説明

情報処理装置及びそのバックライト点灯時間制御方法、プログラム、並びに記憶媒体

【課題】 本発明は、ユーザの操作に応じてバックライトの点灯時間を調整し、操作性を落とすことなく消費電力を低減することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 LCDパネル205に表示する画面の画面IDに応じてバックライト206の点灯時間が設定されたバックライト点灯時間設定テーブル300をROM202に記憶し、LCDパネル205に現在表示している画面の画面IDに基づいてバックライト点灯時間設定テーブル300からバックライト点灯時間を取得し、取得したバックライト点灯時間をパネルキー204からのキー操作に応じて制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶ディスプレイ等の表示装置を照明するためのバックライトを備える情報処理装置及びそのバックライト点灯時間制御方法、プログラム、並びに記憶媒体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のPDA(Personal Digital Assistance)や携帯電話、ノートパソコン等の携帯型の情報処理装置では、表示装置としてLCD(Liquid Crystal Display)が採用され、そのLCDに表示される内容を夜間や暗い場所でも確認できるようにLCD用のバックライトが配置されている。
【0003】
このようなバックライトを備える情報処理装置において、消費電力を抑えることを目的として、時計モードやスケジュールモード等の複数のモードから現在表示中のモードを判定し、当該モードに対応した点灯時間をモード別点灯時間テーブルから読み出し、その点灯時間の間だけバックライトを点灯するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−357683号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、同一モードの中で複数の表示画面がある場合でも、モード単位の点灯時間しか設定することができないという問題がある。また、複数モード毎にバックライトの点灯時間を設定する点灯時間設定手段を備えているが、手動操作で各モードの設定をしなければならないという問題がある。
【0005】
また、これまでのLCD用バックライトの点灯制御では、一定の時間操作がないと表示不用と判断してバックライトをOFFするというものであったが、それでは一定の時間が経過するまではバックライトをOFFすることができず、消費電力を低減することができないという問題がある。
【0006】
更に、バックライトの点灯時間を短く設定するためには、ユーザがその都度手動操作で点灯時間を調整して設定する必要があり、操作性が悪くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、ユーザの操作に応じてバックライトの点灯時間を調整し、操作性を落とすことなく消費電力を低減することができる情報処理装置及びそのバックライト点灯時間制御方法、プログラム、並びに記憶媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報処理装置は、照明手段により照明される表示手段とユーザによる操作を受け付ける操作手段とを備える情報処理装置において、前記表示手段に表示する複数の画面毎に前記照明手段の点灯時間が予め設定された点灯時間設定情報を記憶する記憶手段と、前記表示手段に現在表示している画面に基づいて前記点灯時間設定情報から前記照明手段の点灯時間を取得する取得手段と、前記取得した点灯時間で前記照明手段を点灯する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、前記取得した点灯時間を前記ユーザによる操作に応じて制御することを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項9記載のバックライト点灯時間制御方法は、バックライトにより照明される表示手段とユーザによる操作を受け付ける操作手段とを備える情報処理装置のバックライト点灯時間制御方法において、前記表示手段に表示する複数の画面毎に前記バックライトの点灯時間が予め設定された点灯時間設定情報から、前記表示手段に現在表示している画面に基づいて前記バックライトの点灯時間を取得する取得工程と、前記取得した点灯時間で前記バックライトを点灯する点灯工程と、前記取得した点灯時間を前記ユーザによる操作に応じて制御する点灯制御工程とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、表示手段に表示する複数の画面毎に照明手段又はバックライトの点灯時間が予め設定された点灯時間設定情報を記憶し、表示手段に現在表示している画面に基づいて点灯時間設定情報から照明手段又はバックライトの点灯時間を取得し、取得した点灯時間をユーザによる操作に応じて制御するので、ユーザの操作に応じて照明手段又はバックライトの点灯時間を調整し、操作性を落とすことなく消費電力を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の外観を示す正面図である。
【0013】
図1において、情報処理装置1は、携帯電話から成り、バックライト付LCD(Liquid Crystal Display)表示部101と、数字や記号等の各種キーが配置されたキー操作部102とを備える。なお、情報処理装置1として携帯電話について説明したが、PDA(Personal Digital Assistance)やノートパソコン、電子辞書等であってもよい。
