説明

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

【課題】画像を出力する出力装置に応じた適切な画像データを出力対象として選択することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】複数の画像を記憶しているサーバから、その複数の画像のそれぞれのサイズを示すサイズ情報を取得する。そして、取得された前記サイズ情報が示す前記複数の画像のそれぞれのサイズに応じて、当該複数の画像を出力するための出力装置の出力性能に応じたサイズの画像を、当該出力装置への出力対象として選択する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、出力対象の画像を選択する情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットに接続されたサーバによって、ユーザが互いに写真画像を公開して共有することができるWebサービスが提供されている。そのWebサービスにより、ユーザは、PC等で動作するウェブブラウザ上で写真画像の表示や、写真等の画像データのアップロードを行うことができる。
【0003】
また、アプリケーションからWebサーバに格納されている情報を直接取得可能とするように、API(Application Program Interface)を提供しているWebサービスがある。そして、そのようなAPIを利用することによりサーバ上の画像データを表示可能としたソフトウェアを備えた組込み機器が開発されている。
【0004】
なお、上記のWebサービスでは高精細な主画像に加えて、主画像よりも画素数の少ないサムネイル画像データを格納している。そして、組込み機器では、サムネイル画像をWebサーバから取得して表示することで、主画像を表示させる場合よりも早く、画像の内容をユーザに示すことができる。
【0005】
このようなサムネイル画像を表示させる方法として、特許文献1には、画素数の異なる複数種類のサムネイル画像を記憶しておくことが記載されている。そして、サムネイル画像の一覧ビュー画面においては、ユーザが指示した表示倍率に応じた画素数のサムネイル画像を表示させることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−140361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の従来技術では、表示倍率に応じた画素数の画像を表示させているが、その画像を表示させる表示装置がどのようなものであるかについては考慮されていない。従って、表示倍率に応じた画素数の画像を表示装置に表示させたとしても、その画像が当該表示装置に適さない場合がある。例えば、ユーザが指定した表示倍率に応じて選択された画像の画素数が、ある解像度の表示装置に表示させる場合に適していたとしても、その表示装置よりも解像度の低い表示装置には適さない場合がある。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑み、画像を出力する出力装置に応じた適切な画像データを出力対象として選択することができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、複数の画像を記憶しているサーバと通信可能な情報処理装置であって、前記サーバから前記複数の画像のそれぞれのサイズを示すサイズ情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記サイズ情報が示す前記複数の画像のそれぞれのサイズに応じて、当該複数の画像から、当該複数の画像を出力するための出力装置の出力性能に応じたサイズの画像を、当該出力装置への出力対象として選択する選択手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像を出力させる出力装置に応じた適切な画像データを出力対象として選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】Webサービスシステムの構成を示す図である。
【図2】MFPのハードウェア構成を示す図である。
【図3】リレーサーバのアプリケーション構成を示す図である。
【図4】各サイトで登録されているデータ構成の一例を示す図である。
【図5】アルバムリストの記述例を示す図である。
【図6】写真共有サイトAから取得可能なサムネイル画像の一例を示す図である。
【図7】アルバムリストを取得し、表示するまでの処理の手順を示す図である。
【図8】印刷対象の画像を選択して印刷するまでの処理を示す図である。
【図9】MFPの表示部の画面を示す図である。
【図10】リレーサーバが取得する画像情報リストの一例を示す図である。
【図11】リレーサーバが取得する画像情報リストの他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳しく説明する。尚、以下の実施例は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
【0013】
