説明

情報検索装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

【課題】 検索条件をフォルダに対応づけて管理する構成において、所望とする検索条件をユーザが容易に選択することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】 情報検索装置は、各ノードが検索条件に対応してなる、ツリーを示す登録情報を記憶する記憶手段と、1以上の検索条件を含む検索式の入力を受け付ける受付手段と、入力された前記検索式を解析し、当該検索式に対応する全てのツリーを作成する作成手段と、作成された前記ツリーの全てと、前記登録情報により示される前記ツリーとを比較して、追加すべきノードを決定する決定手段と、前記決定手段において決定された追加すべき前記ノードを、前記登録情報により示される前記ツリーに追加して、該登録情報を更新する更新手段と、更新された前記登録情報に基づいて、図形により、ノードが追加された前記ツリーを示す画面を表示手段に表示制御する表示制御手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報検索装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
クエリーに基づきデータ検索を行う構成において、検索条件をユーザが容易に把握・指定することを可能にするために、検索条件をフォルダに対応付けて管理する技術が知られている。このような構成においては、検索条件の候補を示す候補データに基づいて、選択可能な検索条件の候補をフォルダとして表示し、フォルダの選択による検索条件の指定を受け付ける。このため、ユーザは、検索式やキーワードを直接手入力するよりも、容易な操作で、検索条件をフォルダに追加でき、また、検索条件が対応付いたフォルダを指定することができる。
【0003】
上記のような構成としては、すべての検索条件を、対応するフォルダとしてフラットに候補データに追加し、又は、選択可能に表示するものが一般的である。かかる構成の場合、検索条件の内容に関係なく、検索条件に対応するフォルダを、単一層に、フラットに追加し、表示する。
【0004】
一方、検索条件の演算子による連結関係を、検索条件に対応するフォルダの階層関係に対応させて表示する構成も知られている。
【0005】
例えば、検索条件を対応付けたフォルダとして複数の階層に追加し、表示する構成が知られている(特許文献1参照)。また、フォルダを指定した場合は、アンド条件として検索条件を指定したフォルダのサブフォルダに対応付けて追加し、表示する構成が知られている(特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2003−323326号公報
【特許文献2】特開平11−45256号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、検索条件を対応付けたフォルダをフラットに表示する上記従来の構成においては、ユーザは、フォルダが多数存在するときは目的のフォルダ(検索条件)を探し出すまでに時間がかかるという問題があった。
【0007】
また、検索条件を対応付けたフォルダを階層化して表示する従来の構成においては、検索条件を指定したフォルダのみに、サブフォルダとして対応付けて追加する。このため、検索時は、ユーザは、追加時と同一の検索条件により、所望とする検索条件を探し出さなければならないという問題があった。例えば、「スポーツ」&「野球」&「リーグA」という検索条件を、「リーグA」フォルダが「野球」フォルダに含まれ、「野球」フォルダが「スポーツ」フォルダに含まれるように、管理している状況を考える。この場合、ユーザが、例えば、「リーグA」「スポーツ」「野球」という順に検索条件を想起している場合においても、登録時の順序、即ち、まず、「スポーツ」フォルダ、次に、「野球」フォルダの順序でアクセスしなければならず、使い勝手が悪かった。
【0008】
このように、上記従来技術においては、登録された検索条件が可視化されてある程度把握しやすいものの、ユーザが所望とする検索条件を選択する操作に煩わしさがあった。
【0009】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、検索条件をフォルダに対応づけて管理する構成において、所望とする検索条件をユーザが容易に選択することを可能にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明による情報検索装置は以下の構成を備える。即ち、
検索条件に対応づけられたフォルダの図形を表示し、ユーザによる該図形の選択操作に応じて、選択された該図形に対応する検索条件で情報検索を行う情報検索装置であって、
各ノードが検索条件に対応してなる、ツリーを示す登録情報を記憶する記憶手段と、
1以上の検索条件を含む検索式の入力を受け付ける受付手段と、
入力された前記検索式を解析し、当該検索式に対応する全てのツリーを作成する作成手段と、
作成された前記ツリーの全てと、前記登録情報により示される前記ツリーとを比較して、追加すべきノードを決定する決定手段と、
前記決定手段において決定された追加すべき前記ノードを、前記登録情報により示される前記ツリーに追加して、該登録情報を更新する更新手段と、
