説明

情報処理装置及び情報処理方法

【課題】文字列処理における暗記補助の様々な機能を実現する技術を提供する。
【解決手段】文字列中で非表示にすべき範囲を規定する非表示範囲規定手段と、規定された範囲を非表示とするように編集する編集手段と、規定された範囲を非表示として表示させるか否かの指定を受け付ける非表示指定受付手段と、前記範囲に対し操作を実施する操作実施手段とを備える情報処理装置。また、文字列中で非表示にすべき範囲を規定する非表示範囲規定ステップと、規定された範囲を非表示とするように編集する編集ステップと、規定された範囲を非表示として表示させるか否かの指定を受け付ける非表示指定受付ステップと、前記範囲に対し操作を実施する操作実施ステップとを含む情報処理方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、暗記補助機能を有する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子書籍等において、各種の文字列処理が行われている。例えば、特許文献1には暗記補助機能の基本的な技術が開示されている。しかしながら、マーク箇所へのジャンプや同一文字列への一括マーク指定等の様々な機能を提供することへの要望があるが、かかる要望を実現するための手段は知られていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−70939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、文字列処理における暗記補助の様々な機能を実現する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、実施形態によれば情報処理装置は、文字列中で非表示にすべき範囲を規定する非表示範囲規定手段と、規定された範囲を非表示とするように編集する編集手段と、規定された範囲を非表示として表示させるか否かの指定を受け付ける非表示指定受付手段と、前記範囲に対し操作を実施する操作実施手段とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】この発明の一実施形態を示す暗記補助機能の概要を表すイメージ図。
【図2】同実施形態のマーク情報を管理するデータベース項目の例を示す図。
【図3】同実施形態のマーク指定モード時のイメージを説明するために示す図。
【図4】同実施形態の自動的なマーク箇所指定のフロー図。
【図5】同実施形態に用いられるマークの種類の例を示す図。
【図6】同実施形態のマーク箇所の変更履歴を保持するためのデータベースの項目例を示す図。
【図7】同実施形態のマーク箇所変更履歴を表示する機能を示す図。
【図8】同実施形態に用いられるマーク箇所の表示/非表示切替のGUIイメージを示す図。
【図9】マーク箇所の一部を表示することによりヒントを提示する機能の一例を示す図。
【図10】結果の正解/不正解を登録するための手段の一例を示す説明図。
【図11】マーク情報の共有とインポートの様子の一例を示す図。
【図12】実施形態に係わる電子機器の構成の一例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明による実施形態を図1乃至図12を参照して説明する。
まず暗記補助機能の概要を表すイメージ図を図1に示す。図1(a)では、すでに「仏教」と「630年」を表示/非表示切替をしたい箇所として指定しており、今は「犬上御田鍬」をマークボタンにより追加指定しようとしているところである。この追加指定後に、指定された箇所の表示/非表示を表示/非表示ボタンにより切り替えると、図1(b)のようにこの指定された箇所が非表示となる。
【0008】
次にマーク情報を管理するデータベース項目の例を図2に示す。開始位置は電子書籍の先頭からの行数を表している。種類(色)で#0000FFはRGB表現でありこの例では青となっている。種類(レベル)は10を最高として難しさを表現している。表示/非表示も、文字列毎に指定できる。
【0009】
(1.表示/非表示切替等をしたいキーとなる文字列(マーク箇所)の指定)
以下各処理を説明する。
1.1.指定した文字列と同じ文字列群を検索し自動でマーク箇所指定する
この処理のマーク指定モード時のイメージを図3に示す(マーク情報出力ボタンによりマーク情報表示を行う例)。マーク箇所指定を行うと、同じ文字列群を自動で検索し、自動的にマーク箇所指定が行われる。このフローを図4に示す。
