説明

情報検索処理装置および情報検索処理方法、並びにプログラム

【課題】ユーザの嗜好に応じたコンテンツデータを簡単に精度よく検索すること。
【解決手段】コンテンツデータのMIMEタイプ情報(第1のメタデータ)、キーワード情報(第2のメタデータ)を抽出し、これらの情報に基づいて自装置またはインターネット12を介して関連コンテンツデータを有するWebサーバ13−1,13−2を検索し、検索されたWebサーバ13−1,13−2が有する関連コンテンツデータを取得すると共に、取得した関連コンテンツデータについてはキーワード情報を介して、コンテンツデータと関連付けを行い、コンテンツデータのMIMEタイプ情報とキーワード情報の組み合わせでの関連付け回数、および関連コンテンツデータのMIMEタイプ情報とキーワード情報の組み合わせでの関連付け回数、またはこれらのいずれか一方を記録、または更新するDMP11(情報検索処理装置)とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報検索処理装置および情報検索処理方法、並びにプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話、デジタルオーディオプレーヤ(DAP:digital audio player)、またはデジタルメディアプレーヤ(DMP:digital media player)などのいわゆるモバイル端末において、ユーザの好きな音楽、動画、写真、辞書、または百科事典などのいわゆるコンテンツを示すコンテンツデータ(以下、単に「コンテンツデータ」という。)をこのモバイル端末に記録し、持ち歩いて利用するスタイルが一般的になった。また、インターネット上には、上述したコンテンツデータが存在し、そのコンテンツデータのコンテンツ数やコンテンツ種類は近年急速に増加している。
【0003】
そのような状況下で、たとえば、コンテンツデータの属性を示すコンテンツ属性データと、このコンテンツ属性データによって識別される複数のコンテンツデータ間の関係を示す関係属性データとから構成されるコンテキストデータをコンピュータネットワークから収集し、このコンテキストデータのうち、所定内容の関係属性データを含むコンテキストデータからコンテンツ属性データを抽出してリスト表示させるようにしているものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−99466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される技術などでは、ユーザが端末装置に記録されている音楽データなどのコンテンツデータと、インターネットなどのネットワーク上に存在するコンテンツデータとの関係属性を示すものではなく、お互いに独立している。また、特許文献1に開示される技術などでは、その端末装置内に記録されているコンテンツデータ間の関係属性を示すものではなく、お互いに独立している。そのため、特許文献1に開示される技術などでは、その端末装置に記録されているコンテンツデータに基づいて、ネットワーク経由またはその端末装置内での検索および取得する際にユーザの嗜好に応じたコンテンツデータを簡単に精度よく検索することができない。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題のいずれかを解決するべく、ユーザの嗜好に応じたコンテンツデータを簡単に精度よく検索できる情報検索処理装置および情報検索処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の一側面は、コンテンツを示すコンテンツデータと、コンテンツデータのメタデータとが記録されているデータ記録部と、コンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出するデータ抽出部と、データ抽出部により抽出された情報に基づいてコンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、データ記録部、またはネットワークを介して接続されている他のデータ記録部から検索するデータ検索部と、データ検索部により関連コンテンツデータが他のデータ記録部から検索された場合、第2のメタデータまたは第2のメタデータを識別する情報を介して、コンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けを行う関連付け部と、関連付け部によりコンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、コンテンツデータの第1のメタデータと第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、および関連コンテンツデータの第1のメタデータと第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、またはこれらのいずれか一方を、データ記録部に記録または更新する記録処理部と、を有する情報検索処理装置である。
【0008】
また、この情報検索処理装置は、上述の構成に加えて、データ抽出部により抽出されたコンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせに基づいて、関連コンテンツデータを検索する検索式データを生成するデータ生成部を有し、このデータ生成部は、コンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせがデータ抽出部により複数抽出された場合には、データ記録部を参照し、第1のメタデータおよび第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報が大きいものから順番に検索式データを生成することが好ましい。
【0009】
また、この情報検索処理装置は、上述の構成に加えて、データ抽出部により抽出されたコンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせに基づいて、関連コンテンツデータを検索する検索式データを生成するデータ生成部を有し、このデータ生成部は、コンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせがデータ抽出部により複数抽出され、かつそれらのうちの第1のメタデータおよび第2のメタデータとの組み合わせであって、データ記録部に記録されていない組み合わせに関しては、データ抽出部により第2のメタデータが抽出された順番に検索式データを生成することが好ましい。
【0010】
また、この情報検索処理装置は、上述の構成に加えて、関連コンテンツを検索するための検索元となるコンテンツの指示が入力される検索指示部を有し、データ抽出部は、検索指示部から入力された検索元となるコンテンツが示すコンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出することが好ましい。
【0011】
また、この情報検索処理装置は、上述の構成に加えて、コンテンツデータを再生するデータ出力部を有し、データ抽出部は、データ出力部により再生されるコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出することが好ましい。
【0012】
また、この情報検索処理装置は、上述の構成に加えて、データ検索部により検索された関連コンテンツデータが他のデータ記録部から検索され、かつデータ記録部には記録されていない場合、関連コンテンツデータを取得して、データ記録部に記録するデータ取得部、を有することが好ましい。
【0013】
また、上述した第1のメタデータとは、コンテンツデータのデータ形式を示すMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)タイプであることが好ましい。
【0014】
また、この情報検索処理装置は、上述の構成に加えて、データ検索部は、データ記録部を参照して、データ抽出部により抽出された情報に基づいてコンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを検索することが好ましい。
