説明

容器

【課題】 木材を肉厚3.0mm以下にスライスしたスライス板材に着目し、このスライス板材を巻回して所望の強度の胴周部材とすることにより、加工性及び量産性を向上して低価格化を実現しながらも、木目が非常に鮮やかで外観が美しい容器を提供すること。
【解決手段】 木材を肉厚3.0mm以下にスライスしたスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回し、端部を止着して構成した周壁部材1の少なくとも下側開口部に底蓋2を付設して構成した容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、木製の容器としてわっぱ等の曲げ物がある。これは、桧や杉等のスライス板材をある程度の厚みにスライスしてスライス板材とし、このある程度の厚みを有するスライス板材を湾曲させて筒状に形成し、この筒状としたスライス板材の両端の接合部を桜の皮で縫い合わせて周壁部材とし、この周壁部材の開口部に蓋を付して成るものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した厚みのあるスライス板材を筒状に形成するためには、このスライス板材を熱湯中に長時間浸漬して所望の直径に湾曲し得る程度にまで柔らかくする前工程が必要となる。
【0004】
よって、従来のような厚みのあるスライス板材を筒状にした容器は、強度には秀れるものの、スライス板材を筒状にするための加工に多大な手間と時間がかかって量産性に欠け、高価な容器となってしまうが、それでいてこの容器は木目が鮮やかに現出していないのが現状である。
【0005】
本発明は、木材を肉厚3.0mm以下にスライスしたスライス板材に着目し、このスライス板材を巻回して所望の強度の周壁部材とすることにより、加工性及び量産性を向上して低価格化を実現しながらも、木目が非常に鮮やかで外観が美しい容器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
木材を肉厚3.0mm以下にスライスしたスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回し、端部を止着して構成した周壁部材1の少なくとも下側開口部に底蓋2を付設して構成したことを特徴とする容器に係るものである。
【0008】
また、前記スライス板材は、間伐材や製材端材,木材節部のブロック材等の廃棄木材を肉厚3.0mm以下にスライスしてなることを特徴とする請求項1記載の容器に係るものである。
【0009】
また、前記スライス板材は、前記周壁部材1の内側に設定される面に、紙や樹脂等によりなるシート材3が設けられた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の容器に係るものである。
【0010】
また、前記底蓋2は、生分解性樹脂,再生し得る樹脂若しくは再生古紙によりなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器に係るものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明は上述のように構成したから、肉厚3.0mm以下で非常に薄く、容易に湾曲し得るとともに木目が非常に鮮やかなスライス板材によって所望の強度の周壁部材が形成される。よって、加工性及び量産性が向上し、低価格化を実現しながらも、木目が非常に鮮やかで外観が美しい容器となる。
【0012】
また、請求項2記載の発明においては、前記スライス板材として間伐材や製材端材,木材節部のブロック材等の廃棄木材を原料に使用するため、資源を有効利用できるとともに、一層低価格化を実現できる容器となる。
【0013】
また、請求項3記載の発明においては、周壁部材の厚みが増して強度を向上できるとともに、例えば、撥水処理を施した紙や樹脂等のシート材とすることにより耐水強度も向上して液体を封入することもできる容器となる。
【0014】
また、請求項4記載の発明においては、前記底蓋は、廃棄されても環境中で生分解をうける生分解性樹脂,繰り返し再生し得る樹脂若しくは再生古紙を材料として用いたため、資源を無駄にせず、環境に負担をかけにくい容器となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0016】
木材を肉厚3.0mm以下にスライスし、このスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回し、端部を止着して周壁部材1とし、この周壁部材1の下側開口部に底蓋2を付設する。
【0017】
前記スライス板材は、木材を肉厚3.0mm以下にスライスした非常に薄いものであるので、容易に湾曲して曲げ等の加工性に秀れる。
【0018】
また、このような非常に薄いスライス板材は、光の透過度合いにより木目が非常に鮮やかに現出する。
【0019】