図1は、本発明に係る実施例における情報処理装置を含むネットワーク構成を示す図である。図1に示すネットワークは、TCP/IPを使用して、相互に接続されたインターネットの一部である。このネットワークでは、クライアント装置としてのMFP(多機能複合装置:Multifunctional Peripheral)101と中継サーバ102(リレーサーバともいう)と写真共有サイトサーバ103(以下、写真共有サイトまたは単にサイトともいう)が接続されていて、相互に通信してデータを送受信することができる。また、他の不図示のコンピュータや機器が多数接続されていても良い。
【0014】
ユーザは、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)と契約することで、MFP101をインターネットに接続するための環境を整えることができる。例えば、MFP101をリレーサーバ102及び写真共有サイト103と通信可能にすることができる。MFP101とインターネットとの間には、不図示のルータが接続されても良い。インターネット上のサーバや画像ファイルを指定するために、URLが用いられても良い。本実施例においては、URLによってネットワーク上のロケーション情報を示すことができる。
【0015】
この図1に示したようなネットワーク構成において、MFP101は、写真共有サイト103〜105のロケーション情報に従って、PC等を介さずにサーバに画像を送信して、画像をサーバ内のメモリに格納させることができる。このとき画像共有サイト103〜105のメモリには、画素数の大きな主画像と、当該主画像と同内容であり、当該主画像よりも画素数の少ないサムネイル画像を格納されている。
【0016】
また、MFP101は、サーバや画像ファイルを特定するためのロケーション情報に従って、PC等を介さずに、写真共有サイトから画像を取得して、表示画面に画像を表示させることができる。その表示内容として、例えばアルバム/画像データをユーザが選択するための選択画面を表示させることができる。この選択画面では、選択対象の候補である画像の内容をユーザが確認できれば十分であるため、サーバに記憶されているサムネイル画像を取得するようにしてもよい。
【0017】
そして、ユーザが上記の選択画面において画像を選択すると、MFP101は、その画像をサーバから取得して、取得した画像を出力する。出力方法としては、例えば主画像を印刷装置に出力して、画像を印刷させることができる。このような構成において、サーバに格納されている写真等の画像データは、そのピクセル数が多くなるほどデータ量が大きくなる傾向にあり、MFP101への転送時間が多くかかる。特に、Webサービス側の仕様変更等によって、クライアント装置に提供される画像のサイズが変更される場合がある。このとき画像のサイズが大きくなるように変更されると、転送時間が増大する、もしくは、転送ができなくなってしまうおそれがある。
【0018】
また一方、クライアント装置により画像が表示される表示装置や、クライアント装置が画像を印刷させる印刷装置といった出力装置において画像を出力するときに、出力対象の画像の適切な画素数は、出力装置の性能によって異なる。例えば、ピクセル数が極めて大きな画像をクライアント装置が取得して、表示装置に表示する場合に、多くの転送時間をかけてその画像を取得したとしても、その表示装置の解像度が低い場合には、取得した画像の画素を間引いて表示しなくてはならない場合がある。特に、組込み機器の表示部は、PCと比較すると面積が小さく表示可能なピクセル数が少ないことが多い。そのために、このような装置が、その表示部より著しくピクセル数が多い画像データを取得する場合、転送時間が多くかかってしまい、また表示品位の向上も望めない。
【0019】
そこで、本実施例では、クライアント装置としてのMFP101が、写真共有サイトから画像を取得して、取得した画像を出力装置に出力する場合に、画像が出力される出力装置の性能に応じた画像を出力させる。特に、本実施例では、写真共有サイトにおいて、同様の内容の画像であるが画素数の異なる、複数の画像を格納させる。そして、その複数の画像から、出力装置の性能に応じた画像を選択させる。以下、本実施例について、さらに詳細に説明する。
【0020】
図2は、MFP101のハードウェア構成を示す図である。MFP101は、操作部201と、カードインタフェース202と、読取部208と、記録部209とを有する。また、MFP101は、CPU200と、ROM203と、RAM204と、不揮発性RAM205と、表示部206と、画像処理部210と、圧縮/解凍部211と、駆動部212と、センサ部213とを有する。CPU200は、MFP101全体を制御し、例えば操作部201を介して入力したユーザ操作に従ってROM203に記憶されているプログラムを実行する。ROM203は、MFP101の制御命令プログラム等を格納する。さらに、MFP101は、無線ネットワーク部207と有線ネットワーク部214とを有する。無線ネットワーク部207は、IEEE802.11a等の規格に対応した無線LANアクセスポイントと無線によって通信可能である。有線ネットワーク部214は、100Base−TX等のより対線ケーブルを接続可能なEthernet(登録商標)コネクタを有している。
【0021】
