説明

情報記録装置

【課題】振動発生時に記録媒体へ情報を適切に記録することが可能な「情報記録装置」を提供する。
【解決手段】制御部102は、振動センサ104によって検出されるHDD106の振動量が第1閾値以上であって、第2の閾値以下の範囲内であり、且つ、情報記録装置100の処理負荷が所定値未満である場合には、外部からの情報をキャッシュメモリ108に書き込む。コミット処理部112は、キャッシュメモリ108へ情報が書き込まれる毎に、当該キャッシュメモリ108から情報を読み出してハードディスク110に書き込む。更に、制御部102は、ハードディスク110に情報が書き込まれる毎に、当該情報を読み出し、ハードディスク110への情報の書き込みが正常であるか否かを判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部からの各種情報を記録する情報記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
各種の機器において、情報記録にハードディスクドライブ(HDD)が用いられている。このHDDへの情報記録は、通常、まず、HDD内部のキャッシュメモリに情報が書き込まれ、その書き込み回数が所定の複数回に達する毎に、当該キャッシュメモリから情報が読み出されてハードディスクに記録される。
【0003】
また、近年では、車載用のナビゲーション装置やオーディオ再生装置等においても、情報記録にHDDが用いられるようになっている。このような車載用の装置の場合には、振動が生じることが避けられず、当該振動によって、HDDへ正常に書き込まれずに情報にエラーが生じることがある。このため、特許文献1に記載された技術では、振動が発生した場合に、HDD内のキャッシュメモリへの情報の書き込みを停止している。
【特許文献1】特開2005−293670号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、振動が発生した場合には、その振動量に関わらず、常にHDD内のキャッシュメモリへの情報の書き込みを停止してしまうため、書き込みの効率が悪い。また、情報記録の制御を行うドライバを実行する制御部は、キャッシュメモリへの情報の書き込みが正常に行われたか否かを判定することは可能であるが、ハードディスクへの情報の書き込みが正常に行われたか否かを判定することができない。
【0005】
本発明の目的は、上述した問題を解決するものであり、振動発生時に記録媒体へ情報を適切に記録することが可能な情報記録装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報記録装置は、情報が書き込まれるキャッシュメモリと、該キャッシュメモリから読み出された情報が書き込まれる記録媒体と内蔵する情報記録ユニットと、前記情報記録ユニットの振動量を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段により検出された振動量が所定範囲内である場合に、前記キャッシュメモリに情報を書き込むキャッシュメモリ書き込み手段と、前記キャッシュメモリに情報が書き込まれる毎に、該情報を読み出して前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段と、前記記録媒体に情報が書き込まれる毎に、該情報を読み出し、該記録媒体への情報の書き込みが正常に行われたか否かを判定する判定手段とを有する。
【0007】
この構成によれば、情報記録ユニットの振動量が所定範囲内である場合には、キャッシュメモリへの情報の書き込みを停止するのではなく、キャッシュメモリに情報を書き込み、そのキャッシュメモリへ情報が書き込まれる毎に、当該キャッシュメモリから情報を読み出して記録媒体に書き込むことで、記録媒体への情報記録の効率を向上させ、更には、記録媒体へ情報が書き込まれる毎に、当該記録媒体から情報を読み出して、記録媒体への情報の書き込みが正常に行われたか否かを判定することで、記録媒体への情報記録の状況確認が可能となる。
【0008】
また、本発明に係る情報記録装置は、前記記憶媒体書き込み手段が、情報記録装置の処理負荷が所定値以上である場合に、前記キャッシュメモリに情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、該情報を前記キャッシュメモリから読み出して前記記録媒体に書き込む。
【0009】
この構成によれば、情報記録装置の処理負荷が大きい場合には、キャッシュメモリへ情報が書き込まれる毎に、当該キャッシュメモリから情報を読み出して記録媒体に書き込むのではなく、キャッシュメモリに情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、その情報をキャッシュメモリから読み出して記録媒体に書き込むようにすることで、処理負荷が更に大きく上昇することを防止することができる。
【0010】
また、本発明に係る情報記録装置は、前記キャッシュメモリ書き込み手段が、前記振動検出手段により検出された振動量が前記所定範囲よりも小さい場合に、前記キャッシュメモリに情報を書き込み、前記記録媒体書き込み手段が、前記キャッシュメモリに情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、該情報を前記キャッシュメモリから読み出して前記記録媒体に書き込む。
【0011】
