25)の一方の限定壁(38)がバルブボール(24)を封止リング(23)に対して封止ピストン(26)から動かした場合、空隙(25)の限定壁(38)に対するバルブボール(24)の対向圧力であって、ピストン(26)への前記圧力が働くなくなっている場合にバルブボール(24)が前記封止位置に戻ることを可能にするピストン(26)の復帰運動を引き起こす圧力を生み出すことができることを特徴とする調速バルブ装置。
【請求項7】 請求項1ないし6の1つにおいて、封止リング(27,28)を含む封止部が、等しくない大きい封止面でもって、前記ピストン(26)の2つの対向軸方向に作用する圧力媒体の力を吸収するために、封止リング(27,28)を含む封止部がピストン(26)の2つの対向端部(33,34)の領域中に設けられ、したがって、前記方向の一方に作用する力は、反対方向に作用する力よりも強く、前記ピストン(26)が反対方向に動かされて、バルブボール(24)を前記封止位置から移動させた後に、バルブボール(24)を封止リング(23)に対して封止位置に戻すような方向に、ピストン(26)を付勢することを特徴とする調速バルブ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2002−46390(P2002−46390A)
【公開日】平成14年2月12日(2002.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−163728(P2001−163728)
【出願日】平成13年5月31日(2001.5.31)
【出願人】(592098702)ヘンリー ウィックランド アンド カンパニー アーベー (1)
【氏名又は名称原語表記】HENRY WIKLUND & CO AKTIE BOLAGET
【Fターム(参考)】