説明

広告グループに基づく検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システム

本開示の検索リスト順の露出管理方法及びシステムは、キーワード及び前記キーワードに対応する検索リスト順を格納するための検索情報データベースを保持する段階と、前記格納されるキーワードの中で、所定個数のキーワードを選定し、所定の広告レコードに記録する段階と、一つ以上の前記広告レコードを広告グループに連関させる段階と、所定の検索の要請のために入力されたキーワードに対応する検索リスト順を、前記検索情報データベースを参照して抽出する段階と、前記入力されたキーワードと関連する広告レコードを参照し、前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する段階と、を含み、前記広告レコードは、前記検索リスト順が表示される広告露出位置に関する等級順位情報を含み、前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、前記広告露出位置での所定入札処理を行い、前記入札処理の結果によって、前記抽出された検索リスト順の表示が可能であるか否かを判断する段階を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムに関し、より詳しくは、検索リスト順の抽出に関与する一つ以上の広告レコードを一つの広告グループに連関させ、広告条件の属性調整及び広告終了条件の満足による検索リスト順の遮断が一括的に行われるようにして、階層的な広告管理を具現する検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近来、インターネットの大衆化と共に、検索者が検索エンジンを介して入力した質疑に応じて、検索の結果として、アドバタイザーに関する簡略情報を提供する情報検索サービスが活発に運営されており、このような情報検索サービスにより、アドバタイザーは、自社の広告広報を検索者に提供することができる。
【0003】
一般に、アドバタイザーの簡略情報が情報検索サービスにより表示されるようにするために、アドバタイザーには、個別検索エンジンとの所定契約関係の締結のための登録過程が求められる。前記契約関係には、簡略情報の表示に関連する広告条件、簡略情報の表示によって発生する広告費用、簡略情報の表示を遮断する終了条件などに関するものがあり、このような契約関係による簡略情報の登録を複数の検索エンジンに対して一々締結しなければならないため、アドバタイザーにとってかなり煩わしい過程であることは、周知である。また、検索エンジンとの個別契約の締結によって、簡略情報の表示に対する広告管理自体が複雑となり、体系的な管理が容易でなくなる。
【0004】
これを克服するために、韓国特許出願第10−2002−69485号(以下、出願発明という)では、検索広告と関連する一つ以上の検索リストをグループ(カテゴリ)として管理することができる手段をアドバタイザーに提供する発明を開示している。これによって、出願発明は、アドバタイザーの検索語の修正に係る入力により、カテゴリに含まれる検索リストに対するURL、タイトル、説明などが一度に修正されるようにして、検索リストの管理が体系的で且つ容易に行われるようにしている。
【0005】
ところが、出願発明では、広告管理が行われる修正の対象を検索リスト(アドバタイザーの簡略情報)の内容に限っており、その他の広告条件の変更や検索リスト別の選択的な検索リストの修正に対しては、相変らず、アドバタイザーの個別修正/変更に依存する限界を有している。
【0006】
なお、アドバタイザーのマーケティング広告の戦略によって、検索エンジンに対する広告予算を編成したり、発生するクリック数を柔軟に調整するなどの本格的な広告管理サービスは、前記出願発明から類推することは不可能であり、これによりアドバタイザーの効果的な広告の遂行が阻害されるという問題点が発生する。
一方、アドバタイザーは、企画した広告効果、または所定の販売実績が達成される時点で、簡略情報の表示がこれ以上行われないようにして、無駄な広告費用が発生しないことを強く求めている。このような実情であるのにもかかわらず、現在までの広告管理方式は、簡略情報の表示によって発生する広告効果や販売実績を考慮せず、登録時に締結した契約によって一方的に簡略情報を表示させることに留まっている。
【0007】
従って、従来の、単に検索リストをグルーピングして管理する広告管理方式から離れ、アドバタイザーのマーケティング広告の戦略によって、簡略情報の表示を柔軟に制御することができる新しい形態の検索リスト順の露出管理モデルの登場が求められている。なお、簡略情報が表示される露出対象に対する調整が、一つの変更要素のデータの入力によって行われるようにして、一括的な属性の変更が誘導されるようにする露出管理モデルが求められている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記のような問題点を解決するために案出したものであって、検索リスト順の抽出に関与する一つ以上の広告レコードを一つの広告グループにグルーピングし、検索リスト順に対する抽出変更の要素が広告グループに入力されることによって、グルーピングされた広告レコードに対する一括的な属性の変更が行われるようにする検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の目的は、検索リスト順が表示される露出対象を、アドバタイザーの任意の選択に応じて地域、年齢、性別に制限することによって、アドバタイザーのマーケティング広告の戦略に最適する検索者に限って、検索リスト順が表示されるようにする検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、検索リスト順に対する検索者のクリック選択によって生成される広告執行情報が、所定の広告終了の条件を満足する時点で、検索リスト順の表示が遮断されるようにすることによって、広告終了の時点に対するアドバタイザーの能動的な制御を可能にする検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することにある。
【0011】
また、本発明のさらに他の目的は、抽出の原因になるキーワードと、検索の要請のために入力されるキーワードとの連関性の有無を判断する方式によって、検索リスト順を抽出させる検索モードの多様化を図る検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記の目的を達成するための本発明の一実施形態による検索リスト順の露出管理方法は、キーワード及び前記キーワードに対応する検索リスト順を格納するための検索情報データベースを保持する段階と、前記格納されるキーワードの中で所定個数のキーワードを選定し、所定の広告レコードに記録する段階と、一つ以上の前記広告レコードを広告グループに連関させる段階と、所定の検索の要請のために入力されたキーワードに対応する検索リスト順を、前記検索情報データベースを参照して抽出する段階と、前記入力されたキーワードと関連する広告レコードを参照し、前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する段階と、を含み、前記広告レコードは、前記検索リスト順が表示される広告露出位置に関する等級順位情報を含み、前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、前記広告露出位置での所定入札処理を行い、前記入札処理の結果によって、前記抽出された検索リスト順の表示が可能であるか否かを判断する段階を含むことを特徴とする。
【0013】
また、前記目的を達成するための技術的構成として、検索リスト順の露出管理システムは、前記検索リスト順の表示と関連する露出情報を記録するための広告レコードと、一つ以上の前記広告レコードを連関する広告グループと、前記広告グループに所定の広告終了の条件を記録する広告条件入力手段と、検索者の検索の要請に応じて、前記露出情報に基づく所定の検索リスト順を前記検索者に提供する結果提供手段と、前記提供された検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択を受信し、前記クリック選択と連関して生成された所定の広告執行情報を前記広告グループに記録する執行情報生成手段と、前記記録された広告執行情報と前記広告終了の条件とを比較し、前記広告執行情報が前記広告終了の条件を満足する場合、前記広告グループと連関する前記広告レコードによる検索リスト順の提供を中断させる動作制御手段と、を含むことを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、添付した図を参照して、本発明による検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムについて説明する。
【0015】
本明細書で持続的に使用される広告グループは、アドバタイザーに関する検索リスト順を複数の広告媒体に選択的に表示されるようにするためのものであって、検索リスト順が表示される広告媒体を特定する広告レコードに対する階層的な管理を行うための広告管理構造を称する。即ち、広告グループは、アドバタイザーに対する広告行為(検索リスト順表示)が体系的に行われるようにするため、一つ以上の広告レコードを組職化して管理し、広告の行為において、所定の変更事項が発生する場合、広告グループに含まれる全ての広告レコードに該当変更事項が一括的に反映されるようにして、広告管理の便利性を極大化する。検索リスト順は、所定の検索者が広告媒体の一部である検索エンジン上で、キーワードを入力することによって生成された検索の要請に応じて抽出される検索結果の項目の一つを意味する。即ち、検索リスト順は、検索者120が入力したキーワードに対応するアドバタイザー130のウェブページまたはウェブサイトと連関する情報を含み、該当ウェブページまたはウェブサイトのタイトル、URL、及び簡単な説明などを含む。このような検索リスト順は、一般の検索結果としての機能と共に、検索エンジン上で、アドバタイザーに対する広告情報を検索者に提供されるようにして、所定の広告効果(例えば、検索者をアドバタイザーが運営するウェブサイトに接続誘導)が発生するようにする機能も保有している。
【0016】
図1は、本発明による露出管理システムの動作の概念を簡略に説明するための図である。
【0017】
