説明

多価アルコールのポリマーの調製方法

【課題】グリセロールからジグリセロールおよびポリグリセロールを、従来からの方法に比較して顕著に短時間で調製する方法を提供する。
【解決手段】特定の触媒の存在下に、加熱要素としてのマイクロ波照射を用いて、多価アルコールの直鎖状のポリマーを短時間で調製する方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、触媒の存在下にマイクロ波照射を使用して多価アルコールの直鎖状ポリマーへそれらのモノマーから短時間で転化させる方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、多価アルコールをそれらのモノマーから製造する方法に関する。この方法の対象となりうるモノマーの例は、グリセロール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、スクロース、D−グルコース、およびフルクトースであり、このリストはすべてを網羅しているという訳ではない。ポリグリセロールは、グリセロールの二つ以上のユニットを含むポリマーと定義され、それは直鎖状であっても分岐状であってもよい。
【0003】
ポリグリセロールを調製する方法は多くの方法が公知であり、初期の頃の方法は、グリセロールの加熱脱水を使用することあたりから始まっている。その重合は、大気圧、高温で実施されていたが、米国特許第2,487,208号明細書の記載ではその温度は約270〜280℃である。その方法は、触媒を使用しなくても実施することが可能であるが、ポリグリセロールの収率がかなり低いとの報告がある(ハウシルドおよびプティー(Hauschild and Petit)(1956))。したがって、ポリグリセロールの生成を促進させる各種の触媒が導入されている。そのような触媒としては、たとえば、米国特許第3,968,169号明細書の記載にあるような硫酸とトリアセチンとの混合物、米国特許第4,551,561号明細書に見られるような次亜リン酸と水酸化ナトリウムとの組合せ、特開昭61−238749号公報にあるような炭酸カリウムなどの炭酸アルカリと酸化アルミニウムとの組合せ、および米国特許第5,710,350号明細書にあるような水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムなどが挙げられる。
【0004】
ポリグリセロールの生成については、反応剤としてソルケタール、グリシドールまたはグリセロールカーボネートのいずれかを用いて、ハイドロタルサイトと高温で反応させることが、国際公開第9,516,723号パンフレットに記載されている。それ以外にもグリセロールを重合させるための触媒としてはアルミナまたはゼオライトに担持したルビジウム、セシウムおよびカリウムのフッ化物塩が使用されている。さらに、グリシドール、グリセロールカーボネートおよびソルケタールを上述のフッ化物塩を用いて重合させてポリグリセロールとすることが、国際公開第9,521,210号パンフレットに報告されている。それ以外にも、米国特許第5,635,588号明細書には、触媒としてβ−ゼオライトを使用し、グリシドール、グリセロールカーボネートおよびソルケタールと反応させて直鎖状、環状の両方のポリグリセロールが生成することが記載されている。
【0005】
他のいくつかの文献では、ポリグリセロールの調製方法において、エピクロロヒドリンを使用することが報告されている。米国特許第4,960,953号明細書には、ヤコブソン(Jakobson)らがポリグリセロールを製造する方法を開示している。それには、グリセロール、ジグリセロールまたはそれより高級なポリグリセロールをエピクロロヒドリンと、90〜170℃で反応させて粗クロロヒドリン/エーテル混合物を製造し、次いで、クロロヒドリン/エーテル混合物の有機的に結合された塩素含量と少なくとも実質的に等量の強塩基を添加し、その混合物の脱塩をし、グリセロール、ジグリセロールおよびそれより高級なポリグリセロール画分を回収することが記載されている。
【0006】
アリルアルコールからは、別経路でポリグリセロールが調製される。その方法には、アリルアルコールの脱エポキシ化が含まれていて、それによってグリシドールが生成し、次いでそのグリシドールを重合させる。これは特開平2−169535号公報に示されているようにポリグリセロールの調製方法のもう一つの方法として有用である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ポリグリセロールの調製方法に関する背景技術が多種多様であるという事実があるにも関わらず、グリセロールからポリグリセロールおよびジグリセロールの合成方法に大きな欠点があるのは明らかである。その欠点とは反応時間の長さである。通常の実施態様においては、重合反応によりグリセロール、ジグリセロール、トリグリセロールおよびその他のより高級ポリグリセロールの混合物をある程度の収量を得るのに、反応時間として最低でも5〜72時間かかる。その他にも、例えばエピクロロヒドリンを含む調製法では、より速い速度で重合させることができるものの、エピクロロヒドリンから製造したポリグリセロールは、産業上特には好まれない。その理由はそのポリグリセロールの中には有機的に結合された塩素が依然として存在している可能性があるからである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
