説明

塗布装置

【課題】 ノズルから噴霧された薬剤を目的位置に斑点状に付着させるのでは無く、均一(面状)に付着させる(塗布する)ことが出来、しかもノズルから噴霧された薬剤の損失量が少なく、かつ、薬剤の供給が簡単で、塗布作業性にも優れた塗布装置を提供することである。
【解決手段】 ノズルを有する噴霧手段と塗布部材とを具備する塗布装置であって、
前記塗布部材が前記ノズルの真正面位置に設けられてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は塗布装置に関する。
【背景技術】
【0002】
黴取剤などの各種の薬剤を目的位置に供する装置として噴霧装置(噴出装置:スプレー装置)が周知である。この種の噴霧装置は、広い範囲に亘って斑点状に薬剤を供する場合、非常に好都合である。すなわち、全面に亘って塗布するのでは無く、斑点状に供する場合、噴霧装置は非常に好都合である。
【0003】
ところが、黴取剤とか塗料の如く、斑点状では無く、全面に亘って均一に塗布する場合、噴霧装置の使用は好ましくない。なぜならば、噴霧装置で噴霧された薬剤は、目的面において、斑点状にしか付着しないからである。かつ、噴霧された薬剤は空気中に広く拡散し、目的位置に付着していない割合が以外と多いことが判って来たからである。すなわち、薬剤の損失量が多いことが判って来たからである。
【0004】
しかしながら、噴霧装置は、薬剤の供給が非常に簡単である。例えば、スプレー装置を用いて噴霧する場合を考えたならば、言うまでも無い。
【0005】
さて、これまで、塗布装置として、ローラタイプの塗布装置が周知である。例えば、塗料、その他の薬剤を壁面に塗布する場合、ローラタイプの塗布装置が広く用いられている。
【0006】
このような観点から、噴出装置を有するローラ式塗布装置が提案されている。すなわち、図4に示される如くのローラ式塗布装置が提案(特開2002−336765号公報)されている。
尚、図4中、13,14はロッド、15はロッド13,14を固定した取付部材である。16は取付部材15に回転可能に接続された流通管である。20,21は円筒状の刷毛部材(塗布部材)である。20a,21aは、刷毛部材20,21に形成された中心孔である。そして、ロッド13,14に中心孔20a,21aを挿入することで、刷毛部材20,21はロッド13,14に回転可能に取り付けられる。尚、刷毛部材20,21を、ロッド13,14に対して、回転可能に取り付ける為には、図4に示される通り、(ロッド13の中心位置とロッド14の中心位置との間の距離)>(刷毛部材20の半径+刷毛部材21の半径)でなければならない。なぜならば、(ロッド13の中心位置とロッド14の中心位置との間の距離)≦(刷毛部材20の半径+刷毛部材21の半径)の場合には、ロッド13,14に刷毛部材20,21の中心孔20a,21aを挿入すると、刷毛部材20と刷毛部材21とは互いの周側面同士が接合してしまう。その結果、両者間には摩擦抵抗が生じ、刷毛部材20,21は回転し難くなる。酷い場合には、回転できなくなる。従って、ロッド13,14に刷毛部材20,21の中心孔20a,21aを挿入した場合、刷毛部材20と刷毛部材21との間には隙間が出来ている。17は噴出部であり、噴出部17の先端には噴出口17aが設けられている。そして、噴出口17aから塗料(薬剤)が噴出される。尚、噴出口17aは、刷毛部材20と刷毛部材21との間の真ん中位置(隙間位置)に対応して設けられている。
【特許文献1】特開2002−336765号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
さて、上記提案のローラ式塗布装置にあっては、噴出口17aから塗料(薬剤)が噴出(噴霧)されると、噴出(噴霧)された塗料(薬剤)は刷毛部材20,21に当たると考えられていた。
【0008】
ところが、刷毛部材20と刷毛部材21との間には隙間が有るように刷毛部材20,21は設けられている。そして、この隙間に対応して噴出口17aが設けられている。この為、噴出口17aから噴出(噴霧)された塗料(薬剤)は、刷毛部材20と刷毛部材21との間の隙間から通り抜けてしまうことが判って来た。そして、その通り抜けた塗料(薬剤)の量は、以外にも、かなりの量であることが判った。