【0014】
図2は、図1の情報処理装置1の内部構成を示すハードウェア構成図である。
【0015】
図2において、情報処理装置1は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、キー操作部102上の各種キー等で構成されたパネルキー204と、液晶ディスプレイ等のLCDパネル205と、LCDパネル205を照明するためのバックライト206と、タイマー207と、システムバス208とで構成される。
【0016】
CPU201は、システムバス208に接続された各種デバイスとのアクセスを総括的に制御すると共に、後述する処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードし、当該プログラム等を実行することで各種動作を実現するものである。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能するものである。
【0017】
ROM202は、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステム(以下、「OS」という。)等を記憶すると共に、LCDパネル205に表示する複数の表示画面毎にバックライト点灯時間が予め設定されたバックライト点灯時間設定テーブルを記憶する。
【0018】
図3(a)は、バックライト点灯時間設定テーブルの一例を示す図であり、図3(b)は、後述する図5の処理で利用される基準値の一例を示す図である。
【0019】
図3(a)において、バックライト点灯時間設定テーブル300は、LCDパネル205に表示する複数の画面毎に設定されたユニークな画面ID301とバックライト点灯時間302とが対応づけられている。また、各画面ID301に対してバックライト点灯時間の上限値303と下限値304が設定されている。画面ID D001はメール入力画面に対応し、D002はメール内容表示画面に対応し、D003はメニュー画面に対応し、D004はメール送信中に対応し、D005はメール受信中に対応する。
【0020】
例えば、メール入力画面では、ユーザにより文字等を入力する操作とメールを読み返す操作が行われることを想定して、バックライト点灯時間の上限値303がやや長く設定されている。
【0021】
メール内容表示画面では、ユーザがメールを読んでいることを想定して、バックライト点灯時間の上限値303を長く設定する。ここで、メールを読んでいる最中にバックライト206が消灯したときは、ユーザが直ちに何らかのキーを押してバックライト206を再点灯させる。このとき、後述する図5のステップS502、S506及びS507の処理によりバックライト点灯時間をもう少し長くする必要があると判断して、バックライト点灯時間から調整値(例えば、1秒)分を加えて、自動的に点灯時間を長めに設定する。
【0022】
また、バックライト206が消灯してから次にユーザが操作するまでに時間を置いた場合は、後述する図5のステップS503、S504及びS505の処理によりバックライト点灯時間を短くしても操作に支障がないと判断して、バックライト点灯時間から調整値(例えば、1秒)分を引いて、自動的に点灯時間を短めに設定する。
【0023】
メニュー画面では、ユーザがキーを操作しながら機能を選択することを想定してバックライト点灯時間の上限値をやや短く設定する。また、メール送受信画面では、バックライト点灯時間の上限値を短く設定する。なお、上記表示画面は一例であり、これらに限定されるものではない。
【0024】
図3(b)において、基準値は、基準値A305と基準値B306とで構成されているが、詳細については後述する。
【0025】
図4は、図1の情報処理装置1におけるバックライト点灯時間制御処理を示すフローチャートである。
【0026】
図4において、ステップS401では、LCDパネル205に初期画面を表示してバックライト206を点灯する。
【0027】
次に、ステップS402では、初期画面に対して予め設定されたバックライト点灯時間を点灯タイマーカウントの値にセットすると共に、再点灯タイマーカウントの値を“0”にセットしてクリアする。
【0028】
ステップS403では、パネルキー204からのキー操作有無を判別する。この結果、キー操作がない場合はステップS408へ進む一方、キー操作があった場合は、ステップS404へ進む。
【0029】
ステップS404では、後述する図5のバックライト点灯時間自動調整処理を実行する。
【0030】
ステップS405では、ステップS403のキー操作に応じて画面をLCDパネル205に表示してバックライト206を点灯する。つづいて、ステップS406では、再点灯タイマーカウントの値を“0”にセットしてクリアする。
【0031】
ステップS407では、現在、LCDパネル205に現在表示している画面のバックライト点灯時間を、当該画面の画面IDに基づいてバックライト点灯時間設定テーブル300から取得し、点灯タイマーカウントの値にセットする。
【0032】
次に、ステップS408では、バックライト206の点灯状態をチェックし、バックライト206が消灯している場合は、ステップS411へ進む一方、バックライト206が点灯している場合は、ステップS409へ進む。
【0033】