ジグリセロールおよびそれより高級なポリグリセロールを調製するための従来技術では、収率が低いことおよび/または反応時間が極めて長いことが問題である。
本発明は、ジグリセロールおよびそれより高級なポリグリセロールを製造するために必要とされる反応時間を低減させるための方法を提供する。これは、グリセロールにマイクロ波を照射することによって達成される。そのマイクロ波の照射は、重合反応における加熱の要素として作用する。マイクロ波照射は、反応を大いに加速させ、反応時間を分の単位にまで短縮することが可能であることが明らかとなった。この新規な方法は、グリセロールから直鎖状のジグリセロールおよびそれより高級なポリグリセロールを形成させるために特定の触媒の使用と組み合わせた。
【0009】
本発明においては、グリセロールを、特定の触媒の存在下に、ある時間かけてマイクロ波照射に暴露させるが、長時間の加熱は避けるべきである。その理由は、長時間加熱によって、好ましくないヘプタグリセロールなどの高度のポリグリセロールが生成しやすくなるからである。したがって、最終生成物の組成を決める上では、マイクロ波照射の時間および/または強度が極めて重要である。
【0010】
この方法において使用される特定の触媒としては、グリセロールのポリマーへの転化率が顕著に高くなるようなものを選択することができる。そのポリマーとしては、好ましくは直鎖状のジグリセロールおよびそれより高級なポリグリセロールのみである。
本発明においては、グリセロールからジグリセロールおよびポリグリセロールへの転化を起こさせるためには、高い温度が採用される。それより穏やかな温度では、ジグリセロールおよびポリグリセロールの収率が低くなる傾向がある。しかしながら、採用した反応温度が高すぎる場合には、最終生成物に着色が生じる。したがって、良好な品質のジグリセロールおよびポリグリセロールを高収率で得られるようにするために、最適な反応温度範囲が選択される。
【0011】
必要とされる所定の反応時間の後に、その方法から得られた最終生成物を濾過して、触媒を除去する。最終生成物の水溶液をイオン交換カラムに通すことによって、触媒をさらに除去してもよい。次いでその粗最終生成物の混合物を、蒸留によって水から乾燥させ、その乾燥させた粗最終生成物はHPLC分析に送られる。HPLCクロマトグラムによれば、粗最終生成物の組成には、未反応グリセロール、ジグリセロール、トリグリセロール、テトラグリセロール、ペンタグリセロール、およびヘキサグリセロールが含まれる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明は、グリセロールからジグリセロールおよびポリグリセロールを、従来からの方法に比較して顕著に短時間で調製する方法を提供する。ジグリセロールおよびポリグリセロールを製造するための必要な反応時間が約20〜30分に短縮される。それに対して従来法では約5〜72時間かかる可能性がある。このような転化時間の短縮は、マイクロ波照射を使用した結果であり、その場合、グリセロールを、900Wのマイクロ波オーブン中、特定の触媒の存在下に加熱し、マグネチックスターラーを使って撹拌する。
【0013】
ポリグリセロールを形成させるためのグリセロールの重合は、触媒を使用しなくても実施することができるが、その反応ではポリグリセロールが低収率となる問題点があることが報告されている。したがって、本発明においては触媒を選択して、所望のポリグリセロールの収率を向上させることができる。グリセロールからジグリセロールおよびポリグリセロールを製造する場合に、アルカリ金属の有機酸塩が良好な収率と選択率を与えることが見出された。その反応に採用される触媒の例としては、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム無水物、酢酸ナトリウム三水和物、ギ酸ナトリウム、クエン酸三ナトリウムおよびクエン酸カリウムがある。その方法においては、グリセロールの重量を基準にして、約0.5〜10重量%、より好ましくは0.5〜1.0%の触媒が採用される。
【0014】
本発明においては、温度は、200〜310℃の範囲とすることができるが、好ましくは250〜270℃の範囲である。温度がこの範囲であれば、充分満足しうる反応速度が得られ、望ましくない副生成物を最小限に抑え、良好な転化率を達成することができる。この方法は大気圧で実施するのが好ましく、そのため高価な高圧装置を使用しなくてすむ。
【0015】
粗最終生成物には代表的には未反応グリセロールを含み、その収率はグリセロールの重量を基準にしてジグリセロールおよびポリグリセロールが78〜85%の範囲である。個々のグリセロールポリマーの収率および反応の選択率は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を使用して、生成物の粗最終生成物を分析することによって、確認することができる。グリセロールのポリグリセロールへの転化率は、代表的には75〜85%の範囲であって、約15〜20%の未反応グリセロールが残る。HPLCによって分析したグリセロールポリマーの代表的な組成割合を以下に挙げる。
代表的なグリセロールポリマーの組成:
未反応グリセロール:15〜20%
ジグリセロール :25〜30%
トリグリセロール :20〜25%
テトラグリセロール:10〜15%
ペンタグリセロール:10〜15%
ヘキサグリセロール: 1〜 5%
【0016】
