説明

対戦型旗揚げゲーム装置

【課題】臨場感に富み、プレイヤーの興味を強く引きつけることが可能な対戦型旗揚げゲーム装置を提供する。
【解決手段】本発明の一形態のものは、[A]プレイヤーの上半身を含む画像を撮影するデジタルカメラ(14)と、[B]プレイヤーにより操作される旗揚げ指令信号発生装置(15)と、[C]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11a)と、[D]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11b)と、[E]ゲーム結果を表示するディスプレイ装置(16)と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、対戦型旗揚げゲーム装置に関し、特に、対戦相手がディスプレイ画面に表示される臨場感に富んだ対戦型旗揚げゲーム装置に関する。
【背景技術】
【0002】
両手に旗を持った2人の対戦者が対峙し、「右上げて」、「左下げて」とか、「赤上げて」、「白下げて」等の掛け声を掛けながら、相手の指示した方の旗を正確に上げ下げできるか否かを競う旗揚げゲームは広く普及しており、これを模したゲーム装置もゲームセンター等に設置され、楽しまれている。
また、下記の特許文献1には、旗振りゲーム機に画像表示装置を設け、ゲームの進行状況や遊技者の操作の判定結果に応じて視覚的に変化に富んだ画像表示を行うようにしたゲーム機が開示されている。
しかしながら、これら従来の旗揚げゲーム装置は、いずれもプレイヤーが操作部を操作することにより機械的に旗の上げ下げ動作を行い、勝敗を判定するようになっていた。
そのため、プレイヤーは機械と対戦しているというイメージを払拭することができず、臨場感に欠けるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平6−63090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、ディスプレイ画面に実際の対戦相手がキャプチャ画像表示され、対戦結果もリアルタイムで判明することにより、臨場感に富み、プレイヤーの興味を強く引きつけることが可能な対戦型旗揚げゲーム装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る旗揚げゲーム装置の特徴とするところは、対戦すべき2台の旗揚げゲーム装置を、相互間でデータ通信可能なように通信回線を介して接続し、対戦相手の上半身を含む映像をデジタルカメラで撮影してこれをゲーム装置のディスプレイ画面にリアルタイムで表示し、互いに相手の映像(必要に応じて自分の映像に切り換えることも可能)を見ながら旗揚げゲームを行えるように構成したことにある。
各回の勝ち負けは、プレイヤーが相手の指令に対して行った動作の映像を画像処理して、相手の指令通りの動作が行われたか否かを判別することにより、自動的に判定するように構成する。
【0006】
「右上げて」、「左上げて」等の旗揚げ指令を対戦相手及びゲーム装置自体に認識させる手段としては3種類の手段が考えられ、その第1のものとして、本発明では、押ボタン、ジョイスティックなどを操作することによって指令信号を発生する旗揚げ指令信号発生装置が使用される。
また、旗揚げ指令を対戦相手及びゲーム装置に認識させる手段の第2のものとして、本発明では、デジタルカメラで撮影したプレイヤーの画像データを解析し、その動作態様を識別することによって指令信号を出力する画像解析手段が使用される。
更に、旗揚げ指令を対戦相手及びゲーム装置に認識させる手段の第3のものとして、本発明では、マイクロホンで収録したプレイヤーの音声信号を解析し、その音声態様を識別することによって指令信号を出力する音声信号解析手段が使用される。
個別の旗揚げゲーム装置における勝負の判定形態には、3種類の方式が考えられ、各方式に対応した構成が採用される。
第1の勝敗判定方式は、そのゲーム装置でゲームを行っているプレイヤー(以下、「自己」という。)の応答動作が、対戦相手の指令に適合していたか否か、を判定する方式である。適合していたら、自己の勝ち、適合していなかったら、相手の勝ち、となる。即ち、この方式では、自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定するものである。
第2の勝敗判定方式は、対戦相手の応答動作が、自己の指令に適合していたか否か、を判定する方式である。適合していたら、相手の勝ち、適合していなかったら、自己の勝ち、となる。従って、この方式では、自己のゲーム装置で、自己の指令に対する対戦相手の応答動作の適否を判定するものである。
第3の勝敗判定方式は、自己の応答動作が、対戦相手の指令に適合していたか否か、を判定すると共に、対戦相手の応答動作が、自己の指令に適合していたか否か、についても判定するように構成したものである。即ち、上記第1及び第2の2つの勝敗判定方式を併せ持ったものである。
そこで、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置は、上記3種類の旗揚げ指令認識手段と、上記3種類の勝敗判定方式との組合せにより、請求項1ないし9に記載の如く、9種類の形態のものが存在する。
【0007】
ここで、本発明の各形態と、それぞれに対応する請求項、図面、旗揚げ指令認識手段の種別及び勝敗判定方式の種別を一覧表にして示せば、下記の通りである。

第1形態 請求項1 図3 旗揚げ指令認識手段:1 勝敗判定方式:1
第2形態 請求項2 図4 旗揚げ指令認識手段:1 勝敗判定方式:2
第3形態 請求項3 図5 旗揚げ指令認識手段:1 勝敗判定方式:3
第4形態 請求項4 図6 旗揚げ指令認識手段:2 勝敗判定方式:1
第5形態 請求項5 図7 旗揚げ指令認識手段:2 勝敗判定方式:2
第6形態 請求項6 図8 旗揚げ指令認識手段:2 勝敗判定方式:3
第7形態 請求項7 図9 旗揚げ指令認識手段:3 勝敗判定方式:1
第8形態 請求項8 図10 旗揚げ指令認識手段:3 勝敗判定方式:2
第9形態 請求項9 図11 旗揚げ指令認識手段:3 勝敗判定方式:3
【0008】
上記の本発明の各形態について具体的に説明すれば、本発明の第1の形態のものは、請求項1に記載の発明に対応するものであり、これは、上記第1の旗揚げ指令認識手段(旗揚げ指令信号発生装置を使用)と、上記第1の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第1の形態のものは、下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備(図3参照)したことを特徴とするものである。なお、各構成要素に括弧書きした番号は、図面中の参照番号である。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む画像(以下、「自己画像」という。)を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、旗揚げ指令信号を発生し、演算制御装置(11)に入力する旗揚げ指令信号発生装置(15)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11a)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11a)から出力される自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11b)。
[J]勝敗判定手段(11b)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0009】
本発明の第2の形態のものは、請求項2に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第1の旗揚げ指令認識手段(旗揚げ指令信号発生装置を使用)と、前記第2の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第2の形態のものは、下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備(図4参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、旗揚げ指令信号を発生し、演算制御装置(11)に入力する旗揚げ指令信号発生装置(15)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11c)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記旗揚げ指令信号発生装置(15)から発せられた自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11c)から得た相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11d)。
