説明

対面販売用計量装置

【課題】 顧客と販売員とが、良好にコミュニケーションを取りつつ、商品の売買をすることができる対面販売用計量装置を提供する。
【解決手段】 商品テーブル44bに登録された各商品は、レシピテーブルに登録された各レシピと多対一に対応付けられており、商品テーブル44bのレコードが1つ指定されて着目商品が定まると、対応する1つのレシピが定まる。また、各レシピは、少なくとも1つ以上の販売促進商品を有するように設定されている。さらに、着目商品の「レシピID」に格納された値と等しくなるレコードが商品テーブル44bから抽出されることにより、着目レシピの商品に関する情報が取得される。これにより、販売員は、抽出された着目レシピを参照することにより、計量された商品だけでなく、着目レシピに含まれる販売促進商品についても顧客に説明することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、対面販売用計量装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、販売員と顧客とが、対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置が知られいてる。また、計量対象となる商品を利用した料理の調理方法等につき、表示部に表示し、記録紙に印刷する技術についても知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開2002−350224号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の対面販売用計量装置では、計量対象となる商品の販売促進を図ることができるのみで、その他の商品については、有効な販売促進効果を得ることができない。
【0005】
そこで、本発明では、顧客と販売員とが、良好にコミュニケーションを取りつつ、商品の売買をすることができる対面販売用計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、販売員が、顧客と対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置であって、商品を計量する計量部と、複数の商品によって構成される第1集合と、複数のレシピから構成される第2集合と、を多対一に対応付けて格納するデータベースを記録可能な記憶部と、着目商品に基づいて、前記データベースからレシピを抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された着目レシピに関する情報を出力可能な出力部と、を備え、前記第2集合に登録された各レシピは、少なくとも1つ以上の販売促進商品を有することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の対面販売用計量装置において、前記着目商品は、前記計量部で計量された商品であることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3の発明は、販売員が、顧客と対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置であって、商品を計量する計量部と、販売員または顧客からの入力を受け付ける入力部と、商品とレシピとを対応付けて格納したデータベースを記録可能な記憶部と、着目商品に対応する複数のレシピを前記データベースから抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された複数のレシピのうち、前記入力部からの入力に基づいて指定された着目レシピにつき、該着目レシピに関する情報を出力可能な出力部と、を備え、前記着目商品は、前記計量部によって計量された複数の商品であることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4の発明は、販売員が、顧客と対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置であって、商品を計量する計量部と、販売員または顧客からの入力を受け付ける入力部と、商品とレシピとを対応付けて格納したデータベースを記録可能な記憶部と、着目商品と、前記入力部から入力された抽出条件と、に基づいたレシピを前記データベースから抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された着目レシピに関する情報を出力可能な出力部と、を備え、前記着目商品は、前記計量部によって計量された商品であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、前記出力部は、前記着目レシピに登録された商品のうち、前記着目商品以外の不足商品に関する情報を出力することを特徴とする。
【0011】
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の対面販売用計量装置において、前記不足商品に関する情報は、前記不足商品の販売場所であることを特徴とする。
【0012】
また、請求項7の発明は、請求項5または請求項6に記載の対面販売用計量装置において、前記不足商品に関する情報は、前記不足商品の価格であることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、前記出力部は、前記着目レシピに登録された料理の調理方法を出力することを特徴とする。
【0014】