HPLCクロマトグラムから、通常のグリセロールのポリマーと比較すると、この粗最終生成物中には、環状のジグリセロールまたはポリグリセロールの形跡はほとんどまたはまったく無い。したがって、この方法では、グリセロールから、選択的に直鎖状のジグリセロールおよびポリグリセロールが製造される。
【0017】
粗最終生成物は、等量の脱イオン水を用いて希釈してから、例えばアンバーライトIR−120(商品名)等のカチオン性イオン交換樹脂のカラムに通して、溶解した触媒を除去する。次いでその粗最終生成物を蒸留して、先に添加された水を除去する。
【実施例】
【0018】
以下の実施例を用いて本発明の方法を説明するが、それらは本発明を限定するものではない。
【0019】
実施例1
250mL丸底フラスコにグリセロール(50g)を仕込み、そのフラスコに酢酸カリウム0.5gを添加した。900Wのマイクロ波オーブンキャビティ中で、その混合物をマグネチックスターラーで1分間撹拌して均質化させた。次いで、マイクロ波オーブンのプログラミングをして、温度を室温から270℃まで2分間で上昇させ、その温度でさらに15分間維持し、その後冷却プロセスを開始して、反応の終了を確認した。全反応時間はわずか17分であった。最終生成物を冷却させた後に、その最終生成物と等量の脱イオン水を加え、粘稠な生成物を希釈した。次いでその希釈された生成物を、イオン交換カラムに通過させて、溶解している触媒を除去した。その後、処理された最終生成物を蒸留して水を除去した。次いで処理された最終生成物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)にかけた。その結果グリセロールのそれぞれのポリマーの組成としては、処理されたポリグリセロールの収率は81%で、グリセロールからポリグリセロールへの転化率は80%であった。
実施例1の生成物における代表的なグリセロールポリマーの組成:
未反応グリセロール:19.6%
ジグリセロール :25.4%
トリグリセロール :22.0%
テトラグリセロール:15.6%
ペンタグリセロール:10.5%
ヘキサグリセロール: 6.9%
【0020】
実施例2
グリセロール50gと、触媒として酢酸ナトリウム無水物0.5g(1%)とを用いて、上記と同じ実験を繰り返した。マイクロ波オーブンのプログラミングをして、温度を室温から270℃まで2分間で上昇させ、その温度でさらに23分間維持し、その後冷却プロセスを開始させて、反応の終了を確認した。全反応時間は25分であった。実施例1の記載と同様にして生成物の一連の後処理を行った。HPLC分析から、グリセロールのそれぞれのポリマーの組成は下記のとおりであることが分かった。処理されたポリグリセロールの収率は83%で、グリセロールからポリグリセロールへの転化率は74%であった。
実施例2の生成物における代表的なグリセロールポリマーの組成:
未反応グリセロール:26.1%
ジグリセロール :28.9%
トリグリセロール :20.7%
テトラグリセロール:12.7%
ペンタグリセロール: 7.4%
ヘキサグリセロール: 4.2%
【0021】
実施例3
グリセロール50gと、触媒としてのギ酸ナトリウム0.5g(1%)とを用いて、上記と同じ実験を繰り返した。マイクロ波オーブンのプログラミングをして、温度を室温から270℃まで2分間で上昇させ、その温度でさらに28分間維持し、その後冷却プロセスを開始させて、反応の終了を確認した。全反応時間は30分であった。この場合も実施例1の記載と同様にして生成物の一連の後処理を行った。HPLC分析から、グリセロールのそれぞれのポリマーの組成は下記のとおりであることが分かった。処理されたポリグリセロールの収率は81%で、グリセロールからポリグリセロールへの転化率は79%であった。
実施例3の生成物におけるグリセロールポリマーの代表的な組成:
未反応グリセロール:18.5%
ジグリセロール :25.0%
トリグリセロール :22.0%
テトラグリセロール:16.0%
ペンタグリセロール:11.0%
ヘキサグリセロール: 7.5%
【0022】
実施例4
グリセロール50gと、触媒としてのクエン酸三ナトリウム0.5g(1%)とを用いて、上記と同じ実験を繰り返した。マイクロ波オーブンのプログラミングをして、温度を室温から270℃まで2分間で上昇させ、その温度でさらに38分間維持し、その後冷却プロセスを開始させて、反応の終了を確認した。全反応時間は40分であった。この場合も実施例1の記載と同様にして生成物の一連の後処理を行った。HPLC分析から、グリセロールのそれぞれのポリマーの組成は下記のとおりであることが判った。処理されたポリグリセロールの収率は85%で、グリセロールからポリグリセロールへの転化率は74%であった。
実施例4の生成物におけるグリセロールポリマーの代表的な組成:
未反応グリセロール:26.0%
ジグリセロール :29.1%
トリグリセロール :20.6%
テトラグリセロール:12.7%
ペンタグリセロール:7.7%
ヘキサグリセロール:3.9%
【0023】
実施例5
グリセロール50gと、触媒としてのクエン酸カリウム0.5g(1%)とを用いて、上記と同じ実験を繰り返した。マイクロ波オーブンのプログラミングをして、温度を室温から270℃まで2分間で上昇させ、その温度でさらに23分間維持し、その後冷却プロセスを開始させて、反応の終了を確認した。全反応時間は25分であった。この場合も実施例1の記載と同様にしてその生成物の一連の後処理を行った。HPLC分析から、グリセロールのそれぞれのポリマーの組成は下記のとおりであることが分かった。処理されたポリグリセロールの収率は84%で、グリセロールからポリグリセロールへの転化率は72%であった。
