説明

容器

【課題】 容器において、流通でのバージン性の完全を図り、かつ使用段階でのリシール性の完全を図ること。
【解決手段】 容器本体11の注ぎ口13Aが容器本体11に一体成形されている被覆部20により被覆されており、この注ぎ口13Aにキャップ装置30のキャップベース31が嵌合され、該キャップ装置30のキャップベース31及びキャップ32が容器本体11に一体成形されている被覆部20により被覆されて密封され、この被覆部20の破断によってキャップ装置30のキャップ32が露出されて繰り返し開閉操作できるもの。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の容器として、特許文献1〜3に記載のものがある。
特許文献1に記載の容器は、容器の本体の外界に開放されている注ぎ口に雌ねじ付筒体を嵌め込んでから溶着し、この筒体の雌ねじにキャップを螺着するものである。キャップの着脱により、内容物を注ぎ出しできる。
【0003】
特許文献2に記載の容器は、ブロー成形により、容器本体の口部に切断部を介してキャップ部を設けたものである。キャップ部を切断部で切り離して口部を開口し、この口部から内容物を注ぎ出しできる。この口部にキャップ部を嵌合して口部を閉鎖することもできる。
【0004】
特許文献3に記載の容器は、袋の注ぎ口に口栓を設けるとともに、この口栓を袋で覆ったものである。口栓を覆う袋の一部を切断して口栓を外界に臨ませ、口栓の中央のゴム等からなる弾性部に設けた貫通部から内容物を取り出しできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平8-258854
【特許文献2】特開2001-247113
【特許文献3】特開2003-246334
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の容器は、流通の当初から、容器本体の外界にキャップが露出している。流通でキャップが緩み、内容物が漏出するおそれがある。
【0007】
特許文献2に記載の容器は、キャップ付容器本体をブロー成形するものであり、使用直前までバージン性が保たれる。しかしながら、流通で付与される不測の外力により、キャップ部の切断部が傷つくと、直ちに内容物の漏出を生ずるおそれがあり、流通でのバージン性が完全でない。また、使用段階で切り離したキャップ部を口部に単に嵌合して口部を閉鎖するものであり、使用段階で口部を安定的かつ確実に閉鎖するリシール性が完全でない。
【0008】
特許文献3に記載の容器は、袋の注ぎ口に設けられる口栓を袋で覆ったものであり、使用直前までバージン性が保たれる。しかしながら、使用段階では、外界に臨む口栓の弾性部に貫通部を設け、この貫通部から内容物を取り出すものであり、使用段階で口栓の貫通部を安定かつ確実に再封するリシール性がない。
【0009】
本発明の課題は、容器において、流通でのバージン性の完全を図り、かつ使用段階でのリシール性の完全を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、容器本体の注ぎ口が容器本体に一体成形されている被覆部により被覆されており、この注ぎ口にキャップ装置のキャップベースが嵌合され、該キャップ装置のキャップベース及びキャップが容器本体に一体成形されている被覆部により被覆されて密封され、この被覆部の破断によってキャップ装置のキャップが露出されて繰り返し開閉操作できるようにしたものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、容器において、流通でのバージン性の完全を図り、かつ使用段階でのリシール性の完全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は容器を示す正面図である。
【図2】図2は図1の要部断面図である。
【図3】図3はキャップ装置を示す模式図である。
【図4】図4は容器の製造方法を示す模式図である。
【図5】図5は容器の製造方法を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1に示した合成樹脂製の容器10は、ブロー成形によって中空の立体形状に成形され、液状洗剤等の内容物を充填され、使用時に開封して内容物を注ぎ出しできる。
【0014】
容器10は、容器本体11を胴部12と、胴部12の上部に連なる首部13と、胴部12の下部に連なる底部14により形成し、首部13の上部に被覆部20を一体に成形している。
【0015】
容器10は、図2に示す如く、首部13の内径部からなる注ぎ口13Aにキャップ装置30を内蔵し、底部14に充填口14Aを備える。充填口14Aから容器本体11の胴部12の中空部12Aに内容物を充填し、この内容物を注ぎ口13Aから注ぎ出す。
【0016】
キャップ装置30は、図3に示す如く、キャップベース31にキャップ32をヒンジ33により結合したものである。キャップ32の内側面の中央に凸設してあるプラグ32Pが、キャップベース31に設けてあるノズル孔31Nに係脱し、ノズル孔31Nを開閉する。