この構成によれば、情報記録ユニットの振動量が所定範囲よりも小さい場合には、キャッシュメモリに情報を書き込み、その書き込みが所定の複数回に達する毎に、キャッシュメモリから情報を読み出して記録媒体に書き込むことで、記録媒体への情報記録の効率が確保される。
【0012】
また、本発明に係る情報記録装置は、前記キャッシュメモリ書き込み手段が、前記振動検出手段により検出された振動量が前記所定範囲よりも大きい場合に、前記キャッシュメモリへの情報の書き込みを停止する。
【0013】
この構成によれば、情報記録ユニットの振動量が第2の閾値を超える大きな値である場合には、キャッシュメモリに対する情報の書き込みを停止して、キャッシュメモリや記録媒体に書き込まれる情報にエラーが発生することを防止することができる。
【0014】
また、本発明に係る情報記録装置は、前記判定手段により前記記録媒体への情報の書き込みが正常に行われていないと判定された場合に、その書き込みが正常に行われていない情報を、再度、前記キャッシュメモリに書き込むキャッシュメモリ再書き込み手段と、前記キャッシュメモリ再書き込み手段により前記キャッシュメモリに書き込まれた情報を読み出して前記記録媒体に書き込む記録媒体再書き込み手段とを有する。
【0015】
この構成によれば、書き込みが正常に行われていない場合には、再度、書き込み処理が行われることで、記録媒体への情報記録を正常に行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、情報記録ユニットの振動量に応じて記録媒体への書き込み制御がなされ、更には、記録媒体から情報を読み出して、当該記録媒体への書き込みが正常に行われたか否かを判定することで、記録媒体への情報記録の効率化を図るとともに、情報記録の状況確認を行って、振動発生時における記録媒体へ情報の記録を適切に行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情報記録装置の構成を示す図である。図1に示す情報記録装置100は、車載用のナビゲーション装置やオーディオ再生装置等において、情報記録に用いられるものである。この情報記録装置100は、制御部102と、振動センサ104と、ハードディスクドライブ(HDD)106とにより構成される。これらのうちHDD106は、キャッシュメモリ108と、記録媒体に対応するハードディスク110と、コミット処理部112とにより構成される。
【0018】
図1に示す情報記録装置100において、制御部102が、キャッシュメモリ書き込み手段、判定手段及びキャッシュメモリ再書き込み手段に対応し、振動センサ104が振動検出手段に対応する。また、HDD106が情報記録ユニットに対応し、HDD110が記録媒体に対応し、コミット処理部112が記録媒体書き込み手段及び記録媒体再書き込み手段に対応する。
【0019】
振動センサ104は、情報記録装置100に生じる振動、換言すれば、HDD106に生じる振動を検出する。この振動センサ104は、例えば、振動する物体に加わるコリオリの力を振動量として検出するジャイロスコープである。
【0020】
制御部102は、マイクロコンピュータ等であり、情報記録の制御を行うドライバを実行することにより、情報記録装置100の全体を制御する。具体的には、制御部102は、振動センサ104によって検出された振動量に応じて、外部からの情報をHDD106に書き込む制御や、当該HDD106から情報を読み出す制御を行う。
【0021】
以下、フローチャートを参照しつつ、HDD106に対する情報の読み書きの動作を説明する。図2は、HDD106に対する情報の読み書きの動作を示すフローチャートである。
【0022】
振動センサ104は、HDD106に生じる振動を検出する(S101)。この振動検出により得られた振動量は、制御部102へ出力される。
【0023】
制御部102は、振動センサ104からの振動量を入力すると、当該振動量が予め定められた第1の閾値よりも小さいか否かを判定する(S102)。ここで、第1の閾値は、HDD106内のキャッシュメモリ108及びハードディスク110への情報の書き込みの双方が正常に行われると考えられる上限の振動量である。
【0024】
振動量が第1の閾値よりも小さい場合、制御部102は、HDD106内のキャッシュメモリ108に、随時、外部から入力した情報を書き込む。更に、制御部102は、キャッシュメモリ108への情報の書き込み回数をカウントする。そして、制御部102は、その書き込み回数が所定の複数回(n回)に達する毎に、HDD106内のコミット処理部112に対して、ハードディスク110への情報の書き込み命令を出力する。なお、書き込み命令の出力後に、制御部102はカウント値をリセットする。コミット処理部112は、この命令を入力すると、キャッシュメモリ108に書き込まれた情報を読み出し、ハードディスク110に書き込む(S103)。
【0025】
図3は、S103の動作が行われる場合の情報の書き込みタイミングを示す図である。なお、コミット処理部112によるキャッシュメモリ108からの情報の読み出しによって、当該キャッシュメモリ108内の情報は消去される。S103の動作の後は、再び、S101における振動検出以降の動作が繰り返される。
【0026】
一方、S102において、振動量が予め定められた第1の閾値以上であると判定した場合には、制御部102は、更に、振動量が予め定められた第2の閾値よりも大きいか否かを判定する(S104)。ここで、第2の閾値は、HDD106内のキャッシュメモリ108への情報の書き込みが正常に行われると考えられる上限の振動量である。