【0009】
そこで、この通り抜けを無くそうとすると、刷毛部材20と刷毛部材21との間に隙間が出来ないようにしなければならない。
【0010】
しかしながら、隙間が無いようにした場合、例えば刷毛部材20の周側面と刷毛部材21周側面とを密着させた場合、摩擦抵抗が大きいことから、刷毛部材20,21は回転不能になってしまう。回転不能では、塗料(薬剤)を綺麗に塗布できなくなる。
【0011】
従って、本発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解決することである。
すなわち、ノズルから噴霧(噴出:吐出)された薬剤を目的位置に斑点状に付着させるのでは無く、均一(面状)に付着させる(塗布する)ことが出来、しかもノズルから噴霧(噴出:吐出)された薬剤の損失量が少なく、かつ、薬剤の供給が簡単で、塗布作業性にも優れた塗布装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記の課題を解決する為の検討が、本発明者によって、鋭意、推し進められている中に、前記の問題点は、刷毛部材を二つ設けていることに起因していることが判って来た。
【0013】
すなわち、判ってしまえば、実に、簡単なことであるが、判るまでは、実に、大変なことであった。
【0014】
つまり、二つ設けた刷毛部材は、間に隙間が有るようにしてなければ、回転不能であることは疑問の余地も無い。従って、二つの刷毛部材の間には隙間を設けてなければならない。
【0015】
ところで、刷毛部材を二つも設けていたのは、噴出口17aから噴出(噴霧)された塗料(薬剤)は拡がり、この拡がった塗料(薬剤)を受け止める為には、一つの刷毛部材では受け止められないであろうと思われたからである。
【0016】
しかしながら、噴出口の真正面位置に刷毛部材を設けておけば、噴出口から噴出(噴霧)された塗料(薬剤)の殆どが刷毛部材で受け止められることが判って来た。
【0017】
そして、一つの刷毛部材を噴出口の真正面位置に設けておけば、前記の問題点が解決されることが判って来た。
【0018】
上記知見を基にして本発明がなされたものである。
すなわち、前記の課題は、
ノズルを有する噴霧手段と塗布部材とを具備する塗布装置であって、
前記塗布部材が前記ノズルの真正面位置に設けられてなる
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
【0019】
又、ノズルを有する噴霧手段と塗布部材とを具備する塗布装置であって、
前記塗布部材が、前記ノズルの真正面位置であって、かつ、該塗布部材の長手方向が上下方向であるように設けられてなる
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
【0020】
又、ノズルを有する噴霧手段と塗布部材とを具備する塗布装置であって、
前記塗布部材が、前記ノズルの真正面位置であって、かつ、該塗布部材の長手方向が左右方向であるように設けられてなる
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
【0021】
又、上記の塗布装置であって、塗布部材の塗布装置に対する連結位置がノズル位置より高い位置である
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
例えば、上記の塗布装置であって、塗布部材の上部が塗布装置に連結されてなる
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
【0022】
又、上記の塗布装置であって、塗布部材が回転可能に設けられてなる
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
【0023】
又、上記の塗布装置であって、塗布部材が回転ローラである
ことを特徴とする塗布装置によって解決される。