実施例5の生成物におけるグリセロールポリマーの代表的な組成:
未反応グリセロール:28.0%
ジグリセロール :30.0%
トリグリセロール :20.4%
テトラグリセロール:11.9%
ペンタグリセロール: 6.5%
ヘキサグリセロール: 3.2%
【0024】
実施例6
グリセロール50gと、触媒としての酢酸ナトリウム三水和物0.5g(1%)とを用いて、上記と同じ実験を繰り返した。マイクロ波オーブンのプログラミングをして、温度を室温から270℃まで2分間で上昇させ、その温度でさらに23分間維持し、その後冷却プロセスを開始させて、反応の終了を確認した。全反応時間は25分であった。実施例1の記載と同様にして生成物の一連の後処理を行った。HPLC分析から、グリセロールのそれぞれのポリマーの組成は下記のとおりであることが分かった。処理されたポリグリセロールの収率は78%で、グリセロールからポリグリセロールへの転化率は79%であった。
実施例6の生成物における、グリセロールポリマーの代表的な組成:
未反応グリセロール:20.7%
ジグリセロール :24.4%
トリグリセロール :21.0%
テトラグリセロール:15.7%
ペンタグリセロール:10.9%
ヘキサグリセロール:7.27%

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多価アルコールのオリゴマーおよびポリマーをそれらのモノマーから調製する方法であって、マイクロ波照射を用いて前記モノマーを加熱することを含む調製方法。
【請求項2】
マイクロ波照射を使用してグリセロールを加熱することを含む、直鎖状のポリグリセロールの調製方法。
【請求項3】
前記モノマーがグリセロールである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
触媒を使用する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記触媒がアルカリ金属と弱酸の塩である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記触媒が、リチウム、ナトリウム、カリウムもしくはその他の「硬い」求電子物質、またはそれらの組合せの酢酸塩無水物、酢酸塩水和物、ギ酸塩もしくはクエン酸塩である、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記触媒の使用量が0.5〜10重量%である、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記触媒の使用量が0.5〜10重量%である、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記反応が200〜300℃の温度で実施される、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
前記反応が、250〜270℃の温度で実施される、請求項4に記載の方法。
【請求項11】
前記反応時間が15〜40分である、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記反応時間が20〜30分である、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記照射が10〜3000Wのマイクロ波装置によってなされる、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記照射が、マイクロ波オーブン、マイクロ波発生器または装置によってなされる、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記モノマーの重合度が、n=2〜10の範囲にある、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記グリセロールの重合度が、n=2〜10の範囲にある、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記反応が、1気圧の圧力で実施される、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記触媒が、カチオン性イオン交換装置を用いる処理により除去される、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
得られた水を含む粗グリセロール混合物から、水が蒸留により除去される、請求項20に記載の方法。
【請求項20】
ポリグリセロールを調製する方法であって、触媒の存在下250〜270℃の温度で約30分間マイクロ波照射によってグリセロールを反応させる方法。

【公表番号】特表2009−513628(P2009−513628A)
【公表日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−537613(P2008−537613)
【出願日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際出願番号】PCT/MY2006/000023
【国際公開番号】WO2007/049950
【国際公開日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【出願人】(500511648)マレーシアン・パーム・オイル・ボード (12)
【Fターム(参考)】