上記のような構成において、MFP101は、無線ネットワーク部207や有線ネットワーク部214を用いて、中継サーバ102と通信することができ、その中継サーバ102を介して、写真共有サイト103〜105にアクセスすることができる。そして、写真共有サイト103〜105から画像を取得すると、その画像を表示部206に表示させる、または記録部209において印刷媒体に印刷させることができる。なお、画像の表示や記録は、MFP101が有する表示部206、記録部209に実行させる場合に限らず、MFP101の外部の表示装置、印刷装置に表示、印刷を行わせてもよい。
【0022】
図1に示すリレーサーバ102や各サイト103〜105には、一般的なPC等の構成が用いられる。つまり、リレーサーバ102や各サイト103〜105は、一般的な、CPU、ROM、RAM、HDDやディスプレイ等の表示部、ポインティングデバイスやキーボード等の入力部を有する。例えば、上記各装置において、CPUはハードディスクやROM等から読み込まれたプログラムをRAMに展開して実行する。HDDは、各種フローチャートに示される処理を実行するプログラムや画像データを格納する。ディスプレイは、ユーザインタフェース等を表示し、ユーザは、ポインティングデバイスやキーボード等を用いてユーザインタフェース上で操作し、各種指示を入力することができる。
【0023】
MFP101は、各サイトの情報取得のために、各サイトのAPIに対応することなく、リレーサーバ102に対して、HTTPのPOST通信を利用して、リレーサーバ102との間のAPIにより要求を発行する。リレーサーバ102とMFP101との間でのAPIの定義は、下記のようである。
・API−R1(コンディションチェック):MFP101の仕向け情報及びインターネット上のIPアドレスによるサービスを受けられる接続可能なサイトの確認機能。
・API−R2(ログイン認証):サイトとの認証が可能か否かを判定する機能。
・API−R3(アルバムリスト要求):全アルバム情報の取得機能。
・API−R4(画像リスト要求):アルバムに登録されている画像情報の取得機能。
【0024】
MFP101は、リレーサーバ102から、ユーザが指定したサイトに要求した情報リストを受信する。MFP101は、サイトから受信した情報リストの該当部分から表示用画像データのURLを特定し、そのURLに従って表示用画像データを取得する。つまり、MFP101は、認証及び情報リストの取得については、リレーサーバ102経由で取得し、画像データ等URLを指定して直接取得可能なデータについては、直接、サイトから取得する。
【0025】
図3は、リレーサーバ102のアプリケーション構成を示す図である。本実施例において、リレーサーバ102の主な機能はAPI変換機能である。リレーサーバ102は、MFP101との間で「MFP−API」を定義している。リレーサーバ102は、MFP101との間で定義されたAPI構成を、接続先の各サイト103〜105との間で定義されたAPI構成(「サイトA−API」、「サイトB−API」、「サイトC−API」)にAPI変換する。
【0026】
図3を参照して、リレーサーバ102の各機能を説明する。リレーサーバ102は、以下のような機能を有している。なお、リレーサーバ102では、この各機能に対応するプログラムがROMに記憶されており、リレーサーバ102のCPUが、このROMに記憶されているプログラムを実行することにより、図3に示す各機能を実現できるものとする。
【0027】
・パーサ機能:図5で示すような各サイトからのXMLリストをパーサにより解釈する。
【0028】
・フィルタ機能:各サイトから受信したデータのうち、MFP101に送信する情報以外のデータを削除する。例えば、有効期限の切れたコンテンツや、指定以外のファイルタイプや、上限以上のファイルサイズの画像データ等を削除する。
【0029】
・チェック機能:MFP101からのコンディションチェック要求に応じて、MFP101のIPアドレス及びMFP101から送信される情報に基づき、各サイトに接続可能かをチェックする。
【0030】
・API判定機能:各サイトごとのAPI利用回数を比較する。例えば、MFP101から情報要求された場合に、その情報を取得するために必要なAPI利用回数を各サイトについて比較する。
【0031】
・制御機能:MFP101の仕向け情報に基づき、指定するサイトを振り分ける。
【0032】
以下本実施例におけるMFP101とリレーサーバ102と各サイト103〜105との間のAPI通信について説明する。MFP101は、まず、コンディションチェックを実行して接続可能なサイトを判定する。MFP101では、利用可能なサイトのうち1つを選択してそのサイトに接続するために、個人用のアルバムに接続する際に用いられるアカウント情報及びパスワードがユーザにより入力される。MFP101は、認証確認のためのAPI−R2による認証を実施して正しく接続ができる状態であるかを確認する。その後、MFP101は、個人で登録している画像データのうち、ユーザが印刷を所望する画像データを特定するためにアルバム情報を取得し、ユーザが所望のアルバムを選択する。そして、MFP101は、所望のアルバムに登録されている画像データを特定し、画像データを取得して印刷を行うという流れになる。
【0033】
ここで、上記の処理の流れについて、図7及び図8を参照して説明する。このとき、サイトには、表示用の画像としてサムネイル画像が記憶されており、また印刷用の画像として、サムネイル画像よりも画素数の多い、主画像が格納されているものとする。このサムネイル画像は、クライアント装置が画像をサイトにアップロードするときに主画像とともに格納される。また写真共有サイトのサーバにおいて、クライアント装置から取得した主画像の画素を間引くことによって、サムネイル画像を作成してもよい。