更新された前記登録情報に基づいて、前記図形により、ノードが追加された前記ツリーを示す画面を表示手段に表示制御する表示制御手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、検索条件をフォルダに対応づけて管理する構成において、所望とする検索条件をユーザが容易に選択することを可能にする技術を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0013】
<実施形態1>
(情報検索装置のハードウェア構成)
図1は、本実施形態に係る情報検索装置のハードウェア構成を示す図である。情報検索装置は、なお、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)、携帯情報端末(PDA)等で実現される。
【0014】
図1において、101はマイクロプロセッサCPU(Central Processing Unit)であり、情報検索のための演算、論理判断等を行い、バス109を介して、それらのバスに接続された各構成要素を制御する。
【0015】
102は読出し専用の固定メモリROM(Read Only Memory)であり、本実施形態で実行される処理プログラム等の制御プログラムコードを記憶する。103は書き込み可能なRAM(Randam Access Memory)であり、各構成要素からの各種データの一時記憶に用いられる。
【0016】
104は入力装置であり、例えば、各種の機能キーを備えたキーボードおよびGUI(Graphical User Interface)上で画面の制御可能位置を指し示し、また機能の選択指示などを行うポインティング機器等が接続されている。ただし、キーボードは、例えば、アルファベットキー、ひらがなキー、カタカナキー、句点等の文字記号入力キー、検索を指示する検索キー及び、カーソル移動を指示するカーソル移動キー等のような各種の機能キーを備えることができる。また、ポインティング機器は、例えばマウスやスティックポインタなどにより構成することができる。
【0017】
105は陰極線管CRT(Cathode−Ray Tube)や液晶パネル等の表示装置であり、その表示装置におけるドット構成の表示パターンおよびカーソルの表示を表示装置コントローラ106で制御する。
【0018】
107は外部記憶装置であり、検索対象情報や種々の情報が格納される。また、これらのデータ及びプログラムを格納する記憶媒体としては、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカード、光磁気ディスクなどを用いることができる。108は通信装置であり、Ethernet(登録商標)などのネットワークに接続し、本実施形態に係る情報検索装置を複数接続することができる。
【0019】
尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
【0020】
かかる各構成要素からなる情報検索装置においては、入力装置104からの各種の入力及び通信装置108から供給されるネットワーク経由の各種入力に応じて作動する。入力装置104からの入力及び通信装置108からの入力が供給されると、まず、インタラプト信号がCPU101に送られ、そのCPU101が外部記憶装置107内に記憶してある各種の制御信号を読出し、それらの制御信号に従って、各種の制御が行われる。
【0021】
また、本実施形態に係るプログラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても本発明の目的は達成される。
【0022】
また、本実施形態では、説明の便宜のため、本実施形態に係る情報処理装置を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、情報処理装置上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
【0023】
(情報検索装置の機能構成)
図2は、本実施形態に係る情報検索装置の機能構成を示すブロック図である。図2に示される各機能ブロックは、図1を参照して上述した情報検索装置のCPU101がRAM103にロードされたプログラムを実行し、図1に示される各ハードウェアと協働することによって実現される。もちろん機能ブロックの一部或いは全てが専用のハードウェアで実現されてもよい。
【0024】
図2において、201は入力部であり、入力装置104により検索条件およびフォルダ作成の判断情報を入力する。202は検索条件入力部であり、検索処理を実行するために必要な検索条件を入力する。203はフォルダ作成判断部であり、フォルダを作成するか否かを判断する。
【0025】
211は処理部であり、検索条件の解析、分割、作成、比較およびフォルダ作成を行う。212は検索条件解析部であり、検索条件入力部202で入力された検索条件を解析する。213は検索条件分割部であり、検索条件解析部212で解析された検索条件を分割する。214は検索条件作成部であり、検索条件分割部213で分割された検索条件からすべての順列の検索条件を作成する。215は検索条件比較部であり、検索条件作成部214で作成された検索条件と、フォルダ格納部222に格納されているフォルダに対応する検索条件を比較する。216はフォルダ作成部であり、検索条件を対応付けたフォルダを作成し、フォルダ格納部222に格納する。