露出管理システム100は、広告行為のための所定の広告条件を制御する単位階層を階層的な構造(ピラミッド構造)に組織することによって、アドバタイザー130の広告行為が体系的に管理されるようにする装置である。ここで、単位階層は、広告条件を段階別に実現させるための構造体であり、広告管理が行われる規模、広告管理の業務の性格などによって、最上のアドバタイザー口座、キャンペーン、広告集合、及び最下の広告レコードなどに分類される。また、相違する単位階層の間には、支配/被支配の関係が成立されて、広告条件に対する一括的且つ選択的な条件の変更が可能である。例えば、広告条件に対する広告変更の要素が発生する場合、露出管理システム100は、関連する単位階層の広告条件が一括的に変更されるように調整するが、広告変更の要素が発生する単位階層の位置を識別し、識別された単位階層と被支配の関係にある単位階層でのみ、選択的に前記変更の要素が反映されるように制限することができる。これと関連する詳細な説明は後述する。
【0018】
まず、検索エンジン110は、検索者120が検索しようとするコンテンツ資料を保有するウェブサイトへの接続が容易であるよう、検索作業を支援するサーチプログラムまたはサーチウェブサーバを意味する。即ち、検索エンジン110は、検索者120の検索の要請に応じて、検索者120が要求する情報を提供することができるアドバタイザー130に関する簡略情報(望ましくは、本発明の検索リスト順)が提供されるようにすることによって、コンテンツ資料の検索に所要される時間を節約し、検索資料の正確度を高める役割を果たす。特に、抽出された簡略情報(検索リスト順)は、所定のリンク情報を含み、端末手段125に表示される簡略情報(検索リスト順)に対する検索者120の命令入力道具のクリック選択(例えば、マウスのクリック入力)が発生する場合、検索エンジン110は、該当アドバタイザー130とクリック選択を発生させた検索者120との接続を可能にする。
【0019】
検索者120は、検索エンジン110との接続のための所定の端末手段125を保有し、検索しようとするコンテンツ資料を保持するアドバタイザー130のウェブサイトに対する検索の要請を、検索エンジン110に所定のキーワードを入力して生成するインターネット利用者を意味する。
【0020】
端末手段125は、インターネットなどの通信網140を介して、本発明の露出管理システム100との接続状態を保持し、検索エンジン110の検索作業により抽出される一つ以上の検索リスト順を所定の画面上に表示する。このような端末手段125は、例えば、パソコン、ハンドヘルド(handheld)・コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、MP3プレーヤー、電子辞書、携帯電話、スマートフォンなどのように、所定のメモリ手段を備え、所定のマイクロプロセッサを搭載することによって、所定の演算能力を備えた端末機を通称する概念である。
【0021】
アドバタイザー130は、ネットワークアドレス(例えば、IP address、URL、domainなど)によりネットワーク上の位置が指定されるウェブサイトを運営する、例えば、コンテンツ供給者(CP)を意味し、該当ウェブサイトと関連する検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって、所定の広告費用を本発明によるシステム運営者に支払うことになる。
【0022】
図2は、本発明による単位階層を組職化する露出管理システムの具体的な階層構造を説明するための図である。
【0023】
上述したように、単位階層は、記録される広告条件の業務の性格によって分類されることができ、露出管理システム110として組職される単位階層の数は、システムの環境を考慮した本システムの運営者によって柔軟に決定されることができる。図2における露出管理システム100は、広告フィールド211、広告組合212、キャンペーン213、アドバタイザー口座214などの4個の単位階層に区分されることを例示している。
【0024】
まず、広告フィールド211は、検索リスト順の抽出、及び抽出された検索リスト順が表示される検索画面上の広告露出位置に関連する露出情報の記録のための装置であって、特定された検索エンジン110での検索リスト順の表示が具現されるようにする装置である。即ち、広告フィールド211は、検索リスト順が表示される検索エンジン110に対する識別情報を含み、検索リスト順の抽出の原因になるキーワード情報、及び広告露出位置と関連する等級順位情報を保持することになる。ここで、検索エンジン110は、広告媒体の一種であり、アドバタイザー130と関連する検索リスト順が検索の結果として表示され、検索者120に広告の効果が誘発されるようにすることによって、広告フィールド211は、検索エンジン110に接続する主な検索者120の性向(地域、年齢、性別)によって抽出される検索リスト順が相違であるように設定して、広告効果の極大化を図ることとなる。また、広告フィールド211は、表示される検索リスト順の広告露出位置による検索者120の接続連結の頻度及び単一クリック費用などを考慮して、設定された広告費用が許容する最適の広告露出位置に検索リスト順が表示される等級順位情報を決定することになる。
【0025】
広告集合212は、一つ以上の広告フィールド211を連関し、検索リスト順が表示される期間に関する広告持続情報を記録するための装置である。即ち、広告集合212は、検索リスト順が広告媒体に露出される時間の範囲に対する制御のためのものであって、例えば、検索リスト順の露出が開始される開始日及び終了される終了日、一日中の露出許容時間帯などに関する情報を制御することになる。特に、広告集合212は、検索リスト順の表示の許容に関する選択情報(ON/OFF)をさらに含み、例えば、アドバタイザー130の選択に応じて、表示の許容をしない場合(OFF選択)、該当広告集合212と連関する広告フィールド211による検索リスト順の抽出は、全て中止されるように制御する。即ち、広告集合212は、被支配の関係にある全ての広告フィールド211に対する広告の開始または中止を一括的に制御することができ、これにより階層的な広告管理が具現されるようにすることができる。
【0026】
キャンペーン213は、一つ以上の広告集合212を連関し、検索リスト順が表示される露出対象に関する選定情報を記録するための装置である。即ち、キャンペーン213は、アドバタイザー130が達成しようとする広告の目的、発生するものと予測される広告の効果などを考慮して、検索リスト順の露出されるべき対象を特定する役割を果たす。ここで、選定情報は、露出の対象になる地域、年齢、性別、チャンネルなどに関する情報を含み、検索者の地域、年齢、性別などによって、アドバタイザー130の検索リスト順が選別的に表示されるようにすることができる。特に、キャンペーン213によって特定されるチャンネルは、検索リスト順が表示される検索エンジン110に対する分野をさらに細分化するためのものであって、例えば、インターネット検索サーバ(ポータルサイト)、電子商取引サーバ、コミュニティーサーバなどのパートナーサイトに対する特定を可能にする。本実施形態では、チャンネルによる広告媒体の特定としてオンライン広告媒体に限定して説明しているが、これは、説明の便宜のためのものであって、放送広告媒体、刷り物広告媒体、イベントスポンサ媒体などのオフライン広告媒体に対しても特定が可能である。キャンペーン213により特定されたチャンネルは、被支配の関係にある広告組合212または広告フィールド211に影響が反映され、検索リスト順が露出される検索エンジン110を前記チャンネルに対応する所定のオンライン広告媒体に限定させている。例えば、キャンペーン213で特定されるチャンネルがインターネット検索サーバに限定される場合、広告フィールド211により抽出される検索リスト順は、前記インターネット検索サーバの一種である‘Naver検索エンジン'、‘知識iN検索エンジン’などに限定されて表示されるように制御される。
【0027】
アドバタイザー口座214は、一つ以上のキャンペーン213を連関し、検索リスト順の表示と関連する金額情報を記録するための装置である。即ち、アドバタイザー口座214は、アドバタイザー130のログイン情報、決済情報を含んでおり、被支配の関係にあるキャンペーン213、広告集合212、及び広告フィールド211で執行される広告の費用に対して、アドバタイザー130のログイン識別を通じて所定の課金処理が行われるようにする。アドバタイザー口座214に記録される決済情報は、下位単位階層で使用される予算金情報と関連し、アドバタイザー130の選択によって、所定の比率として各キャンペーン213または各単位階層に割り当てられる。
【0028】
本発明の露出管理システム100は、特定の検索エンジン110に対するアドバタイザー130の検索リスト順の表示が、各単位階層に含まれる広告条件によって体系的に管理されるようにするが、支配関係に位置する単位階層の広告条件に対する変更が、下位単位階層の広告条件に影響が反映されるようにして、一括的な広告属性の調整を可能にする。
【0029】
以下、図3を参照して、本発明の露出管理システム300の具体的な構成を説明する。
【0030】
図3は、本発明の望ましい実施形態による露出管理システムを示す構成図である。
【0031】
本発明の露出管理システム300は、広告レコード310、広告グループ320、広告条件入力手段330、結果提供手段340、執行情報生成手段350、及び動作制御手段360を含む。
【0032】
まず、広告レコード310は、検索リスト順の表示と関連する露出情報を記録するための装置であって、アドバタイザー130に関する簡略情報である検索リスト順を所定の検索者120に表示する一連の過程、例えば、検索リスト順の抽出、検索エンジン110への検索リスト順の表示、検索リスト順が表示される検索エンジン110の特定などに関する露出情報を保持する。このような露出情報は、所定契約関係にあるアドバタイザー130により設定され、これによって検索リスト順が表示されるようにする広告条件をアドバタイザー130が能動的に制御することができる。特に、本実施形態の露出情報は、検索リスト順の表示時間帯域に関する情報、検索リスト順の露出対象に関する情報、検索者120の許容クリック数に関する情報を含み、検索リスト順の表示に関するより詳細的な制御の調整を可能にする。
【0033】
ここで、表示時間帯域に関する情報は、検索の要請に応じて抽出される検索リスト順が表示される時間に対する限定のためのものであって、アドバタイザー130が、戦略的に検索リスト順の露出される時間を制限しようとする時に利用する調整要素になる。例えば、深夜時間帯(00時から04時まで)には検索リスト順の露出を遮断しようとする場合、アドバタイザー130は、表示時間帯域を‘04時から24時まで’に特定して格納することができ、これにより、前記深夜時間帯(00時から04時まで)に発生する検索の要請に対して、検索リスト順の表示(または、抽出)が中止される。