ステップS409では、点灯タイマーカウントの値から1を引いて新たな点灯タイマーカウントの値とする。次に、ステップS410では、点灯タイマーカウントの値が“0”になったか否かを判別する。この結果、点灯タイマーカウントの値が“0”になっていない場合は、ステップS403へ戻る一方、“0”になった場合は、ステップS411へ進む。
【0034】
ステップS411では、バックライト206を消灯する。つづいて、ステップS412では、再点灯タイマーカウントの値に1を加算して新たな再点灯タイマーカウントの値とし、ステップS403へ戻る。
【0035】
図5は、図4のステップS404におけるバックライト点灯時間自動調整処理の詳細を示すフローチャートである。
【0036】
図5において、ステップS501では、バックライト206の点灯状態をチェックし、点灯している場合は(ステップS501でNO)、リターンする一方、消灯している場合は(ステップS501でYES)、ステップS502へ進む。
【0037】
ステップS502では、ROM202から基準値A305を読み出し、再点灯タイマーカウントの値がこの基準値A305より大きいか否かを判別する。この結果、再点灯タイマーカウントの値が基準値A305と等しいか又はより小さい場合は(ステップS502でNO)、ステップS506へ進む一方、基準値A305より大きい場合は(ステップS502でYES)、ステップS503へ進む。
【0038】
ステップS503では、再点灯タイマーカウントの値が基準値B306より小さいか否かを判別する。この結果、再点灯タイマーカウントの値が基準値B306より小さい場合は(ステップS503でYES)、リターンする一方、再点灯タイマーカウントの値が基準値B306と等しいか又はより大きい場合は(ステップS503でNO)、ステップS504へ進む。
【0039】
ステップS504では、バックライト点灯時間設定テーブル300から、現在表示している画面の画面IDに対して設定されているバックライト点灯時間を取得し、取得したバックライト点灯時間が下限値304を超えているか否かを判別する。この結果、バックライト点灯時間が下限値304と同一か又は超えていない場合は(ステップS504でNO)、操作性を保持するために、それ以上のバックライト点灯時間の調整を行わずにリターンする一方、バックライト点灯時間が下限値304を超えている場合は(ステップS504でYES)、ステップS505へ進む。
【0040】
ステップS505では、ステップS504で取得した、現在表示している画面の画面IDに対応するバックライト点灯時間から上述した調整値を減算し、リターンする。
【0041】
一方、ステップS506では、バックライト点灯時間設定テーブル300から、現在表示している画面の画面IDに対して設定されているバックライト点灯時間を取得し、取得したバックライト点灯時間が上限値303未満であるか否かを判別する。この結果、バックライト点灯時間が上限値303と同一か又は超えている場合は(ステップS506でNO)、それ以上のバックライト点灯時間の調整を行わずにリターンする一方、バックライト点灯時間が上限値303未満である場合は、ステップS507へ進む。
【0042】
ステップS507では、ステップS506で取得した、現在表示している画面の画面IDに対応するバックライト点灯時間に上述した調整値を加算し、リターンする。
【0043】
上記実施の形態によれば、LCDパネル205に表示する画面の画面IDに応じてバックライト206の点灯時間が設定されたバックライト点灯時間設定テーブル300をROM202に記憶し、LCDパネル205に現在表示している画面の画面IDに基づいてバックライト点灯時間設定テーブル300からバックライト点灯時間を取得し、取得したバックライト点灯時間をパネルキー204からのキー操作に応じて制御するので、LCDパネル205に表示されている画面の内容を判断してバックライト206の点灯時間を設定し、操作状況から設定されている点灯時間が長いか否かを判断して当該点灯時間を自動調整することにより、ユーザの操作に応じてバックライトの点灯時間を調整し、操作性を落とすことなく消費電力を低減することができる。
【0044】
また、LCDパネル205に表示される画面の内容毎にバックライト点灯時間テーブル300を所有しているため、表示画面の機能毎にバックライトの点灯時間を細かく設定することができ、操作性を更に向上させることができる。
【0045】
また、ユーザによる操作の状況を判断してバックライトの点灯時間を自動で調整することができるので、ユーザの使い方に適したバックライト点灯時間の調整を行うことができ、操作性を向上させて消費電力を抑えることが可能となる。
【0046】
本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
【0047】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0048】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
【0049】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0050】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の実施の形態に係るバックライト装置が適用された情報処理装置の外観の概略を示す図である。
【図2】図1の情報処理装置の内部構成を示すハードウェア構成図である。
【図3】(a)はバックライト点灯時間設定テーブルの一例を示す図であり、(b)は図5の処理で利用される基準値の一例を示す図である。