【0026】
221は格納部であり、フォルダを格納する。222はフォルダ格納部であり、フォルダ作成216で作成されたフォルダを格納する。
【0027】
231は出力部であり、フォルダを表示する。232はフォルダ表示部であり、フォルダ作成216で作成され、フォルダ格納部222に格納されたフォルダを表示する。
【0028】
(基本処理)
次に、本実施形態に係る情報検索装置の実行する処理について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る情報検索装置が実行する基本処理の手順を示すフローチャートである。
【0029】
まず、ステップS301において、検索条件入力部202が検索処理を実行するために必要な検索条件を入力装置104により入力する。このため、情報検索装置は、検索条件を入力するための入力画面を表示装置105等に表示して、検索条件の入力を受け付ける。図4は、本実施形態における検索条件の入力画面を例示する図である。図4の401ように、検索条件は検索式として入力することができる。ここでは、検索条件として「スポーツ & サッカー & リーグA」が入力されている。また、図4では検索条件と、検索条件をフォルダに対応付けて階層的に表示装置105に表示する。402は、事前にフォルダに対応づけられ、階層表示された検索条件を例示している。このように、本実施形態では、各ノードが検索条件に対応してなる、ツリーを示す情報が予め登録されている。
【0030】
次に、ステップS302において、ステップS301で入力された検索条件を検索条件解析部212が解析する。例えば、検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」においては、個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」が「&(論理積)条件」によりすべて関係付けられている。このため、個々の検索条件の並びの順番に関係なく検索条件が成立すると解析する。また、すべての検索条件が「論理和条件」で関係付けられている場合も同様に個々の検索条件の並びの順番に関係なく検索条件が成立すると解析する。
【0031】
次に、ステップS303において、ステップS302で解析された検索条件により、検索条件分割部213が検索条件を分割する。例えば、図5のように検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」は個々の検索条件の並びの順番に関係なく検索条件が成立すると解析されている。このため、検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」から個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」を分割する。ただし、図5は、検索条件を分割する様子を模式的に示す図である。
【0032】
次に、ステップS304において、ステップS303で分割された個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」から、検索条件作成部214が、これらの検索条件を用いた全ての順列を作成する。例えば、図6のように個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」を用いた以下のような全ての順列を作成する。ただし、図6は、作成された検索条件の作成を例示する図である。
・「スポーツ & サッカー & リーグA」。
・「スポーツ & リーグA & サッカー」。
・「サッカー & スポーツ & リーグA」。
・「サッカー & リーグA & スポーツ」。
・「リーグA & スポーツ & サッカー」。
・「リーグA & サッカー & スポーツ」。
図6のように、ステップS304では、入力された検索式に対応する全てのツリーを作成する処理を行うことに相当する。
【0033】
次に、ステップS305において、ステップS304で作成された検索条件と、フォルダ格納部222に格納されているフォルダに対応する検索条件を、検索条件比較部215が比較する。ステップS304で作成された検索条件としては、例えば、図6に示す以下のようなものである。
・「スポーツ & サッカー & リーグA」。
・「スポーツ & リーグA & サッカー」。
・「サッカー & スポーツ & リーグA」。
・「サッカー & リーグA & スポーツ」。
・「リーグA & スポーツ & サッカー」。
・「リーグA & サッカー & スポーツ」。
一方、フォルダ格納部222に格納されているフォルダに対応する検索条件としては、例えば、図7に示す以下のようなものである。ただし、図7は、フォルダに対応付けた検索条件を例示する図である。図7と図4の402とを比較して分かるように、図7の検索条件は、図4の402のツリー構造における、最上位ノードと最下位ノードとを結ぶ経路の全てに対応する。
・「スポーツ & 野球」。
・「スポーツ & サッカー」。
・「野球 & スポーツ」。
・「サッカー & スポーツ」
検索条件比較部215は、これらを比較し、図8のような、追加が必要な検索条件を出力する。図8は、検索条件を比較した結果を例示する図である。図8の例では、以下のフォルダを追加する必要がある。