また、請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、前記出力部は、前記着目レシピと対応付けられたURLを出力することを特徴とする。
【0015】
また、請求項10の発明は、請求項9に記載の対面販売用計量装置において、前記出力部は、前記URLを文字情報として出力を特徴とする。
【0016】
また、請求項11の発明は、請求項10に記載の対面販売用計量装置において、前記出力部は、前記URLに関する文字情報を顧客のメールアドレスに電子メールとして送信する送信部であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項12の発明は、請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、前記出力部は、前記URLを2次元バーコードとして出力を特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
請求項1、請求項2、および請求項5ないし請求項12に記載の発明によれば、着目商品に基づき、少なくとも1つ以上の販売促進商品を有するレシピをデータベースから抽出することができ、このレシピを出力部に出力することができる。これにより、顧客は、着目商品を使用したレシピを容易に取得することができる。そのため、顧客の購買意欲を向上させるとともに、顧客へのサービスを向上させることができる。
【0019】
また、販売員は、対面する顧客に対して、抽出されて出力されたレシピに基づき、着目商品だけでなく、レシピに含まれる販売促進商品についても説明することができる。そのため、着目商品だけでなく、販売促進商品についても、販売促進効果を有効に高めることができる。
【0020】
特に、請求項2に記載の発明によれば、計量された商品に基づいたレシピを出力部に出力することができ、販売員は、このレシピに含まれる販売促進商品についても顧客に対して説明することが可能となる。そのため、顧客の購買意欲を向上させ、顧客へのサービスを向上させるとともに、販売促進商品についての販売促進効果を有効に高めることができる。
【0021】
また、請求項3、および請求項5ないし請求項12に記載の発明によれば、計量された複数の商品に基づき、データベースからレシピを複数抽出することができる場合、顧客は、この抽出された複数のレシピから着目レシピを指定し、このレシピに関する情報を出力部に出力させることができる。これにより、顧客は、計量された複数の商品に基づいたレシピを容易に取得することができる。そのため、顧客の購買意欲を向上させるとともに、顧客へのサービスを向上させることができる。
【0022】
また、販売員は、対面する顧客との会話等から得た顧客の趣向や意向に基づいて、抽出された複数のレシピから最適なレシピを指定することができ、このレシピを出力部に出力させることができる。そのため、レシピに含まれる他の商品についても販売促進効果を有効に高めることができる。
【0023】
また、請求項4ないし請求項12に記載の発明によれば、計量された商品と、顧客が入力した抽出条件にと基づき、データベースからレシピを抽出することができる。これにより、顧客は、計量された商品を含むとともに、自己の趣向や意向に基づいたレシピを容易に取得することができる。そのため、顧客の購買意欲を向上させることができ、顧客へのサービスを向上させることができる。
【0024】
また、販売員は、対面する顧客との会話等から得た顧客の趣向や意向に基づき、入力部から最適な抽出条件を入力することができる。これにより、販売員は、計量された商品を含むとともに、顧客の趣向や意向に基づいたレシピを容易に取得することができる。そのため、レシピに含まれる他の商品についても販売促進効果を有効に高めることができる。
【0025】
特に、請求項5ないし請求項7に記載の発明によれば、着目レシピに登録された商品のうち、着目商品以外の不足商品に関する情報を出力部に出力することができる。そのため、顧客へのサービスをさらに向上させるとともに、販売促進効果をさらに高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0027】
<1.第1の実施の形態>
<1.1.計量装置のハードウェア構成>
図1および図2は、販売員側からみた場合、および、顧客側から見た場合における計量装置1の全体構成の一例を示す図である。なお、図1および以降の各図には、それらの方向関係を明確にすべく必要に応じて適宜、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を付している。
【0028】
対面販売用計量装置(以下、単に、「計量装置」とも呼ぶ)1は、販売員が顧客と対面してコミュニケーションを取りつつ、顧客に対して商品を販売可能なハカリである。計量装置1は、例えば、スーパー、百貨店などの食料品売り場や専門店で使用され、従来の計量装置の機能、およびPOSレジスターの機能を1台に集約したものである。図1および図2に示すように、計量装置1は、主として、計量部10と、操作パネル20と、計量情報表示部25と、レシピ情報表示部26と、印刷部30と、制御部40と、大容量記憶部43と、を備える。
【0029】
計量部10は、計量皿15上に載置された計量対象物(商品)7の重量を計量する。計量部10は、ロードセル(図示省略)によって検出された電気量(電気抵抗値)を変換することによって、各商品7の重量を計量する。図2は、計量装置1による計量例としてトレー5に載せられた計量対象物(商品)7の重量を計量する様子を示している。ここで、計量対象物7には、例えば、肉のように単位重量当たりの単価が定められた商品が含まれる。
