説明

拡張ベイ収納装置

【課題】コンピュータの記録装置を収納する装置を従来のデッドスペースを活用して提供する。
【解決手段】 コンピュータの未使用拡張ベイの蓋を取り外し、レールを固定板に拡張ベイ内部から取り付ける。そして出来た空間に引き出し36を取り付ければ引き出しつきの拡張ベイとなる。また、拡張ベイに合わせた棚を設ける。以上のように拡張ベイの規格に合わせた大きさの収納を提供することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータの拡張ベイに取り付ける収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のコンピュータの拡張ベイは3.5インチ、5.25インチなど数種類ありますがそれぞれ規格が統一されています。未使用拡張ベイは前面に蓋を取り付けられており内部空間は使用されていません。
【0003】
以下、図1により従来のコンピュータの筐体について説明します。図において、1には内蔵型ドライブが取り付けられて有効に活用されているが、2は拡張ベイとして後に何らかの内蔵型ドライブを増設するためにあるが、そのままでは使用されていません。
【0004】
現在市販されているコンピュータの拡張ベイには図4の3のように筐体内部にある拡張ベイを固定するための左右の金属板があります。この金属板は内蔵型ドライブを両側から挟んであり、この金属板に雄ねじを外から付けて内蔵型メディアドライブを固定するもので、以下固定板と呼ぶこととします。この固定板の中には図16の43のように一部を切り曲げて内蔵型ドライブを取り付けたときには下から支えるフックとなっているものがありますが、引き出しのように頻繁に出し入れするものを取り付けてはいません。
【0005】
また、複数台のハードディスクを増設する装置には図14の様に長いフックを用いて増設するハードディスクを出し入れできるようになっているものがありますが、使用するハードディスクの台数を増やすためのものであり、使用しないものを収納しておくためのものではありません。
【発明の表示】

【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上に述べたようにコンピュータの使用されていない拡張ベイはその内部がデッドスペースがとなっています。
【0007】
一方、コンピュータを使用するには取り外すことの出来るハードディスク、CD、DVD、ブルーレイ、USBメモリ等の記録媒体を必要とすることもありますが、コンピュータの周辺に置いておくか、専用のラック等に収納することが多いです。
【0008】
特開平11−124938号公報に記されている引き出し式拡張スロットにおいては、拡張スロットを取り付ける部分を取り出せるようにして、そこを収納として使用できると記述してありますが、むき出しの電気回路である拡張スロットを装着していなければ物を置くことができる空間があるというのみで、収納のための何らかの装置を取り付ける事は書かれていない上に、拡張ベイについての記述はなく、さらにコンピュータの筐体のレイアウトを変更しており、従来のコンピュータの筐体には適用できません。
【0009】
また、特開平8−137631号公報には複数のハードディスクを取り付け、使用する装置においては拡張ベイに複数ハードディスクを活用できる『スロット』を取り付けることを述べていますが、その場で使用しない状態として収納することは記述されていません。その上、電源を繋ぐためにスロットの軌道を統一させる必要があり、スライドレールを用いており、活用できる体積が小さくなっています。
【課題を解決するための手段】
【0010】
図1の使用していない横長の拡張ベイ2の蓋を取り外し、図3の形のレールを拡張ベイの内側から左右に取り付け、図8の引き出しを取り付ければ図10のようになり、引き出しにものを収納できます。後で述べていますがレールには形状や取り付け方から種類がありますが、これらの総称としてレールと呼びます。図3のレールには4本の雄ねじをつけていますが、雄ねじの数は拡張ベイの規格(5.25インチや3.5インチなど)に依存します。引き出し前面の一部を切り取り取っ手としています。