【0015】
また、本発明の一側面は、コンテンツを示すコンテンツデータと、コンテンツデータのメタデータとが記録されているデータ記録部を有する情報検索処理装置が実行する情報検索処理方法であって、その情報検索処理装置が、コンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出し、抽出された情報に基づいてコンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、データ記録部、またはネットワークを介して接続されている他のデータ記録部から検索し、関連コンテンツデータが他のデータ記録部から検索された場合、第2のメタデータまたは第2のメタデータを識別する情報を介して、コンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けを行い、コンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、コンテンツデータの第1のメタデータと第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、および関連コンテンツデータの第1のメタデータと第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、またはこれらのいずれか一方を、データ記録部に記録または更新する情報検索処理方法である。
【0016】
また、本発明の一側面は、コンテンツを示すコンテンツデータと、コンテンツデータのメタデータとが記録されているデータ記録部を有するコンピュータを、コンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出するデータ抽出手段と、データ抽出手段により抽出された情報に基づいてコンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、データ記録部、またはネットワークを介して接続されている他のデータ記録部から検索するデータ検索手段と、データ検索部により関連コンテンツデータが他のデータ記録部から検索された場合、第2のメタデータまたは第2のメタデータを識別する情報を介して、コンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けを行う関連付け手段と、関連付け手段によりコンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、コンテンツデータの第1のメタデータと第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、および関連コンテンツデータの第1のメタデータと第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、またはこれらのいずれか一方を、データ記録部に記録または更新する記録処理手段として機能させるプログラムである。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、簡単に精度よくユーザの嗜好に応じたコンテンツデータを検索できる情報検索処理装置および情報検索処理方法、並びにプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施例に係る情報検索処理装置であるDMPを含む情報検索処理システムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示すDMPのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すCPUによってDMPが有するプログラムがRAMに読み出され、実行されることによって実現される機能とハードウェア構成との関係例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す関連DBに記憶されている情報の一例を示すものである。
【図5】図3に示すDMPの関連付けの処理を説明するフローチャートである。
【図6】図3に示すDMPの表示および関連付けの例を示す図である。
【図7】図3に示すDMPの表示および関連付けの例を示す図である。
【図8】図3に示すDMPの表示および関連付けの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一実施例に係る情報検索処理装置について、図1〜図8を参照しながら説明する。なお、本発明のプログラムについては、本発明の情報検索処理装置の構成の説明と共に説明し、本発明の情報検索処理方法については情報検索処理装置の動作と共に説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施例1に係る情報検索処理装置の一例であるデジタルメディアプレーヤ11(以下、単に「DMP11」と表記する。)を含む情報検索処理システムの構成の例を示す図である。DMP11では、たとえば、フラッシュメモリやハードディスクなどの自装置に内蔵されているメモリ、自装置に直接接続されている外部記憶装置または外部記憶媒体などに、音楽データ、動画データ、写真などの画像データ、事典の内容などのテキストデータなど、いわゆる音楽、動画、写真、事典などの各種のコンテンツを示すコンテンツデータ(以下、単に「コンテンツデータ」と表記する。)が記録されている。そして、DMP11では、その記憶されているコンテンツデータCに基づいて上述した各種のコンテンツが出力される(再生される、表示される)。なお、DMP11に記録されているコンテンツデータCは、たとえば、他の情報処理装置(不図示)、Webサーバ13−1またはWebサーバ13−2から転送されて記録される。
【0021】
また、DMP11は、インターネット12を介して、記憶されているコンテンツデータのうちの、あるコンテンツデータに関連するコンテンツデータを有しているWebサーバ13−1またはWebサーバ13−2を検索し、検索されたWebサーバ13−1またはWebサーバ13−2に接続して、その関連するコンテンツデータを取得することができる。なお、ここでいう関連するコンテンツデータとは、たとえば、あるコンテンツデータのメタデータ(たとえば、データ形式情報、キーワード情報など)が共通する、もしくは密接な関連性がある(たとえば、キーワードの一部が共通している、もしくはデータ形式のカテゴリが共通しているなど)とDMP11により判定されたコンテンツデータのことである。しかしながら、関連するコンテンツデータとは、上述した関係のコンテンツデータ以外のもの(たとえば、ユーザが関連するデータであると選択して、関連付けられたコンテンツデータなど)であってもよい。
【0022】
図2は、図1に示すDMP11のハードウェアの構成例を示すブロック図である。DMP11において、たとえば、CPU(Central Processing Unit)51,ROM(Read Only Memory)52,RAM(Random Access Memory)53は、バス54により相互に接続されている。そして、そのバス54には、さらに、入出力インターフェース55が接続されている。その入出力インターフェース55には、さらに、入力部56と、出力部57と、記憶部58と、通信部59と、ドライブ60とが接続されている。
【0023】
入力部56は、たとえば、ボタンやダイヤル、タッチパネル、GPS(Global Positioning System)受信機などから構成される。出力部57は、たとえば、ディスプレイ、スピーカなどから構成される。記憶部58は、たとえば、ハードディスクや不揮発性のメモリなどから構成される。通信部59は、たとえば、Wi-Fi Alliance によって認証された無線ネットワークインタフェースなどから構成される。ドライブ60は、たとえば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア61を駆動する装置などから構成される。
【0024】