【0034】
また、検索リスト順の露出対象に関する情報は、検索リスト順が表示される検索者120に対する限定のためのものであって、検索者120の地域、年齢、性別によって検索リスト順の表示される露出対象を制限しようとする時に利用する調整要素になる。検索リスト順が表示される検索者120の識別は、検索者120の認証処理によって認知される検索者120の個人情報に基づくものであって、アドバタイザー130のマーケティング広告の戦略によって、検索リスト順の露出対象を特定的に限定する。例えば、検索リスト順が、大都市圏に住んでいる20代の女性をマーケティング広告のターゲットにする場合、該当検索リスト順のアドバタイザー130は、検索者130の住所情報、生年月日情報、性別情報などの個人情報に基づいて検索リスト順が表示される露出対象を特定し、その他の検索者120(例えば、男性検索者)に対しては、検索リスト順の表示が行われないようにする。
【0035】
また、検索者120の許容クリック数に関する情報は、検索リスト順に対するクリック選択によってアドバタイザー130に付加される広告費用に対する限定のためのものであって、例えば、チャンネル(検索エンジン110)別に執行される広告費用が、既に設定されている広告の予算金を超えないようにすることができる。これは、検索者120が特定の検索リスト順に対してクリック選択をすることによって、検索リスト順に含まれる単一クリック費用に関する情報に基づいて、1回の広告費用が算出されるということに起因するものである。即ち、アドバタイザー130は、特定チャンネルに割り当てられる広告予算金を考慮して、該当チャンネルで所定期間発生するものと予想される許容クリック数を決定し、露出情報として入力することになる。その他にも、許容クリック数の設定は、アドバタイザー130が販売する商品の数、またはクリック選択後に実際の販売につながるクリック数の比率などを考慮して行われることができる。例えば、アドバタイザー130が販売する商品の数が100個であり、単一クリック数の10%が実際の販売につながるクリック数の比率であると仮定すると、許容クリック数を1,000(=100/0.1)に設定することができる。
【0036】
広告グループ320は、一つ以上の広告レコード310を連関する装置であって、例えば、同一のアドバタイザー130の検索リスト順を露出情報として保有している広告レコード310をグルーピングし、広告グループ320を形成する。広告レコード310を連関付ける広告グループ300の数は、アドバタイザー130別に一つであっても良く、または広告の行為が行われる商品の種類(例えば、三星電子の冷蔵庫、三星電子のカメラ)、広告の目的(例えば、三星電子の地域別特別セール)などを考慮して、一つのアドバタイザー130に複数の広告グループ320が決定されても良い。
【0037】
広告条件入力手段330は、広告グループ320に所定の広告終了の条件を記録する装置であって、アドバタイザー130の意図通り、各パートナーサイト315における検索リスト順の表示が制御されるように、所定の制限的な広告条件を記録する役割を果たす。ここで、広告終了の条件は、広告グループ320に割り当てられる予算金データまたは限界クリック数データであっても良く、広告グループ320に連関する広告レコード310で執行された広告費用の累計または発生する単一クリック数の総数が、前記設定された予算金データまたは限界クリック数データに達する場合、広告の中止(検索リスト順の表示遮断)が行われるようにする制限条件を意味することにしても良い。このような広告終了の条件は、マーケティング広告の戦略によるアドバタイザー130により入力され、広告条件入力手段330は、入力された広告終了の条件を広告グループ320別に保持する。なお、広告条件入力手段330は、広告終了の条件として、広告レコード320別に広告終了の条件を記録し、広告終了の条件を満足する特定の一つの広告レコード310が広告を中止するようにして、広告グループ320単位の広告管理だけではなく、広告レコード310単位の広告の管理も可能にする。
【0038】
結果提供手段340は、検索者120の検索の要請に応じて、露出情報に基づく所定の検索リスト順を検索者120に提供する装置である。即ち、結果提供手段340は、検索の要請が発生するパートナーサイト315を識別し、識別されたパートナーサイト315と連関する広告レコード310の中で、検索の要請のために入力されたキーワードを露出情報として保有している広告レコード310を認知する役割を果たす。上述したように、広告レコード310の露出情報は、抽出の原因になるキーワードに関する情報を記録し、結果提供手段340は、認知された広告レコード310を参照して所定の検索情報データベース345から入力されたキーワードに対応する検索リスト順を抽出することになる。以下、図3を参照して、結果提供手段340による検索リスト順の抽出について説明する。
【0039】
図4及び図5は、本発明によるパートナーサイトそれぞれに抽出が行われる検索リスト順を説明するための図である。図4は、複数の検索リスト順を同一のパートナーサイト315に表示する場合を、図5は、パートナーサイト315それぞれに適するように生成された相違する検索リスト順を複数のパートナーサイト315に表示する場合を示す。
【0040】
まず、図4において、検索情報データベース345は、キーワードの ‘三星電子'、‘サービスセンター'にそれぞれ対応する検索リスト順を保持しており、所定の広告グループ320に連関する複数の広告レコード310には、それぞれ‘(三星電子、1等位)'、‘(サービスセンター、2等位)'という露出情報を含んでいる。例えば、これらの広告レコードに対するチャンネル情報が何れも‘ネイバー'であり、検索者120が、検索エンジンの‘ネイバー' 上に、キーワードの‘三星電子'を入力して、検索の要請を生成する場合、結果提供手段340は、検索情報データベース345からキーワードの‘三星電子'と対応する検索リスト順を抽出する。また、結果提供手段340は、図4のように、抽出された検索リスト順を検索画面上の広告露出位置の‘1等位'に表示させる。この時、検索リスト順を露出情報で特定する広告露出位置に表示させるために、広告レコード310には、所定の単一クリック費用に関する情報が含まれる。ここで、単一クリック費用は、アドバタイザー130から任意の費用数値を入力されるか、同一の検索語により表示される他の検索リスト順の単一クリック費用を比較し、該当広告露出位置でアドバタイザー130の検索リスト順が表示され得る最適の費用数値を自動設定することによって、記録される。このような単一クリック費用は、該当検索リスト順が特定の広告露出位置で表示される間には変更されず、他の検索リスト順により該当広告露出位置で表示が不可能になる場合(他の検索リスト順がより高い単一クリック費用を保有する場合)には、結果提供手段340は、前記広告レコード310による検索リスト順の抽出中止、または単一クリック費用の更新入力と関連する報知情報がアドバタイザー130に提供されるように制御する。同様に、検索者120によりキーワードの‘サービスセンター’が入力されると、結果提供手段340は、‘サービスセンター'と対応する検索リスト順を抽出し、抽出された検索リスト順を検索画面上の広告露出位置の‘2等位'に表示させる。
【0041】
また、図5において、検索情報データベース345は、パートナーサイト315のシステム環境によって作成された検索リスト順と、前記作成された検索リスト順の抽出の原因になるキーワードとを保持している。例えば、広告グループ320に連関する広告レコード310のチャンネル情報が、それぞれ‘ネイバー'、‘ヤフー'であり、広告レコード310の露出情報として、それぞれ‘(三星電子、1等位)'、‘(三星電子、3等位)が含まれる場合を仮定する。検索者120が、検索の要請のために、検索エンジンの‘ヤフー'に‘三星電子'を入力する場合、図5に示しているように、結果提供手段340は、ヤフー用検索リスト順を検索情報データベース345から抽出し、検索画面上の広告露出位置の‘3等位'に抽出された検索リスト順を、検索結果として表示させる。
【0042】
これによって、結果提供手段340は、様々なパートナーサイト315で発生する検索の要請に応じて、アドバタイザー130が所望の特定の検索リスト順を特定の広告露出位置に表示されるようにすることができる。
【0043】
執行情報生成手段350は、提供された検索リスト順に対する検索者120のクリック選択を受信し、クリック選択と連関して生成された所定の広告執行情報を広告グループ320に記録する装置である。ここで、広告執行情報は、検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって発生する課金費用の累積費用、または表示された検索リスト順に対する検索者120のクリック数の累積クリック数である。即ち、執行情報生成手段350は、パートナーサイト315での検索リスト順の表示と関連して、有効クリック数(検索者120とアドバタイザー130との実際の接続により行われるクリック数)により発生する単一クリック費用を考慮して、広告執行情報を生成することになる。生成される広告執行情報は、所定の広告期間持続的に更新され、広告グループ320に記録される。
【0044】
動作制御手段360は、記録された広告執行情報と広告終了の条件とを比較し、広告執行情報が広告終了の条件を満足する場合、広告グループ320と連関する広告レコード310による検索リスト順の提供を中断させる装置である。即ち、動作制御手段360は、検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって発生する課金費用の累積費用情報と予算金データとの到達可否、または検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって発生するクリック数の累積クリック数情報と限界クリック数データとの到達可否を確認することになる。この時、何れか一つの広告執行情報が広告終了の条件に達していることが確認される場合、動作制御手段360は、該当広告グループ320による広告行為が全て中止されるように制御する。これは、アドバタイザー130により広告の効果または商品販売の実績が十分発生したと判断される時点で、これ以上の広告行為(検索リスト順の表示)が行われないようにするものであって、アドバタイザー130の広告意図を最適に反映させるような広告管理を行うことができる効果が得られる。
【0045】
