説明

情報検索装置

【課題】携帯端末装置に収集された生活履歴情報を利用することが可能な情報検索装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置の利用者の活動に関する情報を含む少なくとも1種類の生活履歴情報が収集されて蓄積されるとともに、収集される生活履歴情報の種類と情報検索の際に指定されるキーワードとの対応関係および各生活履歴情報の種類に対応する検索条件を保持する生活履歴保持手段と、情報検索のためのキーワード入力に応じて、生活履歴保持手段にキーワードとの対応関係が保持されている種類の生活履歴情報を参照する履歴参照手段と、履歴参照手段で参照された生活履歴情報に基づいて、キーワードで検索される情報を制限する必要があるか否かを判定する判定手段と、判定手段によって制限が必要とされた場合に、生活履歴情報の種類に対応する検索条件を入力されたキーワードに追加して情報検索処理に供する追加手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末装置に収集される利用者の生活履歴情報を用いた情報検索装置に関する。生活履歴情報とは、例えば、携帯端末装置の利用者の活動に関する情報を含む。
【背景技術】
【0002】
インターネット接続機能を備えた携帯端末装置が普及したことから、携帯端末装置で閲覧できるウェブサイトが増加し、携帯端末装置からの検索要求に応じて様々な情報を提供するサービスも増加している。
【0003】
一般的な情報検索支援技術として、利用者が入力したキーワードの履歴を保持しておき、次にキーワードを入力する際に利用する技術が提供されている。また、過去に検索した情報などに基づいて、情報提供者側が、利用者の嗜好を反映した情報をメールなどで配信するプッシュ型のサービスも提供されている(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では、常に利用者が身近に携帯しているという携帯端末装置の特性を利用した様々な付加機能が提案されている。例えば、携帯端末装置に付加された歩数計機能によれば、利用者が移動する際の歩数情報を自動的に収集して、個人の健康管理に利用することができる。
【0005】
しかしながら、上述した歩数情報のような個人の生活にかかわる履歴を示す情報(以下、生活履歴情報と称する)は、個人の健康管理のためのアプリケーションによって参照され、例えば、健康管理のためのメッセージの作成などに利用されるにとどまっている。
【0006】
このため、例えば、収集された生活履歴情報を情報検索に利用するためには、利用者が意図的に生活履歴情報を参照し、情報検索のためのキーワードなどに反映する必要があり、収集された生活履歴情報が十分に活用されない場合があった。
【0007】
本件開示の装置は、携帯端末装置に収集された生活履歴情報を利用することが可能な情報検索装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した目的は、以下に開示する情報検索装置によって達成することができる。
【0009】
第1の観点の情報検索装置は、携帯端末装置の利用者の活動に関する情報を含む少なくとも1種類の生活履歴情報が収集されて蓄積されるとともに、収集される生活履歴情報の種類と情報検索の際に指定されるキーワードとの対応関係および各生活履歴情報の種類に対応する検索条件を保持する生活履歴保持手段と、情報検索のためのキーワード入力に応じて、生活履歴保持手段にキーワードとの対応関係が保持されている種類の生活履歴情報を参照する履歴参照手段と、履歴参照手段で参照された生活履歴情報に基づいて、キーワードで検索される情報を制限する必要があるか否かを判定する判定手段と、判定手段によって制限が必要とされた場合に、生活履歴情報の種類に対応する検索条件を入力されたキーワードに追加して情報検索処理に供する追加手段とを備える。
【発明の効果】
【0010】
上述した情報検索装置では、携帯端末装置に収集された生活履歴情報を情報検索に利用して、生活履歴情報が反映された検索結果を利用者に提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】携帯端末装置の構成図である。
【図2】情報検索部の構成を示す図である。
【図3】生活履歴情報データベースの例を示す図である。
【図4】生活履歴情報を利用した情報検索動作を表す流れ図である。
【図5】画面遷移の例を示す図である。
