説明

強耐折強度紙

【課題】本発明は、耐折回数20,000回以上を満足しうる強耐折強度紙を提供することを目的とする。また、これを原紙として、色々な用途の塗被液を塗被することによって、耐折回数の多く強度が強い様々な紙を作り出すことを可能とすることである。
【解決手段】本発明の強耐折強度紙は、ポリエステル繊維と針葉樹晒クラフトパルプとを含有する原紙に、樹脂又はゴムを成分とするバインダーが20〜100g/m含浸されてなることを特徴とする。ここで前記ポリエステル繊維は、主体繊維及び芯鞘バインダー繊維の混合物である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐折回数が極端に多く、強度が強い、何度も見開きが可能な紙に関する。
【背景技術】
【0002】
紙にメルカプト基を有するカチオン性のポリビニルアルコールを分散剤としたエチレン性不飽和単量体又はジエン系単量体の重合体微粒子からなる内添剤を添加して、紙の耐折回数を高める技術がある(例えば、特許文献1を参照。)。
【0003】
また、乾燥時の引張強さ、湿潤時の引張強さ、耐折強さに優れた含浸加工紙を製造するために、N−メチロール(メタ)アクリルアミドを0.1〜10重量%、(メタ)アクリルアミドを0.1〜30重量%、イタコン酸0.1〜10重量%を含むモノマー混合物を、ノニオン性乳化剤及び/又はアニオン性乳化剤を用いて乳化重合して得られた含浸加工用重合組成物に関する技術がある(例えば、特許文献2を参照。)。
【0004】
さらに、白色ポリエステル組成物層の片面又は両面にポリエステル層を積層した積層フィルムからなるプリンター用基材であって、該白色ポリエステル組成物は、融点が206〜249℃の共重合ポリエチレンテレフタレート30〜78重量%、無機顔料20〜40重量%および該共重合ポリエチレンテレフタレートに非相溶な脂肪酸炭化水素系高分子2〜30重量%からなり、該ポリエステル層表面の光沢度が80〜110%であり、かつ、該積層フィルムの空洞率が10〜40%及び耐折回数が2000回以上とする技術の開示がある(例えば、特許文献3を参照。)。特許文献3のプリンター用基材は、軽量で、高隠蔽性で、高光沢で、かつ、耐久性(特に耐屈曲性)に優れるとしている。
【0005】
【特許文献1】特開平8−170296号公報
【特許文献2】特開平9−279085号公報
【特許文献3】特開2001−341440号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1〜3に記載された紙又は紙に新規の薬品を内添、含浸などしたものでは、耐折回数20,000回以上を満足することができなかった。
【0007】
そこで本発明の目的は、耐折回数20,000回以上を満足しうる強耐折強度紙を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するべく鋭意検討した結果、次に示す発明によって前記課題を解決しようとするものである。すなわち、本発明に係る強耐折強度紙は、ポリエステル繊維と針葉樹晒クラフトパルプ(以下、「N−BKP」と略す。)とを含有する原紙に、樹脂又はゴムを成分とするバインダーが20〜100g/m含浸されてなることを特徴とする。なお、本発明において、バインダーの含浸量(g/m)は、絶乾質量で表している。
【0009】
本発明に係る強耐折強度紙では、前記ポリエステル繊維が、主体繊維及び芯鞘バインダー繊維の混合物であることが好ましい。
【0010】
本発明に係る強耐折強度紙では、前記バインダーが、スチレン・ブタジエンゴム、アクリル樹脂、エチレン酢酸ビニル、酢酸ビニル、メタクリル酸メチル・ブタジエンゴム若しくはアクリロニトリル・ブタジエンゴム又はこれらの混合物であることが好ましい。原紙中の繊維同士を強固に接着させ、耐折回数の多い十分な強度が得られる。
【0011】
本発明に係る強耐折強度紙では、坪量が100〜230g/mであることが好ましい。強耐折強度紙の強度を付与しつつ、折り返ししやすい。
【0012】
本発明に係る強耐折強度紙では、JIS P 8115:1994「紙及び板紙−耐折強さ試験方法−MIT試験機法」で規定する縦の耐折回数が20,000回以上であることが好ましい。印刷後の極度の折り返しに対して、破れを生じにくい。
【発明の効果】
【0013】
発明の強耐折強度紙は、ポリエステル繊維とN−BKPからなる原紙に、樹脂を成分とするバインダーを20〜100g/m含浸することによって、耐折回数が20,000回以上の耐折回数が著しく高い強耐折強度紙を製造することができる。また、これを原紙として、色々な用途の塗被液を塗被することによって、耐折回数の多く強度が強い様々な紙を作り出すことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明について実施形態を示して詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されない。
