説明

振分装置

【課題】 小さな設置スペースで、かつ、機器の状態に拘わらず、物品を確実に振り分けることのできる振分装置を提供する。
【解決手段】 外部からの振分信号に従って所定の振分動作を行うことで、物品Mを3以上の方向に振り分ける振分装置3に関する。物品Mを所定の第1の水平方向に搬送するためのコンベヤ30と、前記第1の水平方向とは異なる第2の水平方向に向って物品Mを振り分けるための水平振分手段31と、前記第1の水平方向の搬送面よりも下方に向って物品Mを振り分けるための垂直振分手段34と、を備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は振分装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の振分装置としては、下記の特許文献1〜3に開示されたものがある。
【特許文献1】実開平4−081683号(図1)
【特許文献2】特開平8−244966号(要約)
【特許文献3】特開2003−54741(要約)
【0003】
特許文献1の選別機は、シュート板を上下に揺動させることで垂直面内で2方向に振り分ける。
特許文献2の振分装置は、ベルトを左右に揺動させることで水平に物品を移動させ、3方向に振り分ける。
特許文献3の振分装置は、ガイドを左右に揺動させて物品を水平の多方向に振り分ける。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、従来の装置では、多方向に振り分ける場合、基本的に1平面(水平面)内で物品を移動させる。したがって、更なる多段方向に振り分け可能とするには直列にしなければならず、設置スペースが大きくなる。
また、単に多方向に振り分けるのではなく、その振分けに優先順位を設けたい場合がある。つまり、再起動時など、振分装置や上流の検査機器の状態に拘わらず、確実に物品を振り分けたい場合がある。その場合には優先順位の高いものを確実に振り分ける必要があり、同一平面では優劣がつけづらい。
【0005】
したがって、本発明の目的は、小さな設置スペースで、かつ、機器の状態に拘わらず、物品を確実に振り分けることのできる振分装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の振分装置は、外部からの振分信号に従って所定の振分動作を行うことで、物品を3以上の方向に振り分ける振分装置であって、物品を所定の第1の水平方向に搬送するためのコンベヤと、前記第1の水平方向とは異なる第2の水平方向に向って物品を振り分けるための水平振分手段と、前記第1の水平方向の搬送面よりも下方に向って物品を振り分けるための垂直振分手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、物品の振分を水平方向と下方に行うので、振分装置をコンパクトにすることができる。そのため、装置の設置スペースを大幅に低減させることができる。
また、物品を下方に振り分けることにより、機器の状態に拘わらず、確実に振り分けることができる。さらに、下方への振り分けは、同一平面上に物品を振り分ける場合に比べ、確実、かつ、優先的に振り分けを行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明において、前記振分装置に未検査品として搬送された物品(未検査品または未検査品か否か不明の物品)を、前記垂直振分手段が前記下方に向って振り分けてもよい。
この態様によれば、未検査品を確実に振り分けることが可能である。
【0009】
本発明において、前記水平振分手段は、前記コンベヤの搬送面の上を鉛直軸線のまわりに回動するアーム状の部材を含むのが好ましい。
この態様によれば、アーム状の部材を回動させることにより、高速に振分を行うことができる。
【0010】
本発明において、前記コンベヤは上流端部のまわりに回動自在に設けられ、前記コンベヤの搬送面が概ね水平な水平姿勢と、前記搬送面が下流に行くに従い下方に傾斜した傾斜姿勢とに姿勢変更させるアクチュエータにより前記垂直振分手段が構成されているのが好ましい。
この態様によれば、コンベヤの姿勢を変更させることにより、振分の確実性が向上する。
【実施例1】
【0011】
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1〜図4は実施例1を示す。
図1に示す品質検査システムは、上流から下流にかけて、搬送装置1、検査装置2、および振分装置3を備えている。なお、検査装置2としては、たとえば、重量検出機や、金属検出機、シールチェッカなどの他に、物品の形状や色等のチェッカなどを用いることができるが、以下の説明では、検査装置2として重量検出装置を例示して説明する。
【0012】