【0017】
尚、容器10の容器本体11を形成するための合成樹脂材料としては、HDPE(高密度ポリエチレン)、LDPE(低密度ポリエチレン)、L−LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)、OPP(延伸ポリプロピレン)等のポリオレフィン系樹脂等の軟質の合成樹脂材料、又はPET(ポリエチレンテレフタレート)等のポリエステル系樹脂等を単層として採用することができる。これらの合成樹脂と他の合成樹脂との積層樹脂を採用することもできる。例えば、LDPE又はL−LDPEを内側層とし、外側層をHDPE(高密度ポリエチレン)とする積層樹脂を採用することができる。また、EVOH樹脂(エチレンビニルアルコール共重合樹脂)、EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)、ナイロン樹脂等を積層した樹脂や、EVA、EVOH、ナイロン等の樹脂をPE(ポリエチレン)等の樹脂とブレンドした樹脂を採用することもできる。
【0018】
また、容器10は薄肉容器とすることで、使用樹脂量を減らし、環境に配慮できる。ここで、薄肉容器とは、容器重量をR、容器満容積をVとするとき、R=α・(Vの2/3乗)で定義されるαを0.45以下とする容器をいう。
【0019】
以下、容器10の構成を実施例1の製造方法とともに説明する。
(1)容器10の容器本体11を成形用金型内でブロー成形する。このとき、容器本体11の注ぎ口13Aが容器本体11に一体成形される被覆部20により被覆される。
【0020】
即ち、首部13はその内径部を注ぎ口13Aとしている。そして、首部13において、被覆部20がつながる上端部を外周が拡径した鍔部15とし、この鍔部15の内周であって注ぎ口13Aの開口端となる部分に、キャップ装置30のキャップベース31が圧入される部分となる環状溝16を備える。
【0021】
底部14は胴部12につながる部分を概ね裁頭円錐状の反転部17とし、反転部17に充填口形成部18を連設し、充填口形成部18の内径部を充填口14Aとする。
【0022】
被覆部20は首部13に環状の細溝状凹部からなる易破断部21を介して連設されるカップ状をなし、首部13の注ぎ口13Aを外界に対し被覆している。そして、被覆部20の上部で、成形用金型によるパーティングラインに沿って延在する部分に、孔付き開封つまみ片22を設けている。
【0023】
容器本体11にあっては、被覆部20により被覆されている注ぎ口13Aと、容器本体11に内容物を充填するための充填口14Aとを、容器本体11の胴部12の中空部12Aを通る同一軸上に設けている。
【0024】
(2)図4に示す如く、底部14の充填口14Aから挿入されたキャップ装置30のキャップベース31が首部13の注ぎ口13Aに圧入される。このとき、注ぎ口13Aに設けられている環状溝16にキャップ装置30のキャップベース31が嵌合される。そして、キャップ装置30のキャップベース31及びキャップ32が容器本体11に一体成形されている被覆部20により被覆されて密封されるものになる。
【0025】
即ち、超音波ウエルダホーンを兼ねるインサータ40の先端内径部に、キャップ装置30のキャップベース31の下端小径部31Aを嵌着し、インサータ40の先端面の上にキャップベース31の上端大径部31Bが下端小径部31Aに対してなす段差面を載せ置き支持する。
【0026】
また、左右一対のクランパ50の下方に開口する大径クランプ面51が首部13の半径方向に沿うクランプ力により該首部13の鍔部15の外周面をクランプする。同時にクランパ50の上方に開口していて大径クランプ面51につながり、大径クランプ面51より縮径された小径クランプ面52が首部13の鍔部15における環状溝16につながる上面をクランプする。
【0027】
これにより、クランパ50の大径クランプ面51と小径クランプ面52により、鍔部15がクランプされている首部13の注ぎ口13Aに、インサータ40の先端に上述の如くに支持されているキャップ装置30のキャップベース31が底部14の充填口14Aから挿入されて押し込まれる。インサータ40が首部13の軸方向に沿ってキャップ装置30のキャップベース31に加える押し上げ力をクランパ50の大径クランプ面51と小径クランプ面52、特に小径クランプ面52が受ける。キャップ装置30のキャップベース31の上端大径部31Bが首部13の注ぎ口13Aを弾性的に拡張させて押し込まれた後(容器本体11が薄肉であるから、首部13の注ぎ口13Aを弾性的に拡張させ易い)、その上端大径部31Bが首部13における鍔部15の内周の環状溝16(注ぎ口13Aの開口端になる部分)に圧入される。環状溝16以下の注ぎ口13Aは弾性的に拡径する。
【0028】
