説明

情報書込み/読出しシステム

【課題】PLD等の論理デバイスの書込みデータについての最新履歴をRFIDより読み出せる情報書込み/読出しシステムを提供する。
【解決手段】論理デバイスとRFID端末間にRFIDを経由する通信経路を確立し、RFID端末より、その通信経路を介して書込みデータを論理デバイスへ送信して、その書込みデータを論理デバイス内のデータ格納部に格納する。それとともに、書込みデータの内容を示す特定情報をRFID内に格納して、RFID端末によって、その特定情報を読み出し、表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は情報書込み/読出しシステムに係り、特に、RFIDを使用した情報書込み/読出しシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年における電子装置や電子機器の制御基板には、複雑な機能や制御等を実現するための論路回路デバイスとして、ユーザが自由に論理動作をプログラムできるプログラム可能論理デバイスPLD(Programmable Logic Device)が使用されている。このPLDは、その構造や書き込み可能な回路規模で分類した場合、設計の自由度が高く、ゲートの使用効率が高いFPGA(Field Programmable Gate Array)と、PLDに相当する論理ブロックを複数組み合わせた構造とすることで回路規模を大きくできるCPLD(Complex Programmable Logic Device)に大別できる。また、通常の電子装置には、固定的な制御プログラムを格納するための読み出し専用メモリであるROM(Read Only Memory)も必須の構成デバイスである。
【0003】
このようなPLD(FPGA,CPLD)やROMを制御基板に搭載する際、そのデバイス表面に特定の文字等をレーザ印字したり、あるいは文字、記号等が記載されたラベルを貼付して、それらのデバイスにどのような回路データ、ソフトウエア、定数等が書き込まれているかを外部から目視で確認できるようにしている。
【0004】
一方、特許文献1には、電子機器(製品)情報をその製品のパラメータデータに反映させたり、パラメータデータをラベル化する際の読取りの煩わしさを解消するため、製品に取り付けられたRFID(Radio Frequency Identification)とその製品との間で情報のやり取りを行うパラメータ設定端末が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2005−258976号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のようにラベルを貼付する方法では、デバイスに書き込まれたデータを新たなデータに書き換えた際、同時にラベルを貼付し直す必要がある。そのとき、ラベルを貼付し忘れたり、古いラベルのままにしたり、あるいはラベルが途中で剥がれる等により、書込みデータの内容と、印字表示あるいはラベルの記載とが必ずしも一致しているとは限らない状況が生じていた。
【0007】
また、デバイス内の書込みデータの内容を確認するには、パーソナル・コンピュータ(PC)等のツールを用いて、その書込みデータをデバイスから読み出す方法が一般的であり、そのための作業が煩雑であるという問題がある。さらに一部のデバイスでは、機密保持の観点から書込みデータの読出しを禁止する機能を持たせているため、書込みデータの確認ができないという問題もある。
【0008】
ところで、特許文献1に記載のパラメータ設定端末は、製品情報を、その製品に取り付けたRFIDとの交信により製品のパラメータデータに反映させる点において、ラベル等による表示よりも優れている。しかし、パラメータ設定端末とRFID間の通信で読み出したデータを、ネットワークを介して製品に送り、製品からの情報は、同じくネットワークを介してパラメータ設定端末へ送り、それをRFIDに書き込んでデータの同期化を行っている。そのため、ネットワークの存在が不可欠となり、装置規模が大きくなるだけでなく、製品側の電源を投入した状態でしか同期化ができないので、電源供給を不要とするRFIDの利点を活かすことができない、という問題がある。
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、RFIDを介して論理デバイスに書込みデータを格納でき、かつ、その書込みデータの内容を確認可能な情報書込み/読出しシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る情報書込み/読出しシステムは、上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、特定の書込みデータにしたがって所定の論理動作をする論理デバイスとRFIDとを搭載してなる情報書込み/読出しシステムであって、前記論理デバイスとRFID端末間に前記RFIDを経由する通信経路を確立する手段と、その通信経路を介して前記書込みデータを前記RFID端末より前記論理デバイスへ送信する手段と、前記送信された書込みデータを前記論理デバイス内のデータ格納部に格納する手段と、前記書込みデータの内容を示す特定情報を前記RFID内の情報格納部に格納する手段と、前記RFID端末によって前記通信経路を介して前記情報格納部より前記特定情報を読み出す手段とを備えることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の情報書込み/読出しシステムは、前記RFIDと前記論理デバイスとが同一ユニット上に相互通信可能に個別に搭載されていることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の情報書込み/読出しシステムは、前記RFIDが前記論理デバイスに相互通信可能に内蔵されていることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の情報書込み/読出しシステムは、前記RFID端末は前記特定情報を可視表示する手段を有することを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の情報書込み/読出しシステムは、さらに、前記論理デバイス内のデータ格納部からの前記書込みデータの読出しを禁止する手段を備えることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本発明の請求項1に記載の情報書込み/読出しシステムは、特定の書込みデータにしたがって所定の論理動作をする論理デバイスとRFIDとを搭載してなる情報書込み/読出しシステムであって、前記論理デバイスとRFID端末間に前記RFIDを経由する通信経路を確立する手段と、その通信経路を介して前記書込みデータを前記RFID端末より前記論理デバイスへ送信する手段と、前記送信された書込みデータを前記論理デバイス内のデータ格納部に格納する手段と、前記書込みデータの内容を示す特定情報を前記RFID内の情報格納部に格納する手段と、前記RFID端末によって前記通信経路を介して前記情報格納部より前記特定情報を読み出す手段とを備えるので、RFID内に書込みデータの内容を示す特定情報を保持しつつ、RFIDを介して論理デバイスに書込みデータの書込みができ、同時にRFIDより特定情報の読出しができる。
本発明の請求項2に記載の情報書込み/読出しシステムは、上記RFIDと論理デバイスとが同一ユニット上に相互通信可能に個別に搭載されているので、RFIDを介した論理デバイスへの書込みデータの書込みができる。
本発明の請求項3に記載の情報書込み/読出しシステムは、上記RFIDが前記論理デバイスに相互通信可能に内蔵されているので、論理デバイス単体で書込みデータの書込み、およびRFIDからの特定情報の読出しができる。
本発明の請求項4に記載の情報書込み/読出しシステムは、上記RFID端末は特定情報を可視表示する手段を有するので、論理デバイスの最新の更新履歴を迅速かつ確実に確認できる。
本発明の請求項5に記載の情報書込み/読出しシステムは、さらに、上記論理デバイス内のデータ格納部からの上記書込みデータの読出しを禁止する手段を備えるので、書込みデータの機密保持を一定レベルに維持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る情報書込み/読出しシステムの構成を示すブロック図である。図1に示す情報書込み/読出しシステム1において、ユニット10は、例えばプリント回路基板(PWB)等の制御基板であり、不図示の電子機器や装置に収容されて所定の制御等を行うため、多数の論理ブロックからなる論理デバイス20が搭載されている。
【0013】
論理デバイス20は、プログラム可能論理デバイス(例えば、PLD)や、制御プログラム等が格納された専用のメモリ(例えば、EEPROM)によって構成されている。このPLDは、具体的には多数のゲートで構成されたFPGA(Field Programmable Gate Array)、複数の論理ブロックからなるCPLD(Complex Programmable Logic Device)である。また、論理デバイス20には、論理動作を規定する回路データや定数データ等を格納するためのデータ格納部21が設けられている。
【0014】
ユニット10には、さらにRFID(Radio Frequency Identification)30が配されており、その制御部31によって、論理デバイス20内の入出力ポート25を介して、データ格納部21とデータのやり取りが可能になっている。RFID30は、無線ICチップ、ICタグ等とも呼ばれ、電波や電磁波によって、後述するRFIDリーダ/ライタ50と交信する。この交信は通信処理部35によって行われる。なお、このRFID30は、内蔵されたアンテナ33によりRFIDリーダ/ライタ50からの電波を受け、そのアンテナ33側からの非接触電力伝送技術(例えば、電磁誘導等)により、電池を内蔵しなくても動作可能である。また、情報の読込みのみならず、書き換えも可能である。
【0015】
RFIDリーダ/ライタ50は、RFID30に対してデータを送信したり、RFID30からデータを受信するための専用装置(専用端末)であり、かかるデータの送受信は、通信処理部55による制御の下、内蔵されたアンテナ53を介して行われ、その通信距離は、使用環境にもよるが、通常は数センチから数メートルである。また、RFID30の使用周波数帯域は、例えば、125kHz〜135kHz帯、13.56MHz帯、2.45GHz帯等があり、これらのうち、13.56MHz帯が最も広く利用されている。なお、これらの周波数帯域(長波帯、短波帯、マイクロ波帯)以外でも、UHF帯(800MHz〜950MHz)を使用することも可能である。
【0016】
次に、本発明に係る情報書込み/読出しシステムのデータの処理動作、手順について説明する。図2は、情報書込み/読出しシステムにおけるデータの書込み動作処理を示すフローチャートであり、図3は、データの読出し動作処理を示すフローチャートである。
【0017】