【0027】
振動量が第2の閾値よりも大きい場合、制御部102は、HDD106内のキャッシュメモリ108に対する情報の書き込みを停止する(S105)。キャッシュメモリ108に対する情報の書き込みが停止されると、それに続く処理である、当該キャッシュメモリ108から情報を読み出してハードディスク110に書き込む処理や、ハードディスク110から情報を読み出す処理も停止する。その後は、再び、S101における振動検出以降の動作が繰り返される。
【0028】
一方、S104において、振動量が第2の閾値以下であると判定した場合、すなわち、S102での判定と併せて、振動量が第1の閾値以上であって、第2の閾値以下の範囲内であると判定した場合には、制御部102は、情報記録装置100の処理負荷が所定値以上であるか否か、例えば、制御部102を構成するマイクロコンピュータの使用率が所定値以上であるか否かを判定する(S106)。
【0029】
情報記録装置100の処理負荷が所定値以上である場合には、S103における、キャッシュメモリ108に対する情報の書き込み、書き込み回数が所定の複数回に達する毎のキャッシュメモリ108内の情報の読み出し及びハードディスク110への書き込み以降の動作が繰り返される。
【0030】
一方、S106において、情報記録装置100の処理負荷が所定値よりも小さいと判定した場合には、制御部102は、HDD106内のキャッシュメモリ108に、随時、外部から入力した情報を書き込む。更に、制御部102は、その書き込み毎に、HDD106内のコミット処理部112に対して、ハードディスク110への情報の書き込み命令を出力する。コミット処理部112は、この命令を入力すると、キャッシュメモリ108に書き込まれた情報を読み出し、ハードディスク110に書き込む。
【0031】
更に、制御部102は、コミット処理部112がハードディスク110に情報を書き込む毎に、コミット処理部112に対して、当該コミット処理部112が上述した処理においてハードディスク110に書き込んだ情報の読み出し命令を出力する。コミット処理部112は、この命令を入力すると、ハードディスク110に書き込んだ情報を読み出し、制御部102へ出力する(S107)。 図4は、S107の動作が行われる場合の情報の書き込み及び読み出しのタイミングを示す図である。
【0032】
制御部102は、コミット処理部112からの情報を入力すると、ハードディスク110への情報の書き込みが正常であるか否かを判定する(S108)。具体的には、制御部102は、コミット処理部112からの情報と、S107において自身がキャッシュメモリ108に書き込んだ情報とを比較し、両者が一致する場合には、ハードディスク110への情報の書き込みが正常であると判定し、不一致である場合には、ハードディスク110への情報の書き込みが正常でないと判定する。
【0033】
ハードディスク110への情報の書き込みが正常である場合には、再び、S101における振動検出以降の動作が繰り返される。
【0034】
一方、ハードディスク110への情報の書き込みが正常でない場合には、制御部102は、その正常に書き込まれなかった情報を、再度、キャッシュメモリ108に書き込む。更に、制御部102は、コミット処理部112に対して、ハードディスク110への情報の書き込み命令を出力する。コミット処理部112は、この命令を入力すると、キャッシュメモリ108に書き込まれた情報を読み出し、ハードディスク110に書き込む。
【0035】
更に、制御部102は、コミット処理部112に対して、当該コミット処理部112が上述した処理においてハードディスク110に書き込んだ情報の読み出し命令を出力する。コミット処理部112は、この命令を入力すると、ハードディスク110に書き込んだ情報を読み出し、制御部102へ出力する(S109)。その後は、S108における、ハードディスク110への情報の書き込みが正常であるか否かの判定以降の動作が繰り返される。
【0036】
このように、本実施形態の情報記録装置100では、HDD106に振動が生じていても、その振動量が第1閾値以上であって、第2の閾値以下の範囲内であり、且つ、情報記録装置100の処理負荷が所定値未満である場合には、制御部102は、情報の書き込みを停止するのではなく、キャッシュメモリ108に情報を書き込み、コミット処理部112は、キャッシュメモリ108へ情報が書き込まれる毎に、当該キャッシュメモリ108から情報を読み出してハードディスク110に書き込む。これにより、ハードディスク110への情報記録の効率を向上させることができる。
【0037】
また、本実施形態の情報記録装置100では、コミット処理部112がハードディスク110に情報を書き込む毎に、制御部102は、その書き込まれた情報を読み出して、ハードディスク110への情報の書き込みが正常に行われたか否かを判定することで、ハードディスク110への情報記録の状況確認が可能となり、更には、書き込みが正常に行われていない場合には、再度、書き込み処理が行われることで、ハードディスク110への情報記録を正常に行うことが可能となる。
【0038】
