説明

応力センサーと応力センサーを具えた電子装置

【課題】本発明は電子装置中の入力ユニットに係る既存の組立部材と相互に結合させるための応力センサーを提供する。
【解決手段】回路基板と回路基板の一側に設置する指向性作動部とを含み、回路基板は結合手段によって直接既存の組立部材の一側に固設して、応力センサーと既存の組立部材の組立て完成後の全体の高さを低くする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願はセンサーとセンサーを具えた電子装置に関し、特に応力センサーと応力センサーを具えた電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
目下従来の指向性機能を具えたポインティング・スティック(pointing stick)関連部材(本文では以下応力センサーという)は既に各種電子装置に活用されるようになってきており、総じてノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティック等の電子装置には何れも応力センサーと前記電子装置において入力機能を提供するためのハードウェア入力構造とを相互に組合せた姿が見られる。例えば、散見される市販のノートパソコンのキーボードのキーの間には、その中央位置に接近した箇所に応力センサーが設置されているのを見かける。こうしてユーザーは手指で応力センサーにタッチするだけで、ユーザーのタッチ力の大きさとタッチ方向に反応することができ、さらにはスクリーン(図示せず)上のカーソルに対応する移動動作を生じる。
【0003】
従来の応力センサー構造と作動原理について、図1A図1Bに示す応力センサーの斜視概略図と分解概略図、さらに図2で示す従来の応力センサーに係る回路基板(circuit substrate)の下方表面の概略図を参照する。即ち、従来の応力センサー10は少なくとも背板11、回路基板12、指向性作動部13、複数個の誘導抵抗14、指向性作動部13をその中に通すためのホール151を具備する固持部材15、複数個の固定用ホール161及び前記固定用ホール161に対応する固定部材162を含む。当然、背板11と回路基板12の間に、また前記回路基板12と固持部材15の間にそれぞれ絶縁プレート17、18を設置することができる。
【0004】
また、指向性作動部13は回路基板12の上方表面121に設置し、複数個の誘導抵抗14(水平方向に配置した誘導抵抗141、142及び垂直方向に配置した誘導抵抗143、144を含む)については、上方表面121に対応する下方表面122に設置し、こうしてユーザーは手指で指向性作動部13にタッチすると、指向性作動部13下方且つ水平及び/又は垂直方向に変形した回路基板の一部(即ち応力変形エリア123)に連接して、さらに応力変形エリア123にある前記誘導抵抗14を前記変形に応じて対応する抵抗値に変化が生じる。それゆえ、従来の応力センサー10と連接するマイクロプロセッサー又はコントローラー(図示せず)が前記対応する抵抗値の変化を検知しさえすれば、スクリーンのカーソルの移動動作を制御することができる。
【0005】
図3では従来の応力センサーを具えた電子装置(キーボード)の組立概略図を示しており、筆者はここから従来技術の欠点を見出すことができる。つまり、応力センサー10について、固持部材15上に設けた別の固定用ホール163並びに対応する別の固定用ホール164により、応力センサー10とキーボード板39を一緒に組合せた際、体積全体が高すぎたり重過ぎたりすることが、各種電子製品が次第に一層軽薄化している製品デザインの昨今の趨勢に逆行しているのである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願の主な目的は電子装置の組立体積を減らせる応力センサーを提供することにある。
【0007】
本願の別途目的は小さな組立体積の応力センサーを具備した電子装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願の好ましい方法は、応力センサーに関し、応力センサー構造を具備する回路基板と、回路基板の一側に設置し、且つ応力センサー構造に連設する指向性作動部とを含み、回路基板は結合手段によって、入力ユニットに設けた既存の組立部材と相互に結合して、回路基板を直接既存の組立部材の一側に固設する。
【0009】
前記好ましい方法により、前記応力センサー構造は前記指向性作動部と応力変形エリアを相互に連接するものと、前記応力変形エリア内に設けた複数個の応力誘導抵抗とを含む。
