説明

抗菌活性を有するリンコマイシン誘導体

新規リンコマイシン誘導体が開示されている。これらのリンコマイシン誘導体は、抗菌活性を示す。対象発明の化合物は、細菌(グラム陽性菌を含めて)に対して強力な活性を示すので、有用な抗菌剤である。これらの化合物の合成方法および使用方法もまた、開示されている。本発明の化合物、互変異性体、プロドラッグおよび薬学的に受容可能な塩は、細菌、原生動物、真菌および寄生虫に対して活性を有し得る。また、本発明は、薬学的に受容可能な塩と本発明の化合物の1種またはそれ以上の治療有効量とを含有する医薬組成物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、およびそれらのプロドラッグ、互変異性体または薬学的に受容可能な塩:
【化1】

ここで:
は、アルキルである;
およびRは、別個に、H、アルキル、ヒドロキシ、フルオロまたはシアノアルキルであるか、または、RおよびRの一方は、=NORであり、そして他方は、存在しないか、またはRおよびRの一方は、=CHであり、そして他方は、存在しないが、但し、RおよびRの両方がHになることはない;RおよびRの一方がフルオロであるとき、他方は、水素またはヒドロキシではない;そしてRおよびRの一方がヒドロキシであるとき、他方は、フルオロ、水素またはヒドロキシではない;
は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)O−アルキレン−シクロアルキル、−C(O)O−アルキレン−置換シクロアルキル、−C(O)O−アルキル、−C(O)O−置換アルキル、−C(O)O−アリール、−C(O)O−置換アリール、−C(O)O−ヘテロアリール、−C(O)O−置換ヘテロアリール、−[C(O)O]−アルキレン−複素環、−[C(O)O]−アルキレン−置換複素環からなる群から選択され、ここで、pは、0または1であるが、但し、−C(O)O−置換アルキルは、以下を含まない:
【化2−1】

は、Hまたはアルキルである;
は、該環内の同一または異なる炭素上で、単一または複数置換できるが、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルコキシアルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アルコキシアルコキシ、置換酸素、置換窒素、ハロゲン、フェニル、置換フェニル、−(CH−OH、−(CH−NR、−アルキレン−Rおよびそれらの分枝鎖異性体からなる群から選択され、ここで、Rは、モノフルオロフェニルおよびモノクロロフェニルから選択され、ここで、nは、1〜8(それらを含めて)の整数であり、そしてRおよびRは、Hまたはアルキルである;そして
mは、1または2である;
但し、式Iの化合物は、以下からなる群から選択される生物体の少なくとも1種に対して、32μg/mL以下の最小阻止濃度を有する:
【化2−2】

【請求項2】
式(II)の化合物、およびそれらのプロドラッグおよび薬学的に受容可能な塩:
【化3−1】

ここで:
は、アルキルである;
およびRは、別個に、H、アルキルまたはシアノアルキルであるが、但し、RおよびRの両方がHになることはない;
は、H、アルキルまたはヒドロキシアルキルである;
は、該環内の同一または異なる炭素上で、単一または複数置換できるが、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルコキシアルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アルコキシアルコキシ、置換酸素、置換窒素、ハロゲン、フェニル、置換フェニル、−(CH−OH、−(CH−NR、−アルキレン−Rおよびそれらの分枝鎖異性体からなる群から選択され、ここで、Rは、モノフルオロフェニルおよびモノクロロフェニルから選択され、ここで、nは、1〜8(それらを含めて)の整数であり、そしてRおよびRは、Hまたはアルキルである;そして
mは、1または2である;
但し、式IIの化合物は、以下からなる群から選択される生物体の少なくとも1種に対して、32μg/mL以下の最小阻止濃度を有する:
【化3−2】

【請求項3】
式(III)の化合物、およびそれらのプロドラッグおよび薬学的に受容可能な塩:
【化4−1】

ここで:
は、アルキルである;
およびRは、フルオロである;
は、H、アルキルまたはヒドロキシアルキルである;
は、該環内の同一または異なる炭素上で、単一または複数置換できるが、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルコキシアルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アルコキシアルコキシ、置換酸素、置換窒素、ハロゲン、フェニル、置換フェニル、−(CH−OH、−(CH−NR、−アルキレン−Rおよびそれらの分枝鎖異性体からなる群から選択され、ここで、Rは、モノフルオロフェニルおよびモノクロロフェニルから選択され、ここで、nは、1〜8(それらを含めて)の整数であり、そしてRおよびRは、Hまたはアルキルである;そして
mは、1または2である;
但し、式IIIの化合物は、以下からなる群から選択される生物体の少なくとも1種に対して、32μg/mL以下の最小阻止濃度を有する:
【化4−2】

【請求項4】
式(IV)の化合物、およびそれらのプロドラッグ、互変異性体または薬学的に受容可能な塩:
【化5】

ここで:
は、アルキルである;
およびRは、別個に、H、アルキル、ヒドロキシ、フルオロまたはシアノアルキルであるか、または、RおよびRの一方は、=NORであり、そして他方は、存在しないか、またはRおよびRの一方は、=CHであり、そして他方は、存在しないが、但し、RおよびRの両方がHになることはない;RおよびRの一方がフルオロであるとき、他方は、水素またはヒドロキシではない;そしてRおよびRの一方がヒドロキシであるとき、他方は、フルオロ、水素またはヒドロキシではない;
は、−C(O)O−アルキレン−シクロアルキル、−C(O)O−アルキレン−置換シクロアルキル、−C(O)O−アルキル、−C(O)O−置換アルキル、−C(O)O−アリール、−C(O)O−置換アリール、−C(O)O−ヘテロアリール、−C(O)O−置換ヘテロアリール、−[C(O)O]−アルキレン−複素環、−[C(O)O]−アルキレン−置換複素環からなる群から選択され、ここで、pは、0または1であるが、但し、−C(O)O−置換アルキルは、以下を含まない:
【化6−1】