【0011】
図2の2のように縦長の拡張ベイには図11の形のレールを拡張ベイの内側から上下に取り付け、図29の形の引き出しを取り付ければ図13のようになります。引き出し前面の一部を切り取り取っ手としている他、引き出し側面も切り取ることで中のものを取り出しやすくしてあります。
【0012】
図24、図25のように拡張ベイに収納用の棚を取り付けます。棚の形状は拡張ベイが縦長・横長であるかに依存しません。本発明は以上の構成よりなる拡張ベイ収納装置です。
【発明の効果】
【0013】
コンピュータの形状にもよりますが、図10、図13のように、拡張ベイに収納を取り付ければCD、DVD、ブルーレイ等のディスクやUSBメモリ等の記録媒体を入れておく場所として使い勝手がよく、ディスクを使用する内蔵型ドライブとも近い場所にあるのでディスクの交換も楽に出来ます。
【0014】
内蔵型ドライブと同じサイズのディスクに対応した収納ができるので、収納スペースに無駄がありません。
【0015】
既存のコンピュータにも開いている拡張ベイがあれば取り付けることが出来ます。
【0016】
構造が簡単であり、収納器具を取り外して内蔵型ドライブを取り付けることもできます。
【実施例1】
【0017】
初めに現存する横長の拡張ベイに引き出しを取り付けることから述べます。
【0018】
図3の形のものを用意します。これはこの上を引き出しが滑るようにするもので、後付型レールと呼ぶことにします。これはスライドレールとは異なり、この上を引き出しが滑るだけのものです。
【0019】
後付型レールは左右一対で、それぞれが3枚の板と雄ねじで図3のように構成されます。11が雄ねじ、12が固定板に内部から接する部分、13の上を引き出しがスライドします。14はストッパーで、これ以上引き出しが奥に行かないようにするものです。右側の12の裏にも左側と同様に雄ねじ11があります。後付型レールの雄ねじの数は拡張ベイの規格に依存します。
【0020】
後付型レールは、拡張ベイのサイズに合わせてあります。雄ねじ11は拡張ベイのねじ穴に合わせた位置にあり、取り付けたとき13の引き出しをスライドさせる部分は図16のフックとして曲げた部分43と同じ高さにくるようにしておきます。ストッパーの14位置は拡張ベイの奥行きに合わせてあり、拡張ベイの規格に対応して取り付けることができます。
【0021】
後付型レールを拡張ベイの内側に取り付けます。図5が向かって左側の固定板と後付型レールを外から見た図です。3が固定板で、波線で書かれた4が後付型レールです。内蔵型ドライブを固定するための固定板のねじ穴から雄ねじを通し外から雌ねじ21で固定します。図5では固定板のねじ穴は前後に長い形のものを表していますが、円形のねじ穴に対してもそのまま取り付けることが出来ます。
【0022】
拡張ベイ内側から固定板に後付型レールを当て、雄ねじ11を固定板の外に出し、外から雌ねじで固定します。この際図5のように後付型レールの4つの雄ねじ11の位置が固定板のねじ穴の前後の端いずれかに対応するようにしておけば、雌ねじの閉め方が緩くても後付型レールが前後にずれることが無くなります。これは、少なくともどれか1つは前の部分に対応し、少なくともどれか1つは後ろの部分に対応するという意味です。図5では右側がコンピュータの前側にあたるので、奥の雄ねじ22がねじ穴の後側ぎりぎりにあり、手前の雄ねじ23がねじ穴の前側に対応しています。これは少なくとも1つの雄ねじがねじ穴の前側に対応し、かつ少なくとも1つの雄ねじがねじ穴の後側に対応していれば後付型レールがずれることはありません。もしもねじ穴が円形であれば、ねじ穴の端ぎりぎりを考えることもありません。
【0023】
向かって左側の後付型レールを取り付ける様子が図4です。取り付ける際に11の雄ねじは固定板の(通常は内蔵型ドライブを固定するときに使う)ねじ穴に合わせた位置に取り付けてあります。