【0010】
前記好ましい方法により、前記入力ユニットはノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティック等の電子装置において入力機能を提供するためのハードウェア入力構造を指し、且つ前記既存の組立部材は前記ハードウェア入力構造内の既存の構造体若しくは部材である。
【0011】
前記好ましい方法により、前記入力ユニットが前記キーボードのハードウェア入力構造である場合、前記既存の組立部材はキーボード板であって、且つ前記回路基板と前記キーボード板は何れも双方が互いに対応する上方、下方表面を有し、前記指向性作動部が前記回路基板の上方表面に設置されると、結合手段により、前記回路基板の下方表面と前記キーボード板の上方表面とを相互に結合させ、前記回路基板を前記キーボード板の上方に設置し、又は前記キーボード板にはさらに指向性作動部をその中に通すためのホールを設け、前記回路基板の上方表面を前記キーボード板の下方表面と相互に結合させて、前記回路基板を前記キーボード板の下方に設置することができる。
【0012】
前記好ましい方法により、前記結合手段はそれぞれ前記回路基板と前記キーボード板内に設けた複数個の固定用ホールと、前記固定用ホールに対応する複数個の固定部材を含み、又は前記結合手段は粘着剤又はホットボンドであって、前記回路基板と前記キーボード板とを相互に粘着させることができる。
【0013】
前記好ましい方法により、応力センサーはさらに前記回路基板と前記キーボード板の間に設置する第一絶縁プレートを含む。
【0014】
前記好ましい方法により、前記応力センサーはさらに前記指向性作動部を通す別のホールを設けた固持部材を含み、且つ前記固持部材は前記キーボード板の上方に位置する前記回路基板の上方表面に設置する。
【0015】
前記好ましい方法により、応力センサーはさらに前記固持部材と前記回路基板の間に設けた第二絶縁プレートを含む。
【0016】
前記好ましい方法により、前記結合手段はそれぞれ固持部材、前記回路基板及び前記キーボード板内に設けた複数個の固定用ホールと、前記固定用ホールに対応する複数個の固定部材を含み、又は記結合手段は粘着剤又はホットボンドであって、前記固持部材、前記回路基板及び前記キーボード板を相互に粘着させることができる。
【0017】
前記好ましい方法により、前記応力センサーはさらに背板を含み、前記回路基板が前記キーボード板の下方に設置された場合、前記背板は前記回路基板の下方表面に設置される。
【0018】
前記好ましい方法により、前記応力センサーはさらに前記背板と前記回路基板の間に設けた第三絶縁プレートを含む。
【0019】
前記好ましい方法により、前記結合手段はそれぞれ前記背板、前記回路基板及び前記キーボード板内に設けた複数個の固定用ホールと、前記固定用ホールに対応する複数個の固定部材を含み、又は前記結合手段は粘着剤又はホットボンドであって、前記背板と前記回路基板を前記キーボード板と相互に粘着させることができる。
【0020】
本願の別途好ましい方法は、応力センサーを具えた電子装置に関し、回路基板と指向性作動部を具備した応力センサーで、指向性作動部は回路基板の一側に設置されると共に、回路基板の応力センサー構造と連設するものと、既存の組立部材と、回路基板を直接既存の組立部材の一側に固設するための結合手段とを含む。
【0021】
前記好ましい方法により、ノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティック等の電子装置を含み、且つどの電子装置内にも全て入力機能を提供するためのハードウェア入力構造を具備し、且つ前記既存の組立部材は前記ハードウェア入力構造内の既存の構造体若しくは部材である。
【0022】
前記好ましい方法により、前記電子装置がキーボードである場合、前記既存の組立部材はキーボード板である。
【0023】
本願の別途好ましい方法は、応力センサーを具えた電子装置に関し、回路基板と指向性作動部を具備した応力センサーであって、指向性作動部は回路基板の一側に設置されると共に、回路基板の応力センサー構造と連設するものと、既存のプレートを具備した入力ユニットと、回路基板を既存のプレートの双方互いに対応する表面の何れか一方に直接固設するための結合手段とを含む。
【0024】
前記好ましい方法により、前記入力ユニットはノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティック等の電子装置において入力機能を提供するためのハードウェア入力構造を指す。