情報書込み/読出しシステム1におけるデータの書込みは、RFIDリーダ/ライタ50よりRFID30を経由して行う。そのため、図2のステップS11で、データの書込み先である論理デバイス20が搭載されたユニット10を起動(電源投入)する。この起動により論理デバイス20、すなわちPLD(FPGA,CPLD)等のセットアップ、初期化等が行われる。続くステップS13で、RFIDリーダ/ライタ50を起動する。
【0018】
RFIDリーダ/ライタ50の操作キー54により、RFIDリーダ/ライタ50を送信モードにするとともに、データ送信の開始操作をすることで、RFIDリーダ/ライタ50−RFID30−論理デバイス20の通信経路が確立する(ステップS15)。送信されるデータは、RFIDリーダ/ライタ50のメモリ57に格納されており、制御部51が送信モードと判定した場合、そのデータをメモリ57より読み出して通信処理部55へ送る。通信処理部55は、そのデータをさらにアンテナ53へ送り込む。
【0019】
この送信データは、論理デバイス20の論理動作プログラムに対応した回路データ、定数データ等の書込みデータの他、その書込みデータの更新履歴データ(ソフトウエア・バージョン、ハードウエア・バージョン等を含み、ここでは、書込みデータ情報とも呼ぶ)からなる。
【0020】
通信確立後、ステップS17において、書込みデータが論理デバイス20の入出力ポート25を介してデータ格納部21へ送信される。すなわち、RFIDリーダ/ライタ50からの送信データがRFID30のアンテナ33で受信され、それが通信処理部35を介して制御部31に送られる。制御部31は、受信データのうち、上述した書込みデータを論理デバイス20のデータ格納部21へ送る。これにより、論理デバイス20では、書込みデータを構成する回路データや定数データ等に従った論理プログラミングが行われる。
【0021】
一方、制御部31は、ステップS19において、受信データのうち、書込みデータ情報をRFID30のメモリ37に格納する。このとき、メモリ37内に既に書込み済みの書込みデータ情報があれば、その情報に上書きすることで、書込みデータ情報を更新する。その結果、論理デバイス20のデータ格納部21内に格納された書込みデータの内容と、メモリ37内の書込みデータ情報との対応がとれ、この書込みデータ情報が、常に書込みデータの最新の更新履歴を示すことになる。
【0022】
ステップS21では、すべての受信データ(書込みデータおよび書込みデータ情報)の書込みが行われたか否かを判定し、全データの書込みが終っていなければ、上記ステップS17およびステップS19の処理を繰り返す。しかし、全データの書込みが終了した場合には、ステップS23において、上記の通信経路を閉じて通信を終了する。
【0023】
次に、この情報書込み/読出しシステムにおけるデータ(書込みデータ情報)の読出し手順について、図3を参照して説明する。最初に、ステップS31で、RFIDリーダ/ライタ50を起動する。そして、RFIDリーダ/ライタ50の操作キー54によって、RFIDリーダ/ライタ50を受信モードにした後、データ受信の開始操作をすることにより、RFID30−RFIDリーダ/ライタ50の通信経路が確立する(ステップS33)。なお、本発明に係る情報書込み/読出しシステムにおける書込みデータ情報の読出し時には、RFID30単独での動作が可能であることから、論理デバイス20が搭載されたユニット10の起動(電源投入)は不要である。
【0024】
RFID30の制御部31は、RFID30−RFIDリーダ/ライタ50間の通信確立後、RFIDリーダ/ライタ50より書込みデータ情報の読出し要求が出されたと判断した場合には、要求された書込みデータ情報をメモリ37より読み出す。そして、その情報を通信処理部35へ送る。その結果、書込みデータ情報は、RFID30のアンテナ33を介して送信される(ステップS35)。
【0025】
RFIDリーダ/ライタ50のアンテナ53は、RFID30から送信された書込みデータ情報を受信し、それを通信処理部55へ送る。そこで、ステップS37で、すべての書込みデータ情報の読出しが行われたか否かを判定する。全データの読出しが終っていなければ、上記のステップS35の処理を繰り返す。
【0026】
ステップS37で、全データの読出しが終了したと判断された場合には、続くステップS39においてRFIDリーダ/ライタ50の制御部51は、受信した情報を解析し、それを表示部52に表示する。そして、ステップS41において、RFID30−RFIDリーダ/ライタ50間の通信経路を閉鎖して、通信を終了する。
【0027】
開発担当者や保守員は、表示部52に表示された情報を見ることで、論理デバイス20の論理動作プログラムとしてデータ格納部21に格納された、回路データ、定数データ等の書込みデータ情報について、最新の更新履歴(ソフトウエア・バージョン、ハードウエア・バージョン等)を知ることができる。また、その表示結果を利用して、書込みデータの内容と、デバイス上の印字表示、あるいはラベルの記載とを一致させる作業を行うことができる。
【0028】
なお、書込みデータ情報のデータ量そのものが、書込みデータに比べて少ないため、書込みデータ情報が格納されたRFID30のメモリ37の容量は、論理デバイス20のデータ格納部21よりも小さくて済む。そのため、RFIDリーダ/ライタ50による書込みデータ情報の読出し、および確認を短時間で行うことができる。
【0029】
上記のデータの読出しにおいて、論理デバイス20より書込みデータそのものを読み出す場合には、ユニット10を起動して、論理デバイス20−RFID30−RFIDリーダ/ライタ50の通信経路を確立する必要がある。その場合のデータ経路は、上述した論理デバイス20へのデータの書込み時における経路と逆の関係にあるため、ここでは、その説明を省略する。
