説明

延長可能な構造

【課題】
【解決手段】同軸に配置された入れ子状の細長い中空の複数のセグメントを備えた延長可能な構造であり、各セグメントは、細長いチューブと、チューブの一端に配置されたベースと、チューブの他端に配置されるグランドと、ベースに固定される一端及びグランドに固定されるもう1つの反対端を有し、各バーが2つの隣接するチューブの間に位置するように、チューブの内側に位置される細長いバーと、を備え、各ベースが外側に隣接するセグメントのバーに沿ってスライドする入れ子の方式で、セグメントが移動されるように、溝がベースの外周に位置する。この配置は、互いに関連したセクションの回転を止めるために、各セクションが隣接するセクションに効率的に連結することを提供する。各セクションがいくつでも、用途に合わせて用いることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、延長可能な構造又はポールに関する。そのようなポールは、例えば一時的な外部照明の用途のための照明ユニットを支持するマストとして用いられることができ、又は、例えば運搬又は格納のために小型とすることが要求される細長い道具又は支持具の他の目的のために用いられることができる。
【背景技術】
【0002】
簡単に、そして、最小限の燃料使用量で運搬できるように、丈夫であるが、小型で軽い延長可能なポールがこの技術分野では必要とされている。それは、簡単に延長もされるべきで、安定していなければならず、特に方向指示器の照明のような機器を支持するマストとして用いられるとき、使用時のいかなる回転も制御可能であるべきである。
【0003】
公知の延長可能なポールは、一連の入れ子状に連結された同軸で中空のチューブ状のセクションを用いる。入れ子状の構成は、延長されていないポールが比較的小さいスペースを占め、比較的簡単に移動、運搬されることができることを示している。チューブは、使用に際して互いに相対的に回らないように、典型的には、四角または多面の構成から形成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
それらは、機械的に延長され、縮められることができる。液圧(hydraulic)操作もまた、圧力下で流体がセクションへ注入されるとき、ポールの長さ(もしくはマストの高さ)が延長するようにチューブが互いにぶつからずにスライドするものとして知られている。しかしながら、公知の液圧のそれでは、液圧流体は、多面構造をシールする問題を回避するために別々の内部の液圧シリンダへ注入される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明によれば、同軸に配置された入れ子状の細長い中空の複数のセグメントを備え、各セグメントは、細長いチューブと、前記チューブの一端に配置されたベースと、前記チューブの他端に配置されるグランドと、前記ベースに固定される一端及び前記グランドに固定されるもう1つの反対端を有し、各バーが2つの隣接するチューブの間に位置するように、チューブの内側に位置される細長いバーと、を備え、各ベースが外側に隣接する前記セグメントの前記バーに沿ってスライドする入れ子の方式で、前記セグメントが移動されるように、溝が前記ベースの外周に位置する延長可能な構造が提供される。
【0006】
この配置は、互いに関連したセクションの回転を止めるために、各セクションが隣接するセクションに効率的に連結することを提供する。各セクションがいくつでも、用途に合わせて用いることができる。
【0007】
好ましくは、二つのバーが各セグメントごとに設けられ、チューブに対して互いに径方向へ反対に配置される。各バーは、好ましくは、おおむね平面であり、チューブの直径と比べて小さい幅を有する。それらは組立の容易さのために面取りした端部を有することができ、それらは一端でベース、他端でグランドに設けられたスロット内にて、ポールのセグメントの定位置で保持される。チューブは、点検及び修理のためにセグメントが簡単に解体されるように、好ましくはねじによりベース及びグランドに固定されるが、各パーツは、リベット、又は溶接、又は接着のような他の手段によって互いに取り付けられることもできる。
【0008】
チューブは、環状断面であることが好ましい。これは、高い耐性となるよう比較的簡単に機械加工あるいはモールド加工することができ、よりシールしやすい。結果として得られる構造はまた、風に対する抵抗が小さい。
【0009】
シールは、各セグメントからの液圧流体の漏出を規制、好ましくは防ぐために、各セグメントに設けられることが好ましい。シールは、プレッシャーシール(pressure seal)、エクスクルーダシール(excluder seal)及びOリング(o-ring)という形をとることができ、各チューブとそのベース及びグランドのそれぞれとの間にも、隣接するセグメント間にも配置される。