なお、本発明の露出管理システム300は、広告レコード310に含まれる等級順位情報によって、抽出された検索リスト順を所定の広告露出位置に表示するが、特定の広告露出位置での入札方式、または該当検索リスト順の単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)を考慮する方式により、検索リスト順の抽出/表示が行われるようにすることができる。即ち、露出管理システム300は、検索リスト順に対する様々な統計ファクター(factor)及び入札方式などを適用し、検索リスト順の抽出/表示が行われるようにすることによって、単に、単一クリック費用の大きさによって検索リスト順を抽出/表示することから招来される問題点(例えば、広告費用が持続的に増加すること)を解決することができる。
【0046】
まず、入札方式は、検索リスト順が表示される検索画面上の露出領域を所定の単位表示ゾーンに区分し、単位表示ゾーンのそれぞれに対する独立的な入札が行われるようにするものであって、例えば、広告レコード310に含まれる単一クリック費用を用いて入札処理が行われるようにする。ここで、単位表示ゾーンとは、一つの検索リスト順が表示される独立露出領域であり、検索者120が容易に認識できる位置、例えば、検索画面の最上から1等位の広告露出位置が区切られるようにすることができる。これによって、結果提供手段350は、広告レコード310の露出情報により特定する広告露出位置の単位表示ゾーンでの入札処理を通じて、抽出された検索リスト順と関連する単一クリック費用が最大になる場合のみ、前記単位表示ゾーンで検索リスト順が表示されるように制限することができる。
【0047】
例えば、等位順位情報が‘2等位'であり、単一クリック費用が‘500ウォン'である検索リスト順は、検索者120の認知度が二番目に高い単位表示ゾーン(検索画面において、二番目の上位に位置する単位表示ゾーン)に対して、入札参加した他の検索リスト順の単一クリック費用が何れも‘500ウォン' 未満の場合、検索の要請に応じて、前記特定された単位表示ゾーンで表示される。即ち、入札方式は、広告露出位置の‘2等位'の単位表示ゾーンに入札参加した検索リスト順の中で、最大の単一クリック費用を保有した一つの検索リスト順が表示されるようにする方式である。
【0048】
また、他の実施形態として、結果提供手段350は、特定された単位表示ゾーンで抽出された検索リスト順を表示するために必要な金額の単一クリック費用を、柔軟に調整/変更できるようにすることも考えられる。例えば、前記の例において、入札参加した他の検索リスト順の単一クリック費用が‘550ウォン'を超える場合、結果提供手段350は、初期単一クリック費用の‘500ウォン'を‘600ウォン'に自動調整して、該当単位表示ゾーンでの検索リスト順の表示が保持されるようにすることができる。
【0049】
一方、結果提供手段350は、広告レコード310に含まれる単一クリック費用に関する情報、及び所定期間算出された露出情報の検索リスト順に対する露出対比クリック率(CTR)によって、検索リスト順の抽出または表示を行うことができる。これは、広告レコード310の露出情報に含まれる等級順位情報と関係なく、アドバタイザー130により設定される単一クリック費用と検索リスト順に対する人気度を考慮して、検索リスト順の抽出/表示が行われるようにするものである。例えば、具体的な実施形態では、単一クリック費用と露出対比クリック率との演算組合せを行い、算出された所定の値に対する比較によって、検索リスト順が抽出される優先順位、及び広告露出位置が決定されるようにする。例えば、以前の所定期間の露出対比クリック率(CTR)が‘0.7'であり、単一クリック費用が‘500ウォン'である検索リスト順は、演算組合せにより‘350'という値を算出することになり、抽出の原因として、同一のキーワードに対応する他の検索リスト順の演算組合せが行われた値が何れも‘350' 未満の場合、前記検索リスト順は、一番目に抽出され、認知度に優れた広告露出位置の‘1等位'に決定される。
【0050】
このような構成を有する本発明による露出管理システム300の作業流れを詳しく説明する。
【0051】
図6は、本発明の望ましい実施形態による露出管理方法を具体的に示す作業流れ図である。
【0052】
本実施形態による露出管理方法は、上述した露出管理システム300により遂行される。
【0053】
まず、露出管理システム300は、キーワード及びキーワードに対応する検索リスト順を格納するための検索情報データベース345を保持する(S610)。本段階(S610)は、アドバタイザー130と関連する検索リスト順と、検索リスト順の抽出の原因になるキーワードを対応させて記録する過程であって、キーワードは、自分(自社)の検索リスト順が表示される露出対象などのマーケティング広告の戦略を考慮したアドバタイザー130により入力され、格納される(図4及び図5を参照)。本実施形態では、一つの検索リスト順に対応するキーワードの数に対しては、特に限定していないが、キーワード広告の収益の確保のために、一つの検索リスト順に一つのキーワードが対応するようにすることが望ましく、その他に、複数のキーワードを代表できるカテゴリと一つの検索リスト順が対応するようにして、様々なキーワードの入力によっても、アドバタイザー130の検索リスト順がより頻度数高く抽出/表示されるようにすることができる。
【0054】
また、露出管理システム300は、格納されるキーワードの中で所定個数のキーワードを選定し、広告レコード310にそれぞれ記録する(S620)。本段階(S620)は、検索リスト順の表示に関与する広告レコード310に、露出情報としてのキーワードを格納する過程であって、広告レコード310に記録されるキーワードは、検索情報データベース345に格納されるキーワードの中で選定し、記録する。広告レコード310に記録されるキーワード数に対しても、本明細書では特に限定しておらず、説明の便宜のために、広告レコード310に選定された一つのキーワードが入力されることに限って説明する。
【0055】
次に、露出管理システム300は、一つ以上の広告レコード310を広告グループ320に連関させる(S630)。本段階(S630)は、同一のアドバタイザー130と関連する検索リスト順に対する情報を露出情報として保有している広告レコード310に対するグルーピング過程であって、これによって、特定のアドバタイザー130と関連する検索リスト順に対する階層的な広告管理を可能にする。以下、図5を参照して、広告レコード310に対する広告グループ320の連関について説明する。
【0056】
図7は、本発明による広告グループを連関させる方法の一例を示す作業流れ図である。
【0057】
図7に示しているように、露出管理システム300は、検索リスト順の表示に関する露出情報を受信する(S731)。本段階(S731)は、アドバタイザー130の検索リスト順が表示される露出対象を制限する基準データを入力される過程であって、アドバタイザー130のマーケティング広告の戦略によって制限される検索者120に、検索リスト順が表示されるようにする。露出情報としては、検索リスト順の表示時間帯域に関する情報、検索リスト順の露出対象に関する情報、検索リスト順に対する検索者120のクリック数に関する情報などが含まれ、これと関連する詳細な情報は、上述したものに代えて、ここでは省略する。但し、このような露出情報は、アドバタイザー130により、マーケティング広告の戦略の変更によって随時変更/更新することができ、これによって広告市場への柔軟な対処及び広告の管理が行われるようにすることができる。
【0058】
また、露出管理システム300は、受信された露出情報を、該当検索リスト順と連関する各広告レコード310に記録する(S732)。本段階(S732)は、一つの広告グループ320にグルーピングされる広告レコード310に、入力された露出情報が記録されるようにする過程であって、一つの露出情報の入力により、広告グループ320に連関する全ての広告レコード310に前記露出情報が一括的に適用されるようにする。
【0059】
従って、本発明によると、最適に広告の効果を発生させ得る検索リスト順の露出対象をアドバタイザー130の意図通り制限することができ、また、複数の検索エンジン110において、前記検索リスト順の表示と関連する一つの広告レコード310に対する露出情報の記録を広告グループ320の単位で一括的に行われるようにすることによって、広告管理の具現という本発明の目的を充実に遂行する効果が得られる。
【0060】
図6に戻り、露出管理システム300は、所定の検索の要請のために入力されたキーワードに対応する検索リスト順を、検索情報データベース345を参照して抽出する(S640)。本段階(S640)は、検索の要請に応じて、検索の結果としての検索リスト順を認知する過程であって、検索者120により入力されたキーワードと対応する検索リスト順を抽出することになる。特に、本段階(S640)における露出管理システム300は、検索の要請を発生させた検索エンジン110と関連するチャンネル情報を保有する広告レコード310を識別する過程を遂行することができる。これは、検索者120が利用する検索エンジン110 別に特定された検索リスト順が抽出されるようにするためのものであって、検索エンジン110に主に接続する検索者120の性向(地域、年齢、性別など)を考慮して、差別性のあるアドバタイザー130の検索リスト順の抽出/表示が可能であり、これによって広告効果の極大化を図ることができる。
【0061】
また、露出管理システム300は、入力されたキーワードと関連する広告レコード310を参照して、抽出された検索リスト順が表示されるように制御する(S650)。本段階(S650)は、識別された広告レコード310により抽出された検索リスト順を、検索の要請が発生された検索エンジン110に検索の結果として提供し、検索者120に表示されるようにする過程である。この時、検索者120に表示される検索リスト順の位置は、アドバタイザー130が要求する広告露出位置に限定して表示され、これのために、検索情報データベース310には、広告露出位置を特定する等級順位情報が含まれる。このような等級順位情報は、各広告レコード310において、検索リスト順の抽出によって発生する広告費用、または広告露出位置によって発生するものと予想される広告の効果などを考慮して、アドバタイザー130から入力される。
【0062】
即ち、露出管理システム300は、広告露出位置での所定入札処理を遂行し、入札処理の結果によって抽出された検索リスト順の表示が可能であるか否かを判断することになる(S660)。ここで、入札処理は、抽出された検索リスト順が、アドバタイザー130が所望の広告露出位置に表示されることができるかどうかを判断するものであって、上述したように、広告露出の位置別に所定の単一クリック費用の大きさを比較する入札方式と、単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)を考慮して、抽出手順/広告露出位置を決定する方式とに区分される。
