説明

情報源から情報を取り出すための方法及び装置

階層ディレクトリ構造によりインデックスが付けられている情報を情報源から表示するための装置であって、該装置が情報と、前記ディレクトリ構造のディレクトリに又は該情報源の情報に対応するユーザによって選択可能なメニュー項目とを表示するための少なくとも1つのディスプレイと、表示されたメニュー項目のユーザ選択を受信するためのユーザ入力装置と、ユーザがメニュー項目の選択により該ディレクトリ構造の少なくとも一部を通してナビゲーションし、情報源から情報を取得できるようにするために、メニュー項目の第1のセットのための第1の表示域と、メニュー項目の第2のセットのための第2の表示域を提供するために前記少なくとも1台のディスプレイを制御するためのディスプレイコントローラとを備え、該ディスプレイコントローラが、前記ナビゲーションの間に、該第1表示域又は第2表示域のどちらか一方からのメニュー項目のユーザ選択に応えて、ディレクトリに対応するメニュー項目のサブセット及び/又は前記選択されたメニュー項目の下の階層のレベルでの情報が該第2の表示域又は第1の表示域の他方に表示されるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報の検索と表示のための装置及び方法に関し、特に情報のユーザ選択を受け入れ、該選択された情報を出力するための装置及び方法に関する。
【0002】
情報は多くの場合、階層ディレクトリ構造を使用して便利のためにインデックスを付けることができる。ユーザが、ユーザにとって関心のある情報の位置を突き止めるために階層ディレクトリ構造を通してナビゲーションするのを容易にし、効率的なメニューに基づいたナビゲーションシステムを提供することが望ましい。
【0003】
本発明は、情報源から、階層ディレクトリ構造によりインデックスが付けられている情報を表示するための方法及び装置を提供する。少なくとも1台のディスプレイが、ユーザによって選択可能なメニュー項目と情報を表示するために使用される。各メニュー項目はディレクトリ構造内のディレクトリに、又は情報源からの情報に対応する。ユーザ入力装置が、表示されたメニュー項目のユーザ選択を受信するために使用される。ディスプレイコントローラは、少なくとも1つのディスプレイを制御し、メニュー項目の第1のセットのための第1の表示域とメニュー項目の第2のセットのための第2の表示域を提供するために使用される。ユーザはディレクトリ構造を通ってナビゲーションするためにメニュー項目を選択することによってディレクトリ構造の少なくとも一部を通ってナビゲーションし、彼らが表示を希望する情報を探し当てる。ディスプレイコントローラは、一方の表示域内に、他方の表示域からのメニュー項目のユーザ選択に応えてメニュー項目の新しいセットを表示するように構成され、メニュー項目の該新しいセットは、ディレクトリ及び/又は該選択されたメニュー項目の下の階層のレベルでの情報用である。
【0004】
このようにして、本発明は、該階層ディレクトリ構造のレベルごとのメニューを使用して階層的に編成されたディレクトリ構造の容易なナビゲーションを可能にするユーザインタフェースを提供し、メニューの新しいレベルは2つの表示域の一方又は他方に交互に表示される。
【0005】
本発明の装置は、選択されたメニュー項目を含むメニュー項目のセットを表示するのと同時に、メニュー項目のサブセットを表示するように構成される。この装置は、選択されたメニュー項目を強調表示するように構成されてもよい。
【0006】
本発明の実施形態は、それにより2つのメニューがディスプレイ上に同時に表示できるという優位点を有する。ディレクトリに対応するメニュー項目が該2つの表示域のどちらから選択されると、新しいサブメニューはサブディレクトリのためのメニュー項目及び/又は選択されたディレクトリ内に位置する情報を含む他方の表示域に表示される。これにより、選択が行われたメニューを続けて表示できるようにする。したがって、ユーザは、彼らがちょうどどのメニュー選択を行ったのかを容易に追跡調査することができ、ユーザは考え直し、階層内でナビゲーションし直す余分な時間を費やさなくてもメニューから代替メニュー項目を選択できる。
【0007】
選択されたメニュー項目のための、及び同じメニュー内の他のメニュー項目のための画面上での一定の位置を維持することによって、ユーザが彼らがちょうどどの選択をしたのかを一見して確かめることができる。これらの画面位置が変更されても、ユーザはさらに時間を費やし、自分がどの項目を選択したのかを確かめるために画面を見るであろう。このようにして、実施形態は、ユーザにディレクトリ構造によってさらに容易なナビゲーションを提供する。ディスプレイコントローラは、第1の表示域と第2の表示域が、メニュー間で切り替えるときにその可読性を支援してよい固定サイズを有するように構成されてよい。したがって置き換えられているメニューは、新しいメニューが表示域の1つに表示されるときに完全に上書きされてよい。
【0008】
本発明の実施形態は、メニュー構造の中のメニュー項目の少なくともいくつかのためのプレビュー画像も表示し、ユーザがプレビュー画像の選択によりメニュー構造の次の階層レベルにアクセスできるようにする。プレビュー画像は、第1又は第2の表示域の全体を占有し、このようにして相対的に大きく、明瞭なプレビュー画像を示してよい。
【0009】
プレビューがメニュー項目ごとに使用可能である場合、プレビューはメニュー項目ごとに表示されてよい。プレビューがメニュー項目のいくつかだけに使用可能な場合、プレビューはこれらのメニュー項目のために表示されてよい。プレビューがないメニュー項目の場合、例えば概して情報源に関係する画像等、プレビューの代わりにデフォルト画像が表示されてよい。代わりに、プレビュー画面はプレビューを有さないメニュー項目について省略されてよく、代わりに次のサブメニューが単に表示されてよい。
【0010】
本発明の1つの実施形態は2つの表示域だけを使用し、この実施形態では、同時にナビゲーションプロセスの容易さを改善しつつ、ディスプレイの総面積が非常に効率的に、使用、再利用される。したがって、この実施形態はハンドヘルドコンピュータ装置上の表示画面等小型サイズの表示画面に特に適している。表示域の数が、各表示域が小さすぎて読み取り、容易に動作できないほど十分に多くないならば、この優位点は、多数の表示域が使用される場合にそれほどではないにせよ依然として得られる。例えば、本発明は3つの表示域と使用されてよく、第3の表示域はプレビュー画像を表示するために使用され、第1の表示域と第2の表示域はメニュー項目を表示するために使用される。
