説明

建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造

【課題】施工作業が容易であると共に、取扱性が良く、耐久性に優れる建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造を提供する。
【解決手段】断面台形状に形成され、その内面にアスベスト層が形成されている建築物の屋根材11の内側に配設されてアスベスト層13を被覆するように構成されている。すなわち、屋根材11の内側には、断面台形状に形成され両側底部に沿って側方へ延びる支持片15を有し、端部が構造躯体に支持される支持梁14が配設される。該支持梁14の頂板20上には、係止プレート21が回動可能に支持されている。そして、支持梁14が屋根材11の内側に配置された状態で回動させて屋根材11の内面に当接させ、支持梁14の上動を抑えるようになっている。さらに、支持梁14の対向する支持片15上には剛性を有する被覆用天井板17が載置され、アスベスト層13を被覆するように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば工場の建物の天井を構成する屋根材の内面に被覆されているアスベスト層を被覆するための建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、建築物の屋根材、梁材、柱材などの構造材には、従来より断熱性を高めるためにアスベストが吹き付けられてきた。例えば、断面台形状又は断面三角形状が繰り返えされて凹凸状に形成された屋根材には、その内面(屋内面)にアスベストが吹き付け塗装され、固化されて付着されている。しかしながら、このアスベストが屋根材の内面に露出されていると、アスベストの粉塵が飛散し、人がその粉塵を吸い込んで健康に悪影響を受けることから、建築物の屋根材の内面に露出されているアスベスト層を被覆する構造が提案されている。
【0003】
そのようなアスベスト層を被覆する構造として具体的には、次のような構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。すなわち、建築物の壁、屋根又は天井の構築面に吹き付けられたアスベスト面に、押え部材間に張設されたプラスチックシートを接着剤を介して貼り付け、アスベスト層を被覆するアスベストの飛散防止装置である。この装置によれば、建築物に吹き付けたアスベストを強制的に剥離、解体することなくアスベストを長期的に封じ込め、アスベスト粉塵が屋内外に飛散することを防止することができる。
【特許文献1】実用新案登録第3120874号公報(第2頁及び第3頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、前記特許文献1に記載されているアスベスト層の飛散防止装置では、プラスチックシートを押え部材間に張設した後、接着剤で接着する必要があり、プラスチックシートの施工作業が面倒で、作業時間を要するという問題があった。しかも、プラスチックシートは強度が不足するため破れやすく、取扱性が悪い上に、耐久性に乏しく、災害時などには損傷を受けやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、施工作業が容易であると共に、取扱性が良く、耐久性に優れる建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造は、断面波状に形成されて上部ほど縮幅し、その内面にアスベスト層が形成されている建築物の屋根材の内側に配設されてアスベスト層を被覆するものである。そして、断面台形状に形成され両側底部に沿って側方へ延びる支持片を有し、端部が構造躯体に支持される支持梁を備え、該支持梁の頂板上には回動可能に支持され前記支持梁が屋根材の内側に配置された状態で回動させて屋根材の内面に当接させて支持梁の上動を抑えるための係止プレートを設けると共に、各支持梁の対向する支持片上には剛性を有する被覆用天井板を載置してアスベスト層を被覆するように構成したことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造は、請求項1に係る発明において、前記係止プレートにはその中央位置に挿通孔が設けられると共に、支持梁の頂板の中央位置には貫通孔が設けられ、係止プレートの挿通孔と頂板の貫通孔に回動軸を挿通して支持し、係止プレートを回動可能に構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造は、請求項2に係る発明において、前記係止プレートは、支持梁の両端部に一対設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造は、請求項1から請求項3のいずれか一項に係る発明において、前記支持梁の両支持片の端縁には上方へ延びる支承片が突出形成され、各支持梁の支承片上に被覆用天井板が載置されていることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造は、請求項4に係る発明において、前記支承片は、支持片の端縁から斜め外方へ傾斜するように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