以上のように構成されるDMP11では、CPU51が、たとえば、記憶部58に記憶されているプログラム(不図示)を、入出力インターフェース55及びバス54を介して、RAM53に読み出して実行することにより、上述した一連の処理が行われる。なお、上述したDMP11のハードウェア構成は、上述した例以外のもので構成されてもよいし、上述したDMP11のハードウェアの構成に加えて、他のハードウェア構成を有するものであってもよい。
【0025】
CPU51により実行されるプログラムは、ROM52や記憶部58にあらかじめ記憶されることで、DMP11にあらかじめ実行可能な状態でインストールされているが、たとえば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM:Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどから構成されるパッケージメディアであるリムーバブルメディア61に記録され、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット12、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介してDMP11へ提供されてもよい。そして、このように提供されたプログラムは、リムーバブルメディア61がドライブ60に装着され、入出力インターフェース55を介して記憶部58に記憶されることで、DMP11に実行可能な状態でインストールされる。
【0026】
また、CPU51により実行されるプログラムは、上述した方法によりDMP11にインストールされる以外にも、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部59で受信し、記憶部58に記憶されることで、DMP11に実行可能な状態でインストールされるようにしてもよい。ここでいう実行可能な状態とは、コンパイルなどを施してDMP11上で実行可能な状態にすること、このプログラムに対する所定のライセンスコードやプロダクトキーを入力することで実行可能な状態にすることも含まれる。しかしながら、このプログラムは、このプログラムに対する所定のライセンスコードやプロダクトキーをユーザによって入力されることによってはじめて実行可能な状態となる、つまり、DMP11にインストールされたのみでは、実行可能な状態にはならないように提供されるものでもよい。
【0027】
図3は、図2に示すCPU51によってDMP11が有するプログラムPがRAM53に読み出され、実行されることによって実現される機能とハードウェア構成との関係例を示すブロック図である。すなわち、図3に示すように、DMP11には、たとえば、制御部81と、メタデータ抽出部82と、データ出力制御部83と、データ選択部84と、WEBブラウザ機能85と、関連付け制御部86と、関連データベース87(以下、単に「関連DB87」と表記する。)と、データ検索取得部88およびデータ更新部89の示す機能がそれぞれ実現される。
【0028】
制御部81は、図3に示される機能のすべてを制御する。すなわち、制御部81は、メタデータ抽出部82、データ出力制御部83、データ選択部84、WEBブラウザ機能85、関連付け制御部86、関連DB87、データ検索取得部88およびデータ更新部89の示す各機能全てを制御する。しかしながら、制御部81は、図3に示す機能のすべてを制御しなくてもよい。すなわち、制御部81は、これらの機能の一部を制御するようにしてもよいし、図3に示す機能に加えて、それ以外の機能を制御するものであってもよい。
【0029】
メタデータ抽出部82は、たとえば、メタデータの一例であるキーワード情報を抽出するキーワード情報抽出部82Aと、メタデータの一例であるデータ形式情報を抽出するデータ形式情報抽出部82Bとを含む。キーワード情報抽出部82Aは、たとえば、コンテンツデータの一例である音楽データがDMP11において再生される場合、その再生される音楽についての、タイトル、曲名、演奏者名、作曲者名、リリース年、または歌詞などのアルバム情報を抽出して、その音楽データに関係するキーワード情報を抽出する。なお、キーワード情報抽出部82Aは、コンテンツデータのキーワード情報を関連DB87を参照して抽出するものであるが、その他にも、そのコンテンツデータに含まれるデータから直接抽出してもよい。
【0030】
データ形式情報抽出部82Bは、たとえば、コンテンツデータの一例である音楽データが再生される場合、その音楽データのデータ形式の種類を示す情報を抽出する。データ形式の種類を示す情報の一例としては、メールサーバやWEBサーバなどの間においてデータの受け渡しをする際に、受け渡すデータの属性などを示すMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)タイプ情報がある。たとえば、DMP11において音楽データが再生される場合、データ形式情報抽出部82Bは、その再生される音楽データのMIMEタイプ情報としてたとえば、「audio」を取得する。なお、MIMEタイプ情報は、「タイプ名/サブタイプ名」として記述されることが一般的であるが、上述したデータ形式情報抽出部82Bは、これらの情報のうち、「タイプ名」を示す情報のみを抽出している。しかしながら、データ形式情報抽出部82Bは、「タイプ名/サブタイプ名」の両方の情報を抽出する、または「サブタイプ名」のみの情報を抽出するようにしてもよい。また、データ形式情報抽出部82Bは、MIMEタイプ情報以外のデータ形式の種類を示す情報(たとえば、コンテンツデータの拡張子情報など)を抽出するようにしてもよい。また、データ形式情報抽出部82Bは、コンテンツデータのデータ形式の種類を示す情報を複数抽出するようにしてもよい。また、データ形式情報抽出部82Bは、あるコンテンツデータに関連するコンテンツデータのデータ形式の種類を示す情報を抽出するようにしてもよい。また、データ形式情報抽出部82Bは、コンテンツデータのデータ形式情報として、そのコンテンツデータに含まれるデータから直接抽出してもよいし、そのコンテンツデータとは独立したデータ(たとえば、コンテンツデータとは独立した後述する関連データベース87にデータ形式情報が記録されている場合にそのデータベースから抽出するなど)から抽出してもどちらでもよい。
【0031】
データ出力制御部83は、ユーザが入力部56を操作して選択したコンテンツが示すコンテンツデータなどを出力部57へ出力する際の出力制御をする。たとえば、出力部57がディスプレイの場合には、データ出力制御部83は、そのディスプレイに出力される画面情報の表示制御などをしてコンテンツデータに基づくコンテンツを表示する。また、たとえば、出力部57がスピーカの場合には、データ出力制御部83は、スピーカから出力される音声データの再生制御などをして、コンテンツデータに基づくコンテンツを再生する。
【0032】
データ選択部84は、たとえば、ユーザが入力部56を操作して選択したコンテンツが示すコンテンツデータを選択するコンテンツ選択部84Aと、ユーザが入力部56を操作して選択したキーワードが示すキーワード情報を選択するキーワード選択部84Bとを含む。
【0033】
WEBブラウザ機能85は、WWW(World Wide Web)システムの仕組みを利用してインターネット12上、または特定の者へのアクセス制限をかけて公開されている文書データ(たとえば、HTMLデータ、XMLデータ)に基づいて、いわゆるWebページを表示させる。なお、WEBブラウザ機能85は、インターネット12上で公開されていないWebページ(たとえば、DMP11があるLANと接続可能である場合に、そのLAN内に存在するWebページなど)も表示させることもできる。
【0034】
