説明

指圧球入り室内用はきもの

【課題】指圧球入り室内用はきものに関し、足裏マッサージ機器において使用場所を選び、固い器具で決まった状態で使用する不便さを改善した指圧球入り室内用はきものを提供する。
【解決手段】布地又は通気性柔軟素材で作るはきもの底面を二重にし、その空間に適度な硬度を有する合成ゴムほか球体を挿入して指圧球入り室内用はきものを構成する。二重底の中に挿入した球体が、足指及びかかとに回り込まないよう縫い目4,5でとじた底面とする。該はきものを履いて足を動かし球体を踏み転がすと、遊動する球体が土踏まずを中心に足裏随所を好み通りにマッサージでき、年寄りや病人は寝たままこの指圧球入り室内用はきものを履き、ひざを立てているだけで自然に足の重みで指圧、下半身の血流を促す効果を生み、邪魔にならずどこでも簡単に使用できる効果がある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は足底面を二重にして、その空間に一個からそれ以上の球体を挿入した指圧球入り室内用はきものに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から木の玉を板に埋めた足つぼ健康器がある。
公開特許公報(A)
特開平7−328095
公開日 平成7年12月9日
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来のような形状のものは木や固い素材である。
また部分的に決めたところを指圧するもので、限られた場所での使用に不便を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決するための請求項1の発明は、布地又は通気性柔軟性を有する素材を使用、足底部を二重にして、空間に適度な硬度と軟性を持つ合成ゴム球ほか球体を挿入する。
この指圧球入り室内用はきものを履いて、足をすり合わせるとき、球体が土踏まずを中心に足裏全体を指圧マッサージ、また遊動しやすい球体においては素材を選ばない。
以上のように構成された指圧球入り室内用はきもの。
【0005】
請求項2の発明は、足底部に挿入した球体の遊動と足運動を容易にするため、つま先にギャザーとふくらみをつけた指圧球入り室内用はきもの。
【発明の効果】
【0006】
本発明は腰掛時や座位はもちろん寝床の上に寝ている状態にあっても、球体に足を乗せゴロゴロ踏みながら足裏全体を自在に指圧できる。そのまま腰の下や背中に敷いて指圧効果、スリッパ形のはきもの等すべてに応用可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は指圧球入り室内用はきものつま先に、足運動で球体を転がす際のゆとりとしてギャザー及びふくらみを入れ、足のすり合わせ運動中のずれを防止するため、紐で足首を結んだ正面図である。
【0008】
図2は二重底の中に挿入した球体が、足指及びかかとに回り込まないよう、縫い目でとじた底面図である。
【0009】
図3は指圧球入り室内用はきもの実施側面図である。
【産業上の利用可能性】
【00010】
本発明に関わる指圧球入り室内用はきものは、土踏まずを中心に足裏全体を自在に指圧下半身の血流をよくする。簡便で老若男女やベッドで過ごす弱者など需要多く、量産可能である。デスクワーク腰掛以外寝床にいても、足裏で踏み転がすことにより好みに応じて指圧マッサージ効果を得られる。外出旅行携帯に便利で邪魔にならない。仰臥中背中や腰に当て、こりをやわらげる使い方も可能にする。
【図面の簡単な説明】
【00011】
【図1】 本発明の正面図である。
【図2】 本発明の底面図である。
【図3】 本発明の指圧球入り室内用はきもの実施例を示した側面図である。
【符号の説明】
【0012】
1 つま先のゆとりギャザー
2 穿き口にゴム
3 結び紐
4 つま先球体ずれ込み防止縫い目
5 かかと球体ずれ込み防止縫い目
6 球体挿入部
7 球体挿入部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足底部を二重の袋状にして、空間に一個以上の球体を挿入したことを特徴とする指圧球入り室内用はきもの
【請求項2】
足と球体の動きを容易にするため、つま先にギャザーとふくらみを持たせたことを特徴とする指圧球入り室内用はきもの

【図1】
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【図2】
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【図3】
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