情報表示方法
【課題】制御の途中の現在値や目標値等を容易に確認できるようにする。
【解決手段】選択図のAでは情報の現在値と目標値が一致している状態が示されている。これに対して同図のBでは、例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって、目標値のスライダS2の表示位置が変更される。すなわち使用者の所望する制御の目標値が設定される。これによって同図のCでは制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。そして同図のDでスライダS1、S2の表示位置が一致され、情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが明示される。従ってこの方法において、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができ、また制御対象の状況の把握も容易になり、使用者に無用な混乱を与える恐れが解消されると共に、制御の完了なども明示することができる。
【解決手段】選択図のAでは情報の現在値と目標値が一致している状態が示されている。これに対して同図のBでは、例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって、目標値のスライダS2の表示位置が変更される。すなわち使用者の所望する制御の目標値が設定される。これによって同図のCでは制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。そして同図のDでスライダS1、S2の表示位置が一致され、情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが明示される。従ってこの方法において、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができ、また制御対象の状況の把握も容易になり、使用者に無用な混乱を与える恐れが解消されると共に、制御の完了なども明示することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばビデオカメラの撮影方向及び/または撮影画角の遠隔制御を行う際に使用して好適な情報表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
遠隔地官の共同作業を支援するシステムとして、共同利用ウィンドウへ入力した操作者を識別するためにマーカー等の属性を変化させることは行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、プロセス監視制御を行う際に、現在地を棒グラフで表示すると共に、設定値をマークで表示しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
しかしながら、上述の技術ではいずれも、本願発明のスクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、スクロールバーに複数のスライダを設け、複数のスライダによって少なくとも情報の現在値と目標値を表示することにより、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することについては記載されていないものである。
【特許文献1】特開平6−214743号公報
【特許文献2】特開平6−180241号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えばコンピュータのディスプレイ上において、使用者が行った操作による制御等の表示を行う手段として、いわゆるスクロールバーとスライダが用いられている。
【0006】
すなわち図9はそのような表示の一例を示すもので、ここでは例えば遠隔地に設置されたビデオカメラで撮影された画像を観視しながら、撮影方向(Pan/Tilt)、撮影画角(Zoom)及び焦点(Focus)等を遠隔制御を行う例が示されている。そしてこの図において、使用者がそれぞれの遠隔制御を行うと、ディスプレイ上のスクロールバーの中に表示されるスライダの位置で、その制御量が示されるものである。
【0007】
ここでスクロールバーの全体の表示幅は、例えば図10に示すように、そのデータの可動範囲(最小値から最大値)とスライダの幅の和となっている。そしてこの場合に、スライダの中央が現在の情報の値を示しており、使用者がこのスライダの表示位置を操作することで、表示されている情報の値を変更することができるものである。
【0008】
ところが、例えば上述のような遠隔地に設置されたビデオカメラの遠隔制御を行う場合において、使用者がスライダの表示位置を操作して例えば撮影方向の遠隔制御を行っても、それによって直ちに撮影方向が変更されるものではなく、表示位置の操作によって撮影方向が設定されてから、相当の時間を経過して実際の撮影方向が設定された方向になるものである。
【0009】
しかしながら、上述した従来のスクロールバーとスライダを用いた情報表示方法では、スライダが1つであるために1つの情報しか表示することができない。従って例えば使用者が操作したスライダの位置のみが表示されている場合には、上述の時間経過の間は実際の撮影方向とスライダの表示位置とが不一致となって使用者に無用な混乱を与える恐れがあった。
【0010】
一方、スライダの表示位置が常に実際の制御位置に対応している場合には、スライダの表示位置の移動が完了するまでの間は、使用者が自ら制御した位置を確認することができず、この場合も使用者に無用な混乱を与える恐れがあった。
【0011】
さらに複数の使用者によって1つの装置の遠隔制御が行われるようなシステムにおいては、仮に撮影方向等の移動が始まっても、それが他の使用者の操作によるものか、それ以外の原因によるものかの判断をすることができず、この場合も使用者に無用な混乱を与える恐れがあった。