【0010】
開始 : ステップS1へ進む
ステップS1 : 特定の文字列を指定してマーク箇所指定処理を行い、ステップS2へ進む
ステップS2 : 文書内からマーク箇所指定した文字列と同じ文字列を検索し、ステップIF1へ進む
ステップIF1 : 同じ文字列が見つかったらステップS3へ進み、見つからなかったら終了する
ステップS3 : 同じ文字列が見つかった当該箇所へ表示位置をジャンプし、ステップS4へ進む
ステップS4 : 当該文字列をマーク箇所指定するかユーザに問い合わせる処理を行い、ステップIF2へ進む
ステップIF2 : ユーザが当該文字列をマーク箇所指定すると指示したらステップS5へ進み、指定しないならステップS6へ進む
ステップS5 : 当該文字列をマーク箇所指定し、ステップS6へ進む
ステップS6 : マーク箇所指定した文字列と同じ次の文字列を検索し、ステップIF1へ進む
尚、同一文字列を自動的にマーク箇所指定した際、マーク情報の「文字列」項目は同一に登録される。マークの種類は、未指定に登録されるのでも良いし、対象マーク箇所と同一に登録されるのでも良いし、ユーザが変更出来るようなユーザインタフェースを提供するのでも良い。
【0011】
また表示位置のジャンプがなくても良く、同一文字列を一括でマーク箇所指定するユーザ操作を提供しても良く、マーク箇所指定のその他のオプション(色指定、カテゴリ指定、など)も可能としても良い。
【0012】
1.2.マークの種類(色、レベル、カテゴリ等)を指定/変更
この処理ではマークを単にON/OFFの2値ではなく、色やカテゴリ等の種類を指定出来るようにすることにより、特定の種類のマークのみ非表示にするなどの高度な表示/非表示切替機能を提供する。マークの種類の例を図5に示す。
【0013】
また、マークの種類は、マーク指定時に登録可能であり、また後に変更も可能とする。なお、マーク指定対象の文字列を解析し、自動でマークの種類を設定出来ても良いし、またユーザカスタムのマーク種類を作成、登録することも可能とする構成にしてもよい。
【0014】
(2.マーク箇所の指定を解除)
指定したマーク箇所を解除することも可能とする。解除の際、マーク情報を管理するデータベースから当該アイテムを削除する。
(3.マーク箇所の変更履歴を保持)
マーク箇所の変更履歴を保持するためのデータベースの項目例を図6に示す。
(4.マーク箇所の変更履歴を表示)
マーク箇所変更履歴を表示する機能を提供する(図7)。マーク箇所変更履歴表示ボタンによりマーク箇所変更履歴表示を行う例である。マーク箇所の変更を元に戻すことも可能である。
【0015】
(5.マーク箇所の表示/非表示切替)
以下各処理を説明する。
5.1.マーク箇所毎に個別に表示/非表示切替
マーク箇所の表示/非表示切替のGUIイメージを図8に示す。マーク箇所毎に個別に表示/非表示切替をする機能を提供する。図8では、マーク箇所の文字数が分からないように自動でレイアウト補正を行っている。
【0016】
全マークを非表示にしておき、「次の非表示マークを表示」ボタン等により次々に表示していくような仕組みが構成できる。
5.2.マークの種類毎に表示/非表示切替
マークの種類(色、レベル、カテゴリ等)別に表示/非表示切替対象を選択するためのユーザインタフェースを提供し、マークの種類単位で表示/非表示切替をする機能をする。図2の、「種類(色)」または「種類(レベル)」または「種類(カテゴリ)」または「種類(カスタム)」のいずれかまたは組み合わせで条件を絞り込む。
【0017】
5.3.指定されている文字列毎に表示/非表示切替
指定されている文字列毎に表示/非表示切替をする機能を提供する。図2の「文字列」の項目で条件を絞り込む。
5.4.全マーク箇所を一括で表示/非表示切替
全マーク箇所を一括で表示/非表示切替をする機能を提供する。図2のマーク情報データベースに登録されている全てのマーク箇所を対象とする。
5.5.非表示箇所の文字数が分からないようにレイアウトを補正
非表示箇所の文字数が分かるとヒントになってしまい暗記の妨げになる可能性があるため、上述の図8のように非表示箇所の文字数が分からないように自動でレイアウトを変更する機能を提供する。文字数が分からなくなるように非表示箇所を一定のサイズに変更するなどの対応を行うが、コンテンツのデザインを極力損なわないように、改行位置を保持し、行単位でレイアウトを補正しても良い。