また、本実施形態の情報記録装置100では、振動量が振動量が第1の閾値以上であって、第2の閾値以下の範囲内であっても、情報記録装置100の処理負荷が所定値未満である場合には、キャッシュメモリ108に情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、コミット処理部112が情報をキャッシュメモリ108から読み出してハードディスク110に書き込むことで、処理負荷が更に大きく上昇することを防止することができる。
【0039】
また、本実施形態の情報記録装置100では、HDD106の振動量が振動量が第1の閾値未満である場合には、制御部102は、キャッシュメモリ108に情報を書き込み、コミット処理部112は、キャッシュメモリ108へ情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、情報をキャッシュメモリ108から読み出してハードディスク110に書き込むことで、ハードディスク110への情報記録の効率が確保される。
【0040】
また、本実施形態の情報記録装置100では、HDD106の振動量が振動量が第2の閾値を超える場合には、キャッシュメモリ108への情報の書き込みが停止され、更には当該キャッシュメモリ108から情報を読み出してハードディスク110に書き込む処理や、ハードディスク110から情報を読み出す処理も停止することで、キャッシュメモリ108やHDD110に書き込まれる情報にエラーが発生することを防止することができる。
【0041】
なお、上述した実施形態では、HDD106の振動量が第1閾値以上であって、第2の閾値以下の範囲内であり、且つ、情報記録装置100の処理負荷が所定値未満である場合に、キャッシュメモリ108への情報の書き込みと、その書き込み毎のハードディスク110への情報の書き込みを行うようにしたが、例えば、処理負荷の小さいことが予め明らかであるような場合には、処理負荷が所定値以上であるか否かについては判定しなくてもよい。また、上述した実施形態では、情報記録装置100が車載用である場合について説明したが、利用者が携帯する情報記録装置や据置型の情報記録装置等についても同様に本発明を適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
以上、説明したように、本発明に係る情報記録装置は、振動発生時に記録媒体へ情報を適切に記録することが可能であり、情報記録装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施形態に係る情報記録装置の構成を示す図である。
【図2】HDDに対する情報の読み書きの動作を示すフローチャートである。
【図3】図2のS103の動作が行われる場合の情報の書き込みタイミングを示す図である。
【図4】図2のS107の動作が行われる場合の情報の書き込み及び読み出しのタイミングを示す図である。
【符号の説明】
【0044】
100 情報記録装置
102 制御部
104 振動センサ
106 HDD
108 キャッシュメモリ
110 ハードディスク
112 コミット処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報が書き込まれるキャッシュメモリと、該キャッシュメモリから読み出された情報が書き込まれる記録媒体と内蔵する情報記録ユニットと、
前記情報記録ユニットの振動量を検出する振動検出手段と、
前記振動検出手段により検出された振動量が所定範囲内である場合に、前記キャッシュメモリに情報を書き込むキャッシュメモリ書き込み手段と、
前記キャッシュメモリに情報が書き込まれる毎に、該情報を読み出して前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段と、
前記記録媒体に情報が書き込まれる毎に、該情報を読み出し、該記録媒体への情報の書き込みが正常に行われたか否かを判定する判定手段とを有する情報記録装置。
【請求項2】
前記記憶媒体書き込み手段は、情報記録装置の処理負荷が所定値以上である場合に、前記キャッシュメモリに情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、該情報を前記キャッシュメモリから読み出して前記記録媒体に書き込む請求項1に記載の情報記録装置。
【請求項3】
前記キャッシュメモリ書き込み手段は、前記振動検出手段により検出された振動量が前記所定範囲よりも小さい場合に、前記キャッシュメモリに情報を書き込み、
前記記録媒体書き込み手段は、前記キャッシュメモリに情報が書き込まれる回数が所定の複数回に達する毎に、該情報を前記キャッシュメモリから読み出して前記記録媒体に書き込む請求項1又は2に記載の情報記録装置。
【請求項4】
前記キャッシュメモリ書き込み手段は、前記振動検出手段により検出された振動量が前記所定範囲よりも大きい場合に、前記キャッシュメモリへの情報の書き込みを停止する請求項1乃至3のいずれかに記載の情報記録装置。
【請求項5】
前記判定手段により前記記録媒体への情報の書き込みが正常に行われていないと判定された場合に、その書き込みが正常に行われていない情報を、再度、前記キャッシュメモリに書き込むキャッシュメモリ再書き込み手段と、
前記キャッシュメモリ再書き込み手段により前記キャッシュメモリに書き込まれた情報を読み出して前記記録媒体に書き込む記録媒体再書き込み手段とを有する請求項1乃至4のいずれかに記載の情報記録装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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