説明

振るとよく混ざる混合容器

【課題】泡立て器や箸で混ぜなくても、材料を容器に入れて振るだけでよく混ざる混合容器を提供する。
【解決手段】 容器3と、その蓋2と、蓋の容器への取り付け状態において容器の中に挿入される泡立て器1とよりなり、前記泡立て器1は、複数本の金属か樹脂かセラミックか竹の棒4で形成されていることを特徴とする混合容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、いろいろな材料を入れた後、その容器に蓋をして振ることでよく混ざる容器に関するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来、泡立てたり混ぜる時は、材料をボールに入れて泡立て器や箸でかき混ぜていた。
【0003】
本発明は、ボールや泡立て器や箸を使ってかき混ぜなくても、材料を容器に入れて振るだけでよく混ざる容器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そして、本発明は上記目的を達成するために、振った時に材料がよく混ざるように容器の蓋に泡立て器を装着したものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明の混合容器にすれば、入れた材料は振った時に容器の壁に当たるだけでなく泡立て器の中を通るため、よく混ぜることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の形態を図1〜図2に示す実施例に基づいて説明する。
【0007】
図においては、1は泡だて器で、蓋2に装着されている。3は、蓋2にぴったりあう容器である。4は金属等でできた棒である。
【0008】
以下、上記構成の動作を説明する。容器3に材料を入れた後、2の蓋をしてから振ると中の材料をよく混ぜることができる。
【産業上の利用可能性】
【0009】
上述したように本発明の混合容器は、振るだけでよく混ぜることができるとともに、ボールなど他の器具を使用することなく、この器具だけで混合することができる。
【0010】
また、例えば市販のドレッシングには品質保持のために乳化剤等が添加されているが、本発明の混合容器を使用すれば、乳化剤等を添加しなくても、振るだけで分離したドレッシングを混合することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態を示す混合容器の外観図
【図2】泡立て器が装着された蓋の外観図
【符号の説明】
【0012】
1 泡立て器
2 蓋
3 容器
4 金属等の棒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器と、その蓋と、蓋の容器への取り付け状態において容器の中に挿入される泡立て器とよりなり、前記泡立て器は、複数本の金属か樹脂かセラミックか竹の棒で形成されていることを特徴とする混合容器。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−36366(P2006−36366A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2005−254455(P2005−254455)
【出願日】平成17年9月2日(2005.9.2)
【出願人】(598099671)
【Fターム(参考)】