【0030】
操作パネル20は、食料品売場等の販売員側に配置されており、図1に示すように、入力キー21と、販売員側表示部22とを有する。販売員側表示部22は、いわゆるコンピュータのディスプレイとしての機能と、タッチパネルとしての機能と、を有する。したがって、販売員は、販売員側表示部22の画面22a(以下、「販売員側画面22a」とも呼ぶ)に表示された内容に基づき、タッチパネル機能を使用した入力作業(例えば、販売員側画面22aに表示されたコマンドボタンを押すこと)を行うことにより、計量装置1に対して所定の処理を実行させることができる。
【0031】
入力キー21は、販売員側表示部22付近に配設されており、図1に示すように、数字キーや取消キーなど複数のキーによって構成されている。したがって、販売員は、販売員側画面22aの表示に基づき、計量装置1に商品の価格を入力したり、計量装置1に対して所定の処理を実行させることができる。
【0032】
このように、本実施の形態において、入力キー21および販売員側表示部22は、販売員からの入力を受け付ける入力部として使用される。また、販売員側表示部22は、販売員側画面22aに所定の情報を表示することにより、販売員に対してこの情報を出力する出力部としても使用される。
【0033】
計量情報表示部25は、食料品売場等の顧客側に配置されている。図2に示すように、計量情報表示部25は、主として、メッセージ表示部25aと、価格情報表示部25bとを有する。メッセージ表示部25aには、商品の売り出し情報や、お勧め商品に関する情報のように顧客の次回の来店につなげる販促メッセージが表示される。これにより、アピール効果を高めるなど対面販売をより強力にサポートすることができる。また、価格情報表示部25bには、図2に示すように、計量中の商品7の重量、単価、商品価格(値段)が表示される。
【0034】
レシピ情報表示部26は、計量情報表示部25と同様に、顧客側に配置されており、図1に示すように、計量装置1の本体部50と別体に設けられている。また、レシピ情報表示部26は、販売員側表示部22と同様に、いわゆるコンピュータのディスプレイとしての機能と、タッチパネルとしての機能をと、有する。したがって、顧客は、レシピ情報表示部26の画面26a(以下、「顧客側画面26a」とも呼ぶ)に表示された内容に基づき、タッチパネル機能を使用した入力作業を行うことにより、計量装置1に対して所定の処理を実行させることができる。
【0035】
このように、本実施の形態において、レシピ情報表示部26は、顧客からの入力を受け付ける入力部として使用される。また、レシピ情報表示部26は、顧客側画面26aに所定の情報を表示することにより、顧客に対してこの情報を出力する出力部としても使用される。
【0036】
印刷部30は、例えば感熱方式等の印刷方式により、記録紙32に対して文字、図形および記号等の印刷を実行する。ここで、記録紙32が、商品7に貼付されるラベルとして使用される場合、記録紙32には、計量された商品7に関する情報(例えば、商品7の重量、加工日、販売店名等)が印刷される。また、印刷部30は、商品7を食材として含む料理レシピも印刷可能とされている。このように、印刷部30は、記録紙32に所定の情報を印刷することにより、顧客に対して所定の情報を出力する出力部として使用される。
【0037】
制御部40は、図2に示すように、プログラムや変数等を格納するメモリ41と、メモリ41に格納されたプログラムに従い、所定の処理を実行するCPU42と、を有する。したがって、CPU42がメモリ41に格納されたプログラムに従った処理を実現することにより、後述するレシピの抽出処理、各表示部22、25、26の表示処理、商品7の計量処理、および記録紙32の印刷処理が実行される。
【0038】
また、制御部40は、信号線40aを介して大容量記憶部43と電気的に接続されている。大容量記憶部43は、シリコンディスクドライブやハードディスクドライブ等のようにメモリ41と比較して記憶容量の大きな素子によって構成されており、必要に応じてメモリ41との間でデータの授受を行う。
【0039】
図3は、本実施の形態におけるレシピテーブル44aのデータ構造の一例を示す図である。また、図4は、本実施の形態における商品テーブル44bのデータ構造の一例を示す図である。本実施の形態において、大容量記憶部43は、データベース44を記録可能とされている(図2参照)。データベース44は、主として、レシピテーブル44aと、商品テーブル44bとによって構成される。
【0040】
レシピテーブル44aには、商品テーブル44bに登録された商品のいずれかを使用する料理につき、そのレシピ(調理方法)に関する情報が登録される。すなわち、レシピテーブル44aは、複数のレシピによって構成されるレシピ集合(第2集合)である。
【0041】
図3に示すように、レシピテーブル44aは、主として、「レシピID」、「料理名」、「手順数」、および複数の「手順」の各フィールド(列)を有する。なお、図3において「手順」フィールドは、図示の都合上、2つのみ示している。
【0042】
「レシピID」フィールドには、レシピテーブル44aに登録された各レコード(各行)を一意に識別するために使用される値が格納されている。また、「料理名」には、各レシピの名称が格納されている。また、「手順数」には、各料理の調理手順数を示す数字が格納されている。
【0043】
また、複数の「手順」フィールドのうち、「手順数」フィールドに格納された数のフィールドには、それぞれ調理手順(作業)を示す文字列が格納されている。そして、各レコードの料理は、複数の「手順」フィールドに格納された各作業につき、左から右のフィールドに向かって順に実行されることによって、完成する。