【0012】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の方法では、制御の途中の現在値や、使用者が設定した目標値を確認することができず、また制御が他の使用者の操作によるものか、それ以外の原因によるものかの判断をすることができず、使用者に無用な混乱を与える恐れがあったというものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
このため本発明においては、スクロールバーに複数のスライダを設けて、少なくとも情報の現在値と目標値が表示されるようにしたものであって、これによれば、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができる。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、スクロールバーに複数のスライダを設けて、少なくとも情報の現在値と目標値が表示されることによって、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができ、また制御対象の状況の把握も容易になり、使用者に無用な混乱を与える恐れが解消されると共に、制御の完了なども明示することができるものである。
【0015】
また、請求項2の発明によれば、目標値を表示するスライダが目標値の設定された時点から現在値が目標値に一致するまでの間のみ表示されることによって、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが一層明瞭に表示され、使用者に無用な混乱を与える恐れがさらに解消されるものである。
【0016】
さらに請求項3及び請求項4の発明によれば、複数の使用者による操作が行われた場合に、自己である使用者のディスプレイにも、他の使用者の操作によるスライダが表示されることによって、自己である使用者は、他の使用者が操作を行っていることを知ることができ、使用者に無用な混乱を与える恐れを解消することができるものである。
【0017】
すなわち本発明は、スクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、スクロールバーに複数のスライダを設け、複数のスライダによって少なくとも情報の現在値と目標値を表示してなるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による情報表示方法を適用した表示の一例の構成を示す線図である。
【0019】
この図1は請求項1に対応するものであって、図1のAでは、スクロールバーBを上下に分割して、そのそれぞれにスライダS1、S2を設けた場合の表示の例を示す。また、図1のBでは、2つのスライダS1、S2を重ねて設けた場合の表示の例を示す。そしてこれらの表示において、例えばスライダS1が情報の現在値を表示し、スライダS2が情報の目標値を示すものである。
【0020】
そこで図2は、上述の図1のAの表示を用いた場合における動作の例を示すもので、まず図2のAでは情報の現在値と目標値が一致している状態が示されている。これに対して図2のBでは、例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって、目標値のスライダS2の表示位置が変更される。すなわち使用者の所望する制御の目標値が設定される。
【0021】
これによって図2のCでは制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。そして図2のDでスライダS1、S2の表示位置が一致され、情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが明示される。
【0022】
従ってこの請求項1の方法において、スクロールバーに複数のスライダを設けて、少なくとも情報の現在値と目標値が表示されることによって、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができ、また制御対象の状況の把握も容易になり、使用者に無用な混乱を与える恐れが解消されると共に、制御の完了なども明示することができるものである。
【0023】
さらに図3は請求項2に対応するものであって、ここでは上述の図1のAの表示を用いた場合における動作の例を示している。そして図3のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2の表示は消去されている。
【0024】
これに対して例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって使用者の所望する制御の目標値が設定される。これによって図3のBでは、新たに目標値のスライダS2が表示される。そして図3のCで制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。さらに図3のDでスライダS1、S2の表示位置が一致される。
【0025】
そしてこのスライダS1、S2の表示位置が一致された状態では、図3のEに示すように目標値のスライダS2の表示が消去される。これによって、この図3のEでは、スライダS1、S2の表示位置が一致され、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが一層明瞭に表示される。
【0026】
すなわちこの図3の例においては、スライダS1、S2の表示位置が一致され、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが、目標値のスライダS2の表示の消去という形で表現されるために、制御の完了が一層明瞭に表示されるものである。
【0027】
また、図4も請求項2に対応するものであって、ここでは上述の図1のBの表示を用いた場合における動作の例を示している。そして図4のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2の表示は消去されている。