【0011】
本発明は、PDA(携帯情報端末)、電子ブック読取装置、携帯電話、デジタルオーディオプレーヤ、GPS(グローバルポジショニング衛星)受信機等を含む任意のコンピュータとともに使用されてよい。本発明が、例えばハンドヘルド装置内の小型画面を有するコンピュータとともに使用される場合、本発明の実施形態は、画面上で使用可能な制限された表示域の非常に効率的な使用を可能にするかなりの優位点を提供する。
【0012】
本発明の装置は、ある人物の指によって、あるいはスタイラスを使用することによって等種々の方法を使用して選択されてよいタッチセンシティブスクリーンを含んでよい。該装置は音声情報の再生のためのラウドスピーカを含んでよい。
【0013】
メニュー項目は、マウス又は他の入力装置にリンクされるポインタ等のディスプレイに表示されるポインタを使用して選択されてよい。代わりに、メニュー項目は、例えばタッチセンシティブスクリーンを使用し、ユーザがメニュー項目に対応する画面の一部に触れることによってポインタが画面上に表示されなくても選択されてよい。画面上でのポインタの位置決めによって、及び/又はポインタをクリックすることによって、又はタッチセンシティブスクリーンへの1回のタッチ又は複数回のタッチによって、メニューは選択されてよく、項目は選択されてよい。
【0014】
情報源の中の情報は、テキスト、ウェブページ、写真、画面で表示するための画像、又はビデオ画像、及び/又はスピーカを通して出力するためにデジタル音声又は音楽等の音声情報を含んでよい。情報は情報階層の形を取ってよく、あるいは代わりに情報自体が階層でなくてもよいが、階層ディレクトリ構造によってインデックスを付けられてよい。
【0015】
情報源及び/又はディレクトリ構造は、本発明による装置としてコンピュータを構成するためのコードとともにコンピュータ上で提供されてよい、あるいは情報源及び/又はディレクトリ構造は装置と別個又は遠く離れてよく、それによって情報は例えば通信リンク上で装置によってアクセスされる。代わりに、情報は別個に又は装置から遠く離れて提供され、装置は例えばネットワーク上で情報にアクセスする。
【0016】
情報源は、階層的に連結されているノードのネットワーク内で配列される情報を含んでよい。情報源を構成する情報の個々の項目はそれぞれノードと関連付けられる。構造は、階層の中でより低い各ノードに連結される単一のトップレベルのノードを有してよい。該トップレベルノードは一意の経路を介して、あるいは代替経路の選択肢を介して階層の中でより低い各ノードに結合される。各ノードは、ノード名、ラベル又はID番号等のノードを識別するために使用されるノード参考と関連付けられてよい。
【0017】
メニュー項目はそれぞれディスプレイの割り当てられた領域内に表示され、例えば画面上に表示されるボックスのシリーズで等シリーズで配列されてよい。
【0018】
本発明はソフトウェア又はプログラマブルコンピューティング装置によって実現できる。したがって、本発明は本発明の装置として1台又は多くのコンピュータを構成するためのコンピュータ読み取り可能コードをつけたキャリヤ媒体を含む。該キャリヤ媒体は、電気信号、光信号、マイクロ波信号、RF信号、電磁信号、(インターネット等のIPネットワーク上でTCP IP信号等の)音響信号又は磁気信号等の一時的な媒体、あるいはフロッピーディスク、CD ROM、ハードディスク又はプログラマブルメモリデバイス等のキャリヤ媒体を備えることができる。
【0019】
本発明の実施形態はここで添付図面を参照して例証としてのみ説明されるであろう。
【0020】
図1は本発明の実施形態による装置を示すブロック図である。該装置はディスプレイ600、該ディスプレイを制御するためのコントローラ601、ユーザ入力装置602、及び情報源として機能し、情報がそれにより索引を付けられる階層ディレクトリ構造を記憶する情報記憶装置603を有する。該装置はハンドヘルドコンピュータデバイスを含むコンピュータデバイスを備えてよい。例えば、該装置はインターネットがイネーブルされたPC、テレビ付きのセットトップボックス、PDA(携帯情報端末)、電子ブック読取装置、携帯電話、デジタルオーディオプレーヤ、GPS(グローバルポジショニング衛星)受信機等を備えてよい。本発明は制限された表現域とともに使用するのに理想的である。
【0021】
ディスプレイは、コンピュータデバイスとともに使用するためのコンピュータ画面であってよい。ユーザ入力装置はキーボード、キーパッド、マウス、ペン、トラックパッド、トラックボール又は他のポインタデバイス、タッチセンシティブスクリーン又はユーザが該装置に情報を入力できるようにするための任意の他の装置であってよい。情報記憶装置はハードディスク、フロッピーディスク、CD、DVD、光ディスク等のディスクであってよく、情報記憶装置はコンピュータデバイスの一部として設けられてよいか、あるいはそれは該コンピュータデバイスから遠く離れていてよい。情報記憶装置は読み取り専用型であってよい、あるいは読み書き型であってよい。
【0022】
ディスプレイ600とユーザ入力装置602はともに該コントローラ601に接続され、その結果情報はコントローラ601からディスプレイ600へ、ユーザ入力装置602からコントローラ601と移動する。情報記憶装置603は、情報要求がコントローラ601から情報記憶装置603に、情報が、ディスプレイ600で以後に表示するために情報記憶装置603からコントローラ601に移動できるようにするためにコントローラ601に接続されている。ユーザ入力装置602はディスプレイ600と一体化してよいか、あるいはディスプレイ600とユーザ入力装置602の両方を囲む破線606により示されるように別個であってよい。ユーザ入力装置はディスプレイ上に設けられるタッチセンシティブ機構であることにより一体化できるであろう。
【0023】
ディスプレイコントローラ601は、ディスプレイ600上の2つの表示域604と605を制御するように構成されている。これらの表示域604、605はAとBと呼ばれている。ディスプレイ600は2つの物理的に別々の画面を有してよいか、あるいは該ディスプレイはナビゲーションプロセスの少なくとも一部の間、コントローラ601によって2つの表示域として動作するように構成される単一の画面を有してよい。コントローラ601はディスプレイ600とユーザ入力装置602を制御し、情報記憶装置603にアクセスするためにプログラムメモリ607に記憶されているプログラムコードをロードし、実現する。