【図4】情報処理装置におけるバックライト点灯時間制御処理を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS404におけるバックライト点灯時間自動調整処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0052】
1 情報処理装置
101 バックライト付LCD表示部
102 キー操作部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 パネルキー
205 LCD
206 バックライト
207 タイマー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明手段により照明される表示手段とユーザによる操作を受け付ける操作手段とを備える情報処理装置において、
前記表示手段に表示する複数の画面毎に前記照明手段の点灯時間が予め設定された点灯時間設定情報を記憶する記憶手段と、
前記表示手段に現在表示している画面に基づいて前記点灯時間設定情報から前記照明手段の点灯時間を取得する取得手段と、
前記取得した点灯時間で前記照明手段を点灯する点灯制御手段とを備え、
前記点灯制御手段は、前記取得した点灯時間を前記ユーザによる操作に応じて制御することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記点灯制御手段は、前記ユーザによる操作があったときは、前記取得した点灯時間を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記調整手段は、前記照明手段の点灯状態を判別する点灯状態判別手段を備え、前記照明手段が消灯状態にあるときは、前記取得した点灯時間の大きさに応じて当該取得した点灯時間を増減することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記調整手段は、前記照明手段が消灯状態にあるときに、前記取得した点灯時間が予め設定された下限値より大きいか否かを判別する第1の判別手段と、
前記取得した点灯時間が前記下限値より大きいときは、当該取得した点灯時間から所定値を減算する減算手段と、
前記取得した点灯時間が予め設定された上限値より小さいか否かを判別する第2の判別手段と、
前記取得した点灯時間が前記上限値より小さいときは、前記取得した点灯時間から所定値を加算する加算手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記調整手段は、前記照明手段の消灯時間をカウントするカウント手段を備え、
前記カウントされた消灯時間に応じて、前記取得した点灯時間を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記調整手段は、前記カウントされた消灯時間が予め設定された第1の基準値以下か否かを判別する第3の判別手段と、
前記カウントされた消灯時間が前記第1の基準値より大きいときは、前記カウントされた消灯時間が予め設定された第2の基準値以上か否かを判別する第4の判別手段とを備え、
前記カウントされた消灯時間が前記第1の基準値以下であるときは、前記第2の判別手段による判別を行う一方、前記カウントされた消灯時間が前記第2の基準値以上であるときは、前記第1の判別手段による判別を行うことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記点灯時間設定情報は、前記表示手段に表示する複数の画面毎に設定されたユニークな画面IDと前記照明手段の点灯時間とが対応づけられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得手段は、前記表示手段に現在表示している画面の画面IDに対応する前記照明手段の点灯時間を前記点灯時間設定情報から取得することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】
バックライトにより照明される表示手段とユーザによる操作を受け付ける操作手段とを備える情報処理装置のバックライト点灯時間制御方法において、
前記表示手段に表示する複数の画面毎に前記バックライトの点灯時間が予め設定された点灯時間設定情報から、前記表示手段に現在表示している画面に基づいて前記バックライトの点灯時間を取得する取得工程と、
前記取得した点灯時間で前記バックライトを点灯する点灯工程と、
前記取得した点灯時間を前記ユーザによる操作に応じて制御する点灯制御工程とを備えることを特徴とするバックライト点灯時間制御方法。
【請求項10】
請求項9記載のバックライト点灯時間制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
【請求項11】
請求項9記載のバックライト点灯時間制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶した記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−184018(P2006−184018A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−374711(P2004−374711)
【出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(301015956)キヤノンソフトウェア株式会社 (364)
【Fターム(参考)】