上流の搬送装置1、検査装置2および振分装置3は、それぞれ、第1コンベヤ10、第2コンベヤ20および第3コンベヤ30を備えている。搬送される物品Mが不良品でなく、かつ、後述する未検査品でない場合、物品Mは、第1〜3コンベヤ10,20,30から下流の第4搬送コンベヤ40に連なる正常搬送ライン上を第1の水平方向X1に搬送される。
【0013】
制御の構成:
図2に示すように、前記搬送装置1、検査装置2および振分装置3は、たとえば、マイコン(マイクロコンピュータ)からなる主制御装置7に図示しないインターフェイスを介してそれぞれ接続されている。一方、主制御装置7には、本システムの機械的な動作が一旦停止した際に、再起動させるために押下される再起動ボタン70が接続されている。
各装置1〜3には、それぞれ、たとえばマイコンからなる各ローカル制御手段15,25,35が設けられている。
【0014】
搬送装置1:
搬送装置1の第1ローカル制御手段15には、前記第1コンベヤ10が接続されている。
【0015】
検査装置2:
検査装置2の第2ローカル制御手段25には、第2コンベヤ20、重量検出手段21および通過検出手段22などが接続されている。
通過検出手段22は、たとえば、光センサからなり、図1に示すように、第2コンベヤ20の上流側に設けられている。物品Mが通過検出手段22を横切ると、通過検出手段22は、物品Mの検出信号を図2の第2ローカル制御手段25に送信する。
【0016】
前記重量検出手段21は、第2コンベヤ20上を搬送される物品Mの重量検出を行うものであり、重量検出信号を第2ローカル制御手段25に送信する。
第2ローカル制御手段25は、通過検出手段22からの物品Mの検出信号を受信した後、重量検出手段21からの重量検出信号に基づき、当該物品Mの重量を算出する。第2ローカル制御手段25は、算出した当該重量が所定の許容範囲内にあるか否かの判別を行い、所定の範囲を逸脱している場合には、不良信号を主制御装置7に送信する。
【0017】
振分装置3:
図1に示すように、振分装置3の一方の側部には水平振分手段31が設けられている。主制御装置7は、検査装置2からの不良信号を受信すると、振分装置3に水平振分信号を送信し、水平振分を行わせる。すなわち、第3ローカル制御手段35が、主制御装置7からの水平振分信号を受信すると、水平振分手段31にエアの吐出を行わせることにより、第3コンベヤ30上を第1の水平方向X1に搬送中の物品Mを、斜め横方向(第2の水平方向)X2に移動させ、振分装置3の横に設けた不良品箱5内に排出することにより、該不良品を正常搬送ラインから系外に排出する。
【0018】
一方、振分装置3は、主制御装置7から垂直振分信号を受信すると、後述するタイミングで垂直振分を行う。
図3は振分装置3の概略側面図である。
図3に示すように、第3コンベヤ30は、上流端部のまわりに回動自在に設けられている。すなわち、第3コンベヤ30は、該第3コンベヤ30の上流端30oを中心に下流端30aが上下動自在に設けられており、実線で示す正常搬送状態から、二点鎖線で示す下方に傾いた傾斜状態まで姿勢変更可能である。
第3コンベヤ30は、振分装置3本体に設けたエアシリンダ(アクチュエータの一例)34のロッド34aの伸縮により、第3コンベヤ30の搬送面が概ね水平な水平姿勢(正常搬送状態)と、搬送面が下流に行くに従い下方に傾斜した傾斜姿勢(傾斜状態)とが、選択的に設定される。
【0019】
垂直振分は、第3コンベヤ30が傾斜状態に移動されることにより行われる。すなわち、傾斜状態においては、水平振分手段31のエアの吐出が停止され、一方、第3コンベヤ30の下流端30aが下方に傾くことにより、物品Mは当該下流端30aから図1の第4コンベヤ40の下方に設けた未検査品箱6内に振り分けられる。
【0020】
図2に示す振分装置3の第3ローカル制御手段35には、第3コンベヤ30、水平振分手段31および電磁弁33などが接続されている。
前記エアシリンダ34は、電磁弁33により、そのシリンダロッド34a(図3)が進退される。電磁弁33が開閉することにより、後述する所定のタイミングでエアシリンダ34が動作し、第3コンベヤ30が水平姿勢と傾斜姿勢の何れかに設定される。したがって、第3コンベヤ30、電磁弁33およびエアシリンダ34は、物品Mを異なる高さに振り分ける垂直振分を行う垂直振分手段32を構成している。
【0021】
本システムは、定常モードと振分モードとを備えている。定常モードは、物品Mが正常搬送ライン上を搬送されると共に、水平振分手段31が必要に応じて水平振分を行うモードである。一方、振分モードは垂直振分手段32により垂直振分を行うモードである。
【0022】
品質検査システムの動作:
定常モード;
定常モードでは、図1に示す第3コンベヤ30が正常搬送状態に設定される。定常モードにおいて、良品は第4搬送コンベヤ40に向って第1の水平方向X1に沿って搬送面30F上を搬送される。図2の第2ローカル制御手段25が物品Mの重量検出を行った結果、不良品であると判別すると、不良信号が主制御装置7に送信される。主制御装置7は、水平振分信号を第3ローカル制御手段35に送信し、水平振分手段31からエアを吐出させる。これにより、図1の不良品Mが第3コンベヤ30上を横方向ないし斜横方向の第2の水平方向X2に振り分けられることで、当該物品Mが系外に排出され、該不良物品Mが不良品箱5内に落下する。