【0024】
図2Aから図2Gは、情報源の情報にインデックスを付けるために使用される階層ディレクトリ構造の例を示す。
【0025】
図2Aは、階層構造の上部を示している。階層内のディレクトリ間の関係性を示すために、線のツリー状のネットワークが示されている。トップレベルのディレクトリ1000は「ホーム」と名称を付けられている。それには「植物」1001、「魚」1032、「昆虫」1063、「両生動物」1094、「哺乳類」1125及び「鳥」1253である6つのサブディレクトリがある。これらの6つのサブディレクトリのそれぞれが独自のサブディレクトリの分岐を有している。ラベルB、C、D、E、F及びGはそれぞれ、階層構造の各パーツがその中に続く分岐を示している。
【0026】
図2Bは、「植物」1001ディレクトリと「魚」1032ディレクトリのための構造の続行を示している。ラベルBとCは各分岐を示すために図示されている。「植物」1001ディレクトリは、サブディレクトリ「タイプA」1002と「タイプB」1017を有する。「タイプA」1002はサブディレクトリ「種属A1」1003と「種属A2」1010を有する。「タイプB」1002はサブディレクトリ「種属B1」1018と「種属B2」1025を有している。
【0027】
「魚」1032ディレクトリは2つのサブディレクトリのある類似した構造を有している。該サブディレクトリは「タイプC」1003と「タイプD」1048である。各サブディレクトリには、対応する文字でラベルが付けられている種属の2つのディレクトリ、つまり「種属C1」1034、「種属C2」1041、「種属D1」1049、「種属D2」1056がある。
【0028】
種属ディレクトリのそれぞれは「画像」のサブディレクトリと「ホログラム」のサブディレクトリを有する。画像サブディレクトリはそれぞれ2つの画像ファイルを含み、ホログラムサブディレクトリはそれぞれ2つのホログラムファイルを含む。ホログラムファイルは、示されている動物の三次元のビューを示す回転する三次元(3D)画像であってよい。
【0029】
図2Cは、「昆虫」1063ディレクトリと「両生動物」1094ディレクトリについて図2Aに示される構造の継続である。ラベルDとEは、各分岐を示すために示されている。「昆虫」1063ディレクトリと「両生動物」1094ディレクトリは、図2Bに示されている「植物」構造と「魚」構造に類似した構造を有し、それぞれ2つのサブディレクトリを伴う。該サブディレクトリはそれぞれ「タイプE」1064、「タイプF」1079、「タイプG」1095及び「タイプH」1110である。各サブディレクトリは、対応する文字でラベルが付けられる種属の2つのディレクトリ、つまり「種属E1」1065、「種属E2」1072、「種属F1」1080、「種属F2」1087、「種属G1」1096、「種属G2」1103、「種属H1」1111、種属「H2」1118を有する。該種属ディレクトリのそれぞれは「画像」のためのサブディレクトリと「ホログラム」のための「サブディレクトリ」を有する。画像サブディレクトリはそれぞれ2つの画像ファイルを含み、ホログラムディレクトリはそれぞれ2つのホログラムファイルを含む。
【0030】
図2Dは、ラベルFで記されている「哺乳類」1125ディレクトリのためのディレクトリ構造の続行を示す。哺乳類ディレクトリには、「アリクイ目」1126、「げっ歯動物」1155、「クジラ目」1132、及び「霊長類」1210である4つのサブディレクトリがある。「クジラ目」1132ディレクトリと「霊長類」1210ディレクトリの構造は、ラベルF1とF2で示されるように図2Eと図2Fで続行する。
【0031】
「アリクイ目」1126ディレクトリは、サブディレクトリ「フタユビナマケモノ」1127、「ココノオビアルマジロ」1134、「ヒメアリクイ」1141、及び「ミナミコアリクイ」1148を有する。「げっ歯類」1155は、サブディレクトリ「セイブホリネズミ」1156、「ドブネズミ」1163、「ケープタテガミヤマアラシ」1170、「トウブシマリス」1177、「オオムササビ」1881、「マスクラット」1191、「トビウサギ」1198、及び「ウッドチャック」1225を有する。これらのそれぞれには画像のためのサブディレクトリとホログラムのためのサブディレクトリがある。再び、各画像ディレクトリは2つの画像ファイルを有し、各ホログラムディレクトリは2つのホログラムファイルを有する。
【0032】
図2Eは、「ベルーガ」1133、「ガンジスカワイルカ」1140、「コククジラ」1147、「ザトウクジラ」1154、「シャチ」1161、「カマイルカ」1175、「マダライルカ」1182、「コビレゴンドウ」1189、「マッコウクジラ」1196及び「イッカク」1203である「クジラ目」1132ディレクトリのサブディレクトリを示している。それぞれが、これらのサブディレクトリのそれぞれが、3つの画像を有する「シャチ」/「画像」1162ディレクトリとは別の2つの画像ファイルと2つのホログラムファイルを有する「シャチ」画像とホログラムのための2つの画像ファイルとホログラムファイルを有している。「シャチ」1161ディレクトリは、それぞれが2つのサウンドファイルとビデオファイルを含むサブディレクトリ「サウンド」1166と「ビデオ」1169のサブディレクトリも有する。
【0033】
図2Fは「チンパンジー」1211、「イースタンゴリラ」1218、「マンドリル」1225、「パタスモンキー」1232、「ワオキツネザル」1239、及び「ウェスタンメガネザル」1246である「霊長類」1210ディレクトリのサブディレクトリを示している。再びそれぞれが画像ディレクトリとホログラムディレクトリを有する。画像サブディレクトリはそれぞれ2つの画像ファイルを含み、ホログラムサブディレクトリは2つのホログラムファイルを備える。
【0034】
図2Gは「鳥」1253ディレクトリのサブディレクトリを示しており、ディレクトリ構造は図2AでラベルGで示されてよい。該サブディレクトリは、サブディレクトリ「種属I1」と「種属I2」がある「タイプI」と、サブディレクトリ「種属J1」と「種属J2」がある「タイプJ」である。種属サブディレクトリは、それぞれ1つの画像サブディレクトリと1つのホログラムサブディレクトリを有する。どちらかの画像サブディレクトリには2つの画像ファイルがあり、ホログラムディレクトリには2つのホログラムファイルがある。