【0010】
グランドは、好ましくは組立及び点検の容易さのために二部品から形成される。第一のグランド部品は、ポールが垂直のとき通常はグランドの上側部品を形成し、マストが縮められてチューブが入れ子状に停められたとき、第一のグランド部品が互いに近接するか隣接して静止するように、チューブの直径よりも大きな外径を有する。チューブは、グランドの第一の部品の環状溝に適合し、第一のグランド部品の外周まわりに、径方向に配向したねじにより締められる。U字形プレッシャーシールは、第一のグランド部品の頂部からの液圧流体の漏出を規制し、隣接する内側のチューブに対してシールするために、第一のグランド部品の頂部の凹部に据え付けられている。それは、チューブに隣接しているUの1つのアームと、隣接するチューブの間のスペースに(すなわち、使用時におけるチューブ内の液圧流体へ向かって)面するUの開放側と、を有する。このプレッシャーシールは、第一のグランド部品の第2の凹部内の環状エクスクルーダシールによって補完され、ワイパーシールとしての機能を果たす。あるいは、ワンピースの複合シールが使われることもできる。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、容易に運搬し立てられ、使用に際して安定し、ポールの長さに沿った方向の向きが一端からコントロールすることができるように各セクションが互いに相対的に回転しない、コンパクト、軽量で延長可能なマストを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明は、添付された図面を参照して、例としてここに説明される。図1は、延長されていない形態における発明のポールの側面図である。
【図1a】図1aはより詳細にポールの頂部を示す。
【図1b】図1bはより詳細にポールの底部を示す。
【図2】図2は、図1の切断図である。
【図2a】図2aはポールの頂部の拡大図である。
【図2b】図2bはポールの底部の拡大図である。
【図3】図3は、延長された形態における発明のポールの図である。
【図4】図4は、図3のポールの断面図である。
【図5】図5は、図4のポールの頂部の拡大図である。
【図6】図6は、図4のポールの二つのセグメント間の接続の拡大図である。
【図7】図7は、図4のポールの底部の拡大図である。
【図8】図8a1、8a2、8b、8c及び8dは、より詳細に発明のポールの最外のセグメントのベースを示す。
【図9】図9a、9b、9c及び9dは、より詳細にポールのセグメントのグランドの部品を示す。
【図10】図10a、10b、10c、10d、10e及び10fは、より詳細にポールのセグメントのグランドのもう1つの部品を示す。
【図11】図11aは、ポールのセグメントのバーの平面図であり、図11bは図11aのバーの端面図である。
【図12】図12a、12b、12c及び12eは、より詳細にポールの内側のセグメントのベースを示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
入れ子式のポール1は、縮められ、延長されてない状態で図1及び図2に示され、延長された状態で図3及び図4に示される。ポール100は、環状断面の複数の同軸のチューブ1〜7と、減少する直径を備える。この実施例においては7つのチューブであるが、いかなる数も用いられることができる。最内のチューブ7は、一端に頂部取り付けプラットフォーム(top mounted platform)33を、他端にベース14を有する。照明のようなアイテムは、ポールが使われている用途に応じて、プラットフォーム33に取り付けられることができる。
【0014】
他の各チューブ1〜6は、下端にそれぞれベースを、上端に二部品のグランドを有している。各グランドは、グランドトップ15〜20とグランドボトム21〜25をそれぞれ備える。各チューブ1〜6もまた、内側で径方向に互いに反対にそれぞれ配置された二つのフラットバー27〜32を有し、各チューブ1〜6のそれぞれと平行となっている。各フラットバーは、一端にて各ベース8〜13に固定され、他端にて各グランドボトム21〜25に固定されている。各チューブ、グランド、ベース及び一対のバーは、ポール100のセグメントを形成し、各セグメントは次に隣接するセグメントの内側をスライドすることができる。図1aは、図1の部分拡大図であり、より詳細にポール100の上側部分の外部構成を示している。最外のチューブ1は、一連の六角ねじ37によりチューブ1へ固定して取り付けられた各グランドトップ15とともに示されている。