説明

携帯型防犯機

【課題】従来の通報装置は人の行動によりセンサーを踏むか触る等押圧か静電気の変化を感知して通報することになっているため事務所や倉庫等人の押圧に対しては対処できるが離れている物品の盗難等の異常には対処出来なかった。
【解決手段】防犯機の記憶部にあらかじめ通信したい複数の電話番号を携帯会社と契約設定無人になった自動車、倉庫、事務所、自宅等任意の場所に設置し踏んだりすれば通報されるようにした、また防犯機の回線切り替えによって負荷が無くなると通信されるようにして旅行鞄等の下に設置し目を離したときの盗難等に素早く対応できるように1台で2通りに使えるようにした防犯機。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は電話回線を利用して人体及び物の移動を検知通報する携帯型でセキュリティーに用いる装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の技術に玄関マット等の上を通行する人によって押圧を検出して、この検出に基づく検出信号をポケットベルや専用の受信機などに通知して侵入者の存在を知らせるシート状の防犯装置が開示されております。
【0003】
また玄関マットの内部に加圧伝導性ゴムセンサーが設けられており侵入者が玄関マットを踏むことにより検出信号を警備センターに通報する防犯用玄関マットが開示されております。
【0004】
またマットなどを踏むことにより警報音が鳴るようにした装置も開示されております。
【0005】
また検知部に人の移動により静電溶量の変化を読むことにより携帯端末やポケットベルに通信することは開示されております。
【0006】
【先行技術文献】
弁理士の先生に先願調査を依頼したら以下の条件で検索してくれました、出てきた範囲の検索結果です。