【0063】
以下、図8及び図9を参照して、本実施形態による入札処理について詳しく説明する。
【0064】
図8は、本発明による単一クリック費用及び露出対比クリック率を考慮して、入札処理を行う方法の一例を示す作業流れ図である。
【0065】
図8に示しているように、露出管理システム300は、検索の要請のために入力されたキーワードに対応して、抽出された一つ以上の検索リスト順の中で、第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)に基づいて、所定個の検索リスト順を選別する(S851)。これのために、広告レコード310は、抽出された検索リスト順の表示と連関する第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)に関する情報を含み、露出管理システム300は、前記第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)を、例えば、演算組合せにより算出された値の大きさによって、順次、検索リスト順を抽出/表示する。即ち、本段階(S851)における露出管理システム300は、検索リスト順の抽出/表示において、広告の収益性に関する単一クリック費用、及び検索リスト順の人気度に関する露出対比クリック率(CTR)を併せて考慮して、検索リスト順に対する優先抽出の手順及び広告露出の位置を決定する。ここで、第1の単一クリック費用とは、検索者120のクリック選択によって発生する最大の許容広告費用を意味し、露出対比クリック率(CTR)とは、所定以前の期間に検索リスト順が表示される回数及びクリック選択により実際に接続につながる回数の比率を意味する。また、抽出される検索リスト順の個数は、検索リスト順が表示される検索画面上の占有領域を考慮した本システムの運営者によって、柔軟に決定することができる。
【0066】
また、露出管理システム300は、選別された検索リスト順を、第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)を考慮して、整列させる(S852)。本段階(S852)は、演算組合せにより算出された値によって抽出される検索リスト順を検索画面の表示の状態で整列されるようにする過程であって、例えば、算出された値が一番高い検索リスト順を、検索者120の認知度が最も優秀な検索画面の最上に位置させる。これによって、露出管理システム300は、検索リスト順の抽出において、高い広告費用を支払う意思があるアドバタイザー130の検索リスト順、または、以前、高い人気度によって、露出対比クリック率(CTR)の高い検索リスト順が、優先的に検索者120に表示されるようにすることができる。
【0067】
なお、抽出/表示される検索リスト順の数は、キーワードまたはチャンネル情報に対応して保持される検索情報データベース345上の検索リスト順の個数と一致することが望ましく、これは、キーワードに対応する最大限の検索リスト順が抽出されるようにすることによって、本システムの運営者に、より多く広告の収益を誘発するためである。
【0068】
従って、単一クリック費用及び露出対比クリック率(CTR)の演算組合せによって所定個数の検索リスト順を抽出し、所定の広告露出位置が決定されるようにすることによって、検索リスト順による収益誘発の効果及び検索リスト順と連関するアドバタイザー130のウェブサイトに対する人気度を反映する検索リスト順の表示が行われるようにすることができる。
【0069】
図9は、本発明による特定の広告露出位置での入札方式によって表示される検索リスト順を決定する方法の一例を示す作業流れ図である。
【0070】
図9に示しているように、露出管理システム300は、広告露出位置を一つ以上の単位表示ゾーンに区切る(S961)。本段階(S961)は、検索者120のキーワードの入力に応じて抽出される検索リスト順が、検索画面上に配置される位置構図を決定する過程であって、例えば、発生するクリック数などを考慮した所定の位置定義手段(図示せず)により、検索画面の最上端から所定個数の単位表示ゾーンを定義する。このような単位表示ゾーンの区切りは、該当単位表示ゾーン別に、独立的な入札を行い、アドバタイザー130が所望の広告露出位置にのみ検索リスト順が露出されるようにするためのものである。
【0071】
また、露出管理システム300は、区切られた単位表示ゾーンの中で、等級順位情報に相当する単位表示ゾーンを識別する(S962)。本段階(S962)は、区切られた単位表示ゾーンに、選定された基準によって等級の順位を付与し、アドバタイザー130の意思によって、検索リスト順が表示される位置を決定する過程である。前記等級の順位を付与する基準は、本システムの運営者により柔軟に選定されることができ、例えば、所定以前の期間に発生した単位表示ゾーンに対する検索者120のクリック選択の頻度数によって、単位表示ゾーンそれぞれに順次的な等級順位の付与が行われるようにする。例えば、等級の順位情報が‘2等位'である場合、アドバタイザー130により特定される単位表示ゾーンは、検索画面の上端から2番目に区切られた単位表示ゾーンとして識別される。
【0072】
次に、露出管理システム300は、識別された単位表示ゾーンと連関する所定の入札フィールドに、第1の単一クリック費用を記録する(S963)。本段階(S963)は、広告レコード310への単一クリック費用の入力に応じて、広告露出位置と連関する入札フィールドに、前記単一クリック費用が追加格納されるようにする過程である。入札フィールドには、該当広告露出位置での表示と関連した他の検索リスト順の第2の単一クリック費用が記録され、露出管理システム300は、新規入力された第1の単一クリック費用、及び既存に記録された第2の単一クリック費用の大きさを比較して、一つの単一クリック費用を落札させる入札処理を行う。
【0073】
また、露出管理システム300は、入札フィールドでの入札処理により第1の単一クリック費用が落札される場合、落札された第1の単一クリック費用と連関する検索リスト順に、識別された単位表示ゾーンでの露出権限が付与されるようにする(S964)。本段階(S964)は、入札フィールドに記録される単一クリック費用の中で、アドバタイザー130の検索リスト順と連関した第1の単一クリック費用が一番大きい数値と判断される場合、第1の単一クリック費用の検索リスト順を該当単位表示ゾーンに表示されるようにする過程である。即ち、露出管理システム300は、入札フィールドへの第1の単一クリック費用の記録に連動して入札処理を行い、入札フィールドに記録される一番大きい数値を保有する単一クリック費用を落札させ、該当単位表示ゾーンでの露出の権限が付与されるようにする。
【0074】
従って、本発明によると、特定の単位表示ゾーンに対する入札処理により、アドバタイザー130が所望の広告露出位置でのみ検索リスト順の表示が行われるようにする効果を得ることができる。
【0075】
本発明の他の実施形態として、広告レコード310に記録される露出情報を用いて、検索リスト順が表示される露出対象を制限する方法について説明する。
【0076】
図10は、本発明による検索リスト順の露出対象を限定する方法の一例を示す作業流れ図である。
【0077】
本実施形態は、検索リスト順が表示されるように制御する前記段階(S650)に含まれて遂行され、図10に示しているように、露出管理システム300は、所定の検索者120に対する認証処理のための個人情報を保持する(S1010)。本段階(S1010)は、所定契約の関係にある検索エンジン110に、検索者120のログインに求められる個人情報を記録する過程であって、検索者120の個人情報、例えば、姓名、住所、年齢、性別、呼び出し番号などを検索者120から入力され、所定の使用者情報データベース(図示せず)に記録する。
【0078】
また、露出管理システム300は、検索者120により検索の要請が発生する場合、検索者120の個人情報を識別する(S1020)。本段階(S1020)は、キーワードを入力する検索者120と関連する情報を獲得する過程であって、露出対象に関する情報と比較のための検索者120の情報とを識別する。ここで、露出対象に関する情報は、検索リスト順の表示が許容される検索者120を特定するための基準情報であって、例えば、地域情報、年齢情報、性別情報などが挙げられる
【0079】
次に、露出管理システム300は、識別された個人情報を露出対象に関する情報と比較し、検索リスト順の表示を、検索者120の地域情報、年齢情報、性別情報のうち一つ以上に基準して制限する(S1030)。本段階(S1030)は、識別された検索者120の個人情報を基準として、露出対象に許容される検索者120に限定して検索リスト順が表示されるようにする過程である。
【0080】
従って、本発明によると、キーワードを入力する検索者120の地域、年齢、性別などに限定して、アドバタイザー130の検索リスト順が選別的に表示されるようにすることによって、アドバタイザー130の広告マーケティングの戦略に最適する広告の効果を発生させることができる。
【0081】
本発明のさらに他の実施形態として、広告グループ320に連関する広告レコード310の露出情報を一括的に変更させる方法について説明する。
【0082】
図11は、本発明による広告レコードの属性を変更処理する方法の一例を示す作業流れ図である。
【0083】
まず、露出管理システム300は、広告グループ320に、所定の変更要素データを記録する(S1110)。本段階(S1110)は、各広告レコード310に格納される露出情報に対する調整事項が発生する場合、これに関する情報データをアドバタイザー130から受信され、広告グループ320に格納する過程である。ここで、変更要素データは、アドバタイザー130のマーケティング広告の戦略の変更によって、露出情報の一部または全部を変更するためのものであって、変更要素データによって変更される露出情報としては、露出対象になる検索者120の地域、年齢、性別、または検索リスト順の表示時間帯域などが挙げられる。
【0084】
また、露出管理システム300は、記録された変更要素データに基づいて、広告グループ320と連関する少なくとも一部の広告レコード310の露出情報を一括調整する(S1120)。本段階(S1120)は、広告レコード310の露出情報に対する変更を個別ではなく、変更の対象になる全ての広告レコード310の露出情報に対して、一括的な属性の変更が行われるようにする過程である。例えば、アドバタイザー130から入力された変更要素データが、露出の対象となる検索者120の年齢を‘20代’に調整することに関するものである場合、露出管理システム300は、既存の露出情報として、‘20代' 以外の年齢情報を保有する広告レコード310の露出情報の年齢情報を全て、‘20代'に一括調整し、変更することができる。
