説明

成形シート打抜型

【課題】打抜ユニットを保持基板に確実に保持することができ、しかも、成形シートのトレイの位置に応じて移動可能に打抜ユニットを保持したシート打抜型を提供する。
【解決手段】ボルト14aに、管状部材8a、ワッシャ18a及び取付穴15aを通してナット19aを装着する。管状部材8aの内径はボルト14aの外径は大きく、管状部材8aの外径は取付穴15aの内径より小さく設定し、管状部材8aの長さは、取付穴15aの深さより長く設定する。これにより、ナット19aを締め付けて管状部材8aを保持基板13に押圧固定しても、打抜ユニット20は水平面内で移動が可能となる。トレイの打ち抜きに際して、成形シート打抜型の上に成形シートが押圧されると、トレイの側面に位置決め部材26a〜dが倣い、これに伴って打抜ユニット20が移動して、打抜刃12は正確な位置でトレイを切断することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形シート打抜型に関し、特に、食品用のトレイ等を縦横に連ねて成型した一枚の大きな成形シートから個々のトレイを打ち抜くために用いる成形シート打抜型に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、スーパーマーケット等に於いては、肉、魚、果物等の食品類を所定重量ずつ小分けして陳列するために、発泡スチロール等の樹脂シートからなるトレイが使用されている。これらのトレイには、真空成形、真空圧空成形等により製造されたものが使用されている。このようなトレイは、通常、図4の斜視図に示すように、一枚の大きな成形シート10として成形される。この成形シート10は、成形後に個々のトレイ11,11…に打ち抜かれる。
【0003】
上述のトレイの打ち抜きは、トレイの形状に合わせた打抜刃を基板上に縦横に並べて固定した成形シート打抜型を用いて行われる。しかし、図4のシート10の寸法は、原料樹脂の熱収縮率のばらつき、製造条件のばらつき等により常に一定ではなく、製造ロット毎に寸法誤差が生じる場合がある。このような寸法誤差が生じると、トレイの打ち抜きが所定の位置で行われないこととなる。
【0004】
シートの寸法誤差による打ち抜きの位置ズレを解消するものとして、図9に示す成形シート打抜型が用いられている(特許文献1)。この成形シート打抜型は、同図に示すように、取り付け板9上に多数の打抜ユニット20が個別に位置調整可能に取り付けられている。この取り付けは、ボルト14a,14bの直径より大きい直径を有する取付穴15A,15Bを打抜ユニット20の底面に設け、これらの取付穴15A,15Bをボルト14a,14bに通し、打抜ユニット20の位置調整を行った後に、ナット19a,19bを締め付けて固定することにより行われる。
【0005】
しかしながら、この成型シート打抜型を用いる場合、シート10の寸法が変化するたびにボルト14a,14bを緩めて打抜ユニット20のすべてについて位置調整をしなければならないため、繁雑な作業を強いられることとなる。
【0006】
この点を解消したシート打抜型として、個々の打抜ユニットに対応する孔を有する上板により、打抜ユニットを平面的な移動が可能な状態で保持したものが知られている(特許文献2)。しかし、このシート打抜型では、多数の打抜ユニットにより構成されるシート打抜型の場合には上板ですべての打抜ユニットを保持することは困難であり、特に打抜刃が下向きとなるように使用する場合には、上板の撓みにより打抜ユニットを保持しきれないという問題がある。
【特許文献1】特開平9−47999号公報(請求項1及び2、図2)
【特許文献2】実開平4−29399号公報(実用新案登録請求の範囲、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するために為されたものであり、本発明の目的は、打抜ユニットを保持基板に確実に保持することができ、しかも、成形シートのトレイの位置に応じて移動可能に打抜ユニットを保持したシート打抜型を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のシート打抜型は、トレイを縦横に連ねて形成した成形シートを個々のトレイに打ち抜くための成形シート打抜型であって、保持基板と、それぞれトレイを打ち抜くための打抜刃を有し、前記保持基板に取付穴により保持された複数の打抜ユニットと、前記各打抜ユニットを前記取付穴により前記保持基板に保持するための保持手段と、を備え、前記保持手段は、前記打抜ユニットの前記取付穴に緩挿され前記取付穴の深さより長い管状部材と、前記保持基板上に形成され前記管状部材に緩挿されるボルトと、前記管状部材を前記保持基板上に押圧するワッシャと、前記ボルトに螺合し前記ワッシャを押圧するナットと、を備え、前記ナットが前記ボルトに螺合して前記ワッシャが前記管状部材を前記保持基板に押圧固定することにより、前記打抜ユニットは、前記成形シートのトレイの位置に応じて移動可能に前記保持基板に保持されていることを特徴とする。
【0009】