[J]勝敗判定手段(11d)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0010】
本発明の第3の形態のものは、請求項3に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第1の旗揚げ指令認識手段(旗揚げ指令信号発生装置を使用)と、前記第3の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定すると共に、自己の指令に対する相手の応答動作の適否についても判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第3の形態のものは、下記[A]項乃至[L]項記載の構成要素を具備(図5参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、旗揚げ指令信号を発生し、演算制御装置(11)に入力する旗揚げ指令信号発生装置(15)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力し、演算制御装置(11)に供給する自己画像解析手段(11a)。
[I]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11c)。
[J]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11a)から出力される自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定すると共に、上記旗揚げ指令信号発生装置(15)から発せられた自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11c)から得た相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11e)。
[K]勝敗判定手段(11e)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[L]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0011】
本発明の第4の形態のものは、請求項4に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第2の旗揚げ指令認識手段(デジタルカメラの撮影画像の解析)と、前記第1の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第4の形態のものは、下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備(図6参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]ディスプレイ装置(16)。
[F]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[G]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11f)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する相手画像解析手段(11g)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手画像解析手段(11g)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11f)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11h)。
[J]勝敗判定手段(11h)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にそのゲームの勝敗を表示させる勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0012】
本発明の第5の形態のものは、請求項5に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第2の旗揚げ指令認識手段(デジタルカメラの撮影画像の解析)と、前記第2の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第5の形態のものは、下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備(図7参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]ディスプレイ装置(16)。
[F]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[G]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する自己画像解析手段(11i)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11j)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記自己画像解析手段(11i)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11j)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11k)。
[J]勝敗判定手段(11k)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にそのゲームの勝敗を表示させる勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0013】
本発明の第6の形態のものは、請求項6に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第2の旗揚げ指令認識手段(デジタルカメラの撮影画像の解析)と、前記第3の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定すると共に、自己の指令に対する相手の応答動作の適否についても判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第6の形態のものは、下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備(図8参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]ディスプレイ装置(16)。
[F]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[G]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様及び旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ指令信号及び旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11l)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様及び旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ指令信号及び旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11m)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手画像解析手段(11m)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11l)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比すると共に、上記自己画像解析手段(11l)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11m)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11n)。
[J]勝敗判定手段(11n)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にそのゲームの勝敗を表示させる勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0014】