請求項1に係る建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造では、断面台形状に形成され、その両側底部に沿って側方へ延びる支持片を有し、端部が構造躯体に支持される支持梁を備えている。該支持梁の頂板上には回動可能に支持され前記支持梁が屋根材の内側に配置された状態で回動させて屋根材の内面に当接させて支持梁の上動を抑えるための係止プレートが設けられる。各支持梁の対向する支持片上には剛性を有する被覆用天井板が載置され、アスベスト層を被覆するように構成されている。このため、支持梁の端部を構造躯体に支持させ、係止プレートを回動させて屋根材の内面に当接させた後、各支持梁の対向する支持片上に被覆用天井板を載置することにより、アスベスト層を被覆することができる。従って、アスベスト層を被覆するための施工作業が容易であると共に、被覆用天井板は剛性を有しているため取扱性が良く、耐久性に優れている。
【0012】
請求項2に係る発明では、前記係止プレートにはその中央位置に挿通孔が設けられると共に、支持梁の頂板の中央位置には貫通孔が設けられ、係止プレートの挿通孔と頂板の貫通孔に回動軸を挿通して支持し、係止プレートが回動可能に構成されている。このため、請求項1に係る発明の効果に加えて、簡単な構成で係止プレートの回動を容易に行うことができる。
【0013】
請求項3に係る発明では、係止プレートが支持梁の両端部に一対設けられている。このため、請求項2に係る発明の効果に加えて、係止プレートの構成を簡易化してその機能を果たすことができる。
【0014】
請求項4に係る発明では、支持梁の両支持片の端縁には上方へ延びる支承片が突出形成され、各支持梁の支承片上に被覆用天井板が載置されている。従って、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、例えば地震の際には被覆用天井板の端部が支承片及び支持片に受け止められるため、被覆用天井板の落下を防止することができる。
【0015】
請求項5に係る発明では、前記支承片は支持片の端縁から斜め外方へ傾斜するように構成されている。このため、請求項4に係る発明の効果に加えて、地震などの際に被覆用天井板が傾斜する支承片に係合しやすくなり、被覆用天井板の落下を一層抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の最良と思われる実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、建築物の屋根材11は、鋼材により断面台形状(及び断面逆台形状)に形成された台形部材12が連なって波状に形成され、上部ほど縮幅するように構成されている。該屋根材11は一定幅で一体成形され、それらの連結部分は重ね合せて例えばボルト及びナットで連結される。この屋根材11の形状としては種々の形状が採用され、断面台形状のほか断面三角形状、断面円弧状等が連なって断面波状に形成されている。係る屋根材11の内面には、全面に渡ってアスベストが吹き付けられて固着され、アスベスト層13が形成されている。
【0017】
屋根材11の内方には、厚さ0.6〜1.2mmの薄板鋼材により断面台形状に形成された支持梁14が配設されている。支持梁14の両側底部には、支持片15が側方へ例えば50mm延びるように突出形成されると共に、該支持片15の端縁には支承片16が斜め外方へ傾斜するように例えば10mm延出されている。支承片16の支持片15の延びる方向に対する傾斜角度αは、約15°に設定されている。この支承片16の傾斜角度αは特に制限されないが、主として支承片16と屋根材11の下端部との間隔を狭くして後述する被覆用天井板17の落下を防止する観点から、10〜20°程度であることが好ましい。なお、断面台形状をなす支持梁14の内側の空間部18には、蛍光灯等の照明器具が配設されるようになっている。
【0018】
支持梁14は、図4に示すように、その両端部においてH型鋼(横H型に配置)よりなる構造躯体19に支持されている。この実施形態では、支持梁14は屋根材11の台形部材12の2つおきに配設されている。
【0019】
該支持梁14の頂板20上には、例えば厚さ1mmの鋼板製の係止プレート21が回動可能に軸支されている。すなわち、図1及び図2に示すように、係止プレート21にはその中央位置に挿通孔22が透設されると共に、支持梁14の頂板20の中央位置には貫通孔23が透設されている。そして、係止プレート21の挿通孔22と頂板20の貫通孔23に回動軸24が挿通されてかしめ着けられ、係止プレート21が回動可能に構成されている。この係止プレート21は、支持梁14が屋根材11の内側に配置された状態で回動させることにより、係止プレート21の両端部が屋根材11の内面に当接して支持梁14の上動を抑えるようになっている。該係止プレート21は、支持梁14の両端部に一対設けられている。
【0020】