グランドトップ15の上部円周まわりのエクスクルーダシール50は、次に隣接するチューブ2に対してシールする。チューブ2は、先ほどと同様に六角ボルト37によって、その各グランドトップ16に固定され、エクスクルーダシール48により次に隣接するチューブ3に対してシールされる。この配置は、各グランドトップ17〜20及びエクスクルーダシール46,44,42,40とともにチューブ3〜6について繰り返される。シール40は、一方では六角ボルト60及び光輝金属ワッシャ61を伴い、他方ではトルク部分をもつ六角ナット62及び光輝金属ワッシャ61によりプラットフォーム33が取り付けられる最内のチューブ7に対してグランドトップ20をシールする。
【0015】
図2aは、切断形状でポール100の上側部分を示し、チューブ内のバーの配置とともにグランドトップとチューブの間のシールのより詳細な外観を図示している。
【0016】
各チューブ1〜6は、各グランドトップ15〜20の円周凹部に適合し、六角ねじ37により定位置に固定されることがわかる。これは図9により詳細に示され、ここで凹部は151で参照され、ねじ57のための穴が152として示されている。クアッドリング(quadring)51〜56及びOリング57〜59は、各グランドトップをその各チューブに対してシールする。
【0017】
各エクスクルーダシール50,48,46,44,42,40は、各グランドトップ15〜20の上側の凹部(図9にて153)内に配置され、追加の円周U字形プレッシャーシール49,47,45,43,41が各グランドトップの第2の円周凹部(図9にて154)内に示される。
【0018】
各グランドトップ15〜20の下側円周は、各グランドボトム21〜26(図10にてより詳細に示す)の上側の端部に適合し、フラットバー27〜32の上側の端部は、各グランドボトム21〜26の下側の端部と各チューブのそれぞれの側で接続される。
【0019】
ポール100の下側の端部での配置は、図1b及び2bに示される。フラットバー27〜32は、各ベース8〜13にそれらの底部側端部が固定され、各ベース8〜13はまたそれらの各チューブ1〜6の底部側端部に接続される。チューブ1は、そのベース8に六角ねじ36によって接続され、チューブ2〜6はそれらのベースにすりわり付き止めねじ(slotted dog screw)38により接続される(図1b)。最内のチューブ7は、すりわり付き止めねじ38によりそのベース14に接続されるが、他のチューブの追加のフラットバーを有してない。最内のチューブ7のプラグ34は、チューブ7の内面に対してシールするその円周端まわりの第1のOリングシール58と、最内のチューブ7のベース14に対してシールするための底面の第2のOリングシール57と、を有している。ベースに据え付けられた円周Oリングシールは、ベース8及びチューブ1として示されるチューブの内面に対してシールし、ここでOリングシールは59で参照される。
【0020】
最下のベース8の留め具(peg)を備えるマスト回転止め35は、マストの取り付け台上のトラック(track)にはめ込むのに利用され、使用時に全体としてマストの回転を止める。
【0021】
各ベース8〜14は、チューブへの液圧流体を受容するためにその中央に形成されたチャネル120を有する。流体は、いかなる安定的な流体とすることもできるが、簡単に入手でき、安価で且つ環境に優しく、流出や漏出の場合に安全である理由から、好ましくは水とすることが可能である。水は、最内のチューブ7へのチャネル120へ注入され、プラットフォーム33に対する圧力作用がプラットフォーム33及び最内のチューブ7を、長手方向へ、例えばポールが垂直マストとして使われる場合は上方へ押す。最内のチューブは、チューブ7が完全に延長され、チューブ7のベース14がチューブ6のグランドボトム26と接触するまで、隣接するチューブ6のフラットバー32の内側に沿ってスライドする。これはチューブ7のさらなる延長を阻止し、ポールが所望の高さまで延長されるか、図3及び4に示されるように完全に延長されるまで、さらに液圧流体がチャネル120へ注入されると、チューブ6がそれが完全に延長されるまでチューブ5のフラットバー31とずれて上方へ移動するなどしていく。
【0022】
図4は、図3の延長されたパイプ100の断面である。図5、6及び7は、図4中でB、C及びDで示された範囲の拡大図である。
【0023】
最外のチューブ1のベース8の構造は、図8により明確に示される。図8a1は底面斜視図であり、図8a2は上面斜視図であり、図8bは側面図であり、図8cは側面断面図であり、図8dは平面断面図であり、図8eは図8cのB部分の拡大断面図である。
【0024】