【0028】
これに対して例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって使用者の所望する制御の目標値が設定される。これによって図4のBでは、新たに目標値のスライダS2が表示される。そして図4のCで制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。さらに図4のDでスライダS1、S2の表示位置が一致される。
【0029】
そしてこのスライダS1、S2の表示位置が一致された状態では、図4のEに示すように目標値のスライダS2の表示が消去される。これによって、この図4のEにおいても、スライダS1、S2の表示位置が一致されて、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが明瞭に表示される。
【0030】
従ってこの請求項2の方法においては、目標値を表示するスライダが目標値の設定された時点から現在値が目標値に一致するまでの間のみ表示されることによって、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが一層明瞭に表示され、使用者に無用な混乱を与える恐れがさらに解消されるものである。
【0031】
ところで、いわゆるインターネット等の情報通信網を用いて、例えば遠隔地に設置されたビデオカメラで撮影された画像を観視しながら、ビデオカメラの撮影方向及び/または撮影画角等を遠隔制御して、所望の画像の観視を行うシステムが提案されている。すなわち図5はそのようなシステムの一例の構成を示す図面である。
【0032】
この図5において、ビデオカメラ1で撮影された映像信号はワークステーション(コンピュータ)2を通じてインターネット3等の情報通信網に発信される。これに対してパーソナルコンピュータ4a、4bでは、このインターネット3を通じて送信された映像信号を取り込んで、モニターディスプレイ5a、5b等で表示することができる。
【0033】
そしてこの場合に、例えばパーソナルコンピュータ4a、4bに設けられた操作入力手段(図示せず)を用いて、任意の遠隔制御の信号をインターネット3に送信することによって、このインターネット3を通じて送信された遠隔制御の信号がワークステーション2に取り込まれ、このワークステーション2で形成された制御信号がパンチルタ装置6に供給される。
【0034】
これによって、例えばパーソナルコンピュータ4a、4bの使用者が、ビデオカメラ1で撮影された画像をモニターディスプレイ5a、5b等で観視しながら、操作入力手段(図示せず)を操作することにより、ビデオカメラ1の撮影方向及び/または撮影画角等を遠隔制御して、所望の画像の観視を行うことができるものである。
【0035】
ところがこの場合に、例えばパーソナルコンピュータ4aの使用者が操作を行ったときに、パーソナルコンピュータ4bの使用者は、何もしていないのに突然ビデオカメラ1の撮影方向等が変化して、使用者に無用な混乱を与える恐れがある。そこで上述の本発明の情報表示方法においては、以下のようにしてその恐れを解消することができる。
【0036】
すなわち図6は請求項3及び請求項4に対応するものであって、ここでは上述の図1のBの表示を用いた場合における動作の例を示している。そして図6のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2の表示は消去されている。
【0037】
これに対して、例えば他の使用者が例えばパーソナルコンピュータ4bのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、例えば自己である使用者のパーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aに、例えば図6のBに示すように新たにスライダS3が表示される。
【0038】
そして図6のCで制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS3の表示位置に向かって徐々に変化される。さらに図6のDでスライダS1、S3の表示位置が一致される。そしてこのスライダS1、S3の表示位置が一致された状態では、図6のEに示すように目標値のスライダS3の表示が消去される。
【0039】
すなわちこの場合に、例えば自己である使用者のパーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aにも、他の使用者の操作によるスライダS3が表示されることによって、自己であるパーソナルコンピュータ4aの使用者は、他の使用者が操作を行っていることを知ることができ、使用者に無用な混乱を与える恐れを解消することができる。
【0040】
さらにこのスライダS3の形状や色彩を、上述のスライダS2の形状や色彩と互いに異なるものにしておくことによって、行われた操作が自己である使用者のものであるか、他の使用者のものであるかを明確に把握することができ、使用者に与える混乱をさらに少なくすることができるものである。
【0041】
また図7は、上述の図1のBの表示を用いて、自己である使用者と他の使用者の操作が競合した場合における動作の一例を示している。そして図7のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2、S3の表示は消去されている。
【0042】
そして先ず自己である使用者が、例えばパーソナルコンピュータ4aのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、パーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aに、例えば図7のBに示すように新たにスライダS2が表示され、図7のCで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0043】