【0035】
図3は、ユーザが必要とする情報を取得し、表示するための階層ディレクトリ構造を通るナビゲーションのプロセスを示す。これは、代替ディレクトリ構造及び/又は情報構造のプロセスを使用することも可能であるが、図2Aから図2Eに示されるディレクトリ構造に関して例証として説明されるであろう。フローチャートの多様のステップに対応する画面レイアウトと例のスクリーンショットは図4から図8と図10から図18に示されている。
【0036】
図3のフローチャートでは、プロセスはステップS500で開始する。ステップS501で、ディスプレイコントローラはディレクトリのトップレベルディレクトリ1000の内容に対応する第1のレベルのメニューを表示する。代替実施形態では、装置は第1のメニューとしてトップレベルディレクトリ以外のディレクトリを表示するように構成されてよい。
【0037】
ステップS501では、この第1のレベルのメニューが表示域Aと呼ばれる第1の表示域に表示される。この配列の画面レイアウトは図4に示されている。例のディレクトリ構造を用いて、この段階で示されているメニュー項目は「植物」1001、「魚」1032、「昆虫」1063、「両生動物」1094、「哺乳類」1125及び「鳥」1253である。例のスクリーンショットは図10に示されている。
【0038】
ステップ502では、ユーザは表示域Aからメニュー項目を選択する。ステップS503では、そのメニュー項目のプレビューが表示域Bに表示されている。ユーザが例えば「哺乳類」メニュー項目を選択すると、哺乳類のプレビュー画像が領域Bに表示される。メニュー項目は、ユーザ入力装置602を使用してユーザによって選択される。ユーザは選択を与えるために、このようにしてキーパッドのキーを押す、ポインタを移動させる、ボタンクリックする等をしてよい。キーパッドのケースでは、メニューの中の項目に対応するために所定の選択肢が与えられてよい。例えばキーには、「A、B、C、D等」とラベルが付けられてよい。ステップS503に対応する画面レイアウトは図5に示され、例のスクリーンショットが図11に示されている。
【0039】
ステップS504では、ユーザはプレビューを選択するか、又は表示域AのメニューAから選択し直すか、あるいは「ホーム」オプションを選択する。「ホーム」オプションを選ぶとユーザは、第1のレベルのメニューと図4の画面レイアウトを表示するステップS501に戻る。「メニューAから選択し直す」のオプションを選ぶと、ユーザは、新規に選択されたメニュー項目が表示域Bに表示されるステップS503に戻る。
【0040】
ユーザがステップS504でプレビューを選択すると、プロセスはステップS505に移動する。選択されたメニュー項目が情報に対応する場合、ステップS506で該情報は画面全体に表示され、表示域AとBの両方に及ぶ。ステップS506に対応する画面レイアウトは図8に示されている。ユーザが次にステップS507で「ホーム」オプションを選択すると、プロセスはステップS501に戻り、第1のレベルのメニューが表示域Aの情報の代わりに表示される。表示域Bでは情報が除去されてよい。
【0041】
ステップS505で、選択されたメニュー項目がディレクトリに対応する場合、プロセスはステップS508に移動する。サブメニューが表示域Bに表示され、選択されたディレクトリの内容を一覧表示し、プレビューを置き換える。このように例で、「哺乳類」が選択されると、「アリクイ目」、「げっ歯動物」、「クジラ目」、及び「霊長類」のあるサブメニューが表示域Bに示される。ステップS508に対応する画面レイアウトは図6に示され、例のスクリーンショットは図12に示されている。
【0042】
ステップS508でサブメニューが表示された後、次にユーザはステップS509でメニューAから項目を、あるいはメニューBから項目を、あるいは「ホーム」オプションを選択する。再び、「ホーム」オプションが選択されると、プロセスはステップS501に戻る。メニューAからの項目が選択される場合、プロセスはステップS503に戻り、選択された項目のプレビューが表示域Bに示される。
【0043】
メニューBからの項目が選択されると、プロセスはステップS510に移動し、選択された項目のプレビューが表示域Aに表示される。ステップS510に対応する画面レイアウトは図7に示され、例のスクリーンショットは図13に示されている。ユーザが例えばステップS509でメニューBから「クジラ目」項目を選択した場合には、ステップS510でクジラ目のプレビュー画像が領域10に表示される。
【0044】
ステップS511では、ユーザはプレビューを選択するか表示域BのメニューBから選択し直すか、あるいは「ホーム」オプションを選択するかである。「ホーム」オプションを選ぶと、ユーザはステップS501に戻る。「メニューBから選択し直す」オプションを選ぶと、ユーザはステップ510に戻り、新規に選択されたメニュー項目のプレビューが表示域Aに表示される。
【0045】
ユーザがステップS511でプレビューを選択すると、プロセスはステップS512に移動する。選択されたメニュー項目が情報に対応する場合、ステップS513で該情報は画面全体に表示され、表示域AとBの両方に及ぶ。ステップS513に対応する画面レイアウトは図8に示されている。ユーザが次にステップS514で「ホーム」オプションを選択する場合、プロセスはステップS501に戻り、第1のレベルのメニューが表示域Aの情報の代わりに表示される。表示域Bから情報は除去される。
【0046】
ステップS512で、選択されたメニュー項目がディレクトリに対応すると、プロセスはステップS515に移動する。サブメニューが表示域Bに表示され、選択されたディレクトリの内容を一覧表示し、プレビューを置換する。例のスクリーンショットは図14に示されている。このようにして例では、「クジラ目」が選択されると、「ベルーガ」、「コククジラ」、「シャチ」、「マダライルカ」、「マッコウクジラ」、「ガンジスカワイルカ」、「ザトウクジラ」、「カマイルカ」、「コビレゴンドウ」、「イッカク」を有するサブメニューが表示域Aに示される。
【0047】