従って、このような非常に薄いスライス板材を周壁部材1として用いると、加工性及び量産性が向上して低価格化を実現しながらも、木目が非常に鮮やかで外観が美しい容器となる。
【0020】
即ち、従来のような厚みのあるスライス板材を筒状に形成して周壁部材1とした容器は、スライス板材を熱湯中に長時間浸漬し、このスライス板材を所望の径に湾曲し得る程度にまで柔らかくする前工程が必要となる為、このような周壁部材1は、強度には秀れるものの、加工に多大な手間と時間がかり、量産性に欠けた高価なものとなってしまう。更に、スライス板材が厚い為、光の透過度合い等により、木目が鮮やかに現出しない場合がある。
【0021】
この点、本発明は、肉厚3.0mm以下で容易に湾曲し得る非常に薄いスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回して端部を止着するので、従来のような手間や時間をかけずとも所望の強度の周壁部材1が形成され、このようにして得られる周壁部材1は加工性及び量産性に秀れ、低価格化が実現する。
【0022】
更に、前記非常に薄いスライス板材には光の透過度合いにより、木目が非常に鮮やかに現出するので、この周壁部材1に底蓋2を付設した容器は、木目が非常に鮮やかで外観が美しい。
【0023】
また、前記スライス板材は、間伐材や製材端材,木材節部のブロック材等の廃棄木材を肉厚3.0mm以下にスライスしてなる構成とした場合、廃棄木材を原料に使用するので資源の有効利用になるとともに、一層の低価格化が実現する。
【0024】
また、前記スライス板材は、該スライス板材の片面に紙や樹脂等によりなるシート材3が設けられた構成とした場合、周壁部材1の厚みが増して強度が向上するとともに、例えば、撥水処理を施した紙や樹脂等のシート材3とすることにより耐水強度が向上して液体の封入に適したものとなる。
【0025】
また、前記底蓋2は、生分解性樹脂,再生し得る樹脂若しくは再生古紙によりなる構成とした場合、廃棄されても環境中で生分解をうけたり、繰り返し再生利用し得る材料を蓋部に用いたので、資源を無駄にせず、環境に負担をかけにくい。
【実施例】
【0026】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0027】
本実施例は、円筒型(わっぱ型)の容器に本発明を適用している。
【0028】
具体的には、図1,2に図示したように、容器の周壁部を形成する筒状の周壁部材1と、平板状の底蓋2とから成る底蓋付容器4を構成している。
【0029】
まず、周壁部材1について説明する。
【0030】
周壁部材1は、木材を肉厚3.0mm以下に薄くスライスしたスライス板材により形成する。
【0031】
木材を肉厚3.0mm以下に薄くスライスしたスライス板材は容易に湾曲してたわみ変形可能な柔軟性を有するとともに、この薄いスライス板材には光が比較的良好に透過し、この光の透過度合いにより、木目が非常に鮮やかに現出する。
【0032】
更に詳しく説明すると、本実施例のスライス板材としては、松や杉等の間伐材や製材端材(端くれ),木材節部(木材の節の部分若しくは節と節との間の部分)の柾目状若しくは板目状のブロック材等の製材不良品や廃棄木材を適宜使用し、これを厚さ0.35mmの薄くスライスした帯板状に形成する。
【0033】
また、本実施例は前記スライス板材の厚みを0.35mmとした場合を示したが、本実施例以外にも、スライス板材の厚みは目的に応じて3.0mm〜0.27mmの範囲で調整することができる。
【0034】
本実施例のようにスライス板材の厚みが少なくとも1.0mm以下の場合、光の透過度合いが一層良好となり、木目が一層鮮やかに現出する。
【0035】
また、スライス板材の厚みが3.0mm〜1.5mmの範囲であれば、このスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回して形成される周壁部材1を使用した容器の強度が一層向上して変形しにくい丈夫なものとなり、このような容器は使い捨てではなく、繰り返して何度も使用することができる。
【0036】
尚、前記スライス板材は、目的に応じて香りや木目の良好な木材を原料として構成しても良いが、本実施例のように間伐材や製材端材(端くれ),木材節部のブロック材等の製材不良品や廃棄木材を原料として用いた場合、資源の有効利用になるとともに、一層の低価格化を実現できる。
【0037】
本実施例は、前記スライス板材を図3に図示したように複数巻き巻回し、該スライス板材の端部を接着剤等により止着することで筒状の周壁部材1を構成している。
【0038】
即ち、容易に湾曲し得る非常に薄いスライス板材を複数巻き巻回し、この端部を接着剤等で止着するので、手間や時間をかけずとも容易に所望の強度の周壁部材1を形成することができ、このようにして得られる周壁部材1は加工性及び量産性に秀れ、低価格化を実現できる。
【0039】
また、本実施例は、帯板状のスライス板材の四隅に面取りを施しても良い。このように四隅に面取りを施すことにより、面取りを施さない場合と比較して端部が剥がれにくくなり、周壁部材1の強度を一層向上させることができるばかりでなく、端部の剥がれがなく外観の良好な周壁部材1となる。