関連付け制御部86は、キーワード情報抽出部82Aにより抽出されたキーワード情報を介して、コンテンツデータ間の関連付け処理を行う。また、関連付け制御部86は、コンテンツデータ間の関連付けの媒介となったキーワード情報と、ユーザがデータ選択部84(コンテンツ選択部84A)を介して選択したコンテンツが示すコンテンツデータ(以下、単に「選択コンテンツデータ」と表記する。)のMIMEタイプ情報との組み合わせからユーザの嗜好履歴情報を生成し、そのユーザの嗜好履歴情報を関連DB87に記憶して、蓄積する。なお、関連付け制御部86は、キーワード情報と、このキーワード情報を介して選択コンテンツデータと関連付けられたコンテンツデータのMIMEタイプ情報との組み合わせからユーザの嗜好履歴情報を生成し、そのユーザの嗜好履歴情報を関連DB87に記憶して、蓄積するようにしてもよい。
【0035】
関連DB87は、図2に示す記憶部58に記録されている。この関連DB87には、たとえば、コンテンツデータと、そのコンテンツデータを一意に識別する情報(図3のコンテンツデータ識別情報)と、そのコンテンツデータのメタデータであるMIME情報(請求項の第1のメタデータの一例)と、キーワード情報(請求項の第2のメタデータの一例)とが関連付けられてそれぞれ記録されている。これにより、関連DB87では、あるコンテンツを示すコンテンツデータからそのコンテンツデータのメタデータを特定することができる。また、関連DB87には、コンテンツデータ間の関連付けをおこなうために、キーワード情報を一意に識別する情報(図3のキーワード情報識別情報)と、コンテンツデータとが関連付けられて記録されている。これにより、関連DB87では、共通のキーワード情報を介してコンテンツデータ同士の関連付けが可能となる。また、関連DB87には、上述したメタデータの一例としてユーザの嗜好履歴情報が記録されている。このユーザの嗜好履歴情報には、たとえば、コンテンツデータ間の関連付けの媒介となったキーワード情報と、選択コンテンツデータまたは関連コンテンツデータのMIMEタイプ情報と、これらの組み合わせによってコンテンツデータ同士の間で関連付けがなされた回数情報(図3の関連数情報)などがある。これにより、関連DB87では、ユーザの嗜好を反映させた検索結果を提供することが可能となる。なお、関連DB87は、記憶部58以外の記憶領域に記録されていてもよいし、1つのリレーショナルデータベースで構築されていなくても、上述の機能が実現できれば複数のリレーショナルデータベースで構築されていてもよい。
【0036】
図4に、関連DB87に記憶されているユーザの嗜好履歴情報の一例を示す。なお、ユーザの嗜好履歴情報は、図4に示す例以外の情報であってもよい。図4には「MIMEタイプ」、「キーワード」、「関連数」という各情報を示すタイトル項目がある。そしてこのタイトル項目の下にある次の行(単に「データ項目の1行目」という。以下同様。)には、「MIMEタイプ」が「image」で、「キーワード」が「東京」で、これらの組み合わせでのコンテンツデータ同士の関連がなされた回数(以下、単に「関連数」と表記する。)が過去に「10」回あることを示している。以下、同様に、データ項目の2行目に示されるように、「MIMEタイプ」が「text」で、「キーワード」が「三重」で、これらの組み合わせでの関連数は過去に「1」回あることを示している。また、データ項目の3行目に示されるように、「MIMEタイプ」が「audio」で、「キーワード」が「海」で、これらの組み合わせでの関連数は過去に「3」回あることを示している。また、データ項目の4行目に示されるように、「MIMEタイプ」が「audio」で、「キーワード」が「海」で、これらの組み合わせでの関連数は過去に「3」回あることを示している。また、データ項目の5行目に示されるように、「MIMEタイプ」が「geo」で、「キーワード」が「海」で、これらの組み合わせでの関連数は過去に「4」回あることを示している。また、データ項目の6行目に示されるように、「MIMEタイプ」が「image」で、「キーワード」情報が「スタジオBBBミュージアム」で、これらの組み合わせでの関連数は過去に「3」回あることを示している。また、データ項目の7行目に示されるように、「MIMEタイプ」が「image」で、「キーワード」が「三重」で、これらの組み合わせでの関連数は過去に「8」回あることを示している。なお、図4に示した「キーワード」は、完全に一致している場合のみ関連数がカウントされるものでもよいが、「キーワード」の部分一致(たとえば、前方一致、後方一致も含む)の場合であっても、関連数がカウントされるものであってもよい。また、「関連数」は関連付けられた回数として説明したが、その他にも関連付けられた回数ではなく、関連付けられる毎に所定の値(たとえば、2,3,4,・・・など1以外の数値)を加算していくもの、つまり、関連付けられた回数と同一の数値でなくてもよい。
【0037】
データ検索取得部88は、たとえば、検索式データ生成部88Aと、コンテンツデータ検索取得部88Bとを含む。検索式データ生成部88Aは、あるコンテンツデータからそのコンテンツデータのキーワード情報に関連する関連コンテンツデータを検索するための検索式データを生成する。検索式データ生成部88Aは、キーワード情報がキーワード抽出部82Aにより1つ抽出された場合、この1つのキーワード情報に関連付けられたコンテンツデータを検索する検索式データ(たとえばSQL言語などによる問い合わせデータ)を生成する。また、検索式データ生成部88Aは、キーワード情報がキーワード抽出部82Aにより複数抽出された場合、これら複数のキーワード情報と選択コンテンツデータのMIMEタイプ情報との組み合わせ毎にコンテンツデータを検索する検索式データを生成する。
【0038】
なお、検索式データ生成部88Aは、関連DB87を参照して、複数のキーワード情報と選択コンテンツデータのMIMEタイプ情報との組み合わせ毎にその組み合わせの有無を確認する。そして、検索式データ生成部88Aは、関連DB87に記録されている組み合わせ毎の関連数が大きい順に検索式データを生成していき、生成された順番で検索式データをコンテンツデータ検索取得部88Bに供給する。一方、検索式データ生成部88Aは、関連DB87に上述した組み合わせがまったく記録されていない場合には、キーワード抽出部82Aからキーワード情報を供給された順に検索式データを生成していき、生成された順番で検索式データをコンテンツデータ検索取得部88Bに供給する。
【0039】
なお、検索式データ生成部88Aは、複数のキーワード情報と選択コンテンツデータのMIMEタイプ情報との組み合わせにおいて、一部の組み合わせは関連DB87に存在するが、残りの組み合わせは関連DB87に存在しない場合には、関連DB87に存在する組み合わせの中で、関連数が大きい順に検索式データを生成すると共に、残りの関連DB87に存在しない組み合わせについては、キーワード抽出部82Aからキーワード情報を供給された順に検索式データを生成し、その生成された順番で検索式データをコンテンツデータ検索取得部88Bに供給するようにしてもよい。
【0040】
コンテンツデータ検索取得部88Bは、検索式データ生成部88Aから供給される検索式データに基づいて、関連コンテンツデータを有しているWebサーバ13−1またはWebサーバ13−2を検索する。また、コンテンツデータ検索取得部88Bは、検索されたWebサーバ13−1またはWebサーバ13−2からその関連コンテンツデータ自体を示す情報、もしくは関連コンテンツデータに関する情報(たとえば、関連コンテンツデータが含まれるWebページのURL情報など)をダウンロードして取得する。また、コンテンツデータ検索取得部88Bは、Webサーバ13−1またはWebサーバ13−2から取得した関連コンテンツデータ自体の取得するための情報(たとえば、関連コンテンツデータ自体を表すURL情報など)、もしくは関連コンテンツデータを含む情報の取得情報(たとえば、関連コンテンツデータが含まれるWebページのURL情報など)をデータ出力制御部83に供給する。
【0041】
また、コンテンツデータ検索取得部88Bは、データ検索取得部88に含まれずに、上述したWEBブラウザ機能85に含まれていてもよい。また、コンテンツデータ検索取得部88Bは、いわゆるサーバサイドスクリプト技術により実現するようにしてもよい。また、コンテンツデータ検索取得部88Bは、インターネット12を介して関連コンテンツデータを検索したが、ユーザが入力部56を介して指示した、DMP11の記憶部58、イントラネットやホームネットワーク内にある記録媒体(不図示)などを検索対象の範囲としてもよい。