【0034】
図7は、アルバムリストを取得して表示するまでの処理の手順を示す図である。MFP101は、アルバムリスト要求をAPI−R3を用いてリレーサーバ102に発行する(S701)。リレーサーバ102は、その要求を解析してAPI変換機能によって要求先のサイトに応じたAPI要求を発行する(S702)。要求先のサイトは、その要求に応じて、アルバムリストをリレーサーバ102に対して返信する(S703)。S702及びS703において用いられるAPIの構成は、各サイトにより異なる。リレーサーバ102は、例えば図5に示すような記述形式でアルバムリストを受信する。リレーサーバ102は、XMLをパースしてアルバムリストをMFP101に返信する(S704)。
【0035】
MFP101は、受信したアルバムリストに基づき、サイトに対して直接、HTTPのGet要求を発行する(S705)。そして、MFP101は、そのサイトからサムネイル画像を受信して(S706)、アルバムの選択画面をMFP101の表示画面に表示する。ユーザは、表示されたアルバムの選択画面から、所望の表示対象のアルバムを選択する(S707)。若しくは、ユーザがアルバムの選択対象を切り替える度に、S705及びS706の処理が行われても良い。
【0036】
図8は、図7に示す処理の後、印刷対象の画像を特定して印刷するまでの処理を示す図である。MFP101は、アルバム画像を要求するために、API−R4をリレーサーバ102に発行する(S801)。リレーサーバ102は、その要求を解析してAPI変換機能によって要求先のサイトに応じたAPI構成に変換し、その変換されたAPIを要求先のサイトに発行する(S802)。サイトは、その要求に応じて、ユーザにより指定されたアルバム中の画像の画像リストをリレーサーバ102に対して返信する(S803)。S802及びS803において用いられるAPIの構成は各サイトにより異なる。リレーサーバ102は、例えば図5に示すような記述形式で画像リストを受信する。リレーサーバ102は、XMLをパースして画像リストをMFP101に返信する(S804)。
【0037】
MFP101は、受信した画像リストからサムネイル画像のURL情報等を取得し、サイトに対して直接、HTTPのGet要求を発行する(S805)。そして、MFP101は、そのサイトからサムネイル画像を受信して(S806)、画像の選択画面をMFP101の表示画面に表示する。ユーザは、表示された画像の選択画面から所望の画像を選択する(S807)。若しくは、ユーザが画像の選択対象を切り替える度に、S805及びS806の処理が行われても良い。ユーザにより所望の画像が選択されて印刷が指示されると、MFP101は、印刷対象の画像データを取得するために、サイトに対して直接、HTTPのGet要求を発行し(S808)、サイトから印刷対象の画像データを受信する(S809)。MFP101は、受信した印刷対象の画像データを展開して記録媒体に印刷する(S810)。
【0038】
次に、Webサービスの1つである写真共有サイト機能について説明する。各サイト103〜105によりWebサービスとして提供される写真共有サイト機能は、主に、PCのブラウザで閲覧されることを想定している。また、ユーザはアカウントを取得し、そのアカウントとパスワードとをセットとして登録してからWebサービスを利用する。
【0039】
図4は、写真共有サイト機能について、各サイト103〜105で登録されているデータ構成の一例を示す図である。各サイト103〜105に登録される画像は、アルバムという単位で纏められている。例えば、図4に示すように、各サイトには、アルバムが5つ登録されている。また、アルバム1及び2には、それぞれ3つの画像が登録されている。また、アルバム3には1つの画像が登録され、アルバム4には4つの画像が登録され、アルバム5には2つの画像が登録されている。さらに、各アルバムには、そのアルバムを代表するサムネイル画像の他、アルバムのタイトルや、アルバム登録日等も含まれており、写真共有サイト機能を用いるためのブラウザ上に表示される。ユーザは、表示されたアルバムリストから1つのアルバムを選択すると、選択されたアルバムに登録された1つ以上の画像を閲覧することができる。
【0040】
以上のような写真共有サイト機能は、PCのブラウザからのみ利用可能というわけではない。例えば、公開された各サイト103〜105のAPIを用いることによって、ブラウザを実装する装置以外の装置(MFP等)からもWebサービスを利用することができる。
【0041】
図5は、リレーサーバ102がAPIを利用して各サイト103〜105から取得した、アルバムリストの記述例を示す図である。アルバムリストは、例えばXMLで記述される。図5に示すように、タグ「<total Results>」から、アルバム数が10であることが確認できる。また、各アルバムの情報として、タグ「<entry>」ごとに、画像のURL、サムネイル画像のURL、ID、撮影日などが記述される。
【0042】
