説明

多機能リーチ測定器

【課題】
目的に応じた各種支持体に取着できて人のバランス機能、柔軟性を測定できる多機能リーチ測定器を提供すること。
【解決手段】
支持体4と、支持体4に載設される測定部3と、測定部3に水平方向ヘ摺動自在に取着される水平枠6と、水平枠6の基端に交差状に取着され左右に突出する当接片5とからなるリーチ測定器2において、測定部3は支持体4に着脱可能に載設されるものとし、測定部3を支持体4から離脱して、他の支持体ヘ取り付けバランス機能の測定或いは他の機能の測定を行なえる様にした多機能リーチ測定器である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人のバランス機能、柔軟性等を測定する多機能リーチ測定器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術は、上下方向固定位置設定可能とされるともに鉛直方向に回動可能に設けられる測定腕部と、測定部3と、支持部とからなる長座位体体前屈測定装置が開示されている。
【特許文献1】特許3662898号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来技術は、ベッドの横側に測定器を置くものであり、長座位前屈を測定できるものであり、測定腕部が、昇降及び回動できるものである。
しかし、従来装置は、床上に長座位で居る被測定者には使用できず、又、肋木に取着できない。又、測定部は昇降させるものではなく、所定位置に固定されており、測定値を見難い。又、測定支持柱が上方ヘ突起しており、邪魔になる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、目的に応じた各種支持体に取着できて人のバランス機能、柔軟性等を測定できる多機能リーチ測定器を提供することにある。
即ち本発明は、支持体4と、支持体4に載設される測定部3と、測定部3に水平方向ヘ摺動自在に取着される水平枠6と、水平枠6の基端に交差状に取着され左右に突出する当接片5とからなるリーチ測定器2において、測定部3は支持体4に着脱可能に載設されるものとし、測定部3を支持体4から離脱して、他の支持体ヘ取り付けバランス機能の測定或いは他の機能の測定を行なえる様にしたことを特徴とする多機能リーチ測定器である。
又、多機能リーチ測定器1にベッド7が付加併設されてなり、ベッド7は、長座位に座る被測定者を支持し、水平枠6は、被測定者の操作で移動するものであり、測定部3は、水平枠6の移動をもって長座位体前屈測定を行なうものである。
更に、被測定者が当接する当接片5は、水平枠6に対して左右いずれの方向ヘも摺動できるものである。
更に又、被測定者の操作で移動する水平枠6は、伸縮可能であって長さを調節設定できる。
又、測定部3は、支持体4の頂部に設けられ、被測定者の操作で移動する水平枠6の移動量を表示する表示器14を有しており、表示器14は、測定部3の上部に設けられる。
更に、測定部3が、床置スタンド27ヘ取り付けられ、長座位体前屈測定が行なえる。
更に又、肋木取付具31を介して肋木32ヘ測定部3を取り付け可能にする。
【発明の効果】
【0005】
本発明に係る測定部3は支持体4に着脱可能に載設されるものとし、測定部3を支持体4から離脱して、他の支持体ヘも取り付け可能にしたので、一つの測定部3でバランス機能の測定や長座位体前屈の測定が行え、好都合である。
又、長座位体前屈測定は、床面で座位姿勢をとらせて測定を行なうのが一般的であるが、膝疾患等がある被験者の場合、床面に座り、測定後立ち上がる動作が困難であるため、起立動作に支障のない一定の高さを有するベッドなどを利用して測定を行うことが想定される。
逆に、座位姿勢が不安定な被験者の場合は、測定中にベッドから床面に転落する危険を避けるため、床面で行う場合も想定される。
本発明は、上記のような測定する目的や、被験者の状態に応じて適切かつ容易に測定部3をセッティングでき、便利であり、好都合である。