この構成により、シート打抜型上に成形シートが押圧されると、打抜ユニットはトレイの位置に倣って移動し、これにより、成形シート上の正確な位置で位置ズレを生ずることなくトレイの切断を行うことができる。
【0010】
上記において、前記打抜ユニットの前記打抜刃の内側底部に、打ち抜き後のトレイを押し上げるための弾性体を設けた構成を付加してもよい。ここで、弾性体とは、公知の樹脂を発砲させたスポンジ、ゴム、バネ等を挙げることができる。
【0011】
また、前記打抜ユニットの前記打抜刃の内側には、トレイの位置を決めるための位置決め手段が設けられているように構成することができる。
【0012】
この位置決め手段は、前記打抜ユニットの前記打抜刃の内側底部に設けた基板と、該基板上に設けられ前記打抜刃の内側に沿ってトレイの側面を支持することによってトレイの位置を決める位置決め部材とを備えた構成とすることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のシート打抜型の上に成形シートが押圧されると、打抜ユニットがトレイの位置に倣って移動し、これにより、位置ズレを生ずることなくトレイの切断を行うことができる。従って、原料樹脂の熱収縮率や製造条件のばらつき、製造ロットの違い等によって成型シートに寸法誤差が生じても正確な位置でトレイの切断を行うことができる。また、打抜ユニットの位置調整が不要なので、作業効率も各段に向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0015】
図3は本発明の一実施形態に係る成形シート打抜型の斜視図を部分的に示している。本実施形態の成形シート打抜型は、図5に示すシメジ用のトレイ11を、図4に示すような成形シート10から打ち抜くためのものである。シメジ用のトレイ11は、透明フィルムでラップした場合に空気を完全に遮断する必要があり、従って、本実施形態の成形シート打抜型は、図7に示すようなバリ11aのないトレイ、即ち、図6に示すように、トレイ11の上縁部外周部分11bが平坦で、この部分の全体に透明フィルムが密着し得るトレイを打ち抜くためのものである。
【0016】
図3に示すように、本実施形態の成形シート打抜型は、多数の打抜ユニット20を有し、各打抜ユニット20は保持基板13上に縦横に配されて、後述するように保持基板13の面上で移動可能に保持される。各打抜ユニット20は、図3に示すように、台座17に固定された打抜刃12を有し、打抜刃12の平面視の形状は、図5のトレイ11の外周の平面視の形状と同じである。
【0017】
各打抜ユニット20の保持基板13上への取り付けは、図1に示すようにして行われている。即ち、保持基板13上には多数の2本づつの組となったボルト14a,14bが所定間隔を置いて設けられており、ボルト14a,14bには、これらのボルト14a,14bの直径より大きい内径を有する管状部材8a,8bがそれぞれ緩挿される。更に、ボルト14a,14b及び管状部材8a,8bは、打抜ユニット20の底部の2つの取付穴15a,15bにそれぞれ緩挿される。打抜ユニット20の取付穴15a,15bは、ボルト14a,14bと同じ間隔で設けられている。管状部材8a,8b及び取付穴15a,15bに通されたボルト14a,14bには、それぞれワッシャ18a,18bが通される。ワッシャ18a,18bは、取付穴15a,15bの上部に設けられた凹部16a,16bに受容されることとなる。更に、ボルト14a,14bにはナット19a,19bがそれぞれ螺合し、ナット19a,19bの締め付けにより、管状部材8a,8bが保持基板13に固定される。
【0018】
図2は、図1における一方のボルト14aに、管状部材8a、ワッシャ18a及び取付穴15aを通してナット19aを装着した様子を示す断面図である。本実施形態では、図2に示すように、管状部材8aの内径dは、ボルト14aの外径δより大きく設定されている。また、管状部材8aの外径d’は、取付穴15aの内径Dより小さく設定されている。更に、本実施形態では、管状部材8aの長さHは、取付穴15aの深さhより大きく設定されている。従って、ボルト14aに螺合しているナット19aを締め付けることにより、管状部材8aが保持基板13に押圧されて固定されることになる。これにより、打抜ユニット20は保持基板13の面に平行な面内で移動が可能となっている。また、ナット19aの直径は取付穴15aの内径Dより十分に大きいので、打抜ユニット20がボルト14aから抜け落ちることはない。なお、もう一方のボルト14b、管状部材8b、ワッシャ18b、取付穴15b及びナット19bについても、上記と同様である。
【0019】