【0044】
さらに、「URL(Uniform Resource Locator)」フィールドは、レシピに関する情報について、インターネット上の格納場所を示す文字列が格納されている。
【0045】
商品テーブル44bには、計量装置1にて計量される商品に限定されず、店舗で販売される様々な商品に関する情報が登録されている。すなわち、商品テーブル44bは、複数の商品によって構成される商品集合(第1集合)である。図4に示すように、商品テーブル44bは、主として、「商品ID」、「商品名」、「販促フラグ」、「販売場所」、「単価」、「単位」、「数量」、および「レシピID」の各フィールドを有する。
【0046】
「商品ID」フィールドには、商品テーブル44bの各レコードを一意に識別するために使用される値が格納されている。また、「商品名」フィールドには、各商品の名称が格納されている。
【0047】
「販促フラグ」フィールドには、各レコードの商品が本日の販売促進商品であるか否かを示す値が格納されている。例えば、「商品ID」が「1001」となるレコードについて、「販促フラグ」には「1」が格納されており、「牛肉(ステーキ用)」が本日販売促進商品であることが分かる。
【0048】
「販売場所」フィールドには、各レコードの商品が店舗内のどこに配置されているかを示す値(文字列)が格納されている。例えば、「商品ID」が「2001」となる「ニンニク」は、店舗内の「野菜コーナ」に配置されていることが分かる。
【0049】
「単価」フィールドには、単位数量当たりの価格が、「単位」には、各レコードの単価の基準となる単位が、それぞれ格納されている。例えば、「商品ID」が「1001」となる「牛肉(ステーキ用)」について、単価は、1枚当たりの価格であることが分かる。
【0050】
「レシピID」フィールドには、レシピテーブル44aの「レシピID」フィールドに含まれる値のいずれかが格納されており、レシピテーブル44aおよび商品テーブル44bは、共通の「レシピID」フィールドをキーとして関連付けられている。
【0051】
したがって、「レシピID」が特定の値となるレコードをレシピテーブル44aから抽出することにより、特定のレシピで使用される商品(食材)を取得することができる。例えば、「レシピID」が「1121」となるレコードを商品テーブル44bから抽出することにより、「ビーフステーキ」で使用される商品を取得することができる。
【0052】
また、「数量」フィールドには、レシピテーブル44aと関連づけられた料理を作る場合において、その料理で使用される商品の必要数量が格納されている。例えば、「商品ID」が「1001」となるレコードについて、「ビーフステーキ」(「レシピID」=「1121」)を作るためには、「牛肉(ステーキ用)」が4枚必要であることが分かる。
【0053】
ここで、本実施の形態において、商品テーブル44b(第1集合)に登録された各商品は、レシピテーブル44a(第2集合)に登録された各レシピと多対一に対応付けられている。したがって、商品テーブル44bのレコードが1つ指定されて着目商品が定まると、対応する1つのレシピが定まる。そして、着目商品の「レシピID」に格納された値と等しくなるレコードを商品テーブル44bから抽出することにより、1つのレシピで使用される食材(商品)に関する情報を取得することができる。
【0054】
また、本実施の形態において、レシピテーブル44aに登録された各レシピは、少なくとも1つ以上の販売促進商品を有するように設定されている。すなわち、「レシピID」に格納された値が等しいレコードを商品テーブル44bから抽出した場合、その抽出されたレコードのうち少なくとも1つの「販促フラグ」には、「1」が格納されている。
【0055】
<1.2.計量装置の機能構成>
図5は、計量装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。ここでは、図5を参照しつつ、計量装置1の機能構成について説明する。
【0056】
表示処理制御部45は、図5に示すように、販売員側表示部22、計量情報表示部25、およびレシピ情報表示部26と、信号線40aを介して電気的に接続されている。これにより、販売員側表示部22と、計量情報表示部25のメッセージ表示部25aおよび価格情報表示部25bと、レシピ情報表示部26と、には、表示処理制御部45からの画像信号に基づいた情報が表示される。また、表示処理制御部45は、販売員側表示部22およびレシピ情報表示部26について、タッチパネル機能を利用した入力作業が実行されたか否かの監視処理も実行する。
【0057】
計量処理制御部46は、図5に示すように、信号線40aを介して計量部10と電気的に接続されている。計量処理制御部46は、計量部10のロードセル(図示省略)から出力される電気量に基づき、各商品7の重量値を演算する。また、計量処理制御部46は、計量された商品7の重量値と、商品7の単価とにより商品価格(値段)を演算する。
【0058】
印刷処理制御部47は、図5に示すように、信号線40aを介して印刷部30と電気的に接続されている。これにより、印刷部30は、印刷処理制御部47からの印刷信号(印刷データ)に基づいた情報を印刷することができる。
【0059】
抽出部48は、着目商品に関する情報(例えば、入力キー21、販売員側表示部22、およびレシピ情報表示部26から入力された「商品ID」)に基づいて、データベース44からレシピに関する情報を抽出する。
【0060】