・「スポーツ − サッカー」の下位フォルダに「リーグA」(801)。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」(802)。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」(803)。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」(804)。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」(805)。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」(806)。
つまり、ステップS305では、ステップS305で作成された検索条件を、図7の検索条件から作成するために足りないものを特定する処理を行う。
【0034】
次に、ステップS306において、フォルダ作成部216がステップS301で入力された検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」通りの並び順で追加すべき検索条件に対応するフォルダを作成する。例えば、図9のように「スポーツ − サッカー」の下位フォルダに「リーグA」(901)を追加する。ただし、図9は、検索条件のみを追加した場合の検索条件を対応付けたフォルダを例示する図である。901は、図8の801に対応している。また、追加されたフォルダは、階層関係を示す情報とともにフォルダ格納部222に格納する。
【0035】
次に、ステップS307において、ステップS306で作成されたフォルダ以外にフォルダを作成するか否かを、フォルダ作成判断部203が判断する。例えば、ステップS305において、追加が必要と判定された検索条件に対応するフォルダのうち、まだ、後述のステップS308において追加していないものについて作成するように構成することができる。この場合、初めてステップS307を評価した場合、図8の例では、801はステップS306で追加したものの、802〜806はまだ追加していない。つまり、次のものを作成する必要がある。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」(802に対応)。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」(803に対応)。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」(804に対応)。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」(805に対応)。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」(806に対応)。
【0036】
なお、ステップS307においては、どのフォルダを作成するかについて、ユーザの指定を受け付けるようにしてもよい。例えば、802〜806に対応するフォルダのそれぞれについて、作成するか否かをユーザが選択可能に制御してもよい。或いは、例えば、作成するフォルダを示すファイルの指定を受け付け、当該ファイルを読み出してステップS307の判断を行うようにしてもよい。ステップS307において、フォルダを作成する場合(ステップS307でYES)は処理をステップS308に進め、フォルダを作成しない場合(ステップS307でNO)は処理をステップS309に進める。
【0037】
ステップS308においては、フォルダ作成部216がステップS306において作成されたフォルダ以外にフォルダを作成する。例えば、以下のフォルダを作成する。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」(802に対応)。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」(803に対応)。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」(804に対応)。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」(805に対応)。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」(806に対応)。
また、作成されたフォルダはフォルダ格納部222に格納する。ステップS308の処理を終了すると、ステップS309へ進む。
【0038】
ステップS309においては、フォルダ表示部232がフォルダ格納部222に格納されている検索条件に対応付けたフォルダを、表示装置105に表示制御する。例えば、図10のような検索条件に対応付けたフォルダを表示する。ただし、図10は、すべての順列の検索条件を作成した場合の検索条件を対応付けたフォルダを示す図である。ここでは、図9から以下のフォルダが作成されている。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」(1002)。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」(1003)。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」(1004)。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」(1005)。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」(1006)。