これに対して、他の使用者が例えばパーソナルコンピュータ4bのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、パーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aには、例えば図7のDに示すように新たにスライダS3が表示される。そして図7のEで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS3の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0044】
すなわち例えば図7のDの状態で何らかの優先順位が判断される。そして他の使用者の優先順位が高い場合には、スライダS2が消去されると共に、新たにスライダS3が表示されて、図7のEでスライダS3の表示位置に向かって制御が行われる。さらに図7のFでスライダS1、S3の表示位置が一致されると、図7のGに示すように目標値のスライダS3の表示が消去される。
【0045】
さらに図8は、上述の図1のBの表示を用いて、自己である使用者と他の使用者の操作が競合した場合における動作の他の例を示している。そして図8のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2、S3の表示は消去されている。
【0046】
そこで、他の使用者が例えばパーソナルコンピュータ4bのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、自己である使用者のパーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aにも、例えば図8のBに示すように新たにスライダS3が表示され、図8のCで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS3の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0047】
これに対して、自己である使用者が例えばパーソナルコンピュータ4aのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、パーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aには、例えば図8のDに示すように新たにスライダS2が表示される。そして図8のEで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0048】
すなわち例えば図8のDの状態で何らかの優先順位が判断される。そして他の使用者の優先順位が高い場合には、スライダS3が消去されると共に、新たにスライダS2が表示されて、図8のEでスライダS2の表示位置に向かって制御が行われる。さらに図8のFでスライダS1、S2の表示位置が一致されると、図8のGに示すように目標値のスライダS2の表示が消去される。
【0049】
従ってこの請求項3及び請求項4の方法においては、複数の使用者による操作が行われた場合に、自己である使用者のディスプレイにも、他の使用者の操作によるスライダが表示されることによって、自己である使用者は、他の使用者が操作を行っていることを知ることができ、使用者に無用な混乱を与える恐れを解消することができるものである。
【0050】
こうして上述の情報表示方法によれば、スクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、スクロールバーに複数のスライダを設け、複数のスライダによって少なくとも情報の現在値と目標値を表示することにより、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができるものである。
【0051】
なお、本発明は上述した各種の例に限らず、例えばインターネット等の情報通信網を介さないシステムや、操作/表示と制御を一つのコンピュータで行うシステムにも適用することができるものである。
【0052】
また、本発明における制御の対象は、上述のビデオカメラ(撮像装置)に限らず、一般的な機械などの制御にも応用することができる。さらにスクロールバーやスライダ、あるいは画面の全体の表示の形態は、上述の例に限られるものではなく、画像を含まない表示においても応用することができるものである。
【0053】
なお本発明は、上述の説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の情報表示方法の一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その動作の説明のための図である。
【図4】その動作の説明のための図である。
【図5】本発明の適用されるシステムの一例の構成を示す図である。
【図6】それに適用された本発明の情報表示方法の他の例の動作の説明のための図である。
【図7】その動作の説明のための図である。
【図8】その動作の説明のための図である。
【図9】従来の情報表示方法の説明のための図である。
【図10】従来の情報表示方法の説明のための図である。
【符号の説明】
【0055】
B…スクロールバー、S1,S2,S3…スライダ
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばビデオカメラの撮影方向及び/または撮影画角の遠隔制御を行う際に使用して好適な情報表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