【0025】
前記好ましい方法により、前記入力ユニットがキーボードのハードウェア入力構造である場合、前記既存のプレートはキーボード板である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1A】従来の応力センサーの斜視概略図である。
【図1B】従来の応力センサーの分解概略図である。
【図2】従来の応力センサーに係る回路基板の下方表面の概略図である。
【図3】従来の応力センサーを具えた電子装置(キーボード)の組立概略図である。
【図4A】本願に係る応力センサーの第一の好ましい実施例で電子装置に組み立てられた既存の組立部材に係る上方表面の側面概略図である。
【図4B】本願に係る応力センサーの第一の好ましい実施例で電子装置組み立てられた既存の組立部材に係る下方表面の側面概略図である。
【図5】本願に係る応力センサーの第二の好ましい実施例で前記電子装置に組み立てられた既存の組立部材の上方表面の側面概略図である。
【図6】本願に係る応力センサーの第三の好ましい実施例で前記電子装置に組み立てられた既存の組立部材の下方表面の側面概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、好ましい実施例を列挙して本発明を説明するものの、当業者は一様にこれが一実施例を挙げたに過ぎないことを知悉しており、発明自体を限定するものではない。
【0028】
また、本願の以下に述べる各種好ましい実施例は応力センサーのハードウェア組立構造とその電子装置間との組立て関係に重点を置いており、応力センサーの一般作動原理は、前記従来技術の関連説明と同様につき、ここではこれ以上贅言しないこととする。
【0029】
図4A、図4Bはそれぞれ本願の応力センサーに係る第一の好ましい実施例で電子装置に組立てられた既存の組立部材の上方表面の側面概略図である。つまり、応力センサーに関連した第一の好ましい実施例40は、回路基板42と前記回路基板42の一側(例えば、上方表面)に設置した指向性作動部43を含み、前記応力センサー40は応力センサー構造(図示せず)を具備し、且つ応力センサー構造は指向性作動部43と相互に連接する応力変形エリア(図示せず)並びに応力変形エリアに設けた複数個の応力誘導抵抗(図示せず)を含む。当然、前記応力変形エリア又は応力誘導抵抗等の構造若しくは部材についての具体的な実施方法は図1A、図1B又は図2で示すことができるので、ここではこれ以上贅言しないこととする。
【0030】
また、電子装置に関する具体的な方法はノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティック等の電子装置を含み、且つどの電子装置にも何れも入力機能を提供するためのハードウェア入力構造(又は入力ユニットという)を具備している。そして、既存の組立部材はハードウェア入力構造の中の既存の構造体又は部材である。キーボードを例に取ると、応力センサー40と相互に組立てた既存の組立部材が即ちキーボードのキーボード板70である。勿論、本願の下記各種実施例で組合せた既存の組立部材は、上方、下方表面71、72のキーボード板70を説明対象とする。
【0031】
図4Aで言うと、応力センサー40はキーボード板70の上方表面71に設置され、且つ応力センサー40とキーボード板70の間の結合手段については、それぞれ回路基板42とキーボード板70の中に設けた複数個の固定用ホール461並びに前記固定用ホール461に対応する複数個の固定部材462を含み、或いは結合手段は粘着剤又はホットボンド(図示せず)であって、回路基板42とキーボード板70を互いに粘着させることができる。
【0032】
好ましい方法は、応力センサー40がさらに回路基板42とキーボード板70の間に設置するための図1Bに示す絶縁プレート17類似した絶縁部材を含む。
【0033】
また、回路基板42をキーボード板70の下方表面72に設置しようとすれば、図4Bに示す様に、キーボード板70には指向性作動部43をその中に通すためのホール(図1Bに示す151に類似するもの)を具備し、回路基板42の上方表面をキーボード板70の下方表面72と互いに結合させる必要が有る。本実施例における回路基板42とキーボード板70の間の結合手段については、前記図4Aに関連した説明のとおりである。
【0034】