(3)クランパ50の大径クランプ面51と小径クランプ面52により首部13の鍔部15をクランプしながら、インサータ40の超音波ウエルダホーンを駆動し、インサータ40が支持しているキャップ装置30のキャップベース31を鍔部15の内周の環状溝16に全周くまなく超音波溶着する。その後、インサータ40を底部14の充填口14Aから抜き去る。
【0029】
尚、キャップ装置30のキャップベース31は、首部13における鍔部15の内周の環状溝16に、超音波溶着によらず、高周波溶着、低周波溶着、熱溶着等により溶着されても良い。
【0030】
(4)容器本体11の底部14における充填口形成部18の充填口14Aから容器本体11の胴部12の中空部12Aに内容物を充填する。その後、底部14の充填口形成部18をピンチバーで挟んでその先端部をヒータにより加熱し、加熱された充填口形成部18の先端部を圧着バーで挟んで圧着して封着シール部とする。これにより、充填済の充填口14Aを封止する。
【0031】
更に、底部14の反転部17を胴部12の内側に打ち込み反転し、反転部17及び充填口形成部18を容器本体11の内側に落とし込む。胴部12と底部14の境界部をテーブル等への載置部とし、内容物を封入した容器10を自立状態で載置できる。
【0032】
上述(1)〜(4)により製造された容器10は、流通後の使用段階で、以下の如くに使用される。
【0033】
(1)使用者により被覆部20の開封つまみ片22を引張り、被覆部20を易破断部21において首部13から切り離す。これにより、キャップ装置30が外界に露出するものになる。
【0034】
(2)使用者により、キャップ装置30のキャップベース31に対しキャップ32を開き、容器本体11の胴部12の中空部12Aに充填してある内容物を首部13の注ぎ口13Aから注ぎ出す。その後、キャップ32をキャップベース31に対して再び閉じ、首部13の注ぎ口13Aをリシールする。
【0035】
即ち、キャップ装置30の使用時に、被覆部20の破断によってキャップ装置30のキャップ32が外界に露出され、その後キャップ32を繰り返し開閉操作できる。
【0036】
従って、本実施例によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)容器10において、容器本体11の注ぎ口13Aが容器本体11に一体成形された被覆部20により被覆されるとともに、この注ぎ口13Aに嵌合されて取付けられるキャップ装置30が上記被覆部20により被覆されて密封される。従って、使用直前まで注ぎ口13Aが被覆部20とキャップ装置30により2重シールされ、流通でのバージン性の完全を図ることができる。
【0037】
(b)容器10において、使用時には、容器本体11の被覆部20の破断によってキャップ装置30を外界に露出させる。キャップ装置30は、容器本体11の注ぎ口13Aに嵌合されているキャップベース31に着脱されるキャップ32を備えており、このキャップ32を安定的かつ確実に繰り返し開閉操作し、内容物を繰り返し注ぎ出し使用できる。使用段階でのリシール性の完全を図ることができる。
【0038】
(c)容器10において、容器本体11の被覆部20により被覆されている注ぎ口13Aと、容器本体11に内容物を充填するための充填口14Aとが、容器本体11の中空部12Aを通る同一軸上に設けられ、充填口14Aから挿入されたキャップ装置30のキャップベース31が注ぎ口13Aに圧入される。容器本体11の注ぎ口13Aを予め被覆部20により完全に被覆しておき、充填口14Aから挿入されるキャップ装置30のキャップベース31を容器本体11の中空部12A内で直線的に移動していって簡易に注ぎ口13Aに圧入し、嵌合できる。
【0039】
即ち、キャップ装置30を外界から充填口14Aに通し、中空部12Aを経て注ぎ口13Aに到達させるものであるから、注ぎ口13Aの外界側を容器本体11の被覆部20により予め完全に被覆しながら、キャップ装置30を注ぎ口13Aに嵌合できる。
【0040】
尚、容器10は、充填口14Aからの内容物の充填後に、充填口14Aを封止することにより内容物を密封できる。
【0041】
(d)キャップ装置30のキャップベース31が注ぎ口13Aに設けられている環状溝16に圧入される。キャップベース31を注ぎ口13Aの環状溝16に安定かつ確実に圧入できる。
【0042】
(e)キャップ装置30のキャップベース31が注ぎ口13Aに圧入された後に、溶着される。キャップベース31を注ぎ口13Aの圧入部に溶着し、内容物の漏出を完全に防止できる。
【0043】
(f)キャップ装置30がキャップベース31にキャップ32をヒンジ結合される。使用段階で開閉操作性の良いキャップ装置30を用いながら、キャプ装置30を内蔵する容器10の流通でのバージン性の完全を図ることができる。即ち、不測の外力により外れ易いキャップ装置30を被覆部20によって流通における外力の接触から確実に保護できる。
【0044】
図5は、容器10の実施例2の製造方法を示すものである。
(1)容器本体11の有天パリソンPを用意する(図5(A))。
【0045】