【0015】
本実施形態に係る強耐折強度紙は、ポリエステル繊維とN−BKPとを含有する原紙に、樹脂又はゴムを成分とするバインダーを20〜100g/m含浸されてなる。これによって、例えば坪量が100〜230g/mの紙において、耐折回数を20,000回以上とすることができる。
【0016】
[作用]
抄紙性のある熱融着性のポリエステル繊維と、繊維長が長いポリエステル樹脂製の主体繊維(例えばポリエチレンテレフタレート繊維)と、パルプ繊維である強度の高いN−BKPとを配合し、乾燥によって熱融着させて原紙を抄造し、これに樹脂又はゴムを成分とするバインダーを含浸することによって、長繊維同士が強く、結合することによって、耐折回数20,000回以上の強度が出せると考えられる。
【0017】
ポリエステル繊維は、繊維長が長いポリエステル樹脂製の主体繊維と、繊維長が長い抄紙性のある熱融着性のポリエステル繊維、例えば芯鞘バインダー繊維とに分けられる。
【0018】
主体繊維としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維で、繊維径は好ましくは3〜30μm、より好ましくは5〜20μmであり、長さが好ましくは3〜10mm、より好ましくは4〜8mmである。抄紙したときに、繊維同士が絡み、耐折回数を多くすることができる。例えば、帝人ファイバー(株)からTM04PNの商品名で市販されているものを使用できるが、本実施形態ではこのTM04PNに限定されるものではない。
【0019】
芯鞘バインダー繊維としては、熱融着性のポリエステル繊維であり、繊維径は好ましくは3〜20μm、より好ましくは5〜10μmであり、長さが好ましくは3〜10mm、より好ましくは4〜8mmである。抄紙したときに繊維同士が絡み、耐折回数を多くすることができる。また、芯鞘バインダー繊維の融点は80〜150℃が好ましく、100〜130℃がより好ましく、例えば110℃である。例えば、ユニチカ(株)からエステル4080の商品名で市販されているものを使用できるが、本実施形態ではこのエステル4080に限定されるものではない。
【0020】
ポリエステル繊維は、その配合割合として、好ましくはポリエステル樹脂製の主体繊維を30〜70質量%、芯鞘バインダー繊維を70〜30質量%とすることが好ましい。この配合割合とすることで、主体繊維によって強度を得るとともに、芯鞘バインダー繊維によって繊維同士を強固に接着させることがバランスよくできる。
【0021】
本実施形態で原紙に使用する木材パルプとしては、主にN−BKP(針葉樹晒クラフトパルプ)に代表される木材漂白化学パルプが使用される。N−BKPのカナディアンスタンダードフリーネスは400〜700mlが好ましく、500〜600mlがより好ましい。なお、必要に応じてL−BKP(広葉樹晒クラフトパルプ)、GP(砕木パルプ)、TMP(サーモメカニカルパルプ)、BCTMP(晒ケミサーモメカニカルパルプ)などの機械パルプ、古紙パルプを適宜配合することもできる。
【0022】
原料の配合として、好ましくはポリエステル繊維を20〜80質量%とN−BKPを80〜20質量%とを配合し、より好ましくはポリエステル繊維を30〜70質量%とN−BKPを70〜30質量%とを配合する。ここで、ポリエステル繊維の一部を繊維長の長い主体繊維、例えば繊維長の長いポリエチレンテレフタレート繊維とし、ポリエステル繊維の残りを芯鞘バインダー繊維で構成してもよい。
【0023】
原紙中にはポリエステル繊維とN−BKPの他に、本発明の目的効果を損なわない範囲で、一般的に使用されている各種の歩留り向上剤、紙力向上剤、内添サイズ剤、ピッチコントロール剤、消泡剤などの薬品類を適宜使用できる。
【0024】
本実施形態で使用する原紙の製造方法は、特に規定はなく、傾斜ワイヤー抄紙機、長網抄紙機、円網抄紙機、ヤンキー抄紙機、長網と円網のコンビネーションマシンなどの一般的な抄紙機によって製造できるが、傾斜ワイヤー抄紙機で抄造する方法が有効である。
【0025】
ポリエステル繊維とN−BKPとを含むパルプスラリーを抄紙し、これを乾燥させることによって芯鞘バインダー繊維が周囲の繊維に熱融着する。乾燥温度は、例えば100〜140℃である。この熱融着によって、繊維長が長いポリエステル樹脂製の主体繊維同士が強く、結合した原紙が抄造される。乾燥方式としては、例えば、抄造時のシリンダードライヤー又はエアドライヤーである。
【0026】