遠隔地官の共同作業を支援するシステムとして、共同利用ウィンドウへ入力した操作者を識別するためにマーカー等の属性を変化させることは行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、プロセス監視制御を行う際に、現在地を棒グラフで表示すると共に、設定値をマークで表示しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
しかしながら、上述の技術ではいずれも、本願発明のスクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、スクロールバーに複数のスライダを設け、複数のスライダによって少なくとも情報の現在値と目標値を表示することにより、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することについては記載されていないものである。
【特許文献1】特開平6−214743号公報
【特許文献2】特開平6−180241号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えばコンピュータのディスプレイ上において、使用者が行った操作による制御等の表示を行う手段として、いわゆるスクロールバーとスライダが用いられている。
【0006】
すなわち図9はそのような表示の一例を示すもので、ここでは例えば遠隔地に設置されたビデオカメラで撮影された画像を観視しながら、撮影方向(Pan/Tilt)、撮影画角(Zoom)及び焦点(Focus)等を遠隔制御を行う例が示されている。そしてこの図において、使用者がそれぞれの遠隔制御を行うと、ディスプレイ上のスクロールバーの中に表示されるスライダの位置で、その制御量が示されるものである。
【0007】
ここでスクロールバーの全体の表示幅は、例えば図10に示すように、そのデータの可動範囲(最小値から最大値)とスライダの幅の和となっている。そしてこの場合に、スライダの中央が現在の情報の値を示しており、使用者がこのスライダの表示位置を操作することで、表示されている情報の値を変更することができるものである。
【0008】
ところが、例えば上述のような遠隔地に設置されたビデオカメラの遠隔制御を行う場合において、使用者がスライダの表示位置を操作して例えば撮影方向の遠隔制御を行っても、それによって直ちに撮影方向が変更されるものではなく、表示位置の操作によって撮影方向が設定されてから、相当の時間を経過して実際の撮影方向が設定された方向になるものである。
【0009】
しかしながら、上述した従来のスクロールバーとスライダを用いた情報表示方法では、スライダが1つであるために1つの情報しか表示することができない。従って例えば使用者が操作したスライダの位置のみが表示されている場合には、上述の時間経過の間は実際の撮影方向とスライダの表示位置とが不一致となって使用者に無用な混乱を与える恐れがあった。
【0010】
一方、スライダの表示位置が常に実際の制御位置に対応している場合には、スライダの表示位置の移動が完了するまでの間は、使用者が自ら制御した位置を確認することができず、この場合も使用者に無用な混乱を与える恐れがあった。
【0011】
さらに複数の使用者によって1つの装置の遠隔制御が行われるようなシステムにおいては、仮に撮影方向等の移動が始まっても、それが他の使用者の操作によるものか、それ以外の原因によるものかの判断をすることができず、この場合も使用者に無用な混乱を与える恐れがあった。
【0012】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の方法では、制御の途中の現在値や、使用者が設定した目標値を確認することができず、また制御が他の使用者の操作によるものか、それ以外の原因によるものかの判断をすることができず、使用者に無用な混乱を与える恐れがあったというものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
このため本発明においては、スクロールバーに複数のスライダを設けて、少なくとも情報の現在値と目標値が表示されるようにしたものであって、これによれば、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができる。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、スクロールバーに複数のスライダを設けて、少なくとも情報の現在値と目標値が表示されることによって、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができ、また制御対象の状況の把握も容易になり、使用者に無用な混乱を与える恐れが解消されると共に、制御の完了なども明示することができるものである。
【0015】
また、請求項2の発明によれば、目標値を表示するスライダが目標値の設定された時点から現在値が目標値に一致するまでの間のみ表示されることによって、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが一層明瞭に表示され、使用者に無用な混乱を与える恐れがさらに解消されるものである。
【0016】
さらに請求項3及び請求項4の発明によれば、複数の使用者による操作が行われた場合に、自己である使用者のディスプレイにも、他の使用者の操作によるスライダが表示されることによって、自己である使用者は、他の使用者が操作を行っていることを知ることができ、使用者に無用な混乱を与える恐れを解消することができるものである。
【0017】
すなわち本発明は、スクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、スクロールバーに複数のスライダを設け、複数のスライダによって少なくとも情報の現在値と目標値を表示してなるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による情報表示方法を適用した表示の一例の構成を示す線図である。
【0019】