又、持ち運びや収納の際には、測定部3を多機能リーチ測定器1から分解することによりコンパクトにでき、好都合である。
【0006】
本発明は、多機能リーチ測定器1にベッド7が付加併設されてなり、ベッド7は、長座位に座る被測定者を支持し、水平枠6は、被測定者の操作で移動するものであり、測定部3は、水平枠6の移動をもって長座位体前屈測定を行なうものであるから、ベッド7を利用した長座位体前屈の測定ができ、好都合である。
【0007】
本発明に係る被測定者が当接する当接片5は、水平枠6に対して左右いずれの方向ヘも摺動できるものであるから、当接片5の長さが短くても当接片5を左方又は右方ヘ寄せて、被測定者の前(=被測定者の正面)に位置させることができ、被測定者は、ベッド7の端に座らなくてもよく、中央に座って長座位体前屈測定ができ、測定中にベッド7から転落する心配が無く、好都合である。
又、搬送時には当接片5の偏りを戻せば、省スペース化が図れ、好都合である。
又、ベッド7を2台並設し、ベッド7間にリーチ測定器2を設置すれば、2人の被測定者が長座位前屈測定が、安全に、交互に順次能率よくでき、好都合である。
【0008】
本発明に係る被測定者の操作で移動する水平枠6は、伸縮可能であって長さを調節設定できるから、水平枠6を伸展させて長尺にすれば、ベッド7の縦方向の端の短手辺34側に多機能リーチ測定器1を設置することにより、被測定者が測定器の正面から長座位体前屈測定を行なえるので、好都合である。
【0009】
本発明に係る測定部3は、支持体4の頂部に設けられ、被測定者の操作により移動する水平枠6の移動量を表示する表示器14を有しており、表示器14は、測定部3の頂部に上向きに突設されるから、被測定者及び施療者は測定結果を見易く、好都合である。
【0010】
本発明に係る測定部3は、床置スタンド27ヘ取り付けられたものであり、床24上の被測定者は、長座位に座って手で当接片5を押し動かすものであるから、床24面で長座位体前屈測定ができ、ベッド7上で測定する場合に比べて、被測定者が転落する危険性が無く安全であり、好都合である。
【0011】
本発明に係る測定部3は、肋木取付具31を介して肋木32ヘ取り付けられたものであり、床24上に被測定者は、立って手で当接片5を押し動かし、又は長座位に座って手で当接片5を押し動かすものであるから、前記測定部3は多数の横木33の内から適宜に選択した横木33に取り付けることができ、目的や、被測定者の状態に応じて大幅な高さ調節設定をすることができ、好都合である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
人の動的なバランス機能を測定できると共に、目的に応じた各種支持体に取着できて人の動的なバランス機能より他の機能も測定できる多機能リーチ測定器1を提供する目的を、支持体4と、支持体4に設けられる測定部3と、測定部3に水平方向ヘ摺動自在に取着される水平枠6と、水平枠6の基端に交差状に取着され左右に突出する当接片5とからなるリーチ測定器2において、測定部3は支持体4に着脱可能に設けられるものとし、測定部3を支持体4から離脱して他の支持体4ヘ取り付け、バランス機能の測定或いは他の機能の測定を行なえる様にしたものとして、実現した。
【実施例1】
【0013】
多機能リーチ測定器1は、リーチ測定器2の測定部3を着脱可能なものとしたものであり、測定部3を離脱し、別体の他の支持体に取り付けると、被測定者のバランス機能より他の機能が測定できるものである。
図1、図2に本発明の実施例1の多機能リーチ測定器1を示している。
長座位に座った被測定者が、前屈し、前方ヘ出した手で当接片5を前方に押し出し移動させ、その移動距離から前屈を測定する。
【0014】
実施例1は、支持体4と、支持体4に着脱可能に設けられる測定部3と、測定部3に水平方向ヘ摺動自在に取着される水平枠6と、水平枠6の基端に交差状に取着され左右に突出する当接片5とからなる多機能リーチ測定器1に、ベッド7が併設されて構成される。
【0015】