【0042】
データ更新部89は、たとえば、コンテンツデータ検索取得部88Bから供給された取得情報に基づいて出力部57へ表示された情報(たとえば、検索結果を示すコンテンツリスト)を見たユーザが、データ選択部84を介して選択したコンテンツが示す選択コンテンツデータ、または検索元となるコンテンツデータなどに基づいて関連DB87に含まれるデータを更新する。たとえば、データ更新部89は、検索元となる選択コンテンツデータのデータ形式情報(たとえば、MIMEタイプ情報)と、キーワード情報との組み合わせにおける関連数に所定の値(たとえば、1)を加算して、その組み合わせにおける関連数を更新する。また、たとえば、データ更新部89は、データ選択部84を介して選択した関連コンテンツデータのデータ形式情報(たとえば、MIMEタイプ情報)と、キーワード情報との組み合わせにおける関連数に所定の値(たとえば、1)を加算して、その組み合わせにおける関連数を更新する。
【0043】
なお、データ更新部89は、検索元となる選択コンテンツデータのデータ形式情報(たとえば、MIMEタイプ情報)と、キーワード情報との組み合わせと、関連コンテンツデータのデータ形式情報(たとえば、MIMEタイプ情報)と、キーワード情報との組み合わせの両方の組み合わせにおける関連数を更新するようにしてもよいし、どちらか一方の組み合わせの関連数を更新するようにしてもよい。なお、データ更新部89は、上述した検索式データ生成部88Aからデータ形式情報(たとえば、MIMEタイプ情報)と、キーワード情報との組み合わせの有無を確認されたときに、関連DB87に記録されていない組み合わせがあった場合、その組み合わせをその関連DB87に新たに記録するようにしてもよい。
【0044】
次に、図5のフローチャートを参照して、DMP11の関連付けの処理を説明する。以下の処理の説明において、「関連コンテンツ検索トリガ」とは、あるコンテンツデータに関連するコンテンツデータを検索する処理要求が何らかの処理に起因して発生することを示している。たとえば、あるコンテンツデータについて、ユーザの再生が終了する、またはユーザの視聴が終了した場合(たとえばユーザが入力部56を介して再生停止処理を指示するなど)に実行されること起因して自動的に発生するもの、もしくはユーザが、入力部56を介して関連コンテンツデータ取得要求処理の指示を直接行うことによって発生するものである。なお、以下の処理の説明において、DMP11のメタデータ抽出部82(キーワード情報抽出部82Aおよびデータ形式情報抽出部82B)が、関連コンテンツ検索トリガにより、ユーザが視聴を終了したコンテンツデータに含まれるメタデータよりMIMEタイプ情報とキーワード情報とを抽出して取得するものであるが、ユーザがコンテンツの視聴を終了したときのみに限らず、コンテンツデータの視聴中の所定のタイミング、またはコンテンツデータが選択されたときでもよい。また、DMP11のメタデータ抽出部82(キーワード情報抽出部82Aおよびデータ形式情報抽出部82B)が、過去の視聴履歴に含まれるコンテンツデータのメタデータからMIMEタイプ情報とキーワード情報を抽出して取得するようにしてもよい。
【0045】
DMP11の制御部81が、ステップS11において、関連コンテンツ検索トリガの発生有無を判定する。関連コンテンツ検索トリガが発生すると、メタデータ抽出部82(キーワード情報抽出部82Aおよびデータ形式情報抽出部82B)が、ステップS12において、ユーザの視聴が終了したコンテンツが示すコンテンツデータのメタデータからMIMEタイプ情報とキーワード情報とを抽出する。一方、DMP11の制御部81が、ステップS11において、関連コンテンツ検索取得トリガが発生しない場合には関連付け処理を終了する(END)。なお、DMP11の制御部81が、ステップS11において、関連コンテンツ検索トリガの発生有無を判定したが、入力部56および出力部57の一例であるタッチパネルにタッチされた、DMP11が振られた、または入力部11の一例であるダイヤルが回されたなど他のイベントが発生したか否かにより関連コンテンツ検索トリガの発生有無を判定するようにしてもよい。
【0046】
図5のステップS11とステップS12の処理を具体例に基づいて説明する。図6に示すように、DMP11にて「映画ABCサウンドトラック」という音楽データの一部の視聴、または全部の視聴が終了し、この終了に起因して関連コンテンツ検索トリガが発生した場合、図6のDMP11の右側にある関連付けを表した概念図に示されるように、この「映画ABCサウンドトラック」を示す音楽データに含まれるメタデータから、データ形式情報抽出部82Bが、「audio」というMIMEタイプ情報(不図示、第1のメタデータ)を抽出すると共に、キーワード情報抽出部82Aが、映画の名称である「映画ABC」、サウンドトラック内の楽曲を歌っている「歌手DDD」、サウンドトラック内の楽曲の作曲等を行った「ミュージシャンAAA」、映画ABCを製作した「スタジオBBB」という4つのキーワード情報(第2のメタデータ)を抽出する。
【0047】
そして、データ検索取得部88が、ステップS13において、データ形式情報抽出部82Bにより抽出されたMIMEタイプ情報と、キーワード情報抽出部82Aにより抽出された複数のキーワード情報とから関連するコンテンツデータを検索する。すなわち、データ検索取得部88は、関連DB87を参照して、「audio」というMIMEタイプ情報と、「映画ABC」、「歌手DDD」、「ミュージシャンAAA」、「スタジオBBB」という4つのキーワード情報とのそれぞれの組み合わせ(つまり、「audio」と「映画ABC」の組み合わせ、「audio」と「歌手DDD」の組み合わせ、「audio」と「ミュージシャンAAA」の組み合わせ、「audio」と「スタジオBBB」の組み合わせ)についての有無を検索する。
【0048】
図5に戻って処理の説明を続ける。データ検索取得部88(検索式データ生成部88A)は、ステップS13の検索によって、上述した組み合わせが関連DB87に記録されている場合には、更に、それらの組み合わせのうち、「関連数」の大きい数値の順番で「キーワード」情報に基づく検索式データを生成する。なお、データ検索取得部88(検索式データ生成部88A)は、ステップS13の検索によって、上述した組み合わせが関連DB87に記録されていない場合には、キーワード情報の抽出した順番で「キーワード」情報に基づく検索式データを生成する。
【0049】
そして、データ検索取得部88(コンテンツデータ検索取得部88B)は、ステップS14において、上述のいずれかの順番で生成された検索式データの順番に従って、DMP11の記憶部58などの記憶領域、またはDMP11にインターネット12などのネットワークを介さずに直接接続された外部記憶装置、または外部記憶媒体を参照し、キーワード抽出部82Aにより抽出された複数のキーワード情報をメタデータとして関連付けられているコンテンツデータを検索する。そして、関連付け制御部86は、ステップS15において、ステップS14にて検索された各コンテンツデータのうち、ステップS13において検索されたコンテンツデータ以外のコンテンツデータ(つまり、関連DB87に関連付けられていなかったコンテンツデータ)を取得する。そして、関連付け制御部86は、ステップS16において、視聴中のコンテンツが示すコンテンツデータから抽出された複数のキーワード情報それぞれとの関連付けを関連DB87に記憶する。
【0050】
図6に戻って図5のステップ13からステップS16までの処理について具体例に基づいて説明する。データ検索取得部88は、ステップS13において、ステップS12で抽出された4つのキーワード情報から関連DB87を検索して、「映画ABC」に関連する動画データ、ミュージシャンAAAが作曲等を行った他の映画のサウンドトラックである「映画HIJサウンドトラック」という音楽データ、スタジオBBBが運営する、またはスタジオBBBに関連する展示を行っている「YY市スタジオBBBミュージアム」という地図を示すデータの3つのコンテンツデータを取得したとする。
【0051】