【発明の効果】
【0024】
塗布部材がノズルの真正面位置に設けられてなる塗布装置は、ノズルから噴霧(噴出:吐出)された薬剤を均一(面状)に付着させる(塗布する)ことが出来る。しかも、ノズルから噴霧(噴出:吐出)された薬剤の損失量が少なく、空気中への薬剤の拡散量(損失量)が少なく、経済的であり、かつ、環境汚染を引き起こし難い。更には、薬剤の供給が非常に簡単である。例えば、容器に入れた薬剤中に塗布部材を浸けると言った手間が大幅に改善できる。そして、塗布作業性が大幅に向上する。
【0025】
ところで、塗布部材の長手方向が上下方向(略垂直方向)であるように設けられていると、水平(横)方向に薬剤を塗布する場合には、好都合である。尚、ノズルを塗布部材の上方側に対応させて設けておくと、ノズルから噴霧(噴出:吐出)されて塗布部材に付着した薬剤が下に滴り落ち難くなる。一方、塗布部材の長手方向が左右方向(略水平方向)であるように設けられていると、垂直(縦)方向に薬剤を塗布する場合には、好都合である。尚、この場合、ノズルを左右方向(略水平方向)に複数個設けておくと、横に拡がって薬剤が塗布部材に付着するので、好都合である。
【0026】
又、塗布部材の塗布装置に対する連結位置をノズル位置より高い位置に設定していると、例えば塗布部材の上部を塗布装置に連結させていると、塗布部材に付いた(吹き付けられた)薬剤が連結部材を伝わって塗布装置側に移行することを防止でき、従って作業中に汚れ難いものとなる。
【0027】
又、塗布部材を回転可能に設けていると、塗布作業性が更に向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明は塗布装置である。この塗布装置は、ノズルを有する噴霧手段と、塗布部材(刷毛部材)とを具備する。本発明の大きな特徴は、塗布部材がノズルの真正面位置に設けられていることである。尚、塗布部材は、回転しない平板状のものでも良い。但し、好ましくは、回転可能に設けられている。例えば、長手方向に対して直交する方向での断面が円形の回転ローラである。これは次の理由による。ノズルからの薬剤の噴霧(吐出)方向は一方向の決まった方向である。と言うことは、塗布部材が回転しない場合には、ノズルから噴霧された薬剤が塗布部材に当たる面は、常に、決まった位置である。このような場合、塗布部材に付着した薬剤が迅速に拡散して行かない場合には、塗布作業性が劣るものになる。しかしながら、塗布部材が回転すると、ノズルから噴霧されて来た薬剤は塗布部材の異なる面に衝突するようになる。従って、塗布部材に付着した薬剤が迅速に拡散して行かない場合でも、塗布作業性は良好である。従って、塗布部材は回転可能に設けられていることが好ましい。塗布部材(回転ローラ)の材料は、これまで、提案されて来たスポンジ、不織布、その他種々の材料が用いられる。塗布部材は、該塗布部材の長手方向が略垂直方向と言った上下方向であるように設けられる。この上下方向に設けられた場合、ノズルは塗布部材の上方位置(例えば、全長の1/2より上側の位置。好ましくは、上端から全長の約10%〜40%下側の位置)に対応して設けられることが好ましい。或いは、該塗布部材の長手方向が略水平方向と言った左右方向であるように設けられる。この略水平方向に設けられた場合、ノズルは一個よりも複数個設けられていることが好ましい。塗布部材の取付方には各種の方法が考えられる。如何なる手法が採用されても良い。但し、好ましい形態の一つは、塗布部材の塗布装置(装置本体)に対する連結位置がノズル位置より高い位置となる手法である。例えば、連結部材の一端を塗布部材の上部に取り付け、連結部材の他端を塗布装置本体(例えば、噴霧手段(噴霧ヘッド)上部)に取り付ける手法である。
【0029】
以下、更に具体的に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態になる塗布装置の概略斜視図である。
【0030】
図1中、1は円筒状のスプレー缶(スプレー装置:噴霧装置:噴出装置:吐出装置)である。2はノズル部(噴霧ヘッド部)である。尚、この種のスプレー缶1は、これまでも、殺虫剤などの噴霧装置として周知であるから、詳細な説明は省略される。