図3に示すように、前記対向する支持梁14の各支承片16上には、例えば厚さ25mm、長さ1800mm及び幅800mmのグラスウール製パネル(板状体)よりなる被覆用天井板17が載置(架設)され、屋根材11内面のアスベスト層13を被覆するように構成されている。この被覆用天井板17は、剛性を有し、その形状保持性と耐久性の向上が図られると共に、断熱性を有し、冷暖房効果の向上が図られている。なお、支承片16と被覆用天井板17との間を粘着テープなどで接着し、固定しておくことが好ましい。
【0021】
図3及び図5に示すように、前記対向する支持梁14の各支承片16上には、断面逆T字状をなし、両側方に延長形成された載置板25を供えたジョイナー26が架設されている。該ジョイナー26の両載置板25上には、それぞれ被覆用天井板17の端部が載置されるようになっている。なお、載置板25と被覆用天井板17との間は、図示しない粘着テープによって接着されている。図3に示すように、該ジョイナー26は、支持梁14の両端部に一対設けられている。
【0022】
次に、本実施形態における建築物の屋根材11におけるアスベスト層13の被覆構造について、その作用を説明する。
図4に示すように、まず支持梁14の両端部を屋根材11の台形部材12の下方に位置するようにして、構造躯体19上に載せて支持する。図3に示すように、この操作を屋根材11の台形部材12の2つおきに行う。
【0023】
続いて、図2に示すように、支持梁14の係止プレート21を回動軸24を中心にして係止プレート21の延びる方向と直交するまで回動させ(図2の二点鎖線の位置を経て実線の位置まで回動)、図1に示すように、その両端部を屋根材11の内面に当接させる。このとき、係止プレート21の両端部はアスベスト層13に接触するが、係止プレート21をさらに回動させることによってその両端部がアスベスト層13内に入り込み、屋根材11の内面に到達する。このような操作を支持梁14の両端部の係止プレート21について行うことにより、支持梁14を構造躯体19と屋根材11との間に位置決め固定することができる。
【0024】
その後、図3に示すように、対向する支持梁14の支承片16間に被覆用天井板17を載せる。このようにして、多数の支持梁14と、支持梁14間に支持される被覆用天井板17により、屋根材11内面に形成されているアスベスト層13の被覆を簡単に行うことができる。この場合、被覆用天井板17の端部は支持梁14の傾斜壁27外面にほぼ当接していると共に、支持梁14の支持片15端縁には支承片16を延出形成したことから、支承片16の先端縁と屋根材11の下端縁との間隔Dが狭められ、被覆用天井板17の端部が常に支持梁14の支持片15及び支承片16に支持される。このため、地震などによって予期しない振動が被覆用天井板17に加えられたときでも、被覆用天井板17が落下するおそれはない。
【0025】
以上の実施形態によって発揮される作用及び効果を以下にまとめて記載する。
・ この実施形態の建築物の屋根材11におけるアスベスト層13の被覆構造では、断面台形状に形成され、その両側底部に沿って側方へ延びる支持片15を有し、端部が構造躯体19に支持される支持梁14を備えている。該支持梁14の頂板20上には係止プレート21が回動可能に支持され、支持梁14が屋根材11の内側に配置された状態で回動させて屋根材11の内面に当接させ、支持梁14の上動を抑えるように構成されている。支持梁14の対向する支持片15上には剛性を有する被覆用天井板17が載置され、アスベスト層13を被覆するように構成されている。
【0026】
このため、支持梁14を構造躯体19に支持させ、係止プレート21の端部を屋根材11の内面に当接させた後、支持梁14の対向する支持片15上に被覆用天井板17を載置するという操作により、アスベスト層13を簡単に被覆することができる。従って、アスベスト層13を被覆するための施工作業が容易であると共に、被覆用天井板17は剛性を有しているため取扱性が良く、耐久性に優れている。
【0027】
・ 前記係止プレート21にはその中央位置に挿通孔22が設けられると共に、支持梁14の頂板20の中央位置には貫通孔23が設けられ、係止プレート21の挿通孔22と頂板20の貫通孔23に回動軸24を挿通して支持し、係止プレート21が回動可能に構成されている。このため、簡単な構成で係止プレート21の回動を容易に行うことができる。
【0028】
・ 係止プレート21は支持梁14の両端部に一対設けられている。このため、係止プレート21の構成を簡易化してその機能を果たすことができる。
・ 支持梁14の両支持片15の端縁には上方へ延びる支承片16が突出形成され、各支持梁14の支承片16上に被覆用天井板17が載置されている。従って、例えば地震の際には被覆用天井板17の端部が支承片16及び支持片15に受け止められるため、被覆用天井板17の落下を防止することができる。
【0029】
・ 前記支承片16は支持片15の端縁から斜め外方へ傾斜するように構成されている。このため、地震などの際に被覆用天井板17が傾斜する支承片16に係合しやすくなり、被覆用天井板17の落下を一層抑制することができる。
【0030】
なお、前記各実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記支持梁14における支持片15の端縁に設けられた支承片16を省略することもできる。この場合には、被覆用天井板17を支持片15上に載せて支持することができる。
【0031】