流体チャネル120がベース8の中央を通過し、チューブ1に対して隣接する底部まわりの突出した円周の出っ張り81がある。チューブ1をベース8に保持するねじ38を受容するラジアル穴82がある。ねじ穴82に隣接して、チューブ1の底部に対してシールするOリングシール59を受容する円周凹部83がある。二つのスロット80がバー27の底部側の端部を受容する径方向に反対の位置でベースに形成される。フラットバー27の二つの端部は、図9に示されるグランドボトムの下側円周の二つのスロット101に設置される。
【0025】
隣接する内側のチューブ2のベース9は、図12aが中実斜視図であり、図12bが側面図であり、図12cが側面断面図であり、図12dが平面図であり、図12eが図12bに対して垂直な方向での側面図であるところの、図12により明確に示される。このベース9は、ベース8と似ているが、スロット80と位置が合わせられた外へり81に2つの切り抜き溝を有している。これらの切り抜き溝は、チューブ9がバーに沿って長手方向にスライドして回転が防止されるように、チューブ1に外側に隣接するバー27を位置させる。
【0026】
各チューブ3〜6は、ベース9と同じ概略構成のベースを有する。最内のチューブ7のベース14もまた同様であるが、最内のチューブ7内にバーを収容する必要がないので、溝80を有していない。
【0027】
図9aは、チューブ1のグランドボトム21の頂部から見た中実斜視図であり、図9bは側面図、図9cは図9bの断面図、図9dは端面図である。グランドボトム21の頂部円周91はその長手形状で段がつけられ、段は92で参照される。この段の形状は、グランドトップ15の下側表面の相補的な段の外形に対応し、グランドの2部品の間に形成される強固な結合を可能とする。グランドトップ15は図10により詳細に示される。
【0028】
図10aは、グランドトップ15の底部から見た中実斜視図であり、図10bは側面図、図10cは図10bの断面図、図10dは底面図、図10e及び10fはそれぞれE及びFが付された図10cの部分の拡大図である。
【0029】
グランドトップ15は、穴152内のねじ37によって定位置に保持されるチューブ1を受容するための長手方向に延長された円周凹部151を有する。図はまた、チューブ1に対して外側からシールするためにOリングシール59が設置される円周凹部151と、隣接するチューブ2に対して内側からシールするためにシールが設置される2つのさらなる凹部153及び154も示す。径方向に位置された段160は、下側グランド21における対応する段92とはまり合う。
【0030】
グランドの構成は、例えば摩耗したとき又は定期点検のために、それらが簡単に除去され交換されることができるように、全てのシールがグランドトップに位置されることにおいて、特に有利である。環状断面のチューブの使用は、チューブを安価に製造できるようにし、通常のシール技術で効率よく簡単にそれらをシールできるようにする。
【0031】
図11は、一端での下側グランド21のスロット101と、他端でベース8のスロット80へのバーの組立の容易さのために面取りした端部130を有するバー27の1つの形状を示す。
【0032】
チューブは、好ましくはステンレス鋼から作られるが、例えば、強度及び重量の要求に応じてアルミニウム又はカーボンのように、用途に合わせたいかなる材料から作ることもできる。
【0033】
グランド及びバーによるチューブの相互作用は、互いの相対的な回転に対して全てのセクションを効率良く連結するチューブの隣接する各ペアの間で、内部の機械的な連結装置を形成する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
同軸に配置された入れ子状の細長い中空の複数のセグメントを備え、
各セグメントは、
細長いチューブと、
前記チューブの一端に配置されたベースと、
前記チューブの他端に配置されるグランドと、
前記ベースに固定される一端及び前記グランドに固定されるもう1つの反対端を有し、各バーが2つの隣接するチューブの間に位置するように、チューブの内側に位置される細長いバーと、を備え、
各ベースが外側に隣接する前記セグメントの前記バーに沿ってスライドする入れ子の方式で、前記セグメントが移動されるように、溝が前記ベースの外周に位置する延長可能な構造。
【請求項2】
各セグメントが前記チューブに対して互いに径方向へ反対に配置された2つのバーを備える請求項1に記載された延長可能な構造。
【請求項3】
前記バーは、おおむね平面である請求項1または2に記載された延長可能な構造。
【請求項4】
前記バーは、前記チューブの直径と比べて小さい幅を有する請求項1、2または3に記載の延長可能な構造。