この図1は請求項1に対応するものであって、図1のAでは、スクロールバーBを上下に分割して、そのそれぞれにスライダS1、S2を設けた場合の表示の例を示す。また、図1のBでは、2つのスライダS1、S2を重ねて設けた場合の表示の例を示す。そしてこれらの表示において、例えばスライダS1が情報の現在値を表示し、スライダS2が情報の目標値を示すものである。
【0020】
そこで図2は、上述の図1のAの表示を用いた場合における動作の例を示すもので、まず図2のAでは情報の現在値と目標値が一致している状態が示されている。これに対して図2のBでは、例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって、目標値のスライダS2の表示位置が変更される。すなわち使用者の所望する制御の目標値が設定される。
【0021】
これによって図2のCでは制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。そして図2のDでスライダS1、S2の表示位置が一致され、情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが明示される。
【0022】
従ってこの請求項1の方法において、スクロールバーに複数のスライダを設けて、少なくとも情報の現在値と目標値が表示されることによって、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができ、また制御対象の状況の把握も容易になり、使用者に無用な混乱を与える恐れが解消されると共に、制御の完了なども明示することができるものである。
【0023】
さらに図3は請求項2に対応するものであって、ここでは上述の図1のAの表示を用いた場合における動作の例を示している。そして図3のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2の表示は消去されている。
【0024】
これに対して例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって使用者の所望する制御の目標値が設定される。これによって図3のBでは、新たに目標値のスライダS2が表示される。そして図3のCで制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。さらに図3のDでスライダS1、S2の表示位置が一致される。
【0025】
そしてこのスライダS1、S2の表示位置が一致された状態では、図3のEに示すように目標値のスライダS2の表示が消去される。これによって、この図3のEでは、スライダS1、S2の表示位置が一致され、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが一層明瞭に表示される。
【0026】
すなわちこの図3の例においては、スライダS1、S2の表示位置が一致され、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが、目標値のスライダS2の表示の消去という形で表現されるために、制御の完了が一層明瞭に表示されるものである。
【0027】
また、図4も請求項2に対応するものであって、ここでは上述の図1のBの表示を用いた場合における動作の例を示している。そして図4のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2の表示は消去されている。
【0028】
これに対して例えば使用者のマウスやキーボード等の操作によって使用者の所望する制御の目標値が設定される。これによって図4のBでは、新たに目標値のスライダS2が表示される。そして図4のCで制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。さらに図4のDでスライダS1、S2の表示位置が一致される。
【0029】
そしてこのスライダS1、S2の表示位置が一致された状態では、図4のEに示すように目標値のスライダS2の表示が消去される。これによって、この図4のEにおいても、スライダS1、S2の表示位置が一致されて、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが明瞭に表示される。
【0030】
従ってこの請求項2の方法においては、目標値を表示するスライダが目標値の設定された時点から現在値が目標値に一致するまでの間のみ表示されることによって、例えば情報の現在値が目標値に達して制御が完了したことが一層明瞭に表示され、使用者に無用な混乱を与える恐れがさらに解消されるものである。
【0031】
ところで、いわゆるインターネット等の情報通信網を用いて、例えば遠隔地に設置されたビデオカメラで撮影された画像を観視しながら、ビデオカメラの撮影方向及び/または撮影画角等を遠隔制御して、所望の画像の観視を行うシステムが提案されている。すなわち図5はそのようなシステムの一例の構成を示す図面である。
【0032】
この図5において、ビデオカメラ1で撮影された映像信号はワークステーション(コンピュータ)2を通じてインターネット3等の情報通信網に発信される。これに対してパーソナルコンピュータ4a、4bでは、このインターネット3を通じて送信された映像信号を取り込んで、モニターディスプレイ5a、5b等で表示することができる。
【0033】
そしてこの場合に、例えばパーソナルコンピュータ4a、4bに設けられた操作入力手段(図示せず)を用いて、任意の遠隔制御の信号をインターネット3に送信することによって、このインターネット3を通じて送信された遠隔制御の信号がワークステーション2に取り込まれ、このワークステーション2で形成された制御信号がパンチルタ装置6に供給される。
【0034】
これによって、例えばパーソナルコンピュータ4a、4bの使用者が、ビデオカメラ1で撮影された画像をモニターディスプレイ5a、5b等で観視しながら、操作入力手段(図示せず)を操作することにより、ビデオカメラ1の撮影方向及び/または撮影画角等を遠隔制御して、所望の画像の観視を行うことができるものである。