図10及び図11は、リレーサーバ102がAPIを利用して各サイト103〜105から取得した、画像リストの記述例を示す図である。なお、各サイト103〜105では、主画像の画像データとともに、その主画像に対応する少なくとも1つのサムネイル画像が格納されている。このとき、画素数の異なる複数のサムネイル画像を格納してもよい。
【0043】
例えば、図10に示すように、サイトAにおける主画像データの縦1200ピクセル、幅1600ピクセルというサイズ情報が、各<content>タグ中に記述される。また、例えば、(幅、高さ)がそれぞれ、(72、54)、(144、108)、(288、216)、(512、384)である4つのサムネイル画像データのURLが記述される。ここでの幅および高さの単位は、ピクセルである。
【0044】
図6は、写真共有サイトAから取得可能なサムネイル画像の一例を示す図である。図6に示すように、それぞれ幅が1024ピクセル、512ピクセル、288ピクセル、144ピクセルの画像であり、<thumnail>タグに記述されているURLを指定することで、MFP101は、写真共有サイト103から取得することができる。なお、図6に示すサムネイル画像は、写真共有サイト103において主画像から縮小して生成されたものである。ただし、デジタルカメラ等の各種のクライアント装置によりサムネイル画像を生成して、写真共有サイトAにアップロードしたものであってもよい。
【0045】
また、本実施例においては、写真共有サイトBにおいて主画像データ1つにつき、サムネイル画像データが2つ定義されるとする。ここでは、例えば、幅512ピクセルと100ピクセルの2つのサムネイル画像データが定義されるとする。また、サイトAの場合と異なり、サムネイル画像データの縦のサイズについて、MFP101は取得することができないものとする。
【0046】
また、本実施例においては、写真共有サイトCにおいてサイトAと類似したデータ構成をもつものとする。しかしながら、リレーサーバ102とサイトAとの間のAPI構成と、リレーサーバ102とサイトCとの間のAPI構成とは異なっており、互換性はない。
【0047】
図9は、MFP101の表示部206の画面を示す図である。表示部206は、例えば、マトリクス型のカラー液晶装置であって、横方向に320ピクセル、縦方向に240ピクセルが表示でき、ピクセルごとにRGBの3色の階調を組み合わせて16ビットで表現することにより、65536通りの色表現を可能とする。表示部206は、図9の(a)に示すように、画面の一部を画像表示領域とする部分表示モードと、図9の(b)に示すように、画面全域を画像表示領域とする全画面表示モードとを有する。部分表示モードにおける画像表示領域901は、幅240ピクセル、縦180ピクセルである。また、全画面表示モードにおける画像表示領域902は、幅320ピクセル、縦240ピクセルである。全画面表示モードと部分表示モードとは操作部201のユーザによる操作によって切り替えることができる。
【0048】
また、画像表示領域は、部分表示モード、全画面表示モードによって変更されるものに限らず、例えば複数の画像を表示画面に並べて表示させるインデックス表示モードであってもよい。この場合、表示画面において1つの画像に対して割り当てられる表示領域のサイズが、画像表示領域のサイズとなる。
【0049】
次に、図8を参照しながら、本実施例における「API−R4」による画像リスト要求についてMFP101およびリレーサーバ102の動作を説明する。
【0050】
図8のS801においてMFP101が発行するアルバム画像取得要求は、MFP101の画像表示領域を表すパラメータを含んでいる。本実施例において、MFP101は、全画面表示モードの場合には、「UL_Large」を、部分画面表示モードの場合には、「Ui_Middle」を、画像取得要求の際の表示性能を表わすパラメータとしてリレーサーバ102に送信する。リレーサーバ102は、画像表示領域を表すパラメータを受信すると、所定のデータベースを参照してMFP101が取得するべきサムネイル画像のサイズ(表示サイズ)を決定する。データベースには、MFP101から送信されるパラメータと画像表示領域のサイズとが対応付けられたテーブル等が格納されている。このデータベースに格納されている画像表示領域のサイズ(画素数)は、MFP101からリレーサーバ102に通知され、通知された画像表示領域のサイズが上記のデータベースに登録される。そして、データベースへの登録後は、MFP101から上記のパラメータを受信することで、画像表示領域のサイズを受信しなくても、当該表示装置における画像表示領域の大きさを判定することができる。このとき、データベースでは、表示装置ごとに上記のテーブルが用意されている。そして、S801では、表示装置の種類を示す情報もMFP101からリレーサーバ102に送信され、その情報が示す表示装置の種類に応じたテーブルにより、画像表示領域のサイズが特定される。
【0051】
ただし、このようなデータベースを設けなくてもよい。この場合、S801において画像リストが要求されるたびに、表示画面における画像表示領域のサイズ(画素数)が、表示装置の表示性能としてリレーサーバに送信される。また、このデータベースには、画像表示領域のサイズと、サムネイル画像のサイズとが対応付けられているテーブルが格納されている。そして、そのテーブルを参照して、上記のように特定された画像表示領域のサイズに応じたサムネイル画像を決定する。
【0052】