【請求項5】
前記バーが面取りした端部を有する前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項6】
前記バーは、一端で前記ベース、他端で前記グランドに設けられたスロット内にて、セグメントの定位置で保持される前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項7】
前記チューブはねじにより前記ベース及び前記グランドに固定される前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項8】
前記チューブは、リベット、又は溶接、又は接着により前記ベース及び前記グランドに固定される請求項1から6のいずれか1項に記載の延長可能な構造。
【請求項9】
前記チューブは環状断面である前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項10】
各セグメントからの液圧流体の漏出を規制し、各チューブとそのベース及びグランドのそれぞれとの間に配置されたシールを備える前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項11】
隣接するセグメント間に配置されたシールを備える前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項12】
プレッシャーシール(pressure seal)を備える請求項10または11に記載の延長可能な構造。
【請求項13】
エクスクルーダシール(excluder seal)を備える請求項10、11または12に記載の延長可能な構造。
【請求項14】
Oリングシール(o-ring seal)を備える請求項10から13のいずれか1項に記載の延長可能な構造。
【請求項15】
前記グランドが二部品から形成される前記いずれかの請求項に記載の延長可能な構造。
【請求項16】
マストが縮められて前記チューブが入れ子状に停められたとき、前記第一のグランド部品が互いに近接するか隣接して静止するように、前記チューブの直径よりも大きな外径を有し、前記構造が垂直のとき通常はグランドの上側部品を形成する第一のグランド部品を備える請求項15に記載の延長可能な構造。
【請求項17】
前記チューブに収容するために、前記グランドの第一の部品に形成された環状溝を備える請求項16に記載の延長可能な構造。
【請求項18】
前記チューブが前記第一のグランド部品の外周まわりに、径方向に配向したねじにより締められる請求項17に記載の延長可能な構造。
【請求項19】
前記第一のグランド部品の頂部からの液圧流体の漏出を規制し、隣接する内側のチューブに対してシールするために、前記第一のグランド部品の頂部の凹部に据え付けられたU字形プレッシャーシールを備える請求項16、17または18に記載の延長可能な構造。
【請求項20】
前記U字形シールの1つのアームはチューブに隣接して配置され、Uの開放側は隣接するチューブの間のスペースに面する請求項19に記載の延長可能な構造。
【請求項21】
プレッシャーシールは、前記第一のグランド部品の第2の凹部に据え付けられた環状エクスクルーダシールによって補完され、ワイパーシール(wiper seal)としての機能を果たすよう配置される請求項19及び20に記載の延長可能な構造。
【請求項22】
ワンピースの複合シールを備える請求項19又は20に記載の延長可能な構造。

【図1】
image rotate

【図1a】
image rotate

【図1b】
image rotate

【図2】
image rotate

【図2a】
image rotate

【図2b】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公表番号】特表2010−526949(P2010−526949A)
【公表日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−507006(P2010−507006)
【出願日】平成20年5月9日(2008.5.9)
【国際出願番号】PCT/GB2008/050342
【国際公開番号】WO2008/139223
【国際公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【出願人】(509308425)テイラー コンストラクション プラント リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】TAYLOR CONSTRUCTION PLANT LIMITED
【Fターム(参考)】