【0035】
ところがこの場合に、例えばパーソナルコンピュータ4aの使用者が操作を行ったときに、パーソナルコンピュータ4bの使用者は、何もしていないのに突然ビデオカメラ1の撮影方向等が変化して、使用者に無用な混乱を与える恐れがある。そこで上述の本発明の情報表示方法においては、以下のようにしてその恐れを解消することができる。
【0036】
すなわち図6は請求項3及び請求項4に対応するものであって、ここでは上述の図1のBの表示を用いた場合における動作の例を示している。そして図6のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2の表示は消去されている。
【0037】
これに対して、例えば他の使用者が例えばパーソナルコンピュータ4bのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、例えば自己である使用者のパーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aに、例えば図6のBに示すように新たにスライダS3が表示される。
【0038】
そして図6のCで制御が開始され、現在値のスライダS1の表示位置がスライダS3の表示位置に向かって徐々に変化される。さらに図6のDでスライダS1、S3の表示位置が一致される。そしてこのスライダS1、S3の表示位置が一致された状態では、図6のEに示すように目標値のスライダS3の表示が消去される。
【0039】
すなわちこの場合に、例えば自己である使用者のパーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aにも、他の使用者の操作によるスライダS3が表示されることによって、自己であるパーソナルコンピュータ4aの使用者は、他の使用者が操作を行っていることを知ることができ、使用者に無用な混乱を与える恐れを解消することができる。
【0040】
さらにこのスライダS3の形状や色彩を、上述のスライダS2の形状や色彩と互いに異なるものにしておくことによって、行われた操作が自己である使用者のものであるか、他の使用者のものであるかを明確に把握することができ、使用者に与える混乱をさらに少なくすることができるものである。
【0041】
また図7は、上述の図1のBの表示を用いて、自己である使用者と他の使用者の操作が競合した場合における動作の一例を示している。そして図7のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2、S3の表示は消去されている。
【0042】
そして先ず自己である使用者が、例えばパーソナルコンピュータ4aのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、パーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aに、例えば図7のBに示すように新たにスライダS2が表示され、図7のCで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0043】
これに対して、他の使用者が例えばパーソナルコンピュータ4bのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、パーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aには、例えば図7のDに示すように新たにスライダS3が表示される。そして図7のEで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS3の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0044】
すなわち例えば図7のDの状態で何らかの優先順位が判断される。そして他の使用者の優先順位が高い場合には、スライダS2が消去されると共に、新たにスライダS3が表示されて、図7のEでスライダS3の表示位置に向かって制御が行われる。さらに図7のFでスライダS1、S3の表示位置が一致されると、図7のGに示すように目標値のスライダS3の表示が消去される。
【0045】
さらに図8は、上述の図1のBの表示を用いて、自己である使用者と他の使用者の操作が競合した場合における動作の他の例を示している。そして図8のAでは、制御は停止されており、現在値のスライダS1のみが表示されて、目標値のスライダS2、S3の表示は消去されている。
【0046】
そこで、他の使用者が例えばパーソナルコンピュータ4bのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、自己である使用者のパーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aにも、例えば図8のBに示すように新たにスライダS3が表示され、図8のCで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS3の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0047】
これに対して、自己である使用者が例えばパーソナルコンピュータ4aのマウスやキーボード等の操作によって目標値の設定を行うと、パーソナルコンピュータ4aのモニターディスプレイ5aには、例えば図8のDに示すように新たにスライダS2が表示される。そして図8のEで制御が開始されて現在値のスライダS1の表示位置がスライダS2の表示位置に向かって徐々に変化される。
【0048】
すなわち例えば図8のDの状態で何らかの優先順位が判断される。そして他の使用者の優先順位が高い場合には、スライダS3が消去されると共に、新たにスライダS2が表示されて、図8のEでスライダS2の表示位置に向かって制御が行われる。さらに図8のFでスライダS1、S2の表示位置が一致されると、図8のGに示すように目標値のスライダS2の表示が消去される。