このほか、図5で示しているのは本願の応力センサーの第二の好ましい実施例50であり、つまり応力センサー50は回路基板52、指向性作動部53及び別のホール(図1Bに示す151に類似するもの)を設けた固持部材55を含む。こうして、応力センサー50をキーボード板70の上方表面71に設置する場合、固持部材55の別のホールに指向性作動部53をその中に通して、応力センサー50をキーボード板70の上方表面71に設置する。勿論、応力センサー50は回路基板52と固持部材55の間に設置するための図1Bに示す絶縁プレート18に類似した絶縁部材を含む。
【0035】
また、本実施例において、固持部材55、回路基板52及びキーボード板70間の結合手段については、それぞれ固持部材55、回路基板52及びキーボード板70に設けた複数個の固定用ホール561と前記複数個の固定用ホール561に対応する複数個の固定部材562を含み、或いは結合手段は粘着剤又はホットボンド(図示せず)であって、固持部材55、回路基板52及びキーボード板70を相互に接着させることができる。
【0036】
図6で示すのは、本願に係る応力センサー60の第三の好ましい実施例であり、即ち、応力センサー60は回路基板62、指向性作動部63及び背板61を含み、且つキーボード板70には指向性作動部63をその中に通すためのホール(図1Bに示す151に類似するもの)を具備し、回路基板62の上方表面をキーボード板60の下方表面72と互いに結合させる。
【0037】
勿論、応力センサー60はさらに回路基板62と背板61の間に設置するための図1Bに示す絶縁プレート17類似した絶縁部材を含む。
【0038】
また、本実施例において、キーボード板70、回路基板62及び背板61間の結合手段については、それぞれキーボード板70、回路基板62及び背板61に設けた複数個の固定用ホール661と前記複数個の固定用ホール661に対応する複数個の固定部材662を含み、或いは結合手段は粘着剤又はホットボンド(図示せず)であって、キーボード板70、回路基板62及び背板61を相互に接着させることができる。
【0039】
上記の方法により、応力センサーと電子装置における既存の組立部材の組立て完成後の全体の高さを効果的に下げることができ、従って本願は実際に極めて産業的価値を備えた作である。
【0040】
本願は当業者の技術思想により諸般の修飾を行うも、全て添付した特許請求の範囲によって保護されるものとする。
【符号の説明】
【0041】
10、40、50、60 応力センサー
11、61 背板
12、42、52、62 回路基板
121 回路基板の上方表面
122 回路基板の下方表面
123 応力ひずみエリア
13、43、53、63 指向性作動部
14(141〜144)複数個の誘導抵抗
15、55 固持部材
161、163、461、561、661 複数個の固定用ホール
162、164、462、562、662 固定部材
17、18 絶縁プレート
39、70 キーボード板
71 キーボード板の上方表面
72 キーボード板の下方表面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
応力センサーであって、
応力センサー構造を具備する回路基板と、
前記回路基板の一側に設置し、且つ前記応力センサー構造に連設する指向性作動部と、
背板と、を含み、
前記回路基板は、結合手段によって、入力ユニットに設けた既存の組立部材と相互に結合して、前記回路基板を直接前記既存の組立部材の一側に固設し、
前記結合手段はそれぞれ前記背板、前記回路基板及び前記入力ユニット内に設けた複数個の固定用ホールと、前記固定用ホールに対応する複数個の固定部材を含むことを特徴とする応力センサー。
【請求項2】
前記応力センサー構造は前記指向性作動部と応力変形エリアを相互に連接するものと、前記応力変形エリア内に設けた複数個の応力誘導抵抗とを含み、且つ前記入力ユニットがノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティックの電子装置において入力機能を提供するためのハードウェア入力構造を指し、且つ前記既存の組立部材が前記ハードウェア入力構造内の既存の構造体若しくは部材であることを特徴とする請求項1に記載の応力センサー。
【請求項3】
前記入力ユニットが前記キーボードのハードウェア入力構造である場合、前記既存の組立部材はキーボード板であって、且つ前記回路基板と前記キーボード板は何れも双方が互いに対応する上方、下方表面を有し、前記指向性作動部が前記回路基板の上方表面に設置されると、前記結合手段により、前記回路基板の下方表面と前記キーボード板の上方表面とを相互に結合させ、前記回路基板を前記キーボード板の上方に設置し、又は前記キーボード板にはさらに前記指向性作動部をその中に通すためのホールを設け、前記回路基板の上方表面を前記キーボード板の下方表面と相互に結合させて、前記回路基板を前記キーボード板の下方に設置することができることを特徴とする請求項2に記載の応力センサー。