【図6】生活履歴情報を利用する情報検索動作を表す別の流れ図である。
【図7】画面遷移の例を示す図である。
【図8】画面遷移の例を示す図である。
【図9】追加キーワードによる検索結果の制限を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面に基づいて、本発明の情報検索装置における一実施形態について説明する。
【0013】
図1に、携帯端末装置の構成を示す。
【0014】
携帯端末装置は、無線送受信部201、音声処理部205、液晶表示部206を備えている。これらの各部は電源部202から駆動電力の供給を受けており、CPU210によって制御される。携帯端末装置の利用者は、キーパッド207を介して指示を入力する。CPU210は、この指示に応じて、発着信に関する呼処理やインターネット接続機能を利用した検索処理など様々な処理を行い、その際に必要な情報をメモリ部208に保持させる。
【0015】
図1に示した構成では、マイク203を介して入力された音声信号を符号化する処理および無線送受信部201を介して受け取った符号化された音声信号からスピーカ204を介して出力される音声信号を再生する処理は、音声信号処理部205に分担されている。
【0016】
また、付加機能として、歩数計209を備えている機種もあり、このような機種では、歩数計209で得られた歩数情報は、例えば、CPU210において1日にわたって累積され、毎日の累積結果が歩数情報履歴としてメモリ部208に蓄積される。
【0017】
以下、上述したような歩数情報を含む生活履歴情報をウェブサイトの検索処理に利用する方法について説明する。
【0018】
図2に、携帯端末装置に備えられる情報検索部の構成を示す。
【0019】
なお、図2に示した構成要素のうち、図1に示した構成要素と同等のものについては、同一の符号を付して示し、その説明は省略する。
【0020】
図2に示した無線制御部211は、呼制御部212からの指示に従って無線送受信部201を制御する。これにより、携帯端末装置は、無線基地局との間の通信チャネルを確立し、通話やインターネット接続などのサービスの提供を受ける。
【0021】
インターネット接続サービスを利用している際には、インターネット上のウェブページを閲覧するための情報は、ブラウザ部213を介して表示制御部215に渡され、液晶表示部206による表示処理に供される。また、情報検索部214は、キーパッド207を介して入力される利用者の指示に従って、ウェブページを検索するための検索条件を作成し、作成した検索条件をブラウザ部213に渡して情報検索処理を行う。
【0022】
また、図2に示した歩数情報収集部216は、歩数計209による計数結果を例えば1日に1回収集し、収集した歩数情報をメモリ部208に設けた生活履歴情報データベース221に保持する。
【0023】
生活履歴情報データベース221は、例えば、図3に示すように、情報種別ごとの履歴情報を保持することができる。図3に示した例では、歩数情報の履歴情報として、毎日の歩数が保持され、また、歩数情報に対応する関連キーワードとして、レストランや居酒屋などの飲食店に含まれる店舗の種類を示すキーワードの集合が保持されている。更に、生活履歴情報データベース221には、これらのキーワードの集合に対応して、これらのキーワードを用いた検索の際に、自動的に追加される追加キーワードの候補と、追加キーワードを検索条件に含めるか否かを判定するための判定条件とが登録されている。自動的に追加されるキーワードの候補は、図3において、追加キーワード1,2として示した。この生活履歴情報データベース221は、生活履歴保持手段に対応する。
【0024】
図2に示した情報検索部214に備えられた検索制御部218は、検索指示受付部217によって、利用者がキーパッド207を操作して入力した検索キーワードを含む検索条件が受け付けられたときに、生活履歴情報データベース221を参照し、後述するようにして、指定された検索キーワードと追加キーワードとから検索条件を作成する。
【0025】
以下、生活履歴情報データベース221を利用して、生活履歴情報を反映した検索条件を作成する方法について説明する。
【0026】
図4に、生活履歴情報を利用した情報検索動作を表す流れ図を示す。
【0027】
検索キーワードが入力されると、検索制御部218は、生活履歴情報データベース221を参照し(ステップ301,302)、入力された検索キーワードがいずれかの情報種別に対応する関連キーワードとして登録されているか否かを判定する(ステップ303)。