更に、データ検索取得部88は、ステップS14において、上述の3つのコンテンツデータに加えて、ミュージシャンAAAが作曲等を行ったさらに別の映画である「映画EFG/EFGサウンドトラック」という音楽データを取得したとする。すると、関連付け制御部86は、ステップS16において、図7のDMP11の右側にある、データ間の関連付けを表した概念図に示されるように、「ミュージシャンAAA」というキーワード情報と、「映画EFG/EFGサウンドトラック」という音楽データとの関連付けを関連DB87に記憶する。
【0052】
なお、出力部57には、図7の左側にあるDMP11の画面内に示されるように、ステップS13において検索されたコンテンツデータが示すコンテンツおよびステップS15において取得されたコンテンツデータが関連コンテンツとして一覧表示される。
【0053】
図5に示す処理の説明に戻る。データ選択部84(コンテンツ選択部84A)が、ステップS17において、出力部57にリスト表示されたコンテンツ一覧からユーザが選択するコンテンツが示すコンテンツデータを選択する。そして、ステップS18において、データ出力制御部83が、その選択されたコンテンツデータに関する情報が出力部57に表示させ、関連付け制御部86が、視聴中のコンテンツデータと、その選択されたコンテンツデータとを関連付けさせたキーワード情報をユーザの嗜好履歴を示す情報としてこれらの関連付けを関連DB87に記憶させる。なお、ステップS18において、既に関連DB87にそのキーワード情報とMIMEタイプ情報の組み合わせが記録されている場合には、データ更新部89が、その組み合わせのキーワード情報の関連付け回数に所定の値(たとえば、1、2、3、など)を加算する。一方、ステップS18において、出力部57にリスト表示されたコンテンツ一覧からユーザがコンテンツを選択する以外の処理があると、関連付け制御部86は、関連付け処理を終了する(END)。
【0054】
なお、DMP11は、図5のステップS18の処理以降において、関連コンテンツ取得トリガが発生すると、ステップS12に処理を移行し、選択されている状態となっているコンテンツが示すコンテンツデータのメタデータからMIMEタイプ情報とキーワード情報とを関連DB87を参照して抽出する。そして、DMP11は、ステップS12〜ステップS17の処理を繰り返す。なお、上述した一連の処理は、ハードウェアにより構成して実行することもできるし、ソフトウエアにより構成して実行するようにしてもよい。さらに、上述したフローチャートにより示した処理は、各ステップが、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくても、並列的あるいは個別に実行される処理であってもよい。
【0055】
図5に示したステップS17の処理について図8を参照して具体的に説明する。たとえば、ユーザが図7のDMP11に示す画面において入力部56を介して「映画EFG/EFGサウンドトラック」という文字列を選択すると、図8のDMP11に示す画面のように出力部57の一部には、「映画EFG/EFGサウンドトラック」という音楽データに収録されているサウンドトラック一覧を示す情報に基づいてサウンドトラック一覧が表示される。
【0056】
そして、図8のDMP11の右側にある、データ間の関連付けを表した概念図に示されるように、「映画EFG/EFGサウンドトラック」という音楽データと、「映画ABCサウンドトラック」という音楽データを関連付けていたキーワード情報である「ミュージシャンAAA」の識別子をユーザの嗜好履歴を示す情報として関連DB87に記憶される。つまり、関連DB87には、「ミュージシャンAAA」というキーワード情報を介して「映画EFG/EFGサウンドトラック」という音楽データと、「映画ABCサウンドトラック」という音楽データの関連付けがなされると共に、音楽データの「audio」というMIMEタイプ情報と「ミュージシャンAAA」というキーワード情報の関連数の値が登録される、または更新される。
【0057】
上述したように、DMP11は、コンテンツを示すコンテンツデータと、コンテンツデータのメタデータとが記録されている関連DB87(データ記録部の一例)と、コンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示すMIMEタイプ情報(第1のメタデータの一例)と、コンテンツデータのキーワード情報(第2のメタデータの一例)とを抽出するメタデータ抽出部82(データ抽出部の一例)と、メタデータ抽出部82により抽出された情報に基づいてコンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、関連DB87、またはインターネット12(ネットワーク)を介して接続されているWebサーバ13−2、13−3の記憶部(他のデータ記録部の一例)から検索するデータ検索取得部88(データ検索部の一例)と、データ検索取得部88により関連コンテンツデータがWebサーバ13−2、13−3の記憶部から検索された場合、MIMEタイプ情報またはMIMEタイプ情報を識別する情報を介して、コンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けを行う関連付け制御部86(関連付け部の一例)と、関連付け制御部86によりコンテンツデータと関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、コンテンツデータのMIMEタイプ情報とキーワード情報との組み合わせで関連付けられた関連数(関連付けを示す数値情報の一例)、および関連コンテンツデータのMIMEタイプ情報とキーワード情報との組み合わせで関連付けられた関連付けを示す関連数、またはこれらのいずれか一方を、関連DB87に記録または更新するデータ更新部89(記録処理部の一例)と、を有するものである。
【0058】
これにより、DMP11は、関連DB87に記憶されているコンテンツデータ間の関連付けを基にユーザの嗜好を学習することで、ユーザの嗜好に合致した情報を提供することができる。つまり、従来は、装置内の音楽、動画、写真などを示すデータであるコンテンツデータと、ユーザがインターネット12などを介して検索するコンテンツデータとが独立した関係であったが、DMP11では、コンテンツデータ間の関連付けを基に、ユーザの興味、関心の度合いを判定することが可能であるため、ユーザにとって意義深いと予測されるコンテンツデータをより的確に提案することが可能となる。
【0059】
また、DMP11では、たとえば、コンテンツデータのキーワード情報が、同じ「キーワード」、または同様の「キーワード」であっても、選択コンテンツデータまたは関連するコンテンツデータのデータ形式情報(たとえば、MIMEタイプ)によって関連数を区別して関連DB87に記録される。たとえば、写真などの画像データに関連付けられたキーワード情報が「三重」(みえ)であった場合と、地図などの地理情報を示すデータに関連付けられたキーワード情報が「三重塔」(さんじゅうのとう)であった場合において、これらの「MIMEタイプ」は、画像情報であることを示す「image」と地理情報であることを示す「geo」とまったく別のデータ形式なので、DMP11の関連DB87には、同じ文字列を含むキーワードであっても別々に区別されて、関連数が集計される。すなわち、DMP11は、本来別々の意味をもつキーワードの文字列の全部または一部が同一というのみで、これらの関連数をそのまま合計し、そのキーワードを介して全く異なるコンテンツデータ同士が関連付けることがないので、ユーザの嗜好に応じた、より精度の高い検索処理を実現することができる。
【0060】
また、DMP11では、上述の構成に加えて、メタデータ抽出部82により抽出されたコンテンツデータのMIMEタイプ情報およびキーワード情報の組み合わせに基づいて、関連コンテンツデータを検索する検索式データを生成する検索式データ生成部88A(データ生成部の一例)を有し、この検索式データ生成部88Aが、コンテンツデータのMIMEタイプ情報およびキーワード情報の組み合わせがメタデータ抽出部82により複数抽出された場合には、関連DB87を参照し、MIMEタイプ情報およびキーワード情報との組み合わせで関連付けられた関連数の値が大きいものから順番に検索式データを生成するものである。