ステップS309の処理を終えると、処理を終了する。
【0039】
なお、本実施形態に係る情報検索装置は、ユーザからの指示に応じて、検索条件に対応づけられたフォルダの図形を表示し、ユーザによるこの図形の選択操作に応じて、選択されたフォルダの図形に対応する検索条件で情報検索を行う。この情報検索処理は、公知の検索技術を適用して行うことが可能である。
【0040】
上記のように、本実施形態に係る構成においては、入力された検索式に対応する全てのツリーを作成し、当該ツリーに基づいて、予め登録された、各ノードが検索条件に対応してなる、ツリーを示す登録情報を更新する。そして、更新された登録情報により示されるツリーを、フォルダ形式で表示装置105に表示する。即ち、本実施形態に係る構成においては、入力された検索式に対応する全てのツリーを自動生成して、当該ツリーのうち所望とするものを選択可能に表示する。このため、ユーザは、入力した検索式の実際の記述に関わらず、所望とする順序で検索条件を辿ることができ、所望とする検索条件を多方面から容易に探し出すことができる。また、関連する検索条件を容易に把握することができるようになり、操作性が向上される。
【0041】
なお、上記の例では、検索条件が、全て"&"で連結された場合について例示的に説明したが、これに限られないことは明らかである。例えば、"&"のほか、"OR"、"*"(ワイルドカード文字)等の演算子を用いることができる。また、複数種類の演算子が含まれる場合は、対応する検索条件に係るツリーを生成する。例えば、「スポーツ & (サッカー OR リーグA)」という検索式については、「スポーツ」フォルダの下に、「サッカー」フォルダと「リーグA」フォルダを作成するように制御する。このため、ユーザは、複雑な検索式についても、フォルダのツリーに対応づけて、管理することが可能となる。
【0042】
<実施形態2>
なお、本発明は上述の実施形態1に限定されるのではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更が可能である。本実施形態では、文書ファイルが文書フォルダに格納されている場合、一般的に、その文書フォルダ名は文書ファイルの属性を示していることに着目し、文書フォルダの階層関係と文書フォルダ名に基づいて検索条件に係るツリーを生成する。
【0043】
本実施形態に係る情報検索装置の構成は、実施形態1と同様に図1で示される。また、本実施形態における検索条件の分割は、実施形態1と同様に図5で示される。また、本実施形態における検索条件の作成は、実施形態1と同様に図6で示される。また、本実施形態におけるフォルダに対応付けた検索条件は、実施形態1と同様に図7で示される。
【0044】
(情報検索装置の機能構成)
図11は、本実施形態形態に係る情報検索装置の機能構成を示すブロック図である。図11において、1101は入力部であり、入力装置104により検索条件およびフォルダ作成の判断情報を入力する。1102は検索条件入力部であり、検索処理を実行するために必要な検索条件を入力する。1103はフォルダ作成判断部であり、フォルダを作成するか否かを判断する。
【0045】
1111は処理部であり、検索条件の解析、分割、作成、比較およびフォルダ作成を行う。1112は検索条件解析部であり、検索条件入力部1102で入力された検索条件を解析する。1113は検索条件分割部であり、検索条件解析部1112で解析された検索条件を分割する。1114は検索条件作成部であり、検索条件分割部1113で分割された検索条件からすべての順列の検索条件を作成する。1115は検索条件比較部であり、検索条件作成部1114で作成された検索条件と、検索フォルダ格納部1122に格納されているフォルダに対応する検索条件を比較する。1116はフォルダ作成部であり、検索条件を対応付けたフォルダを作成し、検索フォルダ格納部1122に格納する。
【0046】
1121は格納部であり、フォルダを格納する。1122は検索フォルダ格納部であり、フォルダ作成1116で作成されたフォルダを格納する。1123は文書フォルダ格納部であり、文書を格納するためのフォルダである。
【0047】
1131は出力部であり、フォルダを表示する。1132はフォルダ表示部であり、フォルダ作成1116で作成され、検索フォルダ格納部1122に格納されたフォルダを表示する。
【0048】
(基本処理)
次に、本実施形態に係る情報検索装置が実行する処理の流れについて、図12を参照して説明する。図12は、本実施形態に係る情報検索装置の基本処理の流れを示すフローチャートである。
【0049】
まず、ステップS1201においては、検索処理を実行するために必要な検索条件を検索条件入力部1102が入力装置104により入力する。例えば、図15のような検索条件を入力する。図15は、検索条件の入力を例示する図である。図15では、検索条件として「スポーツ & サッカー & リーグA」(1501)を入力する。また、図15では検索条件と、文書を格納するための文書フォルダおよび検索条件を対応付けた検索フォルダを階層的に表示装置105により表示する(1502)。
【0050】