本発明の第7の形態のものは、請求項7に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第3の旗揚げ指令認識手段(マイクロホンの収録音声信号の解析)と、前記第1の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第7の形態のものは、下記[A]項乃至[M]項記載の構成要素を具備(図9参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと、画像解析プログラムと、音声解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に供給するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーの音声を収録し得るマイクロホン(19)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手音声信号を再生するスピーカー(190)。
[I]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11o)。
[J]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する相手音声信号解析手段(11p)。
[K]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手音声信号解析手段(11p)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11o)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11q)。
[L]勝敗判定手段(11q)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)に、ゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[M]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0015】
本発明の第8の形態のものは、請求項8に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第3の旗揚げ指令認識手段(マイクロホンの収録音声信号の解析)と、前記第2の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第8の形態のものは、下記[A]項乃至[M]項記載の構成要素を具備(図10参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと、画像解析プログラムと、音声解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に供給するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーの音声を収録し得るマイクロホン(19)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手音声信号を再生するスピーカー(190)。
[I]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、マイクロホン(19)から出力された自己音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する自己音声信号解析手段(11r)。
[J]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11s)。
[K]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記自己音声信号解析手段(11r)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11s)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11t)。
[L]勝敗判定手段(11t)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)に、ゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[M]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【0016】
本発明の第9の形態のものは、請求項9に記載の発明に対応するものであり、これは、前記第3の旗揚げ指令認識手段(マイクロホンの収録音声信号の解析)と、上記第3の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定すると共に、自己の指令に対する相手の応答動作の適否についても判定する方式)と、を組み合わせたものである。
即ち、本発明の第9の形態のものは、下記[A]項乃至[O]項記載の構成要素を具備(図11参照)したことを特徴とするものである。
[A]予め定められたゲームプログラムと、画像解析プログラムと、音声解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に供給するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーの音声を収録し得るマイクロホン(19)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手音声信号を再生するスピーカー(190)。
[I]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、マイクロホン(19)から出力された自己音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する自己音声信号解析手段(11u)。
[J]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11v)。
[K]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11w)。
[L]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する相手音声信号解析手段(11x)。
[M]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手音声信号解析手段(11x)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11v)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定すると共に、上記自己音声信号解析手段(11u)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11w)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11y)。
[N]勝敗判定手段(11y)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)に、ゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[O]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、上記の如く構成されることにより、互いにネットワーク接続されたゲーム装置のディスプレイ画面に、実際の対戦相手(及び自分)の動作がリアルタイムでキャプチャ画像表示され、旗の上げ下げの正否判断も画像処理によりリアルタイムで確認できるため、臨場感に富み、プレイヤーの興味を強く引きつけることが可能な対戦型旗揚げゲーム装置を提供し得るものである。
また、プレイヤーの旗の上げ下げやその正否判断に、複雑な機械要素や操作部を必要としないため、故障原因を低減でき、耐久性能を向上させることも可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係る複数台の対戦型旗揚げゲーム装置がネットワーク接続された状態を示す説明図である。