写真共有サイトとしてサイトAが選択されている場合について説明する。リレーサーバ102が画像表示領域を表すパラメータとして「UI_Middle」を受信した場合、表示画面における画像表示領域が、図9(a)で示したように、幅240画素、縦180画素であると判断する。そして、図6で示した、サイトAに記憶されている画像のうちの、幅288ピクセルのサムネイル画像データを選択する。各サイトについて、取得可能なサムネイル画像サイズは複数存在するので、リレーサーバ102は、それらのうち画像表示領域に最も近いサイズのサムネイル画像を選択する。または、画像表示領域よりも小さなサイズの画像のうちの、最もサイズの大きな画像を選択してもよい。このとき、画像表示領域のサイズに合うように拡大する。これにより、画像表示領域のサイズよりも大きなサイズの画像を取得する場合に比べて、サーバから画像を取得するときの転送時間を短縮することができる。
【0053】
リレーサーバ102は、例えば図10に示す画像情報リストをS803において受信し、パーサ機能によりXMLをパースする。リレーサーバ102は、XMLをパースすると、取得可能なサムネイル画像データとして、幅がそれぞれ相異なる512ピクセル、288ピクセル、144ピクセル、72ピクセルの画像データのURLを得る(データ取得)。そして、リレーサーバ102は、S801において受信した画像取得要求に含まれるパラメータ(ここでは、「Ui_Middle」つまり幅240ピクセル)に基づき、最も近い288ピクセルのサムネイル画像データを選択する。そして、幅288ピクセルの画像データを示すURLを含む応答をS804においてMFP101に送信する。
【0054】
次に、写真共有サイトとしてサイトBが選択されている場合について説明する。サイトBには、上記のように、幅が512ピクセルと100ピクセルの2つのサムネイル画像データが定義されている。リレーサーバ102が画像表示領域を表すパラメータとして「UI_Middle」を受信した場合、サイトBが対象の場合には幅100ピクセルのサムネイル画像データを選択する。
【0055】
リレーサーバ102は、例えば図11に示す画像情報リストをS803において受信し、パーサ機能によりXMLをパースする。リレーサーバ102は、XMLをパースすると、取得可能なサムネイル画像データとしての、幅がそれぞれ512ピクセル、100ピクセルの画像データのURLを得る。そして、リレーサーバ102は、S801において受信した画像取得要求に含まれるパラメータ(上述と同様に、幅240ピクセル)に基づき、最も近い100のサムネイル画像データを選択する。そして、幅512ピクセルの画像データを示すURLを含む応答をS804においてMFP101に送信する。
【0056】
本実施例においては、リレーサーバ102のデータベースにMFP101が取得するべきサムネイル画像のサイズが格納されているが、リレーサーバ102で動作するプログラム中に定数で記述して同様の動作をするように構成しても良い。MFP101は、S801〜S804で示される画像リスト処理が終了すると、S805〜S806で示されるサムネイル画像処理を実行する。
【0057】
MFP101におけるサムネイル画像処理を説明する。MFP101は、指定されたアルバムに登録されている画像を選択するために、最初の画像のサムネイル画像を表示部206に表示する。そのために、受信した画像情報リストから、指定したサムネイル画像を、S805においてサイトに対してHTTPのGet要求を発行する。そして、MFP101は、S806においてそのサイトからサムネイル画像データを取得して、選択用の画像を表示部206に表示する。MFP101は、選択のために、画像を切り替え表示する度に、先に取得した画像情報リストに記述されたサムネイル画像データのURLに基づき、取得を繰り返す。
【0058】
本実施例において、サムネイル画像データは、JPEG形式で圧縮されている。MFP101は、RAM204に格納したサムネイル画像データを、圧縮/解凍部211によりRGBのRAW形式に変換してRAM204に保持する。さらに、MFP101は、画像処理部210を用いて、画像表示領域に適合するように、ピクセル数を変換(変倍)し、RAM204に格納する。MFP101は、その変倍された画像データを表示部206に表示する。
【0059】
ここで、変倍の方法としては、ニアリストネイバー法やバイリニア法などが用いられても良い。いずれの方法によっても、ピクセル数の少ない画像データを拡大してピクセル数を増加させると画像の劣化が現れる。例えば、ニアリストネイバー法を用いて拡大すると、いわゆるジャギーが目立つ画像となってしまう。また、バイリニア法を用いて拡大するとシャープネスが失われてぼけたように感じられる画像となってしまう。これらのような画像の劣化は、変倍率が大きいほど顕著になる。従って、拡大率が大きくなることは、表示画質の観点からは好ましくない。ビットマップ画像の変倍方法については他にも多くの方法があるが、拡大率が大きくなるほど画質の劣化が目立ちやすくなることは一般的に知られている。
【0060】
また、画像処理部210により、ピクセル数の大きな画像データを縮小処理することもできる。しかしながら、ピクセル数が多くなるほど画像データのデータ量も増加する傾向にある。従って、データ量に応じて、サムネイル画像取得に要する時間や、縮小処理に要する時間が増大してしまう。