【0028】
例えば、図5(a)に示したように、検索キーワード「横浜」に続いて、検索キーワード「レストラン」が入力されるときに、検索制御部218は、新たに入力される検索キーワード「レストラン」について生活履歴情報データベース221を参照し、検索キーワード「レストラン」が歩数情報に対応する関連キーワードとして登録されていることを検出する。
【0029】
この場合に、検索制御部218は、ステップ303の肯定判定としてステップ304に進み、生活履歴情報データベース221に保持された歩数情報を参照する。そして、この歩数情報と対応して保持された判定条件とに基づいて、検索制御部218は、追加キーワードを検索条件に付加すべきか否かを判定する。例えば、検索制御部218は、本日を含む最近3日間の歩数の合計Sと判定閾値(例えば、5000歩)とを比較し、合計Sが判定閾値以下である場合に(ステップ304の否定判定)、利用者は運動不足である可能性が高いと判断する。そして、検索制御部218は、追加キーワード「徒歩10分以上」を付加して検索条件を作成する(ステップ305)。
【0030】
これに応じて、図5に示すように、入力されたキーワードに加えて追加キーワードが表示され、この追加キーワードを含んだ検索条件に基づいて、情報検索処理が行われる(ステップ306)。
【0031】
このように構成された情報検索装置では、生活履歴情報に関連付けられたキーワードが入力されたときに、検索制御部218が、生活履歴情報データベース221からキーワードに関連付けられた生活履歴情報を検索する。つまり、検索制御部218が、キーワード入力に応じて生活履歴情報データベース221の検索処理を行うことにより、キーワードに関連付けられた生活履歴情報を参照する履歴参照手段の機能が実現されている。
【0032】
そして、検索制御部218が、参照した生活履歴情報を上述した判定条件と比較することにより、検索される情報を制限する必要性を判定する判定手段の機能が実現されている。また、制限が必要とされた場合に、検索制御部218が、判定条件と生活履歴情報との比較結果に基づいて追加キーワードを決定し、入力された検索条件に追加することにより、生活履歴情報に対応する検索条件を追加する追加手段の機能が実現されている。
【0033】
これにより、キーワードに対応して得られる検索結果を追加した検索条件で絞り込んだ検索結果を利用者に提示することができる。
【0034】
例えば、歩数情報の履歴に基づいて、利用者が指定した検索条件を自動的に調整することができる。上述したように、「徒歩10分以上」を検索条件に組み込むことにより、検索結果に含まれる検索対象の店舗(この場合は、レストラン)などは、利用者の現在位置から多少離れた場所にある店舗に制限される。
【0035】
収集された生活履歴情報に基づいて、利用者が指定した検索条件に適切な追加キーワードを付加して検索条件を作成することにより、例えば、生活履歴情報から利用者が運動不足状態であると推定されることを考慮して、運動不足を解消する方向に検索条件を調整して、生活履歴情報をインターネットを利用した情報検索に活用することができる。
【0036】
一方、上述した合計Sが判定閾値を超えている場合に(ステップ304の肯定判定)、検索制御部218により、追加キーワードの付加は不要であると判断され、ステップ305がスキップされて、入力された検索キーワードから作成した検索条件で検索が行われる(ステップ306)。また、ステップ303の否定判定の場合は、上述したステップ304から305がスキップされ、同様に、入力された検索キーワードから作成した検索条件で検索が行われる(ステップ306)。
【0037】
なお、生活履歴情報データベース221に登録する判定条件や追加キーワードは、利用者の好みなどを反映して追加したり、調整したりすることができる。
【0038】
例えば、図2に示したように、情報検索部214に設けた関連管理部219により、キーパッド207を介して入力される利用者の指示に基づいて、新たな関連キーワードや判定条件、追加キーワードを登録することができる。例えば、図3に、歩数情報に対応する飲食店に属する関連キーワードの集合に対応して、3日間の歩数の合計Sが2500歩以下である場合に適用する追加キーワード(「徒歩20分以上」、「低カロリー」)を登録した例を示す。また、歩数情報に対応して、飲食店以外のカテゴリに属する関連キーワード(図3に、コンビニエンスストア(コンビニ)および駅を登録した例を示す)の集合を登録し、この集合に対応して、判定条件や追加キーワードを登録することもできる。