【0085】
従って、本発明によると、広告グループ320に連関する広告レコード310に対する一括的な属性の変更という目的を充実に行う効果が得られる。
【0086】
また、本発明は、表示された検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって、所定の広告費用を発生させるCPC(Cost Per Click)課金方式を採択している。これのために、本発明の広告レコード310は、所定の単一クリック費用に関する情報を含む。
【0087】
図12は、本発明による広告費用を算出する方法の一例を示す作業流れ図である。
【0088】
本実施形態は、抽出された検索リスト順を表示する段階(S650)に含まれて遂行される。
【0089】
図12に示しているように、露出管理システム300は、広告露出の位置に表示される検索リスト順に対する検索者120のクリック選択を受信する(S1201)。本段階(S1201)は、検索の結果として表示される検索リスト順の中で、検索者120により実際の接続連結が求められる検索リスト順を認知する過程であって、例えば、露出管理システム300は、実際の検索者120とアドバタイザー130との接続が行われる有効クリックに限って、クリック選択を確認する。これは、検索リスト順に対する広告費用の算出が正確に移行されるようにするためのものであって、実際の広告効果が発生するクリック数に対してのみクリック選択を受信することになる。
【0090】
また、露出管理システム300は、クリック選択に相応して、単一クリック費用情報を課金情報として広告グループ320に記録する(S1202)。本段階(S1202)は、CPC課金方式を具現する過程であって、検索者120の検索リスト順に対するクリック選択によって、該当検索リスト順と連関する単一クリック費用が、広告費用を算出することになる。また、算出された広告費用は、広告グループ320に所定期間累積記録され、露出管理システム300は、所定時点で累積された広告費用がアドバタイザー130に課金処理されるように制御する。
【0091】
従って、本発明は、表示された検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって広告費用が課金されるようにすることで、合理的な課金の決済が可能となり、アドバタイザー130に経済的且つ効率的な広告の効果が得られるようにする利点がある
【0092】
また、本発明は、広告レコード310それぞれにパートナーサイト315に対する情報を記録し、アドバタイザー130の検索リスト順が、特定のパートナーサイトに限定されて表示されるようにしている。これによって、パートナーサイト315別にアドバタイザー130の相違する検索リスト順が表示されるようにして、検索者120により最適する広告行為を行うことができる。
【0093】
図13は、本発明の検索リスト順が表示されるパートナーサイトを特定する方法の一例を示す作業流れ図である。本実施形態は、抽出された検索リスト順を表示する段階(S650)に含まれて遂行される。
【0094】
まず、露出管理システム300は、所定の検索エンジン110と連関するチャンネル情報を入力され、広告レコード310に記録する(S1311)。本段階(S1311)は、検索リスト順が表示されるパートナーサイト315に関する情報を、例えば、アドバタイザー130から入力され、検索リスト順の抽出に関与する特定の広告レコード310に格納する過程である。即ち、本段階(S1311)の露出管理システム300は、抽出される検索リスト順が表示されるパートナーサイト315を決定し、チャンネル情報は、パートナーサイト315の、例えば、ネットワーク・アドレス(URL、IP address、Domain など)を含む。
【0095】
また、露出管理システム300は、検索の要請が発生した検索エンジン110を認知し、認知された検索エンジン110のチャンネル情報を記録している広告レコード310を識別する(S1312)。本段階(S1312)は、検索者120により検索の要請が発生するパートナーサイト315をチャンネル情報として保有している広告レコード310を確認する過程であって、検索者120に検索サービスを提供する検索エンジン110上に、キーワードに対応するアドバタイザー130の検索リスト順を検索の結果として提供する。
【0096】
従って、本発明によると、パートナーサイト315に表示される検索リスト順をアドバタイザー130の意図によって決定されるようにすることによって、アドバタイザー130のマーケティング広告の戦略に最適する検索リスト順の表示を可能にする。
【0097】
以下、本発明の他の実施形態として、広告グループで生成された広告執行情報が、所定の広告終了条件を満足する場合、連関した広告レコードにおける検索リスト順の表示が一括中止されるように制御する方法について説明する。
【0098】
図14は、本発明による広告終了の条件に基づいて、検索リスト順の抽出を遮断する露出広告方法の作業流れ図である。
【0099】
まず、露出管理システム300は、検索リスト順の表示と関連する露出情報を所定の広告レコード310に記録し(S1410)、一つ以上の広告レコード310を広告グループ320に連関させる(S1420)。本段階(S1410、S1420)は、同一のアドバタイザー130の検索リスト順に関する露出情報を保有する広告レコード310に対するグルーピング過程であって、詳細な説明は、上述した広告レコード310の連関段階(S620、S630)のものに代え、ここでは省略する。
【0100】
また、露出管理システム300は、広告グループ320に所定の広告終了の条件を記録する(S1430)。本段階(S1430)は、アドバタイザー130のマーケティング広告の戦略によって、広告レコード310により検索リスト順が表示される期間を限定させるための条件情報をアドバタイザー130から入力される過程である。ここで、広告終了の条件は、広告グループ320に割り当てられる予算金データ、または限界クリック数データであり、広告グループ320内で発生する課金費用の累積費用、またはクリック数の累積クリック数に対する制限を設定する役目を果たすことになる。即ち、広告終了の条件は、課金を許容する広告費用、販売しようとする商品の数、実際の販売につながるクリック数の比率などを考慮したアドバタイザー130から入力され、アドバタイザー130が所望の検索リスト順の表示終了の時点を露出管理システム300に認知されるようにする。
【0101】
次に、露出管理システム300は、検索者120の検索の要請に応じて、露出情報に基づく所定の検索リスト順を検索者120に提供し(S1440)、提供された検索リスト順に対する検索者120のクリック選択を受信する(S1450)。本段階(S1440、S1450)は、検索者120がキーワードを入力した検索エンジン110上に、検索の結果としてアドバタイザー130の検索リスト順を表示し、特定の検索リスト順に対する検索者120のクリック選択を確認する過程である。特に、露出管理システム300は、検索者120のクリック選択と連関して生成された所定の広告執行情報を、広告グループ320に記録する。ここで、広告執行情報は、検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって発生する課金費用の累積費用情報、またはクリック選択によって発生するクリック数の累積クリック数情報を称する。即ち、広告執行情報は、アドバタイザー130の検索リスト順に対する検索者120のクリック選択によって発生する広告費用の現況を識別するためのものであって、これにより、アドバタイザー130が広告終了の条件として設定した広告予算金、または限界クリック数への接近可否を判断することができる。
【0102】
続いて、露出管理システム300は、記録された広告執行情報が広告終了の条件を満足するかどうかを判断する(S1460)。本段階(S1460)は、広告執行情報である累積費用情報が、広告執行情報である予算金データに達しているか否かを判断する過程であって、検索者120のクリック選択による単一クリック費用の累積費用が、アドバタイザー130が設定した予算金に接近しているかどうかを確認することになる。また、本段階(S1460)における露出管理システム300は、広告執行情報である累積クリック数情報が、広告執行情報である限界クリック数に達しているか否かを判断し、検索者120のクリック選択による有効クリック数の累積クリック数が、アドバタイザー130が設定した限界クリック数に接近しているかどうかを確認することになる。これによって、アドバタイザー130が設定した広告終了の条件によって、検索リスト順の表示終了の時点を柔軟に調整する効果が得られる。
【0103】
前記判断(S1460)の結果、広告執行情報が広告終了の条件を満足する場合、露出管理システム300は、広告レコード310による検索リスト順の表示を遮断する(S1470)。本段階(S1470)は、検索リスト順に対するクリック確認によって発生する課金費用、またはクリック数が設定された広告終了の条件を満足する時点で、検索リスト順の表示を中断させる過程である。
【0104】
従って、本発明によると、アドバタイザー130が計画したマーケティング広告の戦略によって検索リスト順が表示される広告期間の柔軟な設定が可能となり、より効果的な広告行為が行われるようにする効果が得られる。
【0105】
本発明の他の実施形態として、露出管理システム300は、検索の要請のために入力される第2のキーワードと、広告レコード310に記録される第1のキーワードとの連関性の有無を判断し、判断の結果によって、検索情報データベース345から検索リスト順を選別的に抽出させることになる。
【0106】
即ち、露出管理システム300は、検索モードに対する設定の制御を可能にし、第1のキーワード及び第2のキーワードの連関性、即ち、同一/類似性に対する範囲の選定によって、検索リスト順の抽出が選択的に行われるようにする。本実施形態で使用される検索モードは、入力された第2のキーワードが第1のキーワードと同一である場合、連関性が有効であると判断する基本検索、第2のキーワードのカテゴリが第1のキーワードのカテゴリと同一である場合、連関性が有効であると判断する拡張検索、第2のキーワードに第1のキーワードが含まれる場合、連関性が有効であると判断する構文検索などがある。露出管理システム300は、連関性が有効であると判断される場合に限って、広告レコード310を参照し、検索リスト順を抽出する。例えば、検索モードを基本検索として設定する場合、露出管理システム300は、第2のキーワードとして入力されたキーワードと正確に一致する第1のキーワードを露出情報として保有している広告レコード310のみを識別することができる。一方、検索モードを拡張検索として設定する場合、第2のキーワードのカテゴリと第1のキーワードのカテゴリとが一致する広告レコード310を識別することになる。例えば、第1のキーワードを‘自動車'(カテゴリが自動車)として保有する広告レコード310は、第2のキーワードとして、‘車'、‘乗用車'、‘中古車' などが入力される場合に識別され、これは、露出管理システム300が、第2のキーワードのカテゴリを‘自動車'に認識し、第1のキーワード間の連関性が存在するものと判断するからである。