サブメニューがステップS515で表示されると、ユーザはステップS516でメニューAから項目、又はメニューBから項目、あるいは「ホーム」オプションを選択する。再び、「ホーム」オプションが選択されると、プロセスはステップS501に戻るメニューAから項目が選択されると、プロセスはステップS503に戻り、選択された項目のプレビューが表示域Bに示される。メニューBからの項目が選択されると、プロセスはステップS510に戻り、選択された項目のプレビューが表示域Aに示されている。
【0048】
情報がステップS506又はS513で画面に表示されると、フローチャートに示されている唯一のオプションは、第1のレベルのメニューに戻るために「ホーム」オプションを選択し、それによりメニューから別の選択をできるようにすることである。しかしながら、第1のレベルのメニューにまで遡って移動する代わりに、ユーザが過去に表示されたメニュー及び/又はプレビューに戻ることができるように「バック」オプションを提供することも可能である。例えば、ステップS507では、ユーザをステップS504のプレビュー表示に戻すために「バック」オプションが提供されてよい。同様に、ステップS514では、ユーザをステップ510のプレビュー表示に戻すために「バック」オプションが提供されてよい。
【0049】
図4は、本発明の第1の実施形態のコンピュータ画面の画面レイアウトを示す。この画面レイアウトは図3のステップS501で使用されてよい。画面は画面の右側に、図3のフローチャートの領域Aに相当する第1の表示域2を有する。第1の表示域2は6個のボックス1に分割され、各ボックスが単一のメニュー項目を収容するためである。代わりに、表示域は、違う数のメニュー項目を収容するために違う数のボックスに分割されてよい。表示の下部は、ユーザがその履歴リストに従ってディレクトリ構造の中を前後に移動できるようにするために「前方」制御ボタン4を示している。これは、ユーザがディレクトリ構造の別の部分から第1のレベルのメニューにナビゲーションして戻った場合に使用されてよい。
【0050】
図5は、本発明の第1の実施形態においてプレビュー7が加えられたメニューの画面レイアウトを示す。この画面レイアウトは図3のステップS503で使用されてよい。レイアウトのメニュー部分は図4に示されるメニュー部分と同一である。レイアウトのプレビューは、画面の左側にある第2の表示域8の中にあり、図3のフローチャートの領域Bに相当する。画面の下部は、ここで3つの制御ボタン4、5、6を示している。左側ボタン6は、上向き矢印を示し、「バック」ボタンに相当する。真中のボタン5は「X」を示し、「ホーム」ボタンに相当する。右側のボタン4は下向き矢印を示し、「前方」ボタンに相当する。ホームボタン5を選択すると、ユーザはディレクトリ構造の一番上に戻り、図4に示されている画像レイアウトが表示される。
【0051】
図6は、追加のサブメニューが追加される図4と図5のメニューの画面レイアウトを示す。この画面レイアウトは図3のステップS508で使用されてよい。サブメニューは画面の左側の第2の表示域8に表示される。追加の実施形態では、違う数のボックスが違う数のメニュー項目を収容するために使用されてよいが、この例では、サブメニューは4つのメニュー項目を収容するために4つのボックス9に分割される。
【0052】
図7は、第2の表示域8の中の図6のサブメニューと、サブメニューのプレビューが第1の表示域2に表示される画面レイアウトを示す。この画面レイアウトは図3のステップS510で使用されてよい。
【0053】
図8は、情報が第1の表示域と第2の表示域の両方で表示される画面レイアウトを示す。第1の表示域と第2の表示域はもはや別々ではなく、単一の表示域12を形成するためにここでマージされている。この画面レイアウトは図3のステップS506及び/又はステップS513で使用されてよい。
【0054】
図9A、図9B及び図9Cは、図2Aから図2Gに示されているように生体系についての情報を含む、例のディレクトリ構造と情報源を使用して図4から図8の画面レイアウトを使用するスクリーンショットを示す。代替ディレクトリと情報構造とともにこれらの画面レイアウトを使用することも可能である。矢印は、ユーザがディレクトリ構造を通ってナビゲーションするために、あるスクリーンショットから別のスクリーンショットにどのようにナビゲーションしてよいのかを図解するために図9Aから図9Cに示されている。
【0055】
図10から図20は、図9Aから図9Cに示されているスクリーンショットの拡大図である。ディレクトリ構造を通してナビゲーションする方法は、ここで図9Aから図9Cに、及びスクリーンショットのこれらの拡大図に関して説明される。
【0056】
図9Aの左上にあるスクリーンショット100は、デフォルトの起動画面表示である。それは図10にも示されている。表示は2つの表示域に分割され、一方の表示域が表示の左側にあり、他方が表示の右側にある。左側の表示域は最初空であり、右側の表示域はトップレベルメニュー2を含む。トップレベルメニュー2は、「植物」13、「魚」14、「昆虫」15、「両生動物」16、「哺乳類」17、及び「鳥」18のための6のメニュー項目を含む。このスクリーンショットは図3のステップS501に対応する。
【0057】
図11では、メニュー項目「哺乳類」17というユーザ選択が行われたため、「哺乳類」17が現在強調表示されているという事実は別にして、画面の右側は図10の画面右側と同一である。左側の表示域8は今ユーザ選択「哺乳類」17に対応するプレビューを示している。この場合、該プレビューは哺乳類の例である象の写真を示している。このスクリーンショットは図3のフローチャートのステップS503に対応する。
【0058】
ユーザがプレビューで、あるいは強調表示された「哺乳類」メニュー項目でポインタをクリックすると、図12のスクリーンショットが表示される。このスクリーンショットは図3のフローチャートの中のステップS508に対応する。図12の右側表示域2は図11の表示域と同一である。しかしながら、プレビューは現在「哺乳類」第2のレベルのメニュー項目を含むメニューで置換されている。これらは「アリクイ目」25、「げっ歯類」26、「霊長類」27、及び「クジラ目」28である。左側の表示域8は4つの四半分に分割され、各四半分がこれらの4つのメニュー項目を含んでいる。
【0059】