【0024】
左右の後付型レールを取り付けると図6のようになり、図8にある引き出し部分を差し込むと図10のようになります。
【0025】
図8の引き出しは、直方体で上面が何もない形状です。ただし側面についた突起34が外に突き出していれば、(その部分の拡大図が図9)引き出しを奥まで入れたときに蓋のフックの引っかかる部分(図6の33、この部分の拡大したものが図7)に対応した位置にあり、引き出しが不意に飛び出してこないようになります。
【0026】
正面からみた固定板と後付型レールと引き出しの関係が図20です。52が左右の固定板の間隔で、引き出しの幅は51となります。拡張ベイに取り付ける内蔵型ドライブの高さも54の長さまで取り付け可能ですが、引き出しの高さは53までとなります。したがって、引き出しの横幅と高さは、取り付ける拡張ベイの規格より若干小さくなります。
【0027】
引き出し部分で、図8図では前面の一部を切り取ることで取っ手としていますが、取っ手の形状は一般の引き出しに準じて変更できます。他の例でも引き出しの取っ手は一般のものに準ずることとします。
【実施例2】
【0028】
次に縦長の拡張ベイに引き出しを取り付ける場合について述べます。
【0029】
図11の形のものを用意します。実施例1と同様に既存の製品に取り付けるので後付型レールと呼ぶこととします。これは上下一対をなし、取り付けは横長の拡張ベイの場合と同様です。図12で下のパーツの取り付けを表しています。雄ねじの数は実施例1の場合と同様に拡張ベイの規格に依存します。
【0030】
実施例1の左右一対のレールでは下から支える部分13がありましたが、縦長の拡張ベイの場合は上下にレールを取り付けるので、15の部分が引き出しの動きを前後のみに制限しています。また、11の雄ねじは拡張ベイのねじ穴に対応してあります。
【0031】
取り付け方は実施例1のときと同様で、固定板のねじ穴から雄ねじを出して外から雌ねじで固定します。左右が上下に変わっており、レールは上下一対でも下側のみでも構いません。
【0032】
ここに図13のように、直方体で上面の開いている縦長の引き出しを取り付けます。引き出しの前面の一部を切り取り取っ手としている他に、側面も一部を切り取ることで内容物の出し入れをしやすくなります。これは主にディスクを収納することを前提としているためであり、引き出しの側面は左右非対称でも構いません。図13では前面と側面の切り取った部分が繋がっていますが、離れている場合もあります。
【0033】
引き出しの下面の蓋のフックを引っかけていた箇所33に対応する部分に突起をつけておけば、コンピュータが傾いても引き出しが出てくることを防ぐことが出来ます。
【実施例3】
【0034】
図23のように前の空いたほぼ直方体の棚で、上下の面をやや分厚くしたものを用います。この外寸は内蔵型メディアドライブと同じものであり、大きさと形については前面に何もなく内部が空洞の内蔵型ドライブだと言えます。ただし、内寸はディスクのケースの大きさの規格に合わせた奥行きにして、ディスクを取り出しやすくします。
【0035】
内蔵型メディアドライブと同様の位置に上下にねじ止め用の穴61をつけておきます。図では上面しか見えていませんが、下面にも同様の穴があります。
【0036】
この棚を内蔵型メディアドライブと同様に拡張ベイに取り付けます。ただし、内部を利用する目的のため、外側から取り付けるねじは内部にはみ出さない長さとします。そのために棚の上下の面を厚くしてあります。また、棚の内側の色と材質をコンピュータの筺体と揃えれば一体感が出ます。
【0037】
図24が縦長の拡張ベイに取り付けたときの全体図です。
【0038】
拡張ベイが横長の場合も、全く同じ形状の図23の棚を横にして取り付ければ図25のようになります。
【0039】
棚の場合も引き出しと同様に、後から収納の部分に何らかのドライブを付け替えることができます。
【実施例4】
【0040】