【図2】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置のディスプレイ画面に表示されるプレイヤー(対戦相手又は自分)の映像の一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第1の形態のもの(請求項1に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第2の形態のもの(請求項2に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第3の形態のもの(請求項3に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第4の形態のもの(請求項4に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第5の形態のもの(請求項5に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第6の形態のもの(請求項6に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第7の形態のもの(請求項7に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図10】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第8の形態のもの(請求項8に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図11】本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第9の形態のもの(請求項9に対応)の回路構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の対戦型旗揚げゲーム装置によりゲームを行う場合のプレイヤー及びゲーム装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】図12の続きを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下図面により、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の構成及び機能について説明する。
図1に示す如く、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置10は、インターネット等の通信回線網30もしくはゲーム場内のLAN等のネットワークを介して、ゲーム提供業者のマッチングサーバー20に接続されると共に、プレイヤーが特定のゲーム装置10でエントリーすると、その予め記録されたそのプレイヤーのゲーム技倆や希望条件に適合する他のエントリー中のプレイヤー(対戦相手)のゲーム装置がマッチングサーバー20によって選択されて、両ゲーム装置10がネットワーク接続され、ゲーム開始可能な状況になる。
図1に示した実施例の対戦型旗揚げゲーム装置10は、その筐体10aに、料金徴収装置100のコイン投入口、演算制御装置11、エントリー装置13の押しボタン、デジタルカメラ14、旗揚げ指令信号発生装置15の押しボタン、ジョイスティック等、ディスプレイ装置16、等々が設けられている。
【0020】
プレイを希望するプレイヤー(以下、「自己」ともいう。)が料金徴収装置100にゲーム料金を支払い、エントリー装置13の押しボタンを押すと、当該ゲーム装置10は通信回線網30を介してマッチングサーバー20と接続され、待機中の他のプレイヤーのうち適合する対戦相手が検索された後、決定された対戦相手の旗揚げゲーム装置10と自己のゲーム装置10とがネットワーク接続される。
エントリー装置13を操作後は、デジタルカメラ14が作動を開始し、デジタルカメラ14で撮影された自己の映像(少なくとも上半身を含むもの)が、図2に示す如く、自己のゲーム装置のディスプレイ装置16に表示される。対戦相手決定後は、上記自己の映像が対戦相手のゲーム装置のディスプレイ装置に表示されると共に、自己のゲーム装置のディスプレイ装置には、対戦相手の映像が自動的にリアルタイムで表示されるようになっている。
なお、ディスプレイ装置16の表示は、プレイヤーが必要に応じて、対戦相手の映像と自己の映像とを切替え表示できるように構成してもよい。
【0021】
次に、図3を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第1の形態のもの(請求項1に対応)の構成について説明する。
図中、図1に示した参照番号と同一の参照番号を付したものは、同一の構成要素を示している。(図4〜図11においても同様である。)
この図3に示した第1の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第1の種類の旗揚げ指令認識手段としての旗揚げ指令信号発生装置15と、前記第1の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0022】
図3中、11は演算制御装置、12は通信用インターフェイス、13はエントリー装置、14はデジタルカメラ、15は旗揚げ指令信号発生装置、16はディスプレイ装置、17は画像信号編成回路、18は勝敗信号変換回路、20はマッチングサーバー、30は通信回線である。
【0023】
演算制御装置11には、予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとがインストールされており、それらのプログラムを実行することによって、図3中の他の構成要素の作動を制御するようになっている。
演算制御装置11中、111は演算装置(CPU)、112はハードディスクドライブ等の記憶装置、113はクロック回路、114はRAM、115はROM、116はデータバスである。
演算装置(CPU)111は、ハードディスクドライブ等の記憶装置112に記録されたゲームプログラムや画像解析プログラムを実行し、当該プログラムに従って、ゲームを進行させるために必要な演算処理を行う。
クロック回路113は、装置全体の作動に必要なクロックパルスを発振すると共に、ゲーム開始からゲームオーバーまでの時間管理や、ゲーム進行上必要なその他の時間管理等を行う。
RAM114は、演算装置111の作動に必要なデータの授受と一時的なデータの記録、保持を行う。
ROM115には、ディスプレイ装置16に表示する文字データ、画像データや音声データ等のほか、演算装置111の作動をバックアップするために必要な比較的小サイズの各種データやプログラムが記録されている。文字データや画像データ等は、前記記憶装置112がハードディスクドライブ等の大容量の記憶装置である場合には、そちらに記録するようにしてもよい。
【0024】
通信用インターフェイス12は、通信回線30を介してマッチングサーバー30や、対戦相手となる他の同様の対戦型旗揚げゲーム装置との接続及びデータの授受を実行、制御する。
エントリー装置30は、プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス12を介して、所定のゲームサイトの上記マッチングサーバー30に自動アクセスするための信号を発生する。
マッチングサーバー30は、前記の通り、或る旗揚げゲーム装置10からエントリーのアクセスがあったとき、待機中の他のプレイヤーのうち適合する対戦相手を検索し、適合するものが見つかったときには、当該対戦相手の旗揚げゲーム装置10と新たにエントリーしてきた旗揚げゲーム装置とをネットワーク接続する。
【0025】
デジタルカメラ14は、そのゲーム装置でプレイ中のプレイヤーの上半身を含む画像(自己画像という。)を撮影し、その自己画像データを演算制御装置11に入力する。演算制御装置11は、デジタルカメラ14から取得した自己画像データを一時的に記録し、自己のディスプレイ装置16に表示したり、通信回線30を通じて対戦相手の旗揚げゲーム装置へ送って、対戦相手のディスプレイ装置に表示できるようにしたりする。
また、デジタルカメラ14で撮影されたプレイヤーの画像データは、これを画像処理することによって、後述する如く、対戦相手の指令の通りにプレイヤーが動作したか否かを判別するためのデータとして利用される。
【0026】
旗揚げ指令信号発生装置15は、その押ボタンやジョイスティックなどをプレイヤーが操作すると、その操作に応じて、「右上げて」、「右下げて」、「左上げて」、「左下げて」等の旗揚げ指令信号を発生する。この指令信号は一旦演算制御装置11に入力された後、通信回線30を通じて対戦相手の旗揚げゲーム装置に送られ、相手側のディスプレイ装置に文字若しくは図形等で表示されることにより、対戦相手に対して旗上げ指令が与えられる。
【0027】
ディスプレイ装置16は、前記の如く、デジタルカメラ14で撮影された自己画像や、対戦相手の旗揚げゲーム装置から送られてくる当該対戦相手の画像、対戦相手からの旗揚げ動作指令を表示したり、待機時のデモンストレーション映像の表示等に利用される。