・ 前記実施形態では、支持梁14を屋根材11の台形部材12について2つおきに配置したが、1つおき、3つおきなど被覆用天井板17の幅などに応じて適宜の位置に配置することができ、或いは全ての台形部材12について配置することもできる。
【0032】
・ 前記係止プレート21を1本の支持梁14に対して3箇所以上、適宜の箇所に設けることもできる。
・ 前記係止プレート21の回動軸24を、ボルトにナットを螺合させて構成したりすることも可能である。
【0033】
・ 前記係止プレート21の両端部を先端側ほど薄くなるようにテーパ状に形成し、係止プレート21の両端部がアスベスト層13内に入り込みやすくすることもできる。
・ 前記ジョイナー26の載置板25と被覆用天井板17との間をリベットやねじによって連結することもできる。
【0034】
・ 被覆用天井板17として、ロックウールパネル、カーボン繊維のパネル、合成樹脂の発泡体よりなるパネル等を使用することもできる。
次に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
【0035】
・ 前記各支持梁の対向する支持片間には、断面逆T字状をなすジョイナーを架設し、その両側方に延長形成された載置板上に被覆用天井板の端部を載置するように構成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。このように構成した場合、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加えて、被覆用天井板が短い場合でもジョイナーによって被覆用天井板を連結して使用することができる。
【0036】
・ 前記係止プレートは、支持梁に対して複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。このように構成した場合、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、支持梁の固定をより強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施形態における建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造を示す断面図。
【図2】係止プレートの構造及び作用を説明するための斜視図。
【図3】屋根材に対して支持梁及び被覆用天井板を配設した状態を示す斜視図。
【図4】支持梁及び被覆用天井板をH型鋼よりなる構造躯体に支持した状態を示す断面図。
【図5】被覆用天井板をジョイナーで連結した状態を示す断面図。
【符号の説明】
【0038】
11…屋根材、13…アスベスト層、14…支持梁、15…支持片、16…支承片、17…被覆用天井板、19…構造躯体、20…頂板、21…係止プレート、22…挿通孔、23…貫通孔、24…回動軸。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
断面波状に形成されて上部ほど縮幅し、その内面にアスベスト層が形成されている建築物の屋根材の内側に配設されてアスベスト層を被覆するアスベスト層の被覆構造であって、
断面台形状に形成され両側底部に沿って側方へ延びる支持片を有し、端部が構造躯体に支持される支持梁を備え、該支持梁の頂板上には回動可能に支持され前記支持梁が屋根材の内側に配置された状態で回動させて屋根材の内面に当接させて支持梁の上動を抑えるための係止プレートを設けると共に、各支持梁の対向する支持片上には剛性を有する被覆用天井板を載置してアスベスト層を被覆するように構成したことを特徴とする建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。
【請求項2】
前記係止プレートにはその中央位置に挿通孔が設けられると共に、支持梁の頂板の中央位置には貫通孔が設けられ、係止プレートの挿通孔と頂板の貫通孔に回動軸を挿通して支持し、係止プレートを回動可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。
【請求項3】
前記係止プレートは、支持梁の両端部に一対設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。
【請求項4】
前記支持梁の両支持片の端縁には上方へ延びる支承片が突出形成され、各支持梁の支承片上に被覆用天井板が載置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。
【請求項5】
前記支承片は、支持片の端縁から斜め外方へ傾斜するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の建築物の屋根材におけるアスベスト層の被覆構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−191457(P2009−191457A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−30535(P2008−30535)
【出願日】平成20年2月12日(2008.2.12)
【出願人】(591082845)岐阜折版工業株式会社 (5)
【Fターム(参考)】