初めから拡張ベイに引き出しを取り付けることを前提としたコンピュータの拡張ベイについて説明します。
【0041】
図26にあるように、固定板には通常の内蔵型ドライブを固定するためのねじ穴71の他にねじ穴72を開けておきます。
【0042】
図15の形のものを用意します。これはコンピュータの筐体に初めから取り付けておくもので、先付型レールと呼ぶこととします。先付型レールは図3の後付型レールと異なり、内蔵型ドライブを固定するためのねじ穴41があり、図27のように固定板に取り付けたときに固定板のねじ穴71と重なるようにしておきます。
【0043】
図27にあるように先付型レールの取り付けには図15の雄ねじ42を固定板のねじ穴72に通し、外から雌ねじで固定します。
【0044】
引き出しを取り付ければ図10のようになります。図の見た目は後付型レールのときと同じですが、引き出しの前面部分とコンピュータの筐体との色と材質を統一すれば一体感が出ます。
【0045】
図21の上段が通常の拡張ベイに後付型レールを取り付けたときの前面から見た図で、図3の12のレールの固定板に接する部分と図3の13のレールの引き出しを滑らせる部分の幅を極端に大きくして分かり易くしてあります。51が引き出しの幅で、52が左右の固定板の間隔です。レールの固定板に接する部分12の厚さだけ拡張ベイの横幅より引き出しを小さくすることになり、レールの引き出しを滑らせる部分13の厚さだけ拡張ベイの高さより引き出しを小さくすることになっています。
【0046】
先付型レールをつけるコンピュータには、引き出しを取り外して内蔵型ドライブを取り付ける際に簡単に作業が出来るように拡張ベイのサイズを広げておくことで取り換え作業を簡単にすることができます。ただし、先付型レールのストッパー部分14は内蔵型ドライブを取り付けた際にケーブルの接続の邪魔にならないように細くしてあります。図15では分かり易くするために引き出しを滑らせる部分13よりも出ている部分を短くしてあります。
【0047】
図21の下段は先付型レールを取り付けることを前提として従来の規格より大きくしたもので、レールを取り付けたときに引き出しの幅と高さが拡張ベイの規格に一致するようにしてあります。左右の固定板の間隔を55にすると52が引き出しの幅になり、拡張ベイの高さを56にすると引き出しの高さが54になり、引き出しのサイズがそのまま内蔵型ドライブのサイズに一致します。
【0048】
前の段落の拡大により引き出し部分を取り外しただけで内蔵型ドライブを取り付けることが出来ます。これは先付型レールをつけたままで内蔵型ドライブを取り付け可能になり、取り付け作業の簡略化になります。レールのねじ穴41と固定板のねじ穴71はともに引き出しの位置に内蔵型ドライブを取り付けた際に外からねじで固定できる位置にしておきます。ねじ穴41は拡張ベイの規格に対応してあり、図15では4つ開いていますが、拡張ベイの規格によっては異なる数になることもあります。
【実施例5】
【0049】
縦長の拡張ベイに対しても実施例4と同様にはじめから引き出しをつけておくことが出来ます。
【0050】
レールは図17の形状で、固定板は図26と同じ形で横になっています。拡張ベイのサイズは実施例4の場合と同様に拡張してあると便利です。図30に示しましたが、実施例4の縦と横が入れ替ったものです。
【0051】
取り付ける引き出しは実施例2と同様の形状です。
【0052】
実施例4と同様に筐体と引き出しの色と材質を揃えることで一体感が出ます。
【実施例6】
【0053】
これまでに述べたレール以外のレールの付け方がありますので、まとめて述べていきます。
【0054】
横長の拡張ベイに図18の形状の引き出しを滑らせる部分13とストッパー14のみからなるものを固定板に接着剤・溶接・その他の手段で固着することでレールとなります。これを固定型レールと呼ぶことにします。
【0055】
45の部分を固定板に垂直に固着します。引き出しを滑らせる部分13とストッパー14は先付型レールをつける場合と同じ位置にくるようにつけます。
