説明

抗菌消臭剤及びそれを用いた抗菌消臭方法

【課題】燃焼によらない間接的な加熱で容易に揮散でき、使用時の人体への危険も回避できる抗菌消臭剤を提供する。
【解決手段】上記抗菌消臭剤を、パラクロロフェノール、クロロフェン、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、パラクレゾール、オルトクレゾール、メタクレゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2−メチル−3−クロロフェノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノール、イソプロピルメチルフェノール、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、パラクロロフェニル−3−ヨウ化プロパギルフォルマール、2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール等の抗菌成分と50℃〜350℃の温度範囲内にて揮散する、分子量400以下のポリフェノール系物質からなる消臭成分とを含有するものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、抗菌消臭剤及びそれを用いた抗菌消臭方法に関し、さらに詳しくは燃焼によらない間接的な加熱で容易に揮散でき、使用時の人体への危険も回避できる抗菌消臭剤及びそれを用いた抗菌消臭方法に関するものである。
本発明の抗菌消臭剤は、屋内、室内、畜舎、鶏舎内、中でも自動車等の車両の車内、特にエアコン内やその通風路に用いて好適なものである。
【背景技術】
【0002】
従来、屋内環境の清浄化用品としては、点火して燃焼させ、薬剤成分を加熱により発散させるものが提案されているが(特許文献1、2参照)、火災発生の危険を伴うなど安全上問題があった。
また、スプレー式のものもあるが、ワンタッチで使い勝手がよいものの、人体に有害な薬剤成分を含むスプレーガスを使用者が吸い込む危険性を伴うのを免れないという問題がある。
【0003】
【特許文献1】特開2005−198854(特許請求の範囲その他)
【特許文献2】特開2005−168710(特許請求の範囲その他)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、このような事情の下、燃焼によらない間接的な加熱で容易に揮散でき、使用時の人体への危険も回避できる抗菌消臭剤を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、前記した好ましい特性を有する抗菌消臭剤を開発するために種々研究を重ねた結果、特定の抗菌剤と加熱にて揮散しやすい特定の消臭剤とを併用することによって課題が達成されることを見出し、この知見に基いて本発明をなすに至った。
【0006】
すなわち、本発明は以下に示すとおりのものである。
(1) パラクロロフェノール、クロロフェン、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、パラクレゾール、オルトクレゾール、メタクレゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2−メチル−3−クロロフェノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノール、イソプロピルメチルフェノール、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、パラクロロフェニル−3−ヨウ化プロパギルフォルマール、2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、2,4,4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニル、8−キノリノール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、α−ブロモシンナムアルデヒド、α−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、及びテトラクロロイソフタロニトリルの中から選ばれた少なくとも1種の抗菌成分と50℃〜350℃の温度範囲内にて揮散する、分子量400以下のポリフェノール系物質からなる消臭成分とを含有することを特徴とする抗菌消臭剤。
(2) さらに香料を含有する前記(1)記載の抗菌消臭剤。
(3) 前記(1)又は(2)記載の抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分を屋内、室内、畜舎、鶏舎内に揮散させ、消臭・除菌することを特徴とする抗菌消臭方法。
(4) 前記(1)又は(2)記載の抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分を車内に揮散させ、消臭・除菌することを特徴とする抗菌消臭方法。
(5) 前記(1)又は(2)記載の抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分をエアコンやその通風路内に揮散させ、消臭・除菌することを特徴とする抗菌消臭方法。
(6) 反応熱が、酸化カルシウムと水との反応熱である前記(3)〜(5)のいずれかに記載の抗菌消臭方法。
【0007】
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の抗菌消臭剤は、特定の抗菌成分と、50℃〜350℃の温度範囲内にて揮散する、分子量400以下のポリフェノール系物質からなる易揮散性消臭成分とを含有することで特徴付けられる。
【0008】
本発明の抗菌消臭剤に用いられる消臭成分は、分子量400以下のポリフェノール系物質であればよく、中でも50℃〜350℃の温度範囲内にて揮散する易揮散性のもの、例えばフラボン、クリシン、ケンペロール、フィセチン、モリン、クエルセチン、ミリセチン、クエルセタゲチン、フラビニウム、フラボノール、イソフラボン、フラバン、フラバノール、フラバノン、フラバノノール、カルコン、アントシアニン、アントシアニジン、ケルセチン、(−)−エピガロカテキン−3−ガレート、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキン−3−ガレート、(−)−エピカテキン、プロシアニジン、ガリック酸、エラジックアシド、カテコール、ピロガロール、ガリック酸誘導体(例えば、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’3,4,4’−ペンタヒドロキシベンゾフェノン、2,3,3’4,4’5’−ヘキサヒドロキシベンゾフェノン等)、メチルガレート、エチルガレート、プロピルガレート、エモジン、フスチオン、クリソファノール、オブッシフォリン、オブツシン、アロエエモジン(アントラキノン類)、アピゲニン、ローズマリー酸、カフェー酸、ルブロフサリン、ノルルブロフサリン(ナフトロピン誘導体)、トラクリソン、トララクトン、トロキサクリソンなどが好ましく、特にフラバノール、アピゲニン、エモジン、アロエエモジン、ガリック酸が、分子量が170〜270と小さく、加熱により揮散し易く、昇華する物質もあり、消臭効果を発揮しやすい為、好ましい。これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0009】
また、ポリフェノール系物質には、タンニンと呼ばれるものがあるが、そのうちでも「加水分解性タンニン」は分解によりガリック酸とブドウ糖になるため、加熱によってこのような分解物を生じる可能性のあるタンニン、例えば、タンニン酸、ゲンノショウコ、チョウジなども用いられる。