【0018】
(6.次あるいは前のマーク箇所に閲覧位置をジャンプ)
以下各処理を説明する。
6.1.文字列単位でジャンプ
次あるいは前のマーク箇所に閲覧位置をジャンプするGUIイメージを図8に示す。次のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする場合は、図2の「開始位置」が当該エントリよりも後で最も差が小さいエントリをジャンプ先のマーク箇所に設定して表示位置を移動する。前のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする場合は、図2の「開始位置」が当該エントリよりも前で最も差が小さいエントリをジャンプ先のマーク箇所に設定して表示位置を移動する。
【0019】
次あるいは前の同じ文字列のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする機能を提供する。次の同じ文字列のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする場合は、図2の「文字列」の項目が同じエントリのうち、「開始位置」が当該エントリよりも後で最も差が小さいエントリをジャンプ先のマーク箇所に設定して表示位置を移動する。前の同じ文字列のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする場合は、図2の「文字列」の項目が同じエントリのうち、「開始位置」が当該エントリよりも前で最も差が小さいエントリをジャンプ先のマーク箇所に設定して表示位置を移動する。
【0020】
6.2.マークの種類単位でジャンプ
次あるいは前の同じ種類のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする機能を提供する。種類としては、色やレベル等様々考えられ、その中の1つに着目しても良いし、組み合わせでも良い。次の同じ種類のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする場合は、図2の「種類(色)」または「種類(レベル)」または「種類(カテゴリ)」または「種類(カスタム)」のいずれかまたは特定の組み合わせが同じエントリのうち、「開始位置」が当該エントリよりも後で最も差が小さいエントリをジャンプ先のマーク箇所に設定して表示位置を移動する。前の同じ種類のマーク箇所に閲覧位置をジャンプする場合は、図2の「種類(色)」または「種類(レベル)」または「種類(カテゴリ)」または「種類(カスタム)」のいずれかまたは特定の組み合わせが同じエントリのうち、「開始位置」が当該エントリよりも前で最も差が小さいエントリをジャンプ先のマーク箇所に設定して表示位置を移動する。
【0021】
(7.マーク箇所の一覧表示)
図8の「マーク箇所一覧表示」でマーク箇所およびその周辺箇所のみを抽出して一覧表示する。マーク箇所は図2のマーク情報データベースの各エントリの「開始位置」情報から特定し、前後何文字分あるいは同一行の文字列などの範囲を抽出して列挙して一覧表示する。
【0022】
全マークでなく、特定の文字列や特定の種類(色、レベル、カテゴリ等)の条件で絞り込んだ一覧表示が出来ても良い。またマークの周辺箇所としては、文単位での抽出でも良い。この場合、マーク箇所から前後に文字列を走査していき、前で最初に見つかった句点から後ろで最初に見つかった句点までを文と認識するなどの方法を用いる。また、既存の形態素解析技術や自然言語処理技術を利用しても良い。
【0023】
(8.ヒントを表示)
マーク箇所の一部を表示することによりヒントを提示する機能を提供する(図9)。ヒント提示のユーザ操作毎に徐々にヒントの情報量を増やす仕組みでも良い。非表示の文字列を先頭から順に表示していっても良いし、後ろから、ランダムなどの順序で表示しても良い。
【0024】
(9.正解/不正解でマークの種類を切り替える)
対象となっているマークに対し、自主テストを実施し、その結果が正解であったか不正解であったかを登録するための手段を提供する(図10)。正解の場合、当該マークの暗記が順調に進んでいることを意味するので、マーク情報データベース(図2)の当該エントリの「種類(レベル)」の値を下げる、不正解の場合、当該マークの暗記が不足していることを意味するので、マーク情報データベース(図2)の当該エントリの「種類(レベル)」の値を上げる、などを行う。