【0056】
拡張ベイのサイズはレールの固定板に接する部分12が存在しないので、左右の固定板の間隔は図20の52のように従来の規格のままとします。高さは図21の56の長さを確保します。固定型レールは取り外すことが出来ないため、必ずレールがついた状態で、内蔵型ドライブを取り付けることが出来るようにします。
【0057】
縦長の拡張ベイには図19の形状の固定型レールを固着することで、引き出しを取り付けることが出来ます。横長の拡張ベイのケースと同じく45の部分を固定板に固着します。この45の部分は図19では上のパーツの上面と下のパーツの下面の見えない部分です。引き出しを滑らせる部分13とストッパー14が先付型レールの場合と同じ位置になるようにします。
【0058】
図22にあるように固定板の一部を切り曲げる方法でレールの役割を果たします。これをフック型レールと呼ぶことにします。これはディスクアレイシステムを用い複数台のハードディスクを増設する装置にみられる方法ですが、図14には58のストッパー部分がなく、奥まで差し込んで端子を接続するようになっていることが異なっています。
【0059】
縦長の拡張ベイには図28にあるように固定板の一部を切り曲げる方法でフック型レールとします。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】 拡張ベイが横長なコンピュータの筐体の斜視図。
【図2】 拡張ベイが縦長なコンピュータの斜視図。
【図3】 横長の拡張ベイに取り付ける後付型レールの斜視図。
【図4】 横長の拡張ベイに後付型レールを取り付ける様子の斜視図。
【図5】 向かって左の固定板に後付型レールを取り付ける様子の全体の斜視図。
【図6】 横長の拡張ベイに後付型レールを取り付けたときのコンピュータの斜視図。
【図7】 横長の拡張ベイに後付型レールを取り付けた状態の拡張ベイ部分の前面の拡大図。
【図8】 横長の拡張ベイに取り付ける引き出しの斜視図。
【図9】 横長の拡張ベイに取り付ける引き出しの突起部分の拡大図。
【図10】 拡張ベイが横長なコンピュータの筐体に引き出しを取り付けたときの斜視図。
【図11】 縦長の拡張ベイに取り付ける後付型レールの斜視図。
【図12】 縦長の拡張ベイに後付型レールを取り付ける様子の斜視図。
【図13】 拡張ベイが縦長なコンピュータの筐体に引き出しを取り付けたときの斜視図。
【図14】 複数のハードディスクを増設する装置につけられた固定板の一部を切り曲げて作られたレールの斜視図。
【図15】 横長の拡張ベイにつける先付型レールの斜視図。
【図16】 固定板のみを取り出した斜視図。
【図17】 縦長の拡張ベイにつける先付型レールの斜視図。
【図18】 横長の拡張ベイに固着させる固定型レールの斜視図。
【図19】 縦長の拡張ベイに固着させる固定型レールの斜視図。
【図20】 横長の拡張ベイの固定板にレール、引き出しを取り付けた際の正面図。
【図21】 横長の拡張ベイの固定板の間隔と高さで後付型と先付型とのサイズを比較した正面図。
【図22】 横長の拡張ベイの固定板の一部を切り曲げて長いフックをレールとしたもので、引き出し用にストッパーを付けたものの斜視図。
【図23】 縦長の拡張ベイに取り付ける棚の斜視図。前面は開いている。
【図24】 縦長の棚を取り付けたコンピュータの斜視図。
【図25】 横長の棚を取り付けたコンピュータの斜視図。
【図26】 先付型レールを取り付けるための穴を備えた固定板の斜視図。
【図27】 先付型レールを取り付けるための穴を備えた固定板にレールを取り付ける際の斜視図。
【図28】 縦長の拡張ベイの固定板の一部を切り曲げて長いフックをレールとしたもので、引き出し用にストッパーを付けたものの斜視図。
【図29】 縦長の拡張ベイに取り付ける引き出し部分の斜視図。
【図30】 縦長の拡張ベイの固定板の間隔と高さで後付型と先付型とのサイズを比較した正面図。
【符号の説明】
【0062】
1…内蔵型ドライブ、
2…従来の未使用拡張ベイ。