(2)1次ブロー成形用金型61を用いて、容器本体11のパリソンPの天面閉塞部に首部13の少なくとも一部及び被覆部20を形成する(図5(B))。容器本体11のパリソンPにおいて、容器本体11の注ぎ口13Aが容器本体11に一体成形される被覆部20により被覆されるものになる。
【0046】
(3)実施例1で用いたインサータ40に代わる延伸ロッド70を用いる。延伸ロッド70の先端部にキャップ装置30のキャップベース31を支持する(図5(C))。延伸ロッド70及びキャップ装置30を、容器本体11のパリソンPにおいて、容器本体11の充填口14Aを形成することになる底面開口部から該パリソンPの中空部に挿入する。延伸ロッド70の先端部に支持しているキャップ装置30のキャップベース31が上述(2)で該パリソンPに形成済の被覆部20の下部の注ぎ口13Aに嵌合される。
【0047】
容器本体11の充填口14Aを形成することとなるパリソンPの底面開口部と、パリソンPに形成済の被覆部20の下部の注ぎ口13Aとは、パリソンPの中空部を通る同一軸上に設けられ、延伸ロッド70に支持されてパリソンPの底面開口部から挿入されたキャップ装置30のキャップベース31が注ぎ口13Aに圧入される。
【0048】
(4)上述(3)の容器本体11のパリソンP、キャップ装置30及び延伸ロッド70を2次ブロー成形用金型62の下端開口部62Aからその最奥部に設けられている上端閉塞部62Bに向かい金型中心軸に沿う一直線状を挿入する(図5(D))。容器本体11のパリソンPは延伸ロッド70の進入により上方へと引張られて徐々に軸方向に延伸ブローされつつ、胴部12、首部13、底部14を備えた容器本体11がブロー成形される。これにより、キャップ装置30のキャップベース31及びキャップ32が容器本体11に一体成形されている被覆部20により被覆されて密封されるものになる(図5(E))。その後、延伸ロッド70を底部14の充填口14Aから抜き去る。
【0049】
尚、上述(1)〜(4)により製造される容器10にあっても、延伸ロッド70に支持されたキャップ装置30のキャップベース31が、容器本体11の首部13における注ぎ口13Aに設けられている環状溝16に圧入され、更には延伸ロッド70が備える超音波ウエルダホーン等の駆動によりその環状溝16に超音波溶着等により溶着される。
【0050】
従って、上述(1)〜(4)により製造され、その後内容物を充填された実施例2の容器10にあっても、流通後の使用段階では、実施例1と同様にして使用される。これにより、この容器10においても、流通でのバージン性の完全を図り、かつ使用段階でのリシール性の完全を図ることができる。
【0051】
本発明の容器において、キャップ装置は、キャップベースにキャップをねじ止めされるねじ付キャップ装置であっても良い。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明によれば、容器において、流通でのバージン性の完全を図り、かつ使用段階でのリシール性の完全を図ることができる。
【符号の説明】
【0053】
10 容器
11 容器本体
12A 中空部
13A 注ぎ口
14A 充填口
16 環状溝
20 被覆部
21 易破断部
30 キャップ装置
31 キャップベース
32 キャップ
33 ヒンジ
40 インサータ(超音波ウエルダホーン)
50 クランパ
70 延伸ロッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体の注ぎ口が容器本体に一体成形されている被覆部により被覆されており、この注ぎ口にキャップ装置のキャップベースが嵌合され、該キャップ装置のキャップベース及びキャップが容器本体に一体成形されている被覆部により被覆されて密封され、この被覆部の破断によってキャップ装置のキャップが露出されて繰り返し開閉操作できる容器。
【請求項2】
前記被覆部により被覆されている注ぎ口と、前記容器本体に内容物を充填するための充填口とが、容器本体の中空部を通る同一軸上に設けられ、充填口から挿入されたキャップ装置のキャップベースが注ぎ口に圧入されてなる請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記キャップ装置のキャップベースが注ぎ口に設けられている環状溝に圧入されてなる請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記キャップ装置のキャップベースが注ぎ口に圧入された後に、溶着されてなる請求項2又は3に記載の容器。
【請求項5】
前記キャップ装置がキャップベースにキャップをヒンジ結合してなる請求項1〜4のいずれかに記載の容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−240745(P2012−240745A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−116012(P2011−116012)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】