【0039】
また、歩数の計測を外部の歩数計によって行い、歩数情報を赤外線通信機能などの近接通信機能を利用して携帯端末装置に取り込む場合にも、同様にして、生活履歴情報データベース221に蓄積し、情報検索に利用することができる。また、血圧計や心拍計などとの連携も考えられる。
【0040】
更に、携帯端末装置に組み込まれた決済機能を利用した際の決済情報からコンビニエンスストアでの決済情報や喫茶店での決済情報を抽出してその履歴を生活履歴情報として生活履歴情報データベース221に保持することもできる。
【0041】
例えば、コンビニエンスストアの決済履歴をコンビニエンスストアのチェーン(図3において、符号Ca,Cbとして示した)ごとに収集し、生活履歴情報データベース221において、収集した決済履歴情報をキーワード「コンビニ」に関連付けておくことができる。この場合に、決済履歴がいずれかのコンビニエンスストアのチェーンに偏っているか否かを判定条件とし、決済履歴が集中しているチェーンがある場合に、追加キーワードとして決済度数が多いチェーンのコンビニエンスストアを優先的に検索する追加キーワードを付加することができる。
【0042】
同様にして、喫茶店の決済履歴を喫茶店のチェーン(図3において、符号Ta,Tbとして示した)ごとに収集し、生活履歴情報データベース221において、収集した決済履歴情報をキーワード「喫茶店」に関連付けておくことができる。この場合に、決済履歴がいずれかの喫茶店のチェーンに偏っているか否かを判定条件とし、決済履歴が集中しているチェーンがある場合に、追加キーワードとして決済度数が多いチェーンの喫茶店を優先的に検索する追加キーワードを付加することができる。
【0043】
このように、生活履歴情報に現れた傾向を利用して、利用者のコンビニエンスストアや喫茶店についての嗜好を情報検索に自動的に反映することができる。
【0044】
また、カメラ機能を利用して、レストランのメニューやコンビニ弁当の価格ラベルに印刷されたコードを読み取って得られる摂取カロリーなどの食事履歴情報や、フィットネスジムなどでのトレーニングによって消費したカロリーを示す消費カロリー履歴を、生活履歴情報の一部として生活履歴情報データベース221に保持することもできる(図3参照)。
【0045】
次に、生活履歴情報に含まれる複数の情報種別の履歴情報を利用して検索条件を作成する方法について説明する。
【0046】
図6に、生活履歴情報を利用する情報検索動作を表す別の流れ図を示す。
【0047】
検索制御部218は、検索キーワードの入力に応じて生活履歴情報データベース221を参照し、入力された検索キーワードが関連キーワードとして登録されている情報種別を検索する(ステップ301,311)。
【0048】
例えば、図7(a)に示すように、検索キーワード「レストラン」の入力に応じて、図3に示した生活履歴情報データベース221を参照することにより、関連情報種別として歩数情報履歴と消費カロリー履歴とが検索され、ステップ312の肯定判定となる。
【0049】
このように、複数の関連情報種別が検索された場合に、検索制御部218は、検索された関連情報種別それぞれを順次に注目し、注目している関連情報種別に対応して登録された判定条件に基づいて、判定に利用される生活履歴情報を生活履歴情報データベース221から抽出する(ステップ313)。例えば、歩数情報履歴に注目している場合は、検索制御部218により、当日を含む3日間の歩数情報履歴が生活履歴情報データベース221から抽出され、この情報に基づいて、対応する判定条件(例えば、「3日間の歩数の合計Sが5000歩以下である」)が成立するか否かが判定される(ステップ314)。
【0050】
注目している関連情報種別に対応する判定条件が成立した場合に(ステップ314の肯定判定)、検索制御部218は、生活履歴情報データベース221にこの関連情報種別に対応して登録された追加キーワード(例えば、「徒歩10分以上」)を保持し(ステップ315)、全ての関連情報種別について処理が完了したか否かを判定する(ステップ316)。
【0051】
まだ、処理が完了していない関連情報種別がある場合に(ステップ316の否定判定)、検索制御部218は、ステップ313に戻って、新たに注目する関連情報種別(例えば、消費カロリー履歴)についての処理を行う。
【0052】