【0061】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、関連数が大きい組み合わせのキーワード情報から検索式データを生成して、関連コンテンツデータを検索することによって、ユーザの嗜好に適していると推測される関連コンテンツデータから優先的に検索することができる。
【0062】
また、DMP11では、上述の構成に加えて、メタデータ抽出部82により抽出されたコンテンツデータのMIMEタイプ情報およびキーワード情報の組み合わせに基づいて、関連コンテンツデータを検索する検索式データを生成する検索式データ生成部88A(データ生成部の一例)を有し、この検索式データ生成部88Aが、コンテンツデータのMIMEタイプ情報およびキーワード情報の組み合わせがメタデータ抽出部82により複数抽出され、それらの組み合わせであって、MIMEタイプ情報およびキーワード情報との組み合わせが関連DB87に記録されていないものに関しては、メタデータ抽出部82によりキーワード情報が抽出された順番に検索式データを生成するものである。
【0063】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、関連DB87に登録されている過去のユーザの嗜好からはキーワードの優先順位を決定できない組み合わせにおけるキーワードについては、メタデータ抽出部82によるキーワード抽出順に従って関連コンテンツデータを検索することができる。
【0064】
また、DMP11は、関連コンテンツを検索するための検索元となるコンテンツの指示が入力されるデータ選択部84(検索指示部の一例)を有し、メタデータ抽出部82は、データ選択部84から入力された検索元となるコンテンツが示すコンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示すMIMEタイプ情報と、コンテンツデータのキーワード情報とを抽出するものである。
【0065】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、ユーザが直接選択したコンテンツが示すコンテンツデータに関連するコンテンツデータを抽出することができる。
【0066】
また、DMP11では、コンテンツデータを出力するデータ出力制御部83(データ出力部の一例)を有し、メタデータ抽出部82は、データ出力制御部83により出力されるコンテンツデータのデータ形式情報を示すMIMEタイプ情報と、コンテンツデータのキーワード情報とを抽出するものである。
【0067】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、ユーザが出力指示をした(再生、表示など)コンテンツデータに関連するコンテンツデータを抽出することができる。
【0068】
また、DMP11は、データ検索取得部88により検索された関連コンテンツデータが他のWebサーバ13−1,13−2の記録部(他のデータ記録部の一例)から検索され、かつ関連DB87には記録されていない場合、その関連コンテンツデータを取得して、関連DB87に記録するデータ検索取得部88(データ取得部の一例)を有するものである。
【0069】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、ユーザの嗜好に応じた関連コンテンツデータを自装置内に記録することができる。
【0070】
また、DMP11は、コンテンツデータのメタデータとして、コンテンツデータのデータ形式情報を示すMIMEタイプ情報を使用している。
【0071】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、コンテンツデータのキーワード情報と共におおまかなデータタイプ(データ分類)よってユーザの嗜好を簡単に区別することができる。
【0072】
また、DMP11では、データ検索取得部88が、関連DB87を参照して、メタデータ抽出部82により抽出された情報に基づいてコンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを検索することもできる。
【0073】
これにより、DMP11は、上述した効果に加えて、自装置の関連DB87に登録されているコンテンツデータを検索対象として関連コンテンツデータの検索ができる。
【0074】
また、情報検索処理装置であるDMP11についての上述した効果は、DMP11が実行する処理である情報検索処理方法、DMP11として機能させるための上述したプログラムにおいても同様の効果を奏することができる。
【0075】
なお、DMP11がキーワード情報とコンテンツデータとを関連付けると説明したが、コンテンツデータを出力(たとえば、再生、表示など)し、ネットワークに接続できるものであればよく、携帯電話機、デジタルオーディオプレーヤ、スマートフォン、PDA、またはパーソナルコンピュータなどの他の情報検索処理装置に適用することもできる。
【0076】
以上、説明した本発明の実施例は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。たとえば、ユーザが関連コンテンツデータを検索する際に、DMP11の装置内、イントラネット内、ホームネットワーク内を検索対象とする(以下、単に「内部検索」と表記する。)のか、インターネット12を介した他の情報処理装置、または他の記憶媒体を検索対象とする(以下、単に「外部検索」と表記する。)のか、それとも両方とも検索対象とするのかのいずれかを選択できるようにしてもよい。また、これらの検索対象の優先順位を予め定めるようにしてもよい。たとえば、最初にユーザが関連コンテンツデータを検索する際に、内部検索を実行し、所望する関連コンテンツデータが検索できなかった場合に、外部検索を実行するなどとしてもよい。また、この逆に、外部検索をしてから内部検索をする検索方法でもよい。
【符号の説明】
【0077】
11…DMP(情報検索処理装置の一例)、12…インターネット(ネットワークの一例)、13−1および13−2…Webサーバ、51…CPU、52…ROM、53…RAM、56…入力部、57…出力部、58…記憶部、59…通信部、61…リムーバブルメディア、81…制御部、82…メタデータ抽出部(データ抽出部の一例)、82A…キーワード情報抽出部(データ抽出部の一例)、82B…データ形式情報抽出部(データ抽出部の一例)、83…データ出力制御部(データ出力部の一例)、84…データ選択部(検索指示部の一例)、84A…コンテンツ選択部(検索指示部の一例)、84B…キーワード選択部(検索指示部の一例)、85…Webブラウザ機能、86…関連付け制御部(関連付け部の一例)、87…関連データベース(データ記録部の一例)、88…データ検索取得部(データ検索部の一例、データ取得部の一例)、88A…検索式データ生成部(データ生成部の一例)、88B…コンテンツデータ検索取得部(データ取得部の一例)、89…データ更新部(記録処理部の一例)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを示すコンテンツデータと、前記コンテンツデータのメタデータとが記録されているデータ記録部と、
前記コンテンツデータの前記メタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、前記コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出するデータ抽出部と、
前記データ抽出部により抽出された情報に基づいて前記コンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、前記データ記録部、またはネットワークを介して接続されている他のデータ記録部から検索するデータ検索部と、
前記データ検索部により前記関連コンテンツデータが前記他のデータ記録部から検索された場合、前記第2のメタデータまたは前記第2のメタデータを識別する情報を介して、前記コンテンツデータと前記関連コンテンツデータの関連付けを行う関連付け部と、