画像信号編成回路17は、対戦相手の旗揚げゲーム装置から通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを再生して、ディスプレイ装置16に相手画像を含むゲーム画像を表示させる機能を有する。
【0028】
自己画像解析手段11aは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
即ち、自己画像データを画像処理し、旗揚げ動作によって変化する特徴的な部分の状態を基本状態等と対比することによって、対戦相手からの指令に応答して、「右上げ」、「右下げ」、「左上げ」、「左下げ」のいずれの動作が行われたかを判別する。
なお、この自己画像解析手段11aは、演算制御装置11にインストールされた画像解析プログラム(ソフトウェア)が、演算制御装置11中の演算装置111、記憶装置112、RAM114等々のハードウェアにより実行され、当該ソフトウェアとハードウェアが協働することによって構築されるものである。
【0029】
勝敗判定手段11bは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段11aから出力される自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、自己の旗揚げ動作が相手からの指令と合致していたか否かを判別することにより勝敗を判定し、勝敗判定データを出力する。
なお、この勝敗判定手段11bも、演算制御装置11にインストールされたゲームプログラム(ソフトウェア)が、演算制御装置11中の演算装置111、記憶装置112、RAM114等々のハードウェアにより実行され、当該ソフトウェアとハードウェアが協働することによって構築されるものである。
なお、以下の図4〜図11についての説明における自己画像解析手段、相手画像解析手段、自己音声信号解析手段、相手音声信号解析手段及び勝敗判定手段も、演算制御装置11にインストールされた画像解析プログラム、音声解析プログラム及びゲームプログラムが、演算装置111、記憶装置112、RAM114等々のハードウェアと協働することによって構築されるものであるので、今後、重複する説明は省略する。
【0030】
勝敗信号変換回路18は、上記勝敗判定手段11bから出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置16にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生し、これをディスプレイ装置16に供給する。これによって、旗揚げゲームの各回の勝敗がディスプレイ装置16上に表示される。
【0031】
次に、図4を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第2の形態のもの(請求項2に対応)の構成について説明する。
図4に示した第2の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第1の種類の旗揚げ指令認識手段としての旗揚げ指令信号発生装置15と、前記第2の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する対戦相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
なお、今後の図4(本発明の第2の形態)から図11(本発明の第9の形態)までの説明においては、上記図3(本発明の第1の形態)の説明との重複を避けるため、一度説明した構成部分とは異なる構成部分についての説明だけを行う。
【0032】
図4中の相手画像解析手段11cは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
そして、勝敗判定手段11dは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、前記旗揚げ指令信号発生装置15から発せられた自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段11cから得た相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、対戦相手の旗揚げ動作が自己からの指令と合致していたか否かを判別することにより勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0033】
次に、図5を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第3の形態のもの(請求項3に対応)の構成について説明する。
図5に示した第3の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第1の種類の旗揚げ指令認識手段としての旗揚げ指令信号発生装置15と、前記第1の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)及び前記第2の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する対戦相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0034】
図5中の自己画像解析手段11aは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
また、相手画像解析手段11cは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
そして、勝敗判定手段11eは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段11aから出力される自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定すると共に、上記旗揚げ指令信号発生装置15から発せられた自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段11cから得た相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0035】
次に、図6を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第4の形態のもの(請求項4に対応)の構成について説明する。
図6に示した第4の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第2の種類の旗揚げ指令認識手段としてのデジタルカメラ14の撮影画像の解析と、前記第1の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0036】
図6中の自己画像解析手段11fは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
相手画像解析手段11gは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する。
勝敗判定手段11hは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手画像解析手段11gから出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段11fから出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0037】
次に、図7を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第5の形態のもの(請求項5に対応)の構成について説明する。
図7に示した第5の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第2の種類の旗揚げ指令認識手段としてのデジタルカメラ14の撮影画像の解析と、前記第2の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する対戦相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0038】
図7中の自己画像解析手段11iは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する。
相手画像解析手段11jは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