支持体4は、床24に置かれたベース9と、ベース9上に立設される下筒10とからなる。支持体4は、パイプでなる支持枠11を垂直状に支持する。支持枠11は下筒10内に嵌る。
【0016】
支持体4には、測定部3の支持枠11が嵌入されており、支持体4と支持枠11と間には摩擦部材で構成されるフリーストップ機構(図示省略)が設けられており、手動で所定の力をもって支持枠11を昇降できるが、通常状態では、支持枠11は支持体4に掛止されるもので、重力では下降しない。
又、支持枠11は、支持体4に着脱可能に設けられ、支持体4から抜き取ることができ、更に、別体の他の支持体に取着できるものである。
【0017】
測定部3は、支持体4の頂部に設けられ、水平枠6の移動量をセンシンク゛するものである。
測定部3は、測定部本体12と、検出器13と、検出器13の出力を表示する表示器14と、測定部本体12を支持する支持枠11と、水平枠6を摺動可能に保持する保持部15とからなる。支持枠11の側面には高さを示す目盛25が設けられる。
【0018】
測定部3は、支持体4に着脱可能に設けられるものであり、測定部3を支持体4から離脱して、別体の他の支持体ヘ取り付け、被測定者のバランス機能の測定或いはその他の機能の測定を行なえるものである。
【0019】
検出器13は、測定部3内に設けられ、水平枠6の移動量を計測するものである。
検出器13は、水平枠6に当接して回動する回動部35と、回動部35により回動し移動量を積算するエンコーダー16とでなる。
【0020】
表示器14は、水平枠6の移動量を表示するものであり、表示器14は、測定部3の頂部に上向きに突設される。表示器14は、後面表示器14aと前面表示器14bを有する。
表示器14(=具体例では液晶表示器)は、エンコーダー16の出力を得て水平枠6の移動量をデジタル表示するものである。
【0021】
表示器14の上面に、測定を開始・終了を指示する測定スイッチ20が設けられる。
前記表示器14は、複数回測定した値の平均値を表示するものである。
表示器14には、測定スイッチ20の操作により、当接片5の現在位置を「現在値」で表示し、次のステップで、当接片5の移動後の「確定値」を表示する。
【0022】
更に、現在表示されている値が「平均値」か「現在値」か「確定値」かの別を示す記号も上記表示値に隣接した記号表示器(図示省略)に表示される。
【0023】
表示器14の筐体上部には、測定スイッチ20の他に、電源スイッチ18、表示値を過去の記憶値に変えたりクリアしたりするクリアスイッチ19等が設けられる。
当接片5が任意の位置で、測定スイッチ20を投入するとその位置が測定原点となり、測定スイッチ20は原点リセット機能を兼ねている。
【0024】
水平枠6は、測定部3に保持され、被測定者の操作で移動するものである。
水平枠6は、外筒21と内筒22と、取付部23とからなり、伸縮固定可能であって長さを調節できる。
外筒21と内筒22と間には摩擦部材で構成されるフリーストップ機構(図示省略)が設けられており、内筒22は外筒21に固定されている。
水平枠6は手動で所定の力をもって伸縮できるが、当接片5を押して水平枠6を摺動させる時は、伸縮しないものである。
【0025】
当接片5は、測定時に被測定者の手に当接され押されるものである。
当接片5は、水平枠6の基端の取付部23に、水平枠6の長手方向と交差状に、左右に突設される。
又、当接片5は、前記左右いずれの方向ヘも水平枠6に対して摺動できるものである。
図3に示すように、多機能リーチ測定器1の左右にそれぞれベッド7を置いた場合には、当接片5の左部及び右部のいずれも測定に使用できるので、片方のベッドで測定中に、もう一方のベッドで被測定者の入れ替えを行なうことができ、多人数の測定を行なう場合、効率的に測定を行なえる。
図1中、34はベッド7の短手辺である。
【0026】
多機能リーチ測定器1に係る測定部3は、支持体4から離脱して他の支持体ヘ取り付け、バランス機能の測定、或いは他の機能の測定を行なえる。
【0027】
実施例1では、多機能リーチ測定器1で被測定者の長座位前屈を測定する。