【請求項4】
前記応力センサーはさらに前記回路基板と前記キーボード板の間に設置する第一絶縁プレートを含むことを特徴とする請求項3に記載の応力センサー。
【請求項5】
前記応力センサーはさらに前記指向性作動部を通せる別のホールを設けた固持部材を含み、且つ前記固持部材は前記キーボード板の上方に位置する前記回路基板の上方表面に設置し、また前記応力センサーはさらに前記固持部材と前記回路基板の間に設けた第二絶縁プレートを含むことを特徴とする請求項3に記載の応力センサー。
【請求項6】
前記背板は前記回路基板の下方表面に設置され、前記応力センサーはさらに前記背板と前記回路基板の間に設けた第三絶縁プレートを含むことを特徴とする請求項1に記載の応力センサー。
【請求項7】
応力センサーを具えた電子装置であって、
回路基板と指向性作動部を具備した応力センサーで、前記指向性作動部は前記回路基板の一側に設置されると共に、前記回路基板の応力センサー構造と連設するものと、
入力ユニットに設けた既存の組立部材と、
前記回路基板を直接前記既存の組立部材の一側に固設するための結合手段と、
背板と、を含み、
前記結合手段はそれぞれ前記背板、前記回路基板及び前記入力ユニット内に設けた複数個の固定用ホールと、前記固定用ホールに対応する複数個の固定部材を含むことを特徴とする応力センサーを具えた電子装置。
【請求項8】
前記応力センサー構造は前記指向性作動部と応力変形エリアを相互に連接するものと、前記応力変形エリア内に設けた複数個の応力誘導抵抗とを含み、且つ前記電子装置は少なくともノートパソコン、マウス、キーボード、ポータブル設備又はジョイスティックのうちの何れか一つとし、またどの電子装置内にも全て入力機能を提供するためのハードウェア入力構造を具備し、且つ前記既存の組立部材は前記ハードウェア入力構造内の既存の構造体若しくは部材であり、前記入力ユニットは、前記ハードウェア入力構造であることを特徴とする請求項7に記載の電子装置。
【請求項9】
前記電子装置が前記キーボードである場合、前記既存の組立部材はキーボード板であって、且つ前記回路基板と前記キーボード板は何れも双方が互いに対応する上方、下方表面を有し、前記指向性作動部が前記回路基板の上方表面に設置されると、前記結合手段により、前記回路基板の下方表面と前記キーボード板の上方表面とを相互に結合させ、前記回路基板を前記キーボード板の上方に設置し、又は前記キーボード板にはさらに前記指向性作動部をその中に通すためのホールを設け、前記回路基板の上方表面と前記キーボード板の下方表面とを相互に結合させ、前記回路基板を前記キーボード板の下方に設置することができることを特徴とする請求項8に記載の電子装置。
【請求項10】
前記応力センサーはさらに前記回路基板と前記キーボード板の間に設置する第一絶縁プレートを含むことを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
【請求項11】
前記応力センサーはさらに前記指向性作動部を通せる別のホールを設けた固持部材を含み、且つ前記固持部材は前記キーボード板の上方に位置する前記回路基板の上方表面に設置し、また前記応力センサーはさらに前記固持部材と前記回路基板の間に設けた第二絶縁プレートを含むことを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
【請求項12】
前記背板は前記回路基板の下方表面に設置され、前記応力センサーはさらに前記背板と前記回路基板の間に設けた第三絶縁プレートを含むことを特徴とする請求項7に記載の電子装置。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−258247(P2011−258247A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−212356(P2011−212356)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【分割の表示】特願2008−195187(P2008−195187)の分割
【原出願日】平成20年7月29日(2008.7.29)
【出願人】(503031488)義隆電子股▲ふん▼有限公司 (42)
【Fターム(参考)】