通信部49は、ネットワークを介して接続された情報処理装置(図示省略)との間でのデータの授受を実行することができる。例えば、通信部49は、文字データおよびバイナリデータを、指定されたメールアドレスに電子メールとして送信する送信部として使用される。
【0061】
図6は、販売員側画面22aの一例を示す図である。図7は、顧客側画面26aの一例を示す図である。以下では、販売員が顧客の求めに応じ、計量対象となる商品を販売する場合において、各制御部45〜47、および抽出部48によって実行される処理を説明する。
【0062】
顧客の求めに応じて商品を計量する場合、販売員は、販売員側画面22aに表示された商品ボタン66のうち、計量商品(着目商品)と対応するボタン66を押す。商品ボタン66が押されると、販売員側表示部22のタッチパネル機能により、表示処理制御部45には、商品テーブル44bの「商品ID」フィールドに格納されている値のうちいずれかが入力される。例えば、販売員側画面22aの商品ボタン66aが押されると、表示処理制御部45には、「1001」が入力される。
【0063】
表示処理制御部45に「商品ID」が入力されると、抽出部48は、入力値と一致するレコードを商品テーブル44bから抽出し、「単価」および「レシピID」の値を取得する。取得された値のうち、「単価」については、販売員側画面22aの単価エリア63と、計量情報表示部25の価格情報表示部25bと、に表示される。
【0064】
また、抽出部48は、販売員側表示部22からの入力値と、取得された「レシピID」の値(以下、「取得レシピID値」とも呼ぶ)に基づいて、牛肉(ステーキ用)を食材として含むレシピ情報を生成する。
【0065】
すなわち、抽出部48は、レシピテーブル44aの「レシピID」をキーとして検索し、取得レシピID値(=「1121」)と一致するレコードをレシピテーブル44aから抽出する。そして抽出されたレコードから「料理名」、「手順数」、複数の「手順」、および「URL」の各値を取得する。
【0066】
また、抽出部48は、商品テーブル44bの「レシピID」をキーとして検索し、取得レシピID値と一致するレコードを抽出する。本実施の形態の場合、「商品ID」が「1001」、「2001」、および「2002」となるレコードが抽出される。
【0067】
そして、抽出された各レコードから「商品名」を取得する。ここで、各レシピには少なくとも1つ以上の販売促進商品が含まれている。したがって、抽出された複数のレコードのうち少なくとも1つ以上には、「販促フラグ」が「1」となるレコードが含まれる。
【0068】
抽出された「料理名」、複数の「商品名」、複数の「手順」、および「URL」は、表示処理制御部45によって、顧客側画面26aの料理名エリア27a、材料エリア27b、調理手順エリア27c、およびURLエリア27dに表示される。例えば、URLエリア27dには、着目レシピと対応付けられたURLが文字情報として表示される。
【0069】
これにより、顧客は、例えば自宅のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用し、このURLにアクセスすることにより、データベース44に格納されたレシピに関する情報をダウンロードすることができる。そのため、顧客は、自宅等のような店舗外の場所でも着目商品を食材として含むレシピを取得することができる。
【0070】
顧客側画面26aの2次元バーコードエリア27fには、「URL」が2次元バーコードとして表示される。これにより、顧客は、2次元バーコードリーダとインターネットアクセス端末として使用可能な機器(例えば、これら機能を有する携帯電話)を使用することにより、この機器からレシピに関する情報を取得することができる。
【0071】
また、顧客側画面26aには、送信ボタン27e、レシピ印刷ボタン27g、および不足商品表示ボタン27h、が設けられている。送信ボタン27eが顧客によって押されると、通信部49は、顧客が指定したメールアドレスにURLの文字情報を電子メールとして送信する。また、レシピ印刷ボタン27gが押されると、印刷処理制御部47は、印刷部30に対して印刷信号を送信し、このレシピに関する情報が印刷された記録紙32に記録される。
【0072】
図8は、顧客によって不足商品表示ボタン27hが押された場合の顧客側画面26aの一例を示す図である。不足商品表示ボタン27hが押されると、レシピ情報表示部26には、着目商品以外の不足商品に関する情報が表示される。
【0073】
具体的には、顧客側画面26aの不足商品リスト28aには、不足商品の商品名、販売場所、単価、必要数量、および価格が表示される。また、店舗案内エリア28bには、各不足商品が店舗内のどこで販売されているかを示す地図が表示される。また、顧客によって印刷ボタン28cが押されると、印刷部30の排紙口31から、不足商品に関する情報が印刷された記録紙32が排出される。
【0074】
そして、商品が計量されると、計量処理制御部46は、商品の重量値を演算するとともに、この計量された重量値と商品の単価とに基づいて商品価格を演算する。表示処理制御部45は、この重量値および商品価格を、販売員側表示部22の重量エリア64および価格エリア65と、計量情報表示部25の価格情報表示部25bと、に表示させる。
【0075】
なお、図6に示すように、販売員側画面22aには、顧客側画面表示ボタン69aが設けられている。このボタン69aが押されると、販売員側表示部22にレシピ情報表示部26と同様な画面が表示される。これにより、販売員は、顧客と同一のレシピ情報を参照しつつ、レシピに含まれる各食材(商品)について説明することができる。そのため、対面する顧客に対して、的確に各食材についての説明を行うことができ、販売促進効果をさらに有効に高めることができる。