【0031】
3は、例えばスポンジ材などで構成された回転ローラ(塗布部材)である。この回転ローラ3の構成材料も、これまでにも各種の材料が提案されて来ており、周知であるから、詳細な説明は省略される。勿論、回転ローラ3は、その中心位置に長手方向に沿って中心孔4が形成されている。すなわち、回転ローラ3は円筒状に構成されている。そして、回転ローラ3の中心孔が軸に対して回転可能に挿入されている。
【0032】
さて、ここで、最大の特徴は、回転ローラ(塗布部材)3がノズル部2の真正面位置に設けられていることである。
【0033】
更に詳しく説明すると、本実施形態では、半径0.5〜5cm程度の回転ローラ3が、ノズル部2から0.1〜10cm程度離れて、ノズル部2の真正面位置(ノズル部2のノズル口に対向した位置)に設けられている。
【0034】
回転ローラ(塗布部材)3の取付方法は、各種の方法が考えられる。
その一つの形態を以下に述べる。例えば、針金(金属材)で構成した取付具5を用いた。そして、取付具5の一端側(水平軸部)5aが、スプレー缶1に設けられたノズル部2の周辺ケース部6に形成した溝7に対してスライド可能に取り付けられている。ここで、スライド可能に取り付けたのは、スライドさせることで、回転ローラ3をノズルの真正面位置から外すことが出来るようにする為である。つまり、場合によっては、回転ローラ3を用いない場合も考えられるからである。勿論、必要な場合には、回転ローラ3をノズルの真正面位置に設定できるようにする為、適宜な位置規制機構が採用されている。例えば、一方のスライド端(図1中、左端側)に位置させた場合には、回転ローラ3がノズルの真正面位置に位置するよう取付具5の寸法を設計している。取付具5の他端側5bはスプレー缶1の長手方向(上下方向:垂直方向)に沿って立設している。この立設した軸部5bに、回転ローラ3の中心孔4が回転可能に挿入されている。従って、回転ローラ3を垂直壁面に当接させ、スプレー缶1を水平方向(横方向:左右方向)に移動させると、回転ローラ3は垂直壁面に沿って回転しながら水平方向に移動して行く。よって、スプレー缶1から噴霧された薬剤は均一に塗布される。しかも、作業性良く、簡単に塗布できる。
【0035】
さて、上記の如くに構成させたスプレー缶1のスプレー釦を押して、ノズル部2からスプレー缶内に充填されている薬剤を吐出させた。これによって、薬剤は回転ローラ3に付着した。尚、回転ローラ3に付着しないで、空気中に飛散した薬剤量を調べた。すなわち、スプレー缶1内からの薬剤吐出量と回転ローラ3に付着した薬剤量とを対比した処、約98%以上の薬剤が回転ローラ3に付着していることが判明した。すなわち、回転ローラ3が一個であっても、回転ローラ3をノズルの真正面に位置(回転ローラ3の中心位置をノズル部2のノズル口の中心位置に対向)させておけば、ノズルから放出(吐出)された薬剤が空気中に飛散してしまうことは殆ど無いことが判る。つまり、薬剤は有効に利用されることが判った。
【0036】
これに対して、回転ローラ3をスプレー缶1から取り外し、30cm離れた架設壁面に向けて薬剤をスプレーした。そして、この場合において、空気中に飛散した薬剤量を調べた。すなわち、スプレー缶1内からの薬剤吐出量と架設壁面に付着した薬剤量とを対比した処、約30〜50%程度の薬剤しか架設壁面には付着していないことが判った。すなわち、空気中に飛散した薬剤が多いことが判った。
【0037】
尚、図示していないが、ノズル部2と回転ローラ3との間に、例えば風による薬剤の飛散防止などの為、適宜なカバー体(フード)が設けられている。
【0038】
又、上記実施形態では、ノズルが複数個設けられている。しかしながら、ノズルは一個でも良い。
【0039】
図2は、本発明の第2実施形態になる塗布装置の要部の概略斜視図である。
第1実施形態では、回転ローラ3が垂直方向に設けられた例である。
これに対して、第2実施形態では、回転ローラ3が水平方向に設けられた例である。そして、第1実施形態と第2実施形態との相違点は、回転ローラ3が、垂直方向に設けられたか、水平方向に設けられたかの違いに過ぎないから、詳細な説明は省略される。