勝敗判定手段11kは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、上記自己画像解析手段11iから出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段11jから出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0039】
次に、図8を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第6の形態のもの(請求項6に対応)の構成について説明する。
図8に示した第6の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第2の種類の旗揚げ指令認識手段としてのデジタルカメラ14の撮影画像の解析と、前記第3の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定すると共に、自己の指令に対する相手の応答動作の適否についても判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0040】
図8中の自己画像解析手段11lは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様及び旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ指令信号及び旗揚げ応答信号を出力する。
相手画像解析手段11mは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様及び旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ指令信号及び旗揚げ応答信号を出力する。
勝敗判定手段11nは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手画像解析手段11mから出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段11lから出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比すると共に、上記自己画像解析手段11lから出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段11mから出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0041】
次に、図9を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第7の形態のもの(請求項7に対応)の構成について説明する。
図9に示した第7の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第3の種類の旗揚げ指令認識手段としてのマイクロホンの収録音声信号の解析と、前記第1の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0042】
図9中のマイクロホン19は、プレイヤーが旗揚げ指令を行う音声を収録するためのものであり、スピーカー190は、原則として、通信回線30を通じて送られてきた対戦相手の音声指令を再生するためのものである。サウンド回路191は、音声再生のためのD/A変換や増幅を行うためのものである。
図9中の自己画像解析手段11oは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
相手音声信号解析手段11pは、演算制御装置11に記録された音声解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する。
勝敗判定手段11qは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手音声信号解析手段11pから出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段11oから出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0043】
次に、図10を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第8の形態のもの(請求項8に対応)の構成について説明する。
図10に示した第8の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第3の種類の旗揚げ指令認識手段としてのマイクロホンの収録音声信号の解析と、前記第2の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、自己の指令に対する対戦相手の応答動作の適否を判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0044】
図10中の自己音声信号解析手段11rは、演算制御装置11に記録された音声解析プログラムに従って、マイクロホン19から出力された自己音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する。
相手画像解析手段11sは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
勝敗判定手段11tは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、上記自己音声信号解析手段11rから出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段11sから出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0045】
次に、図11を参照しつつ、本発明に係る対戦型旗揚げゲーム装置の第9の形態のもの(請求項9に対応)の構成について説明する。
図11に示した第9の形態に係る旗揚げゲーム装置は、前記の如く、前記第3の種類の旗揚げ指令認識手段としてのマイクロホンの収録音声信号の解析と、前記第3の種類の勝敗判定方式(自己のゲーム装置で、相手の指令に対する自己の応答動作の適否を判定すると共に、自己の指令に対する相手の応答動作の適否についても判定する方式)と、を組み合わせたものである。
【0046】
図11中の自己音声信号解析手段11uは、演算制御装置11に記録された音声解析プログラムに従って、マイクロホン19から出力された自己音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する。
自己画像解析手段11vは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ14から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
相手画像解析手段11wは、演算制御装置11に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する。
相手音声信号解析手段11xは、演算制御装置11に記録された音声解析プログラムに従って、通信用インターフェイス12を介して入力された相手音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する。
勝敗判定手段11yは、演算制御装置11に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手音声信号解析手段11xから出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段11vから出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定すると共に、上記自己音声信号解析手段11uから出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段11wから出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する。
この勝敗判定データは、勝敗信号変換回路18を介してディスプレイ装置16に表示される。
【0047】
図12には、本発明の対戦型旗揚げゲーム装置によりゲームを行う場合のプレイヤー及びゲーム装置の動作の流れを示すフローチャートが示され、図13にはその続きが示されている。
そのうち図12は、プレイヤーがゲーム装置にコインを投入しエントリーしてから対戦相手が決まるまでの流れを示し、図13は、対戦相手とプレイを開始してから1回の旗揚げゲームが終了するまでの流れを示している。
【0048】