【0107】
従って、アドバタイザー130のマーケティング広告の戦略に最適する検索モードを柔軟に設定することができ、なお、アドバタイザー130により第1のキーワードとして選択される頻度の低いキーワードに対しても、検索リスト順の抽出を可能にして、キーワード広告の活性化及び広告収益の創出の効果が得られる。
【0108】
本発明の実施形態は、様々なコンピュータで具現される動作を遂行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。前記媒体は、本発明のために特別に設計され、構成されたものや、コンピュータソフトウェアの当業者に公知され、使用可能なものであっても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカル・ディスクのような磁気光媒体、及びロム、ラム、フラッシュメモリーなどのようなプログラム命令を格納し、遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。前記媒体は、プログラム命令、データ構造などを指定する信号を伝送する搬送波を含む光または金属線、導波管などの伝送媒体であっても良い。プログラム命令は、例えば、コンパイラにより造られるもののような機械語コードだけではなく、インタープリターなどを使用し、コンピュータにより実行され得る高級言語コードを含む。
【0109】
図15は、本発明による露出管理方法を遂行する汎用コンピュータ装置の内部ブロック図である。
【0110】
コンピュータ装置1500は、ラム(RAM:Random Access Memory)1520とロム(ROM:Read Only Memory)1530とを含む主記憶装置と連結される一つ以上のプロセッサ1510を含む。プロセッサ1510は、中央処理装置(CPU)と呼ぶことがある。本技術分野で広く知られているように、ロム1530は、データ(data)と命令(instruction)を単方向にCPUへ伝送させ、ラム1520は、通常、データと命令を両方向にCPUへ伝送させる。ラム1520及びロム1530は、コンピュータ読み取り可能な媒体の何れか適宜の形態を含むことができる。大容量記憶装置(Mass Storage)1540は、両方向にプロセッサ1510と連結されて追加的なデータの格納能力を提供し、前記したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の何れかであっても良い。大容量記憶装置1540は、プログラム、データなどの格納に使用され、通常、主記憶装置より速度が遅いハードディスクのような補助記憶装置である。CDロム1560のような特定の大容量記憶装置が使用されることもある。プロセッサ1510は、ビデオモニター、トラックボール、マウス、キーボード、マイクロフォン、タッチスクリーン型ディスプレイ、カード読取装置、磁気または紙テープ読取装置、音声または筆記認識機、ジョイスティック、または、その他の公知されたコンピュータ入出力装置のような一つ以上の入出力インターフェース1550と連結される。なお、プロセッサ1510は、ネットワークインターフェース1570を介して、有線または無線通信ネットワークに連結される。このようなネットワーク連結により、前記した方法の手続きを遂行することができる。前記した装置及び道具は、コンピュータハードウェア及びソフトウェア技術分野における当業者によく知られている。
【0111】
前記したハードウェア装置は、本発明の動作を遂行するために、一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができる。
【0112】
以上、本発明を実施形態および図面により説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で当業者によって色々な変形が可能である。したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて決められず、後述する特許請求範囲だけでなく、この特許請求範囲と均等なものにより決められるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0113】
以上の説明から分かるように、本発明によると、検索リスト順の抽出に関与する一つ以上の広告レコードを一つの広告グループにグルーピングし、検索リスト順に対する抽出変更要素が広告グループに入力されることによって、グルーピングされた広告レコードに対する一括的な属性の変更が行われるようにする検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することができる。
【0114】
また、本発明によれば、検索リスト順が表示される露出対象を、アドバタイザーの任意の選択によって、地域、年齢、性別に制限することによって、アドバタイザーのマーケティング広告の戦略に最適する検索者に限って、検索リスト順が表示されるようにする検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することができる。
【0115】
また、本発明によると、検索リスト順に対する検索者のクリック選択によって生成される広告執行情報が、所定の広告終了の条件を満足する時点で、検索リスト順の表示が遮断されるようにすることによって、広告終了の時点に対するアドバタイザーの能動的な制御を可能にする検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することができる。
【0116】
また、本発明によると、抽出の原因になるキーワードと、検索の要請のために入力されるキーワードとの連関性の有無を判断する方式によって、検索リスト順を抽出させる検索モードの多様化を図る検索リスト順の露出管理方法及び露出管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0117】
【図1】本発明による露出管理システムの動作の概念を簡略に説明するための図である。
【図2】単位階層を組職化する露出管理システムの具体的な階層構造を説明するための図である。
【図3】本発明の望ましい実施形態による露出管理システムを示す構成図である。
【図4】本発明によるパートナーサイトそれぞれに抽出が行われる検索リスト順を説明するための図である。
【図5】本発明によるパートナーサイトそれぞれに抽出が行われる検索リスト順を説明するための図である。
【図6】本発明の望ましい実施形態による露出管理方法を具体的に示す作業流れ図である。
【図7】本発明による広告グループを連関させる方法の一例を示す作業流れ図である。
【図8】単一クリック費用及び露出対比クリック率を考慮し、入札処理を行う方法の一例を示す作業流れ図である。
【図9】特定広告露出位置での入札方式によって表示される検索リスト順を決定する方法の一例を示す作業流れ図である。
【図10】本発明による検索リスト順の露出対象を限定する方法の一例を示す作業流れ図である。
【図11】本発明による広告レコードの属性を変更処理する方法の一例を示す作業流れ図である。
【図12】本発明による広告費用を算出する方法の一例を示す作業流れ図である。
【図13】検索リスト順が表示されるパートナーサイトを特定する方法の一例を示す作業流れ図である。
【図14】本発明による広告終了の条件に基づいて、検索リスト順の抽出を遮断する露出広告方法の作業流れ図である。
【図15】本発明による露出管理方法を遂行する汎用コンピュータ装置の内部ブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索リスト順の露出管理方法において、
キーワード及び前記キーワードに対応する検索リスト順を格納するための検索情報データベースを保持する段階と、
前記格納されるキーワードの中で、所定個数のキーワードを選定し、所定の広告レコードに記録する段階と、
一つ以上の前記広告レコードを広告グループに連関させる段階と、
所定の検索の要請のために入力されたキーワードに対応する検索リスト順を、前記検索情報データベースを参照して抽出する段階と、
前記入力されたキーワードと関連する広告レコードを参照し、前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する段階と、
を含み、
前記広告レコードは、前記検索リスト順が表示される広告露出位置に関する等級順位情報を含み、
前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、
前記広告露出位置での所定入札処理を行い、前記入札処理の結果によって、前記抽出された検索リスト順の表示が可能であるか否かを判断する段階を含むことを特徴とする露出管理方法。
【請求項2】
一つ以上の前記広告レコードを広告グループに連関する前記段階は、
前記検索リスト順の表示に関する露出情報を受信する段階と、
前記受信された露出情報を、該当検索リスト順と連関する各広告レコードに記録する段階と、
を含み、
前記露出情報は、前記検索リスト順の表示時間帯域に関する情報、前記検索リスト順の露出対象に関する情報、前記検索リスト順に対する前記検索者の許容クリック数に関する情報の何れか一つ以上であることを特徴とする請求項1に記載の露出管理方法。
【請求項3】
前記露出対象に関する情報は、前記検索リスト順が表示される地域情報、年齢情報、性別情報の何れか一つ以上に関する情報を含み、
前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、
所定の検索者に対する認証処理のための個人情報を保持する段階と、
前記検索者によって前記検索の要請が発生する場合、前記検索者の個人情報を識別する段階と、
前記識別された個人情報を前記露出対象に関する情報と比較し、前記検索リスト順の表示を、前記検索者の地域情報、年齢情報、性別情報の一つ以上を基準として制限する段階と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の露出管理方法。
【請求項4】