上述の成形シート打抜型を用いてトレイ11を打ち抜く場合、打抜刃12の内側に打ち抜かれたトレイ11は取り出し難いため、本実施形態では打ち抜き後のトレイ11の取り出しを容易にするために、図1に示すように、弾性体としてのクッション材21が打抜ユニット20の底部に置かれているる。このクッション材21は樹脂を発砲させたスポンジからなる。クッション材21には切り欠き部22a,22bが設けられ、この切り欠き部22a,22bの存在により、クッション材21と、ボルト14a,14b及びナット19a,19bとが接触することはない。切り欠き部22a,22bを設けたことにより、トレイの打ち抜きに際してクッション材21が十分に圧縮され、トレイの打ち抜きを完全に行うことができるとともに、打ち抜き後のトレイ11の取り出しが容易となる。また、本実施形態では、クッション材21の上面に、後述する位置決めユニット24との間の摩擦抵抗を少なくするためのスライド紙23が貼付されている。
【0020】
更に、本実施形態の成形シート打抜型では、打抜刃12が正確な位置でトレイ11を打ち抜くように、位置決め手段として機能する位置決めユニット24を有している。この位置決めユニット24は、図1に示すように、打抜ユニット20の内側底部に置いたクッション材21上のスライド紙23の上面に載置される基板25と、基板25上に設けられた位置決め部材26a,26b,26c,26dとによって構成されている。基板25のボルト14a,14b及びナット19a,19bに対応する部分には、穴27a,27bが設けられ、これらの穴27a,27bの直径は、凹部16a,16bの直径より大きく設定されている。また、位置決め部材26b,26dにも穴27a,27bに対応する切り欠き28a,28b(28aは図示せず)が設けられている。
【0021】
位置決め部材26a〜dは、位置決めユニット24を打抜ユニット20の底部に入れたときに打抜刃12の内側に沿うように基板25に取り付けられ、トレイ11の側面11c(図4)を外側から支持し得る形状を有している。また、基板25の形状は打抜ユニット20の打抜刃12の内側の平面視の形状より僅かに小さくなるように設定されている。
【0022】
トレイ11の打ち抜きに際して、本実施形態の成形シート打抜型の上に成形シート10が押圧されると、トレイ11の側面11cに位置決め部材26a〜dが倣い、それに伴って、位置決めユニット24が保持基板13に水平な面内で移動し、この位置決めユニット24の移動に伴って、打抜ユニット20が所定の位置まで押圧されることになる。即ち、前述のように打抜ユニット20は保持基板13には固定されておらず、保持基板13に水平な面内である程度移動することができるので、位置決めユニット24の移動に伴い打抜ユニット20も移動することになる。
【0023】
トレイ11の打ち抜き後においては、クッション材21の反発によりトレイ11が押し上げられるので、容易にトレイ11を取り出すことができる。なお、上記クッション材21に加えて、位置決めユニット24の基板25上に更にスポンジ等のクッション材(図示せず)を置いてもよい。クッション材を基板25上面の中央部に置き、その一部は位置決め部材26a〜d上にも位置するようにすれば、打ち抜き後にトレイ11の取り出しを容易にするのみならず、トレイ11の下部を保護する機能をも果たすことができる。
【0024】
本実施形態の成形シート打抜型では、個々の打抜ユニット20の位置の微調整を行う必要がなく、トレイ11を打ち抜くための成形シートに寸法誤差が生じた場合にも、図7に示すバリ11aを生ずることなくトレイ11の打ち抜きを行うことができる。また、本実施形態では位置決めユニット24を有しているので更に正確なトレイ11の打ち抜きができるとともに、クッション材21の採用により打ち抜き後のトレイ11の取り出しも容易となっている。また、管状部材8aを外径の大きさが異なるものに変更すれば、管状部材8aと取付穴15aとの間の隙間が変化するので、打抜ユニット20の保持基板13上における可動範囲を変更することができる。
【0025】
なお、本実施形態では固定用のボルト14a,14b及び取付穴15a,15bが一つの打抜ユニット20についてそれぞれ2つ設けられている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの打抜ユニット20についてボルト及び取付穴がそれぞれ一つ設けられている構成でもよく、また、一つの打抜ユニット20についてボルト及び取付穴がそれぞれ3つ以上設けられていてもよい。固定用のボルト及び取付穴の数は、打抜ユニットの大きさに応じて決めればよい。
【0026】
図8は、本発明の他の実施形態に係る成形シート打抜型の斜視図を部分的に示している。本実施形態の成形シート打抜型は、図5に示した深いトレイ11ではなく、比較的浅いトレイを打ち抜くためのものである。従って、本実施形態では打抜ユニット30は平板状の台座38を有し、この平板状の台座38上には高さの低い打抜刃12が取り付けられている。本実施形態の成形シート打抜型の他の構成部分は、クッション材21及び位置決めユニット24を有していない点を除いて、前述の図1と同様の構成を有しており、対応する要素には同じ符号が付されている。また、図8における一方のボルト14aに、管状部材8a、ワッシャ18a及び取付穴15aを通してナット19aを装着した場合の断面図は、前述の図2と同様である。
【0027】
