説明

北越紀州製紙株式会社により出願された特許

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【課題】本発明の課題は、断熱性、保温性、クッション性などの特性をもつ嵩高い深絞り成形体を製造することを可能とする熱成形可能な発泡性の成形用シートを提供することである。
【解決手段】本発明は、木材パルプ、ポリオレフィン系合成パルプ、熱可塑性合成繊維及び発泡性マイクロカプセル粒子を主体として組成される熱成形可能な発泡性の成形用シートであって、表層、中層及び裏層で構成される多層抄きシートである。成形用シート全体での木材パルプの含有率が20質量%以下であり、中層が、中層を構成する繊維100質量%に対して発泡性マイクロカプセル粒子を10〜50質量%含有し、表層及び裏層が、発泡性マイクロカプセル粒子を含有しないか又は中層よりも少なく、かつ、最大10質量%含有し、抄紙機の乾燥工程で発泡性マイクロカプセル粒子を未発泡の状態のままで乾燥したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、表面光沢感が高く、画像再現性に優れたインクジェット記録用光沢紙及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明に係るインクジェット記録用光沢紙は、基材の少なくとも片面に1層以上の塗工層が設けられ、塗工層の最表層が光沢発現層であるインクジェット記録用光沢紙において、光沢発現層が、ポリビニルアルコール若しくは変性ポリビニルアルコールのいずれか一方又は両方(A)と、アルギン酸アルカリ金属塩(B)と、カチオン性物質(C)と、を含み、かつ、(C)は(A)及び(B)とは異なるカチオン性物質である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、退色度が小さく、キャストドラムからの離型性が良好で、印刷強度が強く、光沢度の高いキャストコ−ト紙及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係るキャストコート紙の製造方法は、原紙の表面に顔料及び水性接着剤を含有するキャスト塗工液を塗工してキャスト塗工層を設け、次いで乾燥するキャスト塗工層形成工程と、リウェット法によるキャスト処理工程と、を有するキャストコート紙の製造方法において、水性接着剤としてカゼインを使用せず大豆タンパクを使用し、更にラテックスを併用し(ただし、水性接着剤として水性ウレタン樹脂を含む場合を除く。)、大豆タンパクの含有量が、顔料100質量部に対して4〜14質量部であり、ラテックスの含有量は、大豆タンパク100質量部に対して100〜400質量部であり、かつ、再湿潤液として蟻酸水溶液を使用する。 (もっと読む)


【課題】 撥水性、耐水性が良好で、水への浮揚性に優れ、祈願札等として川に流した際に水面に長時間浮いて流れていく様を見ることができ、しかも、焼却処理が容易であり、焼却時に環境に与える影響が少ないお札用原紙を提供すること。
【解決手段】 パルプ100重量部に対して、内添サイズ剤を0.1〜2.0重量部、内添紙力剤を0.2〜3.0重量部含有するシートの表面に、表面サイズプレス処理により表面サイズ剤を塗工し、坪量が250〜500g/m2、密度が0.8g/cm3以下、JIS P 8122で規定されるステキヒトサイズ度が1000秒以上、JIS P 8140で規定されるコッブ吸水度が40g/m2以下であるお札用原紙。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、液体トナーを使った電子写真方式を用いて印刷する時に、転写ドラムから紙への液体トナーの転移性及び液体トナーの紙への定着性が良好で、かつ、一般的な商業印刷のオフセット印刷方式や凸版印刷方式での印刷にも好適に使用可能であり、かつ、光沢度が高く、アルバム製本の加工適性に優れた湿式電子写真印刷用紙を提供することである。
【解決手段】本発明に係る湿式電子写真印刷用紙は、基紙の両面に顔料及び接着剤を主体とする1層以上の塗工層を設けた湿式電子写真印刷用紙において、塗工層の最上層が、両面共に顔料としてカオリンクレー、炭酸カルシウム及び有機顔料を含有し、コブ吸水度(JIS P8140:1998、接触時間30秒)が、30g/m以下であり、最上層の表面の75度鏡面光沢度(JIS P8142:2005)が、60%以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、インクジェット記録用光沢紙において、良好な染料インク及び顔料インクのインク吸収性と画像鮮明性をもちながら、銀塩写真用印画紙に匹敵する高い表面光沢を有し、インクジェットプリンターでの搬送性及び搬送時の耐傷性にも優れたインクジェット記録用光沢紙を提供することである。
【解決手段】基紙の少なくとも片面に、気相法シリカを含む光沢発現層が設けられており、該光沢発現層上に球状コロイダルシリカと炭化水素系界面活性剤とを含有する光沢発現層の保護層が設けられているインクジェット記録用光沢紙とする。 (もっと読む)


【課題】耐水性を付与するとともにブロッキングを防止することができる圧着用紙を提供すること。
【解決手段】少なくとも1の折り畳み部を有する基材からなり、該折り畳み部を折り畳んだ際に対向する面の少なくとも一方の面に剥離可能な接着剤層が積層されてなる圧着用紙であって、前記基材には、カチオン系湿潤紙力剤が添加されており、前記接着剤層は、接着剤と複数の微小粒子からなるとともに1の微小粒子が非晶質合成シリカである。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、本発明は、カゼインに起因する臭いが無く、キャストドラムからの離型性が良好で、印刷強度が強く、ラミネート加工に適したキャストコ−ト紙及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係るキャストコート紙は、顔料及び接着剤を含有するキャスト塗工液を原紙の表面に塗工してキャスト塗工層を設け、次いで乾燥し、乾燥した前記キャスト塗工層の表面を再湿潤して鏡面光沢を有するキャストドラムに圧接し、乾燥することからなるリウェット法によってキャスト処理したキャストコート紙において、前記キャスト塗工層は、接着剤として、ラテックスの全モノマー100質量部に対して、ブタジエンモノマー35〜55質量部及びカルボン酸系モノマー1〜8質量部を含有するスチレンブタジエン−カルボン酸−アクリロニトリル共重合体ラテックスを含有し、且つカゼインを使用せず大豆タンパクを必須成分として含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、インクジェット記録用光沢紙において、良好な染料インク及び顔料インクのインク吸収性と画像鮮明性をもちながら、銀塩写真並の高光沢感を有し、光沢面の耐傷性に優れる記録媒体を提供することである。
【解決手段】
本発明に係るインクジェット記録用光沢紙は、紙基材の少なくとも片面に、BET比表面積が100〜400m/gの多孔質微細顔料と結着剤を含む1層以上の光沢発現層を設け、かつ、該光沢発現層の上に平均粒子径が20〜200nmである単分散球状コロイダルシリカとポリビニルアルコールを主体とする光沢発現層の保護層を設け、かつ該保護層の厚さが0.02〜2.0μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 従来の良好なインクジェット適性乃至印字品質を維持しつつ、問題点であった変色を改善したインクジェット記録用シートを提供すること。
【解決手段】 パルプを主成分とするシート状支持体と、前記シート状支持体の片面又は両面にあって、多孔性の微粒子状無機顔料、水溶性の接着剤、及びカチオン性のインク定着剤を含む塗工液を塗布してなる記録層とを包含し、かつ前記多孔性の微粒子状無機顔料のうちの所定分量は、前記記録層の変色に寄与する表面活性を失活処理された多孔性の微粒子無機顔料とされることを特徴とするインクジェット記録用シート。 (もっと読む)


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