この検索コマンドから出てきた文献だそうです。
【特許文献】
【特許文献1】実開昭60−10240号 ((株)信明産業)
【特許文献2】特開平09−297893号 (山口雅信氏)
【特許文献3】特開2001−155264号(日東電工(株))
【特許文献4】特開2002−140771号(オムロン(株))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の通報装置は人の行動によりセンサーを踏むか触る等押圧か静電容量の変化を感知して通報することになっているため事務所や倉庫等無人になり離れていると物品の盗難等の異常には対処出来なかった。
【0008】
また従来のセンサーはマット状のものを利用したものである為重量物が乗った場合や衝撃に耐えられなかったし持ち運びに難点があり設置場所が限定されていた従来の防犯装置は通信場所がI個所の為家人が不在の時や携帯電話の電源が切られている場合等通信が遅れる場合がある。
【課題を解決する為の手段】
【0009】
以上のことを解決する為にケース部分の材料に樹脂のポリカーボネードを使用携帯が楽で設置場所を選ばず衝撃と重量に耐えられるようにした。
【0010】
1台の携帯型通信機の発信機記憶部にあらかじめ使用する人の希望により複数の電話番号を電話会社と契約設定し異常を感知した時複数の受信機に同時に連絡されることにより異常に対処する遅れを少なくする。
【0011】
1台の携帯型防犯機発信機えの回線切り替えにより不審者が防犯機を踏むことにより負荷が加えられた時作動する形態と防犯機の上に置いた物品が不審者によって移動され負荷が無くなった時異常を感知し指定の電話に連絡が行く形態の2通りに使い分けられるようにして設置場所を広げた。
【発明の効果】
【0012】
従来の通報装置は人の行動により静電溶量の変化を読み取るかセンサーを踏むか触る等を感知して通報することになっているため事務所や倉庫等無人になり離れていると物品の盗難等の異常には気が付かなかった発信機回線切り替えにより負荷が無くなるとスイッチが入る形体にすることにより品物の盗難、移動に対処できるようになる。
【0013】
また従来のセンサーはマット状のものやタイルを利用したものである為重量物が乗った場合や衝撃に耐えられなかったのをカバーケースの材料にポリカーボネード樹脂を使用することにより軽量製作でき持ち運びが楽で設置場所を大幅に広げ重量物や衝撃にも耐えられるようにした。
【0014】
従来の防犯装置は通信場所が1個所の為家人が不在の時や携帯電話の電源が切られている場合等通信が遅れる場合があるそれを解決する為携帯会社と契約する時任意で1台の防犯機に複数の電話番号を組み込めるようにしてどこかに通信が行き異常に早く対処する確率を上げた。
【0015】
現在大多数の人が所有している携帯電話とその機能を活用し組み合わせて携帯型防犯機を作ることにより従来からあるマット形式の検知方法より低コストで携帯防犯機の方が設置場所を選ばず幅広く使える。
【0016】
1台の防犯機により負荷がかかった時防犯機が作動するのと負荷が無くなったとき防犯機が作動するのを発信機回線切り替えだけで使い分けられる為使用方法場所が格段に広がる。
【0017】
防犯機を使用する人が携帯会社で発信機に任意の電話番号を契約設定した後、密閉防水加工を施すことにより雨にも耐えられ防犯機を屋外にも設置でき紛失した時他人に使用されないようにした。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0018】
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず図1は本発明に係る防犯センサー装置の構成説明の斜視図である。符号により説明いたします図2符号Bのバッテリーの上に現在携帯電話に使用されている短縮ダイアルの機能を備えた複数の発信機を置き(一体にしても可)携帯電話会社で契約時発信機に夫々使用する人が希望する指定の電話番号セットそれを符号Cの通信スイッチの所に集め充填材により密封
【0019】
次に図3に示す符号Aのカバーケースをかぶせ4角に符号Eのスプリングをセット符号Fのボルトにより図2と図3を組み上げる図2のバッテリー兼発信機と図3のカバーケースは符号Eのスプリングによって浮いている状態次に多数の人が使用している携帯電話の充電器を使い符号Gよりバッテリーに充電する。
【0020】
符号Dの電源スイッチを防犯機使用時に上にして下からの発信機回線が生きるようにし図4の状態で侵入者が踏み込みそうなとこるにセット侵入者により防犯機に負荷がかかると符号Eのスプリングが押され図5に示すように符号Cにより複数の指定電話に同時通信される。
【0021】
海外旅行の時等少し目を離したときに荷物の盗難に合うといわれていますそんな時本願の図6の形態で旅行鞄の下にセット電源スイッチを下にONして上からの発信機回線が生きるようにしておけば自分の意志に反して荷物が盗難移動されたとき符号Eのスプリングが伸びて図7の状態になり符号Cの通信スイッチにより携帯電話に信号が入り盗難に素早く対処できる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
図4の状態で使用すれば通常の不審者の侵入や盗難に対処する他に介護の場所での使用から例えば毎年話題になっている果樹園での盗難は図4の状態で泥棒の通りそうな所にセットして上にベニヤ板などでカモフラージュすれば、さくらんぼ、りんご、梨、葡萄、等の盗難からボートの船外機の盗難まで幅広く対応でき通信回路の切り替えによって図6の状態にして海外旅行のとき鞄の下に倉庫や商店が無人になる時物品の下にセットすれば物品が持ち上げられた時図7の状態になり携帯電話に通信が来て盗難に早く対処できます。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】斜視図 本発明に係わる携帯型防犯機の斜視図である。
【図2】側面図 負荷がかかると通信される形態のセット状態。
【図3】側面図 負荷がかかり通信される状態。
【図4】側面図 負荷が無くなると通信される形態のセット状態。
【図5】側面図 負荷が無くなり通信される状態。
【図6】平面図 発信機兼バッテリーの平面図。
【図7】平面図 電話番号契約済み発信機をカバーするケースの平面図。
【符号の説明】
【0023】
A カバーケース
B 発信機兼バッテリー
C 通信スイッチ
D 電源スイッチ
E スプリング
F ボルト
G 充電ブース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1台の携帯型防犯機に携帯電話の短縮ダイアル機能を利用し複数の電話番号発信機能を組み込み不審者の押圧により複数の人の電話に同時に異常を知らせる事ができる装置を携帯電話会社と電話回線契約して使用する形態。
【請求項2】
1台の携帯型防犯機に電源回路の切り替えにより人の押圧により負荷がかかった時発信機が作動する場合と物品の下に防犯機をセット物品が移動され負荷が無くなった時発信機が作動する場合と1台で2通りに使用出来て使い分けにより使用範囲を格段に広げることを提供する装置。
【請求項3】
携帯型防犯機のカバーケースに樹脂のポリカーボネードを使用し軽量で持ち運びが楽で重量物が載った場合や通常の衝撃に耐えられるようにした装置。
【請求項4】
携帯電話会社と契約時に携帯電話の短縮ダイアル機能を利用した通信機に任意の電話番号を設定組み込み後充填材により密閉することにより雨にも耐えられ屋外使用でき紛失した時に通信先設定がわからない為他人に使用されないようにした防犯機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−18304(P2011−18304A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−181041(P2009−181041)
【出願日】平成21年7月10日(2009.7.10)
【出願人】(501110237)
【Fターム(参考)】