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明はその目的の範囲内において、上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は上記の如く構成されるから、互いにネットワーク接続されたゲーム装置のディスプレイ画面に、実際の対戦相手(及び自分)の動作がリアルタイムでキャプチャ画像表示され、旗の上げ下げの正否判断も画像処理によりリアルタイムで確認できるため、臨場感に富み、プレイヤーの興味を強く引きつけることが可能な対戦型旗揚げゲーム装置を提供し得るものである。
また、プレイヤーの旗の上げ下げやその正否判断に、複雑な機械要素や操作部を必要としないため、故障原因を低減でき、耐久性能を向上させることも可能となるものであるから、産業上多大の利用価値を有するものである。
【符号の説明】
【0050】
10 対戦型旗揚げゲーム装置
10a 筐体
100 料金徴収装置
11 演算制御装置
111 演算装置(CPU)
112 記憶装置(ハードディスクドライブ)
113 クロック回路
114 RAM
115 ROM
116 データバス
12 通信用インターフェイス
13 エントリー装置
14 デジタルカメラ
15 旗揚げ指令信号発生装置
16 ディスプレイ装置
17 画像信号編成回路
18 勝敗信号変換回路
19 マイクロホン
190 スピーカー
191 サウンド回路
20 マッチングサーバー
30 通信回線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む画像(以下、「自己画像」という。)を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、旗揚げ指令信号を発生し、演算制御装置(11)に入力する旗揚げ指令信号発生装置(15)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11a)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11a)から出力される自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11b)。
[J]勝敗判定手段(11b)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項2】
下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、旗揚げ指令信号を発生し、演算制御装置(11)に入力する旗揚げ指令信号発生装置(15)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11c)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記旗揚げ指令信号発生装置(15)から発せられた自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11c)から得た相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11d)。
[J]勝敗判定手段(11d)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項3】
下記[A]項乃至[L]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、旗揚げ指令信号を発生し、演算制御装置(11)に入力する旗揚げ指令信号発生装置(15)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力し、演算制御装置(11)に供給する自己画像解析手段(11a)。
[I]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11c)。
[J]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11a)から出力される自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定すると共に、上記旗揚げ指令信号発生装置(15)から発せられた自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11c)から得た相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11e)。
[K]勝敗判定手段(11e)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[L]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項4】
下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]ディスプレイ装置(16)。
[F]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[G]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11f)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する相手画像解析手段(11g)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手画像解析手段(11g)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11f)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11h)。
[J]勝敗判定手段(11h)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にそのゲームの勝敗を表示させる勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項5】
下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]ディスプレイ装置(16)。
[F]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[G]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する自己画像解析手段(11i)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11j)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記自己画像解析手段(11i)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11j)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11k)。
[J]勝敗判定手段(11k)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にそのゲームの勝敗を表示させる勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項6】
下記[A]項乃至[K]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと画像解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に入力するデジタルカメラ(14)。
[E]ディスプレイ装置(16)。
[F]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を含むゲーム画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[G]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様及び旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ指令信号及び旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11l)。
[H]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ指令動作態様及び旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ指令信号及び旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11m)。