本実施形態に係る強耐折強度紙は、前記原紙に樹脂又はゴムを成分とするバインダーを含浸する。バインダーは、例えばスチレン・ブタジエンゴム(SBR)、アクリル樹脂、エチレン酢酸ビニル、酢酸ビニル、メタクリル酸メチル・ブタジエン(MBR)、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)などの単体であり、又はこれらの任意の混合物としてもよい。バインダーの形態を含浸液とし、原紙にバインダーを含浸する。含浸液は、バインダーの分散液としていることが好ましい。例えば、バインダーをエマルジョンタイプとすることが好ましい。本実施形態に係る強耐折強度紙では、バインダーを含浸液として片面又は両面から含浸させる。
【0027】
バインダーの含浸量は、20〜100g/mであり、好ましくは30〜80g/mである。バインダーの含浸量が20g/m未満であると十分な耐折回数が得られず、一方バインダーの含浸量が100g/mを超えると、工程汚れの原因となる上、均一に含浸できず、含浸ムラを生じる。
【0028】
本実施形態に係る強耐折強度紙は、片面及び両面に用途に応じて塗被液を塗被し、特定の特性をもつ強耐折強度紙を製造することができる。塗被液としては、コート紙塗料、インクジェットコート紙塗料などであり、塗被液には分散剤以外に、潤滑剤、防腐剤、消泡剤、耐水化剤、染料などを適宜添加することができる。これによって印刷適性、インクジェット適性などの特性を付与できる。
【0029】
次に、バインダーを含浸させた紙を、下記のカレンダー処理を行なう前に乾燥させる。乾燥はエアドライヤーなどで行なう。乾燥温度は、例えば100〜140℃である。
【0030】
本実施形態に係る強耐折強度紙の製造では、原紙にバインダーを含浸処理した後にカレンダー処理を行なうことが好ましい。カレンダー処理は、紙厚の均一化、表面平滑度の向上、光沢度の向上の目的に行われる。カレンダー処理は、オンマシンで配置されているマシンカレンダー、その他にスーパーカレンダー、フリクションカレンダー、グロスカレンダー、ブラッシカレンダー、マットカレンダー、ソフトカレンダーなどを用いることができ、カレンダーの種類は特に限定されるものではない。
【0031】
本実施形態に係る強耐折強度紙は、坪量が100〜230g/mとすることが好ましく、150〜200g/mとすることがより好ましい。坪量が100g/m未満では、紙自体の強度が劣る場合があり、一方、坪量が230g/mを超えると折れ割れが生じる場合がある。
【0032】
また、本実施形態に係る強耐折強度紙では、JIS P 8115:1994「紙及び板紙−耐折強さ試験方法−MIT試験機法」で規定される縦の耐折回数が20,000回以上であることが好ましい。縦の耐折回数20,000回以下では、印刷後の極度の折り返しに対して、破れを生じやすい。
【実施例】
【0033】
本発明を実施例によって、更に詳細に説明するが、本発明は、勿論これに限定されるものではない。なお、特に断らない限り、例中の部又は%は固形分換算での質量部又は質量%である。
【0034】
(実施例1)
<原紙の製造>
N−BKPをカナディアンスタンダードフリーネス(以下「フリーネス」と略す。)600mlのパルプを30質量%、これに芯鞘バインダー繊維(ユニチカ社製、エステル4080)を45質量%、更にこれに主体繊維として、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維(帝人ファイバー社製、TM04PN)を25質量%配合した繊維スラリーに、硫酸バンドを対繊維0.5%、湿潤紙力増強剤(星光PMC社製、WS−547)を対繊維1.5%添加し、角型手抄き抄紙機にて、140g/mの紙を抄紙し、熱風循環乾燥機にて110℃で乾燥し、原紙を抄造した。
【0035】
<バインダーの含浸>
前記に示した乾燥した原紙をそのまま、固形分20%のSBR(旭化成社製、A−7007)を含浸液として両面から絶乾質量換算で30g/m含浸し、熱風循環乾燥機にて110℃で乾燥し、その後、キャレンダーにて表面に平滑を与え、強耐折強度紙を製造した。これを実施例1とした。
【0036】
実施例における坪量、耐折回数、破裂強さ、引張強さは、次の内容によって評価した。
【0037】
(坪量)
JIS P 8124:1998「紙及び板紙−坪量測定方法」に従い、強耐折強度紙の坪量を測定した。
【0038】
(耐折回数)
JIS P 8115:1994「紙及び板紙−耐折強さ試験方法−MIT試験機法」に従い、強耐折強度紙の耐折回数を測定した。
【0039】
(破裂強さ)
JIS P 8131:1995「紙及び板紙−ミューレン高圧形試験機による破裂強さ試験方法」に従い、強耐折強度紙の破裂強さを測定した。
【0040】
(引張強さ)
JIS P 8113:2006「紙及び板紙−引張特性の試験方法−第2部:定速伸張法」に従い、引張強さを測定した。
【0041】
(実施例2)