【0076】
<1.3.第1の実施の形態の計量装置の利点>
以上のように、本実施の形態の計量装置1において、レシピ情報表示部26には、計量された商品(着目商品)に基づいて抽出され、少なくとも1つ以上の販売促進商品を有するレシピが表示される。また、顧客は、この表示されたレシピを印刷し、この表示されたレシピのURL情報を取得することができる。
【0077】
これにより、顧客は、計量された商品を使用したレシピに関する情報を容易に取得することができる。そのため、顧客の購買意欲を向上させるとともに、顧客へのサービスを向上させることができる。
【0078】
また、販売員は、対面する顧客に対して、抽出された着目レシピにつき、この着目レシピに含まれる販売促進商品についても説明することができる。そのため、着目商品だけでなく、販売促進商品についても、販売促進効果を有効に高めることができる。
【0079】
さらに、本実施の形態の計量装置1は、着目レシピに含まれる商品(食材)につき、不足商品に関する情報をレシピ情報表示部26に表示し、記録紙32に印刷することができる(図8参照)。そのため、顧客へのサービスをさらに向上させるとともに、販売促進効果をさらに高めることができる。
【0080】
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態における計量装置1は、第1の実施の形態のものと比較して、
(1)データベース44のデータ構造が相違する点と、
(2)抽出部48によるデータの抽出手法が相違する点と、
を除いては、第1の実施の形態と同じである。そこで、以下ではこの相違点を中心に説明する。なお、以下の説明において、第1の実施の形態の計量装置1における構成要素と同様な構成要素については同一符号を付している。これら同一符号の構成要素は、第1の実施の形態において説明済みであるため、本実施形態では説明を省略する。
【0081】
図9は、商品テーブル144aのデータ構造の一例を示す図である。また、図10は、複合テーブル144bのデータ構造の一例を示す図である。本実施の形態において、データベース44は、主として、レシピテーブル44aと、商品テーブル144aと、複合テーブル144bと、によって構成される。
【0082】
商品テーブル144aには、第1の実施の形態の商品テーブル44bと同様に、計量装置1にて計量される商品に限定されず、店舗で販売される様々な商品に関する情報が登録されている。また、図9に示すように、商品テーブル144aは、商品テーブル44b(図4参照)の「数量」および「レシピID」フィールドを有さない点を除いては、商品テーブル44bと同様なデータ構造を有する。
【0083】
複合テーブル144bは、商品テーブル144a(第1集合)に登録された各商品と、レシピテーブル44a(第2集合)に登録された各レシピと、を多対多に対応付けるために使用されるテーブルである。図10に示すように、複合テーブル144bは、主として、「商品ID」、「レシピID」、および「数量」の各フィールド(列)を有する。
【0084】
「商品ID」フィールドには、商品テーブル144aの「商品ID」フィールドに含まれる値のうちいずれかが格納されており、商品テーブル144aと複合テーブル144bとは、共通の「商品ID」フィールドをキーとして関連付けられている。
【0085】
「レシピID」フィールドには、レシピテーブル44aの「レシピID」フィールドに含まれる値のうちいずれかが格納されており、レシピテーブル44aと複合テーブル144bとは、共通の「レシピID」フィールドをキーとして関連付けられている。
【0086】
この場合、抽出部48は、以下の手順によって、レシピに関する情報を抽出する。
【0087】
計量装置1によって2以上の商品(着目商品)が計量され、販売員側表示部22から2以上の「商品ID」が入力されると、抽出部48は、まず、(1)この2以上の「商品ID」のいずれかを有し、かつ、(2)「レシピID」の値が一致するレコードを複合テーブル144bから抽出する。
【0088】
次に、抽出部48は、抽出されたレコードから、「レシピID」の値を取得する。ここで、(1)および(2)の条件を満たす「レシピID」が複数存在する場合、それぞれについて「レシピID」の値を取得する。すなわち、抽出部48は、複数の着目商品に対応する複数のレシピをデータベース44から抽出する。
【0089】
続いて、取得された「レシピID」が複数存在する場合、販売員側表示部22、および/または、レシピ情報表示部26には、複数のレシピからいずれかのレシピを指定するための画面が表示される。そして、顧客または販売員によって、いずれかのレシピが指定されると、レシピ情報表示部26には、指定されたレシピに関する情報が表示される(例えば、図7参照)。また、表示されたレシピ情報は、レシピ印刷ボタン27g(図7参照)が押されることにより、印刷部30で印刷される。
【0090】
このように、計量された複数の商品に基づき、データベース44からレシピを複数抽出することができる場合、顧客は、複数のレシピから着目レシピを指定し、このレシピに関する情報をレシピ情報表示部26に表示させ、または、印刷部30によって記録紙32に印刷させることができる。これにより、顧客は、計量された複数の商品に基づいたレシピを容易に取得することができる。そのため、顧客の購買意欲を向上させるとともに、顧客へのサービスを向上させることができる。
【0091】
また、販売員は、対面する顧客との会話等から得た顧客の趣向や意向に基づいて、抽出された複数のレシピから最適なレシピを選択し、レシピ情報表示部26にこのレシピを表示させることができる。そのため、レシピに含まれる他の商品についても販売促進効果を有効に高めることができる。