次に、ステップS1202においては、ステップS1201で入力された検索条件を検索条件解析部1112が解析する。例えば、検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」から個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」が「&(論理積)条件」によりすべて関係付けられているので、個々の検索条件の並びの順番に関係なく検索条件が成立すると解析する。また、すべての検索条件が「論理和条件」で関係付けられている場合も同様に個々の検索条件の並びの順番に関係なく検索条件が成立すると解析する。
【0051】
次に、ステップS1203においては、ステップS1202で解析された検索条件により検索条件を検索条件分割部1113が分割する。例えば、図5のように検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」は個々の検索条件の並びの順番に関係なく検索条件が成立すると解析されている。このため、検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」から個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」を分割する。
【0052】
次に、ステップS1204においては、ステップS1203で分割された個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」からすべての順列の検索条件を検索条件作成部1114が作成する。例えば、図6のように個々の検索条件「スポーツ」、「サッカー」、「リーグA」から以下のすべての順列の検索条件を作成する。
・「スポーツ & サッカー & リーグA」。
・「スポーツ & リーグA & サッカー」。
・「サッカー & スポーツ & リーグA」。
・「サッカー & リーグA & スポーツ」。
・「リーグA & スポーツ & サッカー」。
・「リーグA & サッカー & スポーツ」。
【0053】
次に、ステップS1205においては、ステップS1204で作成された検索条件と、検索フォルダ格納部1122および文書フォルダ格納部1123に格納されているフォルダに対応する検索条件とを検索条件比較部1115が比較する。ステップS1204で作成された検索条件としては、例えば、図6に示す以下のようなものである。
・「スポーツ & サッカー & リーグA」。
・「スポーツ & リーグA & サッカー」。
・「サッカー & スポーツ & リーグA」。
・「サッカー & リーグA & スポーツ」。
・「リーグA & スポーツ & サッカー」。
・「リーグA & サッカー & スポーツ」。
一方、フォルダ格納部222に格納されているフォルダに対応する検索条件としては、例えば、図7に示す以下のようなものである。
・「スポーツ & 野球」。
・「スポーツ & サッカー」。
・「野球 & スポーツ」。
・「サッカー & スポーツ」。
検索条件比較部1115は、これらを比較して、文書フォルダの下位フォルダに検索条件を対応付けた検索フォルダを追加するので、図16のような追加が必要な検索条件を出力する。ただし、図16は、検索条件を比較した結果を例示する図である。図16の例では、例えば、「スポーツ − サッカー」の下位フォルダに「リーグA」(1601)を、「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」(1602)を作成する必要があることを示している。
【0054】
次に、ステップS1206においては、フォルダ作成部1116がステップS1201で入力された検索条件「スポーツ & サッカー & リーグA」通りの並び順で追加すべき検索条件に対応するフォルダを作成する。例えば、図17のように、「スポーツ − サッカー」の下位フォルダに「リーグA」(1701)を追加する。ただし、図17は、検索条件のみを追加した場合の検索条件を対応付けたフォルダを例示する図である。また、追加されたフォルダを、検索フォルダ格納部1122および文書フォルダ格納部1123に格納する。
【0055】
次に、ステップS1207においては、ステップS1206で作成されたフォルダ以外にフォルダを作成するか否かをフォルダ作成判断部1103が判断する。例えば、以下のフォルダを作成するか否かを判断する。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」。
フォルダを作成する場合は処理をステップS1208に進め、フォルダを作成しない場合は処理をステップS1209に進める。
【0056】
ステップS1208においては、フォルダ作成部1116がステップS1206で作成されたフォルダ以外にフォルダを作成する。例えば、以下を作成する。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」。
また、作成されたフォルダを検索フォルダ格納部1122および文書フォルダ格納部1123に格納する。そして、ステップS1209へ進む。
【0057】
ステップS1209においては、フォルダ表示部1132が検索フォルダ格納部1122および文書フォルダ格納部1123に格納されている検索条件に対応付けたフォルダを表示装置105に表示する。例えば、図18のような検索条件に対応付けたフォルダを表示する。ただし、図18は、すべての順列の検索条件を作成した場合の検索条件を対応付けたフォルダを例示する図である。図18の例では、図17から以下が作成されている。