【0023】
振分モード;
一方、検査装置2や振分装置3等において、エラー等が発生すると、本システムが自動または手動で停止される。この際、コンベヤ20,30上には、物品Mが残ることがある。たとえば、水平振分手段31による排出動作が完了する前に振分装置3上に不良品Mが残ったり、あるいは、この不良品Mが水平振分手段31では振り分けられない状態で残ることがある。また、未検査品Mが第2コンベヤ20上に残ったり、良品Mが第3コンベヤ30上に残ることがある。しかし、本システムが停止すると、いかなる物品Mが残っているか不明となる。したがって、本システムが停止した際に、第2および第3コンベヤ20,30上に存在する残存物品Mは優先的に取り除く必要がある。
【0024】
そこで、本システムでは、前記振分モードを設けている。
作業者が再起動ボタン70(図2)を押下して本システムを再起動させると、主制御装置7が第3ローカル制御手段35に垂直振分信号を送信して、振分モードがスタートする。以下、振分モードについて図4に示すフローチャートを用いて説明する。
振分モードがスタートすると、ステップS1に進む。ステップS1では、垂直振分手段32により、図3の第3コンベヤ30が実線で示す正常搬送状態から、二点鎖線で示す傾斜状態に移動され、ステップS2に進む。
【0025】
ステップS2では、図1の第1コンベヤ10が停止した状態で、第2および第3コンベヤ20,30が搬送動作を開始して、ステップS3に進む。図1の二点鎖線で示すように、第3コンベヤ30が傾斜状態に設定されているので、第2および第3コンベヤ20,30上に未検査品Mなどの残存物品Mが残っている場合、その残存物品Mは未検査品か否かに拘わらず、また、良品か不良品かに拘わらず、第4コンベヤ40の下方に設けた未検査品箱6内に排出される。したがって、残存物品Mは、前述の定常モードにおける水平方向X1,X2の搬送面30Fよりも下方に振り分けられ、未検査品箱6に排出される。
【0026】
図4のステップS3では、所定時間t1が経過したか否かの判別が行われる。すなわち、主制御装置(マイコン)7が計時を行い、予め設定された所定時間t1が経過した場合にはステップS4に進む。一方、所定時間t1が経過していない場合にはステップS3に戻る。
ステップS4では、第3コンベヤ30を傾斜状態から正常搬送状態に復帰させる。その後、定常モードがスタートして、第1コンベヤ10の搬送動作が開始され、新たな物品Mの検査および振り分けができるようになる。
【0027】
ここで、前記所定時間t1について説明する。ラインが停止すると、図1に示すように、第2および第3コンベヤ20,30上には、たとえば、検査装置2によって検査が行われていない未検査品Mなどの残存物品Mが残る場合がある。そこで、上流の搬送装置1を停止させ、第2および第3コンベヤ20,30のみを動作させて、第2および第3コンベヤ20,30上の未検査とおぼしき残存物品Mを全て系外の未検査品箱6内に振り分ける必要がある。したがって、第2および第3コンベヤ20,30を動作させる所定時間t1は、物品Mが第2コンベヤ20の上流端から第3コンベヤ30の下流端に到るまでの時間t1に設定されている。
このように、所定時間t1の間、第3コンベヤ30を傾斜させて振り分け動作を続行することで、未検査品(残存物品)Mの振り分けの確実性を高めることができる。
【0028】
以上のように、第2および第3コンベヤ20,30上の残存物品Mが、全て未検査品箱6内に振り分けられて排出された後、第3コンベヤ30が傾斜姿勢から水平姿勢に復帰するまでの間、上流の搬送装置1による検査装置2への物品Mの搬送が停止される。したがって、未検査品Mを含む残存物品Mを不良品とは異なる系外に確実に排出することができる。
なお、未検査品箱6に落下した残存物品Mは再度検査する。
【0029】
また、水平振分手段31および垂直振分手段32が1つの第3コンベヤ30に設けられているので、振分装置3をコンパクトにすることができる。したがって、本システム全体をコンパクトに構成することができる。
【実施例2】
【0030】
図5は実施例2を示す。
図5(a),(b)に示すように、本実施例2では、水平振分手段として、左右のアーム37L,37Rが採用されている。
図5(a)に示すように、前記アーム37L,37Rは、第3コンベヤ30の左右にそれぞれ設けられている。図5(b)に示すように、前記アーム37R(37L)は、水平姿勢の第3コンベヤ30の搬送面30Fから若干離れた上方を、鉛直軸線37aの回りに回動するように設けられている。
【0031】