【0092】
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0093】
(1)第1ないし第3の実施の形態において、レシピ情報表示部26は計量装置1の本体部50と別体に設けられているが、これに限定されるものでない。例えば、レシピ情報表示部26は、本体部50に一体的に設けられてもよい。
【0094】
(2)また、第1の実施の形態において、「商品ID」は、販売員が販売員側画面22aの商品ボタン66a(図6参照)を押すことにより、表示処理制御部45に入力されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。
【0095】
図11は、変形例における顧客側画面26aを示す図である。この画面26aは、販売員が販売員側画面22aの商品ボタン66を押しておらず、表示処理制御部45に「商品ID」が入力されていない時点において、レシピ情報表示部26に表示される。図11に示すように、顧客側画面26aには、複数(本実施の形態の場合、4つ)の商品選択ボタン127(127a〜127d)が設けられている。
【0096】
顧客がこれら商品選択ボタン127のうちの1つを押すと、レシピ情報表示部26のタッチパネル機能により、表示処理制御部45に「商品ID」が入力される。これにより、抽出部48は、「商品ID」に応じたレシピをデータベース44から抽出し、レシピ情報表示部26にレシピに関する情報が表示される。例えば、商品選択ボタン127aが押されると、表示処理制御部45には「1001」が入力され、レシピ情報表示部26には、ビーフステーキのレシピが表示される(図7参照)。
【0097】
このように、第1の実施の形態において、着目商品は、計量された商品に限定されず、計量前の商品であってもよいし、計量装置1の計量対象とならない商品(例えば、箱売り商品)であってもよい。
【0098】
(3)また、第2の実施の形態において、抽出部48は、販売員側表示部22から入力される2以上の「商品ID」を抽出条件とし、これら複数の「商品ID」に基づいてデータベース44からレシピ情報を取得しているが、これに限定されるものでない。
【0099】
例えば、計量された商品(着目商品)の「商品ID」と、顧客がレシピ情報表示部26から入力した抽出条件(予算額、必要人数、嗜好、料理の用途、顧客の特徴などのいずれか又はそれらの組み合せ)と、に基づいてデータベース44を検索し、最適なレシピを取得するようにしてもよい。
【0100】
これにより、顧客は、計量された商品を含むとともに、自己の趣向や意向に基づいたレシピを容易に取得することができる。そのため、顧客の購買意欲を向上させることができ、顧客へのサービスを向上させることができる。
【0101】
また、計量された商品の「商品ID」と、販売員が入力キー21または販売員側表示部22から入力する抽出条件と、に基づいてデータベース44を検索し、最適なレシピを取得するようにしてもよい。これにより、販売員は、計量された商品を含み、顧客の趣向や意向に基づいたレシピを容易に取得することができる。そのため、レシピに含まれる他の商品についても販売促進効果を有効に高めることができる。
【0102】
なお、上述の嗜好にはあっさり、こってり、和食、洋食などを含み、料理の用途には祭り用、誕生パーティ用、弁当用、冠婚葬祭用などを含み、顧客の特徴には年輩者、青年、子供、病人、健康状態などを含めることができるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0103】
【図1】本発明の第1ないし第3の実施の形態において、販売員側から見た場合における計量装置の全体構成の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1ないし第3の実施の形態において、顧客側から見た場合における計量装置の全体構成の一例を示す斜視図である。
【図3】第1ないし第3の実施の形態におけるレシピテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における商品テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】第1ないし第3の実施の形態における計量装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。
【図6】販売員側画面の一例を示す図である。
【図7】顧客側画面の一例を示す図である。
【図8】顧客側画面の一例を示す図である。
【図9】第2および第3の実施の形態における商品テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【図10】第2および第3の実施の形態における複合テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【図11】変形例における顧客側画面を示す図である。
【符号の説明】
【0104】
1 計量装置
7 計量対象物(商品)
10 計量部
20 操作パネル
21 入力キー
22 販売員側表示部
22a 販売員側画面
25 計量情報表示部
25a メッセージ表示部
25b 価格情報表示部
26 レシピ情報表示部
26a 顧客側画面
27d URLエリア
27e 送信ボタン
27f 2次元バーコードエリア
27g レシピ印刷ボタン
27h 不足商品表示ボタン
28c 印刷ボタン
30 印刷部
31 排紙口
32 記録紙
40 制御部
40a 信号線