ユーザが「クジラ目」28メニュー項目でポインタをクリックすると、右側表示域2のトップレベルメニューがクジラ目に関係するプレビュー画像で置換される。これが図13に示され、図3のフローチャートのステップS510に対応する。強調表示されている「クジラ目」メニュー項目又はプレビューがクリックされると、プレビューはクジラ目に関係する第3のレベルのメニュー項目を含むメニューで置換される。これらは「ベルーガ」51、「ガンジスカワイルカ」52、「コククジラ」53、「ザトウクジラ」55、「カマイルカ」56、「マダライルカ」57、「コビレゴンドウ」58、「マッコウクジラ」59及び「イッカク」60である。これは図14に示され、図3のフローチャートのステップS515に対応する。
【0060】
ユーザが「シャチ」55メニュー項目の上でポインタをクリックすると、左側表示域8のメニューがシャチに関係するプレビュー画像で置換される。これは図15に示され、図3のフローチャートのステップ503に再度対応する。強調表示されている「シャチ」メニュー項目又はプレビューがユーザによってクリックされると、プレビューはシャチに関する第4のレベルのメニュー項目を含むメニューで置換される。これらは「画像」71、「サウンド」72、「ビデオ」73及び「ホログラム」74である。これは図16に示され、図3のフローチャートのステップS508に対応する。ホログラムは回転する、あるいは回転自在の三次元画像であってよい。
【0061】
ユーザが「画像」71メニュー項目でポインタをクリックすると、図16に示されるように、画像のプレビューが右側表示域2に表示される。このスクリーンショットは図3のフローチャートのステップS510に対応し、ステップS509のオプションBに続く。
【0062】
ユーザがプレビュー又は強調表示されているメニュー項目の上でクリックすると、画像が表示される。左表示域と右表示域の両方とも、図18に示されるように、画像を表示するために単一の表示域に結合される。このスクリーンショットは図3のフローチャートのステップS513に対応する。
【0063】
図19と図20は、結合された第1の表示域と第2の表示域で表示される画像の複数のバージョンを示すスクリーンショットである。情報表示モード、つまり情報を表示するために両方の表示域を使用しているときには、「前方」ボタンを使用すると、表示される画像数が増加し、「バック」ボタンを使用するとこれらが減少する。図19はシャチの2つの画像を示し、図20はシャチの3つの画像を示している。
【0064】
図21から図25は、ディレクトリ構造を通る横向きのナビゲーション、つまりユーザがディレクトリで第1のメニュー項目を選択してから、考えを変えて、同じディレクトリの中で異なったメニュー項目を選択するときを描いている。
【0065】
図21は、階層のトップレベルのメニュー項目に関する一連のスクリーンショットとこれらのメニュー項目のプレビューを示す。矢印は、ユーザがあるスクリーンショットから別のスクリーンショットにどのようにしてナビゲーションしてよいのかを描くために示されている。最初に、ユーザは、第1のメニューを示し、プレビューを示さない図10のスクリーンショット100を提示される。ユーザが「植物」メニュー項目を選択すると、「植物」のプレビューがスクリーンショット101に示されるように表示される。この点からユーザは残りの5つのメニュー項目のどれかのプレビューを、それらを選択することによって表示できる。プレビュー表示は次に最も最近に選択されたメニュー項目に対応するプレビューを表示するために変化する。
【0066】
図22は、「哺乳類」ディレクトリからユーザがプレビューを選択することに関する一連のスクリーンショットを示す。ユーザが哺乳類のプレビューを選択すると哺乳類ディレクトリにサブディレクトリのメニューが表示される。次に、ユーザがそのサブディレクトリのメニュー項目を選択すると、4つのサブディレクトリのどれか1つのプレビューが表示されてよい。
【0067】
図23も、「哺乳類」ディレクトリからユーザがプレビューを選択することに関する一連のスクリーンショットを示す。図は、サブメニューを取得するためであるが、親メニューから別のオプションを選び、該サブメニューを別のプレビューで置き換えるためにどのようにしてプレビュー(例えば、示されているような霊長類プレビュー)を選択できるのかを説明している。「クジラ目」プレビューとサブメニューが「霊長類」サブメニューの代わりに選ばれる。図24は類似した状況を示しているが、「クジラ目」サブメニューから「アリクイ目」プレビューとサブメニューにナビゲーションする例を示している。
【0068】
本発明の特定の実施形態が説明されてきたが、追加の変型も考えられる。本発明による方法の各プロセスのコードはモジュラー式であってよい、あるいは同じ機能を実行するために代わりの方法で配列されてよい。本発明による方法及び装置はハンドヘルドデバイスを含む表示手段付きの任意のコンピュータに適用できる。
【0069】
本発明は現在その好適実施形態であることに関して説明されてきたが、特許請求の範囲により定められる本発明の範囲から逸脱することなく、多様な変化を好適実施形態に加えることができることが当業者に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本発明の実施形態による装置を示すブロック図である。
【図2A】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図2B】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図2C】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図2D】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図2E】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図2F】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図2G】本発明の第1の態様で使用される情報源の中の情報にインデックスを付けるために使用されるディレクトリ構造の例を示すツリー図の部分である。
【図3】本発明の実施形態に従って情報を表示するためのプロセスを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態で使用されるコンピュータディスプレイ上のメニュー画面のレイアウトを示す画面レイアウトである。
【図5】本発明の実施形態で使用されるコンピュータディスプレイ上のメニュー画面とプレビュー画面のレイアウトを示す追加の画面レイアウトである。