・「スポーツ」の下位フォルダに「リーグA − サッカー」。
・「サッカー − スポーツ」の下位フォルダに「リーグA」。
・「サッカー」の下位フォルダに「リーグA − スポーツ」。
・「リーグA」の下位フォルダに「スポーツ − サッカー」。
・「リーグA」の下位フォルダに「サッカー − スポーツ」。
そして、基本処理を終了する。
【0058】
なお、本実施形態に係る情報検索装置は、ユーザからの指示に応じて、検索条件に対応づけられたフォルダの図形を表示し、ユーザによるこの図形の選択操作に応じて、選択されたフォルダの図形に対応する検索条件で情報検索を行う。この情報検索処理は、公知の検索技術を適用して行うことが可能である。
【0059】
(検索情報追加処理)
次に、図12のフローチャートのステップS1206で実行する検索情報追加処理の詳細について図13を参照して説明する。図13は、本実施形態に係る情報検索装置が実行する検索情報追加処理の流れを示すフローチャートである。
【0060】
まず、ステップS1301において、検索条件を対応付けた検索フォルダを追加するフォルダが文書フォルダであるか否かを判断する。文書フォルダの場合は処理をステップS1302に進め、文書フォルダでない場合は処理を終了する。
【0061】
次に、ステップS1302において、文書フォルダの下位フォルダとして検索条件を対応付けた検索フォルダを追加する。そして検索情報追加処理を終了する。
【0062】
(フォルダ作成処理)
次に、図12のフローチャートのステップS1208で実行するフォルダ作成処理についてず14を参照して説明する。図14は、本実施形態に係る情報検索装置のフォルダ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【0063】
まず、ステップS1401において、検索条件を対応付けた検索フォルダを作成するフォルダが文書フォルダであるか否かを判断する。文書フォルダの場合は処理をステップS1402に進め、文書フォルダでない場合は処理を終了する。
【0064】
次に、ステップS1402において、文書フォルダの下位フォルダとして検索条件を対応付けた検索フォルダを作成する。そして、フォルダ作成処理を終了する。
【0065】
上記のように、本実施形態に係る構成においては、文書フォルダの階層関係と文書フォルダ名とに基づいて検索条件に係るツリーを生成する。このため、本実施形態に係る構成においては、更に容易な操作で、検索条件を管理することが可能となる。
【0066】
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0067】
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0068】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。
【0069】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
【0070】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、次のものが含まれる。即ち、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)等が含まれる。
【0071】
その他、プログラムの供給形態としては、次のようなものも考えられる。即ち、クライアント装置のブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明に係るコンピュータプログラム、或いは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをHD等の記録媒体にダウンロードする形態も考えられる。また、本発明に係るプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0072】
また、次のような供給形態も考えられる。即ち、まず、本発明に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報の使用により暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明に係る構成を実現する。このような供給形態も可能である。
【0073】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、次のような実現形態も想定される。即ち、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0074】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づいても前述した実施形態の機能が実現される。即ち、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】情報検索装置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】情報検索装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】情報検索装置が実行する基本処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】検索条件の入力画面を例示する図である。