前記主制御装置7(図2)からの第1または第2水平振分信号を受信すると、第3ローカル制御手段35は左右のアーム37L,37Rのうち、何れか一方を回動させ、物品Mを斜め左右の水平方向に向って振り分ける。物品Mを下流に向って右側X2に振り分ける場合には、図5(a)に示す右側の右アーム37Rの先端を左側に向って回動させ、第3コンベヤ30上に移動させる。かかる移動により、右アーム37Rは、第3コンベヤ30上の搬送経路を遮る位置に移動される。そのため、第3コンベヤ30上を搬送される物品Mが該右アーム37Rに当接し、第3コンベヤ30の斜め右側X2に振り分けられる。
一方、物品Mを下流に向って左側に振り分ける場合には、左側の左アーム37Lの先端を右側に向って回動させ、第3コンベヤ30上に移動させる。かかる移動により、左アーム37Lは、第3コンベヤ30上の搬送経路を遮る位置に移動される。そのため、第3コンベヤ30上を搬送される物品Mが該左アーム37Lに当接し、第3コンベヤ30の斜め左側X3に振り分けられる。
【0032】
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0033】
定常モードにおいて、良品は第1の水平方向X1の搬送面30F上を下流に搬送される。第3ローカル制御手段35は、主制御装置7から第1または第2水平振分信号を受信すると、当該水平振分信号に応じて、アーム37L,37Rのうち何れか一方を回動させて、物品Mを左右何れかに振り分ける。かかる振り分けにより、不良品の種別に応じて物品Mを2つの水平方向に振り分けられる。
【0034】
一方、振分モードでは、第3コンベヤ30が実線で示す正常搬送状態から、二点鎖線で示す傾斜状態に移動される。残存物品Mは、前述の定常モードにおける3つの水平方向X1,X2,X3の搬送面30Fよりも下方の高さに振り分けられ、未検査品箱6に排出される。
【0035】
なお、図6に示すように、第3コンベヤ30と共にアーム37L,37Rも傾斜状態に移動されるようにしてもよい。
また、振分モードにおいて、第3コンベヤ30が傾斜姿勢に設定される他に、図7(a),(b)に示すように、第3コンベヤ30およびアーム37L,37Rの全体が下方に移動されるようにしてもよい。また、第3コンベヤ30のみが下方に移動されてもよい。
さらに、図6および図7の振分装置3において、アーム37L,37Rの代わりに、エアを吐出する水平振分手段31を採用してもよい。
また、本発明は、前述の振分方法以外の種々の振分装置に適用することができる。他の振分方法としては、たとえば、特開2003−54741に開示されているように、アーム部材の上流端および下流端の双方を移動させる方式の振分装置に採用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本振分装置は、物品の搬送ライン等に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施例1にかかる振分装置を備えた品質検査システムの概略斜視図である。
【図2】同振分装置の機器構成図である。
【図3】振分装置の概略側面図である。
【図4】振分モードを示すフローチャートである。
【図5】実施例2にかかる振分装置の平面図および側面図である。
【図6】変形例を示す振分装置の概略側面図である。
【図7】変形例を示す振分装置の平面図および側面図である。
【符号の説明】
【0038】
3:振分装置
30:第3コンベヤ
31:水平振分手段
32:垂直振分手段
37a:鉛直軸線
37L,37R:アーム
M:物品
X1:第1の水平方向
X2:第2の水平方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部からの振分信号に従って所定の振分動作を行うことで、物品を3以上の方向に振り分ける振分装置であって、
物品を所定の第1の水平方向に搬送するためのコンベヤと、
前記第1の水平方向とは異なる第2の水平方向に向って物品を振り分けるための水平振分手段と、
前記第1の水平方向の搬送面よりも下方に向って物品を振り分けるための垂直振分手段と、
を備えた振分装置。
【請求項2】
請求項1において、前記振分装置に未検査品として搬送された物品を、前記垂直振分手段が前記下方に向って振り分ける振分装置。
【請求項3】
請求項2において、前記水平振分手段は、前記コンベヤの搬送面の上を鉛直軸線のまわりに回動するアーム状の部材を含む振分装置。
【請求項4】
請求項3において、前記コンベヤは上流端部のまわりに回動自在に設けられ、前記コンベヤの搬送面が概ね水平な水平姿勢と、前記搬送面が下流に行くに従い下方に傾斜した傾斜姿勢とに姿勢変更させるアクチュエータにより前記垂直振分手段が構成されている振分装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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