本実施形態の成形シート打抜型は、上述のように位置決めユニット24を有していないため、打抜刃12の部分が成形シートのトレイに倣うこととなる。即ち、トレイの打ち抜きに際し、本実施形態の成形シート打抜型の上に成形シートが押圧されると、トレイの側面に打抜刃12が倣い、それに伴って、打抜ユニット30が保持基板13に水平の面内に押圧力が働くことになる。前述のように打抜ユニット30は保持基板13には固定されておらず、保持基板13に水平な面内である程度移動することができるので、打抜刃12の移動に伴い打抜ユニット30も移動することになる。
【0028】
本実施形態の成形シート打抜型においても、個々の打抜ユニット30の位置の微調整を行う必要がなく、トレイを打ち抜くための成形シートに寸法誤差が生じた場合にも、正確な位置でトレイの打ち抜きを行うことができる。
【0029】
なお、本実施形態では、打抜ユニット30内にクッション材を設けていないが、トレイの打ち抜きに支障を生じない厚さのクッション材を打抜刃12の内側に設けてもよいことは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明の成形シート打抜型によれば、成形シートに多少の寸法誤差があってもトレイの製造を行うことができるので、食品包装資材等の分野で利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】打抜ユニットを保持基板13上に取り付けた様子を示す分解斜視図である。
【図2】図1におけるボルトに、管状部材、ワッシャ及び取付穴を通してナットを装着した様子を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る成形シート打抜型の斜視図を部分的に示す図である。
【図4】トレイが縦横に連なった一枚の成形シートの斜視図である。
【図5】シメジ用のトレイを表す斜視図である。
【図6】バリのないトレイを表す一部破断側面図である。
【図7】バリのあるトレイを表す一部破断側面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る成形シート打抜型の斜視図を部分的に示す分解斜視図である。
【図9】従来の成形シート打抜型を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
【0032】
8a,8b 管状部材
10 成形シート
11 トレイ
12 打抜刃
13 保持基板
14a,14b ボルト
15a,15b 取付穴
16a,16b 凹部
17 台座
18a,18b ワッシャ
19a,19b ナット
20,30 打抜ユニット
21 クッション材
22a,22b 切り欠き部
23 スライド紙
24 位置決めユニット
25 基板
26a,26b,26c,26d 位置決め部材
27a,27b 穴
28a,28b 切り欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トレイを縦横に連ねて形成した成形シートを個々のトレイに打ち抜くための成形シート打抜型であって、
保持基板と、
それぞれトレイを打ち抜くための打抜刃を有し、前記保持基板に取付穴により保持された複数の打抜ユニットと、
前記各打抜ユニットを前記取付穴により前記保持基板に保持するための保持手段と、を備え、
前記保持手段は、前記打抜ユニットの前記取付穴に緩挿され前記取付穴の深さより長い管状部材と、前記保持基板上に形成され前記管状部材に緩挿されるボルトと、前記管状部材を前記保持基板上に押圧するワッシャと、前記ボルトに螺合し前記ワッシャを押圧するナットと、を備え、
前記ナットが前記ボルトに螺合して前記ワッシャが前記管状部材を前記保持基板に押圧固定することにより、前記打抜ユニットは、前記成形シートのトレイの位置に応じて移動可能に前記保持基板に保持されていることを特徴とする成型シート打抜型。
【請求項2】
前記打抜ユニットの前記打抜刃の内側底部に、打ち抜き後のトレイを押し上げるための弾性体が設けられていることを特徴とする請求項1記載の成形シート打抜型。
【請求項3】
前記打抜ユニットの前記打抜刃の内側には、トレイの位置を決めるための位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形シート打抜型。
【請求項4】
前記位置決め手段は、前記打抜ユニットの前記打抜刃の内側底部に設けた基板と、該基板上に設けられ前記打抜刃の内側に沿ってトレイの側面を支持することによってトレイの位置を決める位置決め部材とを備えたことを特徴とする請求項3記載の成形シート打抜型。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−18378(P2009−18378A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−182781(P2007−182781)
【出願日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【出願人】(592190383)株式会社黒岩 (9)
【Fターム(参考)】