説明

嵩ばる廃容器圧縮ケース

【課題】 台所でゴミと混同して廃棄されゴミ容量を増大させている嵩ばる廃容器を別途、圧縮集積してゴミ全体の体積を減少させてゴミ捨ての手間を削減。台所の「省スペース」「美化」「清潔」を課題とした
【解決手段】 いずれにしても以後は投棄するだけの嵩ばる廃容器圧縮集積最終工程故、製品の安価を実現するためあえて手動式にして、すべてワンタッチ方式にして廃棄から最終投棄迄不潔な廃棄物に触手せず、半密閉状能で保管出来る。部品数2種(3点)同形備品8点にして部品種を3種に集約。金形代金を節約。又、折りたたみ方式にして不使用時の省スペース化。維持費0円。半永久使用可

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は玉子、納豆、豆腐、等のパック、麺類、飲料のカップ、食品のトレー等の嵩ばる使用済み容器、其の他を有床、開口のケースに廃棄、押圧板で圧縮、ケース横内壁面から内方に復数段、突設された突部で固定して廃棄物の総量を削減。台所の「省スペース」「美化」「清潔」を推進する器具並びに該器具の製造方法に関する
【背景技術】
【0002】
X状金具の上部にレジ袋を開口して設置し、其の中へゴミと混同して廃棄するだけの初歩的技術が主流で、特筆に値する技術は無い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
整理整頓達成の台所も廃棄物が開口されたゴミ袋の中で混然と露出している情景は不潔感があり隠蔽するにも手間が掛かる。又嵩ばる容器が廃棄物総量を増幅しているのでゴミ投棄の回数が多くなっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
毎日排出される廃棄物を無くす事は不可能故に嵩ばる廃容器を別途押圧集積して廃棄物総量の体積を減少する事に着目した
【0005】
昼夜を問わず多少を問わず雑多に多数回に渡り排出される廃棄物に対応する器具故使用頻度を考慮して使用方法を簡略化。器具組み立てから最終レジ袋への投棄迄すべてワンタッチ方式に設定。構成も折りたたみ方式にして不使用時、運送時の省スペース化を主眼とした。
【0006】
ケースを製作して、其の中へ廃棄物を投棄して押圧、する方法が最善と思われるので先づプラスチックケース横側板図1を16から上部へ折り曲げ図2タテ側板図3を左右の先端部位に組み込み有床、開口、長方形ケース(図4)を製作する
【0007】
開口部へ廃棄物を投棄して押圧板で圧縮するが次の段階で其の押圧板の処遇が壁になる。目的達成なので除去すると折角押圧集積した廃棄物が反発復元するからだ
【0008】
そこで本発明は発想を逆転して押圧板に圧縮集積固定の機能を維持させたまま其の上へ容器を廃棄。押圧板で圧縮、固定。の動作をケースが満杯状能になるまで5〜6回反復する手段を考案した。図8
【0009】
案外強固な豆腐容器、空気が密封されたビニール袋等は押圧板角5、で粉砕する。又押圧時は貯留廃棄容器15を2回程中央へ集中させながら押圧すると良い
【0010】
満杯状態に押圧集積されたケース内の廃容器12を最終投棄する時は先づケース片方の先端部分図9、にスーパーで大量に配布されているレジ袋(大)使用済み2をケースの形状に合わせて装着するが圧縮継続に有効なレジ袋(大)の形状に合せてケースを製作して有る。当然ケース先端が挿入出来れば何でも可。
【0011】
次に其の部位のタテ側板3Aを上方へ引き抜く。同時に固定部4を抜き去ったケース横側板先端部が拡大する可能性がある。が前述の通りケース先端にレジ袋を装着して、防止してある
【0012】
今タテ側板を引き抜いた先端分位を下にしてケースを立て図10最下部になっている最初に装着したレジ袋の開口部をケースにそって最大限引き上げるX(ケース中央位い迄)
【0013】
次にケース上部位で水平になっているタテ側板3Bで圧縮集積物12を押し下げながら今度は横側板1を上へ引き抜く
【0014】
其の時横側板内壁面の突起部分7(押圧板ストッパー)に対して押し下げているタテ側板3Bの両端が障害になる
【0015】
解決法としてタテ側板3両端内側2cm程9の素材肉厚を薄くして障害になる先端部位10を可動させて軟弱に対応する手段を構じた。
【0016】
押し下げていた水平状のタテ側板3Bを除去して立状態になっている押圧板は引き抜き再使用。上から廃レジ袋をかぶせて密閉状態で投棄するが其の時レジ袋上部にはみだした廃容器の両端が落下する時が有るが立状圧縮されているので微量。圧縮時の最初と最後に縦長容器かビニル袋を意識して投入すれば防止出来る
【発明の効果】
【0017】
以上の手段により廃棄から最終投棄迄不潔な廃容器に触手する事なく圧縮集積状態で保管出来、且つ投棄後も圧縮状態が持続する
【0018】