【図6】本発明の実施形態で使用されるコンピュータディスプレイ上の2つのメニュー画面のレイアウトを示す画面レイアウトである。
【図7】本発明の実施形態で使用されるコンピュータディスプレイ上のメニュー画面とプレビュー画面のレイアウトを示す画面レイアウトである。
【図8】本発明の実施形態で使用されるコンピュータディスプレイ上の情報画面のレイアウトを示す画面レイアウトである。
【図9A】例の情報源とディレクトリ構造とともに使用されるときに、図4から図8の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットを示す。
【図9B】例の情報源とディレクトリ構造とともに使用されるときに、図4から図8の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットを示す。
【図9C】本発明の1つの実施形態で提供される複数ピクチャ表示機能を描く。
【図10】図9Aから図9Cの実施形態でのトップレベルメニューのための拡大コンピュータ画面スクリーンショットを示す。
【図11】図9Aから図9Cの実施形態において、第2のレベルのプレビューとともにトップレベルメニューのための拡大コンピュータスクリーンショットを示す。
【図12】図9Aから図9Cの実施形態でのトップレベルメニューと第2のレベルメニューのための拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図13】図9Aから図9Cの実施形態での第3のレベルのプレビューとともに、第2のレベルのメニューの拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図14】図9Aから図9Cの実施形態での第2のレベルのメニューと第3のレベルのメニューの拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図15】図9Aから図9Cの実施形態での第4のレベルのプレビューとともに第3のレベルのメニューの拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図16】図9Aから図9Cの実施形態での第3のレベルのメニューと第4のレベルのメニューのための拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図17】図9Aから図9Cの実施形態での第5のレベルのプレビューとともに第4のレベルのメニューの拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図18】図9Aから図9Cの実施形態において、第5のレベルメニューによりインデックスが付けられる情報の表示のための拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図19】図9Aから図9Cの実施形態において、複数の画像表示機能を描く拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図20】図9Aから図9Cの実施形態において、複数の画像表示特徴を描く追加の拡大されたコンピュータスクリーンショットを示す。
【図21】図4と図5の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットと、画面レイアウトが例の情報源とディレクトリ構造とともに使用されるときに、これらのスクリーンショットがどのように互いに相互に関連するのかを示す。
【図22】図5から図7の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットと、画面レイアウトが例の情報源とディレクトリ構造とともに使用されるときに、これらのスクリーンショットがどのように互いに相互に関連するのかを示す。
【図23】図5から図8の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットと、画面レイアウトが例の情報減とディレクトリ構造とともに使用されるときに、これらのスクリーンショットがどのように互いに相関するのかを示す。
【図24】図5から図8の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットと、画面レイアウトが例の情報源とディレクトリ構造とともに使用されるときに、これらのスクリーンショットがどのように互いに相関するのかを示す。
【図25】図5の画面レイアウトに対応する複数のスクリーンショットと、画面レイアウトが例の情報源とディレクトリ構造とともに使用されるときに、これらのスクリーンショットが互いにどのようにして相関するのかを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報源から情報を表示する装置であって、情報は階層ディレクトリ構造によりインデックスが付けられている装置であって、
情報及びユーザが選択可能なメニュー項目を表示する少なくとも1台のディスプレイであって、各メニュー項目がディレクトリ構造のディレクトリ又は情報源の情報に対応するディスプレイと、
表示されるメニュー項目のユーザ選択を受け取るユーザ入力装置と、
前記少なくとも1台のディスプレイを制御してメニュー項目の第1のセットのための第1の表示域及びメニュー項目の第2のセットのための第2の表示域を提供するディスプレイコントローラであって、ユーザが情報源から情報を取得するためにメニュー項目の選択によってディレクトリ構造の少なくとも一部をナビゲーションできるようにして、前記ナビゲーションの間に、第1又は第2の表示域のいずれか一方からのメニュー項目のユーザ選択に応じて、前記選択されたメニュー項目の下の階層のレベルにおけるディレクトリ及び/又は情報に対応するメニュー項目のサブセットが第2又は第1の表示域の他方に表示されるように構成されたディスプレイコントローラと、
を備える装置。
【請求項2】
前記ディスプレイコントローラは、第1又は第2の表示域の前記一方において、選択されたメニュー項目を含むメニュー項目のセットを表示するのと同時に、第2又は第1の表示域の他方において、メニュー項目の前記サブセットを表示するように構成された請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記ディスプレイコントローラは、第1又は第2の表示域の前記一方に前記選択されたメニュー項目を強調して表示するように構成された請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