【図5】検索条件を分割する様子を模式的に示す図である。
【図6】作成された検索条件の作成を例示する図である。
【図7】フォルダに対応付けた検索条件を例示する図である。
【図8】検索条件を比較した結果を例示する図である。
【図9】検索条件のみを追加した場合の検索条件を対応付けたフォルダを例示する図である。
【図10】すべての順列の検索条件を作成した場合の検索条件を対応付けたフォルダを示す図である。
【図11】情報検索装置の機能構成を示すブロック図である。
【図12】情報検索装置の基本処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】情報検索装置が実行する検索情報追加処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】情報検索装置のフォルダ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【図15】検索条件の入力を例示する図である。
【図16】検索条件を比較した結果を例示する図である。
【図17】検索条件のみを追加した場合の検索条件を対応付けたフォルダを例示する図である。
【図18】すべての順列の検索条件を作成した場合の検索条件を対応付けたフォルダを例示する図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索条件に対応づけられたフォルダの図形を表示し、ユーザによる該図形の選択操作に応じて、選択された該図形に対応する検索条件で情報検索を行う情報検索装置であって、
各ノードが検索条件に対応してなる、ツリーを示す登録情報を記憶する記憶手段と、
1以上の検索条件を含む検索式の入力を受け付ける受付手段と、
入力された前記検索式を解析し、当該検索式に対応する全てのツリーを作成する作成手段と、
作成された前記ツリーの全てと、前記登録情報により示される前記ツリーとを比較して、追加すべきノードを決定する決定手段と、
前記決定手段において決定された追加すべき前記ノードを、前記登録情報により示される前記ツリーに追加して、該登録情報を更新する更新手段と、
更新された前記登録情報に基づいて、前記図形により、ノードが追加された前記ツリーを示す画面を表示手段に表示制御する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報検索装置。
【請求項2】
前記作成手段は、
入力された前記検索式に含まれる前記検索条件を抽出し、当該検索条件からなる全ての順列を求め、当該順列の全てに対応するツリーを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
【請求項3】
前記決定手段は、
前記作成手段において作成された前記ツリーの全てのうち、前記登録情報により示される前記ツリーに含まれないものを、当該ツリーが含むように前記追加すべきノードを決定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報検索装置。
【請求項4】
前記記憶手段に記憶された前記登録情報により示される前記ツリーに含まれる前記ノードのそれぞれは、文書フォルダに対応する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
【請求項5】
前記決定手段は、前記文書フォルダに対応する前記ノードの直下にのみノードを追加するように決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報検索装置。
【請求項6】
検索条件に対応づけられたフォルダの図形を表示し、ユーザによる該図形の選択操作に応じて、選択された該図形に対応する検索条件で情報検索を行う情報検索装置であって、各ノードが検索条件に対応してなるツリーを示す登録情報を記憶する記憶手段を備える、情報検索装置の制御方法であって、
1以上の検索条件を含む検索式の入力を受け付ける受付工程と、
入力された前記検索式を解析し、当該検索式に対応する全てのツリーを作成する作成工程と、
作成された前記ツリーの全てと、前記登録情報により示される前記ツリーとを比較して、追加すべきノードを決定する決定工程と、
前記決定工程において決定された追加すべき前記ノードを、前記登録情報により示される前記ツリーに追加して、該登録情報を更新する更新工程と、
更新された前記登録情報に基づいて、前記図形により、ノードが追加された前記ツリーを示す画面を表示手段に表示制御する表示制御工程と、
を備えることを特徴とする情報検索装置の制御方法。
【請求項7】
コンピュータを請求項1乃至5のいずれかに記載の情報検索装置として機能させるためのプログラム。
【請求項8】
請求項7に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2008−65487(P2008−65487A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−240790(P2006−240790)
【出願日】平成18年9月5日(2006.9.5)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】