【0025】
正解/不正解時のマーク種類の自動変更のルール等は、ユーザが独自に設定出来ても良い。
(10.一定時間が経過すると強制的に表示)
自主テストを実施する際、一定時間が経過した場合、タイムオーバーを提示する機能を提供する。一定時間が経過すると強制的に非表示のマーク箇所が表示されるのでも良い。残り時間が提示されても良い。残り時間に応じて、マーク箇所が次第に表示されていくのでも良い。
【0026】
残り時間に応じて、マーク箇所がフラッシュバックのようにちかちかと表示されていくのでも良い。残り時間に応じて、徐々にヒントが表示されていくのでも良い。
(11.マーク情報の共有とインポートと選択)
電子書籍端末10のマーク情報の共有とインポートの様子を(図11)に示す。(図3)の「マーク情報出力」で現在設定中のユーザ情報を外部出力することが出来る。XML等のファイル形式で保存出来ても良い。各マーク情報に名前を付けて管理出来ても良い。
【0027】
以下各処理を説明する。
11.1.クラウドサーバにマーク情報をアップロード
当該装置よりクラウドサーバへユーザが設定したマーク情報をアップロードする機能を提供する(図11(a))。アップロードしたいマーク情報を選択し、所定のサーバにアップロードする。共有制限が設定出来ても良い。
【0028】
11.2.クラウドサーバからダウンロード
クラウドサーバに格納されているマーク情報をダウンロードし利用する手段を提供する(図11(b))。
ダウンロード対象のマーク情報は、自らアップロードしておいたものでも良いし、他のユーザが共有目的でアップロードしておいたものでも良い。
11.3.外部のマーク情報をインポートして利用
外部のマーク情報をインポートして利用する機能を提供する(図11(c))。外部のマーク情報は、(図3)の「マーク情報出力」で作成しておいた自らのマーク情報ファイルでも良いし、クラウドサーバからダウンロードしてきたものでも良い。
【0029】
11.4.使用するマーク情報を選択
(図8)の「使用するマーク情報を選択」で使用するマーク情報を選択する。使用するマーク情報が選択されると、(図2)のマーク情報データベースが選択したマーク情報に更新される。
【0030】
なお図12は、上述の実施形態に係わる電子機器(電子書籍端末10)の構成の一例を示すブロック図である。
符号100は電子機器(PC等も可)、符号101は制御装置、符号102はMPU、符号103はRAM、符号104はROM、符号105は発振器、符号106は入出力インタフェース、符号107は電源、符号110は通信装置、符号111はネットワーク、符号112は表示装置、符号113は音声出力装置、符号114は入力装置、符号115は記憶装置、符号116はサーバである。
【0031】
この実施の形態に係わる電子機器100は、システム全体を制御する制御装置101、電子書籍等、必要な情報を表示する表示装置112、音声を出力する音声出力装置113、インターネット回線等のネットワーク111、ネットワーク111を介し、必要な情報の入出力を行う通信装置110、外部から必要な情報が入力される入力装置114、制御プログラムやデータを格納する記憶装置115を構成する。
【0032】
また、制御装置101は、システム全体を制御するMPU102、MPU102が制御プログラム等のプログラムを実行するときに使用するRAM103、ROM104等のシステムメモリ、電源を供給する電源107、外部との情報入出力を行う入出力インタフェース106、システム時刻設定及び同期を取るための発振器105を構成する。
【0033】
そして、この電子機器100は、例えば、ネットワーク111を介し、電子書籍コンテンツを受信し、ROM104に記憶する。
以上、概要として電子書籍等において、以下の手段を説明した。
(1)マーク箇所(文字列)を指定する手段。
(2)マーク箇所の指定を解除する手段。
(3)マーク箇所の変更履歴保持手段。
(4)マーク箇所の変更履歴閲覧手段。
(5)マーク箇所の表示/非表示を切り替える手段。
(6)次あるいは前のマーク箇所にジャンプする手段。
(7)マーク箇所の一覧表示手段。
(8)マーク箇所の一部表示手段。
(9)マーク箇所の表示を正解か否かで種類切替手段。
(10)マーク箇所の表示をテスト時に時間経過後強制表示手段。
(11)マーク情報の共有及びインポート手段。
実施形態はこれら、各手段のうち少なくとも1つを具備する暗記補助機能を付加することを特徴とする。