圧縮集収され半密閉状態で保管されるので廃棄物は視野に入らず美的感覚とゴキブリ遮断を兼ね、圧縮時に噴出する微小で小量の粉塵もタテ側板最下段18極小穴より廃ビニール袋で収集する装置を併設した(A点拡大図)6
【0019】
各家庭から排出される廃棄物の容量を削減するので延長線上でゴミ収集日に各家庭から排出され路肩に山積されるゴミ袋の個体数減を誘発して環境美化に貢献。微細な事だがゴミ捨て用ビニール袋代金並びにゴミ収集時の手間を削減する。2ケース常備すれば今後推進されるポリ容器分別回収の体勢作りが整う
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本願発明有床、開口ケースの内面平面図である
【図2】図1の平面図をU形に折り曲げた断面図である
【図3】タテ側板斜視図である
【図4】ケース完成図である
【図5】押圧板平面図(1/3)である
【図6】押圧板タテ断面図である
【図7】押圧板使用方法図である
【図8】該器具稼動時の図である
【図9】レジ袋装着方法の図である
【図10】廃棄物最終投棄図である
【発明を実施するための形態】
【0021】
【実施例】
【0022】
以下本願発明の実施例を図面を参照にして説明する
【0023】
ケース側板図1を16から上部へ折り曲げ図2タテ側板図3を左右両端に19から挿入して有床、開口、長方形のケース図4を組み立てる
【0024】
ケースは横内壁両側から内方に帯状で三角形(90°、45°、45°最下部0.2cm)7六段階の突起部を有し押圧板で集積圧縮された廃容器の反発復元力に対応して六段階に押圧板8を固定する
【0025】
押圧板8はケース開口部と同形、小形で四面共開口部内面に軽く接触する程度。上辺タテ三等分地点14に二本横長の持ち手部分を設置。其の下部に1mmの切り込みを入れ13両先端を上方向のみに可動する舟形に設定。押圧時に横側板突起部からの上方向圧力を弱体化、する
【0026】
押圧板での圧縮方法は水平圧縮方法と傾斜圧縮方法があり図7案外強固な豆腐パック、空気が密封されたビニール袋等は押圧板角の突起部位5で粉砕する
【0027】
ケース本体稼動時は押圧板2枚をタテ側板上部の固定部位4を利用して横側板上部に平行して装着図8、廃容器貯留空間15を作る。残り6枚は両側タテ側板に平行して保管する(A点拡大図)
【0028】
圧縮時に噴出する微小で小量の粉塵はケース最下部とケース下部に廃ビニール袋を収縮して装着6。廃輪ゴムで固定11収集膨脹時点でそのまま室外へ持ち出し排出する
【産業上の利用可能性】
【0029】
構成は継続してケースを大形化。足踏み方式に変更すると、ガーゼ、綿製品、嵩ばる容器、等、の廃棄物が多い病院。飲料のカップ販売が多い社員食堂、球場イベント会場、等に転用出来る。カップに残留した小量の飲料はケースの粉塵噴出口下部より流出させて、ケースとは別に最下部に新設置する受容器で収集する
【符号の説明】
【0030】
1 横側板
2 廃レジ袋
3 タテ側板
4 側板固定部位
5 容器粉砕、圧力弱体化、兼用舟形角部位
6 廃ビニール袋
7 押圧板ストッパー
8 押圧板
9 タテ側板素材肉薄部分
10 タテ側板可動部位
11 廃輪ゴム
12 集積圧縮廃容器
13 押圧板下部1ミリ切り込み部位
14 持ち手部位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵩ばる廃容器をケースに廃棄して押圧板で圧縮固定するが以後押圧板は除去せずに圧縮固定の機能を維持させたまま其の上へ廃棄して、押圧板で圧縮固定を満杯に成るまで反復する(5〜6回)部品2種(3点)同形備品8点で構成され組み立てから使用方法迄すべてワンタッチ方式。半永久使用可維持費0円達成の該器具の製造方法並びに構成。
【請求項2】
集積圧縮した廃棄物でケースが満杯状態になり投棄する時は先づケース片方先端に廃レジ袋を装着図9最下部になっているレジ袋の開口部分を最大限引き上げるX次に上部で水平になっているタテ側板3Bで廃棄物を押し下げながら横側板1を引き抜く。 押し下げていたタテ側板3Bを除去。立状になっている押圧板を引き抜き袋をかぶせて投棄するが不潔な廃棄物に触手せず密閉状態で保管して投棄後も圧縮状態が持続する該器具の使用工程と廃棄物処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−46529(P2011−46529A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−234624(P2009−234624)
【出願日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【出願人】(591262056)
【Fターム(参考)】