【0061】
MFP101は、ユーザの操作により、別のサムネイル画像の表示を指示された場合には、繰り返して、S805〜S806のサムネイル画像表示を実行する。S807において、ユーザによる印刷命令実行操作によって印刷画像が特定されると、MFP101は、S808〜S809の印刷画像取得処理を実行する。MFP101は、指定された印刷画像データを取得するために、S808においてHTTPのGet要求を発行し、S809においてサイトから印刷用画像データを取得する。印刷画像取得処理が終了すると、MFP101は、S810において、取得した印刷用画像データを展開して印刷を実行する。
【0062】
上述したように、MFP101が発行する画像リスト要求は、MFP101の画像表示領域を表すパラメータを含んでいる。リレーサーバ102は、MFP101から画像表示領域を表すパラメータを受信し、MFP101が取得するべきサムネイル画像データのサイズを決定する。
【0063】
MFP101が全画面表示モードで動作している場合、幅320ピクセル、縦240ピクセルであるので、画像リスト要求には、それらの値がパラメータとして含まれる。ここで、写真共有サイトとしてサイトAが選択されている場合、リレーサーバ102は、取得可能なサムネイル画像データとして、幅がそれぞれ、512ピクセル、288ピクセル、144ピクセル、72ピクセルの画像データのURLを取得する。リレーサーバ102は、それらのうち最も320ピクセルに近い画像データを選択するために、320ピクセルとの差の絶対値を求める。本例においては、上記の4つの画像のそれぞれに対して、192ピクセル、32ピクセル、176ピクセル、248ピクセルが求められることになる。それらのうち、最も絶対値が小さいのは32ピクセルであり、横288ピクセルのサムネイル画像データが対応する。リレーサーバ102は、幅288ピクセルの画像データのURLを含む応答をMFP101に送信する。
【0064】
写真共有サイトとしてサイトBが選択されている場合、リレーサーバ102は、取得可能なサムネイル画像として、幅がそれぞれ、512ピクセル、100ピクセルの画像データのURLを取得する。リレーサーバ102は、それらのうち最も320ピクセルに近い画像データを選択するために、320ピクセルとの差の絶対値を求める。本例においては、上記2つの画像のそれぞれに対して192ピクセル、220ピクセルが求められることになる。それらのうち、最も絶対値が小さいのは192ピクセルであり、横512ピクセルのサムネイル画像データが対応する。リレーサーバ102は、幅512ピクセルの画像データのURLを含む応答をMFP101に送信する。
【0065】
本実施例においては、幅ピクセル数を基準として、差の絶対値が最も近いサムネイル画像データを選択しているが、縦ピクセル数や総ピクセル数を基準にしても良い。また、差の絶対値ではなく、比率を基準にしても良い。本実施例においては、図11に示すように、リレーサーバ102は、サイトBについて縦方向のピクセル数を取得することができない。つまり、サイトBについては横方向のピクセル数を基準とする。しかしながら、写真共有サイトBの仕様が変更になり、新たに縦方向のピクセル数が取得可能になった場合には、縦方向のピクセル数や総ピクセル数を基準とするようにリレーサーバ102の構成を変更しても良い。
【0066】
以上のように、リレーサーバ102が、写真共有サイトに記憶されている複数のサイズの画像から、MFP101において画像が表示される画像表示領域のサイズに応じた画像を選択する。よって、写真共有サイトの提供する画像データから最もMFP101に適切なサイズの画像データを選択し、MFP101に表示させることができる。
【0067】
さらに、本実施例においては、上記のようにクライアント装置(MFP)の画像表示領域に応じた画像の選択を、リレーサーバが行っている。即ち、MFPは、画像表示領域をリレーサーバに通知することで、適切なサイズの画像を取得することができる。そのため、写真共有サイトが提供するサムネイル画像データのピクセル数やAPIの仕様が変更になったり、新たな写真共有サイトが設置されたりした場合でも、MFP101のソフトウェアを変更することなしに、最も適切なサムネイル画像データが選択されることができる。
【0068】
なお、上記のようにサムネイル画像を表示する場合にサムネイル画像データのサイズを決定する場合に限らず、S810において画像を印刷させるときに、印刷対象の画像のサイズを選択してもよい。この場合、画像を印刷させる印刷装置の解像度を、印刷装置の印刷性能として、S808における印刷画像要求の際に送信する。そして、写真共有サイトにおいて、その解像度に応じた画像を、S809でMFP101に送信するようにしてもよい。
【0069】
またこのとき、印刷媒体において画像が印刷される画像印刷領域の大きさを送信して、その大きさに応じたサイズの画像を取得できるようにしてもよい。画像印刷領域の大きさを判定するために、例えば、MFP101は、画像が印刷される用紙サイズと印刷モードとを写真共有サイトに送信する。写真共有サイトでは、その用紙サイズと印刷モードにより、画像印刷領域の大きさを判定することができる。印刷モードは、例えば複数の画像を並べて印刷するインデックスプリントモードや、印刷用紙にフチを設けないように印刷するフチなし印刷モードがある。フチなし印刷モードは、用紙サイズよりも大きな画像を印刷させることで、用紙に余白ができてしまうことを防ぐ。そこで、写真共有サイトでは、用紙サイズよりも大きな画像を印刷対象として決定して、MFPに送信する。