これら実施形態の効果としては、以下の各点がある。
(A)指定した文字列と同じ文字列群にも自動でマーク箇所指定が行われるので、マーク箇所指定の手間を削減出来る。
(B)指定した文字列と同じ文字列群にも自動でマーク箇所指定が行われるので、マーク箇所指定漏れを防止出来る。これにより非表示箇所と同じ文字列がすぐ近くに表示されているせいで自主テストにならないといったケースを回避出来る。
【0034】
(C)マーク箇所へのジャンプ機能を利用することにより、残件箇所に素早くアクセス出来る。
(D)マーク箇所の一覧表示機能を利用することにより、覚えなければいけないものの全体が把握しやすくなる。
(E)マーク箇所の一覧表示で、文単位での表示も出来るので、手早く自主テストをするのに適している。
(F)マーク箇所の一部を表示することにより、思い出せない時にヒントが得られる。
(G)覚えた箇所のマーク箇所指定を解除することにより、残件を認識しやすくなる。
(H)非表示のマーク箇所の文字数が分からないようになっているので、文字数から類推してしまうようなことを回避出来る。
(I)非表示のマーク箇所の文字数が分からなくする際に、行単位でレイアウト補正をするので、もともとのコンテンツのデザインを損なわない。
(J)一定時間が経過すると強制的に表示したり、残り時間を表示したり、残り時間に応じて次第に表示していくことにより、自主テストに緊張感を持たせ、効率を向上させることが出来る。
【0035】
(K)クラウドサーバにユーザのマーク情報をアップロードし、ユーザ間で共有することが出来る。
(L)クラウドサーバから目的や好みに合ったマーク情報を適宜ダウンロードし利用出来る。
(M)外部のマーク情報ファイルをインポートして利用出来る。
(N)コンテンツとは別売りでマーク情報を提供するビジネスモデル等も出来る。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
【符号の説明】
【0036】
100…電子機器(PC)、101…制御装置、102…MPU、103…RAM、104…ROM、105…発振器、106…入出力インタフェース、107…電源、110…通信装置、111…ネットワーク、112…表示装置、113…音声出力装置、114…入力装置、115…記憶装置、116…サーバ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字列中で非表示にすべき範囲を規定する非表示範囲規定手段と、
規定された範囲を非表示とするように編集する編集手段と、
規定された範囲を非表示として表示させるか否かの指定を受け付ける非表示指定受付手段と、
前記範囲に対し操作を実施する操作実施手段とを
備える情報処理装置。
【請求項2】
前記操作は、前記範囲と同じ文字列群も範囲とするものである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記操作は、前記範囲のマークの種類を設定するものである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記操作は、前記範囲のマーク変更履歴を保持するものである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記操作は、前記範囲の前記非表示の箇所の文字数を隠すものである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記操作は、前記範囲間で閲覧箇所をジャンプするものである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
文字列中で非表示にすべき範囲を規定する非表示範囲規定ステップと、
規定された範囲を非表示とするように編集する編集ステップと、
規定された範囲を非表示として表示させるか否かの指定を受け付ける非表示指定受付ステップと、
前記範囲に対し操作を実施する操作実施ステップとを
含む情報処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−159682(P2012−159682A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−19218(P2011−19218)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】