ベッド7の横に多機能リーチ測定器1を置き、これでベッド7上の被測定者に対して長座位体前屈測定を行なう。
被測定者はベッド7の所定位置に長座位で座り、当接片5に向かう。
【0028】
施療者は、支持枠11を昇降させ測定部3の高さを調節する。
施療者が測定部3を持ち上げ、又は押し下げ、当接片5を被測定者に適当な高さ位置ヘ調節する。
支持枠11は、支持体4に前記フリーストップ機構で止着される。
【0029】
支持体4と支持枠11の間に設けられる前記フリーストップ機構は、支持体4と支持枠11の間に摩擦抵抗を生じさせ、該摩擦抵抗は支持体4に支持枠11を掛止させるので、上述の支持枠11の高さ調節が行なえる。
支持体4及び支持枠11は、伸縮・固定可能であるから、測定部3及び当接片5は容易に高さ調節できる。
【0030】
多機能リーチ測定器1の高さ設定の際に、当接片5を前記被測定者の略胸の高さに調節する。
当接片5を、水平枠6に対して左右いずれかの方向ヘ摺動し、当接片5の左右いずれかの突出長さを適宜に調節する。
水平枠6の内筒22を進退させて水平枠6の長さを調節し、当接片5の位置を調節する。
【0031】
被測定者が、長座位姿勢の定位置で、手を前方斜め下に出し、上体を前屈し、右手又は左手のいずれかの片手又は両手で、当接片5を押し、可能な限り前屈し、当接片5を前方に移動させる。
当接片5が設けられた水平枠6は、被測定者の手に押されて移動する。
【0032】
被測定者は上体を前屈した後、被測定者は当接片5から手を離し、上体を起し、もとの姿勢に戻る。
【0033】
当接片5は、被測定者の前方ヘ移動する手を受け止め、水平枠6に伝え、水平枠6を前方ヘ摺動させる。
前屈時の手の移動距離を、当接片5及び水平枠6の前方向移動距離から測定し、前屈の値とする。
【0034】
検出部12は被測定者の長座位前屈を測る。
当接片5の移動量は水平枠6の移動量と同じであり、検出部12は、水平枠6の移動に反応して作動しその移動距離を計測する。
【0035】
測定部3が有する表示器14は、測定部3の頂部に上方ヘ突き出た位置から、被測定者及び施療者に向けて、水平枠6の移動量をデジタル値で表示する。
当接片5が任意の位置で、施療者が、検出部12に結線された開始スイッチ16を投入すると、その位置が当接片5の測定原点となる。
【0036】
計測する当接片5の移動距離はこの測定原点からの移動距離である。
上記前屈動作を複数回(=具体例では3回)行ない、その動作で得た当接片5の移動に係る3個値の平均値を前屈値として表示器14に表示する。
測定作業を終了したら、適宜、水平枠6を縮め、収納状態にする。
【実施例2】
【0037】
図4に示す本発明の実施例2は、実施例1に係るベッド7を、転倒防止台26に代えたものである。
転倒防止台26は、水平枠6の下方位置にあって、前方に転倒しかけた被測定者を支持するものである。
定位置に立つ被測定者が、水平挙上した手で立位姿勢のバランスを崩す直前まで、実施例2の当接片5を前方に移動させ、その移動距離から被測定者のバランス機能が測定される。
上記バランス測定の動作を3回行いその平均値をバランス測定値とする。
【0038】
被測定者は、バランスを崩して前方に転倒しそうになった場合には、転倒防止台26に手を付き又は凭れ掛かる。転倒防止台26は被測定者が床24ヘ転倒するのを防止し安全を図る。
【実施例3】
【0039】
図5に示す本発明の実施例3は、実施例1に係るベース9及び支持体4を、床置スタンド27に代えたものである。
実施例3は測定部3を支持体4から離脱し、該測定部3を別体の床置スタンド27に取着したものである。
床置スタンド27は、床ベース28と、床ベース28に立設される床支持体29と、床支持体29に挿入される支持枠11を掛止する掛止具30と、被測定者の足裏を受け止める足受17とからなる。
図5中、36は壁である。
【0040】
実施例3は、床24上で被測定者が長座位に座って、前方に伸ばした手で当接片5を前方ヘ押し動かし、長座位体前屈測定を行なう。
【実施例4】
【0041】