【0040】
また、前記周壁部材1は、図4に図示したようにスライス板材を一巻き巻回し、該スライス板材の端部を止着した構成としても良いが、本実施例のように複数巻き巻回することで、周壁部材1に所定の厚みが形成され、適度な強度(保形性)が付与できる。
【0041】
また、本実施例では、周壁部材1を円筒形とした場合を示したが、例えば角筒形や楕円形などの変形筒状に構成しても良い。
【0042】
また、本実施例のスライス板材は、前記周壁部材1の内側に設定される面に、紙や樹脂等のシート材3を貼着してシート材付きスライス板材としてもい。
【0043】
シート材3を設けたスライス板材の場合、図5,6に図示したようにスライス板材が外周面となるように一巻き若しくは複数巻き巻回して端部を止着して周壁部材1とする。
【0044】
このシート材3を設けたスライス板材とすることにより、周壁部材1の強度が向上する。
【0045】
また、前記周壁部材1の内側に設定される面に配設するシート材3に撥水処理を施した場合、周壁部材1の内周面から外周面側(スライス板材側)に水が浸透することを防止できるので、液体の封入にも適したものとなる。
【0046】
また、シート材3付きスライス板材は、シート材3として薄い紙や透明樹脂を採用すると良い。薄い紙や透明樹脂を採用することにより、スライス板材自体の有する光の透過度合いを低下させることなく、スライス板材単独の場合と同程度に木目が非常に鮮やかに現出する。
【0047】
尚、本実施例以外にも、スライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回止着して周壁部材1を形成し、この周壁部材1の内周面に前記シート材3を設けても良い。
【0048】
次に、底蓋2について説明する。
【0049】
底蓋2は、紙若しくは樹脂により形成する。
【0050】
本実施例は樹脂製の底蓋2を採用している。
【0051】
本実施例の前記樹脂は、環境中で生分解し得る植物資源由来の植物系生分解性樹脂を採用している。よって、本実施例の底蓋2は廃棄されても環境を汚染することがない。
【0052】
尚、樹脂としては、本実施例の植物系生分解性樹脂以外にも、繰り返し再生利用し得るPET(ポリエチレンテレフタレート)やPS(ポリスチレン),PP(ポリプロピレン),PE(ポリエチレン),PC(ポリカーボネート),HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)等を用いても良く、その場合、資源を無駄にせずに環境に負担をかけにくい底蓋2となる。また、前記樹脂に撥水処理を施しても良く、その場合、液体の封入に適した底蓋2となる。
【0053】
尚、本実施例以外に、紙により底蓋2を形成しても良い。その場合、例えば、再生古紙を用いることにより、資源を無駄にせずに環境に負担をかけにくい底蓋2となる。
【0054】
また、前記紙に撥水処理を施しても良く、その場合、液体等の封入にも適した底蓋2となる。
【0055】
本実施例の底蓋2は、具体的には図1,2に図示したように、樹脂成形により、円盤型平板の外周に沿って凹溝が設けられると共に、該凹溝に外周縁が連設された外周縁付き円盤型平板である。
【0056】
前記凹溝は、周壁部材1の開口部端縁の厚みと略合致する幅寸法となるように設定されている。
【0057】
従って、胴周部材1の下側開口部の端部を底蓋2の凹溝に嵌合すると、周壁部材1の下側開口部端縁が丁度前記凹溝に嵌合すると共に、この胴周部材1の下側開口部の端部外周面が前記底蓋2の外周縁と当接状態となって、底蓋2により周壁部材1の下側開口部が閉塞される。
【0058】
また、この周壁部材1と底蓋2との止着構造について説明すると、周壁部材1の下側開口部の端部外周面と底蓋2の外周縁とが当接する部位を接着剤等により止着した構成としている。
【0059】
従って、本実施例では、周壁部材1とこの周壁部材1の下側開口部を閉塞する底蓋2により簡易に底蓋付容器4を形成することができ、しかも、この周壁部材1と底蓋2との止着手段は接着等の簡易接着手段であるから容易に構成可能であり、量産性に秀れるとともに低価格化を実現することができる。
【0060】
更に、本実施例の底蓋付容器4は、非常に薄いスライス板材により、光の透過度合いが増して、木目が非常に鮮やかに現出した外観の美しい底蓋付容器4となる。
【0061】
尚、前記底蓋2は、別例として、図5,6に図示したように、前記凹溝や外周縁を設けずに、その大きさ(径)を、円筒状の周壁部材1の内径と略合致する径寸法に設定した円盤型平板を、胴周部材1の下側開口部に嵌め込んでこの開口部を閉塞する構成としても良い。
【0062】
尚、図中符号5はこの別例において、周壁部材1の下側開口部の端部外周面に巻回される帯材であり、この帯材5を周壁部材1の下側開口部の端部外周面に接着剤等により接着することで、この周壁部材1を補強することができるとともに、帯材に模様を施すことによりこの底蓋付容器4を美しく装飾することができる。
