説明

安眠枕

【課題】合成樹脂や化学製品の枕が多く用いられるようになった現代、若白髪や若禿げ等も多くなったように思える、最近、日本古来のそばがらの枕が見直されつつあるが、防虫防菌のための頻繁な天日干しを要し不便さを感じる。
【解決手段】柿渋は、多量のタンニンを含み、酵素の抑制、酸化抑制効果、、抗菌作用、発癌物質抑制作用、脱臭作用等の効果が実証されている。枕用そばがらの防虫防菌に日本古来、伝統と実績を残す柿渋の特性を活かし、使いやすい健康志向型枕とする。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は、病院の入院患者や老人ホーム、一般家庭用等の健康衛生志向型枕として用いられる。
【背景技術】
【0002】
従来、枕の中材に用いるそばがらの殺菌、消毒は、天日干し程度であり,その他の方法については明記がない。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
天日干し程度の殺菌、消毒では完全とは言えず、そのため頻繁な天日干しが必要で、病院や老人ホーム等では使用され難い、今後、いかにして殺菌消毒効果を高め、使用管理の簡素化を図るかが顧客サービスに向けての大きな課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
課題を解決するため、枕の中材に用いるそばがらを、柿渋に浸し乾燥させたものを用いることで、殺菌消毒効果を高める。
【0005】
[作用]
古来より、木材や漁網等の防腐、補強に用いられてきた柿渋は、多量▲ノ▼タンニンを含み、酵素の抑制、酸化抑制効果、、抗菌作用、発癌物質抑制作用、脱臭作用等の効果が実証されている、さらに、枕カバーに近親者の香りの残るブラウスやTシャツ等を利用することで、孤独がちな入院患者や、老人ホームの人達等に精神的な安らぎと、安眠をもたらす作用をなす。
【実施例】
【0006】
以下、本発明、安眠枕の実施例を説明する。約5年熟成した柿渋の原液を約3倍に薄めた液に、厳選したそばがらを浸し充分浸透させ、脱水乾燥したものを枕の中材に用いる。
また、出来上がった枕を、カバーに用いる半袖のブラウスやTシャツの肩のところまで横にして入れ、よく包み込んで要所を安全ピンでとめる。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、天然素材の特性を生かした、安心、安全、使いやすい枕として一般家庭や病 院の入院患者、老人ホームの人たち等、用いる人に精神的やすらぎと安眠をもたらし、 健康回復に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明、請求項2の、カバーに用いるTシャツに枕を入れてよく包み、要所を安全ピンでとめた裏面見下ろし図である。
【図2】 本発明、請求項2の、カバーに用いるTシャツに枕を入れてよく包み、要所を安全ピンでとめた表面見下ろし図である
【符号の説明】
1.枕カバーに用いるTシャツ
2.要所をとめた安全ピン
3.完成した安眠枕の表面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枕の中材に柿渋で防腐、防虫処理を施した、そばがらを用いる。
【請求項2】
枕カバーに、ブラウスや、Tンシャツ等を用いるものである。

【図1】
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【図2】
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