【0010】
本発明の抗菌消臭剤に用いられる抗菌成分は、パラクロロフェノール、クロロフェン、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、パラクレゾール、オルトクレゾール、メタクレゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2−メチル−3−クロロフェノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノール、イソプロピルメチルフェノール、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、パラクロロフェニル−3−ヨウ化プロパギルフォルマール、2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、2,4,4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニル、8−キノリノール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、α−ブロモシンナムアルデヒド、α−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、テトラクロロイソフタロニトリルであり、好ましくは、薬剤としての適度な揮散性、持続性等を考慮すると、分子量250以下のパラクロロフェノール、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、パラクレゾール、オルトクレゾール、メタクレゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2−メチル−3−クロロフェノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノール、イソプロピルメチルフェノール、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、8−キノリノール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール等が、さらに、経口毒性等の安全性を考慮すると、オルトフェニルフェノール、メタクレゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2−メチル−3−クロロフェノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、イソプロピルメチルフェノール、8−キノリノール、安息香酸ナトリウム、2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール等が用いられる。
また、消臭効果をも併せ持つもの、例えば、ヒノキチオール等の植物精油、ハッカ、ローズマリー、ユーカリ、ラベンダー、ティーツリー、ジャスミン、ネロリ、ゼラニウムなども用いられる。
これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0011】
また、本発明の抗菌消臭剤においては、必要に応じ、その組成成分の臭気や、悪臭物質の臭気をマスキングするため、香料を添加配合してもよい。香料の例としては、リモネン、ゲラニオール、ピネン、シトロネラール、ミルセン、バニリン、フェネチルアルコール、酢酸ゲラニル、サリチル酸ベンジル、リナロール、ローズ油、レモン油、ジャスミン油、スペアミント油、酢酸イソペンチル、ターピノレン、ターピネン、フェランドレン、カリオフィレン、フェルネセン、ジフェニルメタン、ヘキセノール、デセノール、ウンデセノール、ノナジエノール、ネロール、ヒドロキシシトロネロール、ジヒドロミルセノール、ボルネオール、イソプレゴール、ファルネソール、ネロリドール、4−イソプロピルシクロヘキサノール、ジメチルベンジルカルビノール、1−メチル−1−メトキシシクロドデカン、ベンジルイソオイゲノール、トリメチルヘキシルアルデヒド、イソシクロシトラール、メチルノニルケトン、フラクトン、エチレンブラシレート、6−アセチルヘキサテトラリンなどが挙げられる。中でも、香料と消臭成分の機能、すなわちマスキングと消臭効果を併せ持つもの、例えばヒノキチオールのような植物精油等を含有させるのがよい。
これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0012】
本発明の抗菌消臭剤において、各成分の配合割合は、使用目的、用途等により変動するが、一般的には抗菌成分と消臭成分との相互間で、モル比で、抗菌成分:消臭成分=1:2〜2:1の範囲で選ばれる。
【0013】
本発明の抗菌消臭剤を使用するに際しては、化学反応による発熱を利用して薬剤成分を間接的に加熱するのがよい。
すなわち、本発明の抗菌消臭剤を用いて消臭除菌するには、抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分を屋内、室内、畜舎、鶏舎内に揮散させ、消臭除菌する方法が一般的であり、好ましくは、抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分を車内に揮散させ、消臭・除菌する方法や、抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分をエアコンやその通風路内に揮散させ、消臭・除菌する方法が用いられる。
【0014】
その際、用いられる反応熱は、化学反応により発生する発熱であり、中でも酸化カルシウムと水との反応熱が好ましい。
化学反応により発熱する発熱物質としては、例えば酸化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化鉄等水を添加するだけで発熱反応する加水発熱型のもの、空気中での酸化反応で発熱する空気酸化発熱型のものなどが挙げられ、中でも酸化カルシウムが、十分な加熱温度が得られるので好ましい。
【0015】
間接的に加熱するのを、例えば、加水発熱型の発熱物質を用いた場合について具体的に説明すると、以下のとおりである。
すなわち、抗菌剤や、消臭剤等の薬剤は粒状の形態で用いられ、金属等の伝熱材製の容器、例えばアルミ缶等の金属缶などの中に収容される。該容器は、上面が開放されているか、あるいは上部、例えば着脱自在の天板部等に外気と連通する適当な開口を有し、また、少なくとも底部が空間部を有する二重構造に形成され、底部側面は発熱物質や水を供給しうる開口端部を有する供給部に連接され、底部の空間部に発熱物質を供給部から入れ、さらに水を供給部から入れると、発熱反応が起こり、この熱は容器の壁、例えば底壁等を通して粒状薬剤に伝達され、このようにして粒状薬剤は間接的に加熱される。
加熱された粒状薬剤は揮散され、容器開口から放散される。
【発明の効果】
【0016】
本発明の抗菌消臭剤によれば、燃焼によらない間接的な加熱で容易に揮散でき、使用時の人体への危険も回避できる上に、抗菌性、抗菌持続性、消臭性、消臭持続性のいずれにも優れるという顕著な効果が奏される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
次に実施例により本発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明はこれらの例により何ら限定されるものではない。
なお、各例において、抗菌消臭剤の各成分の配合割合はモル基準のものである。
【0018】
実施例1〜4
各成分を表1に示す配合割合で混合して抗菌消臭剤試料を調製した。
各試料について以下の各種試験を行い、評価した。その結果も表1に示す。
【0019】
【表1】