【0030】
このように、ユニット10に論理デバイス20とRFID30とを搭載して、論理デバイス20とRFID30間でデータのやり取りができるようにし、RFIDリーダ/ライタ50よりRFID30を経由して論理デバイス20にデータの書込みを行える構成とする。それとともに、受信データのうち、書込みデータ情報をRFID30のメモリ37を使用して、その書込みおよび読出しを可能にする。このようにすることで、論理デバイス20への書込みデータとその書込みデータ情報とを一致させ、常に最新の更新履歴がRFIDのメモリに格納された状態を維持することができる。
【0031】
したがって、RFIDリーダ/ライタ50を使用してRFID30に格納された書込みデータ情報を読み出すだけで、ユニットとRFIDリーダ/ライタ間を信号ケーブル等で接続する必要もなく、書込みデータの最新の更新履歴を知ることができる。これは、論理デバイス20に対して、書込みデータの読出しが機密保持の観点から禁止されている場合であっても、書込みデータ情報だけは読み出すことができることを意味する。換言すれば、書込みデータ情報の読出しを許可しても、書込みデータの機密保持レベルだけは従来の装置と同様に維持できることになる。
【0032】
なお、上述した例では、ユニット10上に論理デバイス20とは別にRFID30を配し、RFID30の制御部31を介して、論理デバイス20内のデータ格納部21とデータのやり取りをしているが、これに限定されるものではない。例えば、図4に示すように、RFID30を論理デバイス20内部に組み込む構成(RFID30を論理デバイス20に内蔵させる構成)としてもよい。
【0033】
すなわち、論理デバイス20にRFID30を内蔵することで、論理デバイス20の内部において、そのデバイス単体でデータ格納部21とRFID30間でデータのやり取りを行える。そのため、論理デバイス20に入出力ポートを設ける必要もなく、また、データの書込み/読出し用の外部回路や信号パターンも不要になるので、システム構成そのものを簡略化できる。この場合におけるデータの書込み動作、および読出し動作は、上述した例と同じであるため、ここでは、その詳細を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報書込み/読出しシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】情報書込み/読出しシステムにおけるデータの書込み動作処理を示すフローチャートである。
【図3】情報書込み/読出しシステムにおけるデータの読出し動作処理を示すフローチャートである。
【図4】RFIDを論理デバイス内に組み込んだ構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0035】
1 情報書込み/読出しシステム
10 ユニット
20 論理デバイス
21 データ格納部
25 入出力ポート
30 RFID
31,51 制御部
33,53 アンテナ
37,57 メモリ
50 RFIDリーダ/ライタ
52 表示部
54 操作キー
55 通信処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
特定の書込みデータにしたがって所定の論理動作をする論理デバイスとRFIDとを搭載してなる情報書込み/読出しシステムであって、
前記論理デバイスとRFID端末間に前記RFIDを経由する通信経路を確立する手段と、
前記通信経路を介して前記書込みデータを前記RFID端末より前記論理デバイスへ送信する手段と、
前記送信された前記書込みデータを前記論理デバイス内のデータ格納部に格納する手段と、
前記書込みデータの内容を示す特定情報を前記RFID内の情報格納部に格納する手段と、
前記RFID端末によって前記通信経路を介して前記情報格納部より前記特定情報を読み出す手段とを備えることを特徴とする情報書込み/読出しシステム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報書込み/読出しシステムにおいて、前記RFIDと前記論理デバイスとが同一ユニット上に相互通信可能に個別に搭載されていることを特徴とする情報書込み/読出しシステム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報書込み/読出しシステムにおいて、前記RFIDが前記論理デバイスに相互通信可能に内蔵されていることを特徴とする情報書込み/読出しシステム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の情報書込み/読出しシステムにおいて、前記RFID端末は前記特定情報を可視表示する手段を有することを特徴とする情報書込み/読出しシステム。
【請求項5】
請求項4に記載の情報書込み/読出しシステムにおいて、さらに、前記論理デバイス内のデータ格納部からの前記書込みデータの読出しを禁止する手段を備えることを特徴とする情報書込み/読出しシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−9276(P2009−9276A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−168880(P2007−168880)
【出願日】平成19年6月27日(2007.6.27)
【出願人】(000004651)日本信号株式会社 (720)
【Fターム(参考)】