【0063】
本実施例は、周壁部材1の下側開口部を閉塞する底蓋2を設けた場合であるが、本実施例以外に、図8に図示したように周壁部材1の上側開口部を閉塞する上蓋6とした上蓋付容器7としても良い。
【0064】
上蓋付容器7とする場合、これまでに説明してきた底蓋付容体4を上下逆にした構成として、底蓋2を上蓋6とする。
【0065】
また、本実施例以外に、図10に図示したように底蓋2と上蓋6とを夫々周壁部材1の下側開口部及び上側開口部に設け、周壁部材1の上下の開口部を閉塞する上下蓋付容器8としても良い。
【0066】
尚、その場合、図11に図示したように、目的に応じて底蓋2を本実施例と同様に止着して上蓋6を開閉自在に構成しても良く、底蓋2及び上蓋6の両方を開閉自在に構成しても良い。
【0067】
また、本実施例以外にも、図12に図示したように、前記上蓋6として、周壁部材1の上側開口部に対して円盤型平板が所定高さ分だけ高くなるように設定された外周縁を有する上蓋6を脱着自在に設け、この上蓋6を容器内部が透視できる透明な樹脂製とした上下蓋付容器8としても良い。
【0068】
この際、前記樹脂を環境中で生分解し得る生分解性樹により構成すると、廃棄されても環境を汚染することがない。
【0069】
以上、本実施例は、肉厚0.35mmの非常に薄いスライス板材としたので、このスライス板材が容易に湾曲し得るとともに木目が非常に鮮やかに現出し、このスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回することにより所望の強度の周壁部材1が形成できる。
【0070】
よって、本実施例においては、周壁部材1の加工性及び量産性が向上し、低価格化を実現しながらも、木目が極めて鮮やかで外観が極めて美しい容器となる。
【0071】
また、本実施例は、周壁部材1として間伐材や製材屑等の廃棄木材を原料に使用するため、資源を有効利用できるとともに、一層低価格化を実現できる容器となる。
【0072】
また、本実施例は、底蓋2として環境中で生分解をうける生分解性樹脂を用いるため、廃棄されても環境を汚染しにくい容器となる。
【0073】
また、本実施例は、スライス板材の厚みが1.0mm以下であるので、光の透過度合いが一層良好で、木目が極めて鮮やかに現出した極めて美しい容器となる。
【0074】
本実施例は、例えば、種々の食品を入れるための食品容器や、防虫効果を有する桧等を周壁部材1として衣類を保管するための衣類保管容器、花卉栽培等に使用するための栽培容器、照明器具、蒸し物等にも使用し得る調理器具、酒類包装容器、ぐい飲み等に使用するためのカップとして利用するのに好適な容器となる。
【0075】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本実施例を底面から見た斜視図である。
【図2】本実施例の断面図である。
【図3】本実施例の平面図である。
【図4】本実施例の別例を示す平面図である。
【図5】本実施例の別例を示す平面図である。
【図6】本実施例の別例を示す平面図である。
【図7】本実施例の別例を示す断面図である。
【図8】本実施例の別例を底面から見た斜視図である。
【図9】本実施例の別例を示す斜視図である。
【図10】本実施例の別例を示す斜視図である。
【図11】本実施例の別例を示す分解斜視図である。
【図12】本実施例の別例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
【0077】
1 周壁部材
2 底蓋
3 シート材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
木材を肉厚3.0mm以下にスライスしたスライス板材を一巻き若しくは複数巻き巻回し、端部を止着して構成した周壁部材の少なくとも下側開口部に底蓋を付設して構成したことを特徴とする容器。
【請求項2】
前記スライス板材は、間伐材や製材端材,木材節部のブロック材等の廃棄木材を肉厚3.0mm以下にスライスしてなることを特徴とする請求項1記載の容器。
【請求項3】
前記スライス板材は、前記周壁部材の内側に設定される面に、紙や樹脂等によりなるシート材が設けられた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の容器。
【請求項4】
前記底蓋は、生分解性樹脂,再生し得る樹脂若しくは再生古紙によりなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2006−62750(P2006−62750A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−135321(P2005−135321)
【出願日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(000128898)株式会社オリエンタル (2)
【Fターム(参考)】