説明

安定な抗TNFR1ポリペプチド、抗体可変ドメイン及びアンタゴニスト

本発明は、保存安定性抗TNFR1抗体単一可変ドメイン(dAb)、アンタゴニスト及び多重特異性リガンド、並びに方法及びこれらの使用に関する。抗TNFR1ポリペプチド、抗体単一可変ドメイン(dAb)、アンタゴニスト及び多重特異性リガンドは、関節炎又はCOPD等の炎症性疾患の治療及び/又は予防に加えて、肺投与、経口投与、肺への送達、及び患者のGI管への送達にも有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
DOM1h−574−188、DOM1h−574−189、DOM1h−574−190、DOM1h−574−191、DOM1h−574−192、DOM1h−574−195、DOM1h−574−196、DOM1h−574−201、DOM1h−574−202、DOM1h−574−203、DOM1h−574−204、DOM1h−574−205、DOM1h−574−206、DOM1h−574−207、DOM1h−574−208、DOM1h−574−209、DOM1h−574−211、DOM1h−574−212、DOM1h−574−213又はDOM1h−574−214のアミノ酸配列と少なくとも95、96、97、98、又は99%同一である(又は100%同一である)アミノ酸配列を含む抗TNFα受容体1型(TNFR1;p55)免疫グロブリン単一可変ドメインであって、40℃で40時間PBS中にてインキュベートした後<1.0、<0.9、<0.8、<0.7、<0.6、<0.5又は<0.4のOD320を有する、免疫グロブリン単一可変ドメイン。
【請求項2】
請求項1に記載の免疫グロブリン単一可変ドメインと、任意で、血清アルブミン(SA)に特異的に結合する少なくとも1つの免疫グロブリン単一可変ドメインとを含む、多重特異性リガンド。
【請求項3】
(i)請求項1に記載の抗TNFα受容体1型(TNFR1;p55)免疫グロブリン単一可変ドメインと、(ii)血清アルブミン(SA)に特異的に結合する少なくとも1つの抗SA免疫グロブリン単一可変ドメインであって、DOM7h−11−3の配列と少なくとも80、85、90、95、96、97、98、又は99%同一である(又は100%同一である)アミノ酸配列を含む抗SA単一可変ドメインとを含み、(iii)任意で、前記抗TNFR1単一可変ドメインと前記抗SA単一可変ドメインとの間にリンカーが設けられる、請求項2に記載の多重特異性リガンド。
【請求項4】
前記リンカーが、アミノ酸配列AST(任意でASTSGPS)を含むか、又は前記リンカーがAS(GS)(式中、nは1、2、3、4、5、6、7、又は8である)、例えば、AS(GS)である、請求項3に記載のリガンド。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の単一可変ドメイン又は多重特異性リガンドを含む、TNFR1アンタゴニスト。
【請求項6】
経口送達、患者のGI管への送達、肺送達、患者の肺への送達、又は全身送達のための請求項5に記載のTNFα受容体1型(TNFR1;p55)アンタゴニスト。
【請求項7】
炎症性病状を治療及び/又は予防するための請求項5又は6に記載のTNFα受容体1型(TNFR1;p55)アンタゴニスト。
【請求項8】
炎症性病状を治療及び/又は予防するための薬剤の製造における請求項5又は6に記載のTNFR1アンタゴニストの使用。
【請求項9】
請求項5又は6に記載のアンタゴニストを患者に投与することを含む、患者における炎症性病状を治療及び/又は予防する方法。
【請求項10】
DMS5535、DMS5541、DMS5542又はDMS5544を含むか又はそれからなる多重特異性リガンド。
【請求項11】
DMS5535、DMS5541、DMS5542又はDMS5544のヌクレオチド配列と少なくとも80、85、90、95、96、97、98又は99%同一である(又は100%同一である)ヌクレオチド配列を含む核酸。
【請求項12】
請求項1に記載の抗TNFα受容体1型(TNFR1;p55)免疫グロブリン単一可変ドメインをコードするヌクレオチド配列を含む核酸。
【請求項13】
請求項1に記載の抗TNFα受容体1型(TNFR1;p55)免疫グロブリン単一可変ドメインをコードするヌクレオチド配列を含む核酸であって、前記ヌクレオチド配列が、DOM1h−574−188、DOM1h−574−189、DOM1h−574−190、DOM1h−574−191、DOM1h−574−192、DOM1h−574−193、DOM1h−574−194、DOM1h−574−195、DOM1h−574−196、DOM1h−574−201、DOM1h−574−202、DOM1h−574−203、DOM1h−574−204、DOM1h−574−205、DOM1h−574−206、DOM1h−574−207、DOM1h−574−208、DOM1h−574−209、DOM1h−574−211、DOM1h−574−212、DOM1h−574−213又はDOM1h−574−214のヌクレオチド配列と少なくとも70、75、80、85、90、95、96、97、98又は99%同一である(又は100%同一である)核酸。
【請求項14】
請求項11、12、又は13に記載の核酸を含むベクター。
【請求項15】
請求項14に記載のベクターを含む宿主細胞(任意で、非ヒト胚細胞)。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図1E】
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【図1F】
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【公表番号】特表2013−507978(P2013−507978A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−535767(P2012−535767)
【出願日】平成22年10月25日(2010.10.25)
【国際出願番号】PCT/EP2010/066046
【国際公開番号】WO2011/051217
【国際公開日】平成23年5月5日(2011.5.5)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】