前記ディスプレイコントローラは、前記メニュー項目の少なくともいくつかに対応するプレビュー情報を表示するように構成され、プレビュー情報を有するメニュー項目をユーザが選択することは第1及び第2のユーザの選択の両方を備え、前記プレビューは、第2又は第1の表示域の他方に表示される前記メニュー項目の第1の選択に応じて、第1又は第2の表示域の前記一方に表示され、第2のユーザ選択に応じて、メニュー項目の前記サブセットが前記1つの表示域に表示される前記請求項のいずれか1つに記載の装置。
【請求項5】
前記ディスプレイコントローラは、メニュー項目のプレビューが表示される表示域のユーザ選択として、前記第2のユーザ選択を受け入れるようなされた請求項4に記載の装置。
【請求項6】
ディスプレイがタッチセンシティブスクリーンを備え、ユーザ入力装置がタッチセンシティブスクリーンの入力構成要素を備える前記請求項のいずれか1つに記載の装置。
【請求項7】
第3の表示域が設けられ、前記プレビューが前記第3の表示域に表示される前記請求項のいずれか1つに記載の装置。
【請求項8】
前記請求項のいずれか1つに記載の装置としてのプログラマブル装置を構成するコードを搬送する搬送媒体。
【請求項9】
情報源から情報を表示する方法であって、情報は階層ディレクトリ構造によってインデックスが付けられている方法において、
少なくとも1台のディスプレイに情報及びユーザが選択可能なメニュー項目を表示するステップであって、各メニュー項目はディレクトリ構造のディレクトリ又は情報源からの情報に対応するステップと、
ユーザ入力装置を使用して、表示されるメニュー項目のユーザ選択を受信するステップと、
前記少なくとも1台のディスプレイを制御してメニュー項目の第1のセットのための第1の表示域及びメニュー項目の第2のセットのための第2の表示域を提供するステップであって、ユーザが前記情報源から情報を取得するためにメニュー項目の選択によって前記ディレクトリ構造の少なくとも一部をナビゲーションできるようにして、前記ナビゲーションの間に、第1又は第2の表示域のいずれか一方からのメニュー項目のユーザ選択に応じて、前記第2又は第1の表示域の他方において、前記選択されたメニュー項目の下の階層のレベルにおけるディレクトリ及び/又は情報に対応するメニュー項目のサブセットを表示するステップと、
を備える方法。
【請求項10】
選択されたメニュー項目を含むメニュー項目のセットを第1又は第2の表示域の前記一方に表示するのと同時に、第2又は第1の表示域の他方にメニュー項目のサブセットを表示するステップを備える請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第1又は第2の表示域の前記一方に選択されたメニュー項目を強調して表示するステップを備える請求項9又は10に記載の方法。
【請求項12】
前記メニュー項目の少なくともいくつかに対応するプレビュー情報を表示するステップを備え、プレビュー情報を有するメニュー項目のユーザ選択がメニュー項目の第1及び第2の選択の両方を備え、第2又は第1の表示域の他方で表示される前記メニュー項目の第1の選択に応じて、前記第1又は第2の表示域の一方にプレビューが表示され、メニュー項目の第2の選択に応じて、前記一方の表示域にメニュー項目の前記サブセットが表示される請求項9乃至11のいずれか1つに記載の方法。
【請求項13】
メニュー項目の前記プレビューが表示される表示域の選択は、メニュー項目の第2の選択を備える請求項12に記載の方法。
【請求項14】
タッチセンシティブスクリーンに情報及びメニュー項目を表示するステップと、タッチセンシティブスクリーンの入力構成要素からユーザ選択を受け入れるステップを備える請求項9乃至13のいずれか1つに記載の方法。
【請求項15】
前記プレビューが第3の表示域に表示される請求項9乃至14のいずれか1つに記載の方法。
【請求項16】
第1の表示域において、階層ディレクトリ構造内のディレクトリに対応するメニュー項目のリストを備える第1のレベルのメニューを表示するステップと、
ユーザがディレクトリを選択した後に、第2の表示域において、選択されたディレクトリのサブディレクトリに対応するメニュー項目とともに第2のレベルのメニューを表示するステップと、
ユーザが第2の表示域からサブディレクトリを選択した後に、第1の表示域において、選択されたサブディレクトリのサブディレクトリに対応するメニュー項目とともに第3のレベルのメニューを表示するステップと、
を備えるユーザに情報を表示する方法。
【請求項17】
請求項9乃至16のいずれか1つに記載の方法を実行するプログラマブル装置を制御するコードを搬送する搬送媒体。
【請求項18】
ディスプレイにメニュー項目を表示するディスプレイコントローラであって、メニュー項目のユーザ選択を受け入れる入力手段と、ディスプレイに制御信号を出力する出力手段とを備え、ディスプレイを制御してメニュー項目の2つのセットを表示し、ユーザがメニュー項目の第1のセットからメニュー項目を選択すると、ディスプレイを制御してメニュー項目の他方のセットを上書きするように構成されたディスプレイコントローラ。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図2F】
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【図2G】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公表番号】特表2007−511818(P2007−511818A)
【公表日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−537421(P2006−537421)
【出願日】平成16年10月28日(2004.10.28)
【国際出願番号】PCT/GB2004/004570
【国際公開番号】WO2005/045700
【国際公開日】平成17年5月19日(2005.5.19)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(506146437)
【Fターム(参考)】