【0049】
従ってこの請求項3及び請求項4の方法においては、複数の使用者による操作が行われた場合に、自己である使用者のディスプレイにも、他の使用者の操作によるスライダが表示されることによって、自己である使用者は、他の使用者が操作を行っていることを知ることができ、使用者に無用な混乱を与える恐れを解消することができるものである。
【0050】
こうして上述の情報表示方法によれば、スクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、スクロールバーに複数のスライダを設け、複数のスライダによって少なくとも情報の現在値と目標値を表示することにより、例えば制御の途中の現在値や使用者が設定した目標値を容易に確認することができるものである。
【0051】
なお、本発明は上述した各種の例に限らず、例えばインターネット等の情報通信網を介さないシステムや、操作/表示と制御を一つのコンピュータで行うシステムにも適用することができるものである。
【0052】
また、本発明における制御の対象は、上述のビデオカメラ(撮像装置)に限らず、一般的な機械などの制御にも応用することができる。さらにスクロールバーやスライダ、あるいは画面の全体の表示の形態は、上述の例に限られるものではなく、画像を含まない表示においても応用することができるものである。
【0053】
なお本発明は、上述の説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の情報表示方法の一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その動作の説明のための図である。
【図4】その動作の説明のための図である。
【図5】本発明の適用されるシステムの一例の構成を示す図である。
【図6】それに適用された本発明の情報表示方法の他の例の動作の説明のための図である。
【図7】その動作の説明のための図である。
【図8】その動作の説明のための図である。
【図9】従来の情報表示方法の説明のための図である。
【図10】従来の情報表示方法の説明のための図である。
【符号の説明】
【0055】
B…スクロールバー、S1,S2,S3…スライダ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、
上記スクロールバーに複数のスライダを設け、
上記複数のスライダにより少なくとも上記情報の現在値と目標値を表示する
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項2】
請求項1記載の情報表示方法において、
上記目標値を表示するスライダは上記目標値の設定された時点から上記現在値が上記目標値に一致するまでの間のみ表示される
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項3】
請求項1記載の情報表示方法において、
複数の上記目標値が設定され、
それぞれの上記設定された上記目標値を表示するスライダが互いに異なる形態で表示される
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項4】
請求項3記載の情報表示方法において、
それぞれの上記設定された上記目標値を表示するスライダはそれぞれの上記目標値の設定された時点から上記現在値が対応する上記目標値に一致するまでの間のみ表示される
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項1】
スクロールバーとスライダを用いて情報の表示を行う情報表示方法において、
上記スクロールバーに複数のスライダを設け、
上記複数のスライダにより少なくとも上記情報の現在値と目標値を表示する
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項2】
請求項1記載の情報表示方法において、
上記目標値を表示するスライダは上記目標値の設定された時点から上記現在値が上記目標値に一致するまでの間のみ表示される
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項3】
請求項1記載の情報表示方法において、
複数の上記目標値が設定され、
それぞれの上記設定された上記目標値を表示するスライダが互いに異なる形態で表示される
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項4】
請求項3記載の情報表示方法において、
それぞれの上記設定された上記目標値を表示するスライダはそれぞれの上記目標値の設定された時点から上記現在値が対応する上記目標値に一致するまでの間のみ表示される
ことを特徴とする情報表示方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【公開番号】特開2006−146963(P2006−146963A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−35355(P2006−35355)
【出願日】平成18年2月13日(2006.2.13)
【分割の表示】特願平9−203282の分割
【原出願日】平成9年7月29日(1997.7.29)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年2月13日(2006.2.13)
【分割の表示】特願平9−203282の分割
【原出願日】平成9年7月29日(1997.7.29)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】
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