前記広告グループに所定の変更要素データを記録する段階と、
前記記録された変更要素データに基づいて、前記広告グループと連関する少なくとも一部の前記広告レコードの露出情報を一括調整する段階と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の露出管理方法。
【請求項5】
前記広告レコードは、前記抽出された検索リスト順の表示と連関する所定の第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率に関する情報を含み、
前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、
前記検索の要請のために入力されたキーワードに対応して、抽出された一つ以上の前記検索リスト順の中で、前記第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率に基づいて所定個の検索リスト順を選別する段階と、
前記選別された検索リスト順を、前記第1の単一クリック費用及び露出対比クリック率を考慮して整列させる段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の露出管理方法。
【請求項6】
前記広告レコードは、前記抽出された検索リスト順の表示と連関する所定の第1の単一クリック費用情報を含み、
前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、
前記広告露出位置を一つ以上の単位表示ゾーンに区切る段階と、
前記区切られた単位表示ゾーンの中で、前記等級順位情報に相当する単位表示ゾーンを識別する段階と、
前記識別された単位表示ゾーンと連関する所定の入札フィールドに、前記第1の単一クリック費用を記録する段階と、
前記入札フィールドでの前記入札処理によって、前記第1の単一クリック費用が落札される場合、落札された前記第1の単一クリック費用と連関する検索リスト順に、前記識別された単位表示ゾーンでの露出権限が付与されるようにする段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の露出管理方法。
【請求項7】
前記入札処理は、前記入札フィールドへの前記第1の単一クリック費用の記録に連動して行い、前記入札フィールドに記録される一番大きい数値を保有する単一クリック費用を落札させることを特徴とする請求項6に記載の露出管理方法。
【請求項8】
前記広告レコードは、所定の単一クリック費用に関する情報を含み、
前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、
前記広告露出位置に表示される検索リスト順に対する所定検索者のクリック選択を受信する段階と、
前記クリック選択に相応して、前記単一クリック費用情報を課金情報として、前記広告グループに記録する段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の露出管理方法。
【請求項9】
前記抽出された検索リスト順が表示されるように制御する前記段階は、
所定の検索エンジンと連関するチャンネル情報を入力され、前記広告レコードに記録する段階と、
前記検索の要請が生成された検索エンジンを認知し、前記認知された検索エンジンと連関するチャンネル情報を記録している広告レコードを識別する段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の露出管理方法。
【請求項10】
検索リスト順の露出管理方法において、
前記検索リスト順の表示と関連する露出情報を所定の広告レコードに記録する段階と、
一つ以上の前記広告レコードを広告グループに連関させる段階と、
前記広告グループに所定の広告終了の条件を記録する段階と、
検索者の検索の要請に応じて、前記露出情報に基づく所定の検索リスト順を前記検索者に提供する段階と、
前記提供された検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択を受信する段階として、前記クリック選択と連関して生成された所定の広告執行情報を前記広告グループに記録する段階と、
前記記録された広告執行情報が、前記広告終了の条件を満足するかどうかを判断する段階と、
前記判断の結果、前記広告執行情報が、前記広告終了の条件を満足する場合、前記広告レコードによる検索リスト順の表示を遮断する段階と、
を含むことを特徴とする露出管理方法。
【請求項11】
前記広告執行情報は、前記検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択によって発生する課金費用の累積費用情報であり、
前記広告グループに所定の広告終了の条件を記録する前記段階は、
前記広告終了の条件として、前記広告グループに割り当てられる所定の予算金データを記録し、
前記広告終了の条件を満足するかどうかを判断する前記段階は、
前記累積費用情報が、前記予算金データに達しているか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の露出管理方法。
【請求項12】
前記広告執行情報は、前記検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択によって発生するクリック数の累積クリック数情報であり、
前記広告グループに所定の広告終了の条件を記録する前記段階は、
前記広告終了の条件として、前記広告グループに割り当てられる所定の限界クリック数データを記録し、
前記広告終了の条件を満足するかどうかを判断する前記段階は、
前記累積クリック数情報が、前記限界クリック数に達しているか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の露出管理方法。
【請求項13】
検索リスト順の露出管理方法において、
広告レコードは、前記検索リスト順が表示される所定検索エンジンに関するチャンネル情報を保持し、
前記検索リスト順の抽出の原因になる第1のキーワードを、所定の広告レコードに記録する段階と、
一つ以上の前記広告レコードを広告グループに連関させる段階と、
前記広告グループに所定の検索モードを記録する段階と、
前記チャンネル情報により特定される検索エンジンでの検索の要請のために入力される第2のキーワードを識別する段階と、
前記記録された検索モードに基づいて、前記識別された第2のキーワードと前記第1のキーワードとの連関性の有無を判断する段階と、
前記判断の結果、前記連関性が有効である場合、前記広告レコードを参照した前記検索リスト順を抽出する段階と、
を含み、
前記検索モードは、前記第2のキーワードが、前記第1のキーワードと同一の場合、連関性が有効であると判断する基本検索、前記第2のキーワードのカテゴリが、前記第1のキーワードのカテゴリと同一である場合、連関性が有効であると判断する拡張検索、前記第2のキーワードに前記第1のキーワードが含まれる場合、連関性が有効であると判断する構文検索の何れか一つであることを特徴とする露出管理方法。
【請求項14】
検索リスト順の露出管理方法において、
前記検索リスト順の抽出及び前記抽出された検索リスト順が表示される位置に関する露出情報の記録のための広告レコードを保持する段階と、
一つ以上の前記広告レコードを連関し、前記検索リスト順が表示される期間に関する広告持続情報の記録のための広告集合を保持する段階と、
一つ以上の前記広告集合を連関し、前記検索リスト順が表示される露出対象に関する選定情報の記録のためのキャンペーンを保持する段階と、
一つ以上の前記キャンペーンを連関し、前記検索リスト順の表示と関連する金額情報の記録のためのアドバタイザー口座を保持する段階と、
前記チャンネルに関する情報によって特定される検索エンジンでの検索の要請に応じて、前記選定情報、前記広告持続情報、及び前記露出情報に基づく前記検索リスト順を、前記検索の要請を発生した検索者に提供する段階と、
前記提供された検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択によって発生する所定の課金を、前記金額情報を用いて決済するようにする段階と
を含み、
前記選定情報は、露出対象の地域、年齢、性別、チャンネルに関する情報を含むことを特徴とする露出管理方法。
【請求項15】
請求項1ないし請求項14の何れか1項の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項16】
検索リスト順の露出管理システムにおいて、
前記検索リスト順の表示と関連する露出情報を記録するための広告レコードと、
一つ以上の前記広告レコードを連関する広告グループと、
前記広告グループに所定の広告終了の条件を記録する広告条件入力手段と、
検索者の検索の要請に応じて、前記露出情報に基づく所定の検索リスト順を前記検索者に提供する結果提供手段と、
前記提供された検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択を受信し、前記クリック選択と連関して生成された所定の広告執行情報を前記広告グループに記録する執行情報生成手段と、
前記記録された広告執行情報と前記広告終了の条件とを比較し、前記広告執行情報が、前記広告終了の条件を満足する場合、前記広告グループと連関する前記広告レコードによる検索リスト順の提供を中断させる動作制御手段と、
を含むことを特徴とする露出管理システム。
【請求項17】
前記広告条件入力手段は、前記広告終了の条件として、前記広告グループに割り当てられる所定の予算金データまたは所定の限界クリック数データを記録し、
前記動作制御手段は、前記検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択によって発生する課金費用の累積費用情報と前記予算金データとを比較するか、前記検索リスト順に対する前記検索者のクリック選択によって発生するクリック数の累積クリック数情報と前記限界クリック数データとを比較することを特徴とする請求項16に記載の露出管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2008−500630(P2008−500630A)
【公表日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−514902(P2007−514902)
【出願日】平成17年5月27日(2005.5.27)
【国際出願番号】PCT/KR2005/001560
【国際公開番号】WO2005/116874
【国際公開日】平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】