は、Hまたはアルキルである;
は、該環内の同一または異なる炭素上で、単一または複数置換できるが、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルコキシアルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アルコキシアルコキシ、置換酸素、置換窒素、ハロゲン、フェニル、置換フェニル、−(CH−OH、−(CH−NR、−アルキレン−Rおよびそれらの分枝鎖異性体からなる群から選択され、ここで、Rは、モノフルオロフェニルおよびモノクロロフェニルから選択され、ここで、nは、1〜8(それらを含めて)の整数であり、そしてRおよびRは、Hまたはアルキルである;そして
mは、1または2である;
但し、式IVの化合物は、以下からなる群から選択される生物体の少なくとも1種に対して、32μg/mL以下の最小阻止濃度を有する:
【化6−2】

【請求項5】
が、H、アルキルまたは置換アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が、メチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
以下からなる群から選択される、化合物およびそれらのプロドラッグ、互変異性体または薬学的に受容可能な塩:
4−メトキシ−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(4,4−ジフルオロ−ブチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)プロピル]−アミド;
4−エチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−メチル−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル−アミド;
1−メチル−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[3−シアノ−2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−エチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−ヒドロキシ−2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル}−アミド;
1−メチル−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−ヒドロキシイミノ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−メチル−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メトキシイミノ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
5−ブチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)プロピル]−アミド;
4−(3−メチル−ブチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル−プロピル]−アミド;
4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−メチル−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[2,2−ジフルオロ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2,2−ジフルオロ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4[3−(4−フルオロ−フェニル)−プロピル]−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)プロピル]−アミド;
4−(3,3−ジフルオロ−プロピル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−[3−(4−クロロ−フェニル)−プロピル]−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(2,2−ジフルオロ−ペンチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−プロピル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−(2−ヒドロキシ−エチル)−4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)プロピル]−アミド;
1−(2−ヒドロキシ−プロピル)−4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−(3−ヒドロキシ−プロピル)−4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−(2−ヒドロキシ−エチル)−4−(3−メチル−ブチル)−ピロリジン−2−カルボン酸
[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3,3−ジフルオロ−プロピル)−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル−プロピル]−アミド;
1−(2−ヒドロキシ−エチル)−4−ペンチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2,2−ジフルオロ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ペンチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(1−エチル−プロピル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−イソプロピル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ブチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−シクロヘキシル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−エチル−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−(2−ヒドロキシ−エチル)−4−ペンチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
1−(2−ヒドロキシ−エチル)−4−プロピル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
2−[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピルカルバモイル]−4−プロピル−ピペリジン−1−カルボン酸 9H−フルオレン−9−イルメチルエステル;
2−[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピルカルバモイル]−4−プロピル−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
2−[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピルカルバモイル]−4−プロピル−ピペリジン−1−カルボン酸フェニルエステル;
4−(4,4−ジフルオロ−ペンチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル−プロピル]−アミド;
4−(3,3−ジフルオロ−ブチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3,3−ジフルオロ−ペンチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3,3−ジフルオロ−ペンチル)−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(2,2−ジフルオロ−エチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3,3−ジフルオロ−プロピル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(5,5−ジフルオロ−ペンチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(5−フルオロ−ペンチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(4−フルオロ−ブチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3−エチル−3−ヒドロキシ−ペンチル)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ブトキシ−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ペンチロキシ−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(4−フルオロ−ブトキシ)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ブチル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−アリル]−アミド;
1,4−ジエチル−ピペリジン−2−カルボン酸(2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3−フルオロ−プロポキシ)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−(3,3,3−トリフルオロ−プロポキシ)−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−イソブチル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−プロピル−ピペリジン−2−カルボン酸[2,2−ジフルオロ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−フルオロ−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−ブチル−4−フルオロ−ピロリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミド;
4−フルオロ−4−プロピル−ピロリジン−2−カルボン酸[2−ヒドロキシ−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)プロピル]−アミド。
【請求項8】
薬学的に受容可能な担体と請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物の治療有効量とを含有する、医薬組成物。
【請求項9】
哺乳動物における微生物感染を治療する方法であって、該哺乳動物に、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項10】
前記化合物が、医薬組成物中で、前記哺乳動物に、経口、非経口、経皮、局所、直腸または鼻内投与される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記化合物が、約0.1mg/体重1kg/日〜約100mg/体重1kg/日の量で投与される、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記化合物が、4−プロピル−ピペリジン−2−カルボン酸[2−メチル−1−(3,4,5−トリヒドロキシ−6−メチルスルファニル−テトラヒドロ−ピラン−2−イル)−プロピル]−アミドである、請求項7に記載の化合物。
【請求項13】
以下の構造を有する化合物:
【化7】

【請求項14】
薬学的に受容可能な担体と請求項13に記載の化合物の治療有効量とを含有する、医薬組成物。
【請求項15】
哺乳動物における微生物感染を治療する方法であって、該哺乳動物に、請求項13に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項16】
哺乳動物における微生物感染を治療する方法であって、該哺乳動物に、請求項14に記載の医薬組成物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項17】
およびRの一方が、水素であり、そしてRおよびRの他方が、メチルである、請求項1に記載の化合物。

【公表番号】特表2006−504673(P2006−504673A)
【公表日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−529541(P2004−529541)
【出願日】平成15年8月15日(2003.8.15)
【国際出願番号】PCT/US2003/025820
【国際公開番号】WO2004/016632
【国際公開日】平成16年2月26日(2004.2.26)
【出願人】(504455078)バイクロン ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】