実施例1の含浸液として、アクリル樹脂(ガンツ化成社製、B400H)とした以外、実施例1と同様にして、実施例2の強耐折強度紙を得た。
【0042】
(実施例3)
実施例1の原料配合として、主体繊維としてPET繊維35質量%、N−BKP20質量%、芯鞘繊維45%とした以外、実施例1と同様にして、実施例3の強耐折強度紙を得た。
【0043】
(実施例4)
実施例1の含浸液の含浸量を80g/mとしたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例4の強耐折強度紙を得た。
【0044】
(実施例5)
実施例1の原料配合として、主体繊維としてPET繊維を20質量%、N-BKP50質量%、芯鞘繊維30質量%とした以外、実施例1と同様にして、実施例5の強耐折強度紙を得た。
【0045】
(実施例6)
実施例1の原料配合として、主体繊維としてPET繊維を30質量%、N-BKP30質量%、芯鞘繊維40質量%とした以外、実施例1と同様にして、実施例6の強耐折強度紙を得た。
【0046】
(実施例7)
原紙の坪量を80g/mとした以外は、実施例1と同様にして、実施例7の耐折強度紙を得た。
【0047】
(実施例8)
原紙の坪量を160g/mとした以外は、実施例1と同様にして、実施例8の耐折強度紙を得た。
【0048】
(比較例1)
実施例1の原料配合として、主体繊維であるポリエチレンテレフタレート(PET)繊維に代えてレーヨン繊維(2.2dtex×5mm,アコーディス社製、リヨセル)とした以外、実施例1と同様にして、比較例1の強耐折強度紙を得た。
【0049】
(比較例2)
実施例1の原料配合として、N−BKPに代えてL−BKP(フリーネス;600ml)を使用した以外、実施例1と同様にして、比較例2の強耐折強度紙を得た。
【0050】
(比較例3)
実施例1の含浸液の含浸量として、130g/mにしたこと以外、実施例1と同様にして、比較例3の強耐折強度紙を得た。
【0051】
(比較例4)
実施例1の含浸液の含浸量として、15g/mにしたこと以外、実施例1と同様にして、比較例4の強耐折強度紙を得た。
【0052】
実施例と比較例の評価結果を表1に示した。
【0053】
【表1】

【0054】
実施例1〜実施例8を参照すると、いずれも耐折回数が20,000回を超えており、比較例と比べて破裂強さの値と引っ張り強さの値が大きかった。したがって、何度も見開きが可能な紙として適していることが確認できた。
【0055】
一方、比較例1は、主体繊維としてレーヨン繊維を用いたので、耐折回数、破裂強さ及び引っ張り強さのいずれも不足していた。比較例2は、N−BKPの代わりにL-BKPを配合したので、耐折回数、破裂強さ及び引っ張り強さのいずれも不足していた。比較例3は、バインダーの含浸量が130g/mと多かったので、含浸ムラを生じ、耐折回数、破裂強さ及び引っ張り強さのいずれも不足していた。比較例4は、バインダーの含浸量が15g/mと少なかったので、耐折回数、破裂強さ及び引っ張り強さのいずれも不足していた。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリエステル繊維と針葉樹晒クラフトパルプとを含有する原紙に、樹脂又はゴムを成分とするバインダーが20〜100g/m含浸されてなることを特徴とする強耐折強度紙。
【請求項2】
前記ポリエステル繊維が、主体繊維及び芯鞘バインダー繊維の混合物であることを特徴とする請求項1に記載の強耐折強度紙。
【請求項3】
前記バインダーが、スチレン・ブタジエンゴム、アクリル樹脂、エチレン酢酸ビニル、酢酸ビニル、メタクリル酸メチル・ブタジエンゴム若しくはアクリロニトリル・ブタジエンゴム又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の強耐折強度紙。
【請求項4】
坪量が100〜230g/mであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の強耐折強度紙。
【請求項5】
JIS P 8115:1994「紙及び板紙−耐折強さ試験方法−MIT試験機法」で規定する縦の耐折回数が20,000回以上であることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の強耐折強度紙。


【公開番号】特開2008−266866(P2008−266866A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−56072(P2008−56072)
【出願日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(000241810)北越製紙株式会社 (196)
【Fターム(参考)】