【0070】
以上の実施例のように、画像を出力する出力装置の出力性能に基づき、サーバに記憶されている複数のサイズの画像から、出力装置において画像を出力するときの出力サイズに応じた画像を選択する。これにより、適切なサイズの画像をサーバから出力装置に提供して、画像を出力させることができる。
【0071】
なお、以上の実施例では、リレーサーバが出力対象の画像を決定していたが、クライアント装置において画像を決定してもよい。この場合、クライアント装置は、サーバから、サーバに格納されている複数の画像のサイズを取得して、クライアント装置自身の出力性能(表示解像度、印刷解像度等)や、出力モードに応じて、サーバから取得する画像を選択する。そして、選択された画像を、サーバに対して要求すればよい。
【0072】
また、以上の実施例では、サイズの異なる複数の画像から、出力対象の画像を選択する例を示した。しかし本発明はこれに限らず、例えば、モノクロの画像とカラーの画像をサーバに格納しておき、画像を印刷する印刷装置が、モノクロプリンタであるか、カラープリンタであるかに応じて、印刷対象の画像をクライアント装置に提供するものであってもよい。
【0073】
なお、以上の実施例では、出力装置の出力性能を判断するときに、画像が出力される領域の画素数で判断していた。しかしこれに限らず、例えば出力装置の機種名とその装置に対応する画像サイズを対応付けたテーブルを用意しておく。そして、出力装置の機種名を装置の出力性能として取得して、その機種に対応する画像サイズの画像を、その装置への出力対象として選択してもよい。
【0074】
また、以上の実施例では、複数のWebサーバのそれぞれがWebサービスを提供したが、本発明は、1つのWebサーバにおいて複数のWebサービスを提供するシステムにおいても応用できるものである。その1つのサーバでは、複数のアクセス先(URL等)が設定されており、そのアクセス先により異なるサービスを提供する。
【0075】
さらに、以上の実施例では、Webサーバと通信を行うクライアント装置として、MFPを例に説明したが、クライアント装置はこれに限らず、例えばPCであってもよいし、携帯電話やデジタルカメラであってもよい。
【0076】
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、上記の処理を1つのプロセッサにより実行する場合に限らず、複数のプロセッサにより実行する場合であってもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の画像を記憶しているサーバと通信可能な情報処理装置であって、
前記サーバから前記複数の画像のそれぞれのサイズを示すサイズ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記サイズ情報が示す前記複数の画像のそれぞれのサイズに応じて、当該複数の画像から、当該複数の画像を出力するための出力装置の出力性能に応じたサイズの画像を、当該出力装置への出力対象として選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択手段により選択された画像を前記サーバから取得して、取得された当該画像を前記出力装置に送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得手段は、表示装置において画像が表示される領域の画素数を取得し、
前記選択手段は、前記取得手段が取得した画素数に応じて、前記複数の画像から表示対象の画像を選択する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
複数の画像を記憶しているサーバから出力対象の画像を選択する情報処理方法であって、
前記サーバから複数の画像のそれぞれのサイズを示すサイズ情報を取得する取得工程と、
取得された前記サイズ情報が示す前記複数の画像のそれぞれのサイズに応じて、当該複数の画像から、当該複数の画像を出力するための出力装置の出力性能に応じたサイズの画像を、当該出力装置への出力対象として選択する選択工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図8】
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【図10】
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【図11】
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【図6】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−25645(P2013−25645A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−161368(P2011−161368)
【出願日】平成23年7月22日(2011.7.22)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】