3…固定板。
4…後付型レール(向かって左側につける部分)
11…後付型レールにつけた雄ねじ、
12…レールの固定板に接する部分、
13…レールの引き出しを滑らせる部分、
14…レールのこれ以上引き出しが奥に行かないようにするためのストッパー。
15…レールの引き出しの動きを規制する部分。
21…後付型レールの雄ねじを外から固定する雌ねじ。
22…固定板のねじ穴の奥側いっぱいに対応する位置についた後付型レールの雄ねじ、
23…固定板のねじ穴の手前側いっぱいに対応する位置についた後付型レールの雄ねじ。
31…拡張ベイに内蔵型ドライブを取り付けているねじ(外から雄ねじをつけている)、
32…拡張ベイに取り付けた後付型レールの雄ねじを外から雌ねじで固定している箇所、
33…蓋のフックを引っかけていた窪み。
34…引き出しについた突起、
35…引き出しの取っ手部分(ここでは前面の一部が切り取られた形状としている)。
36…横長の拡張ベイ用の引き出し。
37…縦長の拡張ベイ用の引き出し。
41…先付型レールの拡張ベイの規格に対応した位置に空けたねじ穴、
42…先付型レールを取り付けるための雄ねじ。
43…横長の拡張ベイの固定板の一部を切り曲げて作ったフック。
45…固定型レールの固定板に固着させる部分。
51…横長の拡張ベイに取り付ける引き出しの横の長さ、
(レ−ルの固定板に接する部分の厚さを引いた部分の長さ)
52…横長の拡張ベイの横の長さ、
53…横長の拡張ベイに取り付ける引き出しの高さ、
(レールの滑らせる部分の厚さを取り除いた部分の長さ)
54…横長の拡張ベイの高さ、
55…横長の拡張ベイで、先付型レールをつけるために拡大した左右の固定板の間隔、
56…横長の拡張ベイで、先付型レールをつけるために伸ばしたときの高さ。
57…固定板の一部を切り曲げて造ったレールの引き出しを滑らせる部分。
58…固定板の一部を切り曲げて造ったレールのストッパー部分。
59…固定板の一部を切り曲げることで出来た穴。
61…拡張ベイに取り付ける棚を固定するねじ穴(内蔵型ドライブと同じ位置にある)。
62…拡張ベイに取り付けられた棚(縦長でも横長でも同じ形)。
71…固定板に空けたねじ穴(内蔵型ドライブを固定するためのもの)、
72…先付型レールをとりつけるための固定板のねじ穴。
80…縦長の拡張ベイに取り付ける引き出しの横幅、
(レ−ルの引き出しの動きを規制する部分の厚さを引いた部分の長さ)
81…縦長の拡張ベイの横の長さ、
82…縦長の拡張ベイで、先付型レールをつけるために伸ばしたときの横の長さ、
83…縦長の拡張ベイの高さ、
84…縦長の拡張ベイで、先付型レールをつけるために拡大した上下の固定板の間隔。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納装置を取り付けたコンピュータの拡張ベイ。
【請求項2】
請求項1で筺体と色と材質を揃えた収納装置を取り付けたコンピュータの拡張ベイ。
【請求項3】
コンピュータの拡張ベイに取り付けることのできる収納装置。
【請求項4】
コンピュータの拡張ベイに取り付けることのできる引き出しを滑らせるレール。
【請求項5】
請求項3においてレールの上を滑る引き出しからなる収納装置。
【請求項6】
コンピュータの拡張ベイに引き出しを滑らせるためのレールを設け引き出し取り付けた収納装置つき拡張ベイ。
【請求項7】
コンピュータの拡張ベイに棚を取り付けた収納装置つき拡張ベイ。
【請求項8】
コンピュータの拡張ベイに取り付けることができる棚の収納装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【公開番号】特開2010−287197(P2010−287197A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−159293(P2009−159293)
【出願日】平成21年6月13日(2009.6.13)
【出願人】(509189237)
【Fターム(参考)】