消費カロリー履歴に注目した処理では、検索制御部218により、当日を含む3日間の消費カロリー履歴が生活履歴情報データベース221から抽出され、この情報に基づいて、対応する判定条件(例えば、「3日間の消費カロリーの合計Wが2000Kcal以下である」)が成立するか否かが判定され(ステップ314)、このステップ314の肯定判定に応じて、追加キーワード「低カロリー」が保持される(ステップ315)。
【0053】
このようにして全ての関連情報種別についての処理が完了したときに(ステップ316の肯定判定)、検索制御部218は、ステップ315で保持した追加キーワードを入力された検索キーワードに付加して検索条件を作成し(ステップ317)、ステップ306の検索処理に供する。
【0054】
図7に示した例では、歩数情報履歴および消費カロリー履歴に基づいて、それぞれ追加キーワード「徒歩10分」および「低カロリー」が追加されている。
【0055】
また、図8に示すコンビニエンスストアを検索する場合のように、検索される関連情報種別(例えば、歩数履歴情報と消費カロリー履歴)についての判定条件がいずれも成立し、それぞれ追加キーワード「徒歩10分以上」と追加キーワード「徒歩20分以上」が追加キーワード候補として保持される場合が考えられる。このような場合に、検索制御部218は、例えば、より検索範囲が制限されるような検索条件を作成することにより、双方の追加キーワードによる制限を検索条件に反映することができる。
【0056】
このようにして、利用者の生活履歴情報を店舗情報の検索に利用する場合には、生活履歴情報から利用者の運動不足がうかがわれるときに、図9に示すように、利用者の現在位置の近傍に徒歩5分以内で到着できる店舗Aがあっても、徒歩20分以上の距離にある店舗Bの店舗情報を提示することにより、利用者の自主的な運動を促すことができる。
【符号の説明】
【0057】
201 無線送受信部
202 電源部
203 マイク
204 スピーカ
205 音声信号処理部
206 液晶表示部
207 キーパッド
208 メモリ部
209 歩数計
210 CPU
211 無線制御部
212 呼制御部
213 ブラウザ部
214 情報検索部
215 表示制御部
216 歩数情報収集部
217 検索指示受付部
218 検索制御部
219 関連管理部
221 生活履歴情報データベース
【先行技術文献】
【特許文献】
【0058】
【特許文献1】特開2003−44504公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末装置の利用者の活動に関する情報を含む少なくとも1種類の生活履歴情報が収集されて蓄積されるとともに、収集される生活履歴情報の種類と情報検索の際に指定されるキーワードとの対応関係および前記各生活履歴情報の種類に対応する検索条件を保持する生活履歴保持手段と、
情報検索のためのキーワード入力に応じて、前記生活履歴保持手段に前記キーワードとの対応関係が保持されている種類の生活履歴情報を参照する履歴参照手段と、
前記履歴参照手段で参照された生活履歴情報に基づいて、前記キーワードで検索される情報を制限する必要があるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって制限が必要とされた場合に、前記生活履歴情報の種類に対応する検索条件を前記入力されたキーワードに追加して情報検索処理に供する追加手段と
を備えたことを特徴とする情報検索装置。
【請求項2】
請求項1に記載された情報検索装置において、
前記生活履歴保持手段は、前記携帯端末装置に付加された歩数計機能から得られる歩数情報を生活履歴情報の一つとして蓄積し、店舗の位置を含む地域情報の検索に関連するキーワードと前記歩数情報との対応関係と、前記歩数情報を増大させる方向に検索結果を制限する検索条件とを保持する
ことを特徴とする情報検索装置。
【請求項3】
請求項1に記載された情報検索装置において、
前記生活履歴保持手段は、前記携帯端末装置に付加された決済機能から得られる決済情報を生活履歴情報の一つとして蓄積し、店舗の位置を含む地域情報の検索に関連するキーワードと店舗の種別ごとの決済情報との対応関係と、前記決済処理を実行した頻度が高い種別の店舗に検索結果を制限する方向の検索条件とを保持する
ことを特徴とする情報検索装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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