[I]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手画像解析手段(11m)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11l)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比すると共に、上記自己画像解析手段(11l)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11m)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11n)。
[J]勝敗判定手段(11n)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)にそのゲームの勝敗を表示させる勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[K]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項7】
下記[A]項乃至[M]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと、画像解析プログラムと、音声解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に供給するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーの音声を収録し得るマイクロホン(19)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手音声信号を再生するスピーカー(190)。
[I]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11o)。
[J]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する相手音声信号解析手段(11p)。
[K]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手音声信号解析手段(11p)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11o)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11q)。
[L]勝敗判定手段(11q)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)に、ゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[M]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項8】
下記[A]項乃至[M]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと、画像解析プログラムと、音声解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に供給するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーの音声を収録し得るマイクロホン(19)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手音声信号を再生するスピーカー(190)。
[I]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、マイクロホン(19)から出力された自己音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する自己音声信号解析手段(11r)。
[J]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11s)。
[K]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記自己音声信号解析手段(11r)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11s)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、その勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11t)。
[L]勝敗判定手段(11t)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)に、ゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[M]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項9】
下記[A]項乃至[O]項記載の構成要素を具備し、プレイヤーの操作に応じて相手側旗揚げゲーム装置との間で旗揚げゲームを実行する対戦型旗揚げゲーム装置(10)。
[A]予め定められたゲームプログラムと、画像解析プログラムと、音声解析プログラムとが記録されており、それらのプログラムに従って下記の構成要素を制御する演算制御装置(11)。
[B]通信用インターフェイス(12)。
[C]プレイヤーにより操作され、その操作に応じて、通信用インターフェイス(12)を介して所定のゲームサイトに自動アクセスするための信号を発生するエントリー装置(13)。
[D]プレイヤーの上半身を含む自己画像を撮影し、その自己画像データを演算制御装置(11)に供給するデジタルカメラ(14)。
[E]プレイヤーの音声を収録し得るマイクロホン(19)。
[F]ディスプレイ装置(16)。
[G]通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを再生してディスプレイ装置(16)に相手画像を表示させる画像信号編成回路(17)。
[H]通信用インターフェイス(12)を介して入力した相手音声信号を再生するスピーカー(190)。。
[I]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、マイクロホン(19)から出力された自己音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する自己音声信号解析手段(11u)。
[J]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、デジタルカメラ(14)から出力された自己画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する自己画像解析手段(11v)。
[K]演算制御装置(11)に記録された画像解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手画像データを解析し、その旗揚げ応答動作態様を識別して、旗揚げ応答信号を出力する相手画像解析手段(11w)。
[L]演算制御装置(11)に記録された音声解析プログラムに従って、通信用インターフェイス(12)を介して入力された相手音声信号を解析し、その旗揚げ指令音声態様を識別して、旗揚げ指令信号を出力する相手音声信号解析手段(11x)。
[M]演算制御装置(11)に記録されたゲームプログラムに従って、上記相手音声信号解析手段(11x)から出力された相手側の旗揚げ指令信号と、上記自己画像解析手段(11v)から出力された自己側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定すると共に、上記自己音声信号解析手段(11u)から出力された自己側の旗揚げ指令信号と、上記相手画像解析手段(11w)から出力された相手側の旗揚げ応答信号とを対比し、勝敗を判定し、これらの勝敗判定データを出力する勝敗判定手段(11y)。
[N]勝敗判定手段(11y)から出力された勝敗判定データに基づいて、ディスプレイ装置(16)に、ゲーム結果を表示させるため勝敗表示信号を発生しディスプレイ装置(16)に供給する勝敗信号変換回路(18)。
[O]上記全ての構成要素を装備したゲーム機筐体(10a)。
【請求項10】
ゲーム用手旗を備えた、請求項1ないし6の何れか一に記載の対戦型旗揚げゲーム装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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