比較例1〜4
【0020】
各成分を表2に示す配合割合で混合して比較のための抗菌消臭剤試料を調製した。
各試料について以下の各種試験を行い、評価した。その結果も表2に示す。
【0021】
【表2】

【0022】
(抗菌性)
各試料を、大腸菌を接種した普通寒天培地及び黒麹黴胞子懸濁液を接種したポテトデキストロース寒天培地とともに容器内に封入し、30℃で3日間放置した後、開封して微生物の繁殖状態を目視で確認し、以下の基準で評価した。なお、各培地の寸法形状は互いに全く同じである。
○ 繁殖せず
△ 少数繁殖(両培地の全表面積に対するコロニー面積が50%を超えないコロニーを認める)
× 多数繁殖(両培地の全表面積に対するコロニー面積が50%を超えるコロニーを認める)
【0023】
(抗菌持続性)
予め25℃の室内にて2週間放置させた各試料を、大腸菌を接種した普通寒天培地及び黒麹黴胞子懸濁液を接種したポテトデキストロース寒天培地とともに容器内に封入し、30℃で3日間放置した後、開封して微生物の繁殖状態を目視で確認し、以下の基準で評価した。なお、各培地の寸法形状は互いに全く同じである。
○ 繁殖せず
△ 少数繁殖(両培地の全表面積に対するコロニー面積が50%を超えないコロニーを認める)
× 多数繁殖(両培地の全表面積に対するコロニー面積が50%を超えるコロニーを認める)
【0024】
(消臭性)
上記抗菌性評価試験後の容器中に発生した悪臭分濃度をガス検知管にて測定し、この濃度について、各試料を用いない他は上記抗菌性評価試験と同様にして比較した場合の同様の悪臭分濃度に対する割合を消臭率として求め、以下の基準で評価した。
○ 消臭率 80%以上
△ 消臭率 40%以上80%未満
× 消臭率 40%未満
【0025】
(消臭持続性)
上記抗菌持続性評価試験後の容器中に発生した悪臭濃度をガス検知管にて測定し、この濃度について、各試料を用いない他は上記抗菌持続性評価試験と同様にして比較した場合の同様の悪臭分濃度に対する割合を消臭率として求め、以下の基準で評価した。
○ 消臭率 80%以上
△ 消臭率 40%以上80%未満
× 消臭率 40%未満
【0026】
以上より、実施例では抗菌性、抗菌持続性、消臭性、消臭持続性のいずれにも優れているのに対し、比較例ではこれらの少なくとも一つが悪い結果となることが分かる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パラクロロフェノール、クロロフェン、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、パラクレゾール、オルトクレゾール、メタクレゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2−メチル−3−クロロフェノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノール、イソプロピルメチルフェノール、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、パラクロロフェニル−3−ヨウ化プロパギルフォルマール、2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、2,4,4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニル、8−キノリノール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、α−ブロモシンナムアルデヒド、α−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、及びテトラクロロイソフタロニトリルの中から選ばれた少なくとも1種の抗菌成分と50℃〜350℃の温度範囲内にて揮散する、分子量400以下のポリフェノール系物質からなる消臭成分とを含有することを特徴とする抗菌消臭剤。
【請求項2】
さらに香料を含有する請求項1記載の抗菌消臭剤。
【請求項3】
請求項1又は2記載の抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分を屋内、室内、畜舎、鶏舎内に揮散させ、消臭・除菌することを特徴とする抗菌消臭方法。
【請求項4】
請求項1又は2記載の抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分を車内に揮散させ、消臭・除菌することを特徴とする抗菌消臭方法。
【請求項5】
請求項1又は2記載の抗菌消臭剤を反応熱により間接的に加熱して消臭成分及び抗菌成分をエアコンやその通風路内に揮散させ、消臭・除菌することを特徴とする抗菌消臭方法。
【請求項6】
反応熱が、酸化カルシウムと水との反応熱である請求項3〜5のいずれかに記載の抗菌消臭方法。

【公開番号】特開2008−29781(P2008−29781A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−227144(P2006−227144)
【出願日】平成18年7月28日(2006.7.28)
【出願人】(000197975)石原薬品株式会社 (83)
【Fターム(参考)】