説明

多重多様連結機能ロープ

【課題】柔軟性長尺材料、繊維ロープ、コード等を用い、短尺の高剛性材パイプ等の折りたたみ、または、連結に利用して用途を拡大する。
【解決手段】 金属、または、プラスチック等のパイプを一定の長さに区切って被連結パイプとして複数本並べ、該一連のパイプの中心に繊維ロープ等を通し、該ロープの操作により、被連結パイプを連結組み立て、または、屈曲自在、折りたたみ可能とする多重多様連結機能ロープ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一定長さで、複数本一連に配置したパイプを折りたたみ、また、連結する繊維ロープ等に関するものである。
【背景技術】
従来の繊維ロープ、コード等は、引張り力に対応利用するか、または、物を結束することが主である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
従来の繊維ロープ、コード等の用途を拡大し、金属製パイプ等の連結または、折りたたみに用いる。
【課題を解決するための手段】
金属、または、プラスチック等のパイプを一定の長さ、短尺に区切って被連結パイプとして複数本、直列、一連に並べ、該一連のパイプの中心に柔軟性長尺の繊維ロープ等を通し、連結機能ロープとし、該ロープの、被連結パイプの各区切り部分に当たる位置に棒状、または、パイプ状高剛性材を取り付けて連結材とし、該連結材が被連結パイプの各区切り部分に位置し固定するようにロープ等を操作することにより被連結パイプを直列一連に連結し、該連結材が被連結パイプの各区切り部分から外れたところに位置するようにロープ等を操作することにより被連結パイプを各区切り部分において多重、多様に屈曲自在、折りたたみ可能とし、パイプ等の保管収納、運搬時には、短尺、折りたたみ状にして保管収納、運搬取り扱いを容易にし、使用時に必要な長さに組み立てて用いることを可能にする。ここに言うロープ等とは、柔軟性のコード、組みひも等、柔軟性長尺材を含み、パイプ等の組み立て連結、折りたたみに際して、多重な折りたたみ組み立て、および、真っ直ぐなパイプに限らず、曲がりパイプ等を含む多様なパイプの連結組み立て折りたたみが可能である。この際、ロープ等は連列材をバイプ連結位置に固定して安全に保つ。
【発明の効果】
繊維ロープ等、柔軟性長尺材料等の用途を拡大し、金属パイプ等の高剛性長尺材の取り扱いを比較的容易にする。
【発明を実施するための最良の形態】
繊維ロープ等、柔軟性長尺材料の特徴と金属パイプ等、高剛性長尺材の特徴を活かす。
【実施例】
図1、aは、本発明の多重多様連結機能ロープ等を、一連のパイプを通して挿入し、一連のパイプを折り曲げ、折りたたみ可能としているときを示し、図1、bは、一連のパイプを連結組み立てたときの状態を示す。
【産業上の利用可能性】
繊維ロープ等、柔軟性長尺材料の特徴と金属パイプ等、高剛性長尺材の特徴を活かし、用途を拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)本発明、多重多様連結機能ロープを用いた金属パイプ等の折りたたみ状態、お呼び、連結組み立て状態を示す図である。
【符号の説明】
1 繊維ロープ、コード等。
2 金属パイプ等。
3 連結材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属、または、プラスチック等のパイプを一定の長さに区切って被連結パイプとして複数本、直列、一連に並べ、該一連のパイプの中心に柔軟性長尺の繊維ロープ等を通し、連結機能ロープとし、該ロープの、被連結パイプの各区切り部分に当たる位置に棒状、または、パイプ状高剛性材を取り付けて連結材とし、該連結材が被連結パイプの各区切り部分に位置し固定するようにロープ等を操作することにより被連結パイプを直列一連に連結し、該連結材が被連結パイプの各区切り部分から外れたところに位置するようにロープ等を操作することにより被連結パイプを各区切り部分において多重、多様に屈曲自在、折りたたみ可能とすることを特徴とする多重多様連結機能ロープ

【図1】
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【公開番号】特開2006−193878(P2006−193878A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−35070(P2005−35070)
【出願日】平成17年1月14日(2005.1.14)
【出願人】(395003280)
【Fターム(参考)】