前記関連付け部により前記コンテンツデータと前記関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、前記コンテンツデータの第1のメタデータと前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、および前記関連コンテンツデータの第1のメタデータと前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、またはこれらのいずれか一方を、前記データ記録部に記録または更新する記録処理部と、
を有することを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報検索処理装置において、
前記データ抽出部により抽出された前記コンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせに基づいて、前記関連コンテンツデータを検索する検索式データを生成するデータ生成部を有し、
前記データ生成部は、前記コンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせが前記データ抽出部により複数抽出された場合には、前記データ記録部を参照し、前記第1のメタデータおよび前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す前記数値情報が大きいものから順番に前記検索式データを生成する、
ことを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報検索処理装置であって、
前記データ抽出部により抽出された前記コンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせに基づいて、前記関連コンテンツデータを検索する検索式データを生成するデータ生成部を有し、
前記データ生成部は、前記コンテンツデータの第1のメタデータおよび第2メタデータの組み合わせが前記データ抽出部により複数抽出され、かつそれらのうちの前記第1のメタデータおよび第2のメタデータとの組み合わせであって、前記データ記録部に記録されていない組み合わせに関しては、前記データ抽出部により前記第2のメタデータが抽出された順番に前記検索式データを生成する、
ことを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報検索処理装置であって、
前記関連コンテンツを検索するための検索元となるコンテンツの指示が入力される検索指示部を有し、
前記データ抽出部は、前記検索指示部から入力された前記検索元となるコンテンツが示すコンテンツデータの前記メタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、前記コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出する、
ことを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報検索処理装置であって、
前記コンテンツデータを出力するデータ出力部を有し、
前記データ抽出部は、前記データ出力部により出力される前記コンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、前記コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出する、
ことを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報検索処理装置であって、
前記データ検索部により検索された前記関連コンテンツデータが前記他のデータ記録部から検索され、かつ前記データ記録部には記録されていない場合、前記関連コンテンツデータを取得して、前記データ記録部に記録するデータ取得部、
を有することを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報検索処理装置であって、
前記第1のメタデータとは、前記コンテンツデータのデータ形式情報を示すMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)タイプ情報であることを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報検索処理装置であって、
前記データ検索部は、前記データ記録部を参照して、前記データ抽出部により抽出された情報に基づいて前記コンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを検索する、
ことを特徴とする情報検索処理装置。
【請求項9】
コンテンツを示すコンテンツデータと、前記コンテンツデータのメタデータとが記録されているデータ記録部を有する情報検索処理装置が実行する情報検索処理方法であって、
前記情報検索処理装置が、前記コンテンツデータのメタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、前記コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出し、
抽出された情報に基づいて前記コンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、前記データ記録部、またはネットワークを介して接続されている他のデータ記録部から検索し、
前記関連コンテンツデータが前記他のデータ記録部から検索された場合、前記第2のメタデータまたは前記第2のメタデータを識別する情報を介して、前記コンテンツデータと前記関連コンテンツデータの関連付けを行い、
前記コンテンツデータと前記関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、前記コンテンツデータの第1のメタデータと前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、および前記関連コンテンツデータの第1のメタデータと前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、またはこれらのいずれか一方を、前記データ記録部に記録または更新する、
ことを特徴とする情報検索処理方法。
【請求項10】
コンテンツを示すコンテンツデータと、前記コンテンツデータのメタデータとが記録されているデータ記録部を有するコンピュータを、
前記コンテンツデータの前記メタデータからそのコンテンツデータのデータ形式情報を示す第1のメタデータと、前記コンテンツデータのキーワード情報として関連付けられている第2のメタデータとを抽出するデータ抽出手段と、
前記データ抽出手段により抽出された情報に基づいて前記コンテンツデータに関連する関連コンテンツデータを、前記データ記録部、またはネットワークを介して接続されている他のデータ記録部から検索するデータ検索手段と、
前記データ検索部により前記関連コンテンツデータが前記他のデータ記録部から検索された場合、前記第2のメタデータまたは前記第2のメタデータを識別する情報を介して、前記コンテンツデータと前記関連コンテンツデータの関連付けを行う関連付け手段と、
前記関連付け手段により前記コンテンツデータと前記関連コンテンツデータの関連付けがなされた場合、前記コンテンツデータの第1のメタデータと前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、および前記関連コンテンツデータの第1のメタデータと前記第2のメタデータとの組み合わせで関連付けられた関連付けを示す数値情報、またはこれらのいずれか一方を、前記データ記録部に記録または更新する記録処理手段、
として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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