41 メモリ
42 CPU
43 大容量記憶部
44 データベース
44a レシピテーブル
44b、144a 商品テーブル
48 抽出部
49 送信部
69a 顧客側画面表示ボタン
127 商品選択ボタン
144b 複合テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
販売員が、顧客と対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置であって、
(a) 商品を計量する計量部と、
(b) 複数の商品によって構成される第1集合と、複数のレシピから構成される第2集合と、を多対一に対応付けて格納するデータベースを記録可能な記憶部と、
(c) 着目商品に基づいて、前記データベースからレシピを抽出する抽出部と、
(d) 前記抽出部によって抽出された着目レシピに関する情報を出力可能な出力部と、
を備え、
前記第2集合に登録された各レシピは、少なくとも1つ以上の販売促進商品を有することを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項2】
請求項1に記載の対面販売用計量装置において、
前記着目商品は、前記計量部で計量された商品であることを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項3】
販売員が、顧客と対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置であって、
(a) 商品を計量する計量部と、
(b) 販売員または顧客からの入力を受け付ける入力部と、
(c) 商品とレシピとを対応付けて格納したデータベースを記録可能な記憶部と、
(d) 着目商品に対応する複数のレシピを前記データベースから抽出する抽出部と、
(e) 前記抽出部によって抽出された複数のレシピのうち、前記入力部からの入力に基づいて指定された着目レシピにつき、該着目レシピに関する情報を出力可能な出力部と、
を備え、
前記着目商品は、前記計量部によって計量された複数の商品であることを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項4】
販売員が、顧客と対面しつつ商品を販売可能な対面販売用計量装置であって、
(a) 商品を計量する計量部と、
(b) 販売員または顧客からの入力を受け付ける入力部と、
(c) 商品とレシピとを対応付けて格納したデータベースを記録可能な記憶部と、
(d) 着目商品と、前記入力部から入力された抽出条件と、に基づいたレシピを前記データベースから抽出する抽出部と、
(e) 前記抽出部によって抽出された着目レシピに関する情報を出力可能な出力部と、
を備え、
前記着目商品は、前記計量部によって計量された商品であることを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、
前記出力部は、前記着目レシピに登録された商品のうち、前記着目商品以外の不足商品に関する情報を出力することを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項6】
請求項5に記載の対面販売用計量装置において、
前記不足商品に関する情報は、前記不足商品の販売場所であることを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項7】
請求項5または請求項6に記載の対面販売用計量装置において、
前記不足商品に関する情報は、前記不足商品の価格であることを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項8】
請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、
前記出力部は、前記着目レシピに登録された料理の調理方法を出力することを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項9】
請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、
前記出力部は、前記着目レシピと対応付けられたURLを出力することを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項10】
請求項9に記載の対面販売用計量装置において、
前記出力部は、前記URLを文字情報として出力を特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項11】
請求項10に記載の対面販売用計量装置において、
前記出力部は、前記URLに関する文字情報を顧客のメールアドレスに電子メールとして送信する送信部であることを特徴とする対面販売用計量装置。
【請求項12】
請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の対面販売用計量装置において、
前記出力部は、前記URLを2次元バーコードとして出力を特徴とする対面販売用計量装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2007−225474(P2007−225474A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−48056(P2006−48056)
【出願日】平成18年2月24日(2006.2.24)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】