図6に示す実施例4は、実施例1に係る支持体4を、肋木取付具31及び肋木32に代えたものである。
即ち、実施例4は測定部3を、支持体4から離脱し、該測定部3を別体の肋木取付具31を介して肋木32に取着したものである。
【0042】
詳しくは、測定部3の支持枠11を肋木取付具31に取り付け、肋木取付具31を肋木32の横木33に取着する。
肋木取付具31を高い位置の横木33に取着するか低い位置の横木33に取着するかにより測定部3の高さが大幅に変る。
測定部3の高さを高くすれば、被測定者は床24上に立ってバランス測定ができる。
測定部3の高さを低くすれば、被測定者は床24上に長座位で座って体前屈測定ができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
支持体4と、支持体4に載設される測定部3と、測定部3に水平方向ヘ摺動自在に取着される水平枠6と、水平枠6の基端に交差状に取着され左右に突出する当接片5とからなるリーチ測定器2において、測定部3は支持体4に着脱可能に載設されるものとし、測定部3を支持体4から離脱して、他の支持体ヘ取り付けバランス機能の測定或いは他の機能の測定を行なえる様にした多機能リーチ測定器1によって、目的に応じた各種支持体に取着できて人のバランス機能、柔軟性を測定できるものに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施例1の斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の測定部3の部分図である。
【図3】本発明の実施例1の平面図である。
【図4】本発明の実施例2の斜視図である。
【図5】本発明の実施例3の右側面図である。
【図6】本発明の実施例4の正面図である。
【符号の説明】
【0045】
1 多機能リーチ測定器
2 リーチ測定器
3 測定部
4 支持体
5 当接片
6 水平枠
7 ベッド
14 表示器
24 床
26 転倒防止
27 床置スタンド
31 肋木取付具
32 肋木

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体4と、支持体4に載設される測定部3と、測定部3に水平方向ヘ摺動自在に取着される水平枠6と、水平枠6の基端に交差状に取着され左右に突出する当接片5とからなるリーチ測定器2において、測定部3は支持体4に着脱可能に載設されるものとし、
測定部3を支持体4から離脱して、他の支持体ヘ取り付けバランス機能の測定或いは他の機能の測定を行なえる様にしたことを特徴とする多機能リーチ測定器。
【請求項2】
多機能リーチ測定器1にベッド7が付加併設されてなり、ベッド7は、長座位に座る被測定者を支持し、水平枠6は、被測定者の操作で移動するものであり、
測定部3は、水平枠6の移動をもって長座位体前屈測定を行なうものであることを特徴とする請求項1記載の多機能リーチ測定器。
【請求項3】
被測定者が当接する当接片5は、水平枠6に対して左右いずれの方向ヘも摺動できるものであることを特徴とする請求項1記載の多機能リーチ測定器。
【請求項4】
被測定者の操作で移動する水平枠6は、伸縮可能であって長さを調節設定できることを特徴とする請求項1記載の多機能リーチ測定器。
【請求項5】
測定部3は、支持体4の頂部に設けられ、被測定者の操作で移動する水平枠6の移動量を表示する表示器14を有しており、
表示器14は、測定部3の上部に設けられることを特徴とする請求項1記載の多機能リーチ測定器。
【請求項6】
測定部3が、床置スタンド27ヘ取り付けられ、長座位体前屈測定が行なえることを特徴とする請求項1記載の多機能リーチ測定器。
【請求項7】
肋木取付具31を介して肋木32ヘ測定部3を取り付け可能としたことを特徴とする請求項1記載の多機能リーチ測定器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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