【0040】
そして、本実施形態の場合には、回転ローラ3を垂直壁面に当接させ、スプレー缶1を垂直方向(縦方向:上下方向)に移動させると、回転ローラ3は垂直壁面に沿って回転しながら垂直方向に移動して行く。よって、スプレー缶1から噴霧された薬剤は均一に塗布される。しかも、作業性良く、簡単に塗布できる。
【0041】
図3は、本発明の第3実施形態になる塗布装置の要部の概略斜視図である。
本実施形態と第1実施形態との大きな相違点は、回転ローラ3の取付け方にある。すなわち、回転ローラ3の上部がノズル部(噴霧ヘッド部)2の頂部2aに連結されていることである。つまり、ノズル部(噴霧ヘッド部)2の頂部2aから延在した連結片8の下面に植設された軸に対して回転ローラ3が回転可能に取り付けられている。
【0042】
さて、図1の場合にあっては、回転ローラ3に吹き付けられた薬剤が取付具5を伝わってスプレー缶1側に移って来る恐れが皆無とは言えない。すなわち、回転ローラ3は、例えば針金などで構成させた取付具5に取り付けられている。この取付具5は、図1からも判る通り、取付具5の一部がスプレー缶1に接触している。この為、回転ローラ3に吹き付けられた薬剤が取付具5を伝わってスプレー缶1側に移って来る恐れが有る。そうすると、スプレー缶1を持っている手が薬剤で濡れる恐れも有る。しかしながら、図3に示される如くに回転ローラ3が取り付けられた場合、即ち、回転ローラ3の上部をノズルの上部位置でスプレー缶1(ノズル部(噴霧ヘッド部)2)に連結した場合、回転ローラ3の下方部がスプレー缶1に繋がる部材が無い。従って、上記のような恐れが皆無である。
【0043】
尚、本実施形態のものにおいて、連結片8が回動できるように取り付けていると、連結片8を、図3中、例えば90°回転させることによって、ノズル部(噴霧ヘッド部)2に対向していた回転ローラ3をノズル部(噴霧ヘッド部)2に対向しない位置にセット出来る。従って、この場合には、回転ローラ3を使わない噴霧形態の使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】第1実施形態になる塗布装置の概略斜視図
【図2】第2実施形態になる塗布装置の要部の概略斜視図
【図3】第3実施形態になる塗布装置の概略斜視図
【図4】従来の塗布装置の要部の概略斜視図
【符号の説明】
【0045】
1 スプレー缶(スプレー装置:噴霧装置:噴出装置:吐出装置)
2 ノズル部
3 回転ローラ(塗布部材)

代 理 人 宇 高 克 己


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ノズルを有する噴霧手段と塗布部材とを具備する塗布装置であって、
前記塗布部材が前記ノズルの真正面位置に設けられてなる
ことを特徴とする塗布装置。
【請求項2】
塗布部材の長手方向が上下方向であるように設けられてなる
ことを特徴とする請求項1の塗布装置。
【請求項3】
塗布部材の長手方向が左右方向であるように設けられてなる
ことを特徴とする請求項1の塗布装置。
【請求項4】
塗布部材の塗布装置に対する連結位置がノズル位置より高い位置である
ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの塗布装置。
【請求項5】
塗布部材の上部が塗布装置に連結されてなる
ことを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかの塗布装置。
【請求項6】
塗布部材が回転可能に設けられてなる
ことを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかの塗布装置。
【請求項7】
塗布部材が回転ローラである
ことを特徴とする請求項1〜請求項6いずれかの塗布装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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